無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示


現在データベースには 816 件のデータが登録されています。

TM-941D
電源は入りますが、表示が真っ暗です。
ボタン止めスポンジ劣化
汚れがひどいので、丸洗いしました。
スポンジ交換、LED化しました。
電源を入れる度、ファンファーレと共に初期表示になります。
メモリー電池0Vの為、ホルダー取り付けました。
1200バンド調整中
交換部品
完了です。

TM-833
電源は入り表示、操作は出ますが、送受信全くできません。
電源ラインに出力がありません、
液漏れでスルーホールが断線していました。
0.2mmのメッキ線でつなぎます、
左側は0.3mmの半田です
清掃し接続
半田面
その他のケミコンも液漏れがあり、全数交換。
同じく430側
交換後全調整。
交換部品
LED化し完了です。
別のユーザーさんから相談があり、156.8MHz(国際VHFメインチャンネル、東京マーチス)
にセットすると、433.0MHzでキャリアが出ているとの事で、直りませんかとの事。
この無線機も同じでした。
私の所有するTM-833も同じ症状、-53dBmと結構な強さ、アンテナから出ています。
この無線機に限らず、無線機は受信時でも不要輻射(筐体輻射)など出ています、
これには規定値があり規格内になければなりません。
TM-833は430/1200のアマチュバンドでの使用はスプリアス規定に入っています、
バンド外での受信スプリアスは考慮されていないし、必要もなく(検定上)
古い無線機なのでメーカーさんでは対応はしないでしょう。
156.8MHzの受信には使用しない方が良いと思います。

IC-820
アンロック表示で動作しません。
-5V系の電圧が-1V程度。
原因はケミコンの液漏れ、容量低下の為です。
液漏れを清掃します。
交換、動作しました。
こちらはオーディオ系ケミコン、100μ、47μ液漏れ
清掃手直し。
交換
こちらは表示部、ケミコン交換
LED化されていました。
220μも液漏れ
交換し各部再調整。
液晶にカビ
清掃
交換部品
完了です。

TM-255S TM-455S
LED化されています。
スポンジ劣化
交換しました
3Vを下回っています。
ホルダーへ交換
液漏れするコンデンサー
交換
TM-455
メモリー電池はホルダー化されていました、
液漏れがあるので交換
コンデンサーは交換されていました、
LED化しました。
各部再調整
完了です。

TM-D710
音声合成ユニットの組み込み依頼です。
新品なので、組み込んで終了かと思いきや
セラミックフィルターがこの状態、イオンマイグレーション。
KENWOODさんから取り寄せ、交換しました。
ユニットはここへさすだけです。
パワーモジュールに放熱シリコーンが塗ってありますが。
筐体側にはほとんど付いていませんでした。
追加塗布
調整はすべてテストモードで。
一緒にお預かりした、TM-D700S
ファンの音が大きいとの事、交換依頼です。
こちらは少しコイルの調整があります。
詳細な部分はテストモードで。
FAN交換しました。
完了です。

TS-120V
7Mでアンロック状態です。
VCOユニットに使われている2SC460の劣化の為、全数交換しました。
各部再調整。
同じくIFユニット
VFOの2SC460も交換
LED化します。
T/Rリレー交換。
交換部品
完了です。

FT-4800
正確に言うと電源ボタンを押すと一瞬LCDが全点灯(バックランプは点灯しない)しますが、
電源が入りません。
コントロールユニットのトランジスターが燃えていました。
このトランジスターです。
燃えた原因はメインユニットC1070タンタルがショートした為です。
修復。
電源が入りました。
LED化、メモリー電池点検OKでした。
各部再調整
交換部品
清掃完了です。

FT-736MX
パワー低下でお預かりしました。
先ずは電源のケミコン交換。
液漏れ始まっていました、交換。
メモリー電池をホルダー化
メーター照明をLED化しました。
430のパワー低下の大きな原因は、VCO電圧が不安定な為でした、
各電圧を再調整。
トラッキング調整、パワー調整実施。
1200MHzユニットパワー低下、再調整しました。
交換部品
完了です。

IC-2820G
写真では分かりづらいですが、ビネガーシンドロームですね。
パネルを外します。
黒ずんでいるのが分かります。
偏光板を剥がします
残った糊を剥がし
IPAできれいに拭き取ります。
裏面に傷防止テープを張ってあります。
調整はテストモードにて
AMBE デジタルIC
両メインバントを押しながら電源ON
テストモード
完了です。