無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
Ham Radio 修理日記 (2024/11/22 17:05:37)
現在データベースには 732 件のデータが登録されています。
IC-7400
パワーが数Wしか出ません。
PAユニット
Q1(下のチップFET)へ13.8Vがかかっていません。
L1チップチョークが断線しています、Q1負荷側にショートはありません、
単なる断線でしょうか?
100μHチョークコイル交換。
パワーが出る様になりましたが…時間とともにパワーが不安定になります。
温まると不安定になります、
ドライブユニットに半田手直し跡が、不安定だったのを修理しようとしていたんですね。
怪しいQ1へ急冷一吹き、ポンとパワーが出ます、これが原因で間違いないですね。
Q1交換
ドライブユニットも手直ししました。
再調整。
交換部品
完了です。
FT-4700H
2mのパワーが出ません。
パワーモジュールに電源はかかっています、入力はありますが、出力がありません。
内部ファイナル部に電源がかかっていません、テスターで当たると断線しています、
良く見るとパターンにクラックが入っていますね。
同じくドライブ側も、パターンにクラックが入り導通がありません。
どうしてこの様になってしまうか?モジュールのアルミナ基板を歪めた?
無負荷による大電流が流れたため?不明です。
パターンに半田を盛り上げ修正、パワーは60W程出ました。
430MHz側、周波数、受信感度再調整。
同じく2m側、全調整実施。
IC-706mkⅡG
電源が入りません。
5V REGに13.8V入力がありません。
アルミ筐体腐食しています。
このパッドが悪さしています。
剥がすと
パターンが無くなっていますね。
ストラップ処理
電源は入りますが、表示が
液晶、ビネガーシンドローム
偏光板を剥がします。
糊を取り除きます。
綺麗に糊を拭き取り、新しい偏光板を貼り付け
コントロール部が本体へロックできません。
一度開けたのでしょうか、バネが無くなっていました、
取り付け。
周波数、VCO再調整
受信感度再調整
交換部品。
完了です。
C460
受信感度が悪いとの事でお預かりしました。
受信感度は問題ありませんが、周波数が大幅にずれています。
ケミコンの液漏れもあります。
トリマーでは調整しきれない為C434の容量を調整し、周波数を合わせます。
ケミコン交換。
AFユニットのケミコンは既に交換されていました。
変調にノイズ、PTTスイッチ不良。
ランプ、SQスイッチ不良のため交換。
完了です。
FT-2700RH
修理でお預かりしました。
メインダイヤルがスリップします、ランプ切れもありますね。
スポンジがボロボロ
液晶部はブルーキャップ、押し釦などの照明は緑キャップが付いています。
LED化しました。
エンコーダーのオーバーホール。
ケミコンの液漏れ、容量低下によりスケルチが深くなっています。
こちらも全数交換。
全調整
その他メモリー電池ホルダー化、電源ケーブル交換。
ビス類も交換し完了です。
HL-106V
電源が入らないとの事です。
メインユニットとフロントユニットを繋ぐフラットケーブルが断線しています。
フラットケーブルは再利用できないので、単線で繋ぎなおしました。
各部チェック、無調整です。
ゴム足交換。
10W入力で100W以上を確認、プリアンプ動作良好です。
TS-660
スケルチがかかりません。
FMユニットCF1不良でした。
同じものは無いので、同等品を取り付け。
SSBで変調が歪み小さい(パワーが出ない)ので調べると
マイクボリュームの半田クラックが有りました、再半田します。
PLL再調整
IF受信感度再調整
RF部
TS-60S
表示が薄いとの事でお預かりしました。
ビネガーシンドロームの他ケミコン液漏れによるパターン断線、修復してありますが
さらに断線が広がったようです、
液漏れのないユニットをお預かりしましたので、スワップします。
交換したユニットのケミコン液漏れ予防交換、LED化しました。
点灯テスト
加水分解スポンジ
メーカーからの純正品は供給できなくなったとの事、手作り品へ交換。
メモリー0V
ホルダーへ
受信感度再調整
Sメーター等の校正はテストモードにて行います。
同じくSSB2トーン調整
交換部品
完了です。
IC-R7000
メモリーが出来ません。
電圧0V、ホルダーへ交換します。
テンキースイッチがチャタリング、タクトスイッチ全交換
周波数、再調整
トラッキング調整
IF感度調整
1GHzコンバーター調整
LED化、ゴム足交換しました。
完了です。