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Ham Radio 修理日記 (2024/11/23 12:35:28)
現在データベースには 732 件のデータが登録されています。
C520
修理でお預かりしました。
先ずはケミコンの液漏れでオーナーさん支給のパーツを交換しました。
送信したままになっています、パワーは出ていない様子
PTTのタクトスイッチがショート状態、交換。
430のパワーモジュールが不良でM57797MAの代わりにS-AU26に交換。
430の受信感度が悪く調べると、ANT切り替えダイオードがONになったまま
Q232がショート状態で送信の5Vが常時かかっていた為でした。
この為、送信していないのに筐体が熱くなっていました。
ケミコン液漏れ→液がスイッチに流れ込みショート→アンテナなしで送信しっぱなし→
パワーモジュール破損→Q232ショートの流れでしょうか。
2SB798
調整中
キーパット清掃中
オーナーさん支給の電池はCR2026タブ付き、C520はCR2016ですのでスポット溶接で
端子移植し交換しました。
真ん中が外した電池
交換部品
清掃し完了です。
TR-851D
RITが効きません。
ボリュームの接点外れの為でした、音量用も含めリビルト品に交換。
スイッチの接触があり交換。
エンコーダーのオーバーホール
メモリー電池
ホルダーへ
PLL再調整
受信感度再調整
LED化、清掃し完了です。
TS-680S
しばらく使っていなかったとの事です。
周波数、VCO電圧など再調整。
受信感度、トラッキング調整。
SSB 2トーン波形
修正しました。
50MHz、BPF
金具類磨き、ビフォーアフター
メーター照明をLED化
完了です。
FT-100
修理依頼です。
保護フィルムを長い間貼りっぱなしにしていると、糊が剥がれなくなります。
アルコールで糊を拭きとりました。
メモリー電圧が低下しています
ホルダーを取り付けるスペースが無い為、電池交換で接点を移植します。
スポット溶接で取り付け
マイクのPTT接触不良のため接点洗浄。
周波数再調整
受信感度再調整
作業で傷防止に貼ったフィルムは、剥がしてお使いください。
FT-857M
HFのパワーが10W程度しか出ません。
PAの入力でパワーが足りません。
ドライブ段のRD07MVS1Bの片側に穴が開いています、
もう片方はバイアス電流が通常100mA流れますが10mA程度。
両方交換、バイアス電流をVR1で100mA、VR2で100mA調整。
50W出る様になりました。
その他、各部再調整し完了です。
交換部品 RD07MVS1B
IC-706MKⅡG
AF、SQL M-CH、SHIFT各ボリュームが効きません、
表示はビネガーシンドローム
ボリュームユニットからコントローラーへ行くフラットケーブルが折れ断線していました。
折れたところを切り、新たに絶縁体を削り取り接点を作りました。
LCD、この角度から全く見えません。
偏光フィルムを交換します。
各部再調整。
交換パーツ
清掃し完了です。
TS-690S
受信音が出ません、たばこのヤニ?表示が暗いですね
原因はこれ、液漏れしてパターンが腐食しています。
周辺部品も外し清掃します。
幸いパターンの断線は無く、清掃しケミコン交換で復帰しました。
FMモードで感度が悪く、音が歪んでいます。
原因はC71の容量低下。
22μが1μしかなくESRも3.4Ω
交換で復帰しました。
周波数再調整
RF、IF受信感度、パワーの調整をしました。
交換部品
ヤニ清掃、表示も明るくなりました。
C420
スケルチが効きません。
スケルチボリュームから信号が出ていません、
接点が外れています。
手直し
メモリー電圧低下。
交換しました。
パワー調整。
照明のLED化ご希望です。
清掃し完了です。