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Ham Radio 修理日記 (2024/11/23 18:05:35)
現在データベースには 732 件のデータが登録されています。
TS-50S
突然受信音声が大きくなりコントロールが効かなくなるとの事です、
お預かりした時点では、音声が極端に小さい状態でした。
ケミコンの液漏れによる、腐食
表面実装のコンデンサーすべて交換、
メモリー電池はホルダーへ。
ご依頼のCWナローフィルターの取り付け、
全再調整しました。
ボタンスポンジが劣化しています。
純正品は製造中止の為、手作り品に交換。
このケミコンが液漏れしているのが常ですが、液漏れなしでした、
予防交換、バックランプLED化しました。
交換部品
清掃し完了です。
TM-225S
PTTするとアンロック(UL)モールス音と共にパワーが落ちます。
一瞬150MHz台の電波が出てアンロックになるようで、
VCOローカル信号92.16MHzが大幅に離調していました。
ピーク調整すると正常になりました。
基準周波数10.24MHzが合いません。
TCXO交換しました、手前
15μのケミコンESRが10Ωもあります、交換しました。
ボタンスポンジ劣化
交換
このケミコンも液漏れします。
ケミコン交換しLED化しました。
3Vを下回っています。
ホルダーへ
電源Tコネの差し込みが固いなと思ってみると、熱で変形していました。
交換
全調整実施。
交換部品
完了です。
TS-690V
受信音が出ません。
空Sも振ってますね。
AF OUTのケミコンが液漏れしています。
周辺部品を外し確認。
パターンが断線している個所はありませんでした、
清掃、手直し。
交換しました。
各部再調整。
完了です。
FT-736X
時間がたつと430MHzのパワーが低下するとの事です。
先ずは電源ユニットのケミコン交換、
液漏れでパターンが腐食していました。
交換、手直し
パワーが低下する原因は、430のドライブ段の離調の為でした、
ピーク調整し安定しました。
その他受信、パワーとも全調整実施。
736XはCTCSSユニット、
エレキーunit
ボイスユニットが標準装備されています。
オプションのCWナローユニットも入っています。
こちらは50Mユニット、各部再調整しました。
メーター照明のランプ1つ不点灯、LED化しました。
清掃完了です。
TS-120V
無信号でSメーターが振っています、メーター照明も切れていますね。
先ずはVFOのオーバーホール
エアバリのローターの接点が錆び、
発振用の2SC460劣化の為交換
磨き
再取り付け
RFゲインの調整がズレ、Sメーターが振っていました。
PLL等のの2SC460、全数交換
再調整実施
カウンター部
ランプ切れ、LED化
交換部品です。
清掃し完了です。
FT-736M
2mの送受信が出来なくなるとの事です。
VCOのコイル付近を触るとノイズが出ます、
半田不良でした、再半田で安定しました。
430側のVCOも手直し、再調整。
1200MHzコネクター接触不良の為交換。
VCO再調整
送受信再調整。
メーター照明のランプ切れ、LED化しました。
交換部品
全調整実施、完了です。
FT-757GX
電源が入らないとの事でお預かりしました。
電源が入らないのはMOX(送信)スイッチが押されたまま電源スイッチを入れると
電源が入らない仕様の為でした。
電源が入った、と思った瞬間無線機内部から煙がモクモクと…臭い!
燃えた原因はこれPAユニットの電源ラインに入っている
タンタルがショートして燃えていました、Σ(゚Д゚) 交換。
各部再調整。
メーター照明をLED化
メモリー電池はここへホルダーを取り付け。
交換部品
清掃し完了です。