無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示


現在データベースには 259 件のデータが登録されています。

5月18日(日)。
朝から天気も良く風もないので、5月の連休前に購入していたアンテナを組み立ててみた。
Radixの6m移動用八木アンテナ(RY-S65)。
駐車場でタイヤベースでマストを建てて、その上に載せて同調点やらを確認してみた。自宅駐車場ということでマストを高くするのははばかられたので地上高3mくらいでの測定だが、アンテナアナライザで測って50.1MHzあたりでR=50Ω、X=1Ωと出た。全く調整する必要がない。51MHzまで持っいくとSWR=1.7くらいまで上がり、51.24MHzくらいでSWR=2を超えた。FMで使う場合は51.24より下で使うのが良いか。
試し打ちで50.313を聞いてみたが、あいにくBY、HL、VR2くらいしか入感がない。JA局の方を見ても遠くのDX局を呼んでいる局は無さそうだ。BY局を呼んでみて一応QSOは出来た。
しかしこのQSOができるまでが結構大変で、PCと無線機間のCAT通信が度々切断したり、PCの方が出力サウンドデバイスとしてUSBを認識しなかったりした。この辺りは何が原因か分からない。
この後近くの河川敷に行って実際に地上高6-8mくらいまで伸ばして運用してみたかったのだが、あいにく風が強くなり雲行きも怪しくなってしまったので、河川敷へ行くのは断念。仕方ない、またの機会にしよう。

ZS8W(Prince Edward & Marion Is.)は連日入感しているが一向にパイルが落ち着く気配を見せない。
20m、17mのFT8は何とか確保したものの、15m、12m、10mのFT8は玉砕。昨夜は15mのCWに出てきたが大きなパイルで、そのあとSSBに行ってくれたのだが、SSBはエリア指定。1エリアから始まったが7エリアあたりで信号が怪しくなり、9エリアになることにはノイズしか聞こえなかった。もしかしたら0エリアから始めてくれていたのかもしれないが、まずどの周波数に出てきたのかすぐに気づかないと分からないので、無理筋と言うものである。
一方イタリアチームのZ68ZZ/TT(Kosovo)は、場所的に難しいところではないのだが、現地のノイズレベルが高いらしく、信号が見えていてもそう簡単にはコールバックが返らない。こちらも苦戦している。ZS8Wの片手間にやろうと思っていたが、どうもそういうわけにはいかなさそうだ。
HFの方が時間ばかり食ってさっぱりなので、たまにはV/UHFに目を向けてみる。
JR9VQ立山レピータが最近は10時~16時くらいの比較的長時間運用しているので、430のメインよりはこちらの方を聞いている。
大都市圏は2mや430のメインをワッチしていればそれなりにあちこちから入感があるのだろうが、この辺りではまず入感しない。入感してもCQは珍しいので、聞いていてもつまらない。
だったら自分でCQを出せばいいのだがCQを出すとその後の会話をリードしなければならないというプレッシャーもあってその気になれない。そこで、短時間のQSOで済み、エリア外からの信号も期待できる広域レピータのダウンリンクを聴こうという気になった。
実際聞いてみるとカーチャンクが多いのが気にはなるが、それは誰か聞いているという証拠みたいなものだし、430メインよりもCQを出す人は多い印象だ。今の所遠方の局は聞いてはいないが、0エリアの南の方(南信)や富山方面からのCQは聞こえている。そして最近は積極的に応答しているし、CQも出している。430のメインチャンネルを聞いているよりずっと面白い。

5月2日(金)に山形で所用があり、1泊で行ってきた。
5/2は新潟の実家に帰省していたので、この日の朝自宅を出て、日本海東北道~国道113号~東北中央道のルートで山形へ。
山越えとなる国道113号は信号もなく、またタイトなコーナーも少ないのでおおむね60km/h巡行。そして今泉のあたりから南陽高畠ICまでは梨郷道路という高規格な道路になっていて、思っていたより快適に移動できた。
山形での所用というのは山形駅近くの「やまぎんホール」で行われた玉置浩二と山形交響楽団(指揮は大友直人)によるライブ。年末にNHKで放送された「安全地帯」のドキュメンタリーがとても良かったので、この機会に見ておこうという気になったのだ。このライブ、もちろん東京でもやるのだが、チケットの抽選に漏れてしまったので、競争率の低そうな山形会場を狙ったら当たったのだった。
ライブが終わった翌日、まっすぐ帰るのももったいないので少し山形を見て回ることにしたのだが、そもそも観光目的できたわけではないからどこへ行けばよいか分からない。
ライブ会場で隣にいた女性(地元の方)と少し話をしたのだが、その時「文翔館」がおすすめだというので、まずはそこへ行ってみることにした。
「文翔館」というのは旧山形県庁の建物で、洋風の立派なものだった。隣には旧山形県議会の建物があり、これもレンガ造りの洋風建築。入場は無料で中は山形県の歴史や地理をコンパクトにまとめた展示とギャラリーになっていて、ギャラリーでは美大の学生の作品展示やアマチュア写真家の写真の展示をやっていた。山形についてほとんど何も知らなかったので、山形の地域区分や最上川の河川交通について説明で、なんとなく山形の姿がつかめたような気がした。(最上川の流路を知ると、なぜ山形新幹線が山形どまりではなく新庄まで延伸したのか見当がつく)
「文翔館」の中のカフェで早めのお昼を食べて、まだ少し時間があったので、車で30分くらいだという山寺(立石寺)まで行ってみることにした。
立石寺から少し離れたところにある大きな駐車場に車を停めて、立石寺の「登山口」まで歩く。立石寺は山のふもとから奥の院まで1000段を越える石段があるので、本当にちょっとした登山だった。ふもとと奥の院の標高差は130mくらいある。
途中の仁王門のあたりで少し体力に不安を感じて、引き返そうかとも思ったのだが、少し登れば次の建物に着くので、あともう少し…と登っている間になんとか奥の院までたどり着いた。この石段は登ると煩悩が消えるのだそうだが、1000段も登るころには結構疲れてしまって余計なことは考えなくなる。それは確かだ。
何とか奥の院から山から下りて来てちょうど14時。帰途につくにはいい頃合いだ。
そこからは国道13号バイパス(立派な道路だ)を南下し、山形上山ICから東北中央道に乗り、南陽高畠ICからは昨日来た道をそのまま戻って、そのまま一気に日本海東北道~北陸道を走り、長野の自宅まで帰ってきた。都合370km。結局無線の運用はなし。

4月28日(月)。
ZS8W(Prince Edward & Marion Is.)が昨日の夜から出始めたようなので、連日の強風で下げたままになっていたアンテナを朝のうちにエレべータアップし、運用再開に備えた。アンテナもショートパスである230度方向に向けて置いた。
15時過ぎ、PSKReporterに表示が出る。20mのFT8。とりあえずリグの電源をいれて信号が見えるか確認する。
しかし、呼んでいるJA局は見えるもののご本尊は見えない。
そうか、この時間だとロングパスか。
受信したままアンテナを反対の50度方向に向けて動かしている間にZS8Wの信号が見えた。-15くらいで3ストリーム。これなら十分いけそう。
DF=2700くらいの空いているところでしばらく呼んでいたらコールバックがあった。とりあえずATNOの1交信確保。

英領ヴァージン諸島から出ているVP2VIだが、連日、しかもFT8中心に運用してくれているおかげで、かなり多くの方が1QSOは出来てきたのではないかと思われる。(なんだかCQ誌のDXコラムの記事みたいな書き方だが)
今朝(4/24)は15mSSBのオンフレでさばいていて、しかも呼ぶ局は多くなかったので、「信号が聞こえていれば」QSO出来たのではないかと思う。ただし「信号が聞こえていれば」という条件が結構重要で、ペディション期間中、FT8以外のCWやSSBの信号はおしなべて弱く、今朝もかろうじて何を言っているか判別できるといった状況であった。(ますますCQ誌みたいな書きぶりだ)
私も何とかFT8なら30m~10mまで出来たのだが、40mとなると聞こえたのは数日のみで、その時はパイルも大きかったので歯が立たなかった。
CWの方は、20mと15mはまずまずReadableな信号だったものの、17mや12mはか細い信号でいまだ苦戦している。SSBは聞こえる方が珍しく、今朝の15mは期間中最も条件が良かったのではないかと思う。
閑話休題。
以前は珍しいところから運用があると、Clublogのマス埋めをするビッグガンに対してATNO局のチャンスをつぶしているとの批判が出たり、パイルの最中に妨害をする輩が出没し、それを注意するポリスとの応酬で収拾がつかなくなったりすることが良くあったが、最近はそういうことはあまり起きていないような気がする。「DX Code of Conduct」と言うようなこともよく言われたものだが、最近はこれを強調する人も聞かなくなった。こういった最近の「落ち着き」はFT8の普及によるところが大きいような気がする。
結果として運用のモード配分がFT8ばかりになってしまい、かつてのCW/SSBでのリターンポイント・空き周波数探しのスリリングさが少し懐かしいくらいに思うのだが、とにかく1QSOを得るために多大な時間の消費--大パイルの前で何時間もイライラする時間を費やさざるをえないこと--をしなくて済むようになったのはありがたいことである。
いやいやそういう努力をすることに意味がある、価値があるとする考え方もあると思うが、私にとっては無線はそこまで骨身を削ってすることでもないし、他のやるべきこと--仕事や、家庭のことや、旅行にも行きたいし、髪を切ったり医者に行ったりもしなくてはならない--に時間を費やせるようになったのは、明確な「生活の改善」だった。
そういうわけで私はFT8をうまく使いながら、たまにはCWやSSBでスリリングなQSOを楽しみたいと思っている次第である。

4/13(日)夕方の一時的な強風でアンテナの向きが変わってしまった。
ほんの1-2時間だけの風だったのだがかなりの強風で、アンテナを下げたほうがいいのか迷っている間に向きが変わってきたので、エレベータダウンできなくなる前に慌てて下げた。
強風の中の作業だったので同軸が途中で絡まり、ウィンチのワイヤーがわずかな時間たるむというアクシデントもあり(その間、ゴンドラの重量が同軸2本+ローテータのケーブルに掛かったかもしれない)、悪天候時は普段通りにはいかないことを思い知った。
とはいえ、何とか地上近くまでさげることができ、そのまま週明けとなったのでしばらくはそのまま放置。
その日以降、毎日夕方になると強風が吹いていたのだが少し落ち着いてきたので、4/16(水)から空き時間を見ながらアンテナの方向修正を始めた。アンテナを見ると上段のHB9CVと下段の3エレの方向は互いにずれていない。つまり方向のずれは、アンテナを取り付けているマストクランプの所で起きているのではなく、ローテータの軸受け部分で起きているということである。
そこで、エレベータダウンした状態ですこしずつローテータを回しては、軸受け部分のボルトを緩めて手でアンテナの向きを直す作業を繰り返し、何とかエレベータで巻き上げられる状態まで持っていった。ついでに、アンテナ設置時から感じていた若干の方角ずれもこの機会に直すことにした。建築確認時の図面上で真北(磁北ではない真北)を確認し、図面上で分度器を使ってエレベータダウン時の方角を正確に出し、その時にコントローラの針もその方角を向くように調整した。約20度ほど実際の方角より西に寄っていた。
4月19日(土)。
この日はもうアンテナを巻き上げてしまっても良かったのだが、風もなく穏やかな日だったので、タワーの中ほどまで登ってケーブルに異常がないかを目視し、ビニールテープなどをまき直した。
中ほどまで登った時に、高さ15mほどの所に取り付けてあるVU用のGP用の同軸がたるんでいるのが目に入った。せっかくここまで登ったのだし・・・と思い、頑張ってそこまで登り、ケーブルのたるみを直してきた。たるみの原因は、同軸を止めていた結束バンドが劣化して切断していたからだった。
このGPを取り付けている腕木は、タワードライブのシャントフィード用ワイヤーを吊り下げている腕木でもあるので、その吊り下げポイントも目視してきたが特に異常はなかった。
そしてこの日の夕方、ウィンチを巻き上げ、1週間ぶりにアンテナを上までエレベータアップした。
アンテナの向きを東に20度修正したことでアンテナ回転時の同軸の余長が足りなくなるのでは?と少し心配だったので、ローテータを少し動かしては下から双眼鏡で同軸の巻き込み具合を確認した。幸い、360度回転しても余長の範囲内に収まっているようだった。
さて一夜明けた今日4月20日。
太ももと腕が筋肉痛である。タワーに登っていた時間はそれほど長くはないのだが(30分も登っていない)、それでも上下方向の運動はかなり筋肉を使うようで、今日は一日足がガクガクだった。

3月23日(日)。
固定では6mのアンテナを上げるのが難しいので、移動運用の方法を検討中。
何年か前まではHFの移動運用を頻繁にやっていたので道具がそろっていないわけではないのだが、当時はCWがメイン。今DXをやろうとすればFT8の環境は避けて通れない。
そこで新たに八重洲のSCU-17インターフェースユニットを購入した。セカンドPCとして持っているThinkPadと、車に乗せてあるFT-857との間をつなぐためである。
実はFT-857は固定用のものが別にあり、ほぼVU専用機として机の上にあるので、モービル環境で試す前にまずこの固定用857とThinPadで試験してみた。
こんなの設定は楽勝だろうと思っていたのだが、うまくいかない。FT8で電波が出ないのだ。
857の少々面倒なファンクションキーを操作して、メーターを「PWR」にしてみても一向にインジケータが上がる気配がない。メーターを「MOD」にしてやるとインジケータは上がるのに、である。ThinkPad側のオーディオ設定を変えても変化がない。
変だな?と思い、普通にマイクを使ってSSBでテスト送信(発声)をしてみると電波が出ない。次にFMにしてテスト送信をしてみる。これは電波が出ている。「PWR」のインジケータもちゃんと振れる。嫌な感じがする。
そこでリグの方を変えてみることにした。つまりモービル環境で試してみるということである。
一式を車の中に持ち込んで、PCとリグをケーブルでつなぎ、アンテナはとりあえずの15m用モビホでFT8の送信をやってみたところ、今度は電波が出た。「PWR」のインジケータがちゃんと上がる。試しに近隣の局を呼んでみる。BYとV6が出来た。
以上のことから、固定で使っていたFT-857DMのSSBの変調がうまくかかっていないらしいことが分かった。修理できるのかな、これ。
6mの移動運用に向けてはとりあえず一歩前に進んだ。次は移動用のアンテナを考えないと。

3月9日(日)
そろそろ私のFCC免許が期限切れとなるので(2025年5月2日)、免許の更新手続きを行った。
ULSで更新の申請をした後CORESで更新料35$の支払いをするのだが、なぜかカード払いの画面でエラーになる。
なぜだか分からないので、ヘルプデスクにメールして返事を待つ。
3月11日(火)
FCCからメールが来た。支払いのエントリーを作り直したのでそれでやり直してみてくれとのこと。やってみたら今度は支払いができた。やれやれ。
3月12日(水)
FCCから再びメール。どうやら免許が更新されたらしいというお知らせ。ご存じのようにFCCの免許の原本は電子的に記録されているので、そのコピーをダウンロードして内容を確かめることができる。メールにはそのコピーへのリンクが記載されているのだが、なぜかFCCの画面で「unexpected
error」が出てしまう。その画面に行けない場合はULSにログインしてから***の画面に行って「License
Manager」なるものをダウンロードしろと書いてあるので、ULSのログイン画面に行ってみるのだが、これまた「unexpected
error」になってしまい、先に進めない。どうしたらいいんだろう?