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もう一度DXCC de JF1HYG/JR0ELG (2024/11/23 23:05:40)
現在データベースには 240 件のデータが登録されています。
10月3日(土)。
本日よりタワー工事着工。今日はまず穴掘りから。
8時過ぎに基礎工事屋さんが来て位置決め。
■位置決め模様
確認申請書の図面は渡してあったし自分で測ってマーキングもしておいたのが、何せ素人作業でしかないので、ここはプロに改めてやってもらう。しかし「なぜその寸法なのか」「なぜその位置なのか」という設計の考え方は理解しておいてもらわないと現場でのアレンジが効かないことに気づいた。そこで、職人さんが図面と現地状況を把握・理解する時に一緒に立ち会って説明することになった。
エレベータ付きのタワーの場合はマスト中心とタワー中心が一致しないのと、そもそも基礎の中心とタワーの中心も一致しないので、そのあたりを明示的に伝えておかないと、マストの中心=基礎の中心で工事されかねない。
その結果職人さんがどのように穴掘り位置を決めたかはわからない。しかし穴掘りエリアにかからない場所に杭を打ったり、スプレーで地面に穴掘り位置のマーキングを始めた。
■穴掘り開始前に大根退避
KT18Cの場合、基礎の断面は凸の字の形をしていて、底面は2.2m四方。底のほうが大きいので、当然穴掘りもその大きさで行うことになる。
では2.2m四方の穴でよいかというとそうではなく、底に降りて作業するスペースも必要なので、もっと大きな穴が必要とのこと。マーキングの結果、先週種を蒔いて、3日ほど前に芽が出てきたばかりの大根の畑が穴掘りエリアにひっかかってしまった。大根は植え替えを嫌う作物なので(だから種を直播きする)本当はやりたくないのだが、空きのプランターやポットに芽が出たばかりの大根を退避。
■穴掘り
10時前に穴掘り開始。
15時過ぎからは捨てコン打ち。
ということで、16時過ぎには今日の作業を終了。
■10月6日(火)。
今日から基礎工事。
地元の基礎工事屋さんに加え、本日からラジオクラフトの鶴田さんに入っていただきます。
予定としては、捨てコンの上にタワーの基部を載せ、周りに鉄筋を組み、それからコンクリ流し込み、という段取りだったのが…。
トラブル発生。
タワーの材料が届いていません。
ラジオクラフトさんのほうで手配していただいていたはずなのですが、何らかの手違いがあったようです。
急遽今後の段取りを基礎屋さんと鶴田さんで相談していただいた結果、鉄筋組みを先に進めることにしてコンクリ流し込みは明日に延期。そして鶴田さんは川崎のCD社まで材料を取りに行くことに(!)。
ということでこの日は午前中に鉄筋組みだけ終わらせて作業終了。
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■10月7日(水)。
今日は、組んだ鉄筋の中にタワー基部を設置し、今度こそコンクリ流し込みです。
8時半にはラジオクラフトさんが到着し、基部の組み立てを開始。ものの1時間くらいでできてしまいました。
そのあと、基礎屋さんにUNIC車を持ってきてもらい、タワー基部を吊りあげて昨日組んだ鉄筋の中に設置。
午後はまずタワー基部の位置決め。
基礎中心とタワーの中心(正三角形の中心)は70mmずれる設計なのですが、タワーの中心などマーキングしてあるわけではないので、実際にはタワーの脚の部分で位置決めすることになります。ただ、タワー断面の寸法がきっちりわかっているわけではないので、その場で実測の上、タワー中心と脚(三角形の底辺)の間の距離を計算し、それをもとに脚の位置(基礎の端からの距離)を決めました。
このあたりの検討は、はじめ基礎屋さん、鶴田さん、私の三人が口頭だけで議論していたのですが、三人とも異業種で、使う用語にも違いがあり口頭議論には限界があったので、我が家にあった携帯用のホワイトボードを持ってきてそこに図を書いて議論し、最終的に三者納得して結論を出しました。話している内容は中学校の幾何レベルの話なのですが、ここで納得しないのにOK出してしまうと後が大変になるので、私も二人のプロに負けじとがんばりました。
それから、大事な大事な垂直出し。
これはタワー基部の脚の上に水準器を渡して、3か所水平をみてどれも範囲内に収まっていることを確認。捨てコンが水平にできていたのか、これはあっさりと終わりました。
さて、3時前に生コン屋さんが登場。
ミキサー車の前にコンクリの試験をやっていただく方が来て、ミキサー車が来るとその一部を抜き取って試験にかけていました。
試験は、4週間後のサンプルの強度まで調べるそうで、試験結果が出るまでに最低4週間かかるのだそうです。試験結果は基礎屋さんを通じていただけることを確認。
タワー基部はすでに鉄筋その他に固定済となっていますので、そこに静かに生コンを流してこんでいきます。
生コンが落ち着いて、表面を整え終えたところで基礎屋さんは撤収。
最後はラジオクラフトさんにてアース棒打ちです。
アース棒は捨てコンの際の部分に3本打ち込んで鬼より線でタワー基部に接続しますが、地盤が固いので(岩だらけ)、アース棒の打ち込みには相当苦労されていました。
17時前、もう暗くなるような時間にアース棒打ち込み完了。ラジオクラフトさんも今日の作業も終了。
この後は、基礎立ち上がり部分のコンクリ作業ですが、天気が思わしくないので、明日以降、天気の様子をうかがいながらになる予定。
■余談
・見学者
実はラジオクラフトさんに相談中の他のお客さんがうちのすぐ近くにいらして、見学&鶴田さんとの打ち合わせにいらっしゃいました。
同じような工事を計画されている方が近くにいるのは心強いです。(ただし、パイルの時はお手柔らかに…)
・警察に通報
今日は3社(基礎屋、鶴田さん、生コン屋)+我が家の車で都合6台くらい家の前に路上駐車したので、交通の支障と思われた方がいたらしく、匿名の通報が警察に行ったようです。
ちょうどコンクリの流し込みを始めたころに警察官が来られて、「工事の責任者の方はいらっしゃいますか」というのですが、現場監督さんはコンクリ均し中で今それどころではない。そこで道路に一番近いところにいたコンクリ試験中の生コン屋さんが捕まって一番怒られたそうです。いやいや失礼しました。
一応私のほうでも、近くにある市の建物の敷地を使わせてもらうかも、と事前に区長さんにはお願いしておいたので、車両をその敷地に押し込んでもらって事なきを得ました。タワー工事の話を両隣のお宅だけでなく区長さんにもしておいてよかった、そう思った瞬間でした。
8月の末にOQRSで請求していたHZ1TTのQSLが今日郵便で届いた。
マネージャーはA61BKなので、郵便はUAEから届きました。このコロナ禍の中にあってもUAEでは日本あての郵便はちゃんと引き受けされているみたいです。
日本から外国あての郵便物が引き受けされているかどうかは日本の郵便局のサイトで調べることができるのですが、外国から日本あての郵便物が引き受けされているかどうかはその外国の郵便当局に直接聞かないとわからないそうなので(日本の郵便局では調べられないと言われてしまった)、無事にQSLが来るのだろうかと思っていたらUAEに関しては大丈夫でした。
それにしても自国あての郵便物が引き受けされているかどうかなんて、UPUみたいな国際組織があるんだから分かりそうなものなんですけど、実際はダメみたいです。
タワー工事は10月3日開始と決まった。
早速ご近所にご挨拶に伺おう...と思ったが、その前にまず区長さんにタワー工事のお話をしに行った(9/20)。
どんな反応をされるかと思ったが、
「ほほう、趣味をお持ちで良いですな」と好意的?な反応。「私らなんかは普通の趣味しかありませんから」。
さらに「後で役員会でも話しておきます」ということだった。
それが良いことなのか悪いことなのかは分からないが、とにかくこの話はオフィシャルな話にはなったということだ。
とりあえず区長さんに話はできたので、今度こそご近所への説明(9/21)。
ご近所と言ってもこの辺りは田舎なので、両隣の2軒に伺うだけ。
特に心配だったタワーが建つ側のお宅も、その反対側のお宅も、ともに否定的な反応はなく予想以上にあっさりとご挨拶が終わった。
もちろん手ぶらというわけにはいかないので、挨拶文と菓子折り(というほどのものではないが)持参で伺いました。
本題の挨拶文は、タワーが地震・台風に耐えうる設計であることの説明と、電波障害が出た場合は連絡をください、との内容で、タワーのイメージを持ってもらうために、クリエートのカタログ(タワーの写真がある)も1枚付けています。
ということで一通りの挨拶は完了。
もちろん挨拶文に書いてあることについて後から問合せが来ることは十分考えられるので、それはその都度きちんとお話することにする。
先日の建設事務所からの質問に対する回答を持って行ったのが9月7日(月)。
資料を持っていく前に先にメールで送っておいたからか、資料を持ち込むなり追加質問が。
これもC社でないと答えられない質問だったので、帰宅してその夜のうちにC社に質問。
9月8日(火)。
日中のうちにC社から回答が来ていたので、その夜に建設事務所向け回答メールを作って送付しておいた。
9月9日(水)
仕事から帰ってきてメールを見ると、昨夜の回答で疑問点が解決し、確認済証が発行されたとのこと。
どうやら質疑応答2往復でOKとなった模様。ひと月くらいかかると思ったけど意外と早かった。シンプルな構造の工作物だからか。
先日提出した確認申請書に建設事務所から質問が来ました。
半分は構造計算書に関するものだったので、さっそく計算書作成元のC社にメールして回答を作ってもらう。
残りは私のパートで、いろいろと資料集め。
週末、C社からの回答と自分で集めた資料を一式にまとめて回答書を作成。
その作業中、10数枚の紙資料をPDF化することにしたのだが、自宅のスキャナでは複数枚の一括スキャンができなくてすごく時間がかかった。こんなのは会社の複合機でやればあっという間なのだが、会社でスキャンするのはアレだし、セキュリティ上自宅にメール送信できないので、しかたなく自宅のスキャナで1枚1枚取り込んで、フリーのPDFマージソフトで一つのファイルにまとめたりした。そんなこんなであっという間に夕方になってしまった。
今年は在宅勤務も多いので、自宅作業環境は整えたつもりだったが、スキャンの環境は貧弱だった。
もっとも自宅PCでスキャンできても、それをVPNでつないだ会社のPCのデスクトップにはコピーしたりはできないけれど。
一応資料はそろえたが、いつ建設事務所に持っていこうか。
建設事務所は会社から近いのだが、昼休みに行っても先方も休憩中だろうし、やはり休みをとらないといけないか…。
タワー建設の件ですが、本日やっと工作物の確認申請書を提出してきました。
書類自体はお盆休み明けにはできていたのですが、今日の今日まで提出できませんでした。
というのも、体調を崩していたからです。
8/22(土)頃から発熱し、一時37.3℃になりました。加えて頭痛とのどの痛み。
週明けの8/24(月)になって熱は下がったものの、体に熱っぽさが残り、頭痛とのどは相変わらず。
大事をとって仕事を休んでいたのですが、翌8/25(火)になってもあまり状況が改善しないので、かかりつけの医師のところに行こうかと思いましたが、こういう時期なのでまず最初に保健所に電話。
保健所でも「(コロナかどうか)判断に迷いますね。取り合えず先生に相談したら」ということで、かかりつけ医のところに行ったら、「ただの風邪のように見えるけど、こういう時期だから検査しましょう。PCR検査の予約しといたから」と言われてしまいました。
その足で指定の検査センターに行ってきましたが(ドライブスルー検査でした)、検査をした以上、外出もできないので、今日(8/27)「陰性」の結果をもらうまでは自宅から一歩も出ず、書類の提出ができなかった次第。
幸い今日は午前中に検査結果をもらえたので、午後から県の長野建設事務所に行き、資料を提出してきました。
長野県の場合、工作物の確認申請の手数料は12,000円(県の証紙)でした。
長野県は事前審査の仕組みがないので、中身の精査を受けるのは申請してから、ということになります。
私は時折コンテストに参加しますが、ハイスコアを狙うシリアスなコンテスターではなく、珍しいところと交信できることが多いのと、すでに交信済の方とも、死活証明というか、久しぶりのご挨拶がわりに交信できるから参加している感じです。
* * *
さて私は昨年、新しい無線システムを社内に導入する仕事(の一部)を受け持つことになり、県内各地の拠点を回って無線機を配り、操作方法や運用ルールの説明をして回りました。
その際、コールサインを使った呼び出し・応答の仕方について説明するわけですが、説明を受ける方は無線従事者の免許をお持ちとはいっても、呼び出し・応答の「実践」を知っているわけではないのです。それは開局したてのハムと同じです。
開局したてのハムならば、ワッチして他の人がどういう風にやり取りしているのか聞けば覚えることができます。しかし業務用の無線、それも新しく導入したものとなると、人がやっているのを見て覚える場がまったくないのです。
そこで、アマチュアながら実運用の経験がある私がその説明を受け持つことになったのですが、私とて業務用の無線の経験があるわけではありません。その運用実態を知らないのは同じです。仕方ないので、無線局運用規則に沿って、アマチュアの経験を踏まえて実演することにしました。
実際にやって見せますと、初めての方にはそのお作法がとても面倒くさく、わかりにくく映るようです。
面倒くさくてわかりにくい原因はこんなところにあるようです。
①コールサインが長くて覚えにくい(アマチュアよりずっと長いです)
②話したい相手は人間なのに、呼び出し・応答はコールサインを使わねばならない(誰がどの無線機を持っているか事前に知らないと用事が足せない)
③コールサインと人間が常に1対1の紐づけではない(誰がどの無線機を持っているのか固定的に覚えることができない)
正直、私も②については困りました。出かける前に確認すればよいのでしょうけど、いつも確実にできるとは限りません。そして②に相当する手順は無線局運用規則にはなかったように思います。
仕方ないので、「**さん、聞こえましたら応答願います こちらは 自局のコールサイン」という手順で説明しましたが、いいのかな?
(この手順のお手本は、IPアドレスからMACアドレスを参照する「ARP」です)
* * *
それから1年。
無線機の配備を受けた皆さんは日常の業務で無線機を活用しているだろうか?ということが気になります。
たぶんあんまり活用していない気がします。慣れないと面倒だから。
そこで、冒頭のコンテストの話になるのですが(長かった!)、
コンテストというのはこの呼び出し・応答の練習にぴったりなのです。
これを延々とやる。いやでも慣れます。
さすがにアマチュアがやるようなコンテストは無理でしょうけど、定期的に日時を決めてオンエアミーティングみたいなことはできないだろうかと考えています。非常通信系だと感度交換会というのが年に一回くらいありますけど、できても結局その程度かな?
2か月ぶりの書き込みです。
7月に入って、タワー建設に向け基礎工事の業者さんやタワー建柱の業者さんに見積りをお願いしていたら、あっという間にひと月過ぎてしまいました。
見積もりが出て、お願いする業者さんもほぼ確定できましたので(まだ契約していないので「ほぼ」としました)、確認申請の書類を書き始めました。
確認申請の書類には、タワーのメーカから購入すれば用意できる「構造計算書」と、自分で書かなくてはいけない平面図や立面図があります。この程度の図面ならすぐに書ける…と思っていたら意外と大変でした。特に敷地上の建て位置を示す平面図が大変でした。
そもそも敷地が長方形ではありませんし、直角に見える敷地の角も実際には正確な90度ではないのです。
そしてタワーの建設位置を「建屋から*m離す」ではなく「回転半径*mの八木を回転させても隣地にはみ出さず、建屋にもかからない」という条件で決めることにしたため、その位置を図面上にどのように表現すればよいのか、言い換えると「敷地のどの部分の長さを決めてやれば実際に地面にマーキングできるのか」がなかなかわかりませんでした。
敷地の図面自体は自宅新築時の図面がありますのでそれを流用し、そこにタワーの建て位置を書き込むことにしました。そして、その図面にすでに書き込まれている寸法(これはプロが測った値)のみを信頼できる数値として扱い、平行と角度に関しては文字で記載された情報がないので図面上で角度を実測し(久しぶりに三角定規と分度器を使った)、それらを使って中学の幾何と高校の三角関数を使って各部の寸法を確定していきました。
一通り寸法が出たところで、巻き尺と水糸とペグを使って実際に地面に線を引き、おそらくここが八木アンテナの回転の中心となるであろう場所に小さなペグを打ち、そこから5mの水糸を伸ばし、実際に敷地内を回転させてみて、隣地にはみ出ないことを確認しました。
以上がタワーの建て位置決めの概要ですが、私はアンテナエレベータを設置するつもりですので、アンテナの回転中心が分かったら、タワーの実際の建て位置はエレベータの台車の大きさの分だけオフセットさせなければいけないことは言うまでもありません。そしてそのオフセットについては、どの方向にどの向きにするのが良いかも決めないといけません。そのためにはタワーやアンテナエレベータの細かい部分の寸法、構造などもわかっていないといけません。
ということでこの盆休み、コロナ禍で帰省しないのをいいことに、毎日コツコツと図面を引いていました。
本日だいたい図面がかけましたので、あとはお盆明けに業者さん(特にタワーの建設業者さん)に照会を掛けようかというところ。
業者さんに照会掛けたら次は実際に県の建設事務所に書類を持ち込みますが、ここできっと一回くらいはダメ出しされるのかもしれません。