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3月初旬から4月初旬まで(私の観察範囲では)、見えなくなっていた19.8kHzのNWC。
大規模改修のための停波だったようです。
「New lease of life for long-range submarine array (長距離潜水艦アレイの新たな生命)」
という記事が、オーストラリア国防省のニュースに載っていました。
写真がいくつか掲載されています。

これは可変インダクタでしょうか?
支えている柱などがテカテカしているのは、全体が(ボルト・ナットに至るまで)樹脂を含侵させた木材で出来ているためのようです。
―・・・―
身近なところでは、ウッドデッキに使われている素材です。
そう言えば、ちょうど10年前に引っ越したのですが、
何かに使えそうな気がして、ウッドデッキの廃材を確保していました。
軒下に放り込んでありますが、今も全く劣化がありません。
目の付け所は悪くなかったようです。
そろそろ(生きてる内に)、使い道を考えますかね? hi

数日前のメールニュースで、PACCdigiがFT4,FT8もokになったのを知りました。
しかし、問題はマルチです。
このコンテストは、PAのプロビンスがマルチになっており、
ポイント×マルチ=スコア という建付けになっています。
1時過ぎにトイレに起きたついでに覗いたら、何局か見えていました。
KiwiSDRやWSPR受信機が動いていますが、5Wなら大丈夫でしょう。
さっそくRSTとシリアルナンバーが送れるFTRUにセットして、見えていたHSとUAを呼んでみました。
あっさりQSO出来ましたが、あとが続き(見え)ません。
眠くなってきたので、終了前ですが零点のログを提出しました。
そう言えば、12月に開催されるOK RTTYが、ずいぶん昔はOKの局数を最後に乗ずる建て付けになっていました。
コンテストから間もない、忘年会だったか?新年会だったか?
他界されたあるOMと、「ウチも零点だった」と盛り上がったのを懐かしく思い出しました。

送信を再開した19.8kHzのNWC。
ときどき思い出して覗いて見ると、安定しているというVLFでもそれなりの変動があるようです。
帯域幅200Hz強の信号なので、ドップラーは観察できません。
仕方がないので、ピークとノイズのレベルだけでも見たいと思いました。
最初は、KiwiSDRの1チャンネルを割り当てたのですが、システムやLANの負荷、ソフト的な動作(ゴミ拾い?)で時々データが欠落するようで、面白くありません。
なにか良い方法が無いか思案していて、ふと思いついたのがPCマイク入力への直結です。
幾つか試して見ると、USBドングル型が良く見えました。
昔RTTYやFT8で使っていた中華製のワンコイン(実際は@300円ほど)ドングルで、コンデンサを交換したりして少しだけ手が入っていますが、ハード的にはゲルマラジオ未満かも知れません。hi
マイク代わりのアクティブダイポール(2SK170 x2)が拾った信号をドングルで受けて、SpectrumLabで表示した波形です。
20kHzの断続信号は新手のようで、KiwiSDRのデータベースには名札がありません。
この3日間ほどのピーク(緑)、ノイズ(ピンク)、中心周波数(水色)、ピークーノイズ(灰色)のプロットです。
2025-04-16 0000-2400 UTC
2025-04-17 UTC 0000-2400 UTC
意外なことに日中もよく見えており、深夜(丑三つ時)が底のようです。
また、受信地と送信地の日の出と日の入り時刻に信号がドロップするようです。
今朝の状況です
スペクトラム
NWC-Spc_2025-04-17_1845-2300z
プロット
大圏図
まだ観察し始めたばかり、分からないことだらけです。

先週末、IG-RYコンテストが開催されました。
https://www.ig-ry.de/ig-ry-ww-contest
ご招待いただいてたのですが、KiwiやWEB-888の受信機類の停止と再起動に手間がかかるので、今回はRTTY SkimmerのSWLにトライしてみました。
SCC RTTYを引き継いだ形ですが、日程の変更などもあってマイナーなポジションにとどまっており、折からの磁気嵐?もあってか、低調だったようです。
もちろん、アンテナがプア(アクティブダイポール)な所為もあります。
ユニークコールは66局でした
JA1IE 栗田OMが3バンドで見えていました
日中の7MHzで見えていたJA3DLE/1さんや7L2VPLさんたちは、コンテストではないかもしれません。
Top 10 countries
Qs by band
Continents
次回は、受信機の保護回路を用意して、QRPでも良いので参加してみたいと思います。


3月初旬から見えなくなっていた、19.8kHzのNWCが復活したようです。
今朝は良く入っていました。
------
2025/04/09 追記
NWCかどうか?
地元の局で確かめるべく、南オーストラリアのVK6QSにアクセスしてみました。
間違いないようです。

懸案の雨対策ですが、せっかくダンポールを使っているので、その撓りを活用したいと思います。
と言うか、当初はエレメントの長さを片側1mと想定していたので、添わせるしかありませんでした。
(最寄りのホームセンターで買えるのは2mものが最長)
実際に作ってみると、KiwiSDRを前提にすると1mは明らかに長すぎました。
切り詰めていくと、片側50Cmでも長すぎるような感じです。
ミニホイップのプローブを考えれば、先に気が付きそうなものですが・・・
現物をいじっていて、思いついたのがこの形です。
AD370(上)、2SK170 x2(中)、3SK291 x2(下)
エレメントとダンポールの両端をテグスで結び、弓状にしてみました。
結び目に雨水が着きますが、もし影響が大きいなら、やりようは色々あるでしょう。
一番下は、SMDの実装を工夫してみたアクティブダイポールの最新版です。
所謂エージングを軽く見ていましたが、作った直後と2~3日経過してからでは、結構違いがあるようです。
その間にお亡くなりになる場合もありますが・・・
2~3日様子を見たいと思います。

KiwiSDRのSNスコアを見ていると、AD370と2SK170x2のアクティブダイポール組の値が良くありません。
どうやら雨の後は、ガクンと下がるような気がします。
エレメント自体が濡れるのは仕方が無いのですが、添わせているダンポール(FRP製のトンネル支柱)との間にも雨水が溜まるのが良くないようです。
と言うのは、1mくらいまで近づくとノイズフロアが変動するくらい敏感なのです。
エレメントの傍で手を動かすと、貴方はテルミンか?と言うくらい影響します。hi
このあたり、ひと工夫も二工夫も必要なようです。
それでは聞こえなくなるか?というと、そうでもありません。
感度と一緒にノイズフロアも下がる感じで、VLFのアルファ航法波がよく入感していました。
もっとも、VLFは海中の潜水艦でも受信できるそうですから、あまり影響が無いのかも知れません。
今朝は3波が聞こえていました
念のため、フィンランドの局にアクセスしてみました。
この局は、300mのワイヤーアンテナを使っているとの事。Mapを開いてみると、素晴らしいロケーションです。
300mのラインを引くと、こんな感じになります。
我が家に当てはめると・・・
見ない方がよかったかな?
まぁ、無い物ねだりは止めておきます。hi

あい変わらず、アクティブアンテナで遊んで(遊ばれて?)います。
切っ掛けは、年末に見つけたham radio誌のアーカイブです。
面白そうな記事を拾い読みしていたら、この記事に行き当たりました。
1986年5月号に掲載された、 R.W.Burhans氏の"active antenna preamplifiers"という記事です。
年末に作った2SK2394のミニホイップとよく似た回路が載っていました。
こちらの方が、同軸ケーブルからDCを取り出す際のチョークコイル(アンプ側のバイアスT)をトリファイラ巻トランスで兼用しているので、極シンプルです。
コイルとコンデンサが減る、損失も減る、間違える可能性も減ると云うわけで、一石三鳥ですね!
説明を読むと、分からないところがありました。
48ページ"inductive feedback and input capacitance"の
"A circuit that can reduce the input capacitance and improve the linearity for MOSFETs involves a noiseless feedback method"と"with the FET input capacitance reduced to pratical levels comparable to ..."
というくだりです。
インダクタンスと静電容量が互いに打ち消し合うのでしょうか?
それとも、NFB 電流あるいは電圧によって、静電容量が物理的に減少するのでしょうか?
しばらく悶々としましたが、電気も物理も基礎を知らないので、答えにたどり着けません。
前後しますが、あるメーリングリストで教えを乞うたところ、
OK1VAW Vojtech OMから、
『簡単に説明してみます。はい、インダクタンスとキャパシタンスは互いに打ち消し合っています。これが共振回路の仕組みです。昔、真空管に多くの内部キャパシタンスとフィードバックがあったとき、中和が使用され、これもこの原理に基づいていました。アクティブ回路でこれがどのように機能するかは少し複雑で、回路をシミュレートして何が起こるかを確認する必要があります。負帰還はゲインを低下させますが、入力インピーダンスも改善できます。』
とのご教示を頂きました。
"中和(neutralisation )"の単語で、ストンと合点が行きました。
他のメンバーからも、いろいろアドバイスなどを頂きました。
当時のデバイスを前提にした工夫で、原理や考え方は今も正しいが、
S/Nもリニアリティーも優れた現代のデバイスを活用する方が合理的。
と云うことのようです。
とは言え、いくつかN-M0S FETがあったので、ダメ元で試して見ました。
先ずは、VN2222
転ばぬ先の杖で、シミュレーションしてみました。
テスターで確認
回路は記事のままで作りました。(3.3Megは10Megの3パラ)
バイアス電圧が高すぎたようで、かなり熱くなりました。
S/Nも感度も思ったより良かったのですが、残念ながら翌日に昇天してしまいました。
2N7002は、
すこしノイズが多いものの、感度はVN2222以上に良かったのですが、これも数日後に昇天してしまいました。
作り方が悪いのか、SMDは放熱が難しいですね。
また、丈夫さが売り物のMOS FETでも、固定抵抗で決め打ちした、あてずっぽうのバイアス電圧では無理なようです。
ここで、思い出したのがソビエト製の、KP901BというFETです。
ハムジャーナルなどで紹介されていた、VMPシリーズと同じように使えるとの事で、大昔にeBayで買っていました。
5円玉で放熱できるので安心感はあります。
性能はVN2222と同じような傾向ですが、IMDはかなり良い感じでした。
ローノイズの2SK2394と比べるのは、少し酷かもしれません。あちこち引っ掻き回していたら、2SK170が出てきました。
オーディオ用のデバイスは、Cin故に高周波では使えないと思い込んでいました。
が、NFBやLPF(ゲートに入れたコイルで構成)で中和できれば、HF帯なら実用になりそうです。
某オークションで見かけたので、追加を購入しました。
と言うのは、ミニホイップばかりでは面白くない(飽きた?)ので、AD370を目標に、アクティブダイポールを作ってみたかったのです。
先ずはシミュレーションから・・・
(当初のアップでは、シミュレーションの絵を間違えてました。現物はソース抵抗のない、もっとも単純な回路です。)
調整個所が無いため、デバイスの特性がそのまま出てきます。外れを引くと活けないので見ておきましょう。
結構そろってました
(初代2SK2394ミニホイップがその雷でやられたみたいで、感度が激落ちです。orz)
現時点で、KiwiSDRに接続していますが、不思議なことに、日中と夜間の感度の変動が少ないようです。
こちらもハイバンドは苦手ですが、11.9kHzのアルファや68.5kHzのBPC時報局は真っ昼間でも良く聞こえています。
URL http://ja7kbr2.proxy.kiwisdr.com:8073
この数日、3MHz辺りに汚い信号(ノイズ?)が出ています。困ったものです。
それでも、不思議なことに日中のSNRはJAでトップという場面を何度か目にしました。
どう云うことでしょうね?
この流れで、2SK2394のアクティブダイポールを作ったのですが、どこかを間違えたようで、IMDが滅茶苦茶です。orz
目標にしているDatong AD370 Active Dipole
URL http://21344.proxy.kiwisdr.com:8073
―・・・―
一つ忘れてました。
2SK2394 x2のミニホイップ、ham radio方式のシミュレーションと実物です。
どこまで近づけるかが課題
NFB用のリンクは、2巻にしたとこ約5uHでした。
このアンテナは、WEB-888につないでいます。
URL http://ja7kbr.proxy.rx-888.com:8073/