無線ブログ集
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7L4IOU (2024/11/22 1:35:29)
現在データベースには 256 件のデータが登録されています。
過去数日のWSPRのデータを眺めていたら、おもしろいスポットに気が付きました。
台湾のVB2YDOが、5MHz帯で2回見えていました。
ひょっとしてバンドを間違えたかと思いざっと検索してみると、10月初旬にレポートが上がったあと少し間が空いて、今月に入ってから本格的に運用しているようです。
今の日本、経済だけでなくいろいろな指標で、胸を張って先進国だとは言い難いポジションですが、とうとうアマチュア無線の制度でも、BVに追い越されてしまったようです。
その内、BYやHLにも追い越されるかも知れません。
恥ずかしいと思うのは私だけでしょうか。
12月第1週末のFT Roundupを模様替えして、FT Challengeとして開催するそうです。
FT Challenge Home
https://www.rttycontesting.com/ft-challenge/
背景には、14.080MHzなどFT4 QRGでの非コンテスト局との混乱があります。
もともとコンテストモードとして開発されたFT4は、「デフォルトQRG=コンテスト周波数」と認識されていました。
ところが公開された後は、テンポの良いQSOを楽しむ局が日常的にQRVするようになりました。
その結果、コンテスト開催時には参加局と非参加局が入り乱れるようになり、たまたま珍しい局が出てくると大混乱になっていました。
WSJT-Xは、曲がりなりにもQSOを完了できますが、JTDXの場合は堂々巡りになり、双方にフラストレーションが溜まっていました。
彼方此方で議論になっており、クレームもあったようです。
その解消策(妥協策?)として、SNRを送ることにしたようです。
具体的には、コンテストナンバーとして「4文字のグリッドスクエア+SNR 。(グリッドを送ってこない場合はZZ00でログイン)」に変更されました。
コンテスト参加局としては負担が増えますが、堂々巡りのストレスを思えば、妥当なところかもしれません。
ルールの概要は以下のようになります。
--- ルール概要 ---
名称:FT Challenge
開催日時:
2024年12月7日18:00〜8日23:59 (UTC)
2024年12月8日03:00〜9日08:59 (JST)
※30時間全体で運用できるが、最初の24時間の「scoring time」のみが集計の対象となる。オフタイムは30分以上であること。
周波数:
-- FT4 --
3.570 (JA)
3.580-3.589 (DX)
7.080-7.089
14.080-14.089***
21.080-21.089
28.080-28.089
***非参加局とのQRM回避には、14.083MHzを使用する方がよい場合がある。
-- FT8 --
3.573 (JA)
3.590-3.599 (DX)
7.090-7.099
14.090-14.099
21.090-21.099
28.090-28.099
参加部門
1.SO Low Unlimited: 出力100W以下。
2.SO QRP Unlimited: 出力5W以下。
3.Classic Overlay (クラシックオーバーレイ): 1台の無線機のみを使用するシングルオペレーター参加者は、Cabrilloヘッダーに"CATEGORY-OPERATOR: CLASSIC"を追記できる。
4.MO Low Power: 出力100W以下。
※100Wを超えるハイパワーのログはCHECKLOGとして扱われる。
ナンバー:
4文字のグリッドスクエアとSNR。グリッドスクエアがない場合はZZ00がデフォルト。
得点:
・QSO ポイント: 1QSO = 1点。FT4またはFT8のバンドごとに1回のみカウント。
・距離ポイント: グリッド中心間の距離3000 kmごとに1点。(例: 5541 km = 2 ポイント)。
※実際のパスに関係なく、ショートパス距離でカウント。
※ZZ00(グリッド スクエアがない)は1点としてカウント。
マルチプライヤ:各バンドの異なる2文字のグリッドフィールド。
※ZZはマルチとしてカウントされない。
ログ:Cabrillo形式のログをWebから提出する。
提出用URL: <https://ft-challenge.contesting.com/ftcsubmitlog.php>
※受付リスト <https://ft-challenge.contesting.com/ftclogsrcvd.php>
締切:2024年12月15日23:59UTC (終了後7日以内)
アワード:
・参加者全員に証明書(オンラインでダウンロード)。
・上位10名のシングルオペレーターには、Muns Vineyardの高級ワイン1本が米国の住所に郵送される。
質問メールの宛先: <ftc-questions@rttycontesting.com>
だいぶ前に買った受信用の中華プリアンプ、便利に使っていましたが、気が付いたら増幅しなくなっていました。
トランジスタが飛んでしまったようです。
電源に連動するリレーを内蔵しているので、プラグを抜いてそのまま(通貨状態)にしていました。
回路は、先日の2N5109アンプとほぼ同じです。
重い腰を上げて、修理したいと思います。
外した自称2SC5551
三端子の抵抗になっていました orz
トランジスタを2SC3357 2SC5537
に交換しました。
ところが、さっぱり増幅してくれません。
NanoVNAで見ると、3~4dBくらいでした。
ヤレヤレです。
チェックしていくと、エミッターとGND間の抵抗が500Ωくらいあります。
抵抗が焼けて(蒸発?)PCBが炭化し、その炭を通して接地しているようです。
カリカリ削ると、ガラス繊維の布模様が見えるほど焼けていました。
ポリヒューズが入っていますが、よほど急に進んだようです。
下手をすると火事になるところでした。
金属ケースで良かった!
オリジナルは12Ω(24Ω2パラ)ですが、手持ちがなかったので少し大きめの15Ωにしました。
隣のコンデンサも電極が外れていました。
ついでなので、トランスも2N5109と同じBN73-2402のめがねコア(バイファイラ3回巻)に交換。
ボリュームが安物なのか、デメリットしか感じられなかった可変ATTは、固定の3dBにしました。
電圧の高い電源につなぐと、また飛ばしてしまうので、10Vの三端子レギュレータを押し込みました。
修理後の様子です。修理後の特性
100MHz辺りでストンと落ちるのがちょっと不思議ですね。
どこかで共振しているのでしょうか?
コレクタ電流は、約21mAです。
規格表を見ると、
3次相互変調歪(IM3)を求めるなら、40~50mAくらい流さないと活けないようです。
一方、雑音指数(NF)は7~9mAあたりがベストで、30mAを超えたあたりが急に悪くなるようです。
まあ、良いところかもしれません。
しばらく様子を見ることにします。
9月末に公開されたWSJT-XとWSJT-X Improvedの-rc7
遅れ馳せながら試したいと思いました。
が、ダウンロードが失敗します。
少し時間をおいて再開しましたが、ダメでした。
「インターネット接続をご確認ください」との事ですが、眺めていると最終段階で蹴られているようです。
何となく、セキュリティ関連の問題のような気がします。
使用しているセキュリティソフト"ESET INTERNET SECURITY"の隔離フォルダーを覗いて見ると・・・
"トロイの木馬の変種"疑いで隔離されていました。
やれやれです
右クリックでメニューを開き、復元先にダウンロードフォルダーを指定して戻しました。
引き続いてインストールを実行すると、
またまた、警告が表示されました。
どうもqmap.exe関連のようです。
当面は使用することもなさそうなので、無視してインストールを継続しました。
結果は、
wsjtx-2.7.0-rc7
wsjtx-2.7.1-devel-win64_improved_al_plus_240930-rc7.exe
ともに、半日以上経過しましたが、今のところ問題なく動作しています。
SOURCEFORGEに登録する際にも、ウイルス等の検疫は受けているはずなので、誤検出かいわゆる見解の相違のような気がします。
幾つかサンプルを提出しておきました。
もし、同じように引っ掛かってしまったら、自己責任で試して見てください。
秋のコンテストシーズンが始まりましたね。
先週末のCQ WW RTTY、ちゃんとしたアンテナが無いのでRTTYスキマーをメインに参加してみました。
RedPitayaと14MHz用I.V.で、48時間のフル稼働でした。
SH5による分析のメイン画面
CQの補足数は6693件でしたが、ユニークコールは926件でした。
仮にすべての局とQSO出来ていれば、1481QSOになったようです。↓の地図
補足できたCQの国別は、やはりアメリカがトップでした。
これに国内の局が続きます。
5バンドで見えていたのは、
7N2UQC, 9A1A, DU3LA, JA1CSN, K7RL, N6WM, NA7TBの7局でした。
さて、スキマーのほかに、WEB-888で136kHzから50MHzのWSPRも受信中なので、壊しては元も子もありません。
送信は、SunSDR2と製作中のHexBeam(屋上高2Mの7,10MHz追加版)で、恐る恐るのQRP運用となりました。hi
コンデションのピークを狙って、2~3時間の運用でしたが、なんとか6大陸とQSOできたので上出来でした。
先週末に届いたSDR受信機、思いのほか良い感触です。
公開されているデバイスのリスト
https://www.rx-888.com/web/rx.html
私の受信機
http://ja7kbr.proxy.rx-888.com:8073
チャンネルは13ありますが、11個を136kHzから28MHzのWSPRに割り当てているため、1~2チャンネルのみ公開中です。
ちょっと不味いのは、rx-888のサーバーサイトがHTTPSに対応していないことです。
ブラウザーがChromeやEdgeの場合はエラーになるかも知れません。
セキュリティを緩くすれば接続できますが、そこは自己責任でお願いします。Hi
FireFoxやVibaldiは、特に問題なく接続できました。
PERSEUS等々かつての花形SDR受信機を某オークションでポチって来ました。
が、もう要らないかな?と思い始めました。
アンテナの調整やちょっとした自作に重宝していたNanoVNA、
PORT1のコネクタ周りがヘタってきたようで、エラーが頻発するようになりました。
ずいぶん前に中華サイトから買ったので、元は取れたような気がします。
新しいのを買おうかなと思って中華サイトを覗いてみました。
アルミケースの4.3インチ版が、コネクタ周りも丈夫そうで安心できそうです。
秋月電子さんでも扱ってますが、かなりお高いようです。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g117632/
結局、某密林で購入しました。質感も良くて気に入りました。
で、例の1:9グアネラトランスですが、2MHz辺りの特性の乱れが気になりました。
ただ、参考にした"GABY'S HOBBY SITE (ON6GD)"さんの特性でも同じような乱れがあります。
こういうものなのかな?と半信半疑で終わらせてしまいました。
アンテナにした状態でも、24日にアップした最後の 図 のように2MHzあたりのSWRが飛びあがっていました。
さて週末、WW DIGI DXに参加しました。
試しに1.8MHzのSWRをしらべると、1.3辺りで落ち着いています。
7MHzだけ1.6でしたが、他のバンドは1.1から1.3くらいで、いかにもダミーロードアンテナと感心しました。hi
SunSDRもANAN-8000も同じ傾向でした。
検出方法の違いなのか、VNAでの測定よりも、一様に低く表示されるようです。
どうしても気になり、昨日、虎の子のDG8SAQ VNWAを引っ張り出して測ってみました。
こちらはパソコンが必要で手軽さには欠けますが、精度には定評があります。
結果は、こんな感じでした。
どうやら、NanoVNA-Fは外れを引いてしまったようです。orz
暑い日が続いてますが、昨日は少しだけ涼しい風を感じました。
HexBeamはペンキ塗りでくたびれてしまい、さっぱり捗りません。
そんなわけで、7月半ばのK8R SuperFox試験運用と、8月のN5J ジャービス島には、受信用のアンテナを改造してトライしてみました。
もともとは、KiwiSDR用の広帯域で無指向性のアンテナが欲しくて、ミニホイップやスモールループなどの、アクティブアンテナを試したのですが、バンド中が強信号とノイズだらけの当地ではゲインが大き過ぎるようで、思うような結果が得られませんでした。
そこで、有名なK9AYのような抵抗で終端したループアンテナを試してみました。
ただし、指向性(ヌル)を追求するK9AYとは真逆の、裸電球のような無指向性が狙いです。
MMANAでシミュレーションした見たところ、三角形の底辺の両角に抵抗と給電点(トランス)を配置するのが良さそうです。
受信アンテナとしては、可もなく不可もなく、シミュレーションどおりと言った感じでした。
悪い癖で、送信できるかな?と、7MHzのWSPRを100mWで出してみたところ、JA5YLTさんとJH1ARYさんからレポートが上がって来ました。
「ヘェ~電波は出てるんだ」と妙に納得できました。
そんな事があって、後日、たまたま目に留まった中華通販サイトの無誘導抵抗を3個(400,500,750Ω)ポチっていました。
6月末、HexBeamがさっぱり捗らないので、これで送信用を作ってみようかと思い立ちました。
ローパワーなので、抵抗は20Wなら余裕でしょう。問題は、1対9のトランスです。
電圧バランでは如何にも効率が悪そうです。
いろいろ覗いてみると、Guanella current balunというのが良さそうです。
1:4 https://vk6ysf.com/balun_guanella_current_1-4.htm
1:9 https://www.xtgaby.com/post/guanella-1-9-current-balun
巻き線は、本当は150Ω平行線が良いようですが、手近にあったスピーカーコードを使いました。
終端抵抗は、現物合わせをしたところ、(3個の内では)750Ωがベストでした。
おまけの、TO220用放熱器を気休めに二つ付けました。
つい気が大きくなって、出力を50Wくらいまで上げたところ、あっけなくSWRが跳ね上がってしまいました。
ヤレヤレです。
すこし大きめの放熱器を付けた、500Ωに交換しました。
SWR(1~30MHz) 終端抵抗500ΩやっぱりQRPでやれ!という事ですね。hi
ちょっと不思議なのは、壊れた750Ω、てっきり断線(オープンモード)だと思ったのですが、250Ωになっていました。
内部はどんな構成になっているのでしょうね。
この状態で、K8RとN5Jに参戦してみました。
結果はこんな感じです。
N5Jの3.5と1.8MHzは受信もできませんでした。
と言うか、QSOしているJAも見なかったので、タイミングの問題ですね。hi
8月3~4日の、Batavia FT8にも参加してみました。
トランシーバは、SunSDR2 Pro (max 15W)です。
コンテスト常連の皆さんは、耳(目?)が良いのですね!
実際の運用面では、
ノイズが多いのが悩みの種ですが、ハイバンドではほとんどストレスを感じませんでした。
耳とQRP(5~10W)の飛びが釣り合っている感じです。
ちょっと、困ったのは14MHzです。
10Wくらいで1ピリオド(15秒)送信すると、受信に切り換え後5秒くらい感度が低下します。
終端抵抗での消費が多いのか? 抵抗値(熱)の変化に敏感なのか?
抵抗容量が小さすぎるようです。
結局、5Wくらいでだましだましの運用になりました。
さて、一昨日、秋葉原による機会があったので、ジャンク屋で手ごろな放熱器(¥110也)を見かけて買ってきました。
これに、中華通販サイトとオークションで購入してあった100Ωの抵抗を載せてみました。
全体
2MHzあたりのSWRの跳ね上がりは、トランスの癖かも知れません。
50MHzも良い感じで使えます。
50Wくらいまで耐えてくれると嬉しいのですが・・・
どんなアンテナでも無いよりは益しといいますが、意外に良く飛ぶ、使い勝手の良いアンテナになりました。
配信された8月21日付のニュース(ARRL Member Bulletin)、ちょっと驚きました。
5月に発生したARRLの障害は、噂というか既報のとおり、ランサムウェア攻撃が原因だったそうです。
Google翻訳で読むと、当初は法外な身代金要求だったものの、交渉のすえ百万ドルで手を打ったようです。
アメリカと言えば、テロリストとは交渉しない云々、日頃威勢の良い話ばかり聞かされているような気がします。
が、ちゃっかり値切り交渉はしつつも、大枚を払っているのですね。
この手の犯罪が無くならない訳です。
何だか、ガッカリしました。
いっぽう、こうやって会員に報告する(できる)組織は、素晴らしいとも思いました。
某RLも、斯く在って欲しいものです。
去年の暮れ、8006kHzのJG2XAのドップラーグラムに、流星痕とおもわれるパターンを見かけました。
お盆前後のペルセウス座でも見つからないかな?と思って、セットしてありました。
途中でN5Jにチョッカイを出したりして、途切れ途切れになってしまいましたが、一頻り見返していました。
で、気になったのが以下のプロットです。
8月18日の朝04:00から05:00にかけての1時間の6枚のキャプチャーですが、
4枚目、04:35:10~04:35:45あたりに20dBくらい強い反射があります。
参考にさせて頂いている、榛名山麓流星電波観測所さん
のプロットと見比べても、該当するような大きなエコーは見当たりませんでした。
残念ながら流星では無いようです。
5枚目の、04:43:00の反射もちょっと気になります。
で昨晩、ネットのニュースを眺めていたら、18日の朝、カムチャッカ半島沖でマグニチュード7.0の地震が発生していたようです。
USGS(アメリカ地質調査所)のリストにアクセスしてみました。
発生時刻は現地の「2024-08-18 04:10:26 (UTC+09:00)」、JSTとおなじなのですね。
入感時刻の04:35:10とは、 約15分の差がありますが、おかしくはないような気がします。
約25分の差ですね。寝惚けていたようです。
少し計算してみました。
カムチャッカ半島の震源と調布市の距離はグーグルマップでは約2500km。
仮に電離層、F層の高さを500kmとすると。
乱暴ですが、底辺2500km、高さ500kmの直角三角形をイメージすると、最短距離にあたる斜辺は2549.5≒2550kmとなります。
2011/3/11の観測では、衝撃波の速度は2.3–3.3 km/sだったそうです。
https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2011JA016761
2.3km/sだと18分28秒、3.3km/sでは12分52秒。
間を取って2.8km/sとすると、15分10秒となります。
かなりこじつけになりますが、タイミングとしてはおかしくないようです。
ただ、今までの経験は、言ってみれば「電離層が吹き飛ばされて」信号が消えたり乱れたりするパターンであり、今回のように急に強くなるというのは初めてです。
2.3km/sでも時間が空き過ぎるので、地震ではないようです。
いったい何でしょうね?