無線ブログ集
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7L4IOU (2024/11/22 2:36:04)
現在データベースには 256 件のデータが登録されています。
しばらく前、某オークションでANAN-8000DLEをポチッてしまいました。
100万円のトランシーバはあまり欲しいと思わないのですが(負け惜しみです)、この手の箱モノが大好きです。
最初は冷やかしのつもりでしたが、つい熱くなって、開局以来、もっとも高額の無線機になってしまいました。(とは言っても、たかが知れてますが hi)
我ながら、困ったものです。
出品時の説明では、いろいろご苦心されたようなので、
到着時、何はともあれ、SGとダミーをつないで動作を確認しました。
第一印象は「恐ろしくノイズフロアが低い!」でした。
レベルが合っていないのかな?と思い、-70dBを放り込んで校正したところ、入力レベルと表示は一致するようになりました。
送信は、容量の大きい電源(13.8V 40A)が無かったので、200Wは確認できませんでしたが、100Wは安定して出力します。
出品者の方には「快調に動作しました」と連絡して、取引を完了しました。
その後、スイッチング電源を入手し宿題の提出も終わってので、
昨日、引っ張り出してアンテナをつないでみました。
21メガが賑わっていて、そこそこ見えているのですが、皆さんが送っているレポートよりも10~20dB低いようです。アレ~
ただ、バンドやアンテナを切り換えると、スゥ~と良く見えることがあります。なんだこりゃ!
到着時は、レベルだけ確認していましたか、Spectrum Labをウォーターフォールを見ると・・・
-100dBを入力したのにS/Nが全く上がりません。
NC/NRの取引です、こんなこともあるでしょう。
アパッチのトランシーバは、回路図はありませんが、オープンソースのHPSDRベースなので、HPSDRの資料で見当は付きそうです。
こうなると居ても立ってもいられません、さっそく開腹してみました。
なかなか確りした作りです
でアンテナに近いところから見ていくと・・・
このコネクタが緩んでいました!
放熱器を兼ねた仕切り板の裏側のHERMESボードとのケーブルがキツキツで、何かの拍子(加速度?)に引っ張られたのでしょうか?
引っ張ると、少しだけ余裕ができたので、締め直しました。
念のため、他のコネクタも当たりましたが、大丈夫でした。
で、SGの信号で確認すると・・・・
SGの最小レベル -136dBmでも、しっかりとS/Nが確保出ました。
最悪の場合ボード交換も覚悟しましたが、修理とも言えない手直しで済みました。
ヤレヤレと言うわけで、
上手い晩酌でした。\(^o^)/
各地から花の便りが届きます。
近所の桜は、そろそろ葉桜になって来ました。
我が家では、クリスマスローズが満開です。
日陰に植わっていて、手入れもしないの良く咲いてくれます。
何となく数が増えているような気がします。
種が落ちているのでしょうか?
良く見ると、花そのものはあらかた終わっています。
花びらのように見えるのは「ガク」なのですね。
地味な花ですが、健気なものです。
地味と言えば、アオキも満開です。
良く見ると、小さな花が一杯ついています。
毎日ぼんやりしている内に、今年も4分の1が過ぎてしまいました。
ありがたいことです。
この半月ほど、ループアンテナ用のプリアンプに嵌まっています。
ICやトランジスターを幾つか試しましたが、中波帯の混変調(良く云われるオバケ)に関しては、やはりJ310ファミリーが良いようです。
と云う訳で、根本(給電点)にトランスを入れて、
ループ → シングルエンド変換 → 同軸 → BC帯以下のLPF → J310(x2)プリ → 受信機
の構成でトライしていますが、できれば根本で増幅したいものです。
捕らぬ狸の何とやらですが、見よう見まねで、LT-Spiceのシミュレーションを試している内に、こんな回路が出来ました。
100kHzから30MHz辺りまでほぼフラット
何と言っても、パーツが少ない!のが最大の利点です。hi
が、ア~だ・コ~だとやっている内に、虎の子のJ310を使い切ってしまいました。
秋月電子で、「J-FET MMBFJ310(5個入)」1パック¥100也で販売されていますが、電車に乗るもの億劫です。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10680/
で、ふと思い出したのは「2SK125が一杯あった筈!」です。
ずいぶん昔、まだバブルが膨らんでいた頃、ブラブラと秋葉原のジャンク屋巡りをしていると、当時もちょっと品薄気味だった2SK125が投げ売りされていました。
何となく気を引かれて、確か千円位だったと思いますが、乏しい小遣いをはたいて買ったのでした。
そんな事を思い出して、ゴミの山を引っかき回したら・・・・
出てきました!
確か100本だったと思うので、何だかんだ言いながら20本くらいは消費していたようです。
さて、1作目がこれです。
確かに、混変調は少ないのですが、期待したほどのゲインが有りません。
miniVNAで特性を見ようと思いましたが、上手くプロットできませんでした。
差動型に変換して入力しないと駄目なようです。当たり前ですね。hi
で、各端子の電圧を測ると、ソース電圧に0.3~0.5Vくらいの違いが有ります。
誤配線でしょうか?
抵抗値やコンデンサの容量には差がありませんでした。
どうやら、石の特性が違うようです。
ここでやっと気が付きました。
改めて眺めると、ランクは5で同じですが、ロットが違ってました。
教科書を開くと、差動型の回路は素子の特性を揃えたうえでバイアスの調整が必要なのだとか。
ヤレヤレ・・・
それでも2~3日すると、少し信号が強くなりました。エージングでしょうか?
本式にやろうとすると、IdssのほかにgmやVgs(off)も合わせないと活けないようです。
取り敢えず、コンデンサやトランジスタの生死判定に重宝しているチェッカーで、分かる項目を調べてみました。
結構ばらつきがあり、ロット毎に傾向が有ります。
また、拾い上げた2個で同じ値が続くことが有りました。双子でしょうか? hi
近い値の4個を拾い上げて、作ってみました。
2SK125 ランク5 ロット4J I=4.1 Vgs=2.88, 2.88, 2.87, 2.87の4個
(受信用なので給電と言うのもナンですが、電源は供給しているので、給電でも良いか?)
そろそろ雨の季節なので、防湿防錆のニスを塗りました。
肝心の混変調ですが、我が家の要注意周波数はこんな感じです。
しばらく様子を見ることにします。
US CQ社のNEWS RELEASE(2022年3月17日付け)によると、3月26・27日に開催される CQ WPX SSB Contestでは、
「ロシアとベラルーシによるウクライナの侵略に照らして、ロシア、ベラルーシ、またはウクライナの分離主義者ドンバス地域(非公式のD1プレフィックス)のアマチュア無線局によるコンテストへのエントリーは受け付けません。これらの局から送信されたログは、チェックログとしてのみ受け入れられます。さらに、他の参加者によるこれらの局とのコンタクトはゼロポイント値を持ち、乗数としてカウントされません。」との事です。
また、今週末に開催されるBARTG HF RTTY Contestも、3月10日付でルールの更新が発表されました。
Contests
http://bartg.org.uk/wp/contests/
「追って通知するまで、ロシア連邦またはベラルーシの局から受け取ったすべてのコンテストログは、チェックログとして扱われる予定。」との事です。
アマチュア無線に争いごとが持ち込まれるのは残念ですが、今回ばかりは仕方がないですね。
一刻も早い停戦と解決を願います。
昨晩の地震、寝入り端でびっくりしました。
被害はなかったでしょうか。
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
1月半ばからモニターしている、1575kHzのAFNのドップラーグラム。
昨晩の様子です。
周波数のシフトはないようです。
地震の影響かどうかは分かりませんが、少し遅れて縦にノイズがあります。
時間の目盛を大きくすると・・・
念のため、前日(3月15日)の同じ時間帯のようすです。
ドップラーの変動は15日のほうが大きかったようです。
名称: RSGB FT4 Contest Series
9回シリーズ中の第1回目
開催日時: 2月28日 2000 - 2130 UTC
交信相手: 全てのアマチュア局
バンド: 80m, 40m, 20m
モード: 標準のFT4形式
※コンテストモードは使用しないこと
推奨周波数(USB): 3576kHz, 7047.5kHz, 14080kHz
部門:
4. Non-UK 100W OPEN: 100W output power, Two Radios and/or any form of automation, Non-UK&CD only
5. Non-UK 100W RESTRICTED: 100W output power, Single Radio, Non-UK&CD only
6. Non-UK 10W RESTRICTED: 10W output power, Single Radio, Non-UK&CD only
(a) Entrants may be Single or Multi-operator
(e) All entries are classified as Assisted
ナンバー: 4桁のグリッドロケーターとシグナルレポート
※連番は不要
※TX6メッセージは「CQ TEST」か「CQ RSGB」を推奨
得点: 1QSOにつき1点
マルチ: 各バンドのグリッドロケーター (例 IO91)
スコア: QSOの総計 × グリッドロケーターの数
※グリッド無しのQSOは得点のみ計上
ログ: ADIFまたはWSJT-XのCabrillo形式のログをWebからアップロード
提出URL: https://www.rsgbcc.org/cgi-bin/hfenter.pl
締め切り: 終了から24時間以内
結果とアワード: 部門ごとに集計され、証明書をダウンロードできる。
ルール詳細: https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2022/r80m_ft4.shtml
以前、HFドップラー観測用に使わせてもらった8006kHzのJG2XAですが、
2017年に停波したと思い込んでいました。
当時の様子は、JF2IWL(SK)長倉OMのページにまだ残っていました。
https://air.ap.teacup.com/jf2iwl/2301.html
で、昨日の朝、何気なく8005kHz USBにダイアルを合わせると・・・
弱いキャリアが見えました。
調布の200Wにしては弱いような気がしますが、取り敢えず、網をではなく、受信機をセットして様子を見ることにしました。
昨日早朝の事です。
-・・・-
昼過ぎに、あちこち覗いてみるとやはりJG2XAで間違いないようです。
〇「月刊短波2019年6月号(第5版)」赤林隆仁氏
http://www5a.biglobe.ne.jp/~BCLSWL/TA1906.html
"◎JG2XAのID発射確認"
〇「DX Logs and News - Now On The Radio DX」
https://radio.chobi.net/DX/bbs/?res:4829#4942
"Re: Japan - HFD Radio Station JG2XA - Ron Howard Sep 06 (Mon), 2021 14:50 UTC No.4942"
此方の情報では出力は60Wとか・・・
成るほど!記憶にあるよりも弱い訳です。
UECなどのプロジェクトでは、5006kHzと8006kHzのほか、6055kHzと3925kHz短波放送も観測しているようです。
楽しみが増えました。
-・・・-
TX: JG2XA (139.32E, 35.39N)
Freq: 8006kHz
Sunrise: 0640 JST (2140 UTC)
Sunset: 1711 JST (0811 UTC)
Rx Ant: V51jr virtical
Rx Hard: SunSDR2 pro
16時過ぎからのドリフトは暖房が原因です。SunSDRの放熱器は、集熱器も兼ねてるようです。hi
Rx Soft: Expert SDR 3
Dopplergram 1575kHz 22/02/03 JST
Date:2022/02/03
Time:0000-2400 jst
Ant: Ferite Bar Antenna
Rx: MSi SDR
SDR Soft: HDSDR
Dial:1574kHz USB
*Parasitic oscillation of Rx Amp, 2 times between 1640-1700 jst.
*Drift due to room heater between 1700-1900 jst.
ドップラー観測の信号源になるのでは?と思った1575kHzのAFN。
アンテナ、受信機、ソフトを取っ換え・引っ換えしながら、受信しています。
で、夜中にふと、「固定周波数なのだから、BPF並に狭帯域のバーアンテナなら一石二鳥では?」と思いました。
某オクで購入したフェライト・バーに手近にあった被覆単線(LANケーブルの残骸)を70回ほど巻き付けて、1000pFのセラコンを抱かせてたところ、ほぼドンピシャでした。
端に寄せると1600kHz、真ん中に持ってくると1200kHzという感じです。
リンク(5回巻)を近づけたり、離したりすると、SWRが若干変化するようです。
テープを巻いて固定
水道用のエンピ管に押し込んで、突き出してました
シャックに戻って、MiniVNAで測かるとこんな感じでした
最大点は思ったより甘いのですが、ヌルは鋭いので、混信対策にはなりそうです。
大電力局が多い中波帯ですが、ひと通り聞いてもブラックアウトすることは無いので、通過帯域はそこそこシャープなようです。
アクティブ系のアンテナに比べると、S/Nは格段に良くなりました。