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link 7L4IOU 7L4IOU (2024/11/1 8:35:40)

現在データベースには 254 件のデータが登録されています。

feed 2SK125発掘 (2022/3/22 8:46:37)

この半月ほど、ループアンテナ用のプリアンプに嵌まっています。

ICやトランジスターを幾つか試しましたが、中波帯の混変調(良く云われるオバケ)に関しては、やはりJ310ファミリーが良いようです。

と云う訳で、根本(給電点)にトランスを入れて、

ループ → シングルエンド変換 → 同軸 → BC帯以下のLPF → J310(x2)プリ → 受信機

の構成でトライしていますが、できれば根本で増幅したいものです。


捕らぬ狸の何とやらですが、見よう見まねで、LT-Spiceのシミュレーションを試している内に、こんな回路が出来ました。




100kHzから30MHz辺りまでほぼフラット

何と言っても、パーツが少ない!のが最大の利点です。hi

が、ア~だ・コ~だとやっている内に、虎の子のJ310を使い切ってしまいました。

秋月電子で、「J-FET MMBFJ310(5個入)」1パック¥100也で販売されていますが、電車に乗るもの億劫です。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10680/


で、ふと思い出したのは「2SK125が一杯あった筈!」です。

ずいぶん昔、まだバブルが膨らんでいた頃、ブラブラと秋葉原のジャンク屋巡りをしていると、当時もちょっと品薄気味だった2SK125が投げ売りされていました。

何となく気を引かれて、確か千円位だったと思いますが、乏しい小遣いをはたいて買ったのでした。

そんな事を思い出して、ゴミの山を引っかき回したら・・・・

出てきました!

確か100本だったと思うので、何だかんだ言いながら20本くらいは消費していたようです。

さて、1作目がこれです。


確かに、混変調は少ないのですが、期待したほどのゲインが有りません。

miniVNAで特性を見ようと思いましたが、上手くプロットできませんでした。

差動型に変換して入力しないと駄目なようです。当たり前ですね。hi

で、各端子の電圧を測ると、ソース電圧に0.3~0.5Vくらいの違いが有ります。

誤配線でしょうか?

抵抗値やコンデンサの容量には差がありませんでした。

どうやら、石の特性が違うようです。

ここでやっと気が付きました。

改めて眺めると、ランクは5で同じですが、ロットが違ってました。

教科書を開くと、差動型の回路は素子の特性を揃えたうえでバイアスの調整が必要なのだとか。

ヤレヤレ・・・

それでも2~3日すると、少し信号が強くなりました。エージングでしょうか?

本式にやろうとすると、IdssのほかにgmやVgs(off)も合わせないと活けないようです。

取り敢えず、コンデンサやトランジスタの生死判定に重宝しているチェッカーで、分かる項目を調べてみました。

結構ばらつきがあり、ロット毎に傾向が有ります。

また、拾い上げた2個で同じ値が続くことが有りました。双子でしょうか? hi

近い値の4個を拾い上げて、作ってみました。

2SK125 ランク5 ロット4J I=4.1 Vgs=2.88, 2.88, 2.87, 2.87の4個

ループ給電部

(受信用なので給電と言うのもナンですが、電源は供給しているので、給電でも良いか?)

そろそろ雨の季節なので、防湿防錆のニスを塗りました。


肝心の混変調ですが、我が家の要注意周波数はこんな感じです。


この二つの周波数は、裸の2N2222だと、2局が同時に聞こえてとても便利です。 hi

しばらく様子を見ることにします。



feed CQ WPX SSB - Russia, Belarus, Donbas(D1 prefix)とのQSOは無効 (2022/3/18 8:33:42)

US CQ社のNEWS RELEASE(2022年3月17日付け)によると、3月26・27日に開催される CQ WPX SSB Contestでは、

「ロシアとベラルーシによるウクライナの侵略に照らして、ロシア、ベラルーシ、またはウクライナの分離主義者ドンバス地域(非公式のD1プレフィックス)のアマチュア無線局によるコンテストへのエントリーは受け付けません。これらの局から送信されたログは、チェックログとしてのみ受け入れられます。さらに、他の参加者によるこれらの局とのコンタクトはゼロポイント値を持ち、乗数としてカウントされません。」との事です。


また、今週末に開催されるBARTG HF RTTY Contestも、3月10日付でルールの更新が発表されました。

Contests

http://bartg.org.uk/wp/contests/

「追って通知するまで、ロシア連邦またはベラルーシの局から受け取ったすべてのコンテストログは、チェックログとして扱われる予定。」との事です。


アマチュア無線に争いごとが持ち込まれるのは残念ですが、今回ばかりは仕方がないですね。

一刻も早い停戦と解決を願います。



feed 福島県沖地震 2022/03/16 (2022/3/17 10:04:21)

昨晩の地震、寝入り端でびっくりしました。

被害はなかったでしょうか。

被災された皆様にお見舞い申し上げます。

1月半ばからモニターしている、1575kHzのAFNのドップラーグラム。

昨晩の様子です。

20220316_2245-20220317_0200_JST_1574kHz_USB_PM95wr

周波数のシフトはないようです。

地震の影響かどうかは分かりませんが、少し遅れて縦にノイズがあります。

時間の目盛を大きくすると・・・

20220316_2330-2345_JST

念のため、前日(3月15日)の同じ時間帯のようすです。

20220315_2245-20220316_0200_JST_1574kHz_USB_PM95wr


ドップラーの変動は15日のほうが大きかったようです。



feed --- RSGB FT4 1/9 [3月1日 0500-0630 JST] --- (2022/2/25 19:30:30)

  名称: RSGB FT4 Contest Series

9回シリーズ中の第1回目

開催日時: 2月28日 2000 - 2130 UTC

交信相手: 全てのアマチュア局

バンド: 80m, 40m, 20m

モード: 標準のFT4形式

 ※コンテストモードは使用しないこと

推奨周波数(USB): 3576kHz, 7047.5kHz, 14080kHz

部門:  

 4. Non-UK 100W OPEN: 100W output power, Two Radios and/or any form of automation, Non-UK&CD only

 5. Non-UK 100W RESTRICTED: 100W output power, Single Radio, Non-UK&CD only

 6. Non-UK 10W RESTRICTED: 10W output power, Single Radio, Non-UK&CD only

 (a) Entrants may be Single or Multi-operator

 (e) All entries are classified as Assisted

ナンバー: 4桁のグリッドロケーターとシグナルレポート

 ※連番は不要

 ※TX6メッセージは「CQ TEST」か「CQ RSGB」を推奨

得点: 1QSOにつき1点

マルチ: 各バンドのグリッドロケーター (例 IO91)

スコア: QSOの総計 × グリッドロケーターの数

 ※グリッド無しのQSOは得点のみ計上

ログ: ADIFまたはWSJT-XのCabrillo形式のログをWebからアップロード

提出URL: https://www.rsgbcc.org/cgi-bin/hfenter.pl  

締め切り:  終了から24時間以内

結果とアワード:  部門ごとに集計され、証明書をダウンロードできる。

ルール詳細: https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2022/r80m_ft4.shtml



feed JG2XAの復活 (2022/2/5 15:02:14)

以前、HFドップラー観測用に使わせてもらった8006kHzのJG2XAですが、

2017年に停波したと思い込んでいました。

当時の様子は、JF2IWL(SK)長倉OMのページにまだ残っていました。

https://air.ap.teacup.com/jf2iwl/2301.html

で、昨日の朝、何気なく8005kHz USBにダイアルを合わせると・・・

弱いキャリアが見えました。

調布の200Wにしては弱いような気がしますが、取り敢えず、網をではなく、受信機をセットして様子を見ることにしました。

昨日早朝の事です。

-・・・-

昼過ぎに、あちこち覗いてみるとやはりJG2XAで間違いないようです。

〇「月刊短波2019年6月号(第5版)」赤林隆仁氏

http://www5a.biglobe.ne.jp/~BCLSWL/TA1906.html

"◎JG2XAのID発射確認"

〇「DX Logs and News - Now On The Radio DX」

https://radio.chobi.net/DX/bbs/?res:4829#4942

"Re: Japan - HFD Radio Station JG2XA - Ron Howard Sep 06 (Mon), 2021 14:50 UTC No.4942"

此方の情報では出力は60Wとか・・・

成るほど!記憶にあるよりも弱い訳です。

UECなどのプロジェクトでは、5006kHzと8006kHzのほか、6055kHzと3925kHz短波放送も観測しているようです。

楽しみが増えました。

-・・・-

昨日からのJG2XA 8006kHzは、こんな感じで見えていました。

TX: JG2XA (139.32E, 35.39N)

Freq: 8006kHz 

Sunrise: 0640 JST (2140 UTC)

Sunset: 1711 JST (0811 UTC)

Rx Ant: V51jr virtical

Rx Hard: SunSDR2 pro

16時過ぎからのドリフトは暖房が原因です。SunSDRの放熱器は、集熱器も兼ねてるようです。hi

Rx Soft: Expert SDR 3

















位置関係

東京の日の出

東京の日の入


feed Dopplergram 1575kHz 22/02/03 JST (2022/2/4 11:30:41)

Dopplergram 1575kHz 22/02/03 JST

Date:2022/02/03

Time:0000-2400 jst

Ant: Ferite Bar Antenna

Rx: MSi SDR

SDR Soft: HDSDR

Dial:1574kHz USB

*Parasitic oscillation of Rx Amp, 2 times between 1640-1700 jst.

*Drift due to room heater between 1700-1900 jst.















feed 1575kHz専用フェライトバー・アンテナ (2022/2/3 7:02:26)

ドップラー観測の信号源になるのでは?と思った1575kHzのAFN。

アンテナ、受信機、ソフトを取っ換え・引っ換えしながら、受信しています。

で、夜中にふと、「固定周波数なのだから、BPF並に狭帯域のバーアンテナなら一石二鳥では?」と思いました。

某オクで購入したフェライト・バーに手近にあった被覆単線(LANケーブルの残骸)を70回ほど巻き付けて、1000pFのセラコンを抱かせてたところ、ほぼドンピシャでした。

端に寄せると1600kHz、真ん中に持ってくると1200kHzという感じです。

リンク(5回巻)を近づけたり、離したりすると、SWRが若干変化するようです。

テープを巻いて固定

爪楊枝は楔です hi

水道用のエンピ管に押し込んで、突き出してました

シャックに戻って、MiniVNAで測かるとこんな感じでした

最大点は思ったより甘いのですが、ヌルは鋭いので、混信対策にはなりそうです。

大電力局が多い中波帯ですが、ひと通り聞いてもブラックアウトすることは無いので、通過帯域はそこそこシャープなようです。

アクティブ系のアンテナに比べると、S/Nは格段に良くなりました。


feed 寒梅 (2022/2/2 9:17:39)
もう2月ですね。
日差しが急に春めいてきたようです。
土手の側を通ったら、甘い良い香りが漂っていました。
コロナには罹ってないようです。hi
スマホで写真を撮ってると、通りががった方から「良い匂いですね」と声を掛けられました。
名前を尋ねたら、寒梅ではないか?との事でした。

植栽の低木も、日が当たってきれいでした。
植木屋さんは、確かオタフクと言ってたような・・・
-・・・-
先日作った1575kHz用のフェライトバー・アンテナ。
日が傾きかけてましたが、風もなかったので、速攻で屋上に持ち上げました。





feed SparkSDRの不思議なドリフト (2022/2/1 14:43:22)

ドップラーの観察に使う受信機ですが、

最近のSDR受信機は、複数周波数の受信が売り物の一つです。

WSPRやFST4Wの受信では、Hermes Lite-2やRed PitayaとSparkSDRの組み合わせを便利に使ってきました。

ところが、SparkSDRには妙な癖が有ったこと思い出しました。

昨年11月、136kHzの信号をWSJT-Xのウォーターフォールで見たときのものですが、

デバイスはどちらもHL-2

左側のSparkSDRは、軌跡が一斉にヒョコッと下に動いています。

左下は、SparkSDRの信号をSpectrum Labで拡大したものです。

右側のPowerSDRは、まったく動いていません。

CPUの負荷が影響しているのでは?と思い、モニターしてみましたが、相関は見られませんでした。

いずれにしても、解読には影響が無いようだったので、そのままにして仕舞いました。

ー・・・ー

今回のドップラーグラムは、小さな周波数の変化を見るものなので、これではお話しになりません。

HL-2とSparkSDRを使って、日光から送信されているNDB信号を、2つのサブ受信機で受信してみました。

389kHz NDB (JD)

1番目のサブ(?)受信機は、上の写真と同じような動きです。

2番目のサブ受信機は、動きと回数が目立って増加しました。

これでは、使い物になりません。

デバイスをRed Pitayaに代えても、ほぼ同じ現象が再現されました。

説明が難しいのですが、現象を整理してフォーラムで尋ねてみたいと思います。

                                                   ー・・・ー

また、他のソフトはどうかなと思って、ひと頻り試してみたところ、

SDRunoが同じような持病を持っているようです。

RTL-SDR + SDRuno



feed ドップラーグラム (2022/1/29 13:43:45)

この1週間近く、ドップラーの観測に嵌まっています。

直接のきっかけは、1月15日午後の、トンガの大噴火です。

が、少しだけ伏線があります。

LF/MF帯の受信用にと思い、ループアンテナ、フィルター、やプリアンプ、バイアスT・・・

ちょこちょこ作って来たものの

どれが良いのか?あるいは、どれが駄目なのか?

良く分からなくなって来たのです。

最近は、受信音を聞くことはほぼ無いのですが、たまたま、ダイアルを回しながら

(本当は、矢印キーを押しながら)聞いていると、"OX"のモールス符号が聞こえました。

「何だこれ?」というので調べてみると、硫黄島のNDB局でした。

参照したURL

○無線局運用規則第百七十八条及び第百八十二条において準用する第百八条の規定に基づく航空無線航行業務に使用する電波の型式及び周波数等

https://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/72ab6812001.html

・無指向性無線標識

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%8C%87%E5%90%91%E6%80%A7%E7%84%A1%E7%B7%9A%E6%A8%99%E8%AD%98

気を付けてスイープすると、十勝から鹿屋までかなり良く聞こえました。

これなら、アンテナの指向性や感度がかなり客観的に比較できそうです。

周波数が、136kHzと475kHzの間なのも好都合です。

さっそく、Spectrum Labを起動して比べ始めました。

流石に、長波帯でグレーゾーンの通過時も周波数が非常に安定しています。

となると、悪い癖で別の事が気になりだしました。

朝夕のドップラー効果を見たくなったのです。

SBSpectrumを起動しましたが、長いこと使っていなかったので、思い出すのが大変です。

ひと通り設定したので、動作を確認するため10MHzにセットしました。

15日午前の事です。

午後、野暮用から帰宅した後、夕方から136kHzをモニターするため、SBSpectrumは終了しました。

夜のニュースでは、トンガの大噴火と日本への津波の影響はないと伝えてました。

ところが、16日朝のニュースは津波で大騒ぎ・・・

気象庁に報道官が、原因は噴火による衝撃波と思われるが、良く分からない・・・

と苦しい発表をしていました。

津波が起きるほどの衝撃波なら、電離層はもっと大変だったのでは?

そう言えば、昨日のドップラーグラム、何か写っているかも?と思いだしました。

その時の画面がこれです。

SBSpectrum

QTH: PM95WR

 Time: 2022/01/15 1100-1600 JST (0200-0700 UTC)

 Frequency: 10MHz

 Antenna: Small Loop (1.8m diameter) 15m AGL

 Rx: RedPitaya(SDR) + SparkSDR

 The temperature rose as I entered the room around 15 JST.



記録開始

15時過ぎにシャックに入ったので、周波数が動いたようです。




ボーッと眺めても良く分かりません。
プログラム作者の G3PLX Peterさんにメールして見ていただきましたが、
「その時(1310JST)も、そのあとも、あなたのトレースには何もありません。」との事でした。

信号源はWWHVかBPMあるいは両方と思われ、伝搬経路とトンガはかなり離れています。
また、衝撃波(と気圧の変化?)はもっと後に伝わったようです。


ところで、地震による電離層へ変化は度々観測されています。
・2011年3月11日東日本太平洋沖地震に伴う電離圏擾乱

このところ、日本だけでなくEA8やKH6など地震や噴火が続いています。すこし長いスパンで見たいものです。
という訳で、
「ドップラー観測に適した、良い信号源はないか?」
「アンテナは?」
「受信機は?」
「設定は?」
などなど、頭の中は特大の で一杯です。

この分野、昨年急逝されたJF2IWL(SK)長倉OMが熱心に研究して居られました。
ご存命だったら、いろいろ教えてもらえたのに・・・
惜しい方を亡くしました。



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