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link 7L4IOU 7L4IOU (2024/11/22 1:05:33)

現在データベースには 256 件のデータが登録されています。

feed Hermes Lite 2 - 2、SunSDR2との解読比較 (2021/1/15 1:32:35)

先ずはケースに入れましょう。

 前後のパネル

アルミかと思ったら、薄い両面基板でした。

表は見たまんまですが、後ろの裏面は外部とのインターフェース用のパターンになっていました。

HR50リニアやPureSignal、汎用IOまで、思いつきそうな項目は網羅されているようです。

https://github.com/softerhardware/Hermes-Lite2/tree/master/hardware/enclosure/endcaps/kf7o/hl2_40b

これは楽しみです。


放熱用のシムは、マニュアルの通りキツキツでケース内面の塗装を削り、シムと擦り合わせてピッタリでした。

ナットを探していたらL型の板ナットがあったので、一緒に有った薄い銅板と重ねて・・・

多少は放熱の助けになるでしょうか?

しかし、後から考えると、コアに近いので出力に影響するかも知れません。

送信をチェックしてからにするべきでした。

ケースはピッタリでした。


ただ、LAN用のジャック、ハンダ付け時に少しズレていたたようです。

ごくわずかですが、電源ジャック側が干渉しました。

鑢で数回攫ったらギリギリで入りました。

なお、パネルの4隅のビスが皿螺子でした。元々のアルミ板ようだと思うのですが、飛び出してヘンなので有り合わせのトラス螺子を使ったのですが、バランス悪いですね。

LANケーブルを繋いだら、LEDのステータスは正常です。

IPアドレスを探すのに少し手間取りましたが、設定すると何という事もなく受信が始まりました。

周波数が10Hz程ズレていたので、14.075MHzで周波数とS9のキャリブレーションをしておきます。

寝る前に、ふと思いついて、7メガのWSPRをセットして床に就きました。

 トラップバーチカル → 2分配器 → (7L4IOU) SunSDR 2 + ExpertSDR2 + WSJT-X

                                → (JA7KBR) Hermes Light 2 + PowerSDR + WSJT-X

という構成です。

夜明けに覗いてみると、ずーっとこんな感じでした。

Hermes Light 2 (以下HL2)が、コンスタントに3dB負けています。

が、ふとしたタイミングで勝つこともあります。が、受信機ではなくパソコンが原因かもしれません。いずれにしても、HL2の完敗です。

しかし、確かに負けるのは仕方がないとしても、3dBは差が大きすぎます。

パラメータの設定か受信操作(ボリュームやAGCの調整)に問題がありそうです。

リモートで2~3時間いじって、14メガのWSPRを受信してみました。


途中で設定を少し変えましたが、ほぼ互角です。

また、SSGの最小レベル(-136dB)でも、AF出力のウォーターフォールは同じように見えていました。

WSPRのような信号では、ほとんど差が無いようです。

だとしたら、ザックリ12万円ほどで売られている「SunSDR2 QRPって何?」と言うことになってしまいます。 https://sunsdr.eu/product/sunsdr2-qrp/

しかし、心配には及びません、なかなかの貫禄を見せてくれる場面もあります。

今夕の 14 7 メガ、我が家のバーチカルでは良く見えませんでしたが、T6AAの出現でそこそこの混みようでした。

T6AAからの応答ピリオド


T6AAへのラブコール

この傾向は、午前中の14も全く同じでした。

例えば、HL2の12bitを新聞の粗い写真、SunSDR 2の16bitを週刊誌のグラビアに譬えると・・・

20人くらいの集合写真なら、粗い写真でもだいたいの顔が分かる。40人を超えると、グラビアのほうがはっきり見える。と言ったところでしょうか?

あくまでも、素人の思い込みです。



feed お年玉の到着 Hermes Lite 2 - 1 (2021/1/13 10:39:42)

 昨日の夕方、お年玉が届きました。

中から出てきたのは


11月11の独身の日、11月26日のブラックフライデー、12月のクリスマスセール・・・

手を替え品を替えて届くRedPitayaの売り出し案内に、もう一つ欲しいな~と思ってしまう自分がいました。

と言うのは、気に入っていたQRP用のProficio SDRトランシーバ、3.3V系がトラブっており、レギュレーターを疑っていたのですが、どうやらその先のCPUかコーデックのICがショートしているようで、里帰りの相談中でなのです。

そうは言っても、SDR用のSDRlab 122-16 は良いお値段です。

https://www.redpitaya.com/p52/sdrlab-122-16-standard-kit

税金だの送料だのを足すとザックリ6万円。

それに、スイッチング(送受切換)ボード、LPFも要るし・・・・と言う訳で物欲を封印していました。

そんなときに何かの拍子で、こんなものを見つけてしまいました。



Hermes Lite 2

https://www.makerfabs.com/hermes-lite-2.html

2~3年前には売り切れだったのですが、受付を再開したようです。

フィルターボードとケース+送料を足しても$313とのこと、ざっと、RedPitayaの半値です。

ついポチッて仕舞ったのがクリスマスの早朝、約3万3千円の散財でした。

年が明けて、1月11日に発送したよ!との案内がありました。

が、翌々日に届いたのはちょっと驚きました。

二つ並べてはがき大

ボードはコネクタで連結

さて、12bitは如何でしょうね?

HFでは問題ないような気もするのですが・・・

唯一の工作として、放熱用のシムを取り付けるための、穴あけが必要なようです。

https://www.makerfabs.com/desfile/images/Shim-in-Position-to-Slide-in-Place.jpg

しばらく遊べそうです。





feed RSGB Hope QSO Party (FT4) (2021/1/6 12:57:24)

 新年おめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


今朝の新聞に、イギリス全土で 学校閉鎖を含む3度目の都市封鎖(ロックダウン)とのニュースが載っていました。

最初のロックダウンのHope QSO Partyを思い出し、RSGBのホームページを見たところ、

Christmas Hope QSO Party

と題した企画が始まっており、FT4が今夜の2130~2300 JSTで設定されていました。

ルールはこちら↓

https://www.rsgbcc.org/hf/rules/2020/rhqpxmas.shtml

コンテスト設定はNAVHFで、QRGは標準のFT4周波数です。

JA同士のQSOも有効です(とは言っても、バンドプラン上14メガだけですが)。

見えておりましたら、よろしくお願いいたします。



feed 新春恒例のARRL RTTY Roundup [1/3 0300 - 1/4 0859 jst] (2020/12/31 18:36:40)

新春恒例のARRL RTTY Roundupが今週末に開催されます。


FT8がブームになってから、毎年あれこれ試行が続いています。

2018年、FT8のオートシーケンスは自動交信だから駄目(不許可)。

2019年、FT8コンテスト設定が使用可。RTTYヘビーメタルサブカテゴリー新設。

    自ずと限界があったようで一回限り?

2020年、FT4とFT8使用可。QRP部門新設。

2021年、シングルオペUnlimitedを3部門に分割(RTTY、 デジタル、ミックス)。

といった具合です。

関係者の、昔ながらのRTTYへの郷愁と言うか、思い入れが伝わってきます。hi


と云う訳で、今回(2021年)はスキマーやクラスターを封印してRTTY一本で行くか?

スキマーやクラスターを活用して、SO2RのRTTYに徹する。

FT4/FT8のデジタル一本で行く。

お屠蘇気分で、RTTY, FT4, FT8, 何だったらPSKも覗きながら、選り取り見取りのミックスも楽しそう・・・

これに、パワー区分が3つ{HP(1kW),LP(150W),QRP(5W)}あるので、どれを選ぶか・・・

なかなか悩ましいところです。

ルールもちょこちょこ見直されていて、12月29日付けのPDFが最新版のようです。

https://contests.arrl.org/ContestRules/RTTY-RU-Rules.pdf


開いたところ、QSO方法の解説に目が止まりした。

JH3HHTのコールサインを使用しているあたり、森OMへのリスペクトが感じられますね。

見えておりましたら、よろしくお願いいたします。


--- [ルールの概要] ---

名称:ARRL RTTY Roundup

日時:1月2日18:00~3日23:59 utc

 ・シングルOPの運用時間は24時間以内.

周波数:3.5~28MHz

モード:ディジタル

 ・RTTY, PSK, FT4, FT8, JTx, ASCII, AMTORほか.

 ・同一バンドでのQSOは,モードを通して一回のみ有効.

部門 

・Single OP  <--- 従来のシングルOP クラスター、スキマー等使用不可

 モード区分:RTTYのみ

 出力区分:HP/LP/QRP 

・Single Operator Unlimited  <--- 以前マルチOP扱いされたシングルOP

 モード区分:RTTYのみ / Digitalのみ / Mixed-Mode

 出力区分:HP/LP/QRP 

・Multioperator-Single Transmitter (LP and HP)

・Two Transmitter (HP)

・Multitransmitter (HP) 

※マルチOPのモード区分は、Mixed-Mode only

※出力区分の定義

 High Power (HP): 1500 watts PEP output または許可された最大出力

 Low Power (LP): 150 watts PEP output or less

 QRP: 5 watts PEP output or less

交信相手:JAを含む全世界の局

ナンバー:RST + 001形式

・Wの局は,RST + 州.

・VEの局は,RST + プロビンス.

ログ:Cabrillo形式の電子ログをwebページから提出する.

ログ提出用webページ: http://contest-log-submission.arrl.org/

 ※Cabrillo形式以外のログは,Webのサービスを使用して変換してから提出する

ことも可能.http://www.b4h.net/cabforms/arrlrttyroundup_cab3.php

締切:1月10日(終了から7日以内)

主催者URL:  http://www.arrl.org/rtty-roundup



feed 今年一番の散財 (2020/12/31 17:58:48)

 

メモリーを引っこ抜いたシャックPC、その後もモグラ叩きのような小トラブルが続いています。

何気なく最近のパソコン事情というか、値段やスペックを見ていたところ、検索エンジンに見つかって仕舞いました。

これは如何だ?とか、他の人はこんなのを買った!とか、手を替え品を替えて誘惑して来ます。

置く場所もないしな~と思いながら横目で見ていましたが、寝ぼけ眼で眺めている内、ついフラフラとポチッて仕舞いました。


届いてみると、新品の箱を空けるのは、ちょっとリッチな気分がありますね。

私にとっては、3台目の新品パソコン、今年一番の散財です。hi

1台目が40年くらい前のPC-8001、2台目が10年くらい前に評判だったNECの鼻毛鯖でした。

どちらも、段ボールの底に埋まっています。ゴミが増えるわけです。orz


さ~て、RTTY Roundup。イヤイヤ、その前のSARTG New Yearに間に合うかな?、



feed T-3500のトラブル (2020/12/29 17:05:06)

 この2~3か月、パソコンの不調に振り回されていました。


例えば、部屋のPCは、Core i7-2600Kという2011年から2013年初めまで生産されたCPUの自作機ですが、構成している部品は、1990年代からの寄せ集めです。

今のパーツではSGIの101キーボードが一番の古株です。


が、その前は、かれこれ6年前に取り外した5インチのFDDが最古参でした。hi

意外に当たり外れの多いのがマザーボードで、今のボードも確か3枚目だったと思います。

奮発したつもりのメモリーが不具合で、この夏に入れ替えていました。

が、その後もあれこれ愚図りが多くて、気が重いところです。

とりあえずは、騙し騙し使っています。


一方、シャックPCの、DellのT-3500は、2009年の最新鋭機です。hi

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0904/01/news094.html

こちらは、4~5年前に某オークションで入手しました。

性能は、次々公開される新機種に抜かれますが(でなければ商売にならない訳で・・・)、

作りの良さは、後継機に負けていません。

何処かのフーテンさんではないですが、目方で量ってみれば良~く分かります。hi

と云う訳で、期待をしていたのですが、

実は、今一つパッとしませんでした。


例えば、RedPitay + PowerSDRで運用していると、何かのタイミングで送受信の歪が悪化します。

多くの場合は、仮想オーディオケーブル(Vertural Audio Cable)の不具合として顕われます。

再起動やバージョンダウンで対処していましたが、他のPCではそれ程には発生しないので、不思議でした。

今思うと、虚弱体質か?というような、小さな不具合が多かったのです。


さて、一月ほど前から、本格的に愚図りだして、ついに起動できなくなりました。

ついに、メモリーの故障が露見したようです。

とりあえず、問題のDIMM3と同じグループの3枚を外てみました。


一応、正常に起動するようになりました。

VACも今のところ安定に動作しています。

ずーっと続いていたトラブルは、メモリーが原因だったのでしょうか?


物理的な動作を伴うハードディスクは、消耗品だと割り切っていました。

しかし、半導体メモリーも、 本質的に読み書き回数は有限であり、

{すみません、USBやSSDのフラッシュメモリーと混同していました 12/29}

かつ、温度や電圧などの動作環境に寿命が左右されるようです。


油断は禁物なようです。



feed 早咲きの梅 (2020/12/29 16:53:19)

2~3日前の夕方、近くの橋のたもとを通りかかったら、ほんのりと甘い香りが漂っていました。

気になっていたので、用事のついでに、ちょっと寄り道してみました。


正体は、法面に植わっている梅(?)の花でした。


陽気に誘われて、ほころび始めたようです。

このところ穏やかな天気が続いているので、背景の銀杏はまだ葉をいっぱい残しています。

今年は大変な一年になりました。

田舎の秋田は連日の雪とのこと、冬はこれからが本番ですが、

春はそこまで来ているようです。

もう少しです。


feed 久々の外出 (2020/11/30 18:26:23)

 今日は半年ぶりに電車に乗りました。

半年に一回の検査通院で御茶ノ水まで出かけたのですが、乗降した駅にホームドアが設置されていて驚きました。

歳をとるにしたがってバランス感覚が悪くなるので、確かに安心ですね。


皆さん、不要不急の外出を控えているのか、月曜日にも関わらずかなり空いていました。

今日は採血だけだったので、11時過ぎに終わりました。

外に出るとポカポカと気持ちの良い日差しです。

フラフラと神田明神まで行ってみました。

境内も何時になくひっそりとしています

初詣は心太式に押し出されてしまい、あまり見ることができません。

きょうはのんびり眺めてみました。


本殿に向かって左手の建物「道の駅みたい!」という声が聞こえました。

大黒様のご利益か、商売繁盛で結構なことです。


その脇には、「えびす様のご尊像」がありました。

「病気平癒・健康増進」の祖神とか・・・

そう言われると、最近お忙しいアマビエさまの面影もありますね。hi



コロナ退散を願って手を合わせて来ました。


境内からから湯島聖堂の方を見ると、色づき始めた銀杏がきれいでした。

折角なので、甘酒でも買って帰りましょう。


ここまでくれば、秋葉原に寄らない手はありません。

少し前、Omnia SDRが起動しなくなり、電圧を当たったら3.3Vが出ていなかったの思い出しました。

と云う訳で、秋月電子でレギュレーターをゲット。

今日の戦利品です


ところで、このひと月ほど、コンテストのチェック・ツールの手直しに嵌まっていました。

1週間くらいでできるだろうと多寡を括っていたのですが・・・

元のソースが、かれこれ10年くらい前に書いたもので、すっかり忘れてしまいました。

プログラムはDelphiという言語を使っているのですが、勤め先のライセンスだったようで、ライセンス切れで動きません。

コミュニティエディションとい無料版があるのですが、これが何度やっても認証で蹴られてしまいます。年甲斐もなく、癇癪を起しそうになりました。

途中でVBやフリーPASCALのLazarusにも浮気したのですが、どうもしっくり来ません。

結局、個人で登録していた旧版のDelphi 7までバージョンを落としてインストールしました。

ヘルプは見れないし、Webで探すコーディング例は絵に描いた餅だし・・・

大昔のDOS版のTurbo PASCALに戻ったようでした。

それでも何とか動き出しすと、根っからの下手の横好き、ついつい没頭して仕舞います。

外出自粛を良いことに、ちょこちょこ書いては、1時間くらい走らせて、バグ取りや照合の手順を見直す、という無限のループを日がな一日廻している内に・・・

気が付いたらひと月経っていました。



feed 160m STL その後 (2020/10/29 12:27:56)

17~18日のJARTS RTTY以降、ログの受付に追いたてられていました。

やっと洪水が収まり、締め切りまでの嵐の前の静けさという感じです。

拙い英語でのメールの遣り取りは、グッタリと疲れます。

JA各局のコメントにも返信したいのですが、よく言う「既読スルー」状態になっています。 vy sri


そんなわけで、今日は気分転換にしばらく放り出していたSTLを弄ってみました。


懸案だったへなちょこ釣り竿の代わりに、ホーペックさんから7MHz用キュビカルクワッドのスプレッダーを1本調達していました。

送料込みで約5万円の、巨額投資でした。

エレメントも、8DSFA Liteでしたが、某フリマで入手した韓国製の10D-2V相当のコルゲート同軸に換えました。


しかし、以前の8Dと同様、たかだか50Wでアークが飛んでしまい、二進も三進もいかない状況でした。

こんなところにも放電痕が・・・


この2週間ほど頭を冷やして見ると、少しでもループ長を長くすることに囚われていたようです。

基本に帰って、絶縁の確保に徹して様子を見たいと思います。

こんな感じにしてみました。

白いジャンパーの形(例えばコイル状に)や場所を変えると、3~5kHz動きます。

オマケに、リンク用のループを弄っていたら三角形になって仕舞いました。


何やら山の麓に鳥居があるようです。hi hi


全景はこんな感じです。

HL製のコルゲート同軸、アンドリューとはフィラーの材質が異なり、かなり重いです。




気になるSWRは、良い感じです。

このあと、控えめに10WのFT8でCQを出したところ、JA1OVD 岸さんからコールを頂き、念願のQSOができました。(嬉しさのあまりキャプチャーを忘れてしまいました)

岸さん、どうもありがとうございました。


その後、数局のJAとQSOしていただき、国内QSOには充分使えるとの手ごたえが得られました。

久しぶりに、美味い晩酌でした。



feed MiniWhip用バイアス・ティーの検討 (2020/10/16 21:36:41)

週末のMakrothen RTTYにチョッカイを出してましたが、ぱっとしないコンディションでしたね。

ACAGに流れたのでしょうか? JAは1局だけでした。

結果、今回はのメインは受信用のアンテナでした。


と云うのは、スキマー用にナガラの5バンド・トラップ・バーチカルを使っていました。

が、下手にとったステーが仇になったようで、すっかり調子が悪くなりました。

そこで、代わりにならないかと思い、一度見放したミニホイップを

引っ張り出しました。

元ネタはこちらです

http://www.pa3fwm.nl/projects/miniwhip/

オランダのTwente大学の、WebSDRで使っているとの事。

こんなに見えるなら云うことはありません。

回路もシンプルです




が実際には、なかなか上手くいきませんでした。

騙されたつもりで、eBayで中華製の偽物PA0RDTも買ってみたのですが、やはりダメ。

と云う訳で、放っぽり出していたのでした。 2~3年前の話です。


さて、この初夏、50MHzの八木を作るためのバランをいじっていて思ったのは、

チョーク(RFC)やコモンモードフィルターが、実に難しいことです。

例えば、コイルのQに拘っても、実際の配線が50オームになることは無いので、絵にかいた餅に終わる事も良くあります。

そのために、CMCテスターのようなツールが工夫されたようです。

が、使い方がかなり難しくて、万事が面倒くさがりの私にはちょっと無理です。

何か安直な方法がないかと思案していました。

解説を斜め読みすると、自由空間のインピーダンス 377Ωでの効き方がミソのようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%80%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9


だったら、1:9のトランスを対向させて、

50:450 <--> [DUT] <--> 450:50

の通過特性を見れば、当たらずも遠からずでは?と思いつきました。


で、こんなものを作っていたのでした。

中華ミニホイップに付属のバイアスTを挟んでいます


特性はというと・・・

RFCの自己共振周波数で鋭く減衰していますが、上も下もダダ洩れですね。


トランスが今一つで、20MHz辺りから怪しくなりますが、ツボは外してない(考え方は大体合っている)ようです。

調子に乗って手元のものを幾つか当たってみました。

9.52mHのチョーク



面白かったのは、ハニカム巻の古い1000uHです。


先人の知恵ですね!

たぶんFT50-43のはず


低い方が今一つ

某オークションでおもしろいコアをみつけました。

きっとこんな用途の材質だと思うのですが、コイルとして見ると恐ろしくQが低いのです。

0.6mmくらいのエナメル線を巻いて、高い方を(こちらはQが高くなる)フェライトの芯でカバーしてみました。


良い感じです


アンテナ側も同じように替えてみました。


ペットボトルに押し込んで


釣り竿の先に括りつけました。


RedPitayaのRTTYスキマーに繋いだ結果は・・・


トータルの解読数は407で、意外に善戦してくれたようです。

何方かというと、低い方が少しだけ得意なようです。

供給している電圧は、約8Vです。

12Vくらいまで上げた方が感度もIMDも良くなるのですが、熱っちっちになります。

放熱が宿題です。

週末のJARTSまでに、ルーフタワーのステーにでも括り付けたいと思います。



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