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160m用マグネチックループもどきの続きですが・・・
コンテスト終了数時間前に、ついうっかりハイパワーで送信してしまいました。
結果は、体力測定どころではなく「破壊試験」
あっけなく終了となりました。
コンテスト開始時、うっかり100Wをぶち込んで壊してもいけないと思い、
160mは、JA7KBRのコールで、同軸STLとFT-817のQRPでエントリーすることにしました。
日中は暇なので、7L4IOUのコールで、IC-7100とDPでSOABへの参加です。
日曜の夕方、部門を切り換える際に、「7L4IOUで160mを覗いてみよう」かと思いました。
で、うっかりIC-7100の出力を160m STLに繋ぎかえて、そのままCQを出してしまったのです。
初めは何ともなかったのですが・・・
数回CQを繰り返すうち、SWRが跳ね上がり、終了と相成りました。orz
他のバンドも、アンテナの耐電力が低いため、出力は70~80Wでしたが、
こんがりと焼いてしまったようです。
さて、台風も接近しているとの事。
大急ぎで撤収しました。
心配したのは「どこでリークしたのか?」ですが、不幸中の幸いで接続部分のようです。
テープを剥いてみると、こんな感じでした。
「芯線の開放端」と「シールドの開放端」の間に、高電圧が生じたように見えます。
同軸の自己共振を利用する場合、「どこがコンデンサになるのだろう?」と思っていましたが、どうやら気を付けないといけないのは此処のようです・

WSJT-Xのコンテストモード、
CQ WW VHFで何度か、突然WSJT-Xが終了して焦りました。
今朝、メーリングリストをみていたら、回避策が投稿されていました。
クラッシュは、APデコーダーが推測したデータをダブルクリックした際に、発生するようです。
1.FT8では、AP modeを無効にする。
Disabling AP mode ("Menu->Decode->Enable AP") in FT8 mode
2.FT4では、Fastを使う。
for FT4 check "Menu->Decode->Fast"
3. Tab2のメッセージを使用しない。
また非コンテスト局とQSOを完了するのは難しいので、通常のQRGではコンテストモードの実行は避けるようにとの事です。
下の推奨周波数を使うのが吉のようです。
A. FT4 recommended sub-bands:
1.840-1.844
3.580-3.590
7.080-7.090
14.080-14.090
21.080-21.090
28.080-28.090
B. FT8 recommended sub-bands:
1.844-1.848
3.590-3.600
7.090-7.100
14.090-14.100
21.090-21.100
28.090-28.100
C. JA sub-bands on 80 and 40 meters:
FT4:
3.528 (JA-JA), 3.570 (JA-DX)
7.038 (JA-JA),
7.080-7.090 (JA-DX)
FT8:
3.531
(JA-JA), 3.573 (JA-DX)
7.041 (JA-JA), 7.090-7.100 (JA-DX)
73 GL!

8/29 am 追記
RTTY OPSのホームページを見ると、最終ルールを掲載していた7月15日付の投稿が削除されているようです。
-----------------------------------------------------------------------------
SCC RTTYのルールを踏襲して、LB3RE/K3RAG Ragさんが開催するコンテストの第一回です。
日程が二転三転していましたが、旧SCCを若干前倒した案内メールが届きました。
結果的に、本家のSCCとWWROFが共催するWW Digi DXとかなり被ることになります。
以前のSCC RTTYには160mが無かったので、WW Digiを強く意識しているように見
受けられます。
確信犯かも知れませんね。hi
名 称: RTTY OPS WW RTTY CONTEST
日 時:8月29日03:00~30日03:00
周波数:1.8~28MHz
モード:RTTY
交信相手:JA局を含む全世界の局
ナンバー:RST + 免許を取得した西暦年
・シングルOP局は,運用するオペレータ本人が初めて従事者免許を取得した年.
・マルチOP局は,そのクラブまたはコールの免許人が初めて免許を取得した年.
ロ グ:send log to <cq-rttyops-ww-rtty@lb3re.com>
締 切: 7 days after the contest (Sunday 11.59 UTC).
ルールに記載なし (旧SCC RTTYは、終了後48時間以内)
ルール詳細: https://rttyops.wordpress.com/2020/07/15/scc-igry-ww-rtty-contest/

今日も暑いですね。
四苦八苦している160m用のマグネチック・ループもどきですが、
スケールモデル代わりの30mで、期待どおりの結果が得られたので、大型化にトライしてみました。
ご近所にはモザイク
熱中症になりそうなので、こんなところで一区切りにします。
メインループは、長さ約8.5mの5DSFA-LITEです。
園芸用トンネル支柱に添わせて円形を保っています。
追加のコンデンサはありません。
9mからスタートして切り刻んでいったので、正確な寸法は解体してみないと分かりません。hi
カップリング用のループは、同じく5DSFA-LITEでこちらの長さは約2mです。
押しつぶして楕円にした方がSWRが良くなりました。
SWRは、FT8 QRGの1.840MHzに合わせました。
SWR 2以下の運用可能範囲は、1.835~1.845MHzの約10kHzです。
SunSDR2のクロックを最大にして、バンド全体のノイズレベルを見渡すと、SWRのカーブを反転したような形になってぃます。
それにしても、変なノイズが一杯!
発生源は、シャック内の電源やPC類と思われます。宿題です。
SWRの微調前でしたが、昨晩の21時頃にVKの10W局が見えていました。
構造の鍵となるポール、実は10年物のグラスの釣り竿です。
もう二晩もってくれれば、WW Digi DXで試し打ちです。
体力(耐電力)測定はしていませんが、20Wまでは問題ないようです。
50Wは大丈夫な筈ですが、100Wはきついかも知れません。
こちらも、コンテストが終ったら試してみましょう。


先日は、手持ちのスチロールコンデンサと比較するため9.65MHzでのディップを見ました。
ジャンクのスチコンは上回ったものの、マイカより悪いのが気になっていました。
ふと思ったのが、相方のコア(多分T50-6)の周波数特性です。
680pFマイカとの共振周波数は、8.1MHzでした。(逆算インダクタンスは0.57uH)
510pFスチコン比較時は、9.65MHzです。(逆算インダクタンスは0.58uH)
7メガと10メガの間ではありますが、少しQが低下するのかも知れません。
と云う訳で、8メガ付近でのディップを確かめてみました。
先日は金属製のクリップで挟んでいましたが、今回は樹脂製のクランプです。
極板(5Cm x 5Cm)は、3枚 x 2組=6枚です。
結果は、-35.13dBでした。
マイカが、-35.71dBだったので、ほぼ互角の特性と言えそうです。ヤレヤレ


泥沼化している160m用 マグネチック・ループですが、
初心(最初の思い付き)に還って、外付けコンデンサ無しを試したいと思います。
1回巻きコイルのインダクタンスと、シールドと芯線の間のキャパシタンスを見積もると、
5C-2V 5D2V系 同軸の場合、ザックリ10メートルくらいの長さで共振するはずです。
全周10mのループというと、ほぼ28MHz用 キュビカル クワッドの大きさです。
若いころの感覚だと「たったの10m」です。が、この齢になると一寸試してみるには、手強い大きさです。hi
そもそも、「自己共振を利用したループが、アンテナとして機能するのか?」も分かりません。
こんな時、門前小僧にできるのは「手を動かす」のみです。
という訳でこんな物をでっち上げてみました。
材料は同軸(2.5D-HQ)約1.7m、電線(1.6mm IV)約45Cm、CMC用コアのみで、コンデンサは使っていません。
いきなり体力測定をして壊しても詰まらないので、Omniaミリワットメータの限界以下でテスト中。
実は、20Wを超えたところで ERRORがブリンクして肝を冷やしました。
が、測定限界を超えたというミリワットメータの悲鳴でした。hi
20WのWSPRで2分間送信しても、SWRはビクともしませんでした。
3~4日まえから10MHzのWSPRを運用中ですが、直近のレポートはこんな感じです。
直近50レポートの距離順表示
シミュレーションでは、-17dBくらいのゲイン(ロス?)ですから、こんなところでしょう。
10MHz帯だと「何をやってるんだか」のレベルです。しかし、160mで、回転半径1.5Mのアンテナでこの値が再現できれば御の字と言えます。
主ループの直径は約55Cm
さて、どうなりますか・・・

同軸を使ったマグネチックループ用のコンデンサですが、
同軸自身のシールドと芯線間のキャパシタンスでは不足します。
バリコンを挟み込んで、所望の周波数(今回は1.840MHz)に同調させました。
その後、羽を動かさないように取り外して、値を測りました。
読み取った値は、およそ690pFでした。
廃棄リグや改造の際に外してため込んであったマイカコンデンサを探すと・・・
681J発見!
680pFが見つかりました。
◇にMのマークがあるので、松崎製ですね。
松崎電機製作所
https://www.matsuzakidenki.co.jp/product-details/
Jの辺りが焦げていますが、この写真はアンテナから取り外した後なので
先日の実験中に焼いてしまったようです。
治具に内蔵している約0.5uHのコイル(T50-6に10回巻)と直列共振させたときのディップは -35.71dBでした。
共振回路を構成する素子のQが高いほど、この減衰が大きく(深く)なります。
このコンデンサを使った時のSWR最良点は約1.2でした。
1W送信に耐えられなかったのは残念でした。
もう少しQROしたいと思って交換したのがこれです。
39pF 17個並列 + (39pF 2個直列) = 682.5pFを目指しました。
特性はこんな感じです。
雑な工作にもかかわらず -35.04dB
意外にもマイカに迫る善戦で、SWRも1.2まで落ちました。
某オクで入手しましたが、良い買い物でした。
一方、同じオクでも駄目だったのがこれです。
680pF 2個並列を2つ直列にしましたが、容量が足りず。
68pF 2個直列をパラにした、6個のクラスターです。
3KV耐圧の温度補償用との触れ込みでしたが・・・
-23.11dBで、SWRも同調点で7~8辺りまでしか下がりませんでした。
他の値も表示と実測のばらつきが多く、Qも低いものが大半でした。
この手のコンデンサ(中華製?メーカー不詳)、表示や売り文句を鵜呑みにして使うと酷い目にあいます。
で、失敗や錆などて弾いてあった片面の紙エボ生基板が目につきました。
12Cm x 12Cmくらいの片を重ねると、約100pFほどです。
「これだ!」と云うので作ったのがこれです。
4Cm x 12Cmを11枚重ねました。
さて、結果は?
-21.46dBで惨敗でした。此方もSWRは8辺りまでしか下がりませんでした。残念!
それでも、使い勝手は悪くありません。
基材や素性のはっきりした基板を使えば、一皮むけそうな気がします。
そう言えば、ずいぶん前に、銅箔テープとテフロンフィルムでBPF用コンデンサにチャレンジしたことを思い出しました。
パワーを入れると、たぶん気化した糊だと思うのですが、何かが噴き出してきてNGでした。
そうそう、某MLで話したところ、JH1KRC 渡辺OMに「ぶんぶく茶釜・・・」と評されたのは懐かしい思い出です。hi
いつか再挑戦したいと思います。

FT240-61ローディングで完敗したマグネチック・ループもどきですが、
その後6.4mと少し長いアンドリューの同軸があったので引っ張り出しました。
680pFのコンデンサと数ターンのコイルを追加したところ、ほぼ所望の周波数に同調しました。
同調点はコイルのビッチで微調整
さて問題は、このマイカコンデンサで何Wまで耐えられるか?です。
そろり、そろり出力を上げて行くと、1Wを超えたあたりからゆっくりとSWRが上がり始めました。
残念ながら、FT8での1W 15秒送信には耐えられませんでした。
FT240-61ローディングの10mWよりは少したくましくなりましたが、せいぜい100~200mWが限界のようです。
電圧よりも、電流の増加で温度が上がり容量がずれていくような感じです。
7日の夕方 8日の早朝
、JA2HMDさんが強力に入感していたので、無謀にもこの状態で呼んでみたところ・・・
OMの受信能力に助けられて、73まで進むことができました。MNY TNX!
WSPR用に設定していたせいか、自分のメッセージが見えませんね。hi
さて、こうなると虚仮の一念で深入りしてしまいます。
某オークションで「村田の39pF 3kV耐圧のセラミックコンデンサ、一袋500個入り」といううのを見つけて飛びつきました。
それをパラにして置き換えたのがこれです。
やっとのことで、WSPRの2分間送信を2Wで完走できるようになりました。
もっとも最後はSWRが3くらいになりますが。hi
この状態で2~3日、160mのWSPRを運用してみました。
耳が良い局との国内QSOは、何とかなりそうです。が、せめて5Wくらいまでは体力を上げたいところです。
高周波の電力用コンデンサは難しいですね。
コンデンサ探しの始まりです。