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夏の風物誌ということで、この時期になるとテレビや新聞のニュースでペルセウス座流星群の話題を良く見かけます。
https://www.astroarts.co.jp/special/2020perseids/index-j.shtml
Meteor Scatter (MS) QSO というのは、この流れ星の痕跡を反射板代わりに使う交信方法です。
数日前からワッチ(寝る前に仕掛けて置いて、翌朝たしかめるだけですが)していましたが、今朝はQSOにトライしてみました。
タイミングが合うと、こんな感じでトントン拍子で進みます。
MNY TNX TO JA8JEPさん
私の場合、こういうのは珍しくて数分かかるのは良い方。大半は尻切れに終わってしまいます。しかし、「あばたも笑窪」とはよく言ったもので、スリルが満点のなかなか楽しいモードです。
ヨーロッパの局がYoutubeにアップしていましたが、こんなに見えるのは羨ましいです。
PERSEIDEN 2017 Meteorscatter 50 MHz MSK-144
https://www.youtube.com/watch?v=8GrGDunHPbg
モードは、通常MSK144を使います。
従来は、めんどくさい変更届が必要でしたが、先般の免許手続き簡素化で、FT8が許可されている局は手続きなしでMSK144も運用できるようになりました。
季節限定の珍味を味わってみませんか?
また、groups.ioのWSJT-Xメーリングリストを見ると、10MでのMSで盛り上がっていました。
元ネタはこちらのようですが、なかなか楽しそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=y-C8XMhgkF4
JT9 Fastは感度が良いので、DPと100Wでも活けそうですね。





普段のメールやシャックとの接続に使っているPCが、いよいよ不調になりました。
実は、2年ほど前からブルースクリーンで停止するようになりました。
最初は月に1回有るか無いかという頻度だったのですが、だんだん多くなりました。
当然メモリーを疑って、Windowsの管理ツールのメモリ診断でチェックしましたが、「異常なし」。
エラーログなどを調べていくうちに、ほぼ例外なく、クローム・デスクトップでシャックのPCを接続しているときに起きる事が分かりました。
QSOしている途中だけでなく、原稿などを書くときにもWSJT-XやJTDXの画面を参照することも多いので、バックグラウンドでリモート・デスクトップを動かしていることが多いのです。
編集中のファイルがすべて消えてしまうので、非常に厄介です。
今年に入ると多くなってきたので、Chromeデスクトップを止めて、TeamViewerに替えました。
が、しばらくすると「ライセンスに反する商用利用をしているので、5秒後に切断する」という嫌がらせ?を受けるようになりました。
そのためTeamViewerには見切りをつけて、この3か月ほど、Windwos 10のリモートデスクトップ、AnyDesk、Brynhildr(ブリュンヒルデ)などをとっかえ、ひっかえしていました・・・。---この話はまた改めて---
ところが、一昨日、とうとうクローム・デスクトップを使っていないのに、ブルースクリーンでダウンしてしまいました。
流石に、これはオカシイ!ということで、Windowsメモリ診断を走らせると・・・
もう少し詳しく見たいと思って探して見ると、「MemTest86」というのが定番ツールのようです。
無料で使えるメモリテスト「MemTest86」の使い方
http://blog.livedoor.jp/ocworks/archives/52077309.html
さっそく、
https://www.memtest86.com/download.htm
からダウンロードしてみましたが、USBドングルから起動できません。
見慣れない「UEFI」という単語があったのを思い出して確認すると、かつてのBIOSに代わるハードとOSのインターフェースのようです。
わたしが使っている時代遅れのマザーボードには、そんな上等な機能はありません。
と云う訳で、半日余りも遊ばれてしまいしまた。
ダウンロード・ページを下にスクロールして行くと、
旧バージョンをダウンロードして再挑戦です。
USBドングルから起動して、Memtest86を実行すると・・・
3年半ほど前に密林で買ったメモリーですが、劣化が進んだようです。
いわゆるメモリー相性問題は何度も経験しましたが、ここまでエラーが露骨な個体は初めてです。
評価なんてあてにならないものですね。
とは言っても、死ぬまで直らない病なので、また安物を買ってしまいました。hi
昨日の夕方届いたので、さっそく交換しました。
交換前
しっかり取るにはクーラーを外さないといけないので、掃除機を掛けてお茶を濁しました。
MemTest86のテスト結果は
動作がキビキビと早くなりました。
今まで、エラーのリカバリーで時間を浪費していたのかも知れません。
Chrome Desktopでの問題も、今のところ発生していません。

具合が悪くなったminiVNA Proのピンチヒッターに購入した、nanoVNAが評判通り、と云うよりは想像以上に使い勝手が良いのに驚きました。
VNAを使えば、コイルのインダクタンスやコンデンサのキャパシタンス、相対的なQの値が読み取れることは、門前小僧で知っていましたが、
測るたびにコネクタや鰐口クリップ、同軸の長さなどが違うのでは客観的な比較ができません。
と云う訳で、バラン用に見繕っていたコアの特性などを数値で比較したいと思い、この数日、密林やオクで部品を集めて、こんなものを作ってみました。
例えばこんな感じです。
直列共振回路を構成するとコンデンサのQが十分高いと想定すると
もう少し確かめてから、(勘違いなどしてなければ)使い方などをメモしたいと思います。

ホームセンターを覗いてみると3mmΦのステンレス螺子は、使用していた、長さ30mmまでしかありませんでした。
3mmΦではあまり長いのはバランスが悪いのかも知れません。
と云う訳で、素直に4mmΦにしました。
SWRの最小点は少し高くなってしまいました。

心配したように、CQ WW Digiと日程がぶつかるため、
10月4-5日に変更するとの事です。
-----------------------Original Message-----------------------
From: Stein-Roar Brobakken
Subject: SCC RTTY contest ->>>CQ RTTYops WW RTTY 4-5 october (new dates
to avoid conflict with CQ WW digi)
Date: Mon, 20 Jul 2020 03:20:51 +0200
CQ RTTYops WW RTTY
Contest as old SCC RTTY from 1988-2019.
CONTEST RULES
1. OBJECTIVE
For amateur radio stat
--- 以下省略 ---
https://rttyops.wordpress.com/rttyops-ww-rtty/
もし実現すれば、10月の週末は
第1週:CQ RTTYOPS RTTY
第2週:Makrothen RTTY
第3週:JARTS WW RTTY
と、3週続きでコンテストが開催される、
RTTYコンテスト月間になると楽しみにしていました。が、
W6SXから、
今年最大の州のQSOパーティである、カリフォルニアQSOパーティーとぶつかる・・・
と強烈なクレームが付きました。
https://groups.io/g/rttydigital/message/1273
さてどうなりますか・・・

今日は暑かったですが、この晴れ間は続かないとの事、昼からアンテナの調整に出かけました。
バランと給電部はこんな感じです。
ブームから浮かすため、5mm厚のポリカーボネート板をCNCで切り欠きました。
大きいコアはFT240-61です。
無理してW1JR巻で巻き数を稼ぐ必要は無いようです。
左側の小さいコアはT80-10です。
コンデンサで共振させて、同軸の外被に流れる電流を阻止してみようという算段です。
ケースは流用のため、穴がずれています。
こうして見ると如何にもバランスが悪いですね。
空け直した方が良さそうです。
エレメントは軽くサンドペーパーで磨いたのですが、テナコートが無かったのでペンキを塗っておきました。
ネジは短かいし、ドリルは忘れるし、困ったものです。hi
ブームはオリジナル一部(2M)です。
ブーム取り付け用のブラケットの影響か、共振点は少し下がりました。
ざっとSWRを合わせたら、FB比の調整です。
FB比の調整は、自宅からFT4でCQを出し、FT-817で受信し、SNを比較します。
スマホからリモートで操作していますが、今回はIC-7100だったので、
トランシーバとWSJT-Xのレベルを絞り切り、サウンドカードの目盛はかろうじて1つという設定です。
自宅アンテナとの距離は、ちょうど300M位です。
間にある木造の建物が陰になり、残念ながらここからは見えません。
自動で画面をキャプチャしていたつもりだったのですが、ソフトを起動していなかったようです。
どれも光って見難い写真でずか、要所でスナップを撮ってありました。
調整中のウオーターフォール(WF)です。
この時の、解読の様子です。
最終的に、フロント +12dB。サイド +9dB。バック -17dB。斜め後方 -19dBという値になりました。
AGCやソフトのエラー修正機能が加味されているため、アンテナの特性とは異なります。
それでも、+12dBのFT4信号が、アンテナを廻すとスーッと消えて解読できなくなるのは、ビームアンテナの醍醐味です。
なお、撤収直前のSWRはこんな感じでした。
50から51MHzは実用範囲に入っています。
前回の、塩ビ管ブームと比べると、少しブロードになった様な気がします。