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link 7L4IOU 7L4IOU (2025/10/29 7:05:37)

現在データベースには 305 件のデータが登録されています。

feed KiwiSDRの入力保護 (2025/5/21 7:08:35)

春先の雷雨で、先日のCNCはじめ幾つか不具合が発生しました。

深刻なのがRedPitayaでの1台です。

7と10MHzデュオバンドのダイポールにつないでいたのですが、どうやら、アンテナ端子から入ってRJ-45コネクタから抜けたようで、その後はLAN接続ができなくなってしまいました。

Hermes Lite 2も1台認識しなくなったのですが、ファームウェアを入れ直したところ、息を吹き返してくれました。

そんなこともあり、Kiwi SDR NZの入力保護回路(送料込みで4,200円)を購入してみました。

https://kiwisdr.nz/products/sdr-protection-circuit

50Ωのトランス2個で、TVSダイオード(2回路入り)をサンドイッチにしたようなシンプルな構造ですが、

100Wを直接印加しても、保護回路もKiwisdrも損傷しなかったそうです。

1kWを直接印加した場合は『保護回路が機能しなくなりKiwisdrが保護されることを期待しますが、その電力レベルでの保証はありません。』との事です。hi

さて、他にもSDRが何台かあります。

以前から、RTTY Skimmer用のキャリコン式の保護回路を使っており実績もあるのですが、電源が必要で取り回しが面倒です。ここは、簡単なKiwiSDR方式で行きたいと思います。

とは言っても、おいそれと追加購入はできないので、真似っこして作ってみました。

参考にしたのはこちらの記事です。

「Ochrana vstupních obvodů přijímače (受信機入力回路保護)」

https://www.okdxf.eu/index.php/technika/272-ochrana-vstupnich-obvodu-prijimace

こちらの図5方式で行きたいと思います。

オリジナルはARRY SOLUTIONSのようです。

この方式に関しては、逆並列ダイオードによるIMD悪化の心配が指摘されますが、解説によるとトランスと抵抗、特にR2のおかげで、丸みを帯びたソフトクリッピングになるので心配ないそうです。

図5では、5.1Ωの抵抗になっていますが、手持ちのムギ球を使ったランプ・ヒューズにしてみました。

(上)KiwiSDR NZ (下)自作

自作品はサージプロテクタ、コンデンサ、ムギ球、抵抗の損失が加わりますが、全体的な特性はよく似ていました。

10kHz~200kHz

10kHz~30MHz

10kHz~300MHz

周波数の下限は約40kHz、上限は60MHzあたりでしょうか。

実際に使ってみると・・・

信号強度の低下はほとんど感じられず、むしろSNRがアップしました。

確かに挿入損失はデメリットですが、2個のトランスによるコモンモード・ノイズ抑制効果でしょうか?

SNR向上は想定外のオマケでした。

たまたまのビギナーズラックかも知れませんが、自作品を入れるとSNRは33dBにアップしていました。


feed HexBeamの一区切り (2025/5/18 7:10:27)

しばらく前にラジオで、「男性の健康寿命は72才・・」とかの話を聞いて、気持ちがザワつきました。

確かに、目も耳も悪くなるし、足腰も痛くなるしと、思い当たる所がいろいろあります。

昨年2月に防水工事のためアンテナを降ろしてから、KiwiSDRや受信アンテナ作りで遊んでましたが、今のうちに送信アンテナを上げないと、SWL専業?になって仕舞うかも知れません。hi

かれこれ4年近く前、友人から譲ってもらったHexBeamを上げようと思い立ちました。

10年前はルーフタワーを使いましたが、今回は某オークションで入手した、ステンレス製の電測用ポール(38mmφ)を使いたいと思います。

ちょっと困ったのがステーリングで、38mmφは在りそうで無いのです。

ネットで検索すると、あるメーカーがヒットしたので問い合せフォームに入力しましたが、まったく反応がありません。痺れを切らして電話してみたところ、たらい回しのあげく「ずいぶん前に止めました。在庫もありません」との事。そんな会社なんだな~と、怒る気にもなれませんでした。

自力で何とかするしか無いようです。

5mm厚のポリカーボネート板でドーナッツを作ることにしました。

Gコードを間違えて傷を付けたりしながら、何とか削ったのが左側です。

削っている途中でも可笑しいなと思ったのですが、楕円になってました。orz

実は、春先に夕立の後ルーターが気絶していたのですが、誘導雷かサージにやられたらしく、PCやSDRの設定が飛んだりで、次から次と不具合が出ているのです。再設定を間違えていたようです。

気を取り直して削り直しましたが、半日仕事のつもりが3日もかかってしまいました。


次は基礎です。

 屋上に置いただけだと、上だけステーを取っても、足払いを掛けられたように簡単にひっくり返ってしまいます。

ローテーターの回転モーメントにも耐えられません。

4方向からのステーをLアングルで受け、足場パイプの切れ端をUボルトで固定してみました。

この上にローテーターを乗せます。

ポール全長は約9Mで、1Mのパイプを差し込んで繋ぐ構造です。

あまり欲張らないで、5本繋ぎで行きたいと思います。

2方向のステーでテンションを掛けながら、

 差し込む→押し上げる

という手順をイメージしていましたが、大誤算でした。

一つは、HexBeamの大きさと頑丈な中央ポストの重さです。まるで、竿燈のようでした。hi hi

もう一つは、風です。昨日は弱めでしたが、風向も変わるので冷や汗をかきました。

で、一番の理由は、筋力とバランス感覚の衰えです。

2本でギブアップしました。

これ(2本)だったら、中間のステーは要らなかったかもしれません。

雲行きも悪くなってきたので、早々に撤収しました。


―・・・―

シャックに戻ってSWRを確認しました。
オリジナルの14~50MHz

14-28MHz

14MHz

18MHz

21MHz

24MHz

28MHz

50MHz

追加のダイポール

7MHz

6M高で設定していたので、低いほうにずれてしまいました。


10MHz

今日は予報通りの雨です。

九州南部は梅雨入したとか。

生煮えですが、これで一区切りにして、しばらく様子をみて見ます。

         ―・・・―

 昨日(17日)は、大荒れの天気になりました。 当地での最大風速は22.0m/sだったそうですが、 感覚的には中型台風のような印象でした。

 いきなりのストレステストでしたが、お陰様で合格できたようです。

 方向は0度にセットしていましたが、今朝見ると、約45度を向いていました。ローテーターのクランプが38mmφからなので、締め付けが足らないようです。

 強風予報時は45度にセットしておくと、自律的な方向調整が出来るかも知れません。hi



feed 詐欺にご注意 (2025/5/11 15:46:32)

 たまたま当ブログへのアクセス件数を見たら、ATU-100のページへのアクセスが急に増えていました。

 どこかで話題にでもなっているのかと思って、ATU-100を検索してみると、こんな広告が表示されました。

詐欺サイト

画像や説明の一部が勝手に使われていました。

 他にも幾つか、不自然にアクセスが増えたページがあり、同じ様に使われた形跡がありました。

 何かの役に立つなら自由に使ってもらって構わないのですが、詐欺の道具に使われるのを見過ごすわけには行きません。

 ページを削除しようかと思ったのですが、アクセスがあると云うことは、詐欺の注意喚起に使えるかも知れません。

 少なくとも誰かに使用を許可したことはないので、該当しそうなページのトップには以下のような注意書きを追加してみました。

詐欺に注意!

当ブログの画像や説明を使っている販売店は詐欺サイトです


feed AG5RT Wideband 90 deg Hybrid Coupler (2025/5/9 11:33:35)
90° Hybrid

Port 3 (Sum) --> Port 1 (0°)

Port 3 (Sum) --> Port 2 (90°)

Splitter --> Combiner  (  0-9 0, 9 0- 0   )  


Splitter --> Combiner  (  0- 0, 9 0-9 0   )

―・・・―

15uH inductance

15uH Self-resonace

M-521CT Leakage Inductance

M-521CT capacitance

single inductance

single self-resonace

series inductance

series self-resonace

―・・・―




・・―




feed Minimal 90deg Hybrid Splitter / Combiner (2025/4/24 8:34:30)
スモールループ、アクティブダイポール、ミニホイップいろいろ作りましたが、それぞれ長短があって、落としどころが見つかりません。
組み合わせてみたらどうなるんだろう?と思ってWebを眺めていたら、こちらのサイトに行き着きました。

「R&S HE-015 Active Antenna」
 
掲載されている写真を見ると、コンバイナーは「Anzac JH-6-4」のようです。
 
主要部品のJH-6-4もDigiKeyに掲載されていますが、価格が法外です!
 
データシートはこちら
 
JH-6-4 または同等品が何でできているのか?どのように機能するのか?
とあるフォーラムで尋ねてみたところ、たくさんのご教示を頂きました。
まだ理解できていないところが多いのですが、主なところは

・2つの直交水平ダイポールで水平方向の無指向性を実現したい場合は、90°カプラと組み合わせる必要があ。これはターンスタイルダイポールと呼ばれる。

・JH-6-4 は非常に複雑で、高精度値のコンデンサとインダクタを使用しているため非常に高価であり、応答曲線を最適化するために多少の調整も必要になると思われる。

・1:1トランス1個とコンデンサ2個、インダクタ2個を使って、狭帯域90度ハイブリッド合成器を作ることもできる。

・広帯域90度合成器が必要な場合は、センタータップ付きのトランスとインピーダンス整合トランスが必要。例えば100:1の帯域幅が必要な場合は、インダクタとコンデンサをそれぞれ16個ずつ用意する必要がある。

JH-6-4が高価な理由は、ちゃんとあるようです。
すこし狭帯域な回路例もご教示いただいたのですが、なかなか難しそうです。
諦めきれず、「90度ハイブリッド」の市販品を検索してみたところ、Mini-Circuitsの製品が、それなりのお値段ですが、比較的簡単に入手できるようです。
いくつか検索してみましたが、SCPQ-10.5+が一番安かったです。
 
データシートを見て驚きました。
データシートの右下にある回路図は非常にシンプルです。
実際にバイファイラトランス1個と抵抗1個なのでしょうか?
それとも単なるイラストでしょうか?
 改めて尋ねてみたら
・トランス結合やその他の要素が何らかの形で「操作」されて必要な位相シフトが生成されない限り、これが実際の回路ではないと思います... との事
そりゃそうだよな。と思いつつ、少なくとも巻線間の容量はあるはずなので、
コイルが 10uH で、巻線間の静電容量が 4pF (2x2pF) と仮定して、シミュレーションしてみると、約 25MHz あたりでハイブリッド的な動作をするようです。

元の図はMini-Circuitsから拝借

目的は、二つの信号の合成ですが、シミュレーションのやり方が分かりません。orz
スプリッター兼コンバイナーとして動作するようなので、対向させて(分割+合成)入出力を比較すれば、当たらずも遠からずの特性を観察できそうです。
100pF のコンデンサを追加すると、3.5MHzを中心にスプリッター/コンバイナーとして動作しそうです。


簡単な回路なので、作ってみたいと思います。

この時点では、二つのコイルは共振回路ではなく、トランスだと思い込んでいたので、例のコモンモードチョークを投入するつもりでした。

ARCADの実体図と削った基板
手抜きで、装着してあった1mmφのエンドミルで削りました。SMDの抵抗とコンデンサがギリギリのセーフでした。hi

さて、ぼんやりLTSPICEの回路を眺めていて、どこかで見たことがあるような気がしてきました。
そうです。「トロイダルコア活用百科」でした!
366ページ(私が持っているのは旧い版)から、クワッドレチャ・ハイブリッド (quadrature hybrid)として、数ページに亘って解説されていました。
ぼかしてます
コモンモードチョークのままだったら、大失敗まっしぐらでした。ヤレヤレ

コイルは、各1.6uH。T37-2に 0.4mmのホルマル線をバイファイラ巻きで目一杯の約20ターン。
コンデンサは、切りの良いところで100pFとして、シミュレーション再開です。

正常な結線
青線が、出力側のSumポート。赤線が出力側のダミーロードポートです。
共振があるので本質的に狭帯域ですが、7MHzから14MHzは使えそうな気がします。と言うか、実際には違いが分からないかも?

反対の結線
出力側の基板を引っくり返したときのシミュレーションです。
このディップの深さで、実物のQ(仕上がり具合)が判断できそうな気がします。

現物はこんな感じです。

NanoVNAで測ってみました。
通常接続
反対の位相で対向
思ったよりブロードでした(目盛の設定ミス?)

反対接続
           同じ位相で対向
一番深いディップは-23dBでした。
予想よりも落ちたので、まあまあかな?

具体的な使い道は、これから考えます。hi

feed NWC - 長距離潜水艦アレイの新たな生命 (2025/4/22 7:05:29)

3月初旬から4月初旬まで(私の観察範囲では)、見えなくなっていた19.8kHzのNWC。

大規模改修のための停波だったようです。

「New lease of life for long-range submarine array (長距離潜水艦アレイの新たな生命)」

という記事が、オーストラリア国防省のニュースに載っていました。

写真がいくつか掲載されています。


これは可変インダクタでしょうか?

支えている柱などがテカテカしているのは、全体が(ボルト・ナットに至るまで)樹脂を含侵させた木材で出来ているためのようです。

―・・・―

身近なところでは、ウッドデッキに使われている素材です。

そう言えば、ちょうど10年前に引っ越したのですが、

何かに使えそうな気がして、ウッドデッキの廃材を確保していました。

軒下に放り込んでありますが、今も全く劣化がありません。

目の付け所は悪くなかったようです。

そろそろ(生きてる内に)、使い道を考えますかね? hi


feed PACCdigi 2025は零点 (2025/4/20 10:44:03)

数日前のメールニュースで、PACCdigiがFT4,FT8もokになったのを知りました。

しかし、問題はマルチです。

このコンテストは、PAのプロビンスがマルチになっており、

ポイント×マルチ=スコア という建付けになっています。

1時過ぎにトイレに起きたついでに覗いたら、何局か見えていました。

KiwiSDRやWSPR受信機が動いていますが、5Wなら大丈夫でしょう。

さっそくRSTとシリアルナンバーが送れるFTRUにセットして、見えていたHSとUAを呼んでみました。

あっさりQSO出来ましたが、あとが続き(見え)ません。

眠くなってきたので、終了前ですが零点のログを提出しました。

そう言えば、12月に開催されるOK RTTYが、ずいぶん昔はOKの局数を最後に乗ずる建て付けになっていました。

コンテストから間もない、忘年会だったか?新年会だったか?

他界されたあるOMと、「ウチも零点だった」と盛り上がったのを懐かしく思い出しました。



feed NWC 19.8kHzの連続プロット (2025/4/19 4:58:03)

送信を再開した19.8kHzのNWC。

ときどき思い出して覗いて見ると、安定しているというVLFでもそれなりの変動があるようです。

帯域幅200Hz強の信号なので、ドップラーは観察できません。

仕方がないので、ピークとノイズのレベルだけでも見たいと思いました。

最初は、KiwiSDRの1チャンネルを割り当てたのですが、システムやLANの負荷、ソフト的な動作(ゴミ拾い?)で時々データが欠落するようで、面白くありません。

なにか良い方法が無いか思案していて、ふと思いついたのがPCマイク入力への直結です。

幾つか試して見ると、USBドングル型が良く見えました。

昔RTTYやFT8で使っていた中華製のワンコイン(実際は@300円ほど)ドングルで、コンデンサを交換したりして少しだけ手が入っていますが、ハード的にはゲルマラジオ未満かも知れません。hi

構成図

マイク代わりのアクティブダイポール(2SK170 x2)が拾った信号をドングルで受けて、SpectrumLabで表示した波形です。

20kHzの断続信号は新手のようで、KiwiSDRのデータベースには名札がありません。

この3日間ほどのピーク(緑)、ノイズ(ピンク)、中心周波数(水色)、ピークーノイズ(灰色)のプロットです。

2025-04-15 0000-2400 UTC

2025-04-16  0000-2400 UTC

2025-04-17 UTC 0000-2400 UTC

意外なことに日中もよく見えており、深夜(丑三つ時)が底のようです。

また、受信地と送信地の日の出と日の入り時刻に信号がドロップするようです。

今朝の状況です

スペクトラム

NWC-Spc_2025-04-17_1845-2300z

プロット

NWC-Plt_2025-04-17_1300-2300z

大圏図


まだ観察し始めたばかり、分からないことだらけです。



feed IG-RY WW RTTY - Skimmer SWL (2025/4/14 9:04:04)

先週末、IG-RYコンテストが開催されました。

https://www.ig-ry.de/ig-ry-ww-contest

ご招待いただいてたのですが、KiwiやWEB-888の受信機類の停止と再起動に手間がかかるので、今回はRTTY SkimmerのSWLにトライしてみました。

SCC RTTYを引き継いだ形ですが、日程の変更などもあってマイナーなポジションにとどまっており、折からの磁気嵐?もあってか、低調だったようです。

もちろん、アンテナがプア(アクティブダイポール)な所為もあります。

ユニークコールは66局でした

JA1IE 栗田OMが3バンドで見えていました

日中の7MHzで見えていたJA3DLE/1さんや7L2VPLさんたちは、コンテストではないかもしれません。

Top 10 countries

Qs by band


Continents

次回は、受信機の保護回路を用意して、QRPでも良いので参加してみたいと思います。


feed ディプレッション・リグ (2025/4/11 5:46:10)
Webで探し物をしていたら、K3NG OMの"Radio Artisan"というブログに行き着きました。
目的の情報とは違いますが、直近の「ディプレッション・リグ (The Depression Rig)」という記事に興味をひかれました。
自分たちが選んだとはいえ、アメリカの皆さんも大変ですね。

また、言及している"FETer"は初めて見る言葉でしたが、FET 1石のトランシーバーでした。
面白そうですね。



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