無線ブログ集
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あれこれ思案中のアクティブアンテナ。
比較にはWSPRを使っています。
が、160Mは送信局が少ないためなかなかデータが集まりません。痺れを切らしてFT8を受信して見ることにしました。
蛍みたいな光が垂直のアクティブ・ダイポールです。
ケースを作る暇がなかったので、やっつけ仕事で防水用にバタピーの袋を被せました。
HL2(Hermes Lite 2)で3バンドのWSPR(JA7KBR)+160M FT8を受信中。
奥のループが、同じくHL2でWSPR(7L4IOU2)と160M FT8を受信中。
手前が、水平のアクティブ・ダイポールで、8006kHzのJG2XAを受信中です。
ループは、2M長のアルミ・フラットバーを丸めたものです。
アンプの比較用にと思って、同じ寸法と構造で作ったのですが、片方はアクティブDPになっています。
奥のループのアンプは2N5109 x2です。
定番トランジスタだけのことはあって素直な特性で、かつ丈夫です。
使い廻すつもりで、足は長~くしています hi
ほぼ一昼夜が過ぎました。結果はどうでしょうか・・・・
流石にFT8です!
週末もあってか、ずいぶん見えていました。
一晩では、ループは約6000件、DPは約5000件のデコード数でした。が、DPは東と南が壁なので比べるのは酷かもしれません。
残念ながら、アフリカと南米は見えませんでした。
最遠はフロリダのN4IIで、11288km。
おもしろいのは、VK9DXで、7777kmでした。
なにか良いことがあるかな?

新年早々の大地震や航空機事故には驚かされました。
被災された皆様には、心より御見舞申し上げます。
https://101-things.readthedocs.io/en/latest/ham_transmitter.html
これだけでHF帯(0.5 - 30MHz)のオールモード送信器ができるのだそうです。
すごい時代になったものです。
今年もよろしくお願いいたします。

アクティブアンテナの話、実は前振りでした。
JG2XAに合わせた状態で一晩放置していました。
と言うか、食事当番だったので、大急ぎで撤収していました。
朝になってからキャプチャー画面をパラパラ眺めていたら、ところどころに見慣れないパターンが散見されました。
どこぞの国の、物騒な火遊びでしょうか?
そういえば、何年か前にMLで読んだ、VLF帯で流星反射を観測したという話を思い出しました。
8MHzなら十分あり得ます。
以前からときどきVY FBな記事や写真を楽しませていただいている、
榛名山麓流星電波観測所 さんにアクセスしてみました。
どうやら流星反射(たぶん、ふたご座流星群の残り火)で間違いなさそうです。
キャプチャー画面をお借りして、時間の目盛りを合わせてみました。
周波数は違いますが、タイミング的に同じ物体から反射した信号のようです。
時間のズレは、反射体の移動にかかった時間でしょうか?
ひとしきり比べて見ると、途中で消えてしまったのか?片方にしかない反射も幾つかありました。
興味は尽きません。
今夜は、 流星反射だ! の前提で、総動員をかけてみます。

この週末、アクティブ・ダイポールで遊んでいました。
きっかけは「A Compact Active Monitor Antenna for HF Spectral Occupancy Measurements」というレポートです。
アクティブアンテナ関連のWebを眺めていて、たまたま行き当たったのですが...
一般的なPA0RDT型ミニホイップのプローブの代わりに、ADT1-1(1対1のトランス)で短いダイポールを接続しているようです。図6
説明では、トランスは平衡と不平衡の変換。R7の2K2は、エレメントのディスチャージ用とのことです。
が、素人考え(+過去の失敗例)では、R7で平衡を崩しているようにも見えます。
あまり上手く行かないような気がします。
それとも何処か端折っているのでしょうか?
で、眺めていて気になったのが図9です。
上の(a)がRohde & SchwarzのHE16、下の(b)がこのショートダイポール。
HE016が無指向性なので、2つのアンテナの結果が100%同じになることはないが、同じ方向から入射する信号に基づけば、ショートダイポールの応答は非常に満足のいくものである。のだそうです。
トランス1個と針金の切れ端で高嶺の花のR&Sに半分でも届くなら、やってみない手はありません。
コアは、めがねコア(#73-202)を使いました。
期待したのですが・・・・
R7で、片側エレメント下端と基板のGNDと接続するとガツンと入りますが、プローブを長くし過ぎたような、ゲイン過多の感じでした。
LTSPICEのミニホイップのシミュレーションに、トランスをくっ付けてひねくり廻してみました。
素直にリンクで結合するのが良さそうです。
夕方から始めたので、すぐに日が落ちてしまいました。
トリファイラ巻き(白、青白、茶)にして、白と青白の先に約50Cmのエレメントをつなぎ、茶でミニホイップにリンクしています。
時間が無くて(おまけに暗くて)きちんと確かめなかったのですが、エレメント側から基板へのアースは、有っても無くてもあまり変わらないようです。
前線通過時は、問題になりそうなので、それこそディスチャージ用に高抵抗でGNDに落とすのが良さそうです。とりあえず、今回は外しました。
JG2XAの直接波(電離層反射波は消えていた)を受信してみました。
90°回したところ、目的信号はあまり変化しませんが、ノイズはかなり変わりました。
また、たまたま西に2~3Km離れた川の上空を通過した旅客機のドップラーが見えました。
ミニホイップやループアンテナとはかなり見え方が違います。
水平系の特徴が出ているようです。

昨日、友人から「何してだ? 生きてたが?」の電話をいただきました。
そう言われれば、ブログも久しく更新していませんでした。
ご心配いただきありがとうございます。
実は、いろいろ嫌なことがあり、無線をやる気分になれませんでした。
で、気分転換に受信用のアクティブアンテナを作り始めたのですが・・・
これが、なかなか面白くて、どっぷりハマってしまいました。
いくつ作ったんだろ?と思って、広げてみました。
左上がミニホイップ系、左下がループ系、右がバイアスTとフィルター類
部品はほとんどがSMDのため、購入はだいたい10個単位。
たまにヤフオクで掘り出し物のリールをポチったりすると一生使いきれない量(4000個とか)になります。錆びかけた生基板も10kg単位であります。
シミュレーション、基板削り、はんだ付け、受信比較で一日楽しめます。
思えば、安い道楽です。hi
無限ループが始まってしまいました。
最初に手を出したループ系は、秋田で性能に驚いたBYパチモンのLZ1AQを目指したのですが、やはり当地ではBC帯の混変調で実力を発揮できないようです。
ヤフオクで買った、北神テックさんの基板にBFQ19Sを載せたのアンプがチャンピオンでしたが、やはりゲインが大きすぎました。
今のところ、LZ1AQタイプの初段をトランスで受けて、BCストップ・フィルタの後にFETのプリアンプでロスを補ったのが、当地ではバランスが良いようです。
ただ、ハイバンドが今一つです。
ミニホイップ系もいろいろ試していますが、やはりゲイン過多のようです。
そこそこ評判の良いRA0SMSオリジナルもゲインが大きすぎます。
下の写真は、昨晩の様子です。
下がお昼前の受信状況です。
今のところ、デュアルゲートFETの3SK291を使い、AMRADのトランスをトリファイラにしてステップアップし、NF最良を目指してG1,G2のバイアスを追い込んだのが良い感触です。
上から2SK125x1、RA0SMS、3SK291 x1 + 2SC5551Aプリアンプ
AMRADの記事とリンク
The AMRAD Active LF Antenna
https://www.arrl.org/files/file/Technology/tis/info/pdf/0109031.pdf
と言うわけで、久しぶりの生存報告でした。

近々(と言うか、今日もですが)、帰郷の予定があります。
この機会にノイズのないところで、最近入手したAirspy HF+ DiscoveryとRTL SDRの聞き比べをしたいと思います。
アンテナは、コンパクトなミニホイップにしようと思います。
で、セットアップに掛かったのですが・・・
Airspyはバイアスティーを内蔵してないのですね。
RTL SDRでは重宝していたので、少し驚きました。
と言うわけで、突貫工事でUSB給電のミニホイップを作ってみました。
回路は、最近気に入っているAMRADをアレンジしたものです。
ARRLの資料でも強調?しているように、トランスがBurhans氏のノイズレスフィードバックデザインになっていることが、肝のようです。
デバイスは、5Vで動く3SK291です。
前に作ったRTL SDR用の基板にUSB TYPE Cの電源ジャックを追加しました。
そのせいで幅が広くなりましたが、フリスクの箱にピッタリの大きさになりました。
トランスは、二つのバイファイラ・トランスの巻き線を一つ重ねた、なんちゃってトリフファイラです。hi
リールで入手したコモンモード・チョークが大当たりで、LFから100MHzのバイファイラ・トランスとしてとても優秀でした。
AR-CADで描いた実体図
畦道(黒)、穴(赤)、外形(ピンク)をCNCで削ります。
削った基板
箱入れ
キツキツで割れてしまいました
外形を0.5MMくらいヤスればちょうど良さそうです。
もうひと箱食べないといけませんね。hi
晩飯前にできたのですが、軽くチェックしたところ予定の性能が出ませんでした。orz
明け方ふと思いついて、手直ししていたら、プローブに触るとドカンとゲインが上がることがわかりました。
Airspy HF+ Discoveryでのテストです

名称: ARRL International Digital Contest
開催日: 6月3日1800~4日2359 UTC
※シングルOPは30時間中24時間まで運用できる.
周波数: 1.8~50 MHz
※推奨周波数に注意
※ハイパワー部門はなく,100W超はチェックログとして扱われる.
モード: RTTY以外のすべてのデジタルモード
交信相手: JAを含むすべての局
ナンバー: 4桁のメイデンヘッドグリッドスクエア
ポイント
・QSOポイント: 1QSOあたり1点
・距離ポイント: 2局のグリッドスクエア中心間の距離が500km毎に1点.距離が500km未満の場合は1点.
マルチ: なし
ログ: キャブリロ形式のログをWebページからアップロードする.
アップロードURL: http://contest-log-submission.arrl.org/
締切: コンテスト終了後7日(6/11 2359 UTC)
ルール詳細: https://contests.arrl.org/ContestRules/Digital-Rules.pdf
昨年の結果:
はこちらのページで結果と講評が公開されています。
https://contests.arrl.org/ContestResults/2022/Digital-2022-FinalFullResults.pdf