無線ブログ集
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ありがとうって伝えたくって (2024/11/24 2:35:36)
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都内の某無線屋さんから同軸コリニア特注用の同軸コネクタをよく購入している
6月末頃にコネクタを注文するついでに「705はいつ頃入荷しますか?」と確認すると「在庫ある」との回答だったので即購入した。
705の取説を読んでみると特にコンテストで使いそうなVOICE機能で外部キーパッドの使用が書かれていたので早速製作した。
使用したのはaitendoの タクトスイッチ基板単体 と秋月電子の タクトスイッチ だ
本来スイッチは8コ必要だが4コとして自分の使用ではこれで十分と割り切った
そして収納する箱は自分で丁度良いサイズで設計して3Dプリンターを使って製作することにした。
結果BOXのサイズは写真の通り100x40x30とした
また、裏蓋ははめ込み式でネジは使ってない。きっちりと嵌め込めるので簡単には外れない構造とした
これでコンテスト時の操作性は向上する
基板、部品は多めに買っておいたので研究会メンバーで必要な方には郵便代プラスアルファで頒布します。
昨年も4大コンテスト参加を試みたがフィールドデーの初日が台風で山に登れず。
全市全群は山に登ったが雨で撤退!と散々な結果となった。
今年の6m AND Downコンテストは某山系に担ぎ上げで参加した。参加した部門はX144だ
アンテナは8段同軸コリニア!!
今回も雨に見舞われ十分な成果とはならなかったが結果は下記の通り
所感
●この山は夜中も人通りが多い
→気づいただけでも21時以降、17人が通り過ぎていった。中には2時頃にトレランする方も!(暗夜で足元悪い)
→午前5時前に女性4人の話声で目が覚めた
●VHFのCWは実にスリリングで面白い
かつてコンテストはX50、X144のみで参加していた。SSBやCWのVHF特有の伝搬が今回も非常に面白く楽しめた。
そんな自分が430に嵌るとはね?⇒アンテナ性能を試せるのでこれはこれで面白い
●IC705って送受の音声が若干遅延しているよね!!
移動運用では今もアナログ機をメインで使っているが、不思議に思っていたことがある。
最近は応答がワンテンポ遅れる局が多くなった。疑問が解決した??
⇒本当に僅かな差なんだけど
IC705の送受音声は若干遅延があるということ、仕事もリモートワークが多くなり会議はskypeだが同等の遅延が発生している
デジタルの宿命か?ま、705がダメと言ってはいないぞ。。。遅延量を調べるか?
●東京都内 レピーター局用430MHz 10段同軸コリニア(山岳・海上用ダウンチルトタイプ)
諸島向けレピータ用
●東京都内 レピーター局用430MHz 15段同軸コリニア(通常タイプ)
都内レピータ用
●茨城県内局 430MHz 20段同軸コリニア(山岳用ダウンチルトタイプ)
標高2000m移動局用ダウンチルトタイプ
●奈良県内局 430MHz 10段同軸コリニア(山岳ダウンチルトタイプ)
●千葉県内局 1200MHz 16段同軸コリニア(ノーマルタイプ、アパマン固定局用)
●静岡県局 G5RVアンテナ
●神奈川県局 430MHz 10段同軸コリニア(通常タイプ)
●静岡県局 G5RVアンテナ
●愛知県局 430MHz 10段同軸コリニア(通常タイプ)
●長野県局 430MHz 11段同軸コリニア(通常タイプ)
●長野県局 144MHz 8段同軸コリニア(通常タイプ)
●静岡県局 G5RVアンテナ
●茨城県局 1200MHz 31段同軸コリニア(通常タイプ)
●奈良県局 430MHz 10段同軸コリニア(通常タイプ)
●奈良県局 1200MHz 26段同軸コリニア(通常タイプ)
学生時代に馴染みのPH(ピーエイチ当時はペーハーと呼んでいたが)の話だ
水素イオン濃度指数だ。実際の生活用品で表すと下記の図のようになるわけだ
劇薬の塩酸や水酸化ナトリウム)(苛性ソーダ)も出てくる
出身地の大分は何が名物と思っていたけど実は温泉の湧出量は全国一ということに気づいた
塚原温泉(由布市)
出かけた先は塚原温泉、ここは秋田の玉川温泉と双璧をなす酸性泉(PH1.5と言われる)だ
つまりここは上表の胃液、塩酸レベルの酸性だ
【入口の看板】
【温泉は湯気の上がっている中腹から引かれている】
【自噴かけ流し】
湯に浸かって顔を洗うと2-3分は目が滲みて痛かった、また肌への刺激は強烈だ
折角なので神奈川の温泉も紹介しようと思う
厚木市の七沢温泉郷だ。大分の塚原温泉とは対極の湯質でPH9−10での重曹、石鹸レベルの湯だ
タイミングさえ良ければ新鮮な美人の湯に出会える!!
運用するアンテナの主力は垂直アンテナ(同軸コリニア・マイクロバート)が多くグラスポールは必需品となる
更に山岳移動(最近は高台公園移動)が中心なので特にコンパクトグラスポールが必須だ
しかし破損も多々あり、交信中に風に煽られてポールの全段が落ちて同軸コリニアが地面に這って交信を続けたりすることもある
最近やっとコロナも落ちついてEUからの物流費も元に戻ったので3年ぶりにグラスポールを購入しようと思ったがラインナップが変更されていたので試しに10mと7m2本注文した
(物流費は安くなったが円安で購入価格は2割アップ!!!)
上から順に下記のラインナップだ
Spiderbeam 10m mini 2.2kg 72cm Spiderbeam 7m mini 1kg 71cm DXwire 10 mini 1.25kg 67cm
1.Spiderbeam 10m手に取るとずしりと重くDXwire 10 miniと比較すると山岳移動には持っていけない?感じ。ただDXwire miniは華奢な感じでそよ風でもしなるのでメリット・デメリット半々な感じ
山岳移動で使いやすいのは重さも考えると2.Spiderbeam 7mだ。これら3本は仕舞長が70cmでギリギリザックのサイドポケットに収納できる
私は公共交通機関での山岳移動が多いが仕舞長120cm程度だと片手をポールに取られる。
電車やバスで邪魔になるし忘れる原因。なのでこれらポールは気楽に移動できる!
3.DXwire 10 miniは伊豆諸島「新島のガードレール」に針金で留めたまま雨ざらしで3年間放置され、仲間が新島運用のついでに回収してくれたもの。
回収当時は砂がポールに入っていたが洗い流した・・しかし針金のサビがこびりついている
これ三島でも1ヶ月橋の欄干にゴムで縛ったまま忘れてきてしまった・・わざわざ取りに行き無事に回収
早速2.Spiderbeam 7mに15段同軸コリニアを貼り付けて公園で運用!
2.5Wで結構楽しんだ。前橋市との交信は不思議な交信だった15エレは赤城山向けだったそうで横浜向けでは全く聞こえないそうだ
コンパクトグラスポールまとめ
Siderbeamはトップ径が6mmありかつ肉厚も厚く強度があるが比較的重い DXwire 10m miniは華奢だが軽いというメリットは大きい 両者とも段数が多くなるのでスットンには細心の注意が必要 2本以上購入すると少しは価格メリットある?グラスポールはDXwire 10m EXTRAが頑丈でベストだが・・・
大分ではマルチバンドマイクロバートが活躍した
別府での運用は海岸にある公園で行った。市街地のド真ん中で垂直系のアンテナという・・一般的にはノイズの影響を受けるロケ・設備だったが問題なく運用できた。
同軸コリニアもマイクロバートも垂直系のアンテナは場所を取らずにすぐに建てられるのが良いところだ
更に両方とも比較的都市ノイズには強いようだ
交信頂いた皆様、ありがとうございました!
【別府マリーナの横、対岸が大分市内、右手の山は野生猿で有名?な高崎山(たかさきやま)】
マルチバンド化のコイル
5月連休は別府駅前のビジホに滞在していた。4軒のグループホテルがありうち3軒の温泉を利用できた
色々な温泉を楽しめる!と全てのホテルをを回る予定だった
【別府駅前の足湯ならぬ手湯】
駅前の2軒のステーションホテル!
真ん中のビジホがグループホテルで一番キレイだ。勿論真っ先にここの露天風呂へ向かった
かけ流しの「良い風呂だった!」うーんまあまあか?
都会の芋洗いの温泉施設や人の多い温泉は本当に湯の新鮮さに欠ける
別府駅から向かって右手が上の写真のホテル群。そして駅の右手は「ホテル はやし」だ
しかし温泉の新鮮さ!を考えてみると結構穴場?か?と思った。しかし写真通り築60年?的な建物で行くにはかなり勇気がいった
この宿に泊まった客ですら隣の綺麗な大浴場に向かうだろう!
屋上の看板の建物が「展望風呂」だ
展望風呂は詰めても4-5人が限界、3人ならば楽に入れるくらいだった
5月5日の夕方は展望風呂が使用された形跡がなく・・源泉が長時間かけ流し状態。
シャワーのお湯が水のまま暫く出なかったくらいだった
この日は鉄の香りのするこの湯は本当に新鮮で旅の疲れを癒やしてくれる素晴らしい湯だった!!
日帰り入浴が出来るわけでもなく、今にも壊れそうな建物にわざわざ入浴する者もなく
正真正銘駅前の秘湯だった!
5月4日(水)に大分県別府市の鶴見岳1375mで430MHzで移動運用を行いました
鶴見岳は九州特有の高山植物「ミヤマキリシマ」の群生地です。見頃は5月末と聞いていたので期待はしていませんでしたが開花が始まっていました
【ミヤマキリシマ】
【ミヤマキリシマの向こうには大分市内と野生猿で有名な高崎山が見えます、満開になるとピンク色一色で綺麗です】
●今回の運用地 鶴見岳(1310m付近)
狭い山頂で観光客に迷惑をかけないように少し下った場所とした
【正面は四国、左側が山口、右側が大分市内、途中にある展望台にて】
●設備
15段同軸コリニア(ダウンチルトタイプ)、ハンディ機 5W
ポール 安かった頃に購入した DX Wire 10m Mini
iMUTO 40W PD電源
●運用
実は地方は430MHzが少ないと聞いていたので1時間も運用できれば良いと思っていた。
午前中は確かにバンド内は静かで4,5の山岳移動局が聞こえていてお声がけをした
11時半過ぎから本格的にCQを出し始めるとほぼ途切れることなくcallを頂き、帰りのバスの予定時間を大幅に過ぎてしまった
島根 1 山口 13 広島 2 岡山 1 愛媛 6 高知 2 福岡 4 大分 6 宮崎 1
●いろいろ
地方でも思ったよりも同軸コリニアが知られていた同軸コリニアと紹介するとHPで知っていますとおっしゃる方がかなりいらっしゃった。で「HPが書いた本人です!」と答えると驚いていた
同軸コリニアを購入頂いた方1局と交信、もう1局も同軸コリニアでの運用を確認できた
一度、固定のアンテナで交信した後、ハンディ機ハンディホイップで改めてRSを送ってくれた方がいらっしゃた(TKS!) 宮崎市からcallがあったのには驚いた(別記する)アンテナは東向きだったようだ twitterで受信レポートを徳島から頂いた 直接波では井原市250km、反射波では宮崎市最低300km-最大700kmを記録した(je2sde局が同じく宮崎局と750kmの交信がある) まだまだ交信できたのだがバスの時間の関係で撤収したのは残念●宮崎市との交信
宮崎市との交信を取り上げたのは伝搬の不思議さを共有して頂くためだ
宮崎の移動局は東向けと言っていた、また
宮崎市と別府市は間に山が連なり直接波では交信できない 四国の石鎚山系があるがこれの反射は宮崎市・別府市の交信には使えないの条件がある
下図が鶴見岳と宮崎市の関係になる
宮崎局がむけた東には太平洋以外に何もない
鶴見岳の同軸コリニアは無指向性アンテナでピンポイントな反射は期待できない
運用場所からの太平洋への抜け道は佐伯市から土佐清水市までの豊後水道しかない
土佐清水市経由の太平洋反射は宮崎まで750km 一番近地点の佐伯を抜けるルートで宮崎まで400km相手局の13eleスタックが太平洋上の反射を拾ってとダウンチルトによる強力な反射の成せる伝搬だろう
地方でも山に登ると結構交信できる事が分かり楽しく1日を過ごせた
今日は午後から雨だったので1Fの室内でMVアンテナを展開した。
勿論、標高なくマンションの谷間からなので元々飛びは期待してない。丹沢の山から430MHzで50Wで運用する局すらも51でしか聞こえない!
だが、VNAでアンテナのコイル位置を調整すると(といっても外設置とタップ同じ位置だ)
7.0MHzから7.1MHzまではSWR1.5以下だ!バッチリ共振していた!ここは1Fの6畳の部屋だ!
聞こえてきたハムってQSOパーティ参加のCW局へ声をかけてみた
アンテナは
「カーテンレールから垂らした1.5mのラジエータ」と「タップ式コイルはカーテンレールの上!」
「畳にドクロを巻いたカウンターポイズ」でトランシーバー直前にチョークコイルのMVアンテナなのだ
【本日の運用風景:KX-3とPCの間にあるのがMVアンテナのチョークコイル、こんなありえない設営での運用だ】
聞こえて来る局とは問題なくQSO出来た。MVアンテナはマグネチック・ループ的な動作をしている(信号よりもノイズがはるかに大きくダウンしS/N比が良くなっている)
今日の場所は非常にノイズの多い場所だけどノイズは聞こえない。聞こえてくる信号は非常にクリアだ
今回のMVアンテナセットは下記のようにして持ち運ぶ
【7,10,14のマルチバンド、ラジエータ長1.5m、カウンターポイズ8m、タップ式コイル(直径85mmx28回巻き)、チョークコイルも見える】
先週MVアンテナのタップ位置調整・確認中
アンテナトップを8mほどに上げて運用中
明日から九州で移動運用だ!430MHzも持っていきます
430は瀬戸内海沿岸には飛ぶと思います
マイクロバートアンテナ?分かりやすく表現すればHF帯のモビホに長いラジアルを取り付けたような形状です
先人たちは真面目に製作されていますが、アルミパイプでは移動運用で使えないよなーと思っていた
2018年のハムフェアで仲間?JA0JHQ局が「同軸コリニア研究会」ブースで簡易型?マイクロバートを同時に出展した。(そのときの資料が JH0JHQ局のHPで紹介 されている)
それを参考に簡易型マイクロバートを小規模移動運用として制作してきたが、これを更にマルチバンド化出来ないだろうか!と試作を始めた
最近では軽量なカーボンファイバー竿を使ったアンテナが世を席巻しているが、同軸コリニアと併用するためには・・カーボン竿は絶対に使用できない
一度カーボン竿に同軸コリニアを取り付けて計測したが・・惨憺たる結果となった(絶対に無理)
(というわけで今も新島に忘れて3年間、海岸のガードレールに放置されていた10mポールを
使っている、脱線しすぎ)
マルチバンド化の鍵はコイルだろうと大口径(85mm)のコイルを用意した。
(このコイルはフリーの3Dプリンターデータから作った、3Dプリンターの件は別項で!)
あとは「同軸コリニア」のスタブに使っている1.5Dの同軸ケーブルでラジエター、カウンターポイズを作る
つまり写真に写っているワニグチクリップを動かして周波数を変えようというわけだ。
このアンテナの構成部品は下記の写真だ
コイル以外に写真左下がラジエータ(つまりアンテナ本体、1.5m)、右下で巻いてあるのがカウンターポイズ(1.5D2V 8m)
7MHzでの結果は下記の通り、バンド内はどうにかSWR2.0以内に収まった。
特にCW付近はSWR1.5以内となった。
コイルの巻数計算値とワニグチの位置はほぼ一致して30uHの位置で共振した
他のバンドも確認したが7-14MHzで共振の確認が出来た
10MHzで共振コイルが13uHの位置、14MHzでは9uHの位置だった(室内でのテスト結果)
「マイクロバートの不思議な動作」
●室内設置でも共振コイルのインダクタンス値は同じで良い
→マルチバンド化はコイルのインダクタンス計算と空心コイルだけで簡単に設定できる
各サイズはJA1SCWさんのHPを参照、マルチバンド化はコイル次第
●一番の不思議は・・カウンターポイズ部分はコンデンサーとなっている?
→コイルのタップ位置を変えてVNAで計測するとしばらく同じ共振周波数を示す。が1-2分程度で少しずつ周波数が移動を始めて2-3分位でタップ位置の周波数に変わる
→最初はこれに気付かずタップ位置を変えても周波数が変わらないと思ってしまった
どちらにしてもマルチバンドマイクロバートが完成した!!