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link 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 (2024/5/6 5:35:36)

現在データベースには 144 件のデータが登録されています。

feed 「JARL正常化弁護団」カンパ収支ご報告(第4回) (2024/3/15 1:10:08)

令和4年度の会計帳簿の開示仮処分 」にかかった裁判費用は、「JARL正常化弁護団」に対し頂いたカンパから支出させていただきました。その後、会長が交代し、森田会長のご承諾により法務局から担保金が戻ってきたことにより、カンパ金口座の残高は増えました。

2023年5月1日のご報告(第3回) 以降、現在までの収支を以下のとおりご報告申し上げます。

期初残高 612,561円
支出 ▲250,000円 仮処分担保金
収入 15,000円 新規カンパ金
収入 2円 利息
収入 300,000円 仮処分担保金返還
支出 ▲660円 送金手数料
収入 250,001円 仮処分担保金返還
残高 926,904円

「JARL正常化弁護団」にいただいたカンパは、法的手続きにかかる実費のみに使わせていただいています。弁護団は、弁護士報酬も交通費も飲食代も一切いただいておりません。

2020年6月にカンパ金を募集した当初 、JARLが正常化した暁には、残金はJARLに寄付させていただくとお約束しました。皆様のご支援のお陰様で、あと一歩かと思います。引き続き、JARL正常化弁護団へのご支援をよろしくお願い申し上げます。

(2024-03-09 記)


feed 宝登山(JA/ST-019)、県立長瀞玉淀自然公園(JP-1148) (2024/3/10 23:59:00)

2024年3月10日(日)、 無線通信を愛好する法律家協会 (JQ1ZOR)の有志4名で、埼玉県秩父郡長瀞町の「 宝登山(ほどさん) 」に出かけました。

行き(鉄分補給)

池袋駅から東武東上線に乗車。朝霞台駅から先は初めて乗車します。小川町で乗り換えて寄居駅到着。これで東武東上線を完乗。

寄居駅 pic.twitter.com/AWDgan5jS3

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 9, 2024

昭和な感じの乗り換え案内。

JR八高線はディーゼル車です。

寄居駅で秩父鉄道に乗り換えて、予定通り午前9時に長瀞駅到着。構内踏切もあり、よい雰囲気です。

山行

駅から1時間ほど、蝋梅を愛でながら軽い登りで山頂を目指します。

標高497.1mの山頂で記念撮影を行い、さっそく4名は「12時ころまで」と示し合わせ、思い思いの場所にわかれて運用を開始します。

私は、さくっと10局稼ぎPOTAのアクティベーションを確保してから、HFにQSYしよう、あわよくばJQ1ZORも運用しようと考えながら、ID-51+RH770を取り出し、430/FMでCQを出し始めました。

7K1BIB/1
始めます。 pic.twitter.com/kkJOU4aeZX

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 10, 2024

ところが・・・意外と呼ばれずログが進みません。北風が強く、日の当たるところを選んだのに体感温度が低く、手がかじかんできます。CQ→呼び回り→CQを繰り返しているうちに時間を使ってしまい、10局やるのに1時間半もかかってしまいました。あっという間に12時で終了。。。

他の皆さんの様子をうかがうと、21MHz/CWでW(米国)とS2S(山頂同士のQSO)できた!とか楽しそうなことをおっしゃっています。情けないやら悔しいやら。やはりCWができるようになりたい!と思ったのでした。

参加4局の成果。  JP-1148 のActivations Listより

山頂の神社にお参り。

神社前のベンチからの眺め。北風もさえぎられ、とっても快適です。ここから運用されたNGI局の選択が正解でした。

下山はラクをしてロープウェイ。今時珍しい硬券(厚紙)の切符です。

下りはラクします</div>
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      <a href= feed 映画「同感・時が交差する初恋」観覧 (2024/3/9 11:30:00)

新宿のちいさな映画館で、映画を見てきました。

『同感・時が交差する初恋』 公式サイト  https://doukan-movie.jp/index.html

予告編

ストーリーにおいて、アマチュア無線機がとても重要な役割を果たします。冒頭部分、スイッチを入れると無線機の中を電気が流れるシーンは、 TS-900 (と推定)が好きな方には堪らないかもしれません。

無線家の視点では、PTTは毎回ちゃんと操作してほしかったかなとか、ハンドマイクを引きちぎっても相手の声は途切れないのでは?とか、少しツッコみたくもなりましたが野暮というものでしょう。ひとつ付け加えることをお許し頂ければ、無線機にアンテナがつながっていない点は、実際に映画を見てストーリーを理解して、深く納得しました。

観覧後、感情が揺さぶられる学生時代を思いだし、とても懐かしい、あたたかい気持ちになりました。まだ上映されている映画館もありますし、いずれオンラインで配信されると期待します。おすすめします。

いつか、 2000年のオリジナル作品「リメンバー・ミー」 と、その 日本でのリメイク版「時の香り リメンバー・ミー」 も、観てみたいと思います。

(2024-03-29 記)


feed 「前会長・髙尾執行部に関する報告書」ができるまで (2024/3/8 22:12:49)

2024年3月4日、社員有志による「前会長・髙尾執行部に関する報告書」がJARLにより公表されました。私も、社員有志22名のひとりとしてこの報告書の作成に関わりましたので、その経緯について書き残しておきます。

7年分の会計帳簿の開示命令

一般社団法人の社員は、法律により、総社員数の10分の1が集まれば、会計帳簿と領収書の開示を求める権利が与えられています(法人法121条)。理事の不当な行為があれば、それを是正することは、一般社団法人の社員の重要な責務なのです。

社員有志22名は、東京地方裁判所にJARLの会計帳簿の開示を求める裁判を提起し、 2023年3月30日、東京地裁は、JARLに対し、JG1KTC髙尾義則氏が会長に就任した平成28(2016)年度から今年度まで7年分の会計帳簿・領収書ほぼすべてを開示するよう命ずる判決を言い渡しました 。しかし、 髙尾会長(当時)は、理事会に諮らず独断で控訴 していました。

6月に髙尾氏が執行部から去った後、新たに会長に就任されたJA5SUD森田耕司会長は、「この控訴は組織にとって何のメリットも無い」と判断され、理事会の承認のもと控訴を取り下げ、7年分の会計帳簿・領収書を開示してくださいました。

2023年7月26日、会計帳簿がExcelデータで開示されました(髙尾前会長の時代は、データは無いとの理由で、紙での開示でした。)。領収書は紙で綴られていましたが、JI1RKA板橋社員、JJ1WTL本林社員、JA1UMW小林大輔(Daisuke)さん他のご協力により、2日間にわたって、大量の写真撮影を行いました。

会計帳簿の分析は誰が?

さて、この大量の会計帳簿類の分析を誰がやるのか・・・?

段ボール箱数箱の領収書。これでも一部。JARL本部にて。

社員有志の間には、「第三者の弁護士に頼んで客観的に分析してもらうべきだ」という意見もありました。いわゆる「第三者委員会」です。ですが、弁護士に頼むとなるとお金がかかります。一説には数百万から一千万を超えるのではないかといわれました。そこまでの金額を社員有志では負担できませんし、赤字財政のJARLに負担を求めるわけにもいきません。

社員有志が手分けして、手弁当で分析することを決めました。

ところで、2013年に、全日本柔道連盟(全柔連)において立て続けに不祥事が発生し、柔道界に激震が走ったこと( 女子柔道強化選手への暴力問題 と、 助成金の不正受給問題 )を覚えていらっしゃる方も多いと思います。私は、弁護士として、暴力問題では調査委員のひとりを務め、不正受給問題では第三者委員会の委員長を務めました。当時は、自分の顔が新聞に載り、たくさんの方から「記者会見をテレビで見たよ!」といわれたものです。

私は、その時に得た知識・経験を、本件にも全面的に投入しました。

不祥事の調査案件では、①事実を正確に把握すること、②適切な判断基準を立てること、③疑われている人の弁明の機会をきちんと確保すること、以上3点がとても重要と考えています。

①事実の正確な把握

大量の会計帳簿と領収書は、社員有志で手分けして分析し、それぞれが気づいた点を集約しました。特に、JK7LXU 石岡洋一社員は、経理の知識経験を生かして、全ての帳簿類に目を通し、疑惑のある支出の一覧表をとりまとめて下さいました。

②判断基準

支出の正当性については、以下の基準を立てました(報告書8頁)。

『JARLの経費として認められるためには、会食の日時・場所・人数だけでなく、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等が明らかとされ、その会食がJARLにとって有益なものであったことの証明が必要である。』

法律的な説明をすれば、一般社団法人と理事は委任関係に立ち( 法人法第64条 )、理事は法人に対し善管注意義務( 民法第644条 )、忠実義務( 法人法第83条 )を負うところ、義務を履行したこと、つまり、善良な管理者として忠実に職務を遂行したこと(私的な飲食ではないこと)は、理事側が主張・立証しなければならない、といえます。

まあ、こんなややこしい言い方をしなくても、ふつうの方なら、社会常識としてご理解頂けると思います。

これは過去に存在した事実の証明であり、無いことの証明=いわゆる「悪魔の証明」などというものではありません。

JARLには支出の基準が無かったのでは?という人もいるようです。内規がないことをいいことに、その点に付け入って私的飲食をしていたのだとすれば、もっと悪質なのではないでしょうか。「昔からJARLはこういうもんだった」というのも、全く言い訳にはなりませんよね。

③弁明の機会

疑いをかけられている人に十分な弁明の機会を与えること。この点には非常に神経を使いました。私たちの考えを髙尾氏に一方的に押しつけるのではなく、あくまで誠実・公平に、髙尾氏からの意見・弁明・反論に、十分に耳を傾けようと決めました。

2023年11月:報告書「案文」を理事会に提出

社員有志でとりまとめた報告書を、まずは「案文」としてJARL理事会に提出しました。

会計帳簿を受け取ってから「案文」のとりまとめまで4ヶ月かかりました。社員有志はそれぞれ本業等がある中、余暇をこの作業に割いて下さったわけで、決して遅くはなかったと思います(私個人も、身内に不幸があったりいろいろありました。)。

報告書の「案文」としたのは、まず理事会で確認していただいた後、髙尾氏に「案文」を送付して意見を聞いて、誤りがあれば修正したいと考えたからでした(高尾氏は「案文」とあったことを 「不適切な書面」と主張 しています。私たちの配慮は、残念ながら高尾氏には通じないようです。)。

2023年11月の理事会では、6エリア中村理事を除き、出席理事全員が、「案文」の髙尾氏への送付に賛成して下さいました。

2023年11月25・26日開催 第70回理事会報告より

2023年12月:髙尾氏代理人弁護士からの「ご連絡」

以下、 有志社員←→JARL事務局←→髙尾氏代理人弁護士の間でやりとりされた文書は、JARL会員ページに開示 されています。

髙尾氏は、代理人弁護士を選任し、JARL事務局に回答文を送ってきました。自分は任期中にこれだけのことをやった、というリストから始まる回答文からは、反省や後悔は一切感じられず、自己正当化と責任転嫁の文章で一貫していました。

特に興味深かったのは、報告書(案)で指摘した1300万円あまりの使途不明の飲食費に対し、1円単位の細かい数字での反論があったことでした。弁護士と髙尾氏が、私たちが作ったリストを細かくチェックして、これとこれは理由が付けられる、といった検討を行い、合計額を計算したに違いありません。

髙尾氏代理人の通知書(2023年12月18日付け)より

そこで、私たちは、髙尾氏代理人弁護士と面談し、各支出について、ひとつひとつ確認を行いたいと考えました。その方が、文書でやりとりするよりも早いと思ったからです。飲食の中には、”書面に残せない相手”というのもあるかもしれない、そういうものについては、口頭で説明をいただければ、リストから落としてもよいと考えていました。

2024年1月:髙尾氏代理人弁護士の面談拒否

私が社員有志の代表として、髙尾氏代理人弁護士の事務所に電話をしました。事務員さんが出て不在だと仰るので、コールバックをお願いしました。また、面談を提案するメールも送りました。

ところが、髙尾氏代理人弁護士からは、一向にコールバックがありません。何度電話をしても事務員さんは、弁護士は不在とおっしゃいます。しまいには、留守電が出るようになってしまいました。髙尾氏代理人の先生は、病気でもされたのだろうかとすら思いました。

初めて電話をしてから1週間後、意外なことにJARL事務局から連絡がありました。髙尾氏代理人からJARL本部に、”山内弁護士から当方宛てに面談のご要望を頂いているが、当方(及び髙尾氏)としてはこれに応じかねる” ”今後、山内弁護士から電話・メールがあっても対応いたしかねる”という連絡があったというのです。

実は、私はずっと高尾氏から避けられてきました。イベントですれ違ってあいさつしても、ちょうど”電話がかかってきた”様子で反対方向に行ってしまわれます。Facebookではブロックされています。私の方は、以前から(今でも)髙尾さんといちど腹を割って話したいと思っています。 「課題解決に向けての議論のご提案」 を仲間と送ったこともあります。髙尾氏に、私たちと対話をした方がよいと助言してくださった方も複数いるようなのですが、髙尾氏は、「山内とは絶対に会わない」「あいつはJARLを乗っ取ろうとしている」と、激高されてしまったそうです。

高尾氏ご本人はともかく、代理人弁護士まで私の連絡を無視してきたことには、とても驚きました。弁護士は、敵・味方に分かれても、対話を通じてお互いの立場を理解し対立の解消を試みるという、ある種の信頼関係を共有しています。ですので、髙尾氏代理人弁護士が私を無視したのは、弁護士の意向ではなく、山内には絶対に会うなという髙尾氏の強い指示があったからに違いありません。もし私が髙尾氏の代理人だったら、むしろ社員有志側に面会を申し入れ、一生懸命事情説明をし、損害賠償を申し出て、報告書の公表を阻止しようと努力したでしょう。

2024年1月:追加質問と「回答」

直接対話を拒否されてしまったので、仕方なしに私たち社員有志は、JARL事務局を経由して、代理人弁護士に対し追加質問を送っていただきました(事務局の手間が増えただけで申し訳なく思います。)。1円単位の合計額を示してきた飲食の内訳はどれなのか、具体的なリストを示して欲しいと依頼したのです。

これに対する髙尾氏代理人弁護士の返事もまた、驚くべきものでした。私たちの質問には答えず、”そもそも不適切とはいかなる意味か、なにゆえ不適切であるかを説明せよ” ”どれが私的飲食費に当たるのか、そちらが示せ” という、問いをもって問いに答える文章でした。

髙尾氏は、真面目に答えるつもりがないんだな、と思いました。同時に、JARLの経費として認められるためには、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等を示さなければならないという「一般常識」もわきまえない人なんだなと、残念に思いました。私たちは、髙尾氏代理人弁護士とのやり取りはもう十分であり、これを打ち切って、報告書を完成させることにしました。

2024年2月:報告書(最終版)の理事会への提出

最終版の作成に当たっては、髙尾氏代理人弁護士の主張を受け入れ、私たちの主張を取り下げた部分もありました。最終版を完成させ、2024年2月15日、JARL理事会に提出しました。

2024年2月24・25日の理事会でご検討いただいた結果、以下のとおり、出席理事13名全員のご承認を頂きました(6エリア中村理事は途中退席、7エリア尾形理事は欠席)。理事の皆様のご英断に感謝申し上げます。なお、社員有志として、髙尾氏の説明を聞いて1度は落としてもいいかなと思った委員会後の会食費が、実は割り勘だったと、複数の理事が指摘されたそうです。「ポッケナイナイ事件」は、報告書にあった4件だけでは無かったということなのです。

2024年2月24・25日開催 第71回理事会報告より

2024年3月:報告書の公表/髙尾氏代理人と社員有志の通信文の公表

こうして、2024年3月4日、JARL Web及び会員サイトで、社員有志の報告書が公開されるに至りました。

翌5日には、髙尾氏側の希望により、髙尾氏の主張文書も併載されました。社員有志としては、何も隠し立てをする必要はありません。理事会・有志社員の報告書と、髙尾氏の主張を見比べて、 どちらがJARLのことを真剣に考えているのか 、ご判断頂きたいと思っています。

なお、3月6日には、髙尾氏のブログ・ホームページに選挙の「所信」が掲載されました。高尾氏は社員有志の報告書が公開されたことに気づいているはずですが、報告書には一切言及がなく、やはり、反省も後悔も一切感じられませんでした。

感想

「打合せ 会長 ●名」といった使途不明の飲食の件数と金額が目を引きますが、そもそも、JARLの「打合せ」を、なぜ連日連夜、飲み屋やスナックでやる必要があったのでしょうか。森田会長は、JARLの会長を引き受けてから、打合せを飲み屋でやる必要性を感じたことは無いとおっしゃいました。

髙尾氏は、ソフトな語り口で人気があったと思いますが、実は感情のコントロール(いわゆるアンガーコントロール)があまり上手でなく、激高したり、人を罵倒したりされることは、今回の報告書で初めて明るみになったのではないでしょうか。彼に直接接触した人ほど、他人の意見を聞かないとおっしゃいます。報告書には書かれていませんが、実はJARDやJAIAの方々に対しても激高し、大変不愉快な思いをさせてしまったことがあったと伺っています。

また、髙尾氏が事実と異なる答弁をし、親しい方々を裏切ってきたことも明らかになりました。自分は表に出ず、他人を使い、都合が悪くなるとハシゴを外すという行動は、昨年6月の社員総会での第5号議題が典型例だったでしょう。もし髙尾氏が本当に田中理事を解任したかったのなら、会長として自分で解任議案を提案することもできたのです。なのに、社員を使って議案を出させた後、理事会での会長解職議案と社員総会での理事解任議案を突きつけられ、形勢不利と見るや「辞任届」を提出し、引き継ぎもなく逃げ去ったのです。髙尾氏を信じていた理事の皆さん、社員の皆さん、「アウト・ドア」の皆さんは、裏切られた後、何事も無かったかのように全国理事候補選挙に立候補してきた髙尾氏のことを、どう思われているのでしょうか。

なぜ選挙の時期にこの報告書を公開するのか?との指摘が理事会であったそうですが、上記のとおり、社員有志が懸命に作業した結果、この時期になっただけです。本当はもっと、できるだけ早く出したかったのです。決して「狙った」わけではありません。

髙尾氏の飲食の領収書を通してしまったJARL事務局に責任はないのか、と声を聞きました。責任はゼロではないかも知れませんが、数年前の社員総会で事務局長が答弁したように「会長が持ってくれば事務局としては断れない」というのが本音だろうと思います。激高したり罵倒したりする人が会長であったことも考慮しないといけないと思います。

髙尾氏を支持してきた理事の責任を問う声も聞きました。一理ありますが、かつて髙尾氏の強い影響下にあったある理事は「自分は地方にいるから、髙尾氏から言われたことを信じるしかなかった。真実を知りたかった。」とおっしゃいました。一度仲間になってしまうと、なかなかものが言えなくなる人情もわかります。私は、意を決して、髙尾氏の影響下から脱した方に対しては、強い非難はできないのでは、と感じています。

監事の責任を問う声も聞きました。今の監事2名は、いずれも県支部長ご経験者で、髙尾氏から指名された方です。つまり、会長→地方本部長→支部長という組織的なヒエラルキーに組み込まれた経験がある方です。なので、会長にもの申すことはできないでしょう。元支部長を監事に選ぶことは止め、法律や会計の専門家を選任すべきだと思います。

ともあれ、社員有志の報告書が公表され、一区切りがつきました。JARLにおける歴史的な不祥事ですので、社員有志の間には高揚感は全くなく、とても残念な気持ちでいっぱいです。

後ろ向きの問題にこれ以上時間を使っている暇はありません。これからは、アマチュア無線の普及・活性化、この趣味をもっと楽しくする活動に力を注ぎたいと、社員有志一同、決意を新たにしています。

最後に、今回の報告書の作成に関わった社員有志22名の一覧(裁判の原告団です)を掲げておきます。また、裁判費用は、たくさんの皆様から「JARL正常化弁護団」に頂いたカンパ金から拠出させていただきました(近日中に収支報告を公表します。)。今回の「報告書」は、アマチュア無線家の皆様のご支援の賜物です。ありがとうございました。

7K1BIB 山内貴博  JI1RKA 板橋直樹
JI1XKH 増田 浩  JJ1WTL 本林良太
JL1HHN 安田晃央  JH4PHW 坂井志郎
JH2DFJ 岩田泰典  JJ2JIX 後藤 直
JA3HBF 田原 廣  JA3WDL 井村 厚
JG3QZN 田中一吉  JH3IJY 武市章和
JK3IJQ 大東治宜  JL3JRY 屋田純喜
JE3DBS 蛭子健策  JA4DLF 綱島俊昭
JJ4KME 古城朋和  JJ4QKY 河村 博
JR6IKD 中嶋邦浩  JK7LXU 石岡洋一
JE8KQR 大國秀夫  JL8LGW 船水 明

(2024-03-08 記)


feed オンライン活動報告・意見交換会/JARL選挙所信(続) (2024/3/6 8:15:32)

活動報告・意見交換会

立候補所信で予告しておりましたとおり、 オンライン活動報告・意見交換会 を開催致します。

日時:  2024年3月16日(土)20:00(JST)より (出入り自由・終了時刻未定)
場所:  Zoom上  ID/Passは追ってこのページで公表します。
内容: 山内より活動報告/皆様との意見交換。分科会も検討中です。

どうぞお気軽にご参加下さい。

私の経歴

山内の経歴は?とのご質問を頂きました。
アマチュア無線の経歴は、 プロフィールページ をご覧下さい。
本業の略歴は、 こちら をご覧下さい。

私を推薦してくださった方々

理事候補選挙に立候補するためには10人の推薦人が必要です。また、今回の選挙から、推薦人の名前がJARLから公表されることになりました。

推薦人の公表について批判的なご意見もありました(「推薦人に失礼だ」等々)。ですが、私の場合、親しい14人の方々にご推薦をお願いしたところ、名前が出ることも含めて全員がご快諾くだいました(断られた方はひとりもいませんでした。)。それだけでなく、周りの方々から推薦署名を集めてくださった方々、こちらからお願いしなくても「出してあげる」と言ってくださった方もいらっしゃいました。結果、以下の23名の方々からご推薦を頂きました。

JARL幹部の皆様

  • JA5SUD 森田耕司様 JARL会長・四国地方本部長
  • JA9PPC 森田喜邦様 JARL理事・北陸地方本部長
  • JG1DKJ 澤田倉吉様 JARL東京都支部長・社員
  • JH5RDS 乃一廣己様 JARL高知県支部長・社員

各エリアの皆様

2,3,8エリアを除く全エリアの皆様からご推薦を頂きました。

  • JI1XKH 増田 浩様 JARL社員(関東地方)
  • JH4PHW 坂井志郎様 JARL社員(関東地方)
  • 7L4XQI 高野賢司様 「#駅前QRV」創始者
  • JA4DND 松浦博美様 JARL社員(中国地方)
  • JH5RDS 乃一廣己様 JARL高知県支部長・社員(再掲) 他2名の皆様
  • JR6IKD 中嶋邦浩様 JARL社員(九州地方)
  • JA7BCE 市川盛次様 JARL社員(東北地方)
  • JA7NNQ 福田弥夫様 日本大学危機管理学部教授(also JK1BKA)
  • JJ7CBV 二瓶貴之様 弁護士
  • JA9PPC 森田喜邦様 JARL理事・北陸地方本部長(再掲)
  • JA0OZZ 伊部雅一様 前JARL理事・信越地方本部長

私が所属するクラブの皆様

  • JK1LQB 内藤嘉直様 JARL武蔵野クラブ(JA1YSW)会長 他2名の皆様
  • 7M1XBH 伊藤 眞様 無線通信を愛好する法律家協会(JQ1ZOR)会長
  • JN1VVR 小野正彦様 杉並区アマチュア無線クラブ(JR1YNU)会長
  • JA1UMW 小林大輔様 秋葉原無線部(JS1YCP)会長 
  • JH1HST 田仲広志様 秋葉原無線部(JS1YCP)会員 他1名の方

とてもありがたいことで、力を頂きました。推薦に恥じないよう頑張ります。

選挙公報詳細版

選挙公報がなかなか公式公開されませんね・・。私の公報の 簡易版(従来版) は2月9日に公表しましたので、詳細版をここに公表します(実質は、 2月9日の記事 の要約です。)。

引き続き応援・ご推薦をよろしくお願い申し上げます。

(2024-03-06 記)


feed JARL選挙立候補に当たっての所信(2024年全国理事) (2024/2/9 19:46:58)

私、 7K1BIB 山内貴博 は、2024(令和6)年のJARL選挙において、 全国理事 (全国の区域内の理事の候補者)に 立候補致しました。初挑戦です。貴重な一票をどうか私にお託し下さい。 ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

3月に、ZOOM上で活動報告・意見交換会を開催します。詳細はこのブログ上でお知らせ致します。皆様、ぜひお気軽にお越し下さい。

力を入れている無線活動

  1. アマチュア無線の 裾野を広げる活動 に力を入れています。2つの体験局(7コールアマチュア無線クラブ 8J1YAB と、杉並区アマチュア無線クラブ 8J1YAO )の開設・運用に関わりました。今も、中高大生・大人たちのメンバーと、杉並クラブ( JR1YNU )による体験運用に積極的に関わっています(楽しんでいます!)。
  2. 海外からの運用は20回以上。昨年のA7カタールで16エンティティになりました( QRZ.comに 海外運用のリスト あり )。
  3. テーマ性のある移動運用が好きです。「意外に飛ぶ」と最近はやりの #駅前QRV 」は、実は私の命名 です。昨年は銚子電鉄公認のもと、「 銚子電鉄・みんなで駅前QRV! 」を実現しました。 POTA (Parks On The Air)も頑張っています。
  4. 自宅の設備は釣竿+ATUで、 HFはJT65時代からデジタル に力を入れています。 D-STARもDMRもC4FMも やってます。自宅ノード立ててます。

JARLに対して自分ができる貢献

  1. 弁護士としての知識・経験を惜しみなく投入し、組織運営の透明化・活性化に貢献します。
    • 私が代理人を務めた会計帳簿開示請求の裁判により、前会長・JG1KTC髙尾義則氏の時代の使途不明金(「会長 打合せ」と称する飲食費など)が明らかになりました。前会長はJARL執行部を去りましたが、このような 不祥事が二度と起こらない体制作り を進めます。 もうあの時代に戻してはなりません。
    • 昨年の 社員総会で議長を 務め、理事・執行部からの充実した回答、 速記録 の復活、社員の事前質問に対する回答書の公開などを実現しました。さらに「開かれた社員総会」を目指します。
  2. 地方本部・支部の活動を支援します。
    • 選挙で当選した地方本部長が、他のエリアの社員の反対で否認されるのはおかしいとの声を受け、昨年の社員総会で、 「地方本部長選挙」創設を提案し、可決 していただきました(賛成してくださった社員の皆さま、ありがとうございました。)。今回の選挙から「地方本部長選挙」が実現しています。
    • 次は 「地方本部・支部長会議」 の創設を提案します。地方組織の活性化が、JARL全体の活性化に必ずつながると信じています。
  3. JARL本部の立案能力・事業執行能力を強化します。
    • 新しい委員会( 「法務・パブコメ対応」「広報」「オンラインイベント実行」 等)を提案して「委員会」活動を活発にし、自分も働きます。
    • 「全国区社員」 を提案します。私たちの趣味は、全国レベル・全世界レベルです。地方選挙区ばかりでは、全国レベルで活躍されている方々が出馬しにくいのではないでしょうか。全国に会員がいるクラブの幹部の方などが社員総会に参加できるようにして、建設的なご意見を頂きたいと思います。
    • 「理事会」を強化します。 専門的な能力と意欲のある方がもっと「理事会」に 参加できるようにし、 働く理事会 にします。
  4. JARLの広報体制を総合的に見直します。
    • 見にくい JARL Webを全面的に作り直し 、ニュースを充実させます。行事の予定に、より簡単にアクセスできるようにします。
    • JARL News は、行事の事後報告などをまとめるのに適していると思います。紙は当面残しますが、経費削減のために、見やすい電子化を進めます。
    • メールマガジン は、HTML形式にして読みやすくし、会員限定ではなく一般向け無料メルマガにしてもよいのではないでしょうか。これからアマチュア無線を始めたい方や、アマチュア無線から離れてしまった方にもお届けしたいと思います。
    • たくさんの仲間が、JARLのために貢献してくださっています。なのに「JARLはビューローにしか価値がない」という言葉を聞くと、私は悔しくてなりません。 広報を通じて、JARLがいかにたくさんの活動をしているかを知っていただき、JARLの価値を高めたい と思います。
  5. 100周年を超えて、JARLを未来につなげます。
    • 先代から頂いた貴重な留保金を、紙のために食い潰していてはあまりに勿体ない。お金の使い方を全面的に見直し、 未来への投資に回します
    • QSLビューローはなくしません 。存続させるために動きます。

私は、 JA5SUD森田耕司会長の「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱とし、クリーンな事業運営を行うというご方針を全面的に支持します。 昨年の会長交代後、JARLの雰囲気はとてもよくなりました。前向きで、明るくなったことを、皆さんも実感されていることと思います。

昨年8月の「参与」拝命後、私は、会長・理事会・事務局のお近くで、JARLとアマチュア無線界・無線趣味界を少しでもよくしたいと、微力を尽くして参りました。ですが、「参与」という立場の限界を感じることも確かです。そこで、思い切って、 理事に初挑戦 することに致しました。

アマチュア無線界には、意欲と能力と魅力のある方がたくさんいらっしゃることを、私は知っています。 JARLとアマチュア無線界をよくするために、皆さんと一緒に汗をかきたいと思います。私はそのための「捨て石」になる覚悟です。

(2024-02-09 記)


feed JARL選挙立候補に当たっての所信(2024年全国理事) (2024/2/9 19:46:58)

私、 7K1BIB 山内貴博 は、2024(令和6)年のJARL選挙において、 全国理事 (全国の区域内の理事の候補者)に 立候補致しました。初挑戦です。貴重な一票をどうか私にお託し下さい。 ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

3月に、ZOOM上で活動報告・意見交換会を開催します。詳細はこのブログ上でお知らせ致します。皆様、ぜひお気軽にお越し下さい。

力を入れている無線活動

  1. アマチュア無線の 裾野を広げる活動 に力を入れています。2つの体験局(7コールアマチュア無線クラブ 8J1YAB と、杉並区アマチュア無線クラブ 8J1YAO )の開設・運用に関わりました。今も、中高大生・大人たちのメンバーと、杉並クラブ( JR1YNU )による体験運用に積極的に関わっています(楽しんでいます!)。
  2. 海外からの運用は20回以上。昨年のA7カタールで16エンティティになりました( QRZ.comに 海外運用のリスト あり )。
  3. テーマ性のある移動運用が好きです。「意外に飛ぶ」と最近はやりの #駅前QRV 」は、実は私の命名 です。昨年は銚子電鉄公認のもと、「 銚子電鉄・みんなで駅前QRV! 」を実現しました。 POTA (Parks On The Air)も頑張っています。
  4. 自宅の設備は釣竿+ATUで、 HFはJT65時代からデジタル に力を入れています。 D-STARもDMRもC4FMも やってます。自宅ノード立ててます。

JARLに対して自分ができる貢献

  1. 弁護士としての知識・経験を惜しみなく投入し、組織運営の透明化・活性化に貢献します。
    • 私が代理人を務めた会計帳簿開示請求の裁判により、前会長・JG1KTC髙尾義則氏の時代の使途不明金(「会長 打合せ」と称する飲食費など)が明らかになりました。前会長はJARL執行部を去りましたが、このような 不祥事が二度と起こらない体制作り を進めます。 もうあの時代に戻してはなりません。
    • 昨年の 社員総会で議長を 務め、理事・執行部からの充実した回答、 速記録 の復活、社員の事前質問に対する回答書の公開などを実現しました。さらに「開かれた社員総会」を目指します。
  2. 地方本部・支部の活動を支援します。
    • 選挙で当選した地方本部長が、他のエリアの社員の反対で否認されるのはおかしいとの声を受け、昨年の社員総会で、 「地方本部長選挙」創設を提案し、可決 していただきました(賛成してくださった社員の皆さま、ありがとうございました。)。今回の選挙から「地方本部長選挙」が実現しています。
    • 次は 「地方本部・支部長会議」 の創設を提案します。地方組織の活性化が、JARL全体の活性化に必ずつながると信じています。
  3. JARL本部の立案能力・事業執行能力を強化します。
    • 新しい委員会( 「法務・パブコメ対応」「広報」「オンラインイベント実行」 等)を提案して「委員会」活動を活発にし、自分も働きます。
    • 「全国区社員」 を提案します。私たちの趣味は、全国レベル・全世界レベルです。地方選挙区ばかりでは、全国レベルで活躍されている方々が出馬しにくいのではないでしょうか。全国に会員がいるクラブの幹部の方などが社員総会に参加できるようにして、建設的なご意見を頂きたいと思います。
    • 「理事会」を強化します。 専門的な能力と意欲のある方がもっと「理事会」に 参加できるようにし、 働く理事会 にします。
  4. JARLの広報体制を総合的に見直します。
    • 見にくい JARL Webを全面的に作り直し 、ニュースを充実させます。行事の予定に、より簡単にアクセスできるようにします。
    • JARL News は、行事の事後報告などをまとめるのに適していると思います。紙は当面残しますが、経費削減のために、見やすい電子化を進めます。
    • メールマガジン は、HTML形式にして読みやすくし、会員限定ではなく一般向け無料メルマガにしてもよいのではないでしょうか。これからアマチュア無線を始めたい方や、アマチュア無線から離れてしまった方にもお届けしたいと思います。
    • たくさんの仲間が、JARLのために貢献してくださっています。なのに「JARLはビューローにしか価値がない」という言葉を聞くと、私は悔しくてなりません。 広報を通じて、JARLがいかにたくさんの活動をしているかを知っていただき、JARLの価値を高めたい と思います。
  5. 100周年を超えて、JARLを未来につなげます。
    • 先代から頂いた貴重な留保金を、紙のために食い潰していてはあまりに勿体ない。お金の使い方を全面的に見直し、 未来への投資に回します
    • QSLビューローはなくしません 。存続させるために動きます。

私は、 JA5SUD森田耕司会長の「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱とし、クリーンな事業運営を行うというご方針を全面的に支持します。 昨年の会長交代後、JARLの雰囲気はとてもよくなりました。前向きで、明るくなったことを、皆さんも実感されていることと思います。

昨年8月の「参与」拝命後、私は、会長・理事会・事務局のお近くで、JARLとアマチュア無線界・無線趣味界を少しでもよくしたいと、微力を尽くして参りました。ですが、「参与」という立場の限界を感じることも確かです。そこで、思い切って、 理事に初挑戦 することに致しました。

アマチュア無線界には、意欲と能力と魅力のある方がたくさんいらっしゃることを、私は知っています。 JARLとアマチュア無線界をよくするために、皆さんと一緒に汗をかきたいと思います。私はそのための「捨て石」になる覚悟です。

(2024-02-09 記)


feed 年頭のご挨拶(2024年) (2024/1/3 11:55:51)

昨年も大変お世話になり、ありがとうございました。2023年の私の主な無線活動を振り返ってみました。

純粋な?無線関係の活動

2023年2月 、南極海の孤島ブーベ島から2月にオンエアした「 3Y0J 」。私が開局した33年前に大きな話題になった「3Y5X」以来33年ぶりのDXPeditionということで是非交信したかったのですが、全く歯が立たず交信ならず。でも、近くのCrozet島から出ていたFT8WWとは、20m/FT8で何とか交信できました。

えええ!? 釣竿アンテナからCrozet Is.に+02で届いてる??これホンモノ?
FT8WW 14.085/FT8 pic.twitter.com/7OQZfFLjDW

— 7K1BIB, AC1AM 山内貴博(JARL参与・社員2期目) (@7K1BIB) February 27, 2023

5月4日 、家族旅行で訪れた万座温泉からオンエア。谷底のホテルの窓際から板橋区と交信でき驚愕。

@JJ1HHJ 板橋区
@7K1BIB /1群馬県嬬恋村
433.12/FM 51-41でQSO成立</div>
            <br />
      </div>
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      <a href= feed 年頭のご挨拶(2024年) (2024/1/3 11:55:51)

昨年も大変お世話になり、ありがとうございました。2023年の私の主な無線活動を振り返ってみました。

純粋な?無線関係の活動

2023年2月 、南極海の孤島ブーベ島から2月にオンエアした「 3Y0J 」。私が開局した33年前に大きな話題になった「3Y5X」以来33年ぶりのDXPeditionということで是非交信したかったのですが、全く歯が立たず交信ならず。でも、近くのCrozet島から出ていたFT8WWとは、20m/FT8で何とか交信できました。

えええ!? 釣竿アンテナからCrozet Is.に+02で届いてる??これホンモノ?
FT8WW 14.085/FT8 pic.twitter.com/7OQZfFLjDW

— 7K1BIB, AC1AM 山内貴博(JARL参与・社員2期目) (@7K1BIB) February 27, 2023

5月4日 、家族旅行で訪れた万座温泉からオンエア。谷底のホテルの窓際から板橋区と交信でき驚愕。

@JJ1HHJ 板橋区
@7K1BIB /1群馬県嬬恋村
433.12/FM 51-41でQSO成立</div>
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      <a href= feed JARLのチカラ(JARL渡島檜山支部「ハムの集い」に寄せて) (2023/11/19 13:00:00)

2023年11月19日(日)にJARL渡島檜山支部「ハムの集い」が開催され、同時に「渡島檜山支部報51号」が発行されました。渡島檜山支部の支部報はとても充実しています。是非ご覧ください。

渡島檜山支部報のダウンロードページ  https://ohs.jarl.pro/page-988/
渡島檜山支部報51号  https://ohs.jarl.pro/wp-content/uploads/2023/11/渡島檜山支部報第51号_第2版(PDF版).pdf

JL8LGW 船水明支部長のお取りはからいで、私のメッセージも掲載して頂きました。支部長のお許しを頂き、このブログにも転載させていただきます。

JARLのチカラ

渡島檜山支部「ハムの集い」開催、そして、「北海道8支部発足50周年」おめでとうございます。私は理事ではなく参与なのですが、船水支部⾧のお取りはからいでこの文章を書かせて頂きました。貴重な機会をありがとうございます。

さて、皆さまご存じのとおり、本年6月の定時社員総会直前に、前会⾧・JG1KTC髙尾義則氏が突如としてJARL執行部を去り、新たにJA5SUD森田耕司氏が会⾧に就任されました。この体制変更の背景には、JA8ATG原恒夫副会⾧、JA8DKJ三井武理事、JH8HLU正村琢磨北海道地方本部⾧のご英断がありました。心から敬意を表します。

私は、ここ数年、髙尾前会⾧を頂点とする執行部によるJARL運営の問題点を、社員総会やブログ、Twitter等で指摘して参りました。前会⾧の最大の問題は、会員を「味方」と「敵」に分けて分断を引き起こし、JARLとアマチュア無線界をよくしたいと協力を申し出ていた人を排除し、JARLの発展を阻害してきたことにあります。その髙尾氏は、会⾧就任7年目にしてようやくJARLの執行部から去りました。ですが、これで自動的にJARLがよくなるわけではありません。改革の出発点に立ったということでしかないと思います。

会⾧が解職されるという、JARL史上初、前代未聞の危機にあって、火中の栗を拾われた森田新会⾧には、一会員として心からの感謝しかありません。森田さんは誠実で信用できる方であり、会⾧就任後、JARLが抱える数多くの問題に丁寧に取り組み、文字どおり休みなく、毎週のように東奔西走されています。森田新会⾧のもと、理事・社員だけでなく、アマチュア無線家みなが一丸となって、無線趣味の世界が少しでも良くなるよう、ひとりひとりの力を合わせることが必要だと思います。

何も、難しいことではありません。「私なんて、本部や地方組織の役職なんかできないよ」と思っていらっしゃいませんか?役職に就かなくても、友だちを誘って行事に参加するとか、ひとりでいる人に声をかけるとか、役職の方に「いつもありがとう」とお礼をいうとか、ちょっとものを運ぶのを手伝うとか、そういう小さな積み重ねが、JARLを支え、JARLのチカラになっていきます。「バンド内がすいている」「出てる人が少ない」と思ったことはありませんか?アマチュア無線は、CQを出す人がいないと成り立たない趣味です。CQを出すことも、お空を活性化し、アマチュア無線界が前進する力になるのです。

約30年前に札幌に住んでいた私にとって、北海道は第二の故郷、懐かしい思い出の宝庫です。9月の第7回北海道ハムフェアにお邪魔し、札幌の再訪は実現できたのですが、道南地区にはとてもご無沙汰しています。今回は残念ながら参加がかないませんでしたが、いつか貴支部を再訪し、透き通った「イカ刺し」を堪能するのが夢です。

(2023-11-26 記)


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