無線ブログ集
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7K1BIB/AC1AMの業務日誌 (2024/5/6 5:35:36)
現在データベースには 144 件のデータが登録されています。
2022年11月16日(水)に公表、意見募集が始まりました。締切りは12月16日(金)です。
総務省パブコメ「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000567.html?fbclid_=IwAR2psXKhvCdF1ggd0SlKkTx9PHWhshiVlouGnRLXVRxhxSTNfXsmi7PCM28
資料1だけで150頁超。とても大部な改正案です。例によって改正法令案を読み解きます(以下の解釈は公表された資料(1~4)に基づく、現時点での私なりの解釈です。今後、追加情報や再考により修正することがあり得ます。)。
概要
JJ1WTL本林さんのブログ記事(とても詳細です。必読)
パブコメ募集:ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等(1)
https://jj1wtl.at.webry.info/202211/article_14.html
パブコメ募集:ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等(2)
https://jj1wtl.at.webry.info/202211/article_15.html
パブコメ募集:ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等(3)
https://jj1wtl.at.webry.info/202211/article_16.html
体験機会の拡大・体験局制度の廃止
個人局・社団局を問わず誰でも、従免を持たない人に体験運用をさせることができるようになります。体験局を開設することも不要。体験者の年齢/家庭内/学校内に限る等の制限も一気になくなります。
(1) ただし 「交信の最初と最後は有資格者が行う必要がある」点は変わりません 。体験者がCQを出したら違法運用になってしまいます。
(2) 体験者へのレクチャー が求められることになりました(「無線技術に対する理解と関心を深めるとともに、当該操作に関する知識及び技能を習得できるよう、適切な働きかけに努めるものとする」)。「面白かったね、はいおしまい!」ではダメということです。
ということで、体験運用を企画する側に、それ相当の準備と心構えが求められます。
(3) 「体験局」制度は、なくなってしまうようです(泣)。
8J1YABと8J1YAOというふたつの体験局に関わった経験から言うと「体験局という特別な免許をもらっている」ことが、体験運用を実施する側のモチベーションになっていたことは事実としてあります。8J1コールで体験運用CQを出すと、交信相手を見つけやすい、という効果もありました。
昨年、 三親等内の親族や教職員の監督下で小中学生が体験運用できる制度 が設けられましたが、実際の運用例を聞いたことがありますか?私はほんの数回しか聞いたことがありません。制限を撤廃したからといって、体験運用を企画する人はそんなに増えるでしょうか・・・。やはり、体験運用に熱意のあるグループによる体験局の存在は大きかったと思います。
せっかくアマチュア無線界に定着した体験運用が、体験局制度の廃止により廃れてしまわないか、とても心配です。何らかの形で体験局は残して欲しいと強く思います。そこで、
A案)今回の改正後も、電波法施行規則第34条の10第1項第2号として、「臨時に開設するアマチュア局」での無資格者の運用が残ります。ですが、不思議なことにこの詳細な条件を定める「告示」が見当たりません。 JJ1WTL本林さん が読み解かれたように、おそらくこれは、「(4)大規模国際イベントで,レシプロ対象外の外国人ハムも運用できる記念局」(8N23WSJなど)の根拠条文(この条文に基づいて、イベントごとに個別に告示を作る)と思われますが、せっかくですのでこの条文に引っかけて、従来型の「体験局」を認める告示を作っていただけないでしょうか。一般局の体験運用と差別化するために、①体験者のCW運用OK、②体験者のCQもOK、という体験局はどうでしょうか。
(まあ、①はCW通信は有資格者でないとダメとする 電波法第39条第2項 との関係で難しく、②は、最初と最後は有資格者がするから「第三者のためにする行う通信」には当たらないとする総務省の説のキモに当たる部分(→ JJ1WTL本林さんの記事の「それって『第三者通信』じゃないの?」ご参照 )ですから、、CWもCQもOKの体験局は難しいかとは思いますが・・。)
B案)「体験局」制度自体の廃止はやむを得ないにしても、「主として体験運用を行う局」については、「8J/8N」タイプの特別なコールサインをいただけませんでしょうか。
(5) 体験局制度が本当に廃止されてしまうのであれば、 せっかくの体験運用を廃れさせないために、JARLには、体験運用の推進運動を期待したい と思います。体験局の経験者が集まり知恵を絞って、体験交信やレクチャーのシナリオ、記念になる体験証等々の「体験運用セット」を用意して欲しいところです。こどもの日、あるいはアマチュア無線の日を「体験運用の日」に制定するのはどうでしょうか。
ところが、2022年11月の理事会で、髙尾会長は「体験局・ニューカマー支援委員会」設立の提案を否決しました。会長の強い影響下にある「会員増強組織強化委員会」にやらせようということのようですが、その委員長は体験局に(おそらく)関わったことのない理事です。とても心配です。なぜこんなことになってしまうのでしょうか。
従免と局免の同時申請
「開局」申請書の「特例様式」 ができます。従免の欄に「従免同時申請」というチェックボックスが用意されます(別紙1の35枚目)。
今までは、まず従免を申請し、従免が届いてから、開局申請書を提出していました。書類が2往復しますので、大幅に時間がかかっていました。今後は、従免申請と局免申請が同時にできるようになるので、ニューカマーが国試や講習で合格してから開局するまでの時間が大幅に短縮されそうです。とてもよい改正だと思います。
私の予想は、2通の申請書を同時に提出できるようにする、というものでした(拙稿『 「技適」を利用した免許手続きの簡素化とは? 』の「2通の申請書を同時に提出?」)。総務省はさらに踏み込んで、新しい1通のフォームを作ってくれました。
では、4アマから3アマにグレードアップしたときはどうでしょうか。 「変更」申請書の「特例様式」 にも「従免同時申請」というチェックボックスが用意されています(別紙1の41枚目)。なので、「3アマの従免申請」と「局免に18MHzを追加し、出力を50Wにパワーアップする変更申請」も同時にできる(2往復せずに済む)ことになります。
ただし、 これらの「特例様式」は、技適機種だけの局(=ライトユーザー)しか使えません。
例えば、
①4アマ取って技適機種で開局!
→② 先輩に古い無線機もらって、JARD/TSSの保証を受けて増設!
→③3アマ合格!
というパターン、結構あると思うのですが、 いったん非技適機種を持ってしまったが最後、この「特例様式」は使えません。 今までどおり、④3アマの従免申請→⑤3アマの従免受領→⑥「局免に18MHzを追加し、出力を50Wにパワーアップする変更申請」とやらなければなりません。
「特例様式」を使える条件を、
備考1 この様式は、次の全てに当てはまるアマチュア局にかかる変更申請及び届出に限り使用することができる
(1) 空中線電力が50W以下の無線設備を使用するもの
(2)
この様式にかかる申請又は届出において工事設計の変更を含まないか、これを含む場合は、適合表示無線設備の増設のみであること
(3) 移動するもの
(4) 個人が開設するもの
(5) 人工衛星等のアマチュア局でないもの
としていただければ、いったん非技適機種を持ってしまった局でも、この特例様式を使ったアップグレードをすることができそうです。意見を出したいと思います。
電波型式・周波数・空中線電力を含む一括表示コードの導入
今でも、電波型式の 「一括記載コード」がありますが、電波型式と周波数と空中線電力を含むものに変わります 。今回の改正が施行されれば、局免の記載はこうなります(別紙1の68枚目):
移動しない局 | 移動する局 | |
1アマ | 1AF | 1AM |
2アマ | 2AF | 2AM |
3アマ | 3AF | 3AM |
4アマ | 4AF | 4AM |
レピータ | ATR |
「1AF」というのは、「136kHz帯~249GHz帯まで全部」「全ての電波型式」「出力1kW」という意味です。つまり、従免に応じて 最初から「全部のせ」で免許してくれる 、ということです。
私は「電波型式に最初からFreeDVは入れて欲しいな・・」程度に、チマチマしたものを考えていました(拙稿『 「技適」を利用した免許手続きの簡素化とは? 』)。ですが、総務省は、私の予想を良い方向に裏切ってくれました。驚きました。
総務省:「周波数は、最初から『あなたの資格で出られる全バンド』あげちゃう」
総務省:「電波型式は、最初から『全ての電波の型式』あげちゃう」
総務省:「出力は、最初から『あなたの資格で出られる最大出力』あげちゃう」
(1) さて、どんなメリットがあるのでしょうか。周波数帯、電波型式、出力を、最初から局免にめいっぱい書いておいてくれれば、
「局免の記載事項の変更」がなくなる
→変更「許可」でなく「遅滞なく届出」で済む
→
総通の審査終了を待つ必要がなくなる
ということになります。
技適機種の場合、買ってきてすぐ使って大丈夫です。
非技適機種の場合、JARD/TSSの保証書が発行されれば、使って大丈夫です。
ただし、どちらのケースでも、総通への「遅滞なく届出」はしましょう。
今までは、「局免に変更がない限り」すぐ使って良い、でした。
今後は、どんな場合でも、すぐ使って良いことになります。
なぜなら、どんな場合でも、局免に変更がないことになるのですから。
(2) 今までは、変更申請・届をすると、新しい局免が発行されていましたが、今後は、新しい局免は、開局の時と、5年ごとの更新(再免許)の時しか、発行されないことになると思われます。
(3) 今回の一括記載コードの改正は、新しい局だけでなく、 既存の局にもメリットがあります。何の手続を取らなくても、局免にこの新しいコードが書かれているものとみなす、という大盤振る舞い です(資料2の24枚目)。変更手続は要りません。
(4) ただし、工事設計書(無線機を1台1台書く欄)が無くなるわけではないです。 無線機を増設した時に、総通に「遅滞なく」届出しなければいけない点は、総務省として今回は譲れなかったようです。将来に期待しましょう。
(5) 本当は1kWの落成検査をきちんと受けていない局がこっそりリニア入れて1kW出していた場合、今までは、電波利用ホームページのデータベースでその局のコールサインを検索すれば「200W」(または「100W」「50W」「10W」・・・)と表示されたので、オーバーパワーかどうか、ある程度推測できました。「ローカル局にバレたら大変・・」と、オーバーパワーへの抑止力になっていたと言えます。
ところが、今後は、電波利用ホームページのデータベースでは、1アマ固定局は一律「1AF」となります。ぜんぶ1kW局です。 「あいつ、オーバーパワーじゃないか?」と思っても、データベースの検索だけでは尻尾をつかめないということになってしまいます 。
「技適またはJARD/TSSの保証でいける200W以下の局」と、「落成検査が必要な200Wを超える局」は、別のコード、例えば「1AF」と「1AS」などと、分けた方がよいと思います。意見を出したいと思います。
その2に続く・・
(2022-12-13 記)
漫画家・あびゅうきょ氏の最新刊、「『む』は無線の『む』」を拝読した。
あびゅうきょ氏は、とても緻密な筆致の作品を描かれる漫画家。コールサイン「JH1EAF」を持つアマチュア無線家でもあられ、特に移動運用をアクティブになさっている。 魚眼レンズを駆使された写真が印象的な無線ブログ に見覚えのある方も多いのではないだろうか。私も何度も交信させて頂いている。
「バーチャル・ハムフェス2021」にもご出展くださった。
【D7】あびゅうきょ工房
「『む』は無線の『む』」の舞台は東京多摩地方。フィールドでQRP移動運用を楽しむビギナーアマチュア無線クラブ「聖少女電波旅団」7J1YΩΔ(ヤンキー、オメガ、デルタ)と、所属する少女たちの活躍が描かれている。
『虚空の聖域』『天空電磁曼荼羅』といったSF要素がふんだんに盛り込まれているが、現実感をもってグイグイ引き込まれてしまうのは、私がアマチュア無線家として経験したことのある不思議な電波伝搬と、作品内の少女たちが経験した特異現象が「似ている」こと、そして、実在する移動運用地が作品の中に丁寧に再現されているからであろう(おそらく同氏の実際の移動運用のご経験に基づくものに違いない。)。「電波伝搬の日々変化は地球の喜怒哀楽。アマ無線はそれに直接アクセスできる。」という旅団長の言葉が心に響き、どこか「懐かしさ」すら感じてしまう作品である。
作品は「BOOTH」のあびゅうきょ氏のサイトで頒布されている。
https://booth.pm/ja/items/4085553
なお、あびゅうきょ氏の画業40周年原画展『阿佐ヶ谷改正無電局』が、2022年11月18日から27日まで、 JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分のアートギャラリー「Context-s」 で開催される。何と期間限定ミニFM局も開局し、ベリカードも発行されるとのことなので、FMラジオを持って表敬訪問したいと思う。
(2022-11-09 記)
さて、 POTAアクディベーションデー の週末2日目。2022年10月30日(日)は朝と夜に八王子方面で用事が入っていました。その間、無線運用で時間を潰さざるを得ません(笑)。この日は、POTA活に専念することにしてみます。
都立小山内裏公園(JA-1262)
「おやまだいり」公園と読みます。POTA Mapのベースとなっているmapboxには「おやまうち うら」と書いてあってどこか親近感を覚えますが、残念ながら読み間違い。東京都町田市所在。
北の端にある駐車場に車を停め、最近、伝搬がいいと聞いていた28MHzに出てみることにします。JARL某支部長に頂いた(感謝)28MHzのモービルホイップのデビュー戦です。
FT-857DMをセットし、バンド内をくるくる回すと・・おお、DX局がたくさんCQを出しています。今日はCQ WW DXコンテスト。NA2U局をコールするとコールバックあり。CQゾーンナンバー「03」は北米西海岸!
気を良くして他の局も呼んでみると、半分くらいは取ってもらえます。取ってもらえないときはRHM-12ととっかえひっかえ。RHM-12と28MHzモノバンドホイップは、飛び受けともだいたい同等くらいと感じました。
夢中になって海外局を呼びまわり、1時間強で10局。DX局だけで、小山内裏公園(JA-1262)をアクティベートできてしまいました(POTAは、対象となる公園からオンエアしてふつうに10局QSOすればアクティベートしたことになり、公園のナンバーをアナウンスする等の要件は必要ありません。)。さらにCQを出してみることにし、28MHzで1局、430MHzで2局。
せっかくなので、公園内をすこし散策してみることにします。
駐車場から坂を下りていくと 大田切池(おおたぎりいけ) 。枯れ木立が秘境の雰囲気を醸し出していますが、昭和60年ころ、この周辺の宅地造成にともない、雨水が一度に川にでないようにするためにせき止めて作られた、実は新しい池なのだそうです。
地図によれば、公園内をさらに南に進むにつれ標高が高くなり、「展望広場」なる魅力的な響きの場所もあるようでしたが、次の公園に向かうことにしました。
都立長沼公園(JA-1272)、都立多摩丘陵自然公園(JA-1206)
小山内裏公園から北上し約20分。長沼公園に向かいます。
駐車場は公園の北側にありますが、これまた都立公園の駐車場とは思えない、ほそーい道をクネクネ上がっていったところにありました。お地蔵さんや庚申塚もある田舎道。脱輪しないかとヒヤヒヤします。次の写真はGoogle Mapより引用。
駐車場到着。
お世辞にもロケがいいとはいえませんが、430の山岳移動局が、お隣の平山城址公園(JA-1280)のPOTA局とQSOしているのが聞こえます。そうか、このあたりは多摩丘陵自然公園(JA-1208)にも該当するのか、ということは、長沼公園も、同時に2つの公園をアクティベートできる”2-fer”にあたることに、現地に来てから気づきました。
平山城址公園のPOTA局とは、残念QSOできませんでしたが、山岳移動局とQSOできたところで、RHM-12を立てて28MHzにQSYします。
米国方面が聞こえていた午前中とは変わり、午後になってアジア方面の局がたくさん聞こえています。中国、西マレーシア、香港とQSOできましたが6局で頭打ち。よく聞こえていても取ってもらえません。
地図を見ると、長沼公園は南に向かって標高が高くなっており、南端には「頂上園地」「展望園地」という無線できそうな場所があります。車から50W(FT-857DM)で続けるのが良いか、10W(IC-705)でもロケのよいところの方が良いか。
しばし考えたのち、705をデイパに入れて、登ってみることにしました。
よく整備されているとはいえ、リアルに山道です・・(笑)
登り続けること約15分、尾根に出て明るくなってきました。そして、「展望園地」に到着。
いい眺めな上に、あずま屋まであります。三脚でRHM-12を立ててIC-705に接続。28MHzでタイ、中国、西マレーシアとQSO。さらに21MHzでセルビアを見つけコール。10W+ホイップで欧州と交信できました!
そして、せっかく高いところに上がってきたので、430にも出てみることにします。この時点で10局できている安心感から、430では比較的のんびりと、1時間強で14局と交信。寒くなってきたので、下山することにしました。
https://platform.twitter.com/widgets.js1時間強で14局。
— 7K1BIB, AC1AM 山内貴博(JARL社員2期目) (@7K1BIB) October 30, 2022
430でのんびりQSOできました。
寒くなって来たので下山します。
ありがとうございました。 #POTA https://t.co/J6gGmA5xuC pic.twitter.com/z0T57h4hGk
感想
- POTAプログラムに沿って、3個の公園で運用。「POTAアクティベーションデー」というきっかけを作って下さったJA1EQO/1局に感謝です。
- 「CQ パークス・オン・ディ・エアー」との呼出で、少しはPOTAの宣伝もできたでしょうか。
- 最近、ハイバンドのコンディションがいいですね。これから数年が楽しみ。
- 頂き物の28MHzホイップが優秀です。RHM-12と違って常設して走行できそう。
- 久しぶりの山道はとても気持ちよく、フィトンチッドをたくさん吸えました。ただ、かなり暗くなってからの下山で、少し危険を感じました。どんなときもヘッドライトを持参することを検討。
- とても残念なこと。頂上の展望園地は人工物からそれなりに離れているはずですが、ノイズがいっぱいでショック。下界の太陽光パネル等の影響でしょうか。今後のHF帯、本気で心配です。。
番外
帰りは「 天然温泉ロテン・ガーデン 」で汗を流しました。ぬるぬるの黒いお湯が気持ちよかったです。73。
(2022-11-05 記)
2022年10月28日(金)~30日(日)
7L4QXQIけんけんさんご提唱の「第3回駅前QRVデー」
2022年10月29日(土)~30日(日)
JA1EQO/1局ご提唱の「POTAアクティベーションデー」
私がハマっているふたつのプログラムのスペシャルデーが重なりました。祭りには参加せざるを得ません。さてどこに行きましょうか?
10月29日(土)午後は、外苑前で仕事が入っていました。 POTAマップ を見ると、お、ちょっと北に「Meiji Provincial Park」=「都立明治公園」なるPOTA指定公園があります。
「明治神宮外苑」ではなく「明治公園」とはあまり聞き慣れない感じですが、 東京体育館がある一角が「都立明治公園」に指定されている ことを今回初めて知りました。この公園の東側なら「都営大江戸線国立競技場駅」前、西側なら「JR千駄ヶ谷駅」前ということで、POTAと駅前QRVを兼ねられそう。ここをターゲットとすることにしました。
10月29日(土)昼前、明治公園を目指して家を出ます。
ところが、ツイートするやすぐに、日本シリーズと ラグビー があるはずなので人多いと思われます、との親切なリプライをいただきました。人が多い・・これはヤバいかも。
千駄ヶ谷駅下車。
うわー。 ラグビー・日本対ニュージーランド戦の赤いノボリが並び、赤白のラガーシャツを着た方々がいっぱい。警察まで出ています。お昼ごはんを買おうにもコンビニに人があふれかえっていて入れません(汗)。
駅前QRVは「 駅と勇気とハンディ機 」とは言いますが、ここまで人が多いとさすがにQRVは無理か・・と焦りつつ、駅前の道を東に進むと・・・人が少なくなって、緑が見えてきました。
「外苑橋」(陸橋)から下を見ると、駅の入り口が見えます。駅前QRVと言えましょう。よしここに決めた、ということで、明治公園の東北の角あたりに陣取ります。