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link 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 (2024/11/24 11:05:49)

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feed JG1KTC髙尾氏から私に対する選挙異議が棄却されました (2024/3/30 8:04:39)

JG1KTC髙尾氏については、もうあまり時間を使いたくない(前向きな件に時間を使いたい)のですが、やむを得ない事情(後述)が生じましたので本稿を書きました。

髙尾氏の異議申立

私は、先日、2024年3月8日付けで、JG1KTC髙尾義則氏から選挙異議申立を受けました。

髙尾氏は、私の選挙立候補に当たっての所信を記載した2024年2月9日付けブログ記事( https://7k1bib.net/2024/02/09/shoshin-2024/ )中の、「使途不明金が明らかになった」との文言と「このような不祥事」という文言について、そのような事実はなかったから「名誉毀損」「誹謗中傷」である、と主張し、私の記事の削除を求めて来たものです。

私の反論

私は、以下の「釈明書」を選挙管理会に提出しました。

(釈明書ここから↓)

釈明書

 令和6年3月8日付け「令和6年通常選挙に関わる異議申立てについて」により通知されたJG1KTC髙尾義則氏(以下「申立人」という。)による異議申立てに対する釈明は次のとおりである。

第1 申立自体に対する反論

 申立人は、被申立人の個人ブログの記事(2024年2月9日付け「JARL選挙立候補に当たっての所信(2024年全国理事)」。以下「本件ブログ記事」という。)の一部の記載を取り上げ、その「即刻削除」を求めている。

 しかし、JARL選挙規程第33条は、選挙管理会がとり得る処分の範囲は、(1)関係者に対する勧告、(2)関係者に対する警告、(3)当選の取消し、(4)選挙の無効と定めており、ブログ記事の「即刻削除」は、このいずれにも当たらない。

 よって、申立人の本件異議申立ては、直ちに却下されるべきである。

第2 申立内容に対する反論

1 総論

 真実に基づく批判・意見は、たとえそれが相手の名誉や信用を毀損する内容であったとしても、憲法上の表現の自由(憲法21条)として認められている。つまり、適法である。

 特に、JARLは、選挙により社員を選び、その社員が社員総会で理事を選任するという民主的な組織であるから、その選挙においては、広く正しい情報に基づいて選挙が行われるよう、真実が会員に伝えられる必要性・重要性は極めて高い。真実が伝えられてこそ、「公正な選挙」が実現する。

 そして、 本件ブログ記事のうち、申立人が指摘する記載は、いずれも真実であるから、「名誉毀損」「誹謗中傷」には当たらない。

2 各論

 以下、申立人の主張に対し、個別に反論する。

 申立人は、本件ブログ記事における「前会長・JG1KTC髙尾義則氏の時代の使途不明金(「会長 打合せ」と称する飲食費など)が明らかになりました。」との記載について、そのような事実はなく、「一方的な虚構、妄想」であると主張する。

 しかし、社員有志が作成し、JARL理事会が正しいものと判断してJARL WEBで公開した(乙第1号証)「前会長髙尾執行部に関する報告書」(注1)が認定したとおり、 申立人が会長を務めていた2017年度から2019年度の会計帳簿を精査したところ、「会長 打合せ」と称する飲食費が多数発見されたこと、申立人は、年間100件以上、おおよそ2~3日に1回、飲食を行い、それらを「広報活動費」等の名目でJARLに請求し、支払を受けていたこと、JARL本部がある南大塚周辺の居酒屋での飲食が多かったが、「ナイトパブ」や「ラウンジ」の利用料も含まれていたことは、真実である。

(注1 https://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/rijikai/houkokusho2403.html  報告書本体は大部であるので、必要に応じ、選挙管理会の委員各位に配布されたい。)

 下記は、上記報告書の別紙からごく一部を抜粋したものである。

 そして、社員有志が申立人に対し、これらの「打合せ」の詳細を説明するように求めたところ、 申立人からは、これらの「打合せ」の「目的」も「相手の氏名役職」も明らかとされず、結局、これらの飲食費の使途が明らかにならなかった。よって、これらの飲食費は、どのような目的に使われたかわからない「使途不明金」であるといわざるをえない。

 したがって、 本件ブログ記事の「前会長・JG1KTC髙尾義則氏の時代の使途不明金(「会長 打合せ」と称する飲食費など)が明らかになりました。」との記載は真実であり、 申立人に対する名誉毀損にも誹謗中傷にも当たらない。

 また、申立人は、本件ブログ記事における「このような不祥事」との記載について、「不祥事はありません」と主張する。

 しかし、本件ブログ記事は、「前会長はJARL執行部を去りましたが、このような不祥事が」と記載しており、不祥事とは、前会長であった申立人がJARL執行部を去ったことを指している。具体的には、森田理事(現会長)及び原理事(現副会長)の連名による、申立人を会長から解職することを議題とする臨時理事会開催請求と、申立人を理事から解任することを議題とする社員総会における社員提案の2件を突きつけられた申立人が、解職・解任決議の成立を回避しようと辞任届を提出したものの、令和5年6月25日に開催された第66回理事会において、賛成14名、保留1名の圧倒的多数により、申立人を会長から解職することが決議された結果、申立人が会長及び理事の職を失い、JARL執行部から去ることになったことを指している。以上の経緯は真実である。 現職の会長が、解職・解任請求を目の前にして辞任届を出すなどという事態は、「不祥事」以外の何物でもない。

 加えて、 上記のとおり、申立人による使途不明金が大量に発覚したこともまた、不祥事であるといわざるをえない。

  よって、本件ブログ記事における「このような不祥事」との記載は真実であり、 申立人に対する名誉毀損にも誹謗中傷にも当たらない。

3 結論

 よって、申立人の主張は失当である。選挙管理会におかれては、本件ブログ記事の記載は真実であると明確に認定された上で、本異議申立てを棄却されるよう切にお願いする。

 なお、前回2022年の選挙において、7N4QUK岡本均氏及びJI1VDU井上龍氏による私に対する異議申立は、本異議申立てにおいてJG1KTC髙尾義則氏が問題としている記述よりもより具体的かつ詳細な髙尾氏の行状に関する記述を問題としたものであったが、選挙管理会は、同異議申立を正当にも棄却された。同事件との比較においても、本異議申立ては棄却されるべきであることを付言する。

以上

(釈明書ここまで↑)

選挙管理会の決定(請求棄却)

2024年3月28日、選挙管理会より、下記のとおり、髙尾氏の異議申立てを棄却する旨の決定書を頂きました。選挙管理会各位の正当なご判断に感謝申し上げます。なお、選挙管理会の決定書は、申立てが認められたときだけ公表され、棄却されたときは公表されないのですが、以下のとおりです。

本稿を書かざるを得なくなった事情

本稿を書かざるを得なくなった事情というのは、選挙管理会の決定が下された後の2024年3月29日付けの髙尾氏のブログに、私を名指しして以下の文章が掲載されたからです。

私の選挙公報(詳細版)は、髙尾氏が上記のとおり選挙異議を申し立てて来た「2024年2月9日付けブログ記事」と、ほとんど同じ文章です。 つまり、選挙管理会は、私の選挙公報(詳細版)には問題がないという結論を、すでに出されているわけです。

仮に選挙管理会が、私のブログ記事だけではなく私の選挙公報(詳細版)も問題だと思えば、すでに、選挙規程第16条第3項に基づき私に訂正の要請があったでしょうが、もちろん、そのような要請はありません。

にもかかわらず髙尾氏は、選挙管理会の請求棄却の決定には触れずに、「上申書」なるものを提出したという記事だけを公表して、あたかも私の選挙公報(詳細版)に問題があるかのように主張しているわけです。 髙尾氏は、もう自分が何をしているのか、わからなくなってしまったのでしょうか。

2022年の異議申立

なお、私の上記釈明書で、前回2022年の選挙における「7N4QUK岡本均氏及びJI1VDU井上龍氏による私に対する異議申立」について触れました。これまであまり公表してきませんでしたが、2年前に以下の事実があったことも、ここに記しておきます。

最近、7N4QUK氏のブログに髙尾氏と某氏のLINEのスクリーンショットが公表され、髙尾氏がQUK氏のブログにリンクを張るなど、髙尾氏とQUK氏が直接つながっていることは、もはや彼らも隠さなくなってきています。

その前回2022年(髙尾氏がまだ会長だったとき)の選挙で、私の社員当選を無効としようと、7N4QUK局とJI1VDUという局が私に対し選挙異議を申し立ててきました。 両氏の選挙異議申立書は一言一句同一で、ふつうなら通らない主張内容でしたが、髙尾氏が他人の選挙公報を公表前に見て書き直そうとし、憤慨したその方が立候補を取り下げた等(社員有志報告書に書いてあるあの事件です。)、ふつうではない状況でした。私は、たくさんの方が支持してくださったおかげで社員に当選できたのに取り消されてしまうかもしれないと本気で危惧し、日本でもっとも高名な刑事弁護士である弘中惇一郎先生の事務所に弁護を依頼しました。「無罪請負人」というご著書も有名な、あの方です(弘中先生のお嬢さんが私の大学時代の後輩というご縁があります。)。

弘中事務所は、1をお伝えすれば10を理解してくださる、同業者の目から見ても卓越した仕事をしてくださいました。そして「もし不当な決定を出したら、会長に関係する支出の適切性について、裁判で大いに主張立証する所存」とまで書いてくださいました。

その効もあったのか、選挙管理会の結論は、異議申立棄却でした。

こうしてようやく私は、465人の皆様からご支援頂いた2年前の当選を守ることができたのです。 同時に、権力の恐ろしさを身にしみて感じた一件でした。

ご参考:
https://twitter.com/7K1BIB/status/1769264495632011290

(2024-03-30 記)


feed 【予告】オンライン活動報告・意見交換会(第2回・4月7日(日)20時より) (2024/3/27 18:52:57)

以下の日程で、オンライン活動報告・意見交換会の第2回を開催致します。

日時:  2024年4月7日(日)20:00(JST)より (出入り自由です。終了時刻未定)
場所: Zoom上 ID/Passwordは、当日が近づきましたらここで公表します。
内容: 山内より活動報告・ご提案/皆様との意見交換。

3月16日(土)に第1回を開催したばかり ですが、3月26日に公表された、私の選挙公報(詳細版)の「3月にZOOMで意見交換会を開きます」をご覧になった方もいらっしゃると思います。後先になってしまいましたので、第2回を開催させていただくことに致しました。

どうぞお気軽にご参加下さい。オンラインでお目にかかれるのを楽しみにしております。

私の所信 ⇒  https://7k1bib.net/2024/02/09/shoshin-2024/
私の経歴 ⇒ 
   アマチュア無線: https://7k1bib.net/about/  
   本業: https://www.noandt.com/lawyers/takahiro_yamauchi/
推薦して下さった方々 ⇒  https://7k1bib.net/2024/03/06/shoshin-2024-2/#referee

(2024-03-27 記)


feed 電波文化祭⚡️サイクル2 (2024/3/24 23:59:00)

2024年3月24日(日)、埼玉県狭山市サンパーク奥富にて開催されたイベントです。

公式Scrapbox に謳われたコンセプト、

「無線家は『消費者』ではなく『開発者』であること

にぐっと惹かれて、初参加して参りました。

新しい風に
吹かれたくて。 #電波文化祭 pic.twitter.com/Qq1Pyt2koN

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 24, 2024

午前(A面):出展ブース

会場到着後、最初に伺ったのが、 のびぞう工房さん のブース。3Dプリンタで便利なものを制作・頒布されています。以前、 八重洲ハンディ機用のヘッドセット変換アダプタ(PTTスイッチ付き) を購入した際に、実に丁寧なサポートをしてくださったので、ご挨拶に伺いたいと思っておりました。

POTAや駅前QRVでは、①マイク付きヘッドセットを使いつつ、②無線機本体は高く上げたい、と思うことがあります。ところが、市販のマイク付きヘッドセットは、PTTがケーブルの途中にあることが多く、①PTTスイッチを操作しながら、②無線機本体を高く上げようとすると、①右手でPTTスイッチを操作、②左手で無線機本体を持つ・・・これだけで手が2本埋まってしまいログが書けません。ここで、のびぞう工房さんのヘッドセット変換アダプタ(PTTスイッチ付き)を無線機のベルトクリップあたりにうまく取り付けると、左手だけで①と②が実現でき、空いた右手でログが取れるようになります。

以下は、以前、のびぞう工房さんの変換アダプタを東京駅前での #駅前QRV で使った時の写真です。変換アダプタをベルトクリップに取り付け無線機と一体化しました。

なお、FT5Dのマイク・イヤホンジャックにはゴムが付いていて、ふつうの3.5mmプラグでは自然と抜けてきてしまいます。のびぞう工房さんは この問題に対応した長軸マイクプラグ変換アダプタ を頒布されていますが、私は、 アマゾンで見つけた10cm長の4極ケーブル を使っています。これだけ短いと、マイク・イヤホンジャックにテンションがかかるので抜けてきません。

今回、のびぞうさんに初めてお会いし、FT5Dアダプタのお礼を申し上げ、ICOM用のアタッチメントを購入いたしました。ありがとうございました。

次に拝見したのはJA3VWT/JE1JOM局のマグネチックループアンテナ。100均のフラフープを利用したものです。これでマンション室内から成果をあげていらっしゃいます。自宅のノイズが格段に高い私にとって興味津々でした。同局、実は、我らが JQ1ZOR メンバーだったりします。

さらに他のブースを拝見します。ロッドアンテナでループを構築した無電源ラジオ。目からウロコのアイデア。

昨今話題のサインランプ に、さっそく電波検知回路を組み込んだ作品。スマホの上に置いたサインランプがピコピコ点滅しています。基地局とこんなに頻繁にやりとりしていることが可視化されていました。

他にも意欲的なブースがたくさんありました。ご自分の出展物について熱弁を振るってくださる皆さんとの対話は、とても有意義でした。

午後(B面):ライトニングトーク

ライトニングトークとは、稲妻(ライトニング)のように短い時間で行われるプレゼンテーションのこと。IT業界でよく行われるプレゼン形式のようですが、これをアマチュア無線のイベントに持ち込まれたのは初めての試みではないでしょうか。

12人の演者が次々と登場されます。

ライトニングトーク
はじまりはじまり #電波文化祭 pic.twitter.com/vpqm1Yamsa

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 24, 2024

みなさん、オリジナリティ溢れるご活躍の様子を次々と紹介されます。しかもお話がうまく、テンポ良く進むので飽きません。

一部の方のトークが、 さやまサークルチャンネル さんのYouTubeで公開されています。

とてもよいフォーマットだと思います。他のアマチュア無線のイベントでも取り入れられるとよいなと思いました。

感想

「電波文化祭」は、昨年のハムフェアの「出展料値上げ」に対抗して企画されたものと伺っています。その出自は、2020年のハムフェアの「中止」に対抗して企画され、私も運営に参加した「バーチャル・ハムフェス」( 2020   2021 )と似ているかもしれません。

そして、それらの場で発見されたことは、

  • 無線趣味界には、創造力と意欲に溢れた方々がたくさんいること
  • そして、一般のアマチュア無線家も、創造を渇望していること

と、いえるかもしれません。

そして、ハムフェアも変わりつつあります。 相乗効果で、私たちの無線趣味界がもっともっと良くなるとよいと思っています。

電波文化祭の翌朝、発起人の JN1GGZ オオタキさんのツイートに刺激されて私が書いたことを、ここにも貼り付けておきます。素晴らしい企画を立ち上げてくださったオオタキさんに感謝申し上げます。

オオタキさんがLTのトリでも話された事件。耳を疑うがさもありなんと思わざるを得ないことが悲しい。『アマチュア無線のイベントで『客』って誰なんですか!』という魂からの叫び、問いかけが頭から離れない。→

→でも救いは、オオタキさんが『客』を追い出した後のライトニングトーク(LT)。素晴らしかった。沢山の講演者が、自分の『創造』を語り、これらを聴衆が受けて内面化する。午前中のブースでも、請け売りでない『創造』を語る花が、あちらこちらで咲いていた。→

→多くの参加者が、何か心にひっかかるものを持って家路に着く。それは、また来たいと思う気持ちかもしれないし、次回の電波文化祭に出展したいという意気込みかもしれないし、別の場所で『創造』を披露したいと思う心意気かもしれない。昨日のあの場所には、『客』はいなかったと思った。→

→手前味噌で恐縮だが、コロナ禍に開催した「バーチャル・ハムフェス」。あのときも、アマチュア無線界にはこんなにも創造的な人たちが多いんだ、協力してくれる仲間がいるんだと感動した。徹夜の準備も辛くなかった。 『客』ではない、『創造』はアマチュア無線界の宝だと思う。昨日、改めて確信した。

オオタキさんがLTのトリでも話された事件。耳を疑うがさもありなんと思わざるを得ないことが悲しい。『アマチュア無線のイベントで『客』って誰なんですか!』という魂からの叫び、問いかけが頭から離れない。→ https://t.co/1LCcWdEnel

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 24, 2024

(付録)西武安比奈線廃線跡

電波文化祭で心地よい刺激を受けた当日、その足で、ご近所にある西武安比奈(あひな)線の跡を訪れました。西武新宿線南大塚駅から北西に延び、入間川沿いの旧安比奈駅を結んでいた貨物線でしたが、2017年5月に正式廃止されました。多くの遺構が残されていましたが、最近、撤去が進んでいると聞いていました。

電波文化祭の会場から北に車で15分ほどの 旧安比奈駅付近 。鉄道の遺構は見つけられませんでしたが、ワイヤーアンテナを大々的に展開できそうです。

安比奈駅跡から南大塚駅に向かって、いくつかの遺構を訪ねました。当日のツイートをご覧下さい。次回の電波文化祭の後に、訪れてみてはいかがでしょうか。

西武安比奈線跡 #廃線跡 pic.twitter.com/ypPVcOt56E

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 24, 2024

(2024-04-14 記)


feed JARL選挙は何を選ぶのか(2024年版) (2024/3/22 22:47:55)

「JARL選挙は重要と言われるけど、いったい何を選ぶのかよくわからない」という声をよく聞きます。私なりの解説を書いてみました。

JARL公式メルマガ

今回の選挙から、JARLメールマガジン臨時号(選挙特集号)が配信されていますね。とてもよいことだと思います。渡島檜山支部がまとめてくださっているのでリンクを張っておきます。

「令和6年通常選挙の今後のスケジュールと選挙の種類について」
https://ohs.jarl.pro/2024/03/1234/post-1234

そもそも「一般社団法人」って何?

一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 」(法人法)に基づいて設立される法人です。いくつか特徴を述べてみます。

  • 「法人」なので、個人とは区別された団体です。法人名義で財産を取得したり保有したりできます。
  • 「社団」法人、つまり人の集まりです 。財産に法人格を与える「財団」法人と区別されます。
  • 法定の要件をみたせば誰でも設立できます。2006年以前と異なり、官庁の設立許可は不要です。監督官庁はありません。 JARLは、総務省や内閣府に監督される存在ではありません。自律したきちんとした事業運営が求められます。
  • 一般社団法人は収益事業を行ってもよいのですが、営利法人である「株式会社」と異なり、営利を目的とはしません。もっとも、営利を目的としないからといって、赤字を長年垂れ流し、ついに留保金の底が見えてくる状況を放置することが許されるわけではありません。団体としての継続性(最近の言葉で言えば、「サステナビリティ」)が求められるのは当然です。
  • JARLは赤字です(利益を上げていない)ので、今のところ法人税はかかりません(法人住民税は支払っています。)。黒字になると法人税がかかってきます。税金を支払い社会的責任を果たすことも大事ですが、原資は会員からお預かりした会費ですので、バランスを考える必要もあると思います。

JARLの「機関」

JARL Webの「JARLの組織」ページ には、「JARLの組織には、社員総会、理事会、監事、地方本部、支部、委員会、および事務局があ(る)」と書かれています。そのうち、法律で決まっている組織(機関)は、「社員総会」「理事会」「監事」だけです。

社員と社員総会

「社員」とは、一般用語の「従業員」という意味ではなくて、法律用語、つまり一般社団法人を構成する「人」のことです。JARLでは、会員から選挙で選ばれた者が、法律上の一般社団法人の「社員」として扱われることになっています。社員には、年1回の社員総会への交通費は出ますが、給料は出ません(無報酬です)。

「社員総会」は、「社員」が参加してJARLの基本的な事項を決める会議です。

JARLの社員は、現状では、年1回の「社員総会」で執行部に質問し、議案に対する賛否を投票することくらいしか活躍の場がありません(狭義の社員)。議案も、法律または定款に書かれたものに限られます。「ハムフェアを年2回にしよう」といった議案を決議することは、残念ながらできません。

社員の皆さんの中には、意欲と能力に満ちあふれている方が多く、社員総会だけではもったいないと思います。社員の役割を拡大して、メーリングリストや「社員懇談会」で、一般会員の意見を代弁していただいたり、本部委員会やWGで実際に「働く社員」「働ける人を連れてこられる社員」になっていただいたりすることも考えられると思います。そもそも「社員」という名称がわかりにくいですね。社員総会以外でも活躍の場があるのなら、例えば「代議員」と名称を変えても良いと思います。

という次第で、社員選挙では、 会員の意見を「社員総会」その他の場で真剣に代弁してくれる方、 口先で意見を言うだけ、人に言われて行動するのではない方、 多くの仲間に支えられ、自分も動いてくれそうな方に投票して頂ければ、JARLはもっと盛り上がると思います。 どこかでコールサインを聞いたことがあるとか、アマチュア無線にアクティブだからという基準で投票すべきではありません。 JARL選挙は人気投票ではないのです。

理事・監事と理事会

理事会は、社団法人の進む方向性を多数決で決める極めて重要な機関です。 理事会は理事と監事で構成されます。理事と監事は、社員総会の決議で選任されます(法人法第63条)。

専務理事には報酬が支払われますが、現在は空席です。その他の理事・監事は、交通費は支給されるものの、無報酬とされています。なお、今年の社員総会で定款変更が承認されれば、特定の分野を担当する「常務理事」が新設されます。

理事・監事は名誉職では ない

理事のうち、JARLの業務執行権限を持つのは、会長(と専務理事)だけです(JARL定款第23条第2項、第4項)。とはいえ、役職のない理事も、会長の業務執行を監督するという、重大な任務を負っています(法人法第90条第2項第2号)。もし、「理事は会長のやることを絶対に支えないといけない」と考えている方がいらっしゃれば、その考えは改めて頂いた方がよいと思います。 忠臣は、時には主君の誤りを諫めることも必要 だと思うのです。

監事は、理事の職務の執行を監査します。監事には、理事等に対して事業報告を求めたり、業務及び財産状況の調査をしたりする強大な権限が与えられています(法人法第99条)。理事の行為の差し止めすらできます(法人法第103条)。なお、会長→地方本部長→支部長というヒエラルキーに組み込まれた経験がある方は、監事として会長に物申すことは難しいでしょう。監事は、法律や会計の専門家になっていただくのがよいと思います。

JARLに対し損害を負わせた理事・監事は、JARLに対し損害賠償責任を負います(法人法111条)。監督責任を怠った理事も、JARLに対し損害賠償責任を負うことがあります。なお、役員保険に入っているから安心と思っている役員がいるかもしれませんが、故意・過失のある役員(不正を知りながら放置し、監督責任を果たさない理事・監事)には、保険会社も保険金を出さないでしょう。

JARLにおける「理事候補者」の選び方

法律では、理事・監事は「社員総会の決議」で選任されるところまでは決まっているのですが、その「候補者」の選び方は社団法人によってさまざまです。例えば、「役員推薦委員会」といった独立の機関を設けて候補者を選ぶ団体もある(例: Vリーグ機構 )一方で、理事・監事の候補者全員を会員の選挙により選ぶ団体もあります(例: 情報処理学会 )。

JARLの場合、理事・監事の候補者は、 選挙と推薦のハイブリッド方式 で選ばれます。

まず「理事候補者」ですが、2年に1度、4月に投票が行われるJARL選挙で、①全国理事候補者5名と②地方本部長10名が決まります。②地方本部長は理事候補者になることができます(自分は地方本部長に専念するとして、理事は辞退してもよいと思いますが。)。

その後、5月の理事会で、③理事会が推薦する理事候補者2名が追加され、合計最大17名の「理事候補者」が決まり、6月の社員総会に上程されます( JARL定款 第21条第1項、 JARL規則 第26条第1項)。

なお、前回の選挙までは、②は「各地方本部から選ばれる理事候補」であり、社員総会で理事として承認されて初めて、各エリアの地方本部長を兼ねることができる、というややこしい仕組みになっていました。ですが、各地方本部の選挙で選ばれた方が、他のエリアの社員の反対で地方本部長になれないのはおかしいという理由で、定款変更がなされ、今回からは、各地方本部の選挙で選ばれた方は自動的に地方本部長に就任し、理事になれるかどうかは社員総会で審議される方式に変わりました(私が社員提案書を起案しました。社員の皆様、ご承認ありがとうございました。)。

JARLにおける「監事候補者」の選び方

「監事候補者」は、(過去の例では)2020年5月の理事会で、最大2名の監事候補者が決まり、6月の社員総会に上程されます(JARL定款第21条第2項、JARL規則第26条第2項)。旧法人の時代は監事も選挙で選ばれていましたが、新法人への組織変更の際に、理事会の推薦になりました。

社員総会での承認

繰り返しますが、 「理事候補者」も「監事候補者」も、6月に開催される社員総会で承認されないと、理事・監事になることはできません (JARL定款第21条第2項、JARL規則第26条)。

社員は、選挙で示された会員の意思に拘束されるべきだ、というご意見を聞くことがありますが、法人法上、そのような仕組みは取れませんし、事態はそう単純ではないと思います。 不適切な人が理事になると、その悪影響は全国の会員に及びますので、例えば地方本部長選挙の当選者が、他のエリアの社員も含めた反対で理事にはなれないことも当然あり得ると考えます。 この人は理事にふさわしいのか、社員総会での承認・不承認がますます重要になります。

6月の社員総会で理事・監事の承認・不承認を決める社員は、今年のJARL選挙で選ばれる社員ではなく、2年前のJARL選挙で選ばれた社員です。2年前の選挙で示された会員の意思によって今後2年の役員の顔ぶれが決められるのは、奇妙ではありますが、現行制度はそうなってしまっています。

6月の社員総会の直後に、社員総会で正式に承認された理事・監事によって理事会が開催されます。 この理事会で、会長、副会長等の役職者が互選されます (JARL定款第22条)。この互選は、多数決で決まります。

今年の選挙で選ばれた社員の活動開始時期

今年の選挙で選ばれた社員の任期は、今年6月の社員総会の終了後に始まります。ですので、来年と再来年の社員総会には、今年の選挙で選ばれた社員が出席します。

もし、来年の社員総会前に臨時社員総会が開催されれば、その臨時社員総会には、今年の選挙で選ばれた社員が出席することになります。

(2024-03-22 記)

追伸:私、7K1BIB/山内貴博は、2024年JARL選挙において、全国理事に立候補しています。このような法律家としての知識・経験を生かした情報発信を、これまでは個人ブログやTwitter(現X)などで行ってきましたが、今後はJARL公式の情報発信に貢献したいと思っています。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

JARL選挙立候補に当たっての所信(2024年全国理事)
https://7k1bib.net/2024/02/09/shoshin-2024/

JARL選挙所信(続)
https://7k1bib.net/2024/03/06/shoshin-2024-2/

【ご報告】オンライン活動報告・意見交換会
https://7k1bib.net/2024/03/16/online-meeting-3-17/



feed 【ご報告】オンライン活動報告・意見交換会(3/17) (2024/3/16 23:59:00)

予告しておりましたとおり、 3月16日夜、Zoom上 「オンライン活動報告・意見交換会」 を開催致しました。

第1部 活動報告・JARLの近況

JA5SUD森田会長に交代して、「やらせてもらえる」組織になった=「一部の人のJARL」から「みんなのJARL」に変わりました。その具体例として、澤田実行委員長によるハムフェアの改革、2つの委員会の新設、森田会長の激務、私の参与としての活動、 JARL/JARD/JAIA/CQ出版のトップ会議=「アマチュア無線継続的発展会議(SD会議)」 等のお話をしました。

聴衆の皆様からは、SD会議に対する強い期待の声を頂きました。

第2部 未来志向のご提案(組織)

JARLにおいて物事がなかなか進まないのは、特に本部に「人手が足りない」という問題意識から始めて、 地方組織の活性化(と省力化)のためのアイデア、また本部組織の強化策 を、社員、理事、委員会に分けてお話ししました。

主な質疑応答を記録しておきます。

  • 若い方が立候補しようとしても「正員3年」の在籍要件がネックになっている。
    ⇒山内:確かに。なお、全国社員の中に「10代選挙区」「20代選挙区」等の年代別選挙区を設けるのはどうかと考えている。
  • 理事に対し、法制度に関する研修は?
    ⇒山内:やってないと思う。必要と考える。
  • 選挙権・被選挙権を家族会員にも
    ⇒山内:賛成。
  • 事務局は委員会に必ず参加しなくてもよいと思う。
    ⇒山内:同感。委員会が議事録を作る等、自立すべき。事務局がボトルネックになってしまうのは極力避けたい。
  • 「地方本部長」と「理事」の切り離し、「支部長」と「社員」の切り離しには賛成。
    ⇒山内:ありがとうございます。
  • 役職者の年齢制限・重任制限は?
    ⇒山内:JARLが一般社団法人になった当初はどちらもあった。どちらも必要だと思う。
  • 1票の格差は?
    ⇒山内:難問だが検討したい。全国社員は格差緩和策になる。

第3部 「JARLアプリ」案

JARLに関するニュース、電子ログ・アップロード機能等々を持つアプリを、「JARLアプリ」として開発するのはどうか、との構想をご提案しました。

質疑応答では、システム開発に詳しい方々から「これを業者にやらせようとすると高いし、ボランティアだと時間がかかる」と、私のアイデアは火だるまに・・・(苦笑)。他方で、後で拡張すれば良い、できるところからリリースすれば良いとのご意見もいただきました。

また別の角度から、ソフトウェア制作の基盤となる各種テキストデータ(JCC/JCGリスト、コンテスト結果、JARL会員リスト等々)を提供してほしいとのご意見も頂きました。データの提供については、私も、各種規約の公開が必要と思っており、前向きに検討したいと思います。JARL Webの全面改修も必要でしょうね。

続いて議論はビューローの遅延問題に移りました。昨年、森田執行部が意を決して発出された 紙カード「発行枚数見直し」の呼びかけ の結果、実際にビューローに送られてくるカードの枚数は減少したとの情報が寄せられました(公表を検討したいと思います。)。

QSLカードについては皆さんそれぞれのポリシー、考え、思いをお持ちです。若い方が紙による事務処理に抵抗を持っていることは事実ですが、年賀状を廃止される方が増えている昨今、既存アマチュアの皆様も、どのくらい紙カードが必要と思われているのかも検証が必要でしょう。

私も紙カードをなくせなどとは、さらさら思っていません。むしろ、ビューローを維持するためにはどうしたらよいかを、主にコストの面から検討したいと思っています。聴衆の方からは、 会員から信任を得られた理事の方々が、自信を持って英断してほしい 、との応援も頂きました。

以上、たくさんの方にご参加頂き、議論も尽きないところでしたが、23時過ぎに散会致しました。とても有意義な時間でしたので、またこのような機会を設けたいと思います。ご参加頂きました皆様、また、この記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

今回の選挙は、 ようやくJARLが前向きに進み始めた「森田体制」をこのまま維持するか、これを信任するかどうかが争点の選挙です。 私は引き続き、JARLとアマチュア無線を巡るさまざまな課題に、誠実に取り組んで参りたいと思います。ご支援をよろしくお願い申し上げます。

(2024-03-17 記)


feed 「JARL正常化弁護団」カンパ収支ご報告(第4回) (2024/3/15 1:10:08)

令和4年度の会計帳簿の開示仮処分 」にかかった裁判費用は、「JARL正常化弁護団」に対し頂いたカンパから支出させていただきました。その後、会長が交代し、森田会長のご承諾により法務局から担保金が戻ってきたことにより、カンパ金口座の残高は増えました。

2023年5月1日のご報告(第3回) 以降、現在までの収支を以下のとおりご報告申し上げます。

期初残高 612,561円
支出 ▲250,000円 仮処分担保金
収入 15,000円 新規カンパ金
収入 2円 利息
収入 300,000円 仮処分担保金返還
支出 ▲660円 送金手数料
収入 250,001円 仮処分担保金返還
残高 926,904円

「JARL正常化弁護団」にいただいたカンパは、法的手続きにかかる実費のみに使わせていただいています。弁護団は、弁護士報酬も交通費も飲食代も一切いただいておりません。

2020年6月にカンパ金を募集した当初 、JARLが正常化した暁には、残金はJARLに寄付させていただくとお約束しました。皆様のご支援のお陰様で、あと一歩かと思います。引き続き、JARL正常化弁護団へのご支援をよろしくお願い申し上げます。

(2024-03-09 記)


feed 宝登山(JA/ST-019)、県立長瀞玉淀自然公園(JP-1148) (2024/3/10 23:59:00)

2024年3月10日(日)、 無線通信を愛好する法律家協会 (JQ1ZOR)の有志4名で、埼玉県秩父郡長瀞町の「 宝登山(ほどさん) 」に出かけました。

行き(鉄分補給)

池袋駅から東武東上線に乗車。朝霞台駅から先は初めて乗車します。小川町で乗り換えて寄居駅到着。これで東武東上線を完乗。

寄居駅 pic.twitter.com/AWDgan5jS3

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 9, 2024

昭和な感じの乗り換え案内。

JR八高線はディーゼル車です。

寄居駅で秩父鉄道に乗り換えて、予定通り午前9時に長瀞駅到着。構内踏切もあり、よい雰囲気です。

山行

駅から1時間ほど、蝋梅を愛でながら軽い登りで山頂を目指します。

標高497.1mの山頂で記念撮影を行い、さっそく4名は「12時ころまで」と示し合わせ、思い思いの場所にわかれて運用を開始します。

私は、さくっと10局稼ぎPOTAのアクティベーションを確保してから、HFにQSYしよう、あわよくばJQ1ZORも運用しようと考えながら、ID-51+RH770を取り出し、430/FMでCQを出し始めました。

7K1BIB/1
始めます。 pic.twitter.com/kkJOU4aeZX

— 7K1BIB 山内貴博(JARL全国理事立候補。参与・社員2期目) (@7K1BIB) March 10, 2024

ところが・・・意外と呼ばれずログが進みません。北風が強く、日の当たるところを選んだのに体感温度が低く、手がかじかんできます。CQ→呼び回り→CQを繰り返しているうちに時間を使ってしまい、10局やるのに1時間半もかかってしまいました。あっという間に12時で終了。。。

他の皆さんの様子をうかがうと、21MHz/CWでW(米国)とS2S(山頂同士のQSO)できた!とか楽しそうなことをおっしゃっています。情けないやら悔しいやら。やはりCWができるようになりたい!と思ったのでした。

参加4局の成果。  JP-1148 のActivations Listより

山頂の神社にお参り。

神社前のベンチからの眺め。北風もさえぎられ、とっても快適です。ここから運用されたNGI局の選択が正解でした。

下山はラクをしてロープウェイ。今時珍しい硬券(厚紙)の切符です。

下りはラクします</div>
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      <a href= feed 映画「同感・時が交差する初恋」観覧 (2024/3/9 11:30:00)

新宿のちいさな映画館で、映画を見てきました。

『同感・時が交差する初恋』 公式サイト  https://doukan-movie.jp/index.html

予告編

ストーリーにおいて、アマチュア無線機がとても重要な役割を果たします。冒頭部分、スイッチを入れると無線機の中を電気が流れるシーンは、 TS-900 (と推定)が好きな方には堪らないかもしれません。

無線家の視点では、PTTは毎回ちゃんと操作してほしかったかなとか、ハンドマイクを引きちぎっても相手の声は途切れないのでは?とか、少しツッコみたくもなりましたが野暮というものでしょう。ひとつ付け加えることをお許し頂ければ、無線機にアンテナがつながっていない点は、実際に映画を見てストーリーを理解して、深く納得しました。

観覧後、感情が揺さぶられる学生時代を思いだし、とても懐かしい、あたたかい気持ちになりました。まだ上映されている映画館もありますし、いずれオンラインで配信されると期待します。おすすめします。

いつか、 2000年のオリジナル作品「リメンバー・ミー」 と、その 日本でのリメイク版「時の香り リメンバー・ミー」 も、観てみたいと思います。

(2024-03-29 記)


feed 「前会長・髙尾執行部に関する報告書」ができるまで (2024/3/8 22:12:49)

2024年3月4日、社員有志による「前会長・髙尾執行部に関する報告書」がJARLにより公表されました。私も、社員有志22名のひとりとしてこの報告書の作成に関わりましたので、その経緯について書き残しておきます。

7年分の会計帳簿の開示命令

一般社団法人の社員は、法律により、総社員数の10分の1が集まれば、会計帳簿と領収書の開示を求める権利が与えられています(法人法121条)。理事の不当な行為があれば、それを是正することは、一般社団法人の社員の重要な責務なのです。

社員有志22名は、東京地方裁判所にJARLの会計帳簿の開示を求める裁判を提起し、 2023年3月30日、東京地裁は、JARLに対し、JG1KTC髙尾義則氏が会長に就任した平成28(2016)年度から今年度まで7年分の会計帳簿・領収書ほぼすべてを開示するよう命ずる判決を言い渡しました 。しかし、 髙尾会長(当時)は、理事会に諮らず独断で控訴 していました。

6月に髙尾氏が執行部から去った後、新たに会長に就任されたJA5SUD森田耕司会長は、「この控訴は組織にとって何のメリットも無い」と判断され、理事会の承認のもと控訴を取り下げ、7年分の会計帳簿・領収書を開示してくださいました。

2023年7月26日、会計帳簿がExcelデータで開示されました(髙尾前会長の時代は、データは無いとの理由で、紙での開示でした。)。領収書は紙で綴られていましたが、JI1RKA板橋社員、JJ1WTL本林社員、JA1UMW小林大輔(Daisuke)さん他のご協力により、2日間にわたって、大量の写真撮影を行いました。

会計帳簿の分析は誰が?

さて、この大量の会計帳簿類の分析を誰がやるのか・・・?

段ボール箱数箱の領収書。これでも一部。JARL本部にて。

社員有志の間には、「第三者の弁護士に頼んで客観的に分析してもらうべきだ」という意見もありました。いわゆる「第三者委員会」です。ですが、弁護士に頼むとなるとお金がかかります。一説には数百万から一千万を超えるのではないかといわれました。そこまでの金額を社員有志では負担できませんし、赤字財政のJARLに負担を求めるわけにもいきません。

社員有志が手分けして、手弁当で分析することを決めました。

ところで、2013年に、全日本柔道連盟(全柔連)において立て続けに不祥事が発生し、柔道界に激震が走ったこと( 女子柔道強化選手への暴力問題 と、 助成金の不正受給問題 )を覚えていらっしゃる方も多いと思います。私は、弁護士として、暴力問題では調査委員のひとりを務め、不正受給問題では第三者委員会の委員長を務めました。当時は、自分の顔が新聞に載り、たくさんの方から「記者会見をテレビで見たよ!」といわれたものです。

私は、その時に得た知識・経験を、本件にも全面的に投入しました。

不祥事の調査案件では、①事実を正確に把握すること、②適切な判断基準を立てること、③疑われている人の弁明の機会をきちんと確保すること、以上3点がとても重要と考えています。

①事実の正確な把握

大量の会計帳簿と領収書は、社員有志で手分けして分析し、それぞれが気づいた点を集約しました。特に、JK7LXU 石岡洋一社員は、経理の知識経験を生かして、全ての帳簿類に目を通し、疑惑のある支出の一覧表をとりまとめて下さいました。

②判断基準

支出の正当性については、以下の基準を立てました(報告書8頁)。

『JARLの経費として認められるためには、会食の日時・場所・人数だけでなく、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等が明らかとされ、その会食がJARLにとって有益なものであったことの証明が必要である。』

法律的な説明をすれば、一般社団法人と理事は委任関係に立ち( 法人法第64条 )、理事は法人に対し善管注意義務( 民法第644条 )、忠実義務( 法人法第83条 )を負うところ、義務を履行したこと、つまり、善良な管理者として忠実に職務を遂行したこと(私的な飲食ではないこと)は、理事側が主張・立証しなければならない、といえます。

まあ、こんなややこしい言い方をしなくても、ふつうの方なら、社会常識としてご理解頂けると思います。

これは過去に存在した事実の証明であり、無いことの証明=いわゆる「悪魔の証明」などというものではありません。

JARLには支出の基準が無かったのでは?という人もいるようです。内規がないことをいいことに、その点に付け入って私的飲食をしていたのだとすれば、もっと悪質なのではないでしょうか。「昔からJARLはこういうもんだった」というのも、全く言い訳にはなりませんよね。

③弁明の機会

疑いをかけられている人に十分な弁明の機会を与えること。この点には非常に神経を使いました。私たちの考えを髙尾氏に一方的に押しつけるのではなく、あくまで誠実・公平に、髙尾氏からの意見・弁明・反論に、十分に耳を傾けようと決めました。

2023年11月:報告書「案文」を理事会に提出

社員有志でとりまとめた報告書を、まずは「案文」としてJARL理事会に提出しました。

会計帳簿を受け取ってから「案文」のとりまとめまで4ヶ月かかりました。社員有志はそれぞれ本業等がある中、余暇をこの作業に割いて下さったわけで、決して遅くはなかったと思います(私個人も、身内に不幸があったりいろいろありました。)。

報告書の「案文」としたのは、まず理事会で確認していただいた後、髙尾氏に「案文」を送付して意見を聞いて、誤りがあれば修正したいと考えたからでした(高尾氏は「案文」とあったことを 「不適切な書面」と主張 しています。私たちの配慮は、残念ながら高尾氏には通じないようです。)。

2023年11月の理事会では、6エリア中村理事を除き、出席理事全員が、「案文」の髙尾氏への送付に賛成して下さいました。

2023年11月25・26日開催 第70回理事会報告より

2023年12月:髙尾氏代理人弁護士からの「ご連絡」

以下、 有志社員←→JARL事務局←→髙尾氏代理人弁護士の間でやりとりされた文書は、JARL会員ページに開示 されています。

髙尾氏は、代理人弁護士を選任し、JARL事務局に回答文を送ってきました。自分は任期中にこれだけのことをやった、というリストから始まる回答文からは、反省や後悔は一切感じられず、自己正当化と責任転嫁の文章で一貫していました。

特に興味深かったのは、報告書(案)で指摘した1300万円あまりの使途不明の飲食費に対し、1円単位の細かい数字での反論があったことでした。弁護士と髙尾氏が、私たちが作ったリストを細かくチェックして、これとこれは理由が付けられる、といった検討を行い、合計額を計算したに違いありません。

髙尾氏代理人の通知書(2023年12月18日付け)より

そこで、私たちは、髙尾氏代理人弁護士と面談し、各支出について、ひとつひとつ確認を行いたいと考えました。その方が、文書でやりとりするよりも早いと思ったからです。飲食の中には、”書面に残せない相手”というのもあるかもしれない、そういうものについては、口頭で説明をいただければ、リストから落としてもよいと考えていました。

2024年1月:髙尾氏代理人弁護士の面談拒否

私が社員有志の代表として、髙尾氏代理人弁護士の事務所に電話をしました。事務員さんが出て不在だと仰るので、コールバックをお願いしました。また、面談を提案するメールも送りました。

ところが、髙尾氏代理人弁護士からは、一向にコールバックがありません。何度電話をしても事務員さんは、弁護士は不在とおっしゃいます。しまいには、留守電が出るようになってしまいました。髙尾氏代理人の先生は、病気でもされたのだろうかとすら思いました。

初めて電話をしてから1週間後、意外なことにJARL事務局から連絡がありました。髙尾氏代理人からJARL本部に、”山内弁護士から当方宛てに面談のご要望を頂いているが、当方(及び髙尾氏)としてはこれに応じかねる” ”今後、山内弁護士から電話・メールがあっても対応いたしかねる”という連絡があったというのです。

実は、私はずっと高尾氏から避けられてきました。イベントですれ違ってあいさつしても、ちょうど”電話がかかってきた”様子で反対方向に行ってしまわれます。Facebookではブロックされています。私の方は、以前から(今でも)髙尾さんといちど腹を割って話したいと思っています。 「課題解決に向けての議論のご提案」 を仲間と送ったこともあります。髙尾氏に、私たちと対話をした方がよいと助言してくださった方も複数いるようなのですが、髙尾氏は、「山内とは絶対に会わない」「あいつはJARLを乗っ取ろうとしている」と、激高されてしまったそうです。

高尾氏ご本人はともかく、代理人弁護士まで私の連絡を無視してきたことには、とても驚きました。弁護士は、敵・味方に分かれても、対話を通じてお互いの立場を理解し対立の解消を試みるという、ある種の信頼関係を共有しています。ですので、髙尾氏代理人弁護士が私を無視したのは、弁護士の意向ではなく、山内には絶対に会うなという髙尾氏の強い指示があったからに違いありません。もし私が髙尾氏の代理人だったら、むしろ社員有志側に面会を申し入れ、一生懸命事情説明をし、損害賠償を申し出て、報告書の公表を阻止しようと努力したでしょう。

2024年1月:追加質問と「回答」

直接対話を拒否されてしまったので、仕方なしに私たち社員有志は、JARL事務局を経由して、代理人弁護士に対し追加質問を送っていただきました(事務局の手間が増えただけで申し訳なく思います。)。1円単位の合計額を示してきた飲食の内訳はどれなのか、具体的なリストを示して欲しいと依頼したのです。

これに対する髙尾氏代理人弁護士の返事もまた、驚くべきものでした。私たちの質問には答えず、”そもそも不適切とはいかなる意味か、なにゆえ不適切であるかを説明せよ” ”どれが私的飲食費に当たるのか、そちらが示せ” という、問いをもって問いに答える文章でした。

髙尾氏は、真面目に答えるつもりがないんだな、と思いました。同時に、JARLの経費として認められるためには、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等を示さなければならないという「一般常識」もわきまえない人なんだなと、残念に思いました。私たちは、髙尾氏代理人弁護士とのやり取りはもう十分であり、これを打ち切って、報告書を完成させることにしました。

2024年2月:報告書(最終版)の理事会への提出

最終版の作成に当たっては、髙尾氏代理人弁護士の主張を受け入れ、私たちの主張を取り下げた部分もありました。最終版を完成させ、2024年2月15日、JARL理事会に提出しました。

2024年2月24・25日の理事会でご検討いただいた結果、以下のとおり、出席理事13名全員のご承認を頂きました(6エリア中村理事は途中退席、7エリア尾形理事は欠席)。理事の皆様のご英断に感謝申し上げます。なお、社員有志として、髙尾氏の説明を聞いて1度は落としてもいいかなと思った委員会後の会食費が、実は割り勘だったと、複数の理事が指摘されたそうです。「ポッケナイナイ事件」は、報告書にあった4件だけでは無かったということなのです。

2024年2月24・25日開催 第71回理事会報告より

2024年3月:報告書の公表/髙尾氏代理人と社員有志の通信文の公表

こうして、2024年3月4日、JARL Web及び会員サイトで、社員有志の報告書が公開されるに至りました。

翌5日には、髙尾氏側の希望により、髙尾氏の主張文書も併載されました。社員有志としては、何も隠し立てをする必要はありません。理事会・有志社員の報告書と、髙尾氏の主張を見比べて、 どちらがJARLのことを真剣に考えているのか 、ご判断頂きたいと思っています。

なお、3月6日には、髙尾氏のブログ・ホームページに選挙の「所信」が掲載されました。高尾氏は社員有志の報告書が公開されたことに気づいているはずですが、報告書には一切言及がなく、やはり、反省も後悔も一切感じられませんでした。

感想

「打合せ 会長 ●名」といった使途不明の飲食の件数と金額が目を引きますが、そもそも、JARLの「打合せ」を、なぜ連日連夜、飲み屋やスナックでやる必要があったのでしょうか。森田会長は、JARLの会長を引き受けてから、打合せを飲み屋でやる必要性を感じたことは無いとおっしゃいました。

髙尾氏は、ソフトな語り口で人気があったと思いますが、実は感情のコントロール(いわゆるアンガーコントロール)があまり上手でなく、激高したり、人を罵倒したりされることは、今回の報告書で初めて明るみになったのではないでしょうか。彼に直接接触した人ほど、他人の意見を聞かないとおっしゃいます。報告書には書かれていませんが、実はJARDやJAIAの方々に対しても激高し、大変不愉快な思いをさせてしまったことがあったと伺っています。

また、髙尾氏が事実と異なる答弁をし、親しい方々を裏切ってきたことも明らかになりました。自分は表に出ず、他人を使い、都合が悪くなるとハシゴを外すという行動は、昨年6月の社員総会での第5号議題が典型例だったでしょう。もし髙尾氏が本当に田中理事を解任したかったのなら、会長として自分で解任議案を提案することもできたのです。なのに、社員を使って議案を出させた後、理事会での会長解職議案と社員総会での理事解任議案を突きつけられ、形勢不利と見るや「辞任届」を提出し、引き継ぎもなく逃げ去ったのです。髙尾氏を信じていた理事の皆さん、社員の皆さん、「アウト・ドア」の皆さんは、裏切られた後、何事も無かったかのように全国理事候補選挙に立候補してきた髙尾氏のことを、どう思われているのでしょうか。

なぜ選挙の時期にこの報告書を公開するのか?との指摘が理事会であったそうですが、上記のとおり、社員有志が懸命に作業した結果、この時期になっただけです。本当はもっと、できるだけ早く出したかったのです。決して「狙った」わけではありません。

髙尾氏の飲食の領収書を通してしまったJARL事務局に責任はないのか、と声を聞きました。責任はゼロではないかも知れませんが、数年前の社員総会で事務局長が答弁したように「会長が持ってくれば事務局としては断れない」というのが本音だろうと思います。激高したり罵倒したりする人が会長であったことも考慮しないといけないと思います。

髙尾氏を支持してきた理事の責任を問う声も聞きました。一理ありますが、かつて髙尾氏の強い影響下にあったある理事は「自分は地方にいるから、髙尾氏から言われたことを信じるしかなかった。真実を知りたかった。」とおっしゃいました。一度仲間になってしまうと、なかなかものが言えなくなる人情もわかります。私は、意を決して、髙尾氏の影響下から脱した方に対しては、強い非難はできないのでは、と感じています。

監事の責任を問う声も聞きました。今の監事2名は、いずれも県支部長ご経験者で、髙尾氏から指名された方です。つまり、会長→地方本部長→支部長という組織的なヒエラルキーに組み込まれた経験がある方です。なので、会長にもの申すことはできないでしょう。元支部長を監事に選ぶことは止め、法律や会計の専門家を選任すべきだと思います。

ともあれ、社員有志の報告書が公表され、一区切りがつきました。JARLにおける歴史的な不祥事ですので、社員有志の間には高揚感は全くなく、とても残念な気持ちでいっぱいです。

後ろ向きの問題にこれ以上時間を使っている暇はありません。これからは、アマチュア無線の普及・活性化、この趣味をもっと楽しくする活動に力を注ぎたいと、社員有志一同、決意を新たにしています。

最後に、今回の報告書の作成に関わった社員有志22名の一覧(裁判の原告団です)を掲げておきます。また、裁判費用は、たくさんの皆様から「JARL正常化弁護団」に頂いたカンパ金から拠出させていただきました(近日中に収支報告を公表します。)。今回の「報告書」は、アマチュア無線家の皆様のご支援の賜物です。ありがとうございました。

7K1BIB 山内貴博  JI1RKA 板橋直樹
JI1XKH 増田 浩  JJ1WTL 本林良太
JL1HHN 安田晃央  JH4PHW 坂井志郎
JH2DFJ 岩田泰典  JJ2JIX 後藤 直
JA3HBF 田原 廣  JA3WDL 井村 厚
JG3QZN 田中一吉  JH3IJY 武市章和
JK3IJQ 大東治宜  JL3JRY 屋田純喜
JE3DBS 蛭子健策  JA4DLF 綱島俊昭
JJ4KME 古城朋和  JJ4QKY 河村 博
JR6IKD 中嶋邦浩  JK7LXU 石岡洋一
JE8KQR 大國秀夫  JL8LGW 船水 明

(2024-03-08 記)


feed オンライン活動報告・意見交換会/JARL選挙所信(続) (2024/3/6 8:15:32)

活動報告・意見交換会

立候補所信で予告しておりましたとおり、 オンライン活動報告・意見交換会 を開催致します。

日時:  2024年3月16日(土)20:00(JST)より (出入り自由・終了時刻未定)
場所:  Zoom上  ID/Passは追ってこのページで公表します。
内容: 山内より活動報告/皆様との意見交換。分科会も検討中です。

どうぞお気軽にご参加下さい。

私の経歴

山内の経歴は?とのご質問を頂きました。
アマチュア無線の経歴は、 プロフィールページ をご覧下さい。
本業の略歴は、 こちら をご覧下さい。

私を推薦してくださった方々

理事候補選挙に立候補するためには10人の推薦人が必要です。また、今回の選挙から、推薦人の名前がJARLから公表されることになりました。

推薦人の公表について批判的なご意見もありました(「推薦人に失礼だ」等々)。ですが、私の場合、親しい14人の方々にご推薦をお願いしたところ、名前が出ることも含めて全員がご快諾くだいました(断られた方はひとりもいませんでした。)。それだけでなく、周りの方々から推薦署名を集めてくださった方々、こちらからお願いしなくても「出してあげる」と言ってくださった方もいらっしゃいました。結果、以下の23名の方々からご推薦を頂きました。

JARL幹部の皆様

  • JA5SUD 森田耕司様 JARL会長・四国地方本部長
  • JA9PPC 森田喜邦様 JARL理事・北陸地方本部長
  • JG1DKJ 澤田倉吉様 JARL東京都支部長・社員
  • JH5RDS 乃一廣己様 JARL高知県支部長・社員

各エリアの皆様

2,3,8エリアを除く全エリアの皆様からご推薦を頂きました。

  • JI1XKH 増田 浩様 JARL社員(関東地方)
  • JH4PHW 坂井志郎様 JARL社員(関東地方)
  • 7L4XQI 高野賢司様 「#駅前QRV」創始者
  • JA4DND 松浦博美様 JARL社員(中国地方)
  • JH5RDS 乃一廣己様 JARL高知県支部長・社員(再掲) 他2名の皆様
  • JR6IKD 中嶋邦浩様 JARL社員(九州地方)
  • JA7BCE 市川盛次様 JARL社員(東北地方)
  • JA7NNQ 福田弥夫様 日本大学危機管理学部教授(also JK1BKA)
  • JJ7CBV 二瓶貴之様 弁護士
  • JA9PPC 森田喜邦様 JARL理事・北陸地方本部長(再掲)
  • JA0OZZ 伊部雅一様 前JARL理事・信越地方本部長

私が所属するクラブの皆様

  • JK1LQB 内藤嘉直様 JARL武蔵野クラブ(JA1YSW)会長 他2名の皆様
  • 7M1XBH 伊藤 眞様 無線通信を愛好する法律家協会(JQ1ZOR)会長
  • JN1VVR 小野正彦様 杉並区アマチュア無線クラブ(JR1YNU)会長
  • JA1UMW 小林大輔様 秋葉原無線部(JS1YCP)会長 
  • JH1HST 田仲広志様 秋葉原無線部(JS1YCP)会員 他1名の方

とてもありがたいことで、力を頂きました。推薦に恥じないよう頑張ります。

選挙公報詳細版

選挙公報がなかなか公式公開されませんね・・。私の公報の 簡易版(従来版) は2月9日に公表しましたので、詳細版をここに公表します(実質は、 2月9日の記事 の要約です。)。

引き続き応援・ご推薦をよろしくお願い申し上げます。

(2024-03-06 記)


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