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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/4/2 15:35:47)

現在データベースには 466 件のデータが登録されています。

feed AZDEN AZ-61 点検 (2024/1/31 19:28:37)
AZDEN AZ-61 点検のためお預かりしました。

6メーター FMハンディー機です。

無線機の測定のみ実施して欲しいとのことです。

IMGP5043

周波数。

51,0Mhz

IMGP5046

出力 4W


IMGP5044

スプリアス良好。


IMGP5045

受信感度。

ー124,8dBm (SINAD)

IMGP5047

基本性能は出ています。

異状なしです。

IMGP5048

feed AZDEN AZ-11 受信音が小さい (2024/1/31 17:59:01)
AZDEN AZ-11 受信音が小さいとのことです。


IMGP5025

分解してゆきます。


IMGP5026

基板は3枚になっています。

受信音が小さい原因は、音量に関する場所の電解コンデンサーの劣化です。

IMGP5027

電解コンデンサーを交換しました。

受信音回復しました。

IMGP5041

ディスプレイ内の埃(ホコリ)を除去して欲しいとのことです。


IMGP5028

ディスプレイに到達しました。


IMGP5030

細かいホコリを取ってゆきます。


IMGP5031

液晶パネルを清掃しました。


IMGP5032

刷毛ハケ(絵筆)にて、隙間に入り込んだホコリを清掃。


IMGP5034

ガラス面に静電気で付着したホコリは、ねり消しゴムのような粘土でペタペタと取り除きます。

ベルジョン ロディコ

IMGP5033

ベルジョン ロディコ 6033

時計修理に使う用品のひとつですが、ホコリや油汚れ、小さいネジなどの部品を貼り付けて取ったりするのに使われます。

ベタベタしない絶妙な接着力で素材にも残りません。

IMGP5042

ディスプレイ内のホコリは次から次へ出てきて、何回も清掃やり直しです。

多少の残りはご容赦ください。

IMGP5039

周波数。

29,0Mhz

IMGP5036

出力 5W弱


IMGP5037

スプリアス良好。


IMGP5035

受信感度。

ー123,8dBm (SINAD)

IMGP5038

10メーター FMハンディー機

貴重な無線機です。

IMGP5040

feed COUGAR 115(RF-1150) メンテナンス (2024/1/30 18:10:00)
COUGAR 115(RF-1150)メンテナンスにてお預かりしました。


IMGP4983

ジャイロアンテナの角度メモリが有ることから本機は後期型です。


IMGP4984

ジャイロアンテナが自立しません。


IMGP4985

カバーを外します。


IMGP4986

スピーカーを取り外し。


IMGP4995

フレームが溶けた跡がありました。


IMGP4996

ジャイロアンテナの軸が折れています。


IMGP4988

軸を取り外しました。


IMGP4989

補修した跡がありますが、この状態になったら接着するには無理があります。


IMGP4990

補修あとを取ってみると針金で巻いてあります。

バラバラになったものをまとめたようですが、そのままにします。

IMGP4991

プラリペアで補修しました。


IMGP4993

周りをガッチリ固めました。


IMGP4992

ジャイロアンテナの自立もOKです。


IMGP5011

バンド切り替えスイッチが接触不良です。


IMGP4994

バンド切り替えスイッチを外します。


IMGP4997

横長のスイッチ。

ハンダを吸い取ります。

IMGP5001

横長です。

ろうそく(蝋燭)の付着がスゴイです。

IMGP5002

スイッチ部の基板にも、ろうそくがスゴイです。

除去しました。

IMGP5003

接点を洗浄しました。


IMGP5004

接点を研磨しました。


IMGP5005

バンド切り替えスイッチのリペアOKです。


IMGP5006

周波数表示膜を清掃しました。


IMGP5007

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP4998


IMGP5008

ドライアップ状態です。


IMGP5024

タイマーの動作を確認。


IMGP5020

ゼンマイの状態も異状ありません。

タイマーの動作OKです。

IMGP5018

カバーのネジガイドが折れています。


IMGP5009

プラリペアにてガッチリ固めました。


IMGP5010

ネジ穴がバカになって効きません。


IMGP5013

ネジ穴よりひと回り大きいドリルで穴を広げます。


IMGP5014

プラリペアを注入し、ネジを差し込みます。


IMGP5015

固まったらネジを抜きます。


IMGP5016

ネジが効くようになりました。

修復OKです。

IMGP5017

各部を調整します。


IMGP5012

FMの調整中です。

その他、全バンドを調整。

IMGP5022

FM放送を受信。

大型のスピーカーは音がいいです。

メンテナンス完了しました。

IMGP5023

feed 日章工業(株)PW-3300 電圧がでない (2024/1/27 22:42:10)
日章工業(株)PW-3300 電圧がでないとのことです。


IMGP4951

電圧調整VRがMAX状態で、


IMGP4954

MAXで6Vくらいしかでません。


IMGP4955


IMGP4956

トランス型リニア電源です。


IMGP4957

出力トランジスターは 2SD845✕3個

1個が12Aくらいを出力できる石です。

IMGP4982

平滑コンデンサーは交換済みのようです。


IMGP4959

制御基板の電解コンデンサーと調整VRなどを交換します。


IMGP4958

部品を交換。


IMGP4961

トランジスター2個を交換。


IMGP4972

交換完了しました。


IMGP4981

正面の調整用VRを交換しました。


IMGP4970

出力電圧が復活しました。

13,8Vを調整

IMGP4962

正面の電圧調整VRがMAXでは20Vくらいでます。


IMGP4963

電圧調整VRの範囲が、3V〜15Vになっているので、


IMGP4971

VRがMAXの状態で、


IMGP4978

MAX15Vに調整しました。

無線機保護の観点から、誤ってVRをMAXにした状態でも15V以上は出力しないようにしました。

IMGP4979

電流計の較正。

出力電圧を5Vに設定して、

IMGP4965

1Ωの負荷抵抗を接続します。


IMGP4967

電流計が5Aを指示するように調整します。


IMGP4966

電流負荷試験。

YAESU FT-897D にて100W送信。

IMGP4975

100Wです。


IMGP4980

FT-897D 送信時定格出力 最大で22Aとのことです。


2024-01-27 22-06-55


電流計は15A強を指示しました。


IMGP4973

15A出力時に13,8Vの電圧降下もありません。

30A試験は、負荷試験機の持ち合わせがなく未実施。

IMGP4976

出力のリプル成分もありません。


IMGP4968

なんとか治るのがリニア電源の良いところです。

長持ちする貴重な電源です。

IMGP4969

feed FT-900 パワーが出ない (2024/1/26 18:08:40)
FT-900 パワーが出ないとのことです。


IMGP4939

LOバンドから7Mhzくらいまでのパワーがほとんどでません。


IMGP4946

コイルの離調が原因です。


IMGP4940

サービスマニュアルに従い再調整しました。


2024-01-26 17-51-45

パワー復活しました。

7,10Mhz 100W

IMGP4943

7,10Mhz 調整の関係で画像が下向きにてすみません。


IMGP4942

周波数。

7,10Mhz

IMGP4945

スプリアスの状態。

7,10Mhz

IMGP4944

受信感度。

すごく良いです。

7,10Mhz SSB ー140,0dBm(測定限界)
(本SSGの最小出力がー140dBmです。それ以上は絞れません)

IMGP4947

受信感度スペックシール添付。


IMGP4948

格好いいデザインの無線機です。


IMGP4949

feed IC-729 受信感度が悪い (2024/1/26 1:18:21)
IC-729 受信感度が悪いとのことです。


IMGP4929

18、21Mhzの受信感度が低下しており、ほとんど聞こえません。


IMGP4928

メインユニット取り外し。


IMGP4931

基板を裏返し、ハンダ不良を点検します。


IMGP4933

このような場所があれば再ハンダします。


IMGP4934

18Mhz、21Mhzの受信感度が不良です。

RF FILTER 15〜22Mhzバンドを診てゆきます。

2024-01-26 01-01-09

D48、D49を交換します。



2024-01-26 00-49-31


RF FILTER 部です。


IMGP4930

ダイオードを交換しました。


IMGP4935

18Mhzの受信感度が復活しました。


IMGP4937

受信感度。

18Mhz SSB ー134,0dBm

IMGP4936

操作がわかりやすい無線機です。


IMGP4938

feed FT-690・FL-6010 送信時ノイズが載る (2024/1/23 17:11:39)
FT-690・FL-6010 送信時ノイズが載るとのことでお預かりしました。


IMGP4882

同時にお預かりしたリニアアンプ、FL-6010です。


IMGP4883

内部を確認。


IMGP4893

バックアップは電池交換済みを確認しました。


IMGP4892

リニアアンプを接続して送信テストを実施するも、ノイズが載るなど症状は確認できませんでした。


IMGP4884
リニアアンプFL-6010を点検。


IMGP4895

ファイナルトランジスター異状無し。


IMGP4896

電源コネクタ部の異状無し。


IMGP4897

ノイズが載るとしたら外部電源または、マイクロホンが原因の可能性があります。


IMGP4898

周波数。

51,0Mhz

IMGP4888

出力 リニアアンプにて 17W


IMGP4885

FT-690 単体にて HI 3W


IMGP4886

スプリアス良好。

51,0Mhz

IMGP4887

受信感度。

51,0Mhz SSB ー138,0dBm

IMGP4889

受信感度スペックシール添付。


IMGP4894

基本性能は出ています。

送信時ノイズが載る異状はありませんでした。

IMGP4891

feed ADONIS AM-708 マイク出力が無い (2024/1/22 16:02:48)
ADONIS AM-708 マイク出力が無いとのことでお預かりしました。


IMGP4860

マイク出力が無いとのことです。

ADONIS配列の場合、1ピンがマイク(−)、2ピンがマイク(+)です。

IMGP4863

変調をかけると付属のメーターが触れるため、マイクユニットの異状ではありません。

エレクトレットコンデンサーマイクです。

IMGP4862

変調メーターが振れます。


IMGP4867

パターン、ハンダ不良を点検。


IMGP4872


IMGP4873

基板を取り外しました。


IMGP4876

PTTスイッチが劣化しています。


IMGP4875

スイッチを交換します。


IMGP4877

交換しました。


IMGP4878

アップダウンスイッチを確認。

こちらは異状ありませんでした。

IMGP4880

マイクコネクターのジャックを再ハンダ強化しました。


IMGP4879

底面にある MIC OUT を適正に調整します。


IMGP4869



IMGP4871

上記の MIC OUT を外側から回すと基板上のボリュームVR3を調整することとなります。

・VR3 output 取説では外側から見て右回りが最大。

ちなみに VR2 meter はメーター感度調整ですが、外側からアクセスしての調整はできません。

IMGP4874

マイク出力でました。 OKです。


IMGP4864

デジタルオシロスコープでは、波形をストップして見ることができるので撮影向きですね。


IMGP4866

修理完了です。


IMGP4881


feed ICB-87H 点検 (2024/1/21 23:16:32)
ICB-87H 点検のためお預かりしました。


IMGP4847

ほとんど使われていないようで、内外ともにコンディションがよい無線機です。


IMGP4848


IMGP4849

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP4855

交換部品はコンデンサーのみでよい状態です。


IMGP4859

周波数。

27,144Mhz

IMGP4854

出力 0,5W


IMGP4852

スプリアスの状態。


IMGP4853

受信感度が低下しており、コイル類が離調していました。

感度を最大に調整しました。

IMGP4850

調整後の受信感度。

ー123,0dBm

IMGP4851

アンテナローディングコイルを最大に調整しました。


IMGP4857

ヘリカルアンテナ仕様ですが、性能は決して「あなどれない」と言われます。

アンテナが長くないぶん取り回しがよいです。

基本性能は引き出しました。

IMGP4858

feed TS-680 AM/FM切り替えスイッチ不良 (2024/1/20 23:29:15)
TS-680 AM/FM切り替えスイッチが不良とのことです。


IMGP4818

AM/FMスイッチが不良とのことでしたが、調べてみると4つのスイッチが動作していません。


IMGP4819

AM/FMスイッチと他3つのスイッチ回路はつながっているため、4つともすべてが動作しないわけです。


2024-01-20 22-13-30

スイッチ回路はIC23につながっています。


2024-01-20 22-15-51

スイッチまでの信号が来ておらず、どこかで断線しています。

フロント部分を分解、スイッチを再ハンダ強化しました。

IMGP4821

フレキシブルケーブル抜け、コネクターを確認しました。


IMGP4822

回路図を見ながら信号経路を追いかけてゆきます。

IC23が載った基板です。

IMGP4820

IC23 TMP8255AP

プログラムPICですが、これがNGだとお手上げです。

IMGP4823

基板を取り外し。


IMGP4824

フレキシブルケーブルコネクタを再ハンダ強化しました。


IMGP4825

IC23 PIN24周辺を再ハンダ強化しました。


IMGP4826

2層基板のスルーホールをハンダ強化しました。


2024-01-20 22-53-20

FM復活しました。


IMGP4828

AM OKです。

その他3つのスイッチについても正常動作を確認しました。

これにより、A=Bスイッチ+電源ON オールリセット動作もできるようになりました。

IMGP4829

メモリーバックアップ電池の電圧。


IMGP4836

3,3Vありました。

ほぼ満タンです。

IMGP4837

周波数。

7,10Mhz

IMGP4832

出力 50W

7,10Mhz

IMGP4830

スプリアスの状態。

7,10Mhz

IMGP4831

受信感度。

7,10Mhz SSB ー136,0dBm

IMGP4833

受信感度スペックシール添付。


IMGP4834

シンプルなボタンつまみ類にて、操作系がわかりやすい無線機です。


IMGP4835

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