無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
TR-751 ボリューム不良
(2023/8/4 1:25:03)
TR-751 ボリューム不良。
ボリューム、RIT、音がまったく出ません。
TR−751、851シリーズは必ずボリュームが不良になります。
フロントを取り外し。
ボリューム、RIT、を分解メンテナンスします。
接点外れ。
洗浄しました。
カーボン抵抗帯を洗浄しました。
ボリュームOKです。
RIT接点を洗浄。
RIT、OKです。
通してあるのはゼムクリップを伸ばしたものです。
この後、長いところは切断します。
バックライト、Sメーター照明をLED化しました。
測定と調整。
周波数調整。
出力 規定の25W。
スプリアス良好。
受信感度。
ー122,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
メンテナンス完了しました。
TR-851 メンテナンス
(2023/8/2 23:21:36)
TR-851 メンテナンスのためお預かりしました。
ボリュームにガリがあります。
ボリューム、RITを取り外しました。
接点を洗浄しました。
カーボン抵抗帯を洗浄。
接点を洗浄中に金具が外れました。 TR-751、851シリーズ定番の劣化です。
接点金具を修復しました。
ボリュームのメンテナンスOKです。
RIT。
接点金具が外れていました。
RITメンテナンスOKです。
希望により、ダイヤルエンコーダーをメンテナンスします。
取り外し。
過去にメンテンスを受けた跡があり、側面を溶かしてあります。
側面に穴を開けて接点復活剤を吹き込み、穴を塞いだものかも知れません。
接点を洗浄しました。
接点保護剤を塗布しました。
エンコーダーのメンテナンスOKです。
バックライト、Sメーターの照明をLED化しました。
測定と調整。
周波数調整。
出力 規定の25W
スプリアス良好。
受信感度。
ー124,5dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
メンテナンス完了しました。
ICB-870 音が小さい
(2023/8/2 13:26:18)
ICB-870 音が小さいとのことです。
ケースにはICB-87Rの記載。
銘板にもICB-87Rの記載。
アンテナもICB-87Rのものです。
ケースを開いてみると、ICB-87RのケースのなかにICB-870が入っている状態でした。
まさかオーナー様もそのような個体を入手したとは思わなでしょうが、現実です。
よって、表題はICB-870とすることとしました。
ケースを開くとネジが1個出てきました。
外れたネジはアンテナネジです。
まともな送・受信は出来ず、ノイズも聞こえないため受信音が小さくなるわけです。
アンテナロックに違和感があり分解してみると、
ワッシャーを入れる順番が間違っていました。
ワッシャーはここに入れなくてはいけませんが、ロック機構側に入れてありました。
スムーズさが無くなり、ロックが渋くなります
ロック機構OKです。
パターンを修復した跡がありました。
シルバー色のペンキを塗ったようなので、導通を確認したところ絶縁はOKでした。
スピーカーケーブルが長いものに交換されています。
メンテナンス性を向上させたものと思います。
電解コンデンサーが未交換のためオール交換しました。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度 ー124,0dBm
ICB-87Rの長いアンテナに対して無調整だったアンテナローディングコイル。
最大に調整しました。
ビンテージ無線機は、何らかの事情で破損した場合に交換部品を入手するのも難しいです。
互換が出来るものを使うしかない(今回は外ケース)のが現実ですね。
TS-50 受信感度低下
(2023/7/29 2:39:50)
電解コンデンサーが交換されている場所もありました。
メンテナンス完了しました。
TS-50 受信感度低下とのことでお預かりしました。
部品の点検。
この無線機は、過去にメンテナンスされた跡があります。
電解コンデンサーが交換されている場所もありました。
メンテナンスは受けていますね。
バックライトをLED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
オートチューナー
AT-50の動作が不安定とのことです。
バンドの自動切替ができないときがあります。
チューナーとの接続ケーブル。
コネクターの接触を点検します。
ハンダ不良や断線はありませんでした。
オートチューナー側を点検。
コネクターを点検。
ハンダ不良や断線はありませんでした。
接続用のセパレートケーブルを点検。
断線はありません。
コネクターピンに開きがあったため、詰めました。
バンドの自動切替が動作するのを確認しました。
測定と調整。
周波数調整。 7,10Mhz
出力 100W
スプリアス良好。
受信感度が低下しているとのことです。
受信コイルを調整しました。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
SSBでの受信では ー127,0dBm が聞こえるようになりました。
受信感度スペックシール添付。
メンテナンス完了しました。
TM-833 バックライト切れ
(2023/7/27 23:54:10)
TM-833 バックライト切れのためお預かりしました。
電解コンデンサーなど目視点検。
とくに異状のあるものはありませんでした。
部品の点検、異状無しです。
バックライト切れのためLED化します。
LEDに交換しました。
電流制限抵抗を交換。
LEDの点灯を確認しました。
スイッチ抜け防止のスポンジが劣化してボロボロになっていました。
ゴムシートに交換しました。
測定と調整。
周波数調整。
出力 433Mhz 50W
1295Mhz 10W
スプリアス良好。
433Mhz
スプリアス良好。
1295Mhz
受信感度。
433Mhz ー124,4dBm (SINAD)
1295Mhz ー122,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
LED化で見やすくなりました。
メンテナンス完了です。
ICB-770 点検
(2023/7/27 0:00:55)
ICB-770 点検のためお預かりしました。
部品の状態を目視確認。
パターン、ハンダ不良を点検。
あやしい場所は再ハンダしました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
Sメーター照明はLED化済みでした。
電源の逆接続保護ダイオードを取付けました。
対策なしの場合は一発で壊れてしまいます。
電池ケースの蓋。
ストッパーが割れています。
割れている状況。
ストッパーが効きません。
プラリペア。
修復します。
割れた場所にヤスリをかけます。
補修しました。
電動リューターで整えます。
ガッチリと固まりました。
ストッパーOKです。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー124,1dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
メンテナンス完了です。
ICB-707 点検
(2023/7/26 2:19:50)
アンテナのネジを増し締めしました。
ICB-707 点検のためお預かりしました。
アンテナのネジを増し締めしました。
パンクしそうなコンデンサーなど、部品を点検します。
パターン、ハンダ不良をよく見て点検します。
あやしい場所には再ハンダしました。
よく見てゆくと、パターンが剥離している場所を見つけました。
パターンは切れていないようですが補強します。
ハンダ強化しました。
つぶれている電解コンデンサーがありました。
取り外し交換しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
照明をLED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
外部電源ジャック不良です。
プラス、マイナスの接点が接触しています。
内部の接点が折れてしまっています。
分解、再生を試みましたが、折れてしまった接点の回復はできませんでした。
汎用部品の接点を引き直してパターンに合うように取付けます。
すき間が空きますが、ジャックとしての機能はOKです。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状況。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー123,2dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
メンテナンス完了しました。
ICB-680 チャンネル接触不良
(2023/7/25 4:01:45)
プラスチック製の水晶発振子を交換します。
ICB-680 チャンネル接触不良のためお預かりしました。
8チャンネルと1チャンネルに接触不良があり、受信音が出ません。
チャンネルスイッチを取り外しました。
分解。
接点を洗浄しました。
接点を研磨しました。
組み立て。
接点不良OKです。
プラスチック製の水晶発振子を交換します。
金属製の水晶発振子に交換しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー123,3dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
基本性能は引き出しました。
メンテナンス完了です。
TS-811 パワーが出ない
(2023/7/25 1:17:28)
スプリアス良好。
TS-811 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
パワーは1,5Wくらいしか出ていません。
ファイナルを確認。
かかるべき電圧はかかっていました。
RFユニットに原因がありそうです。
ユニットを点検。
パターン、ハンダ不良を点検、あやしい場所には再ハンダしました。
個人で修理したか、メーカーで修理したかはわかりませんが、プリドライブのトランジスターを修理した跡があります。
ここがあやしいと見たようですが、私も同意見です。
プリドライブトランジスター
2SC2762
トランジスターテスターではhFE 55でした。
トランジスター規格表によると、
日本電気製 UHF PA hFEは20〜200とのこと。
寿命が近づいているかも知れません。
取付け場所の基板をキレイにします。
洗浄しました。
パターンの一部は剥離していました。
手持ちの部品も無く、入手は極めて困難のため再取付けしました。
コイル、トリマを調整すると、出力が11Wくらい出るようになりました。
周波数調整。
スプリアス良好。
受信感度が低下していました。
調整。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー122,6dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
ビンテージ無線機をいたわりながら使うのは、クラシックカーを所有するように優雅な趣味です。
アンテンGRA-720M プリアンプ不良
(2023/7/23 2:26:11)
アンテンGRA-720M プリアンプ不良とのことです。
部品の劣化、目立つところを目視点検しました。
アンテナOUT側。
ケーブルが劣化しています。
清掃してみると、ケーブルの編み線が千切れていました。
編み線が千切れています。
外してみると、このとおりです。
固定のネジも無くなっていました。
編み線がアースに落ちていない状態でした。
同軸ケーブルを再加工しました。
ハンダ付け、しっかりとネジで固定しました。
アンテナ切替リレーが不良です。
動作点検してみると、何とか動いているようです。
接点が炭化していしました。
周辺のプラスチックも溶けています。
接点を外してみると、真っ黒に焼けていました。
接点を研磨しました。
溶けたプラスチックは削って平らにしました。
一連としてリレーの動作をするように加工しました。
組み付け、動作確認、導通もOKです。
リレーのリペアOKです。
SSGからの信号、ー115dBmを受信して、
プリアンプスイッチOFF。
Sメーター振れず。
プリアンプスイッチON。
Sメーター7を指示。
動作OKです。
メンテナンス完了です。
execution time : 0.052 sec