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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
TOKYO HY-POWER HL-36U 動作不良
(2023/7/23 1:15:06)
TOKYO HY-POWER HL-36U 動作不良とのことでお預かりしました。
キャリアコントロール動作不良。
送信パワーがでません。
いろいろ調べた結果、PINダイオードが不良であることがわかりました。
PINダイオード不良です。
トランジスターテスターで調べると、ダメージパーツとなり壊れていました。
手持ちのあったPINダイオードに交換しました。
正常なPINダイオードの場合はこのとおりの判定です。
PINダイオードを交換しました。
各トリマーコンデンサーを調整して最大にします。
リニアアンプON。
パワー復活 25W
インジケーターMAXです。
プリアンプの動作点検。
SSGからー115dBmを受信して、
プリアンプスイッチOFF。
Sメーター振れず。
プリアンプスイッチON。
Sメーター3を指示。
RX GAINレバー最大。
メンテナンス完了です。
アンテンGRA-2720D プリアンプ不良
(2023/7/23 0:58:27)
アンテンGRA-2720D プリアンプ不良とのことです。
144Mhz側を点検。
SSGからの信号、ー115dBmを受信してみます。
プリアンプスイッチOFF。
Sメーター振れず。
プリアンプスイッチON。
Sメーター5を指示。
動作OKです。
430Mhz側を点検。
プリアンプスイッチOFF。
Sメーター振れず。
プリアンプスイッチON。
Sメーター5を指示。
プリアンプは正常に動作しています。
点検完了です。
IC-375D 調整
(2023/7/22 0:09:47)
IC-375D 調整のためお預かりしました。
バックライトをLED化します。
本機は、過去に電球を交換した跡があります。
LEDに交換しました。
次のLEDを取付ける際、LEDが穴に落下してしまいました。
傾けても見えず、コロコロ転がる音もせず、どこかに引っかかっているようです。
シマッタな!
基板を取り外すしかありません。
IC-275、375の修理例では、この状態は初公開ではないでしょうか。
LEDは液晶パネルとの隙間に落ちてしまいます。
ピン足の櫛状になっているところに引っかかった場合、取り出すには基板を外すしかありません。
無事に拾いました。
LEDの点灯を確認しました。
サービスマニュアルに従い調整します。
基準信号はGPSロックによる正確な10,00Mhzを使っています。
周波数調整。
出力 50W
スプリアス良好。
FMデビエーション。
規定の4,8Khzに調整。
Sメーター調整。
10,0dBuV を受信のとき、
Sメーターの指示9に調整。
センターメーター調整。
受信感度。
ー122,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
基本性能は出ています。
調整完了しました。
IC-275 調整
(2023/7/21 1:49:18)
スプリアス良好。
IC-275 調整依頼にてお預かりしました。
バックライトをLED化します。
バックライトの電球は、過去に交換された跡がありました。
LEDに交換しました。
LEDは全部で4個。電流制限抵抗は別の場所にまとめて取付けてあります。
LEDの点灯を確認しました。
自分で調整をしてみたとのことですが、コイルとトリマを間違って回した場所があるとのことです。
測定器無しでの自己調整は絶対にやってはいけません。
再調整の依頼です。
Sメーター調整。
9を指示するように調整したところ。
周波数センターメーターの調整。
周波数調整。
出力調整。
50W
スプリアス良好。
FMデビエーション調整。
規定の4,8Khzに調整。
受信感度。
ー124,8dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
自己調整したとの申告があった場所についてはOKです。
メンテナンス終了です。
VOICE WX-209 電源が入らない
(2023/7/14 14:45:38)
VOICE WX-209 電源が入らないとのことです。
エコーチェンバー、マイクコンプレッサー
破損している部品の有無を目視点検。
パターン、ハンダ不良を点検。
電源から追いかけてゆくと、すぐに問題が発覚しました。
インダクターコイルに導通がありません。
マーキングコードは102と記載されており、1mHとわかります。
ボディーの一部が膨らんでいます。
導通がありません。
インダクター2個とも膨らみが認められます。
間違って24Vを入れたようです。 焼損。
大型トラックなどでは、あり得ることかと思います。
インダクター交換です。
1mH
交換しました。
電源が入るようになりました。
IN側、4ピンコネクターを8ピンに交換希望です。
IN側。
配線を確認、記録します。
OUT側。
配線を確認、記録します。
IN側、8ピンに交換しました。
マイク信号が回路を通過するように配線します。
希望の、ICOM 8ピン仕様にしました。
リセット、モニタースイッチが破損しています。
取り外しました。
汎用部品に交換しました。
何かの機能に割り当てられていたようですが、今回は割り当てがないためダミー状態にしました。
メンテナンス終了です。
IC-729 点検
(2023/7/12 22:59:38)
IC-729 点検のためお預かりしました。
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
メロウイエロー。 いい色ですね。
測定と調整。
周波数調整 14,10Mhz
出力 50W
スプリアス良好。
14,10Mhz
受信感度を最大に調整。
受信感度を最大に。
受信感度。
14,10Mhz ー114,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
AFの歪みを最小に調整。
Sメーター調整。
ー73dBm受信のとき、
Sメーターの指示9に調整。
基本性能は出ています。
点検異状ありません。
ICB-870T 受信感度が悪い
(2023/7/11 0:43:28)
ICB-870T 送信・受信が全体的に弱くなっているとのことでお預かりしました。
アンテナネジを増し締めしました。
パターン、ハンダ不良を点検。
あやしい場所は再ハンダしました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
ドライアップ状態です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度が低下していました。
調整するとグーンと感度が上がりました。
最大に調整。
受信感度。
ー123,7dBm
ネジ受けが割れています。
プラリペアにて修復。
昔では考えられなかった、プラスチックの破損を修復することができます。
ガッチリと固まりました。
メンテナンス終了です。
ICB-87R メンテナンス
(2023/7/8 0:59:39)
ICB-87R メンテンナンスにてお預かりしました。
本機は後期型です。
アンテナネジを増し締めしました。
パターン、ハンダ不良を点検。
あやしい場所には再ハンダしました。
乾電池の接点に手直しの跡が見られます。
周辺が腐食しています。
ハンダ修整。
腐食場所を削って緑色レジストを塗布しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W強
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー123,6dBm
AGC調整。
44dBuV 受信のとき、
AGCの調整OKです。
Sメーター感度。
ー73dBm 受信のとき、
Sメーターの指示9。
希望により、Sメーターの照明LED追加しました。
照明点灯の状態。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
メンテナンス終了です。
ピコタンク HX600TS 電源が入らない
(2023/7/7 1:35:08)
STANDARD ピコタンク HX600TS
電源が入らないとのことでお預かりしました。
電源が入らないのではありませんでした。
電源は入っているのですが、音が出ないのです。
電解コンデンサーが劣化しています。
コンデンサーを取り外すと、基板に液漏れが広がっていました。
液漏れ状態です。
タンタルコンデンサーに交換しました。
その他、劣化が認められるコンデンサーを交換しました。
専用アンテナのコネクター形状。
周波数選択スイッチ。
A B C 1 2 3
Aー1 の組み合わせでは 51,10Mhzです。
メインチャンネルの51,00Mhzを選択することはできません。
周波数。
51,10Mhz
出力。
標準電圧4,5Vのとき、
150mWくらい。
スプリアス良好。
ツーリングなどの連絡用には十分な性能です。
2台お預かりしましたが、同様の症状にて修理場所も同じでした。
メンテナンス終了です。
ICB-87R チャンネル不良
(2023/7/6 1:40:34)
ICB-87R チャンネル不良のためお預かりしました。
本機は前期型です。
ロッドアンテナの固定ネジが緩んでいます。
ネジが外れた場合、アンテナが抜けてしまいます。
アンテナロックのネジを増し締めしました。
チャンネルスイッチ不良のため、送信受信ができません。
音も出ません。
パターン、ハンダ不良を点検。
異状ありませんでした。
チャンネルスイッチの不良は、ICB-8XX系の持病とも言える症状ですね。
取り外しました。
分解洗浄しました。
組み立て。
チャンネルOKです。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状況。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー123,8dBm
AGC調整。
44dBuV受信のとき、
AGC調整OKです。
レッドゾーンにかかるように。
Sメーター感度。
ー73dBm受信のとき、
Sメーター9を指示。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
基本性能は引き出しました。
メンテナンス終了です。
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