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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
ICB-87R 受信音が出ない
(2023/7/5 21:43:46)
ICB-87R 受信音が出ないとのことです。
アンテナのネジを増し締めしました。
パターン、ハンダ不良を点検。
異状はありませんでした。
受信音が出ない原因は、チャンネルスイッチの接触不良です。
分解洗浄しました。
組み立て。
受信音が出るようになりました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー123,5dBm
AGC調整。
Sメーター感度。
ー73dBm 受信のとき、
Sメーター指示9です。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
メンテナンス終了です。
ICB-87R チャンネルガリ
(2023/7/5 21:42:28)
ICB-87R チャンネルガリがあるとのことです。
本機は後期型です。
アンテナネジを増し締めしました。
パターン、ハンダ不良を点検、異状はありませんでした。
チャンネルガリのためスイッチを取り外し。
分解洗浄しました。
組み立て。
ガリは解消しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状況。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー123,8dBm
Sメーター感度。
ー73,0dBm受信のとき、
Sメーターの指示9です。
AGC調整。
44dBuV受信のとき、
AGC調整OKです。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
メンテナンス終了です。
TM-732 送・受信点検
(2023/7/4 0:44:56)
TM-732 点検のためお預かりしました。
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
ボタン止めのスポンジが加水分解でボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
145Mhzの受信感度が低下していました。
ユニットを取り外し。
RFアンプのFETが不良です。
3SK184不良 →3SK241に交換です。
FETを交換しました。
バックアップ電池の電圧。
3,2Vありました。
測定と調整。
周波数調整。
出力
145Mhz 50W
MID 10W
LO 5W
433Mhz
規定の35W
スプリアス良好。
145Mhz
良好
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,8dBm (SINAD)
433Mhz ー124,9dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
上下2段表示が使いやすい無線機です。
YAMAHA 伴奏君 2 液晶不良
(2023/7/3 17:12:37)
YAMAHA 伴奏君 2 液晶不良のためお預かりしました。
液晶の半分が表示不良です。
縦スジが出ています。
分解。
電源とオーディオ基板。
オーディオアンプ。
オンセミコンダクター LA4625
13,5W 2ch BTL接続も可能なICです。
液晶パネル。
液晶パネルを取り外し。
フレキシブルケーブルの再ハンダをします。
ハンダ吸収線にてハンダを吸取ります。
ケーブルを剥がします。
残っている古いハンダを取り除き洗浄します。
ケーブルをハンダ取付けします。
接点との導通を確認、全てOKです。
残念ながら表示は回復しませんでした。
縦スジが消えただけです。
コネクターとケーブル類の導通については全て確認するも、導通不良はありませんでした。
制御基板を取り外し。
LCD(液晶)のコントロールICです。
EPSON D1370001A1
ピン足のハンダ不良は無く、パターンとの導通異状もありませんでした。
液晶コントラストの調整は効きます。
コントラスト小
コントラスト大。
考えられる場所には手を尽くしてみまましたが、液晶パネル自体の劣化が原因のようです。
交換部品がないことから、残念ながら修理不可となりました。
YAMAHA 伴奏君2 とは
YAMAHAのMIDIデータ再生機器
楽器のレッスンに便利なデータプレイヤー
メトロノーム、転調、テンポ変更、各音楽パートの間引きなど多才な再生が可能
FT-5200 点検
(2023/6/29 0:11:44)
FT-5200 点検のためお預かりしました。
スピーカーの受けが割れています。
プラリペアにて修復です。
強力に接着しました。
スピーカー受けOKです。
希望により、バックライトをLED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
アンテナケーブルの被覆が外れています。
アンテナコネクタをN型からM型へ変更希望です。
手持ちのあったMコネクタに交換しました。
バックアアップ電池の電圧。
3,2V以上ありました。
交換なしです。
測定と調整。
周波数調整。
出力 50W
スプリアス良好。
145Mhz
良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,7dBm (SINAD)
433Mhz ー122,7dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
デザインの良い無線機です。
ICB-870T Sメーターの振れが弱い
(2023/6/27 12:10:05)
ICB-870T Sメーターの振れが弱いとのことです。
アンテナネジを増し締めしました。
ハンダ不良点検。
あやしい場所は再ハンダしました。
電源スイッチに接触不良があります。
接点を洗浄しました。
組み立て。
PTTスイッチに接触不良があります。
6回路2接点スイッチにて6回路を切り替えています。
送信、受信、変調、復調、すべての回路が一度に通りますが、そんなに複雑にしなくても良いのではないかと思います。
スイッチの接触不良が不具合の原因となります。
接点を洗浄しました。
組み立て。
導通OKです。
電解コンデンサーをオール交換しました。
電解コンデンサーからの液漏れ。
基板が腐食しています。
腐食した場所を研磨しました。
ハンダメッキしました。
電解コンデンサーを取付け後、緑色レジストを塗布しました。
交換コンデンサー。
ドライアップしています。
ネジ受けが経年劣化にて割れています。
プラリペアにて修復しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー124,0dBm
Sメーター感度。
ー73dBm受信のとき、
Sメーター感度9を指示。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
この時期のSONY機がいちばん性能が良いです。
ICB-680 送・受信不良のチャンネル
(2023/6/22 23:30:01)
ICB-680 送・受信不良のチャンネルがあるとのことです。
電池ケースのロックから、本機は後期型です。
送信・受信が出来ないチャンネルがあるとのこと。
5チャンネル8チャンネルが不良です。
パターン、ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。
PTTスイッチにガリがあります。
調子が悪かったことからメンテナンスされた跡があります。
接点復活剤が吹きかけられたようで、ベタベタしています。
ベタベタのシートを剥がしました。
PTTスイッチを取り外しました。
油でベタベタです。
分解洗浄します。
洗浄中。
接点復活剤では接点は復活しません。
酸化膜は研磨するしか無いと思います。
研磨しました。
組み立て。
金属製の水晶発振子に交換しました。
5、8チャンネルOKです。
交換したプラスチックモールドの水晶です。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー122,0dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
デザイン良し、深い変調のICB-680。
飛び受けともに良い無線機です。
CH-580 受信できないチャンネルがある
(2023/6/20 18:04:06)
CH580は、HITACHIの業務用無線機造りのノウハウが詰まった無線機です。
CH-580 受信できないチャンネルがあるとのことです。
受信できないチャンネルを調査の結果、1チャンネル及び8チャンネルの受信ができません。
水晶発振子のハンダ不良を点検。
再ハンダしましたが回復しませんでした。
水晶のハンダ不良ではないようです。
その他パターン、ハンダ不良を点検。あやしい場所は再ハンダしました。
チャンネルスイッチの接点不良を点検。
テスターにて確認するも接点異状はありませんでした。
アルコール洗浄後、接点クリーナーを塗布しました。
1チャンネルの水晶発振子が発振していません。
水晶を点検した跡があり、傷とともにマーキングがはげています。
26,513Mhz
手持ちがあった水晶発振子に交換しました。
8チャンネルの水晶発振子が発振していません。
26,689Mhz
27,599Mhzの手持ちがあったので交換しました。
26,689Mhzではありませんが、
26,689Mhz+0,455Mhz=27,144Mhz
27,599Mhz−0,455Mhz=27,144Mhz
このように455Khzを足す、または引くことで目的の周波数となります。
電解コンデンサーをオール交換しました。
交換部品。
ANLをカットしました。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度調整。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー122,0dBm
CH580は、HITACHIの業務用無線機造りのノウハウが詰まった無線機です。
要所にテストポイント(TP)があるので波形を見てキレイに整えます。
部品の品質も良く、調整などのメンテナンスのしやすさは完全にプロ機です。
SGの変調率が100%の設定なので多少クリップしています。
アンテナローディングコイルを最大に調整。
CH-580は業務使用に耐えられるように造られているのだなと思います。
オススメの無線機です。
C-5900 点検
(2023/6/16 1:49:59)
145Mhz
C-5900 点検のためお預かりしました。
各部の調整をしながら点検をします。
周波数調整。
出力調整。
433Mhz
433Mhz
規定の35W
51,00Mhz
50W
スプリアス良好。
51,00Mhz
145Mhz
433Mhz
受信感度。
51,00Mhz ー125,0dBm (SINAD)
145Mhz
ー125,0dBm (SINAD)
433Mhz
ー122,2dBm (SINAD)
Sメーター感度調整。
ー93dBm受信のとき、
Sメーター9に調整。
受信感度スペックシール添付。
基本性能は出ています。
点検異状なしです。
C-5900 LED化
(2023/6/16 1:38:08)
C-5900 バックライトLED化のためお預かりしました。
コントローラー分解。
LED化しました。
点灯確認。
各部の調整。
周波数調整。
出力 50W
スプリアス良好。
51,00Mhz
145Mhz
433Mhz
受信感度。
51,00Mhz ー123,2dBm (SINAD)
145Mhz
ー124,8dBm (SINAD)
433Mhz
ー123,0dBm (SINAD)
Sメーター感度調整。
ー93dBm 受信のとき、
145Mhz S9に調整。
433Mhz S9に調整。
受信感度スペックシール添付。
貴重な50Mhzのトリプルバンド機です。
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