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無線ブログ集

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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed ICB-770 電源が入らない (2023/5/20 2:01:53)
ICB-770 電源が入らないとのことです。


IMGP1044

電池ケースを点検。

接点を洗浄しました。

IMGP1066

電池ケースにハンダ不良がありました。

電源が入らないわけです。

IMGP1067

再ハンダしました。

電源OKです。

IMGP1068

外部電源端子を点検。

異状ありませんでした。

IMGP1046

電源端子のハンダ不良もありません。


IMGP1047

部品の状態を点検。

ハンダ不良など、あやしい場所は再ハンダしました。

IMGP1045

電源スイッチの接触を改善します。


IMGP1048

接点を洗浄しました。


IMGP1049

接点を研磨しました。


IMGP1050

接点を洗浄・研磨して、そのままの状態では空気に触れて酸化してしまいます。

保護膜を作るため、接点に塗布します。

IMGP1051


IMGP1052

組み立て。


IMGP1053

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP1054

ドライアップ状態です。


IMGP1070

Sメーター照明をLED化しました。

希望により電球色のLEDです。 光拡散処置をしました。

IMGP1055

点灯を確認。

昭和の色ですね。

IMGP1056

外部電源の逆接続保護対策をしました。

ダイオードを追加。

IMGP1065

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP1063

出力 0,5W


IMGP1060

スプリアス良好。


IMGP1061

受信感度を最大に調整。


IMGP1057

受信感度。

ー122,5dBm

IMGP1059

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP1064

固定型CB無線機の傑作です。


IMGP1069

feed C5600 ボタン反応しない (2023/5/19 0:24:26)
C5600 操作ボタンの全部が反応しないとのことです。


IMGP1024

フロントパネルを取り外します。

皿ネジがガッチリ締めてあり、固くて回せません。

IMGP1025

ドリルで穴を開けたところへ逆ネジを打ち込んで外しました。


IMGP1026

本機は電解コンデンサーが交換されています。

ジャックの誤接続がないか点検します。

IMGP1027

ジャックの誤接続を点検、異状ありませんでした。


IMGP1028

フロントパネルの操作ボタンはコネクターを介して直接CPUにつながっています。


Screenshot from 2023-05-18 23-01-06

フロントパネルを分解すると、コネクターとCPUがあります。


IMGP1029

コネクターの接触を点検。

異状ありませんでした。

IMGP1030

受け側のコネクターを点検。

接点を洗浄、異状ありませんでした。

IMGP1031

残念ながらCPUの異状により、修理を断念しました。


IMGP1032


feed FT-690mk2 点検 (2023/5/19 0:00:36)
FT-690mk2 点検して欲しいとのことです。


IMGP1041

目視点検するも、異状のある部品は認められませんでした。


IMGP1040

8ピンマイク端子の配列は、他のYAESU無線機のどのピン配列とも合致しません。


IMGP1037

手持ちのあった古いYAESUマイクが合致しました。


IMGP1039

測定と調整。

Fズレあり、周波数を調整しました。

IMGP1035

周波数。


IMGP1036

出力 10W


IMGP1033

スプリアス良好。


IMGP1034

受信感度。

ー122,4dBm (SINAD)

IMGP1038

受信感度スペックシール添付。


IMGP1043

基本性能は出ています。

異状ありません。

IMGP1042

feed TR-2400 電源が入らない (2023/5/18 0:30:22)
TR-2400 電源9Vのところ12Vを入力したとのことで、電源が入らなくなったとのことです。


IMGP0977

外部電源が使用できるようにDC-DCコンバーターが取付けられていますが、ケース横のDCジャックから12Vを入れたとのこと。
極性も逆接続にしたようです。

コンバーターに破損はありませんでした。

IMGP0978

どこかが焼けているなどの異状を点検します。


IMGP0979

断線や破損した部品は目視では確認できませんでした。


IMGP0980

ニッカド電池の液漏れによりパターンが腐食しています。


IMGP0981

腐食していたパターンを研磨しました。

マイナス電源のパターンは剥離しそうです。

IMGP0982

ハンダメッキ後に緑色のレジストを塗布しました。


IMGP0983

昔の無線機は手ハンダ付けをした場所が多いです。

配線がもろくなっているので、動かすと切れてしまいます。

IMGP0984

電源レギュレーターのトランジスターQ11を点検し再取付けしました。


IMGP0985

電源のプラス配線が腐食していました。


IMGP0988

外部電源まわりを再構築しました。


IMGP0987

アースラインがパターン剥離のため、取付けを変更しました。


IMGP0986

液晶パネルの黒にじみは残念ながら治りません。


IMGP0990

希望により、液晶パネル照明をLEDに交換します。


IMGP0989

LEDに交換しました。


IMGP0991

電源ラインの再構築により、電源が入るようになりました。

LEDの点灯を確認しました。

IMGP0997

マイクにノイズが乗ります。

コンデンサーマイクユニットを点検しましたが、異状ありませんでした。

IMGP1022

マイク信号の経路に使われているタンタルコンデンサーをオール交換しましたが、ノイズの改善にはいたりませんでした。

マイクアンプIC、VCOなど、交換部品はジャンク品からの移植しかありません。

IMGP1023

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0993

出力 0,5W


IMGP0996

スプリアス良好。


IMGP0992

受信感度。

ー118,0dBm (SINAD)

IMGP0994

電波は出るので惜しいです。


IMGP0998

feed TR-2400 点検LED化 (2023/5/17 21:42:46)
TR-2400 点検のためお預かりしました。


IMGP0999

液晶パネル照明をLED化して欲しいとのことです。


IMGP1001

液晶基板を取り外します。


IMGP1003


IMGP1004

照明をLED化しました。


IMGP1005

点灯を確認しました。


IMGP1020

無反応のキーがあります。


IMGP1011

配線を再ハンダしました。


IMGP1012

キーパッドを洗浄しました。


IMGP1013

メンブレンスイッチの導電ゴムを洗浄しました。

キー接点を洗浄しました。

IMGP1014

スイッチ金具を洗浄しました。


IMGP1015

酸化膜を落した状態です。


IMGP1016

キーマトリクスが変更されているようです。


IMGP1017

ケースのネジ受けが破損していました。

プラスチックの経年劣化が進んでいます。

修復しましたが、この先、再分解に耐える強度はありません。

IMGP1018

測定と調整。

周波数調整。

IMGP1006

出力 1,2W


IMGP1009

スプリアス良好。


IMGP1007

受信感度。

ー120,6dBm (SINAD)

IMGP1010

チャンネルエンコーダーが無い、キーパッド操作の無線機です。


IMGP1021

feed ICB-87R ブツブツ音が出る (2023/5/12 1:17:59)
ICB-87R ブツブツ音が出るとのことです。


IMGP0941

アンテナを増し締めしました。


IMGP0942

パターン、ハンダ不良を点検しました。

あやしい場所はハンダ強化しました。

IMGP0943

受信時に音声が出ず、ブツブツ音しか出ません。

コンデンサー容量抜けの症状です。

IMGP0944

電解コンデンサーをオール交換しました。

ドライアップです。

IMGP0956

希望により、SメーターのLED照明を追加しました。

大人気のカスタムです。

IMGP0954

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0953

出力 0,5W


IMGP0951

スプリアスの状態です。


IMGP0952

受信感度を最大に調整。


IMGP0946

受信感度。

ー123,0dBm

IMGP0947

Sメーター感度。

ー73dBm 受信のとき、

IMGP0949

Sメーターの指示9です。

HFではー73dBm、VHF以上ではー93dBmのときS9が標準

IMGP0948

アンテナローディングコイルを最大に調整しました。


IMGP0955

DX記録が出せる無線機だと思います。


IMGP0957

feed RJ-410 スケルチが効かない (2023/5/11 0:27:49)
RJ-410 スケルチが効かないとのことです。


IMGP0910

左側がスケルチです。

MAXにしてもまったく効きません。

IMGP0924

スケルチボリュームの不良を疑いました。

取り外して確認するも、引っ掛かりや抵抗値の途切れも無く、おかしな様子はありませんでした。

原因はボリュームではないようです。

IMGP0925

分解リペアをしておきましょう。


IMGP0926

接点を洗浄しました。


IMGP0927

スケルチの制御は、IC9 にて行っていることがわかりました。

AN6914 デュアルコンパレータ

NGです。

IMGP0929

AN6914のデータシートです。

Screenshot from 2023-05-10 23-05-34

手持ちのあったオペアンプIC JRC4560 に交換します。


IMGP0928

JRC4560(NJM4560)のデータシートです。

回路記号シンボルは同じです。

Screenshot from 2023-05-10 23-18-38

交換しました。

しかし、スケルチは動作するものの、スレッショルドレベルが高すぎて調整が効かない状態に。

IMGP0930

なぜなのかは割愛しますが、いろいろ調べた結果オペアンプではNGで、よりスケルチに適した動作をする比較差動のコンパレータでなければダメだということがわかりました。
回路記号が同じだからと考えたのがいけませんでした。

2回路入 デュアル差動コンパレータ 

テキサスインスツルメント LM2903を入手しました。 

代替え交換です。

IMGP0931

LM2903のデータシート。

Screenshot from 2023-05-10 23-58-05

Screenshot from 2023-05-10 23-59-57

LM2903に交換しました。

これでスケルチ動作はバッチリOKとなりました。

IMGP0932

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0911

交換部品です。


IMGP0938

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0937

出力 0,5W


IMGP0935

スプリアスの状態。


IMGP0936

受信感度を最大に調整しました。


IMGP0933

受信感度。

ー123,0dBm

IMGP0934

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP0940

8チャンネル500mWでDXもこなす、あなどれない性能の無線機とのことです。


IMGP0939

feed ICB-707 送信するとガービー音が出る (2023/5/10 13:09:07)
ICB-707 送信するとガービー音が出るとのことです。


IMGP0769

PTTを押すと無線機のスピーカーから「ビガーッ!」っと、音量MAXにて大きな音がします。


IMGP0770

分解する際、ネジが錆びている場所がありました。

ネジ山がツルツルの状態です。

ネジは回せるのですが、空回りして浮き上がってきません。

IMGP0771

悪戦苦闘のすえ外しました。


IMGP0774

この部品は、無線機のケースとスタンドを固定するために無いと困ります。

修復を考えます。

IMGP0775

バッテリーケースは電池金具がすべて取り外され、電源ケーブルが付けられています。


IMGP0772

PTT、マイク、電源ケーブル、スピーカーの配線が一緒になるように配線されています。


IMGP0773

配線の取付けが裏側に変更されています。


IMGP0778

電源ケーブルを切断しました。


IMGP0777

PTTが大きな音がするのは、このへんが原因のようです。

配線を取り外して再構築します。

IMGP0780

ハンダを除去しました。


IMGP0781

腐食したところはパターンが無くなっています。


IMGP0785

パターンを修復しました。


IMGP0786

PTT、マイクの配線を元の場所に戻しました。


IMGP0800

スピーカーの配線を引き直しました。


IMGP0817

外部電源とイヤホンジャック部。

腐食がひどく機能していません。

IMGP0776

パターンも荒れています。


IMGP0779

外部電源端子は使えそうです。

イヤホン、マイクジャック他は接触不良にて機能せず。

ジャックを交換します。

IMGP0796

電源逆接続保護ダイオードが腐食しています。


IMGP0797

ダイオードを交換しました。


IMGP0798

ジャックを交換しました。


IMGP0799

フロントパネルのネジが固着しています。

交換しました。

IMGP0787

チャンネルスイッチに接触不良があります。


IMGP0789

取り外しました。


IMGP0790

分解しました。


IMGP0791

接点を洗浄しました。


IMGP0792

ネジを貫通して組み立てます。

何回でもメンテンナンスができます。

リペアのやり方は過去の記事のとおりです。

http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/11969844.html

IMGP0793

Sメーター、チャンネルの照明をLED化しました。


IMGP0801

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0807

スタンドの留めが無くなっており、ケースから外れてしまいます。

中心穴の大きさをドリルの経で確認すると4mmであるとわかりました。

IMGP0808

電気コードの「クワガタ」が丁度良いサイズでした。


IMGP0809

スタンドをケースに取付けました。

「クワガタ」のクワを切り取り。

IMGP0815

ピンを通して固定しました。


IMGP0816

ネジが効かなくなった、前記の部品です。

スタンドの固定のためには無いと困ります。

IMGP0775

洗浄しました。


IMGP0794

割れたところなどをキレイに整形しました。


IMGP0810


IMGP0795

ネジが効くように補修します。

重曹です。 

100均にて、お掃除用などの用途で売っています。

IMGP0812

プラスチックのトランプなどを切って囲いを作ります。


IMGP0811

重曹に瞬間接着を染み込ませてゆきます。


IMGP0813

カチカチに固まります。

ドリルでネジ穴を開けました。

IMGP0814

ケースにはまるようにヤスリで整えます。


IMGP0818

ケースに取付け。

スタンドが固定できるようになりました。

IMGP0819

外部電源OKです。

ケースに記載のとおり、SONYタイプは中心がマイナスです。

IMGP0820

交換部品です。


IMGP0822

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0806

出力 0,5W


IMGP0804

スプリアスの状態。


IMGP0805

受信感度を最大に調整。


IMGP0802

受信感度。

ー124,0dBm

IMGP0803

PTT付きマイクが便利です。

受信感度が良い無線機です。

IMGP0821


feed IC-775DXⅡ 電源が入らない (2023/5/10 12:45:19)
IC-775DXⅡ 電源が入らないとのことでお預かりしました。

オーナー様がアンテナチューナーを確認中に電源付近から焼損し、電源が落ちたとのことです。

IMGP0624

電源ユニットの点検。

IC-775にはサードパーティー製であるルビコン社の電源ユニットが搭載されています。

そのため、サービスマニュアルには電源の回路図が書かれていません。

以下はIC-736のサービスマニュアルのものですが、こちらは回路図付きで、同じような構成をしています。

13,8Vと28Vが出力されます。

Screenshot from 2023-04-20 01-05-31

ブリッジダイオードを点検。

これがNGだとヒューズが飛びます。

本機のヒューズは飛んでいないので大丈夫だとは思いますが点検します。

最初の電源を入れるときは怖いものです。

IMGP0552

ブリッジダイオードはこのように4本のダイオードからなっています。


bridgediode01

取り外し。

ボディーに + 〜 〜 ー の記載が見えます。

上記のダイオード図のとおり、導通の方向が正しいか調べます。

IMGP0553

テスターのダイオード測定レンジで調べます。

+から〜への導通があってはいけません。

IMGP0556

導通無し、OKです。


IMGP0554

〜から+への導通は有り。

ダイオードの電圧降下ぶんを表示すればOKです。

同様にすべての端子間で測定したところ、ブリッジダイオードは正常ということがわかりました。

IMGP0555

基板を点検すると、抵抗R11、R12、R15が焼損していました。

オーナー様が燃えたのを見たのはこれです。

すべて交換しました。

Screenshot from 2023-04-20 01-11-52

Q2、Q1のFETが不良です。

電圧が燃えた抵抗のほうにだだ漏れになってしまいます。

実測すると141Vです。 

1

不良のFETです。


IMGP0548

IRFPE50


IMGP0549

半導体テスターで計ってみると抵抗化しておりました。

3Ωで、ほぼリーク状態です。

IMGP0550

こちら、1Ωと0Ωです。

完全にリーク状態です

IMGP0551

IRFPE50 のデーターシートです。


Screenshot
from 2023-04-20 01-00-14

Screenshot from 2023-04-20 00-59-49


800V 8Aくらいで使えそうなFETを調達していただきました。

SPW11N80C3

PIN配列もそのままOKです。


Screenshot from
2023-04-20 01-01-04

Screenshot from 2023-04-20 01-03-21

交換しました。


IMGP0583

電源投入です。

スライダックにて徐々に電圧を上げてゆきます。

ビクビクしながら50Vを通過しました。

IMGP0585

60V通過あたりで、リレーのスイッチが入り「カチッ」っと音がしました。

何か音がするとビックリします。

100V到達しました。  燃えません! OKです。

が、しかし13,8Vも28Vも出力せず、スイッチング動作をしません。 

そんなに甘くありませんね。

IMGP0586

部品を一つ一つ確認してゆくと、バランス抵抗がオープンでした。


IMGP0558


IMGP0557

0,1Ω 5Wのセメント抵抗に交換しました。


IMGP0581

スイッチング制御のカスタムICが不良です。

ICに穴が開いています。

抵抗が燃えたところは基板が炭化しています。

IMGP0559

中身はM51977FP


IMGP0560


Screenshot from 2023-04-20 01-12-11


ICに穴が開くほどの焼けです。

これではスイッチングができないわけです。

IMGP0562

手持ちのあったジャンク無線機からカスタムICを調達交換しました。


IMGP0563

不動になる可能性がある部品を総点検します。


IMGP0564

FETとダイオードです。


IMGP0568

半導体テスターにて計測。

MOS FET 正常と確認しました。

IMGP0565

ダイオード 正常と確認しました。


IMGP0566

コイルの周辺と下の部分に汚れが見えます。


IMGP0570

コイルを取り外すと電解コンデンサーからの液漏れが広がっていました。


IMGP0571


IMGP0572

アルコール洗浄しました。


IMGP0573

電解コンデンサーをオール交換しました。

ヒドイ状態です。

IMGP0569

これも。


IMGP0575

部品を取り外して電解液漏れが付いていないか確認します。


IMGP0574

電解コンデンサーを外した場所です。


IMGP0576

アルコール洗浄。


IMGP0577

半導体テスターにて電解コンデンサーを計測すると、ダメージパーツとなり完全に死亡しています。


IMGP0578

28Vの出力コネクターを外してみると、電解液漏れが及んでいる状態でした。


IMGP0603

28Vコネクター。


IMGP0604

コネクター基板の状態です。

アルコール洗浄します。

IMGP0605

13,8V系のカスタムICを取り外し。


IMGP0606

ICの取付け部を洗浄しました。


IMGP0607

R62が不良です。


IMGP0579

オープン状態です。


IMGP0580

交換しました。


IMGP0582

ダイオード2本を交換。

ERA91-02 trr 35ns
ERB44-08 trr 0,4us

ダイオード規格表にて確認。
分類では整流ダイオードのようです。

IMGP0584

28Vの出力が不安定です。

VR51を交換しました。

Screenshot from 2023-04-20 01-12-55

VRの状態です、腐食が進んでいます。


IMGP0608

フォトカプラの点検。


Screenshot from 2023-04-20 17-30-23

フィードバック用のフォトカプラ 

PC111

IMGP0609

PC1、PC2 2個あります。


IMGP0611

PC111のデーターシート。

中身はフォトダイオードとトランジスターです。

Screenshot from 2023-04-20 17-39-19

ダイオード側はOKです。


IMGP0612

トランジスター側はNGです。

スイッチング動作を制御するフィードバックがされないということ。

IMGP0613

フォトカプラの基板パターンです。

パターンからトランジスターのベースは使われていないことがわかります。

IMGP0614

使えそうなフォトカプラを入手しました。

LTV-817

IMGP0680

LTV-817のデーターシートです。

Screenshot from 2023-04-24
01-12-31

取付けました。

フィードバックもOKです。

IMGP0681


IMGP0588

13,8Vと28Vを出力するようになりました。

13,8Vは安定していますが、28Vが不安定で無負荷状態では電圧が小刻みに4Vくらい上下します。

IMGP0587

電源が入りました。


IMGP0600

送信すると出力が20Wくらいしか出ず、それ以上はリレーがばたついてパワーが落ちてしまいます。

電圧監視用のカスタムICを交換しました。

IMGP0682

28V系が安定せず、ダイオードを交換しました。


Screenshot from 2023-04-24 01-30-03

20Aのダイオードです。

ESAD92M-03

IMGP0684

PIN足にLが付いているので移植します。


IMGP0685


IMGP0686

代替え品に交換です。

D20SC9M 20A

しかし、出力上がらずです。

IMGP0683

サーモスタット 異状無しです。


IMGP0687

平滑コンデンサーの点検。

250V 1000uF

IMGP0690

テスターにて確認。

容量はOK ESRも0Ωです。 

IMGP0688

容量OK Vロス0,5% ESRは0Ω

ほとんど低下していませんでした。

28VがNGです、パワーを上げてゆくとスムーズに出力が出ずにリレーがバタついてしまいます。

IMGP0689

PAユニットを点検。


IMGP0589

PA基板を取り外しました。


IMGP0591

470uFの電解コンデンサーが焼損しています。


IMGP0592

コンデンサーの底部には焼損の跡があります。


IMGP0593

ヒドイ状態です。


IMGP0594


IMGP0596

炭化して穴が開いています。


IMGP0597

洗浄しました。


IMGP0598

電解コンデンサーを交換しました。


IMGP0599

電源ユニットからの28V系が不安定な状態にて、別電源から16Vを供給しました。


IMGP0602

出力 80W出ました。

PAユニットは元気を取り戻したようです。

IMGP0601

交換したダイオードが良くありませんでした。

高速スイッチングを行うため、FRD 超高速ファストリカバリーダイオードでないとダメです。

ダイオードを元に戻しました。

Screenshot from 2023-04-25 22-49-25

100Wでました。


IMGP0707

Poメーター100W指示しました。


IMGP0708

周波数。

7,10Mhz

IMGP0621

スプリアスの状態。


IMGP0620

受信感度が悪いです。

コイルを調整しても感度がでません。

IMGP0623

アンテナ系のリレーを総交換する必要が出てきました。


IMGP0622

フィルターユニットのリレーも総交換か。


IMGP0590

RFユニットに直接信号を入れても受信感度が悪いままです。

ここから先に問題があります。

IMGP0709

RFユニットのハンダ不良を点検。


IMGP0715

アッテネーターのリレーです。


IMGP0710

取り外しました。


IMGP0711

分解できるリレーの場合はメンテナンスができます。

PIN足を押し上げて接点の間隔をあけます。

接点洗浄と研磨をしました。

IMGP0712

組み立て。


IMGP0714

接点抵抗は0,2Ωになりました。

REL機能があるテスターの場合は、テスターリードのぶんを0補正します。

IMGP0713

受信感度を調整。


IMGP0716

受信感度、復活しました。

ー127,0dBm

IMGP0719

ー87,0dBm 受信のとき、


IMGP0718

Sメーター 59です。


IMGP0717

アンテナチューナーが動作していません。


IMGP0720


IMGP0721

ステップモーターがガリガリ空回りしているような音がします。


IMGP0722

固くて回りません。


IMGP0723

オーバーホールしてみます。


IMGP0724

洗浄しましたが、回転しませんでした。


IMGP0725

手持ちのあった部品に交換しました。


IMGP0726

チューナーの動作OKです。


IMGP0727

フロントパネルを点検。


IMGP0728

コイルがぼろぼろになっているのを発見しました。

L12

IMGP0729

発熱でパリパリになっています。


IMGP0730

L12 回路図記号が L になっていませんが。

導通が失われているわけではないため、そのままにしました。

Screenshot from
2023-04-25 23-37-26

コントロールユニット 470uF 1本を交換。


IMGP0731

DSP動作の最初の無線機です。

調整箇所が少ないです。

IMGP0734


feed IC-706 FMが送信できない (2023/5/9 2:09:28)
IC-706 FMが送信できないとのことです。


IMGP0912

HFからVHFまで、FMのみが送信できません。


IMGP0913

FM VCO調整用のトリマコンデンサーが原因です。


IMGP0914

とても小さい部品のセラミックコンデンサーです。


IMGP0915

アルコール中にて、ぐりぐりと摺り合せました。


IMGP0916

サービスマニュアルに従い、29,10MhzのFMにて調整。


IMGP0917

FM 50W出るようになりました。


IMGP0918

測定。

周波数 29,00Mhz

IMGP0921

スプリアス良好です。

29,00Mhz

IMGP0920

受信感度。

7,10Mhz SSB ー130,0dBm

IMGP0919

受信感度スペックシール添付。


IMGP0923

後期のロットではいろいろな対策がされたようです。

液晶のビネガーシンドローム問題ほか、有名な電源ジャックの問題もOKです。

IMGP0922

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