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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed ICB-870T 7チャンネル不良 (2023/5/8 2:28:55)
ICB-870T 7チャンネルが不良とのことです。


IMGP0886

アンテナを増し締めしました。


IMGP0887

7チャンネルの不良原因を調べます。

パターン断線、ハンダ不良を点検。

IMGP0888

チャンネルセレクターを確認すると、接点の導通に異状はありませんでした。


IMGP0890

水晶発振子が腐食しています。


IMGP0891

周辺の水晶はすべて取り外します。

底部分に腐食が見られます。

IMGP0892

腐食を落しました。


IMGP0893

左から5チャンネル、6チャンネル、7チャンネルです。

7チャンネルの水晶発振子がヒドく腐食しています。

IMGP0894

7チャンネルの水晶はピン足まで腐食が進行し、外側ケースと接触した状態です。


IMGP0895

腐食を落としました。


IMGP0896

7チャンネル、発振してくれるでしょうか。


IMGP0897

発振しました、OKです。


IMGP0898

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0889


IMGP0908

希望により、SメーターにLED照明を取付けました。


IMGP0906

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0905

出力 0,5W


IMGP0903

スプリアスの状態。


IMGP0904

受信感度を最大に調整しました。


IMGP0899

受信感度調整、検波後の波形。

キレイなサイン波です。

IMGP0901

受信感度。

ー124,0dBm

IMGP0902

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP0907

飛び受けともに良い無線機ですね。


IMGP0909

feed CH-580 4CHの音が出ない (2023/5/7 0:56:05)
CH-580 4CHの音が出ないとのことです。


IMGP0864

状態が良いキレイな無線機です。


IMGP0865

4CHの受信音が出ない原因。

RX4の水晶が発振していません。

IMGP0866

チャンネルスイッチの接点を洗浄しましたが、4CHの発振は回復しませんでした。

スイッチが原因ではありません。

IMGP0868

4CH以外、他の水晶発振子からは波形が出ます。


IMGP0867

4CH RX受信水晶を取り外しました。

26,625Mhz

IMGP0869

水晶発振子を調べます。


IMGP0870

オシロスコープで見ると全く発振していません。


IMGP0871

手持ちのあった水晶発振子に交換しました。

26,625Mhz

SONY ICB-680 用です。

IMGP0872

交換しました。


IMGP0873

電解コンデンサーをオール交換しました。

CH-580は標準で音質の良いフィルムコンデンサーが使われています。
オレンジ色がフィルムコンデンサーです。

ANLをカットしました。

IMGP0874

交換部品です。


IMGP0885

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0878

4CH OKです。

27,080Mhz

IMGP0879

出力 0,5W


IMGP0880

スプリアス良好。


IMGP0877

受信感度を最大に調整しました。

CH-580はテストポイントがあり、そこから信号をピックアップすることができます。

IMGP0875

受信感度。

ー123,5dBm

IMGP0876

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP0881

わりと小型な無線機です。

26cm

IMGP0883

7cm


IMGP0884

SONY ICB-87Rにせまる受信感度を持っています。

使用部品の品質も良く、CH-580はオススメの無線機です。

IMGP0882

feed IC-820 430Mhzアンロック (2023/5/3 2:09:54)
IC-820 アンロックのためお預かりしました。


IMGP0837

430Mhz 周波数表示がーーーーーーアンロックの状態です。


IMGP0840

PLLを点検します。


IMGP0841

この機種定番の症状です。

原因はホットボンドによる浮遊容量の増加です。

IMGP0842

ホットボンドをゆっくりと剥がします。

部品が剥がれてボンドに付いてきました。

IMGP0843

PLL基板を取り外しました。

シールドケースも外します。

IMGP0844


IMGP0845

ホットボンドを剥がしました。


IMGP0846

剥がれた部品を取付けました。

基板を洗浄しました。

IMGP0847

430MHz ロックしました。


IMGP0848

バックライトをLED化しました。


IMGP0849

点灯を確認しました。


IMGP0851

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0855


IMGP0858

出力 10W


IMGP0852

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP0853

スプリアス良好。

433Mhz

IMGP0856

受信感度。

145Mhz ー126,6dBm (SINAD)

IMGP0859

433Mhz ー124,1dBm (SINAD)


IMGP0861

受信感度スペックシール添付。


IMGP0863

使いやすい無線機です。


IMGP0862

feed ICB-770 飛び受けが悪い (2023/5/2 16:47:53)
ICB-770 送・受信が悪いとのことです。


IMGP0518

基板パターンと部品の状態を点検します。

ハンダの残ロジン(茶色く焼けたように見えるところ)が多いです。

IMGP0528

あやしい場所を再ハンダ、残ロジンは洗浄しました。

残ロジンに隠れてハンダブリッジを見逃す場合があるので、洗浄しながら確認することが必要です。

IMGP0540

残ロジンを洗浄します。


IMGP0530


IMGP0531

電解コンデンサーの状態を確認。

未交換のため交換します。

IMGP0529

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0541

ドライアップ状態です。


IMGP0547

チャンネルスイッチが油でベタベタしています。

接点復活剤を吹きかけたようです。
ティッシュペーパーに油がしみてきました。

IMGP0533

中はベタベタです。


IMGP0534

アルコール洗浄しました。


IMGP0535

接点の状態です。

接点復活剤の効果は疑問です、ベタベタになるだけかも知れませんね。

IMGP0536

接点を研磨しました。


IMGP0537

機械部にはシリコングリスを塗布しました。


IMGP0538

組み立て。


IMGP0539

外部電源逆接続の対策。

保護ダイオードを入れました

IMGP0544

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0527

出力 0,5W


IMGP0522

スプリアスの状態。


IMGP0524

受信感度を最大に調整。


IMGP0542

受信感度。

ー121,0dBm

IMGP0543

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP0545

何年も前の無線機が現役で愛用されるのはスゴイことですね。

それほど名機なICB-770です。

IMGP0546


feed FT-847 電源スイッチ不良 (2023/4/27 10:20:55)
FT-847 電源スイッチの不良です。


IMGP0735

電源スイッチが全く機能しません。


IMGP0736

電源ON・OFFとも両方出来ないため、オーナー様が直結にしたとのことです。


IMGP0737

パネルユニットを取り外しました。


IMGP0738

電源スイッチです。


IMGP0739

現状を調べると、どのポジションでも導通がありません。


IMGP0740

独特な形状をしています。

市販での汎用品は入手できません。

IMGP0741

分解リペアします。

接点が真っ黒に酸化しています。

IMGP0742

接点をアルコール洗浄しました。


IMGP0743

組み立て。


IMGP0744

接点の潤滑と酸化防止のために充填しました。


IMGP0745

スイッチ機能復活OKです。


IMGP0746

DSP処理機のため、調整箇所はほとんどありません。


IMGP0748

周波数。

145,00Mhz

IMGP0751

出力 60W


IMGP0749

スプリアス良好。


IMGP0750

受信感度。

145Mhz ー123,5dBm (SINAD)

IMGP0752

433,00Mhz ー123,6dBm (SINAD)


IMGP0753

51,00Mhz ー123,8dBm (SINAD)


IMGP0755

29,000Mhz ー122,1dBm (SINAD)


IMGP0756

SINADメーター  ー12dB付近を指示 GO判定。


IMGP0754

受信感度スペックシール添付。


IMGP0759

コンパクトなオールバンド機です。


IMGP0758

feed AZDEN PCS-7500 電源スイッチが入らない (2023/4/24 14:41:12)
AZDEN PCS-7500 電源スイッチが入らないとのことでお預かりしました。


IMGP0675

電源スイッチの故障です。


IMGP0676

スイッチを押込んだままの間は電源が入りますが、離すとNGです。


IMGP0679

プッシュでON、再プッシュでOFFとなるオルタネイト型です。

今の動作はモーメンタリーですね。

IMGP0691

ALPS電気製です。


IMGP0692

分解しました。

接点が酸化膜で真っ黒です。

IMGP0693

アルコール洗浄しました。


IMGP0694

接点を研磨しました。


IMGP0695

組み立て。


IMGP0696

バックライトをLED化しました。


IMGP0697

点灯を確認しました。


IMGP0698

オルタネイトスイッチの動作もOKです。


IMGP0699

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0701

出力 

HI 50W
LO 10W

IMGP0700

スプリアス良好です。


IMGP0702

受信感度。

ー125,2dbm (SINAD)

IMGP0703

受信感度スペックシール添付。


IMGP0704

ダイヤルエンコーダーが無く、ボタンで周波数を可変する無線機です。

シンプルさがいいですね。

IMGP0705

feed AZDEN PCS-7500 ランプ切れ (2023/4/22 1:21:49)
AZDEN PCS-7500 液晶ランプ切れのためお預かりしました。


IMGP0664

液晶パネル照明ランプ。

片方が切れています。

IMGP0665


IMGP0666

ランプの交換は基板から液晶パネルを外す必要があります。

LEDに交換しました。

IMGP0667

点灯を確認しました。


IMGP0668

測定と調整。

周波数調整。

51,00Mhz

IMGP0671

出力。

HI 50W

LO 10W

IMGP0669

スプリアス良好。


IMGP0670

受信感度。

ー125,5dBm (SINAD)

IMGP0672

受信感度スペックシール添付。


IMGP0673

AZDEN は良い無線機を作っていましたね。


IMGP0674

feed ICB-87R アンテナが緩んだ (2023/4/22 1:08:09)
最近お預かりしたICB-87Rですが、アンテナが緩んでしまったとのことです。


IMGP0654

アンテナが根本からグラグラしています。


IMGP0655

取付けネジが緩んでいたため、増し締めしました。


IMGP0656

音量を大きくすると音声が割れてしまうとのこと。

スピーカーからのビビリ音である場合。
取り付けネジを増し締めしました。

IMGP0657

音割れの原因となるAGCを再調整しました。


IMGP0658

外部スピーカーにてモニターし、AGCの音割れが無いのを確認しました。


IMGP0660

受信感度を再調整しました。


IMGP0659

受信感度。

ー123,6dBm

電解コンデンサーを交換後、オーナー様にてしばらく使用いただいてから再調整をすることができました。 
調整時の受信感度を維持しています。

IMGP0661

Eスポシーズン突入ですね。

お楽しみください。

IMGP0662

feed KOI Tiger 片方の音が出ない (2023/4/21 4:29:54)
KOI Tiger 片方の音が出ないとのことでお預かりしました。


IMGP0625

片方の音がでなくなるトラブルは、この製品の定番不具合です。


IMGP0626

スイッチ付き2連ボリュームを取り外します。


IMGP0628

50kΩ Bカーブのボリュームです。


IMGP0629


IMGP0630

分解しました。


IMGP0631

カーボン抵抗体及びスライド接点を洗浄し、酸化膜を落とします。

ボリュームにガリが出たり、音が出なくなる原因となります。

IMGP0632

組み立て。


IMGP0633

入力セレクターの接点を洗浄しました。


IMGP0635

電解コンデンサーを交換します。


IMGP0627

交換前。

ジャミコン製のコンデンサー、セラミックコンデンサーが使われています。

IMGP0636

交換後。

オーディオ用コンデンサー。

ニチコン製MUSEバイポーラ、ニチコン製ファインゴールド、ドイツ製フィルムコンデンサーWIMA

IMGP0637

オーディオ用コンデンサーに交換。


IMGP0638

スーパーウーハー調整ボリューム。

ニチコンファインゴールドに交換しました。

IMGP0634

交換したコンデンサーの残骸です。


IMGP0645

オーディオアンプ

STマイクロエレトロニクス製 TDA7560

IMGP0639

スピーカー、電源などコネクターの接触不良を点検。


IMGP0640

再ハンダしました。


IMGP0641

入力セレクターについて。

AUX、AUDIO、LINE の3系統ですが、入力レベルが異なります。

IMGP0651

AUX AUDIOのジャック。


IMGP0653

AUDIOのジャックには「入力レベルを衰減させる」目的でのアッテネーター抵抗が入っています。
抵抗はフィルター効果となって高域が落ちてしまいます。

AUXのジャックには抵抗がありません。

IMGP0642

前面にあるLINEジャックにはアッテネーター抵抗が入っています。

よって、いちばん良い音で聴けるのはAUX入力です。

IMGP0643

ケースに組み立て。


IMGP0644

コンセントを反対に差し替えて、音のハッキリ感や粒立ちが良いほうにします。 比べればわかります。

テレビなどの音響機器はすべてコンセントを差し替えてみてください。
ぜんぶ決まったときの音はバッチリです。

IMGP0650

視聴中。

Youtube ユーミン 中央フリーウェイ

音を大きくしても聞き疲れがありません。

IMGP0646

変わった形をしたコーン紙は共振しないためだそうです。

箱鳴りしない頑丈なスピーカーです。

IMGP0648

feed IC-736 受信感度が悪い (2023/4/19 1:54:05)
IC-736 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。


IMGP0504

受信感度低下の原因は、アッテネーターリレーの不良です。

接点をクリーニングしました。

IMGP0510

受信感度を調整します。


IMGP0505

ー73dBm の信号を入力します。


IMGP0506

受信コイルを調整。

感度がグーンとアップします。

IMGP0507

受信感度を最大に調整しました。


IMGP0508

受信感度。

ー129,0dBm

IMGP0511

周波数。

51,00Mhz

IMGP0516

出力 14,00Mhz 

100W

IMGP0512

出力

51,00Mhz

IMGP0513

90W


IMGP0514

スプリアス良好。

51,00Mhz

IMGP0515

コンパクトサイズの無線機です。


IMGP0517

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