ホーム >> 無線ブログ集 >> JHGのブログ

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

リンク 単体表示


link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed ICB-87R 受信感度不良 (2023/4/14 18:03:53)
ICB-87R 受信感度が不良とのことです。


IMGP0454

本機は後期型です。


IMGP0455

ケース内に水が侵入した跡がありました。

錆びがヒドイ状態です。

IMGP0457

防滴構造ですが大雨には耐えられなかったようです。


IMGP0458


IMGP0459

錆びを洗浄しました。


IMGP0463


IMGP0464

基板の状態もヒドイです。


IMGP0460

大雨、結露、水没、海水か? 

水気の多い場所で使われたことは明らかです。

IMGP0461

アンテナ接続部がサビサビです。


IMGP0462

これでは、送信・受信感度が出るわけがありません。


IMGP0465

ケース内の状況。

被害は少ないようなので良かったです。

IMGP0466

アンテナ部分はNGでした。


IMGP0467

アンテナ機構を分解しました。


IMGP0468

イソプロパノールにて洗浄。


IMGP0469

錆びを落します。


IMGP0470

菊座とナットは交換しました。

ナットはステンレス製です。

IMGP0472

アンテナ機構OKです。


IMGP0474

アンテナロック機構にグリスを塗布しました。


IMGP0475


IMGP0476

基板を洗浄します。


IMGP0477

部品実装側の被害は少ないです。


IMGP0478

洗浄します。


IMGP0479

洗浄OKです。


IMGP0480

基板をティッシュペーパーと無水アルコールで洗浄です。


IMGP0482


IMGP0483

ティッシュペーパーではキレイにならないので、アルコールでジャブジャブ洗いました。


IMGP0481

乾燥中です。

キレイになりました。

IMGP0484

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0486


IMGP0487

アンテナ取付け部です。

錆びを取り、ハンダメッキをしました。

IMGP0485

これで送信・受信感度もOKです。


IMGP0493

測定と調整。

周波数27,144Mhz

IMGP0491

出力 0,5W


IMGP0490

スプリアスの状態。


IMGP0492

受信感度を最大に調整。


IMGP0488

受信感度。

ー123,6dBm

IMGP0489

アンテナローディングコイルを最大に調整。

後期型は調整がズレています。

IMGP0495

水没全損状態でしたが復活を遂げました。

ICB-87Rの本当の性能をお楽しみください。

IMGP0496


feed TR-851 ボリュームガリ (2023/4/6 23:11:49)
TR-851 ボリュームガリがあるとのことです。


IMGP0436

ボリュームのガリは、持病ともいうべき症状です。


IMGP0437

分解洗浄し、接点の外れを補修しました。


IMGP0438

組み立て。

ボリュームのガリOKです。

IMGP0439

Sメーターの照明を交換した跡がありました。


IMGP0440

Sメーター照明をLED化しました。

液晶バックライトの照明をLED化しました。

IMGP0441

点灯を確認しました。


IMGP0445

メモリーバックアップ電池が腐食しています。

電圧も低下しています。

IMGP0443

電圧は2,4Vでした。


IMGP0442

交換しました。


IMGP0444

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0450

出力 10W


IMGP0446

スプリアス良好です。


IMGP0448

受信感度。

ー123,3dBm (SINAD)

IMGP0451

受信感度スペックシール添付。


IMGP0453

愛用している方が多い無線機ですね。


IMGP0452


feed ICB-870T チャンネルスイッチガリ、受信感度低下 (2023/4/5 23:49:30)
ICB-870T 
チャンネルスイッチガリ
受信感度低下
送信出力弱い
変調が浅い
とのことでお預かりしました。

IMGP0417

アンテナのがたつきを増し締めしました。


IMGP0418

チャンネルスイッチのガリがあるとのことです。


IMGP0419

分解洗浄をしました。


IMGP0420

組み立て。

ボルト穴をあけて通します。

IMGP0421

PTTスイッチにガリがあります。


IMGP0422

接点を洗浄しました。


IMGP0423

接点を研磨しました。


IMGP0424

組み立て。


IMGP0425

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0426

ドライアップ状態です。

変調が浅い件も解消です。

IMGP0434

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP0431

出力 0,5W


IMGP0429

スプリアスの状態。


IMGP0430

受信感度を最大に調整。


IMGP0427

受信感度。

ー123,7dBm

IMGP0428

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP0432

性能は引き出しました。

不調も解消し、すべてOKです。

IMGP0433

feed クラニシ NT-272 測定できない (2023/4/3 2:03:59)
クラニシ NT-272 測定できないとのことです。


IMGP0347

VHF・UHFともにキャリブレーションが取れず。

SWR、パワーも正常に測定できません。

IMGP0348

アンテナーチューナー部。

ハンダ不良など無く、異状ありません。

IMGP0349

MコネクターからNコネクターに交換して欲しいとのことです。


IMGP0351

Nコネクター。


IMGP0352

ケースから取り外し。


IMGP0353


IMGP0355

Nコネクターに交換しました。


IMGP0356

VHF側

2本使われているダイオードが不良です。

高周波用ショットキーバリアダイオードです。
現品からは型式はわかりませんが、ボディーにHの文字と2本のラインは日立の1SS108でしょうか。

IMGP0357

こちら側も不良です。


IMGP0358

半導体テスターで調べると2本ともダメージパーツです。


IMGP0359

UHF側

ダイオード2本不良です。

IMGP0360

抵抗と化しています。

40MΩ かなりの高抵抗値です。

IMGP0361

高周波用ダイオードで検波に使えそうな手持ちを探すと、UHFミキサー用のダイオードがありました。

1SS16 UHF・850Mhz に交換しました。

430MhzでもOKです。

IMGP0364

較正です。


IMGP0350

SWR 1,0

パワー20W(20Wレンジ)

IMGP0367

パワー20W (200Wレンジ)


IMGP0366

測定出来るようになりました。

チューナーの動作もOKです。

IMGP0368


feed FT-897 液晶不良 (2023/4/2 1:15:18)
FT-897 液晶が縞になり見にくいとのことです。


IMGP0379

液晶の縞欠けはこの機種の持病で、必ずといって良いほどこのようになります。

メーカーにも部品はありません。

同時期に製造された FT-857、817でも同様の症状になることが確認されています。

IMGP0380

フロント部取り外し。


IMGP0381

基板を外すと液晶が見えます。


IMGP0386

フィルム基板のため熱に弱く、外したら廃棄は覚悟せねばなりません。

熱風ブロワーも怖い方法です。

IMGP0382

オーナー様が中国製の代替品を入手したとのことです。


IMGP0383

製造ロットの違いでしょうか。

パターンが一致せず、ラインの場所に出る信号は途絶えるパターンになっています。

交換は見送りとしました。

IMGP0384

フィルム基板の様子を見ながらハンダを強化しました。


IMGP0385

液晶制御ICのピン足の汚れを洗浄しました。


IMGP0387

あまり変化しませんでした。

延命措置でしかなく、ジャンク品からフロント基板ごと移植するしかありませんが、また症状が出るでしょう。

IMGP0388

測定と調整。

周波数 29,00Mhz

IMGP0392

出力 50W


IMGP0389

スプリアス良好です。


IMGP0391

受信感度。

29Mhz FM ー117,7dBm (SINAD)

IMGP0393

7,00Mhz SSB ー131,0dBm


IMGP0395

受信感度スペックシール添付。


IMGP0397

この機種の液晶不良はどうしようもないという結論です。


IMGP0396


feed TOKYO HY-POWER HL-62Vsx パワーダウン (2023/4/1 20:48:00)
TOKYO HY-POWER HL-62Vsx パワーダウンするとのことです。


IMGP0369

入力パワー、出力パワーの選択。

パワーによってスイッチの切替が合っていないときや、入力が少ない場合のレベルメーター指示はこのようになります。

IMGP0370

各リレーの動作不良はありませんでした。


IMGP0372

パワートランジスター2SC2630

バイアス電圧もかかっており正常です。

IMGP0373

オペアンプのハンダが荒れています。

NJM2904S

IMGP0374

再ハンダしました。


IMGP0375

送信テスト中

入力5W

IMGP0376

出力30Wです。

低下は見られません。

IMGP0377

RX AMP SSBモード INPUT 各機能においてリレーも動作しております。

使ってみてください。

IMGP0378


feed IC-275 調整 (2023/3/30 18:21:39)
IC-275 調整のためお預かりしました。


IMGP0334

IC-275、375は状態が悪いものが少ない印象です。


IMGP0335

バックアップ電池がソケット化されていました。


IMGP0336

電圧は3,2VでOKです。


IMGP0337

バックライトをLED化します。


IMGP0338

照明は過去に交換された跡があります。


IMGP0339

LEDに交換、点灯を確認しました。


IMGP0340

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0343

出力 10W


IMGP0341

スプリアス良好です。


IMGP0342

受信感度。

ー124,4dbm (SINAD)

IMGP0344

受信感度スペックシール添付。


IMGP0345

点検異状なしです、基本性能は出ています。


IMGP0346

feed IC-375 調整 (2023/3/29 23:53:57)
IC-375 調整のためお預かりしました。


IMGP0321

フロント部を取り外し。

バックライトをLED化します。

IMGP0324

LEDに交換しました。


IMGP0325

LEDの点灯を確認しました。


IMGP0326

バックアップ電池の電圧。


IMGP0322

3,0Vです。

交換なしです。

IMGP0323

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0329

出力 10W


IMGP0327

スプリアス良好です。


IMGP0328

受信感度。

ー122,3dBm (SINAD)

IMGP0330

受信感度スペックシール添付。


IMGP0333

基本性能は出ています。


IMGP0332


feed IC-375D 調整 (2023/3/29 23:46:25)
IC-375D 調整のためお預かりしました。


IMGP0305

バックライトのLED化。

フロント部を分解します。

IMGP0306

シールド板を外すとバックライトが見えます。


IMGP0307

過去にバックライトを交換した跡があります。


IMGP0308

LEDに交換しました。

電流制限抵抗は別の場所に付けてあります。

IMGP0309

バックライトの点灯を確認しました。


IMGP0312

バックアップ電池の電圧。


IMGP0310

3,0Vです。

交換なしです。

IMGP0311

測定と調整。

周波数調整。

IMGP0315

出力 50W


IMGP0313

スプリアス良好です。


IMGP0314

受信感度低下していました。

調整。

IMGP0316

受信感度。

ー120,0dBm (SINAD)

IMGP0317

受信感度スペックシール添付。


IMGP0320

基本性能はでています。


IMGP0318


feed IC-290 フルメンテナンス (2023/3/28 2:16:33)
IC-290 144MHz モノBANDオールモード機。

フルメンテナンスのためお預かりしました。

デザインが良い無線機なので永く使いたいのではないでしょうか。

IMGP0216

お預かり時には送信・受信に問題はありませんでした。

内部も良い状態です。

IMGP0217


IMGP0218

メイン基板取り外し。

希望により、電解コンデンサーをオール交換します。

IMGP0219

パターン、ハンダ不良を点検。

あやしい場所は再ハンダしました。

IMGP0220

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0221

RF基板取り外し。

電解コンデンサーを交換しました。

IMGP0222

センサー基板取り外し。


IMGP0223

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0224

ロジック基板を取り外し。


IMGP0226

VCO部は重要な場所です。

シールド板を取り外しハンダ不良を点検。

IMGP0227

VCO部。

ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。

IMGP0228

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP0229

交換したコンデンサー72個。

大型のコンデンサーが多いです。

IMGP0252

測定と調整。

VCO部の調整。

IMGP0230

PLLの周波数。


IMGP0232

PLL発振 最大。


IMGP0231

PLL FM


IMGP0233

PLL SSB


IMGP0234

RIT 周波数調整。

RITセンター位置

IMGP0236

RIT センターにてON・OFの周波数差を追込み。


IMGP0235

VCO周波数調整。


IMGP0237

SSB BFO周波数調整。


IMGP0238

受信感度調整。


IMGP0240

受信感度を最大に調整。


IMGP0239

Sメーター感度調整。

30dBuV受信のとき、

IMGP0241

Sメーター、フルセグ点灯に。


IMGP0243

送信周波数。

145,00Mhz

IMGP0246

出力 10W


IMGP0245

FMデビエーション調整。

規定の4,8Khz 変調もバッチリです。

IMGP0244

スプリアス良好。


IMGP0247

受信感度。

FM ー122,4dBm (SINAD)

IMGP0248

受信感度。

SSB ー140,0dBm以上復調(ー140,0dBmで測定限界です)

IMGP0249

受信感度スペックシール添付。


IMGP0251

汎用部品で修理ができるため、永く使える無線機です。


IMGP0250


« [1] 13 14 15 16 17 (18) 19 20 21 22 23 [51] » 

execution time : 0.051 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
177 人のユーザが現在オンラインです。 (75 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 177

もっと...