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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed FT-757GX パワーが出ない (2024/6/14 23:38:00)
FT-757GX パワーが出ないとのことでお預かりしました。


IMGP6894

50W送信改造がされていました。

ジャンパーコネクタが抜かれています。

IMGP6895

コネクターをジャンパーしました。


IMGP6896

問題なく100W出るようになりました。


IMGP6897

部品を点検。


IMGP6898

送信周波数を調整しました。


IMGP6902

周波数調整。

7,10Mhz 

IMGP6901

スプリアスの状態。


IMGP6900

受信感度がまったく出ません。

調べてみると、RX OUTのケーブルが無くなっていました。

IMGP6903

RX OUTの接続先のRX ANTです。

ケーブルが無くなっていました。 

IMGP6904

手持ちのあったケーブルを取り付けました。


IMGP6906

受信感度。

RF AMP ON

IMGP6908

受信感度が復活しました。

7,10Mhz SSB ー131,0dBm

IMGP6907

コンパクトでありながら、必要十分な機能を備えた無線機です。


IMGP6909


feed RJ-580 チャンネルボタン反応しない (2024/6/13 22:26:18)
RJ-580 チャンネルボタンが反応しないとのことです。


IMGP6866

5チャンネルのボタンが反応しないとのことです。


IMGP6879

チャンネルボタンはメンブレンスイッチになっています。


IMGP6881

スイッチ基板を取外します。


IMGP6880

スイッチを取り外しました。


IMGP6882

導電ゴム及び、キー接点を洗浄しました。


IMGP6883

5チャンネル反応するようになりました。


IMGP6885

電解コンデンサーをオール交換しました。

希望により、受信音と変調音のAF段については音響特性が良いフィルムコンデンサーに交換しました。

IMGP6869


IMGP6893

PTTスイッチの押しが硬いため、テンションを調整しました。


IMGP6887


IMGP6886

送信・受信切り替え時にスピーカーから「プツ」と音が出ます。

希望により、ポップノイズ軽減対策をしました。

IMGP6888

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP6875

出力 0,5W


IMGP6873

スプリアスの状態。


IMGP6874

受信感度を最大に調整しました。


IMGP6872

受信感度。

ー122,0dBm

IMGP6871

アンテナローディングコイルを最大に調整しました。


IMGP6878

メンテナンス完了しました。


IMGP6892

feed ICB-R5 送信・受信不具合 (2024/6/12 20:25:14)
ICB-R5 送信・受信不具合のためお預かりしました。


IMGP6804

電池ケース蓋のスポンジがボロボロです。


IMGP6805

スポンジを剥がしました。


IMGP6806

受信感度が低下し、送信パワーが出ない状態です。

基板を取外しました。

IMGP6808

パターン、ハンダ不良を点検。

不十分な場所は再ハンダしました。

IMGP6809

ラジオの糸掛け機構を取外し。


IMGP6810

PTTスイッチにガリがあります。


IMGP6814

接点を洗浄、研磨しました。


IMGP6815

金属製の水晶発振子に交換しました。


IMGP6848


IMGP6850

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP6849


IMGP6852

受信感度が低下しています。

外部電源を逆接続されたようで、トランジスターのほとんどが破損していたので交換しました。

SONYの無線機は電源プラグの極性が逆になっているため、逆接続されることが多いです。

音が出ない、変調が乗らない、受信ノイズが小さいなどの症状がある場合は、電源の逆接続が原因です。

IMGP6851

規定の送信パワーが出ていません。

ファイナルトランジスターを点検するも異状はありませんでした。

IMGP6811

プリドライブ段のトランジスターが弱っていました。


IMGP6813

hFEが55まで低下していました。

トランジスターを交換後、パワーが復活しました。

IMGP6812

Sメーターの照明をLED化しました。


IMGP6859

電球色のLEDです。

昭和の色ですね。

IMGP6860

Sメーターの振れが重いという持病を改善させる措置をほどこしました。


IMGP6861

ラジオのトラッキングを調整しました。


IMGP6862

外部電源の逆接続保護対策を実施しました。


IMGP6858

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP6857

出力 0,5W


IMGP6855

スプリアスの状態。


IMGP6856

受信感度を最大に調整しました。


IMGP6854

受信感度。

ー122,0dBm

IMGP6853

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP6864

基本性能は引き出しました。

ICB-R5は本当はこうだったんだ、というのをお楽しみください。

メンテナンス完了です。

IMGP6865

feed ICB-880T 送信・受信弱い (2024/6/12 0:59:07)
ICB-880T 送信・受信が弱いとのことでお預かりしました。


IMGP6834

アンテナネジを増し締めしました。


IMGP6835

アンテナ接続用のネジが外れていました。

無線機内部からも外れたネジが見つかりませんでした。

これでは送信・受信がまともにできるわけがありません。

代用ネジを取り付けました。

IMGP6836

PLLのシールド板を取り外し。


IMGP6844

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP6837


IMGP6846

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP6842

出力 0,5W


IMGP6843

スプリアスの状態。


IMGP6841

受信感度を最大に調整しました。


IMGP6839

受信感度。

ー122,0dBm

IMGP6838

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP6845

貴重なガンダムカラーの無線機です。

メンテナンス完了しました。

IMGP6847


feed KOI Tiger 片チャンネルのレベルが低い (2024/6/9 17:21:44)
KOI Tiger 片チャンネルのレベルが低いのとのことです。


IMGP6816

KOI Tiger は経年により、片チャンネルの音が出ないことや、今回のように音は出るがレベルが低いなどのトラブルが必ず持病のように出てきます。

定番の原因、ボリュームの不具合です。

IMGP6821

取外し。


IMGP6822

分解、接点を洗浄しました。


IMGP6823

片チャンネルのレベルが合うようになりました。


IMGP6824

ここから先は、オーディオ用部品に交換するカスタマイズを実施します。

セラミックコンデンサーに変わり、ドイツ製のフィルムコンデンサーWIMAに交換しました。

電解コンデンサーにはjamicon(ジャミコン)skシリーズが使われています。
凱美電機製(台湾)

IMGP6820

最近は、オーディオ用コンデンサーに生産終了品がでてきました。

有名なオーディオ用コンデンサーである、日本ケミコンのMUSEブランドにも4,7uFのラインが生産終了のようで入手出来なくなりました。

仕方がないため、オーディオアンプに多用されて音質の評価も高い、ニチコンKMGシリーズに交換しました。

IMGP6825

オーディオアンプIC 

STマイクロエレクトロニクス製 TDA7560

温まってくるといい音です。

交換前の銀色コンデンサーが見えます。
製造メーカーの記載無しにて不明ですが、おそらく同じjamicon製かと思います。

IMGP6827

コンデンサーをオール交換しました。

手持ちの在庫、日本ケミコンのMUSE(緑色)、日本ケミコンのファインゴールド(金色)、メタライズドフィルムコンデンサー(オレンジ色)に交換しました。

IMGP6828

低域ボリューム部のバイパスコンデンサーを交換。

日本ケミコン FW

IMGP6826

交換したコンデンサーの残骸です。


IMGP6833

入力ジャック基板を取外し。


IMGP6817

再ハンダ強化しました。


IMGP6818

入力ジャックのうち、AUDIOにはアッテネーター抵抗が入っています。

全面のLINEにもアッテネーター抵抗が入っています。 抵抗は信号ロスになります。

AUXには抵抗がありませんので、いちばん良い音で聞けるのはAUXです。

IMGP6819

AUXがいちばん良い音です。


IMGP6832

組み立て。

通電してコンデンサーをエージングします。

IMGP6829

電源コンセントをひっくり返して差し替え、音の広がりやクオリティ、粒立ちが良いほうにします。

視聴中。

Youtube 高中正義 The Moon Rose

音量を大きくしても耳障り感がなくうるさくなりません。

視聴初めに出てきた音を聞いて、中低域の厚みがアップした鳴り心地で驚くほど良い感じです。

日本ケミコンのKMGシリーズもMUSEが入手困難になった代替え候補として、実力を秘めたコンデンサーになると思います。

IMGP6830

KOI Tiger 現存数は何台あるでしょうか。

一生ものになるオーディオシステムです。

メンテナンス完了しました。

IMGP6831


feed RJ-580 メンテナンス  (2024/6/5 23:53:28)
RJ-580 メンテナンスのためお預かりしました。

使用上の不具合は無いとのことでした。

IMGP6783

パターン、ハンダ不良を点検。

異状ありませんでした。

IMGP6784

PTTリレーのメンテナンス。


IMGP6788

分解、接点を洗浄しました。


IMGP6789

スタンバイスイッチをメンテナンス。


IMGP6790

接点を洗浄しました。


IMGP6791

接点を研磨しました。


IMGP6792

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP6785


IMGP6801

ANL、検波ダイオードを交換しました。


IMGP6786


IMGP6787

受信系統のトランジスターをオール交換しました。


IMGP6797


IMGP6799

測定と調整。

周波数調整 27,144Mhz

IMGP6796

出力 0,5W


IMGP6794

スプリアスの状態。


IMGP6795

受信感度を最大に調整しました。

Sメーター照明はLED化済みです。

IMGP6798

受信感度。

ー105dBm

IMGP6793

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP6802

メンテナンス完了しました。


IMGP6803


feed RJ-580 送・受信不具合 (2024/6/2 22:08:33)
RJ-580 送信・受信不具合のためお預かりしました。


IMGP6753

送信・受信ともに弱いです。

パターン、ハンダ不良を点検。

IMGP6754

スイッチの接触が悪いです。


IMGP6756

接点を洗浄しました。


IMGP6757

接点を研磨しました。


IMGP6758

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP6755


IMGP6773

受信コイルを調整するも感度が回復しません。


IMGP6759

受信段のトランジスターをオール交換しました。


IMGP6774

直流電流増幅率 hFE が77まで低下しているものがありました。

すべて交換後、受信感度が向上しました。

IMGP6777

受信感度を最大に調整。


IMGP6760

受信感度。

ー122,0dBm

IMGP6765

Sメーター感度。

業界標準のS9値である ー73dBmを受信のとき、

IMGP6763

Sメーター 9以上を指示しました。


IMGP6764

希望により、Sメーター照明をLED化しました。

電球色のLEDです。

IMGP6770

点灯を確認しました。

昭和の色ですね。

IMGP6771


IMGP6775

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP6767

出力 0,4W


IMGP6769

スプリアスの状態。


IMGP6766

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP6768

メンテナンス完了しました。


IMGP6772

feed IC-25 LOパワーが出ない (2024/5/31 23:34:29)
IC-25 LOパワーが出ないとのことでお預かりしました。


IMGP6738

LOパワーの出力が低下していました。


IMGP6735

パワー調整後の出力。 

HIパワー 13W強。

IMGP6729

LOパワー。

調整により1Wに回復しました。

IMGP6730

周波数調整。


IMGP6734

周波数。


IMGP6733

スプリアス良好。


IMGP6731

受信感度。

ー124,0dBm (SINAD)

IMGP6728

いい顔立ちの無線機です。


IMGP6737

feed ICB-680 PTTスイッチ不良 (2024/5/31 4:48:55)
ICB-680 PTTスイッチが不良とのことです。


IMGP6707

パターン、ハンダ不良を点検。


IMGP6708

PTTスイッチにガリがあります。

取り外しました。

IMGP6710

接点を洗浄、研磨しました。


IMGP6711

スライド部品を研磨しているところです。


IMGP6712

接点など組み付けの工程。


IMGP6713

組み立て。

PTTスイッチのメンテナンスOKです。

IMGP6714

水晶発振子は金属製のものに交換済みです。


IMGP6709

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP6715


IMGP6723

外部電源の逆接続保護対策をしました。


IMGP6720

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP6719

出力 0,5W


IMGP6717

スプリアス良好。


IMGP6718

受信感度を最大に調整。

ー122,0dBm

IMGP6716

アンテナローディングコイルを最大に調整しました。


IMGP6722

基本性能は引き出しました。

メンテナンス完了です。

IMGP6725

feed YAESU VX-7 エンコーダのクリック感がない (2024/5/27 22:25:43)
YAESU VX-7 エンコーダのクリック感がないとのことです。


IMGP6694

エンコーダのクリック感がありません。


IMGP6695

分解。


IMGP6696

基板を取り外しました。

エンコーダの部品です。

IMGP6697

ダンパーに使われているゴムシールが硬化しており、固定ネジとの摩擦が強くなったのが原因です。


IMGP6698

硬化したゴムシールです。

サイズなどが合致する代用品を入手できなかったため、取り外しました。

クリック感は出るようになりました。

IMGP6705

測定と調整。

周波数。

IMGP6703


IMGP6702

出力 標準バッテリー使用にて 5W強。


IMGP6699

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP6700

スプリアス良好。

433Mhz

IMGP6701

マイク、イヤホンジャックはYAESU専用の共通タイプになっています。

残念ながら持ち合わせのジャックが無く、受信感度の測定は見送りました。

IMGP6704

金属ダイキャスト製のボディーのため頑丈な無線機です。


IMGP6706


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