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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed ICB-680 メンテナンス (2023/2/6 14:49:51)
ICB-680 メンテナンスのためお預かりしました。


IMGP9712

オーナー様がオークションで入手後に通電確認を行ったのみでメンテナンスの依頼を受けました。

出品時の説明では各所に手を加えているとのことでした。

バッテリーケースの形状から前期型に属すようです。

パターン、ハンダ不良を点検し、あやしい場所は再ハンダしました。

IMGP9713

PTTスイッチが未ハンダの状態です。


IMGP9714

PTTスイッチ未ハンダの状態です。

取り外した形跡があるものとわかります。

IMGP9715

PTTスイッチ。

爪が再カシメされていませんでした。

戻りバネの力も掛かっているため、基板取付けが未ハンダの状態ではいずれカバーが抜けてしまいます。

診せていただいて良かったです。

IMGP9717

接点をアルコール洗浄しました。


IMGP9718

接点の酸化膜は取り除かれていました。


IMGP9719

組み立て。


IMGP9720

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP9716

金属モールドの水晶発振子に交換しました。


IMGP9721

交換部品です。


IMGP9732

アンテナ線が千切れかけていたので補強しました。


IMGP9728

希望のあったSメーター照明を追加しました。


IMGP9730

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9727

出力 0,5W


IMGP9725

スプリアス良好。


IMGP9726

受信感度を最大に調整。


IMGP9722

受信感度。

ー123,0dBm

IMGP9724

アンテナローディングコイル調整。


IMGP9729

チャンネルスイッチのしっかりとしたタッチが良いです。


IMGP9731


feed RJ-410 点検 (2023/2/5 20:45:31)
RJ-410 点検のためお預かりしました。


IMGP9699

PTTスイッチの戻りが悪いとのことです。

ゴムの硬化によって戻りが悪い状態です。

スイッチは問題ありませんでした。

IMGP9700

パターン、ハンダ不良を点検しました。

異状ありませんでした。

IMGP9702

電解コンデンサーの液漏れもなく良い状態です。


IMGP9701

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9710

規定電圧9Vのときの送信出力。


IMGP9705

出力 0,35W


IMGP9704

スプリアスの状態。

中心周波数27,144Mhz

IMGP9706

27,144Mhzのとき

25,04Mhzにー48dBmのスプリアス

IMGP9707

27,144Mhzのとき

29,47Mhzにー53dBmのスプリアス

IMGP9708

受信感度。

ー117,0dBm

IMGP9703

特に劣化している部品もなく、基本性能は出ています。


IMGP9711

無線運用はパワーや受信感度よりロケーションや大自然の影響が大きく、運という不確かなものもプラスされて、いつも違った体験をさせてくれます。
面白さの真髄は、違った体験や初めての体験にあるのでしょうね。
例えばオートバイをやる方やキャンプをやる方、それぞれビジネスにおいても同じかと思います。

私のブログにおいても同じような進行の記事では面白くなく、メンテナンス結果の画像付き報告書ということで始めたブログなのでそうなってしまうのは否めないですが、そこは考えなくてはいけませんね。

feed ICB-880 メンテナンス (2023/2/3 2:54:40)
ICB-880 メンテナンスのためお預かりしました。

昭和57年(1982年)の製造です。

IMGP9663

アンテナのネジを増し締めしました。


IMGP9664

製造から40年以上が経過した無線機です。

電解コンデンサー劣化によるパターン腐食とハンダ不良が見られます。

IMGP9665

プラスチックの劣化がすすみ、もろくなって割れていました。

リペアしました。

IMGP9666

電解コンデンサーをオール交換します。

ICB-880はPLL機です。 シールド板を外しました。

IMGP9667

電解コンデンサー劣化によりパターンが腐食しています。


IMGP9668

レジストを剥がしてみると、腐食によってパターンの一部が失われています。

パターンを洗浄、研磨しました。

IMGP9669

ハンダメッキしました。


IMGP9670

失われたパターンを修復。

交換のコンデンサー取付けます。

IMGP9671

電解コンデンサーをオール交換しました。

電化製品には、ろうそくで埋める処理をされた場所があります。

コンデンサーを掘り出します。

IMGP9672

交換しました。


IMGP9673

交換部品です。

ドライアップ状態です。

IMGP9682

希望により、Sメーター照明LEDを追加しました。


IMGP9679

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9678

出力 0,5W


IMGP9676

スプリアスの状態。


IMGP9677

受信感度を最大に調整。


IMGP9674

受信感度。

ー123,0dBm

IMGP9675

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP9680

ICB-8XX系共通のデザインですが、本機は貴重なガンダムカラーの無線機です。

PLLのチャンネルスキャンが便利です。

IMGP9681


feed DR-M10 ランプ切れ液晶が点かない (2023/2/3 0:32:59)
DR-M10 バックライトが点かず、液晶も表示しないとのことでお預かりしました。


IMGP9683

液晶を分解した跡があります。

液晶を修理するのはなかなか難しいものです。

ご苦労されたと思います。 

IMGP9684

組み立ての順番が合っていませんでした。

導電ゴムの汚れを洗浄しました。

IMGP9685

接点を洗浄しました。

ホコリが付いているとダメです。

IMGP9686

液晶が点灯しました。


IMGP9687

バックライト切れをLED化しました。


IMGP9688

測定と調整。

周波数 

IMGP9691

出力 10W


IMGP9689

スプリアス良好。


IMGP9690

受信感度。

ー126,0dBm (SINAD)

IMGP9692

受信感度スペックシール添付。


IMGP9693

ALINCOの無線機は、はめ込みなどが合理的でメンテナンス性が良いです。


IMGP9694


feed ICB-87R Sメーターが振れない (2023/1/31 23:38:15)
ICB-87R Sメーターが振れないとのことでお預かりしました。


IMGP9631

アンテナのネジを増し締めしました。


IMGP9633

パターン、ハンダ不良を点検。


IMGP9634

Sメーターが振れないとのことです。

送信・受信ともに振れません。

IMGP9632

Sメーターへの信号はOKです。

端子のハンダ不良もありません。

IMGP9635

メーターコイルが断線しています。

Sメーターの部品、その他汎用の逆振れSメーターユニットの手持ちもありません。

テスターで調べてみると、巻線コイルの途中が断線しているようです。

残念ながら修理不能です。

IMGP9638

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP9645

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9644

出力 0,5W


IMGP9641

スプリアスの状態。


IMGP9643

受信感度を最大に調整。


IMGP9639

受信感度。

ー122.0dBm

IMGP9640

アンテンローディングコイル最大。


IMGP9646

Sメーターは重要ですが、RSレポートとは耳R耳Sの主観値であって、本来はSメーターの指示値ではないそうです。

現在ではSメーターの指示値をレポートしていますが、無ければ困るということではありません。

IMGP9647


feed ICB-87R メンテナンス (2023/1/31 22:49:58)
ICB-87R メンテナンスのためお預かりしました。


IMGP9647

本機は後期型です。


IMGP9649

アンテナのネジを増し締めしました。


IMGP9650

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP9651

交換部品です。


IMGP9660

希望のあったSメーター照明LEDを追加しました。


IMGP9657

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9656

出力 0,5W


IMGP9654

スプリアスの状態。


IMGP9655

受信感度を最大に調整。


IMGP9652

受信感度。

ー123,0dBm

IMGP9653

アンテナローディングコイルの調整。

ICB-87Rの後期型はアンテナを縮めた状態で調整されているとのこと。
なるほど、そのとおりです。

アンテナを伸ばした状態にて最大に調整しました。

IMGP9658

SONYが2005年まで製造した無線機です。


IMGP9659


feed RJ-480 音が小さい (2023/1/30 16:05:23)
RJ-480 音が小さいとのことでお預かりしました。

新品同様、キレイな無線機です。

IMGP9621

ハンダ不良、パターンを点検。


IMGP9622

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP9623

受信の音が小さい原因は電解コンデンサーの劣化です。

リード足は腐食し、ドライアップしていました。

交換後は回復しました。

IMGP9630

測定と調整。

27,144Mhz

IMGP9628

出力 0,4W


IMGP9626

スプリアス良好。


IMGP9627

受信感度を最大に調整。



IMGP9624

受信感度。

ー117,0dBm

IMGP9625

小型のボディーはA4のカバンに入れて持ち歩けるサイズです、8チャンネル500mWなのもウレシイですね。


IMGP9629


feed ICB-680 チャンネル不調 (2023/1/29 1:12:43)
ICB-680 6・8チャンネルが使えません。


IMGP9573

メンテナンス済みで、コンデンサーと水晶が交換してあるとのことです。


IMGP9597

電解コンデンサーは交換されていました。

水晶はプラスチックモールドは未交換、金属製は中古の有り合わせに交換されているようです。

IMGP9598

6・8チャンネルが使えません。

チャンネルスイッチを外しました。

IMGP9599

アルコール洗浄。


IMGP9600

接点を研磨しました。


IMGP9601

組み立て。

6・8チャンネルOKです。

IMGP9602

PTTスイッチを取り外しました。


IMGP9603

アルコール洗浄。


IMGP9604

マジックで「済」と記載されています。

分解された形跡がないので交換済みだと思われます。

IMGP9606

接点の状態は悪くありませんでした。


IMGP9605

組み立て。


IMGP9607

水晶のハンダ付けが浅いので調べてみると、ピン足がパターンまで届いていませんでした。


IMGP9609

全ての水晶がピン足が短い状態でした。


IMGP9620

水晶発振子を新品に交換しました。


IMGP9610

電解コンデンサーの一部をオーディオ用コンデンサーに交換しました。


IMGP9611

フィルムコンデンサーに交換しました。


IMGP9612

ろうそく ベッタリの場所。


IMGP95

ろうそく を吸い取りました。

基板を点検、ハンダがあやしい場所には再ハンダしました。

ろうそく の場所も見逃しません。

IMGP9608

交換部品です。


IMGP9619

測定と調整。

周波数 27,144Mhz

IMGP9616

出力 0,5W


IMGP9614

スプリアス良好。


IMGP9615

受信感度を最大に調整しました。

ー121,4dBm

IMGP9613

アンテナローディングコイルを最大に調整。


IMGP9617

メンテナンス済みでも無調整だった無線機です。

性能を引き出したICB-680は、受信音よく、変調も深くてFBです。

IMGP9618


feed DAIWA ES-880 コネクター交換 (2023/1/28 14:51:42)
DAIWA ES-880 マイクコネクター交換のためお預かりしました。


IMGP9583

マイク4Pコネクターから8Pコネクターに交換して欲しいとのことです。


IMGP9584

回路図資料が無いので解析しているとろこです。

IN側 配線を外して検討します。

IMGP9585

OUT側。

マイクケーブルは外して、コネクターを増設します。

IMGP9586

配線の状況を記録しながら進めます。


IMGP9587

OUT側のマイクコネクターを取付けるため、穴を拡大します。


IMGP9588

8Pコネクターを取付けました。


IMGP9589

問題が発生しました。

コネクターが、L金具と基板に当たって緩衝してしまいます。

IMGP9591

L金具と基板を削りました。

これでOKです。

IMGP9593

IN側を8Pコネクターに交換しました。

コネクターに配線、ADNIS配列にして欲しいとのことです。

IMGP9590

IN側、OUT側を配線、マイク信号が基板回路を通るようにします。


IMGP9594

動作を確認。

マイクアンプではなくエコーチェンバーなので増幅はありませんが、残響ぶんが見えます。

IMGP9595

時代の移り変わりを懐かしく思います。


IMGP9596


feed EC-505 コネクター交換 (2023/1/28 14:13:45)
EC-505 マイクコネクター交換のためお預かりしました。


IMGP9568

電源ケーブルなどが切断されています。


IMGP9569

マイク配線や電源ケーブルをどうしようか検討します。


IMGP9570

切断された電源ケーブを増設しました。

電源が入りました。

IMGP9571

マイク4Pコネクターから8Pコネクターへ変更して欲しいとのことです。

変更しました。

IMGP9572

OUT側にも8Pコネクターを付けて欲しいとのことです。

穴を拡大させます。

IMGP9574

拡大させました。


IMGP9575

8Pコネクターを取付けました。


IMGP9576

マイクコネクターに配線しました。

ADNIS配列にして欲しいとのことです。

IMGP9577

IN側、OUT側を配線します。


IMGP9578

マイク信号が基板回路を通るようにします。


IMGP9579

動作を確認。

マイクアンプではなく、エコーチェンバーですので増幅はありませんが残響ぶんが見えます。

IMGP9581

回路図資料も無く、ケーブルが切断されているなど解析には手間取りましたが、動作するようになりました。

IMGP9582

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