無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
TR-751 メンテナンスLED化
(2022/12/1 17:37:20)
TR-751 メンテナンスLED化でお預かりしました。
フロント部分を取り外しました。
Sメーター照明、バックライトをLED化しました。
受信感度が低下しています。
ー70dBmがやっと聞こえるレベルです。
受信部のFETを交換します。
3SK189
基板を取り外し。
代替品のFET 3SK129に交換しました。
受信感度が復活しました。
ー123,6dBm (SINAD)
周波数調整。
出力 25W
スプリアス良好。
受信感度スペックシール添付しました。
アナログSメーターなところが良い無線機です。
FT-50N 初期状態にもどる
(2022/11/30 19:23:28)
FT-50N 初期状態にもどるとのことです。
ケーブルレスの設計で、端子による接続になっています。
薄く作られています。
電源をOFFにすると初期状態にもどってしまうとのことです。
メモリーバックアップ電池がNGです。
電池の電圧は0,3Vでした。
電極を剥がしてみると、CR1216であることがわかりました。
交換用の電池です。
取扱いはプラスチック製のピンセットで行ないます。
電極をハンダ付けしました。
リチウム電池へのハンダ付けはオススメしません。
ハンダ付けは短時間でやります。
バックアップ電池を交換しました。
電源ボタンの接点を洗浄しました。
導電ゴムを洗浄しました。
測定と調整。
周波数
出力 5W
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー124,9dBm (SINAD)
433Mhz ー125,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
スバラシイ受信感度です、アンテナ次第ですが遠くのレピーターも聞こえると思います。
防水、頑丈、高出力、YAESUの自信作。
ガッツリ使える無線機です。
IC-910 430Mhzのパワーが出ない
(2022/11/29 22:13:07)
IC-910 430Mhzのパワーが出ないとのことです。
ファイナルのパワートランジスターです。
ハンダに亀裂がありました。
2SC3102
再ハンダしました。
RFコイルを再調整しました。
430Mhz パワーが復活しました。
85W
EME仕様とのことです。
周波数調整。
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー123,5dBm (SINAD)
受信感度。
433Mhz ー123,1dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
周波数表示が大きくて見やすい無線機です。
YAMAHA 伴奏くんⅡ 液晶パネル不良
(2022/11/28 23:11:06)
YAMAHAミュージックデータプレイヤー伴奏くんⅡ MDP-30S
液晶パネルが不良とのことでお預かりしました。
液晶パネルの半分が白くなり、まったく見えません。
ステレオスピーカーの音質は良いです。
オーディオアンプ周辺です。
オーディオアンプ基板を取り外しました。
液晶ユニットが見えます。
液晶ユニットを取り外しました。
フイルム端子を再ハンダしました。
液晶パネルが復活しました。
表示欠けも無くOKです。
液晶の見やすさは、コントラストを調整してください。
楽器のレッスンに便利なデータプレイヤー。
曲集の鑑賞、楽器練習、カラオケ、テンポの変更、移調まで多機能な製品です。
TH-F47 使えない
(2022/11/28 23:09:26)
TH-F47 送・受信できなく使えないとのことです。
通電しますが音も出ません。
電解コンデンサーから液漏れしています。
液漏れの独特な匂いがしています。
コンデンサーを外しました。
基板がヒドイ状態です。
アルコール洗浄しました。
ハンダメッキをしました。
基板裏側の部品がボロリと落ちてしまいました。
ハンダメッキ後に修復しました。
基板が腐食しています。
スルーホールに導通がありません。
髪の毛くらいの細い線でスルーホールを補修しました。
パターンを剥がしてハンダメッキ後、スルーホールを補修しました。
緑色レジストを塗布しました。
電解コンデンサーを交換しました。
電解液の液漏れにより回路がショートした結果、機能が失われてしまったようです。
残念ながら回復しませんでした。
IC-706mk2 144Mhzパワーが出ない
(2022/11/27 18:22:18)
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/916879.html
IC-706mk2 144Mhzパワーが出ないとのことです。
電波が出でいるかどうかを高周波プローブで追いかけてゆきます。
高周波プローブの作成方法は次の記事を参照してください。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/916879.html
電波が出ていればプローブに反応があります。
トランジスターの入力と出力で増幅が有るか調べます。
回路を追いかけてゆくと、PINダイオードの前後で信号が途切れてるのがわかりました。
基板を取り外してダイオードを点検します。
PINダイオードにハンダ不良があり、高周波の通過に負担がかかり劣化が早まったようです。
PINダイオードを取り外しました。
テスターで診ると順方向電圧があり、機能が失われているわけではありません。
しかし、実装した状態ではNGです。
半導体テスターで診るとダメージパーツとなります。
私の経験では、トランジスターなど半導体は測定では異状が無いにもかかわらず壊れているものがあるので厄介です。
手持ちのあった部品に交換しました。
パワーが復活しました。
20W
周波数測定。
GPSロック10MHz
145Mhz
周波数OKです。
スプリアス良好。
145Mhz
受信感度。
145Mhz ー118,4dBm (SINAD)
145Mhz 受信感度を調整。
受信感度最大。
受信感度。
145Mhz ー122,5dBm (SINAD)プリアンプON
受信感度スペックシール添付しました。
706からいろいろな対策がされた706mk2です。
反転液晶カスタマイズが格好よいです。
IC-821 送信できない
(2022/11/27 13:21:03)
IC-821 送信できないとのことでお預かりしました。
送信できない、スケルチがかからない、センター周波数ズレのインジケーターが点滅するなどの異状があります。
無線機をリセットしました。
MWキーを押しながら電源をONにします。
パワーモジュールを点検。
ホコリが積もっていました。
清掃しました。
フレキシブルケーブルの接触が悪いです。
青色のプラスチック片があるはずですが無くなっています。
ゆるゆるのためコネクターとの接触が悪い状態になっています。
プラ板にて作成し、フレキシブルケーブルとコネクターを密着させました。
異状のあった件はすべて解消しました。
測定と調整。
周波数調整。
出力 145Mhz 20W
433Mhz 20W
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー122,2dBm (SINAD)
433Mhz ー122,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
VUの固定機では愛用者が多い無線機です。
IC-706 144Mhz受信できない
(2022/11/27 0:26:57)
回路図で見ると、L34、L27で、ともに1,2uHであることがわかりました。
スプリアス良好です。
IC-706 144Mhz受信できないとのことです。
受信感度が低下するのはRFプリアンプが不良の場合が多いです。
1段目にあるプリアンプICから点検します。
IC1 upc1658
矢印のものがプリアンプICです。
ICを見たところ、IC横のコイルが2個が基板から剥がれているのを発見しました。
うち1個は無くなっています。
中からコロンと落ちてこないか無線機を振ってみましたが、残念ながら落ちてきませんでした。
L34はプリアンプIC upc1658 のVCC電源です。
電源がバツになったためICが動作せず受信感度が低下したのです。
無くなったコイルは手持ちのコイルを取付けました。
電源コネクターを避けるようにしました。
電源コネクターを抜き差しするとコイルに当たります。
そのためコイルが破損してしまうという始末です。
コネクターをカットしてコイルの逃げシロを作りました。
受信感度を調整中です。
受信感度を最大に調整しました。
145Mhz 受信感度復活しました。
ー122,7dBm (SINAD)
HF帯のWARCバンド拡張をします。
メインユニットのD58にダイオードを取付けます。
回路図では、D58 DAN222 を取付ければOKです。
前記の画像のとおり、横に並んでいるように小さい部品であることがわかります。
DAN222ではなくても赤く書いてあるように回路図どおりになれば良いのです。
シリコンダイオード1S1588を取付けました。
1N4148などでも良いと思います。
接着剤で固めてあるところは50Wー100W切替スイッチで、100W機をメーカーにて50Wに固定したとのことです。
片方は基板に乗っているダイオードにハンダ付けすればOKです。
回路図のとおりダイオード2本にしましたが、理屈では1本でも良いのがわかります。
7,110Mhzで送信。
バンド拡張OKです。
7,110Mhz 50W
測定と調整。
周波数 7,10Mhz FM
受信感度。
7,10Mhz SSB ー123,0dBm
受信感度スペックシール添付しました。
IC-706 706mk2 706mk2G と発売されました。
本機は無印706ですが、中波からVHF帯までフルカバーできる小型無線機です。
IC-820 パワーが出ない
(2022/11/25 23:13:12)
IC-820 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
パワーが出ない原因はコネクターが抜けていました。
差し込み後は良好です。
スキャンボタンの反応が悪いとのこと。
フロントカバーを外し、ボタンの接触を点検するも不良はありませんでした。
ボタンガイドが外れており、しっかり押せなかったことが原因でした。
測定と調整。
周波数を調整。
出力 50W
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアスの状態。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,0dBm (SINAD)
受信感度。
433Mhz ー123,0dBm (SINAD)
愛用者が多い無線機です。
ICB-870T 受信ノイズ
(2022/11/23 23:51:17)
ICB-870T 受信にバリバリというノイズがあります。
アンテナネジを増し締めしました。
パターンの腐食があります。
GNDパターンが腐食しています。
ここから、バッテリーのマイナスにつながるところです。
パターン切れ寸前のところでした。
スズメッキ線にて強化しました。
ハンダメッキ
緑色レジストを塗布しました。
パターンが腐食しています。
研磨したところです。
ハンダメッキしました。
緑色レジストを塗布しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
バリバリノイズも解消しました。
希望により、Sメーター照明を取付けました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー123,0dBm
ICB-870Tの受信感度はたいへん良いです。
アンテナローディングコイルを最大に調整しました。
よく飛び、良く聞こえる無線機です。
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