無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
ICB-880T 受信できない
(2022/11/23 14:03:46)
ICB-880T 受信できないとのことでお預かりしました。
アンテナネジを増し締めしました。
電解コンデンサーの液もれによるパターン腐食があります。
PLLシールド板を取り外し。
チャンネルスキャンボタン、PTTスイッチなど、基板に負荷がかった場合に受信が出来なくなります。
ミキサーバッファーのコイルにハンダ不良があり再ハンダしました。
受信OKです。
電解コンデンサーをオール交換しました。
コンデンサーの液漏れによる腐食箇所です。
緑色レジストを剥がして腐食の状態を調べます。
洗浄と導通を確認、ハンダメッキをしました。
緑色レジストを塗布しました。
送信時に変調メーターが振れません。
パターンに断線箇所があり修復しました。
緑色レジストを塗布しました。
変調メーターOKです。
マイクユニットの異状はありませんでした。
PTTスイッチにガリがあります。
接点を洗浄しました。
接点を研磨しました。
接点コート剤を塗布しました。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,4W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー119,8dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
PLLの無線機です。
ガンダムカラーも貴重です。
ICB-680 音が出ない 変調が乗らない
(2022/11/21 22:20:07)
ICB-680 音が出ない、変調が乗らないとのことです。
状態が良くキレイな無線機です。
パターン、ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。
DCジャックを逆接続してしまい、音が出なくなり、変調も乗らなくなったとのことです。
SONYのDCジャックはプラスマイナスの極性が逆になっているため、極性を間違えると壊れてしまいます。
ICB-680には逆接続の保護回路がありません。
オーディオICが破損していたため交換しました。
音声、変調OKです。
DCジャック逆接続の対策をしました。
保護ダイオードにて、もう壊れません。
金属製モールドの水晶発振子に交換しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
8チャンネルの発振が停止してしまいます。
チャンネルスイッチの不良です。
分解。
接点を洗浄しました。
接点を研磨しました。
接点保護剤を塗布しました。
防錆と潤滑がこれ一本でOKです。
組み立て。
8チャンネルの発振OKです。
PTTスイッチにガリがあります。
洗浄。
接点研磨。
保護剤塗布しました。
組み立て。
PTTのガリOKです。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー119,0dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
キレイな無線機ですので、壊れたときはガッカリしたことと思います。
ICB-680性能は申し分ない無線機ですね。
RJ-480D 送信できない
(2022/11/21 14:17:33)
RJ-480D Sメーター振り切れで送信出来ないとのことです。
ハンダ不良を点検。
あやしい場所には再ハンダをしました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
ネジ受けが割れています。
こちらも割れています。
ネジが効かずにバカになっているので補修しました。
Sメーターが振り切って送信できない状態です。
PTTの不良です。
接点がヒドイ状態でした。
洗浄しました。
組み立て。
DC電源のプラグが入手困難なものです。
希望により汎用タイプに交換して欲しいとのことです。
プラ板で作成しました。
フレームとネジは再利用です。
SONY機などに使われているDCジャックを取付けました。
プラス・マイナスの極性は、SONYタイプにしました。
外側がプラス、中心がマイナスです。
SONYと互換性を合わせたほうが便利かと思います。
希望により、Sメーターの照明を取付けました。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー118,5dBm
ナショナルのガンダムカラー無線機です。
TM-441 送信時ノイズ
(2022/11/20 0:04:34)
TM-441 送信時にノイズが乗るとのことです。
送信すると「ブーン」という低いノイズが乗ります。
マイクのエレクトレットコンデンサーマイク(ECM)が不良です。
ECMを交換します。
ECMユニットを交換し送信時のノイズは無くなりました。
無線機本体の異状はありませんでした。
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
測定と調整。
周波数
出力 10W
スプリアス良好。
受信感度。
ー123,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
電子式ではないスケルチには利点があります。
コンテストやロールコールのキー局、CQを出すときなどでは微弱局の取りこぼしがないように、スケルチを開放にして運用をする場合があります。
必要な方には手放せない無線機です。
CH-580 メンテナンス
(2022/11/14 23:11:01)
CH-580 通常メンテナンスのためお預かりしました。
内部はキレイな状態でした。
ケース、スピーカー、Sメーターを外し、基板だけの状態にします。
送受信は問題なく出来ております。
ハンダ不良を点検。
電解コンデンサーをオール交換しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好です。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー121,2dBm
Sメーター感度。
ー73dBmを受信のとき、
Sメーターの指示9(標準)です。
アンテナを伸ばした状態にて、
ローディングコイルを最大に調整しました。
ANLカットしました。
愛着が増してゆく不思議な無線機です。
IC-3i DC電源が入らない
(2022/11/14 20:27:45)
ICOM IC-3i 外部DC電源が入らないとのことです。
分解。
外部DCプラグを点検します。
取り外しました。
接点の接触が悪く、マイナス側が不良です。
プラグが奥まで刺さらないとNGです。
少しでも奥まで刺さるように、この部分を1mmくらい切断して短くしました。
PTTの上にあるファンクションボタンを押しながらDCプラグを差し込みます。
電源が入るようになりました。
測定
周波数 433,00Mhz
出力 7W
スプリアス良好。
受信感度。
433,00Mhz ー121,3dBm (SINAD)
シンプルな操作の無線機です。
National MAC GT RQ-540
(2022/11/14 0:10:35)
National MAC GT RQ-540 ラジオチューニングがNGとのことです。
FMラジオに電波を飛ばせるトランスミッター付きです。
カセットデッキ付きです。
分解。
ヨロイを外しました。
スピーカーはヨロイに付いています。
大型で良い音です。
アンテナネジを増し締めしました。
チューニングがNGとのことです。
ツマミが空回りして抜けてしまいます。
バリコンの糸掛けが外れていました。
カセットのカウンタープーリーゴムも切れています。
ラジオ周波数表示膜を巻き上げるローラーの部品が落ちていました。
接着剤が剥がれて外れたため、糸掛けシステムがNGになったようです。
糸掛けシステムの資料がないため、いろいろな巻きパターンで試しました。
周波数表示膜が逆に回ったり、長さが合わなかったり、糸掛けシステムも過去に修理がされているようです。
一つでも違うと滑って動作せず、落ち着いたのがこの巻き方ですが合っているかは不明です。
スイッチが接点復活剤でベタベタです。
スイッチの目クラ部品から油が絞れるほどです。
吸い取れるだけ吸いました。
ラジオチューニング復活しました。
周波数膜の動作もOKです。
カセット部のメンテナンス無しですがラジオのみでOKとのこと。
貴重な機器を見させていただきました。
RJ-480 メンテナンス
(2022/11/10 22:03:05)
RJ-480 メンテナンスです。
ハンダ不良を点検しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
一部をオーディオ用にチューニング。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー119,0dBm
小型な無線機です。
TR-751 エンコーダーすべり
(2022/11/10 13:42:03)
TR-751 ダイヤルエンコーダーがすべるとのことです。
フロント部を取り外し。
エンコーダーを外します。
エンコーダーは分解した跡があり、メンテナンスがされているようです。
油でベタベタになっていました。
接点復活剤を入れたようです。
洗浄しました。
無水アルコールでは油が溶解しなかったのでシリコン系の油です。
白灯油で洗浄しました。
接点が減りはじめています。
組み立てました。
メモリー電池が粉をふいていました。
電圧は約3,1Vありました。
今回は洗浄のみとしました。
液晶バックライト、Sメーターの照明をLED化しました。
点灯確認。
液晶欠けになります。
液晶パネルの接点と導電ゴムを洗浄しました。
液晶欠け回復しました。
測定と調整。
周波数調整
出力。
HI 20W
LO 5W
スプリアス良好。
受信感度。
ー124,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
基本性能が良い無線機です。
TH-78 Sメーター振り切れ
(2022/11/5 22:24:52)
TH-78 Sメーターが振り切れとのことです。
VHFバンドのSメーターが常に振り切れています。
分解。
電解コンデンサーが液漏れしています。
電解コンデンサーが液もれしています。
電解コンデンサーを交換しました。
Sメーターの振り切れは正常になりました。
受信OKです。
PTTボタンのカバー破れのため取り外しました。
シリコンゴムが破れています。
背着剤で補修しました。
交換部品です。
測定と調整。
周波数調整
出力 145 430 とも
5W
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー122,6dBm (SINAD)
受信感度。
433Mhz ー123,3dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
多機能ハンディー機です。
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