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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
IC-756PROⅡ 音声が回り込む
(2022/6/24 16:11:17)
IC-756PROⅡ 音声が回り込む
MONITORにて自分の声を聞くことができる機能があります。
誤作動の可能性がありリセットをかけました。
スピーカーから音声が回り込む症状は確認できませんでした。
周波数点検。
29,00Mhz
出力 100W
スプリアス良好。
受信感度。
29Mhz FM ー120,3dBm (SINAD)
基本性能は出ています。
RJ-580 送信・受信弱い
(2022/6/24 10:12:04)
RJ-580 送信・受信弱いとのことでお預かりしました。
本機はダブルスーパーヘテロダインです。
37Mhzの信号がオシレーターの手前でストップしていました。
チップ抵抗が破損してオープン状態の数MΩです。
抵抗交換後、37Mhz発振しました。
ヘテロダインにならなかったわけです。
最大に調整しました。
第一局発10,695MHz
最大に調整しました。
電解コンデンサーの液もれによりパターンが腐食しています。
パターンを研磨してハンダ補強しました。
ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
変調・受信音に関する場所はオーディオ用コンデンサーに交換しました。
受信感度が低下しています。
RFアンプのFETが破損していました。
2SK49 探しても無いデバイスで簡単には入手できません。
手持ちのあったFET 2SK19GR に交換しました。
検波ダイオード、その他アンプトランジスターなどを交換しました。
受信感度復活しました。
最大に調整。
受信感度。
ー122,4dBm
Sメーター調整。
40dBuVのとき、
既定値のSメーター9に調整しました。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯確認しました。
スケルチ調整。
バッテリーインジケータ調整。
周波数。
27,144Mhz
出力
0,5W
スプリアスの状況。
アンテナを伸ばした状態にて。
アンテナローディングコイルを調整。
電界強度計、電流計の指示を最大に調整しました。
ナショナルCB無線機の最高峰です。
ICB-87R 送・受信が悪い
(2022/6/22 16:15:42)
ICB-87R 送・受信が悪いとのことでお預かりしました。
アンテナの緩みを増し締めしました。
パターン剥離、ハンダ不良を点検。
ハンダ不良を発見し、再ハンダしました。
チャンネルにガリがあります。
スイッチを取り外しました。
分解。
接点を洗浄しました。
接点用コンタクトグリスを塗布しました。
組み立て。
電解コンデンサーをオール交換しました。
変調、受信部にはオーディオ用コンデンサーを使いました。
検波ダイオードなどを交換、送信・受信復活しました。
調整。
受信局発の調整。
10,240Mhz
送信局発の調整。
10,695Mhz
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー120,9dBm
周波数。
27,144Mhz
出力。
0,5W
スプリアスの状況。
アンテナを伸ばした状態にて、
アンテナローディングコイルを調整、
電界強度計及び電流計の指示が最大になるように調整しました。
PTTの押しやすさなど、使い勝手の良い無線機です。
CB無線機 アースモニター
(2022/6/19 4:43:39)
過去記事ですが、CB無線機のパワーモニターを作ったことがありました。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/12378240.html
無線機のアース効果を確認するための機器ですが、欲しいという方がおりましたので作りました。
SD-304L 500uA
タカチのプラスチックケース。
SW-75
ラジケーターのケガキ線を引きます。
ピンバイスで穴開け。
ブリッジになったところを彫刻刀とハンマーで叩いて落とします。
超音波カッターなら、もっと楽でしょう。
ヤスリで整えます。
ラジケーターを取り付けました。
アッテネーター。
50kΩ Bカーブのボリュームです。
ケースに取り付けました。
検出クリップを取り付けました。
空中配線でもOKですがラグ板を使いました。
部品を穴に複数入れるので大きいほうが便利です。
セラミックコンデンサー 0,1uF
シリコンダイオード 1S2473 (小信号用ダイオードの1N4148で良いです。)
切取った足でジャンパー配線です。
使わないラグがあるので、平ラグ板は6個のものでOKですね。
裏側にU端子を取り付けます。
検出クリップのネジにU端子を取り付けました。
ラジケーターにコンデンサー100uFを取り付けます。
おだやかな運針となります。
ボリュームとラジケーターに配線します。
CB無線機のアンテナにクリップします。
送信すると針が振れます。
アース効果が良い方法を探ってください。
ロッドアンテナです。
ロッドアンテナにクリップすれば電界強度計として、その他、ワイヤーアンテナにロッドを這わせればアンテナの腹と首がわかるので、マッチング点として切るのにも良いです。
テスターリードをクリップに挟んで検体に当てると、例えば無線機のファイナルが飛んでいるのか、プリドライブまでは生きているか判定するのに使えたり、高周波が見えるといろいろ使い道があります。
ラジケーターが見やすいサイズはこれが限界でしょう。
高周波だけの用途ならこちらの記事です。
高周波プローブ 回路は同じでより簡単です。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/916879.html
DX-70 電源ボタン不良
(2022/6/15 1:45:16)
DX-70 電源ボタン不良のためお預かりしました。
電源がはいりません.
コントロールユニット取り外し。
パワーボタン、タクトスイッチが不良です。
オーナー様が部品を同胞してくださいました。
タクトスイッチを取り外しました。
交換完了です。
電源が入るようになりました。
ケーブルが未接続のためアンロック状態です。
パネル照明をLED化しました。
点灯確認しました。
真っ白です。
SUBダイヤルが変化しません。
ダイヤルを取り外しました。
分解しましたが、心棒がカシメてあり接点まで分解出来ない構造でした。
カシメを取ると戻せなくなります。
アルコールに漬けた状態でグルグル回しました。
汚れが流れ出てきます。
ケミカル剤を流し込んで、再びグルグル回します。
その後拭き取ります。
OK復活しました。
受信感度が悪いです。
ー114,0dBm これではちょっとキビシイですね。
受信感度を調整します。
各コイルを回します。
フロントフレームを外さないとコイルが回せません。 コイルが下にあります。
急きょフレームを取り外すことに。
スピーカーのフレームも外さないとダメでした。
14,10Mhz 0dBuV を入力します。
マニュアルに従い。
受信感度を最大に調整します。
グーンとアップします。
受信感度改善です。
ー129,0dBm
7Mhzの感度も同じくです。
受信感度スペックシールを添付しました。
周波数。
29,10Mhz FM
スプリアス良好です。
出力
40W
必要な操作が分かりやすい配置の無線機です。
ICB-87R メンテナンス
(2022/6/12 15:19:56)
ICB-87R メンテナンスです。
アンテナのぐらつきを増し締めしました。
取り外し。
ハンダ不良を点検し、再ハンダをしました。
電解コンデンサーを全交換しましした。
変調と音に関係する場所はオーディオ用コンデンサーに交換しました。
音響用コンデンサー
フィルムコンデンサー
使う場所には使います。
検波ダイオードなどを交換しました。
受信感度低下により、初段のFETを交換しました。
2SK192A
トランジスターなど半導体部品を交換、ほぼフルメンテナンスです。
各部の調整。
各発振を最大に調整。
受信局発の調整。
10,240Mhz
送信局発の調整。
10,695Mhz
AGCの調整。
希望により、Sメーターの照明を追加しました。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状況。
受信感度調整。
最大に調整しました。
受信感度。
ー122,0dBm
ロッドアンテナを伸ばし。
アンテナローディングコイル最大です。
昭和の無線機は丈夫ですね。
IC-R7000 メンテナンス
(2022/6/10 0:47:15)
IC-R7000 メンテナンスのためお預かりしました。
エンブレムから、FMの選択度が良い前期型であることがわかります。
音が歪む原因のC135は交換済みです。
サービスマニュアルにて各部を調整します。
LOレベル調整。
36Mhz 最大
2nd LO調整。
256Mhz 最大
3rd LO調整
10,245Mhz 最大
センターメーター調整。
センター外れ S9+50dB
Sメーター調整。
ー73dBm 受信のとき、
130Mhz AMにて
標準のS9を指示
受信感度。
130Mhz AMにて
ー121,3dBm
透明パネルに割れがあります。
パネルを取り外しました。
PET(ポリエチレンテレフタレート)板を切り出して作りました。
ペットボトルの材料ですので衝撃性に優れています。
透明度も良い感じです。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯を確認しました。
性能を引き出しました。
通信機型受信機の傑作です。
TM-V708 電源が入らない
(2022/6/6 3:20:45)
TM-V708 電源が入らないとのことでお預かりしました。
分解です。
フロントユニットのセパレートケーブルジャックに電源がきていません。
9,65Vです。
回路を追いかけてゆくとAVRに電圧がありません。
F902が破損していました。
ヒューズです。
F902破損。
1,8Aのヒューズです。
過電流保護素子に交換です。
2A
交換しました。
電源が入りました。
測定と調整。
周波数を調整しました。
出力
145Mhz 50W
433Mhz 50W弱
スプリアス良好です。
145Mhz
同良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz
ー126,1dBm (SINAD)
433Mhz
ー126,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシールを添付しました。
大型パネルで操作が一目でわかります。
TR-9000G 周波数表示異状
(2022/6/5 14:05:09)
TR-9000G 周波数表示異状のためお預かりしました。
予想で読むにはキビシイです。
7セグメントの異状の有無を確かめます。
裏側の保護シールは全て剥がしました。
ボロボロのスポンジを剥がしてハンダ不良を点検、全て再ハンダしました。
7セグメントが点灯するか試験します。
7セグメントのマトリクスです。
例えば、D1のeを点灯させたい場合は5と6に、D3のgを点灯させたい場合は3と9に信号を入れます。
アノードとカソードの向きはダイオード図のとおりで、1・2・3・4・5ピンがカソードですね。
全てが点灯したため、7セグメントの異状ではありません。
コントロール基板を取り外しました。
フラックスを流し込みながら再ハンダします。
修理歴があります。
スルーホール対策が全て配線にてされていました。
一部の電解コンデンサーは交換されていましたが、無交換であったコンデンサーを交換しました。
点灯の確認を繰り返し行います。
ハンダが良好に見えても酸化膜で付いていないのです。
再度フラックスを流し込んでハンダです。
7セグメントが消えるトラブルがあります。
5VレギュレータICが不良であることがわかりました。
電圧がアースに落ちるてしまうことがあります。
レギュレータIC交換です。
JRC製 5Vレギュレータ
フルセグ点灯するようになりました。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯を確認しました。
交換した部品です。
測定と調整。
周波数調整。
出力 10W強。
スプリアス良好です。
受信感度。
ー123,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシールを添付しました。
受信の音質が良い無線機です。
DJ-F5 音が小さい
(2022/6/1 23:54:27)
DJ-F5 音が小さいとのことでお預かりしました。
電解コンデンサーが劣化しています。
電解コンデンサーを交換します。
面実装型ではなく、リード部品のため横倒しにして取り付けました。
音量が大きくなりました。
交換しました。
DJ-F5は3層構造になっています。
アンテナコネクタが緩んでいました。
締め直しました。
交換したコンデンサーです。
測定。
周波数。
145,00Mhz
433,00Mhz
出力。
5W
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,8dBm (SINAD)
433Mhz ー122,6dBm (SINAD)
使いやすい無線機です。
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