無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
IC-2500 電源が入らない
(2022/2/25 14:55:59)
IC-2500 電源が入らないとのことでお預かりしました。
焼けたり、パンクした部品はないか点検します。
明らかに異状な部品は無いようです。
電源がどこまで回っているか、DC電源コードからテスターで総当たりです。
ネジで止まっているのが5Vと8Vの電源レギュレーターICです。
ギッシリ密集しており、ICから電圧が出ているかを確認することができません。
基板取り外しかな。
基板取り外しはキビシイため、回路図より電圧が確認出来る場所から確認します。
コネクタジャックから13,8V、5V、8Vを確認するも、電圧が出ていませんでした。
レギュレーターICの不良かも知れませんね。
コネクタジャックをテスターで追いかけていると、HVと13,8Vにつながりが無いことを発見しました。
どこかで断線しているようですが、回路図には基板ヒューズらしきものはありません。
断線を疑い、探し回って発見したのがボリュームと共にある電源スイッチの異状です。
13,8Vが断です、当たり前ですよねスイッチですから。
問題はスイッチを入れても断の状態なのです。
電源スイッチ不良です。
バイパス配線をしました。
起動しました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
周波数調整。
出力
430MHz 35W
1200MHz 測定環境がなく未実施
スプリアス、良好。
433Mhz
良好。
1295Mhz
受信感度。
433Mhz ー122,4dBm (SINAD)
1295Mhz ー122,8dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
貴重な1200MHzの無線機です。
追加記事です。
電源の調子が悪く、症状が再発しました。
スイッチをリビルトしましした。
スイッチ部の接点が腐食していたためアルコール洗浄後、接点を研磨して組み立てました。
代替が効かない部品です。
ゼムクリップのピンを貫通させてカシメてありますので、何度でもメンテナンスができます。
焼けたり、パンクした部品はないか点検します。
明らかに異状な部品は無いようです。
電源がどこまで回っているか、DC電源コードからテスターで総当たりです。
ネジで止まっているのが5Vと8Vの電源レギュレーターICです。
ギッシリ密集しており、ICから電圧が出ているかを確認することができません。
基板取り外しかな。
基板取り外しはキビシイため、回路図より電圧が確認出来る場所から確認します。
コネクタジャックから13,8V、5V、8Vを確認するも、電圧が出ていませんでした。
レギュレーターICの不良かも知れませんね。
コネクタジャックをテスターで追いかけていると、HVと13,8Vにつながりが無いことを発見しました。
どこかで断線しているようですが、回路図には基板ヒューズらしきものはありません。
断線を疑い、探し回って発見したのがボリュームと共にある電源スイッチの異状です。
13,8Vが断です、当たり前ですよねスイッチですから。
問題はスイッチを入れても断の状態なのです。
電源スイッチ不良です。
バイパス配線をしました。
起動しました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
周波数調整。
出力
430MHz 35W
1200MHz 測定環境がなく未実施
スプリアス、良好。
433Mhz
良好。
1295Mhz
受信感度。
433Mhz ー122,4dBm (SINAD)
1295Mhz ー122,8dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
貴重な1200MHzの無線機です。
追加記事です。
電源の調子が悪く、症状が再発しました。
スイッチをリビルトしましした。
スイッチ部の接点が腐食していたためアルコール洗浄後、接点を研磨して組み立てました。
代替が効かない部品です。
ゼムクリップのピンを貫通させてカシメてありますので、何度でもメンテナンスができます。
IC-375 周波数ズレ
(2022/2/24 1:05:50)
IC-375 周波数ズレがあるとのことでお預かりしました。
パネル照明が切れています。
パネル照明をLED化しました。
LEDを取り付けました。
LEDの電流制限抵抗は別の場所に取り付けてあります。
LEDの点灯を確認しました。
バックアップ電池の電圧を確認しました。
3Vです。
周波数のズレを調整。
周波数ズレ(Fズレ)調整によりFMセンターメーターを修正しました。
メーター電圧を調整。
規定の3V
センターメーターが中央を指示するようにしました。
調整の関係により画像が逆さまですみません。
送信出力。
EME仕様により、150W
アンメーターは20A強を指示しました。
430Mhzの150Wは電子レンジになり得るか。
感電には注意です。
受信感度。
ー123,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
調整完了しました。
パネル照明が切れています。
パネル照明をLED化しました。
LEDを取り付けました。
LEDの電流制限抵抗は別の場所に取り付けてあります。
LEDの点灯を確認しました。
バックアップ電池の電圧を確認しました。
3Vです。
周波数のズレを調整。
周波数ズレ(Fズレ)調整によりFMセンターメーターを修正しました。
メーター電圧を調整。
規定の3V
センターメーターが中央を指示するようにしました。
調整の関係により画像が逆さまですみません。
送信出力。
EME仕様により、150W
アンメーターは20A強を指示しました。
430Mhzの150Wは電子レンジになり得るか。
感電には注意です。
受信感度。
ー123,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
調整完了しました。
TS-60 バックライトが点かない
(2022/2/23 10:40:02)
KENWOOD TS-60 バックライトが点かないとのことでお預かりしました。
オーナー様にてバックライトはLED化されています。
バックライトが突然消えたとのことです。
確認するも、LEDの施工方法は間違っていません。
回路の電圧を確認するとLEDの点灯電圧を下回っております。
どこかでリークしているかも知れません。
液漏れしたコンデンサーを交換してあります。
もう一度、パターンを確認してみましょう。
LEDとコンデンサーを外しました。
パータンが腐食し、断線していたので修復してゆきます。
失われたパターンをスズメッキ線で補修しました。
ディマーコントロールの回路です。
IC2のピン5・6・7からコントロールされ、トランジスタ3個を経てランプは点灯します。
IC2が動作していません。 困ったもんです。
パネル基板を取り外しました。
トランジスターはオール交換します。
Q1 2SA1307 IC電流 ー5A
手持ちのあったトランジスターが使えそうです。
2SA1012 IC電流 ー5Aに交換しました。
Q2・Q3を交換します。
ハンダがボロボロ、見た目からしてあやしいでしょう?
手持ちのあった使えそうなトランジスターです。
Q2 NPN 2SC3324
Q3 PNP 2SA1362
に交換しました。 手持ちがあったものです。
受信状態でスケルチが開いているときはBUSYインジケーターが点灯するはずですが点灯しません。
D3・D4不動です。
スルーホールが断線していることがわかりました。
回路
・5Vラインが断線、BUSYランプD4・D3が点灯しない。
・5Vラインが断線するとIC2のVDDに電源がゆかない結果、IC2が動作せずピン5・6・7が制御されずディマー制御のトランジスターを経て満足な13,8Vが出ずに照明が点灯しない。
・LEDの電流制限抵抗は回路図ではムギ球10Ω(R17、18)ですが、470Ωに交換。
スルーホール修復。
スズメッキ線を貫通させて通しハンダ付け。
BUSYランプ点灯しました。
IC2の動作も復活です。
LED再交換。
パックライト点灯しました。
ディマーコントロールもOKです。
オーナー様からエンコーダーを外したときの部品をどこに取り付けて良いのか分からないとのことです。
こちらです。
メモリーバックアップ電池の電圧。
電圧低下により電池交換しました。
CR2032
周波数調整。
出力。
8W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー121,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
貴重な50MHzモノバンド機です。
オーナー様にてバックライトはLED化されています。
バックライトが突然消えたとのことです。
確認するも、LEDの施工方法は間違っていません。
回路の電圧を確認するとLEDの点灯電圧を下回っております。
どこかでリークしているかも知れません。
液漏れしたコンデンサーを交換してあります。
もう一度、パターンを確認してみましょう。
LEDとコンデンサーを外しました。
パータンが腐食し、断線していたので修復してゆきます。
失われたパターンをスズメッキ線で補修しました。
ディマーコントロールの回路です。
IC2のピン5・6・7からコントロールされ、トランジスタ3個を経てランプは点灯します。
IC2が動作していません。 困ったもんです。
パネル基板を取り外しました。
トランジスターはオール交換します。
Q1 2SA1307 IC電流 ー5A
手持ちのあったトランジスターが使えそうです。
2SA1012 IC電流 ー5Aに交換しました。
Q2・Q3を交換します。
ハンダがボロボロ、見た目からしてあやしいでしょう?
手持ちのあった使えそうなトランジスターです。
Q2 NPN 2SC3324
Q3 PNP 2SA1362
に交換しました。 手持ちがあったものです。
受信状態でスケルチが開いているときはBUSYインジケーターが点灯するはずですが点灯しません。
D3・D4不動です。
スルーホールが断線していることがわかりました。
回路
・5Vラインが断線、BUSYランプD4・D3が点灯しない。
・5Vラインが断線するとIC2のVDDに電源がゆかない結果、IC2が動作せずピン5・6・7が制御されずディマー制御のトランジスターを経て満足な13,8Vが出ずに照明が点灯しない。
・LEDの電流制限抵抗は回路図ではムギ球10Ω(R17、18)ですが、470Ωに交換。
スルーホール修復。
スズメッキ線を貫通させて通しハンダ付け。
BUSYランプ点灯しました。
IC2の動作も復活です。
LED再交換。
パックライト点灯しました。
ディマーコントロールもOKです。
オーナー様からエンコーダーを外したときの部品をどこに取り付けて良いのか分からないとのことです。
こちらです。
メモリーバックアップ電池の電圧。
電圧低下により電池交換しました。
CR2032
周波数調整。
出力。
8W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー121,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
貴重な50MHzモノバンド機です。
C460 点検
(2022/2/21 17:42:23)
C460 点検のためお預かりしました。
液晶ににじみがあり不良です。
C460分解。
ジャンクパーツの中に、TONO電気のPR−1300A スーパー聞太がありました。
C460とはよく似ています。
PR-1300A スーパー聞太分解。
微妙に違いますが、回路は共通するところがありそうです。
C460に液晶部品が移植できないか検討しました。
C460液晶の状態です。
TONO PR-1300A
液晶の状態。
比較したところ大きさが微妙に異なり、無線機ボディー側にも収まらないことから、モノが違うことが分かりました。
表示の情報はわからくもないですね。
周波数測定。
スプリアス良好です。
出力。
HI 5W
MID
2W
LO
0,2W
受信感度。
ー122,6dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
レピーターを使うことができる430MHzの無線機は小型が良いです。
基本性能は出ています。
追加記事です。
C460のジャンクパーツが入手できました。
液晶はぎ取りです。
少々、ビネガーシンドローム(液晶焼け)がきていますが、なんとか使えそうです。
液晶を移植しました。
表示もOKです。
ジャンクパーツにはメモリーユニットが付いていました。
メモリーユニット取り外し。
ユニットを取り付けました。
C550にも取り付けて使えます。
ジャンクパーツよりベルトクリップを移植しました。
良かったです。
液晶ににじみがあり不良です。
C460分解。
ジャンクパーツの中に、TONO電気のPR−1300A スーパー聞太がありました。
C460とはよく似ています。
PR-1300A スーパー聞太分解。
微妙に違いますが、回路は共通するところがありそうです。
C460に液晶部品が移植できないか検討しました。
C460液晶の状態です。
TONO PR-1300A
液晶の状態。
比較したところ大きさが微妙に異なり、無線機ボディー側にも収まらないことから、モノが違うことが分かりました。
表示の情報はわからくもないですね。
周波数測定。
スプリアス良好です。
出力。
HI 5W
MID
2W
LO
0,2W
受信感度。
ー122,6dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
レピーターを使うことができる430MHzの無線機は小型が良いです。
基本性能は出ています。
追加記事です。
C460のジャンクパーツが入手できました。
液晶はぎ取りです。
少々、ビネガーシンドローム(液晶焼け)がきていますが、なんとか使えそうです。
液晶を移植しました。
表示もOKです。
ジャンクパーツにはメモリーユニットが付いていました。
メモリーユニット取り外し。
ユニットを取り付けました。
C550にも取り付けて使えます。
ジャンクパーツよりベルトクリップを移植しました。
良かったです。
C-550 点検
(2022/2/20 23:06:49)
C-550 点検のためお預かりしました。
再開局にあたり、昔使っていた無線機を点検したいとのことです。
送信・受信とも問題なくできておりますが、永らく電源を入れていなかった無線機です。
再調整が必要ですね。
周波数がズレていましたので、調整しました。
出力。
145Mhz 4W
433Mhz 6W
スプリアス良好ですが、子供が見えます。
高いほうにマーカーを当てると。
142,2Mhz ー71,17dBm
433MHz 良好です。
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433MHz ー124,4dBm (SINAD)
ー12dB SINAD
GO判定です。
受信感度スペックシール添付。
性能は出ています。
無線機のスペック、受信感度など測定テストもお申し付けください。
再開局にあたり、昔使っていた無線機を点検したいとのことです。
送信・受信とも問題なくできておりますが、永らく電源を入れていなかった無線機です。
再調整が必要ですね。
周波数がズレていましたので、調整しました。
出力。
145Mhz 4W
433Mhz 6W
スプリアス良好ですが、子供が見えます。
高いほうにマーカーを当てると。
142,2Mhz ー71,17dBm
433MHz 良好です。
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433MHz ー124,4dBm (SINAD)
ー12dB SINAD
GO判定です。
受信感度スペックシール添付。
性能は出ています。
無線機のスペック、受信感度など測定テストもお申し付けください。
TR-9000G 点検
(2022/2/19 23:13:27)
TR-9000G 点検のためお預かりしました。
送信・受信ともできる状態でした。
内部を目視し、焼けたり目立って悪い部品はありません。
Sメーターの照明をLED化します。
Sメーターを取り外す際、ネジ山がつぶれてしまいました。
固くて回せません。
皿ネジの場合は頭が平たいため、工具(ネジザウルス)では噛むことができません。
(ネジザウルス・・つぶれたネジの頭に食いついて回す工具)
ハンマーで叩くことにより、ネジに新たなミゾを刻んで回す工具。
ビスブレーカー
ミゾを刻むほどハンマーで叩くと、薄板の枠がひしゃげてしまいます。
ネジ外しビット。
ドリルで下穴を開けたところへ、逆ネジのビットをねじ込んで回す工具。
外れました。
Sメーターを取り外しました。
電球を外します。
LEDを取り付けました。
点灯を確認しました。
受信感度が低下しています。
ー118dBm 使えないことはありませんが、キビシイですね。
TR-9000系は、アンテナコネクターが緩んでいる例が多いです。
ぐらぐらして回ってしまいます。
やはり、中心から断線していました。
これでは受信感度が出ないわけです。
無線機の点検は重要ですね、わかって良かったと思います。
ファイナルもじきに飛んでしまうところでした。
再ハンダにて強化しました。
受信感度が復活しました。
ー123,6dBm (SINAD)
各部を調整。
周波数調整。
出力。
10W
FMデビエーション。
規定の 5Khz
スプリアス良好。
Sメーター感度調整。
20duV のとき、
SSB Sメーター9を指示。
受信感度スペックシール添付。
基本性能は引き出しました。
TR-9000G アルミダイキャスト製のフェイスは、シャックにあるだけで似合うデザインです。
送信・受信ともできる状態でした。
内部を目視し、焼けたり目立って悪い部品はありません。
Sメーターの照明をLED化します。
Sメーターを取り外す際、ネジ山がつぶれてしまいました。
固くて回せません。
皿ネジの場合は頭が平たいため、工具(ネジザウルス)では噛むことができません。
(ネジザウルス・・つぶれたネジの頭に食いついて回す工具)
ハンマーで叩くことにより、ネジに新たなミゾを刻んで回す工具。
ビスブレーカー
ミゾを刻むほどハンマーで叩くと、薄板の枠がひしゃげてしまいます。
ネジ外しビット。
ドリルで下穴を開けたところへ、逆ネジのビットをねじ込んで回す工具。
外れました。
Sメーターを取り外しました。
電球を外します。
LEDを取り付けました。
点灯を確認しました。
受信感度が低下しています。
ー118dBm 使えないことはありませんが、キビシイですね。
TR-9000系は、アンテナコネクターが緩んでいる例が多いです。
ぐらぐらして回ってしまいます。
やはり、中心から断線していました。
これでは受信感度が出ないわけです。
無線機の点検は重要ですね、わかって良かったと思います。
ファイナルもじきに飛んでしまうところでした。
再ハンダにて強化しました。
受信感度が復活しました。
ー123,6dBm (SINAD)
各部を調整。
周波数調整。
出力。
10W
FMデビエーション。
規定の 5Khz
スプリアス良好。
Sメーター感度調整。
20duV のとき、
SSB Sメーター9を指示。
受信感度スペックシール添付。
基本性能は引き出しました。
TR-9000G アルミダイキャスト製のフェイスは、シャックにあるだけで似合うデザインです。
C-5600 ボリューム不良
(2022/2/19 0:30:06)
C-5600 ボリューム不良でお預かりしました。
VHF側の音量が調整がうまく出来ません。
分解。
コンデンサーの異状など、明らかにおかしい場所がないか点検しました。
C-5600のボリュームは電子式で、抵抗値によって段階的に音量が変化します。
取り付け基板を再ハンダをしたのち、機器をリセットしました。
受信周波数範囲の拡張を行いました。
周波数測定。
出力。
145MHz 50W
433Mhz 50W
スプリアス 良好です。
145Mhz
同良好。
433Mhz
受信感度測定。
145Mhz ー124,7dBm (SINAD)
433Mhz ー124,7dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
たまたま同じになりました。
STANDARDの無線機は、輸出(アメリカ西海岸)を意識したデザインだと聞いたことがあります。
VHF側の音量が調整がうまく出来ません。
分解。
コンデンサーの異状など、明らかにおかしい場所がないか点検しました。
C-5600のボリュームは電子式で、抵抗値によって段階的に音量が変化します。
取り付け基板を再ハンダをしたのち、機器をリセットしました。
受信周波数範囲の拡張を行いました。
周波数測定。
出力。
145MHz 50W
433Mhz 50W
スプリアス 良好です。
145Mhz
同良好。
433Mhz
受信感度測定。
145Mhz ー124,7dBm (SINAD)
433Mhz ー124,7dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
たまたま同じになりました。
STANDARDの無線機は、輸出(アメリカ西海岸)を意識したデザインだと聞いたことがあります。
ALNCO DJ-560 音が小さい
(2022/2/18 21:29:25)
ALNCO DJ-560 音が小さいとのことでお預かりしました。
分解です。
3層の基板からなります。
電解コンデンサーが劣化しています。
左から2個目まで交換です。
リード部品のコンデンサーが入る余地があるかを検討します。
スペース的には大丈夫のようです。
電解コンデンサーを取り外しました。
液漏れがヒドイ状態で、パターンが腐食しています。
腐食部分を削り取り、ハンダメッキしました。
リード部品のコンデンサーを横倒しにして取り付けました。
音が小さいのは改善しました。
コンデンサーが劣化している場所は交換します。
コンデンサーを取り付けました。
残骸です。
コンデンサーを取り外すときは切断してしてしまいます。
基板に残った足をハンダで取り除くようにするとパターンを損傷しません。
メモリーバックアップ電池の電圧、
0Vでした。
交換です。
CR2032
容量アップです。
外したほうは厚さが薄いのがわかるでしょうか。
メモリーバックアップ電池を交換したので、受信周波数範囲を拡張させました。
エアーバンド周波数AM受信 (FUNCキー+VHFボタン)
受信周波数拡張 (FUNCキー+UHFボタン)
アンテナコネクターのマイナス側がハンダ離れしています。
問題ありません、マイナスはケースに落ちています。
周波数。
出力。
145Mhz 5W
433Mhz 7W
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好。
433MHz
受信感度。
145Mhz ー125,0dBm (SINAD)
433MHz ー120,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
メンテナンスのしやすい無線機でした。
ALINCOの製品は作りが良いです。
分解です。
3層の基板からなります。
電解コンデンサーが劣化しています。
左から2個目まで交換です。
リード部品のコンデンサーが入る余地があるかを検討します。
スペース的には大丈夫のようです。
電解コンデンサーを取り外しました。
液漏れがヒドイ状態で、パターンが腐食しています。
腐食部分を削り取り、ハンダメッキしました。
リード部品のコンデンサーを横倒しにして取り付けました。
音が小さいのは改善しました。
コンデンサーが劣化している場所は交換します。
コンデンサーを取り付けました。
残骸です。
コンデンサーを取り外すときは切断してしてしまいます。
基板に残った足をハンダで取り除くようにするとパターンを損傷しません。
メモリーバックアップ電池の電圧、
0Vでした。
交換です。
CR2032
容量アップです。
外したほうは厚さが薄いのがわかるでしょうか。
メモリーバックアップ電池を交換したので、受信周波数範囲を拡張させました。
エアーバンド周波数AM受信 (FUNCキー+VHFボタン)
受信周波数拡張 (FUNCキー+UHFボタン)
アンテナコネクターのマイナス側がハンダ離れしています。
問題ありません、マイナスはケースに落ちています。
周波数。
出力。
145Mhz 5W
433Mhz 7W
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好。
433MHz
受信感度。
145Mhz ー125,0dBm (SINAD)
433MHz ー120,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
メンテナンスのしやすい無線機でした。
ALINCOの製品は作りが良いです。
IC-375 周波数が不安定
(2022/2/18 1:01:46)
IC-375 周波数が不安定とのことでお預かりしました。
AM 1Khz 60%の変調波を入力し、周波数がどのくらいドリフトするかを調べます。
FMでは分かりずらいのですが、SSBでは受信音がどんどん変化してゆきます。
なるほど、不安定ですね。
周波数のドリフトはPLLに問題がありそうです。
PLLを見てみると、ガムテープが貼ってある場所があります。
ガムテープをめくってみると、
原発の水晶発振子が発泡スチロールで囲ってあります。
自作の恒温槽です。
おそらくペルチェ素子だと思いますが、OCXO、温度補償恒温槽水晶発振子になっているわけです。
参りました!! 先輩OMの仕事はスバラシイです。
恒温槽付きの原発とは測定器なみですね。
制御基板付きです。
温度が安定するまでは周波数が変化するわけですね。
システムはこのまま残しました。
システムを止めたい場合は、電源ボタンに接続されている黄色のコードを切断して下さい。
制御基板の電源が断になり動作は停止します。
別電源にして、恒温槽をいつも維持できるようにするともっと良いです。
バックライトをLED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
OCXOの状態です。
PLLは奥にあり、組み立てた無線機からは直接原発信号は取り出せませんが、2nd Loの変化で確認して見てみました。
温度が安定期に入るまでの時間は、30分以上後であればOKです。
OCXOの変化を見てみます。
ここ ↓ で製作したGPSロックによる10MHz基準信号発生器です。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/8229481.html
使っていますよ。
周波数カウンターは常に較正されています。
30分後くらいからは、周波数の変化は安定しています。
スプリアス良好です。
出力。
50W
受信感度測定。
SSB ー126,0dBm
FM
ー120,8dBm (SINAD)
SINAD感度は歪みを測定するぶんSSBよりもキビシイですからね。
受信感度スペックシールを添付しました。
OMさんから頂いた無線機だそうです。
周波数が変化して使いづらいとのことでしたが、良いギミックだと思ってお付き合いください。
安定期に入ってからはスバラシイOCXOです、どうかお待ちください(笑)。
AM 1Khz 60%の変調波を入力し、周波数がどのくらいドリフトするかを調べます。
FMでは分かりずらいのですが、SSBでは受信音がどんどん変化してゆきます。
なるほど、不安定ですね。
周波数のドリフトはPLLに問題がありそうです。
PLLを見てみると、ガムテープが貼ってある場所があります。
ガムテープをめくってみると、
原発の水晶発振子が発泡スチロールで囲ってあります。
自作の恒温槽です。
おそらくペルチェ素子だと思いますが、OCXO、温度補償恒温槽水晶発振子になっているわけです。
参りました!! 先輩OMの仕事はスバラシイです。
恒温槽付きの原発とは測定器なみですね。
制御基板付きです。
温度が安定するまでは周波数が変化するわけですね。
システムはこのまま残しました。
システムを止めたい場合は、電源ボタンに接続されている黄色のコードを切断して下さい。
制御基板の電源が断になり動作は停止します。
別電源にして、恒温槽をいつも維持できるようにするともっと良いです。
バックライトをLED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
OCXOの状態です。
PLLは奥にあり、組み立てた無線機からは直接原発信号は取り出せませんが、2nd Loの変化で確認して見てみました。
温度が安定期に入るまでの時間は、30分以上後であればOKです。
OCXOの変化を見てみます。
ここ ↓ で製作したGPSロックによる10MHz基準信号発生器です。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/8229481.html
使っていますよ。
周波数カウンターは常に較正されています。
30分後くらいからは、周波数の変化は安定しています。
スプリアス良好です。
出力。
50W
受信感度測定。
SSB ー126,0dBm
FM
ー120,8dBm (SINAD)
SINAD感度は歪みを測定するぶんSSBよりもキビシイですからね。
受信感度スペックシールを添付しました。
OMさんから頂いた無線機だそうです。
周波数が変化して使いづらいとのことでしたが、良いギミックだと思ってお付き合いください。
安定期に入ってからはスバラシイOCXOです、どうかお待ちください(笑)。
IC-910 液晶の表示が薄い
(2022/2/15 11:09:44)
IC-910 液晶の表示が薄いとのことでお預かりしました。
正面から見ると、かなり見にくくなっています。
ディスプレイユニット取り外し。
液晶が外せる状態になりました。
液晶が見えなくなる原因は、前面に貼ってある偏光シートが劣化してしまうためです。
バックライトはLEDです。
オーナー様に手配していただいた交換用の液晶パネルです。
交換後は、ハッキリと見えるようになりました。
調整は1200Mhzユニットを外して行います。
周波数調整。
出力。
20W
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好。
433Mhz
同、良好。
1295Mhz
受信感度。
145Mhz ー123,5dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
1200Mhz ー121,6dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
現在の主流になっている、大型液晶無線機のはしりです。
正面から見ると、かなり見にくくなっています。
ディスプレイユニット取り外し。
液晶が外せる状態になりました。
液晶が見えなくなる原因は、前面に貼ってある偏光シートが劣化してしまうためです。
バックライトはLEDです。
オーナー様に手配していただいた交換用の液晶パネルです。
交換後は、ハッキリと見えるようになりました。
調整は1200Mhzユニットを外して行います。
周波数調整。
出力。
20W
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好。
433Mhz
同、良好。
1295Mhz
受信感度。
145Mhz ー123,5dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
1200Mhz ー121,6dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
現在の主流になっている、大型液晶無線機のはしりです。
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