無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
クラニシNT-272 アンテナチューナー
(2022/1/10 21:03:10)
クラニシNT-272 アンテナチューナー。
MからNコネクタへ交換のためお預かりしました。
V・UHF帯の周波数を扱う製品において、周波数特性の良いN型コネクタを採用する製品があります。
NT-272にはMコネクタが使われていますが、Nコネクタへの交換依頼を受けました。
現在クラニシはなくなったメーカーですが、良い製品を作っていました。
修理出来る限り直したいと思います。
アンテナチューナー部。
シッカリした作りで、まさに測定器ですね。
ほとんどが手作業の組み立てだと思います。
精密機器ですから、丁寧に外してゆきます。
取り外しました。
交換用のNコネクタです。
Nコネクタは周波数特性に優れておりインピーダンスは50Ωです。
Nコネクタに交換しました。
組み立てました。
動作の確認と較正です。
VHF側
10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。
UHF側
10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。
無線機も近代化を経て調整することが少なくなりましたが、無線を知れば知るほど、必要な機器を揃えていなければなりませんね。
MからNコネクタへ交換のためお預かりしました。
V・UHF帯の周波数を扱う製品において、周波数特性の良いN型コネクタを採用する製品があります。
NT-272にはMコネクタが使われていますが、Nコネクタへの交換依頼を受けました。
現在クラニシはなくなったメーカーですが、良い製品を作っていました。
修理出来る限り直したいと思います。
アンテナチューナー部。
シッカリした作りで、まさに測定器ですね。
ほとんどが手作業の組み立てだと思います。
精密機器ですから、丁寧に外してゆきます。
取り外しました。
交換用のNコネクタです。
Nコネクタは周波数特性に優れておりインピーダンスは50Ωです。
Nコネクタに交換しました。
組み立てました。
動作の確認と較正です。
VHF側
10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。
UHF側
10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。
無線機も近代化を経て調整することが少なくなりましたが、無線を知れば知るほど、必要な機器を揃えていなければなりませんね。
ICB-880T 受信感度が悪い
(2022/1/8 19:48:49)
ICB-880T 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。
アンテナのぐらつきがあります。
ゆるくなっていたネジを増し締めしました。
外部端子のゴムキャップ。
ゴムの破片が穴の中に残っていたので取り除きました。
ゴムキャップは自作してあり良く出来ています。
分解です。
内部を取り外しました。
電源端子が不安定で、少し動かすだけで電源が切れます。
電源端子にハンダクラックがありました。
ハンダ強化しました。
周辺のイヤホン、マイク端子についても強化しました。
基板を点検。
ハンダ不良のあやしい場所は強化しました。
PLL部のシールド板取り外し。
PLL部のシールド板取り外し。
基準発振の調整。
発振出力が最大になるように調整します。
PLLの電圧を3Vに調整。
PLLの出力を最大に調整。
中間周波数の調整。
456khzを入力して、
出力を最大に調整。
ダブラーの調整。
出力を最大に
各部が正常に発振したところで、受信感度低下の原因を調べます。
初段のFET(Q1)が不良であることがわかりました。
FET(Q1) 2SK107 不良です。
取り外して測定中
テスターで測定したところFETとしては機能していませんでした。
2SK107 新品を注文して取り寄せました。
FETを測定したら、こうでなくてはいけません。
受信系統の電解コンデンサーを交換しました。
受信感度を調整。
AF出力が最大になるように調整します。
受信感度測定。
感度が復活しました。
ー112,5dBm
受信感度が復活したところ、Sメーターの振れがおかしいです。
S9を指示したままで、抵抗を交換しても復活しません。
Sメーターが物理的にNGでした。
電源ONにてS9で停止、左方向には振れない状態であることがわかりました。
部品が磁化されているようです。
消磁器にかけました。 マグネタイザー
これでOK、左まで振れるようになりました。
ー73dbm入力にてS9指示が業界標準です。
Sメーター9付近を指示するようになりました。
スキャンストップのスレッショルドレベルを調整。
交換部品。
周波数。
27,144Mhz
スプリアス良好。
送信出力調整。
ロッドアンテナを伸ばした状態にて、
電界強度計の指示が最大になるように調整。
出力 0,5W
SONYのCB無線機は音質が良いですね。
アンテナのぐらつきがあります。
ゆるくなっていたネジを増し締めしました。
外部端子のゴムキャップ。
ゴムの破片が穴の中に残っていたので取り除きました。
ゴムキャップは自作してあり良く出来ています。
分解です。
内部を取り外しました。
電源端子が不安定で、少し動かすだけで電源が切れます。
電源端子にハンダクラックがありました。
ハンダ強化しました。
周辺のイヤホン、マイク端子についても強化しました。
基板を点検。
ハンダ不良のあやしい場所は強化しました。
PLL部のシールド板取り外し。
PLL部のシールド板取り外し。
基準発振の調整。
発振出力が最大になるように調整します。
PLLの電圧を3Vに調整。
PLLの出力を最大に調整。
中間周波数の調整。
456khzを入力して、
出力を最大に調整。
ダブラーの調整。
出力を最大に
各部が正常に発振したところで、受信感度低下の原因を調べます。
初段のFET(Q1)が不良であることがわかりました。
FET(Q1) 2SK107 不良です。
取り外して測定中
テスターで測定したところFETとしては機能していませんでした。
2SK107 新品を注文して取り寄せました。
FETを測定したら、こうでなくてはいけません。
受信系統の電解コンデンサーを交換しました。
受信感度を調整。
AF出力が最大になるように調整します。
受信感度測定。
感度が復活しました。
ー112,5dBm
受信感度が復活したところ、Sメーターの振れがおかしいです。
S9を指示したままで、抵抗を交換しても復活しません。
Sメーターが物理的にNGでした。
電源ONにてS9で停止、左方向には振れない状態であることがわかりました。
部品が磁化されているようです。
消磁器にかけました。 マグネタイザー
これでOK、左まで振れるようになりました。
ー73dbm入力にてS9指示が業界標準です。
Sメーター9付近を指示するようになりました。
スキャンストップのスレッショルドレベルを調整。
交換部品。
周波数。
27,144Mhz
スプリアス良好。
送信出力調整。
ロッドアンテナを伸ばした状態にて、
電界強度計の指示が最大になるように調整。
出力 0,5W
SONYのCB無線機は音質が良いですね。
IC-275 周波数が変わらない
(2022/1/8 1:11:19)
IC-275 周波数が変わらないとのことで、お預かりしました。
ダイヤルエンコーダーの不良です。
センサーユニットを取り外します。
ユニットを取り外しました。
光学式のエンコーダーです。
センサーユニットは、赤外線LEDとフォト半導体からなります。
赤外線LEDから点検を実施します。
回路図からは動作電圧は5Vであることがわかります。
5Vの電圧を作って入力します。
PIN端子を差し込んで5Vを入力。
赤外線LEDが点灯するか調べます。
赤外線LEDの光は人間の目では見えません。
これは消えている状態です。
ピンク色のものが赤外線LED、透明のものがフォト半導体です。
デジタルカメラを通して見ると、光っているのがわかります。
5Vを加えた状態です。
まわりを暗くすると少しハッキリ見えるようになりました。
両方光っていますね。
赤外線LEDの動作はOKです。 壊れていません。
フォト半導体の動作を点検します。
回路図のようにパルス波形が出るが調べます。
SE1から順番に点検してゆきます。
SE1からは波形が出ました。 規定どおりの4VでOKです。
波形が出るところはこんな感じでOKです。
波形が出ないところはこのとおりです。
緑色のリード線からの波形が出ていませんでした。
緑色リード線のある場所のフォト半導体が不良だとわかりました。
フォト半導体を交換しました。
バッチリ波形がでました。
規定の4Vです。
周波数が変化するようになりました。
トランスミットスイッチが無くなっていました。
誤作動で送信することが無くなるので、これで良いかも知れません。
プリアンプのバイパス改造が施されていました。
このままとしました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
パネル照明のLED化です。
シールド板の下に電球があります。
シールド板を外しました。
ムギ球をLEDに交換しました。
LEDの電流制限抵抗はパターンの一部に取り付けてあります。
LEDの点灯を確認しました。
周波数調整。
出力
10W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー123,8dBm (SINAD)
固定において愛用している方が多い無線機ですね。
このシリーズは極端に調子の悪くなったものは無いという印象です。
ダイヤルエンコーダーの不良です。
センサーユニットを取り外します。
ユニットを取り外しました。
光学式のエンコーダーです。
センサーユニットは、赤外線LEDとフォト半導体からなります。
赤外線LEDから点検を実施します。
回路図からは動作電圧は5Vであることがわかります。
5Vの電圧を作って入力します。
PIN端子を差し込んで5Vを入力。
赤外線LEDが点灯するか調べます。
赤外線LEDの光は人間の目では見えません。
これは消えている状態です。
ピンク色のものが赤外線LED、透明のものがフォト半導体です。
デジタルカメラを通して見ると、光っているのがわかります。
5Vを加えた状態です。
まわりを暗くすると少しハッキリ見えるようになりました。
両方光っていますね。
赤外線LEDの動作はOKです。 壊れていません。
フォト半導体の動作を点検します。
回路図のようにパルス波形が出るが調べます。
SE1から順番に点検してゆきます。
SE1からは波形が出ました。 規定どおりの4VでOKです。
波形が出るところはこんな感じでOKです。
波形が出ないところはこのとおりです。
緑色のリード線からの波形が出ていませんでした。
緑色リード線のある場所のフォト半導体が不良だとわかりました。
フォト半導体を交換しました。
バッチリ波形がでました。
規定の4Vです。
周波数が変化するようになりました。
トランスミットスイッチが無くなっていました。
誤作動で送信することが無くなるので、これで良いかも知れません。
プリアンプのバイパス改造が施されていました。
このままとしました。
メモリーバックアップ電池の電圧。
3Vです。
パネル照明のLED化です。
シールド板の下に電球があります。
シールド板を外しました。
ムギ球をLEDに交換しました。
LEDの電流制限抵抗はパターンの一部に取り付けてあります。
LEDの点灯を確認しました。
周波数調整。
出力
10W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー123,8dBm (SINAD)
固定において愛用している方が多い無線機ですね。
このシリーズは極端に調子の悪くなったものは無いという印象です。
TM-455 LED化
(2022/1/6 23:09:59)
TM-455 LED化のためお預かりしました。
コントロール部取り外し。
LED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
周波数。
出力。
HI 60W
LO 10W
スプリアス良好です。
受信感度測定。
ー121,1dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
LED照明は発熱が少ないので無線機のためにもおすすめです。
コントロール部取り外し。
LED化しました。
LEDの点灯を確認しました。
周波数。
出力。
HI 60W
LO 10W
スプリアス良好です。
受信感度測定。
ー121,1dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
LED照明は発熱が少ないので無線機のためにもおすすめです。
TM-255 LED化
(2022/1/6 4:35:11)
TM-255 LED化のためお預かりしました。
コントロール取り外し。
液晶バックライトLEDに交換しました。
電流制限抵抗を交換。
LEDの点灯を確認しました。
周波数調整。
出力。
40W
スプリアス良好。
受信感度測定。
ー126,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
VHFモノバンド、オールモード機としてはこれ以降の新製品発売がありません。
貴重な無線機です。
コントロール取り外し。
液晶バックライトLEDに交換しました。
電流制限抵抗を交換。
LEDの点灯を確認しました。
周波数調整。
出力。
40W
スプリアス良好。
受信感度測定。
ー126,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
VHFモノバンド、オールモード機としてはこれ以降の新製品発売がありません。
貴重な無線機です。
TM-541 LED化
(2022/1/4 21:06:16)
TM-541 LED化のためお預かりしました。
1200Mhzの無線機で貴重品ですね。
パネルの取り外し。
プラスチックの劣化が進んでいます。
車載用の無線機では避けられません。
ボタン止のスポンジがボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
液晶パネル照明をLED化します。
LED化前の状態
LED化後の状態
LEDの点灯を確認しました。
Sメーターの調整。
ー93dBm のとき、
Sメーターフルセグ点灯に調整します。
周波数調整。
スプリアス良好。
受信感度測定。
ー124,0dBm (SINAD)
SINADメーター
ー12dBを指示 GO判定です。
受信感度スペックシール添付しました。
LED化で真っ白です。
明るいです。
1200Mhzの無線機で貴重品ですね。
パネルの取り外し。
プラスチックの劣化が進んでいます。
車載用の無線機では避けられません。
ボタン止のスポンジがボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
液晶パネル照明をLED化します。
LED化前の状態
LED化後の状態
LEDの点灯を確認しました。
Sメーターの調整。
ー93dBm のとき、
Sメーターフルセグ点灯に調整します。
周波数調整。
スプリアス良好。
受信感度測定。
ー124,0dBm (SINAD)
SINADメーター
ー12dBを指示 GO判定です。
受信感度スペックシール添付しました。
LED化で真っ白です。
明るいです。
TS-790 パワーが出ない
(2021/12/31 2:15:42)
TS-790 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
430Mhz側
PINダイオードが焼損していました。
145Mhz側
同様にPINダイオードまわりが熱で変色していました。
145Mhzから修理してゆきます。
基板取り外し。
PINダイオード裏側の状況です。
パターンが焼損しています。
ハンダは導通状態ではありません。
PINダイオードを取り外しました。
レジストを削りパターンを再生しました。
PINダイオードを測定しました。
壊れていませんでした。 使えます。
PINダイオードを元どおり取り付けました。
パワーが出てくれるでしょうか。
パワー復活しました。
145Mhz 50W
430Mhz側
PINダイオード裏側の状態。
PINダイオードを取り外しました。
パターンは修正後アルコール洗浄しました。
PINダイオードの状態です。
塗装が焼けて、ガラス封入の状態が見えています。
相当な熱にさらされたようですね。
バイアス抵抗は対策済みですね。
R1が100オームの抵抗になっていればOKです。
パターンを修復してゆきます。
パターンの裏表をつなぐためにスズメッキ線を通します。
修復しました。
ガラス封入の状態になったPINダイオードはどうでしょうか。
大丈夫! 生きています。
100Wでも大丈夫な部品ですので強いですね。 使えます。
アルコール洗浄しましたが、これ以上キレイになりませんでした。
パワーが出てくれるでしょうか。
430Mhz パワー復活しました。
40W
Sメーターの照明切れによりLED化しました。
点灯確認しました。
SUBディスプレイの照明をLED化しました。
周波数。
スプリアス良好です。
145Mhz
433Mhz
1295Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,7dBm (SINAD)
433Mhz
ー126,3dBm (SINAD)
1295Mhz
ー126,6dBm (SINAD)
KENWOODらしいカッチリしたデザインの無線機です。
430Mhz側
PINダイオードが焼損していました。
145Mhz側
同様にPINダイオードまわりが熱で変色していました。
145Mhzから修理してゆきます。
基板取り外し。
PINダイオード裏側の状況です。
パターンが焼損しています。
ハンダは導通状態ではありません。
PINダイオードを取り外しました。
レジストを削りパターンを再生しました。
PINダイオードを測定しました。
壊れていませんでした。 使えます。
PINダイオードを元どおり取り付けました。
パワーが出てくれるでしょうか。
パワー復活しました。
145Mhz 50W
430Mhz側
PINダイオード裏側の状態。
PINダイオードを取り外しました。
パターンは修正後アルコール洗浄しました。
PINダイオードの状態です。
塗装が焼けて、ガラス封入の状態が見えています。
相当な熱にさらされたようですね。
バイアス抵抗は対策済みですね。
R1が100オームの抵抗になっていればOKです。
パターンを修復してゆきます。
パターンの裏表をつなぐためにスズメッキ線を通します。
修復しました。
ガラス封入の状態になったPINダイオードはどうでしょうか。
大丈夫! 生きています。
100Wでも大丈夫な部品ですので強いですね。 使えます。
アルコール洗浄しましたが、これ以上キレイになりませんでした。
パワーが出てくれるでしょうか。
430Mhz パワー復活しました。
40W
Sメーターの照明切れによりLED化しました。
点灯確認しました。
SUBディスプレイの照明をLED化しました。
周波数。
スプリアス良好です。
145Mhz
433Mhz
1295Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,7dBm (SINAD)
433Mhz
ー126,3dBm (SINAD)
1295Mhz
ー126,6dBm (SINAD)
KENWOODらしいカッチリしたデザインの無線機です。
TR-851 Sメーター振れ
(2021/12/28 23:44:52)
TR-851 Sメーターが小刻みに振れるとのことでお預かりしました。
Sメーターがピクピクと小刻みに振れます。
原因は、ー6VのHICの不良です。
ー6V DC-DCコンバータ基板のトランジスタが不良になるとこの症状が出ます。
Q1・Q2・Q3 を交換します。
RX基板を取り外し。
ー6V DC-DCコンバータ基板を取り外しました。
不良トランジスタを取り外しました。
トランジスタを交換しました。
Sメーターは振れなくなりました。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,6Khz
出力
HI 25W
出力
LO 5W
スプリアス良好。
受信感度。
ー124,5dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
バックライトLED化済みです。
汎用部品を使って修理が出来るので、長く使える無線機ですね。
Sメーターがピクピクと小刻みに振れます。
原因は、ー6VのHICの不良です。
ー6V DC-DCコンバータ基板のトランジスタが不良になるとこの症状が出ます。
Q1・Q2・Q3 を交換します。
RX基板を取り外し。
ー6V DC-DCコンバータ基板を取り外しました。
不良トランジスタを取り外しました。
トランジスタを交換しました。
Sメーターは振れなくなりました。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,6Khz
出力
HI 25W
出力
LO 5W
スプリアス良好。
受信感度。
ー124,5dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
バックライトLED化済みです。
汎用部品を使って修理が出来るので、長く使える無線機ですね。
TM-732 通電異状
(2021/12/27 21:42:35)
TM-732 通電異状のためお預かりしました。
電源が入りっ放しの状態で、ボタンを押すとビープ音はするものの表示は全くしません。
コントロール部を取り外し。
基板を点検すると電解コンデンサーらの液漏れがあり、ハンダが腐食していました。
この状態はハンダごてで外すのは無理なためコンデンサーを切断します。
パターンはボロボロです。
腐食部分を削ってハンダメッキをしました。
パターンを整えて、電解コンデンサーを交換しました。
しかし、これだけでは症状が改善しませんでした。
前記の電解コンデンサーC8の液漏れにより、電源レギュレーターICであるIC1から5Vの電圧がまわっていないのがわかりました。
IC1は液晶の下にあるため液晶を取り外します。
液晶下のIC1です。
IC1からは5Vの出力が認められました。
動作はOKです。
コンデンサーからの液漏れでパターンのスルーホールが断線していました。
バイパス配線しました。
パネル照明をLED化しました。
電流制限抵抗R8・R9交換。
LED化にあたり回路電圧を実測したところ11Vほどでした。
電流制限抵抗の値をどうするか計算します。
LED取り付け。
R8・R9交換しました。
取り外したムギ球と抵抗です。
バックライトの点灯を確認しました。
ボタン止のスポンジがぼろぼろです。
ゴムシートに交換しました。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,4Khz
スプリアス良好。
145Mhz
同 433MHz
出力
両バンド共に 10W
Sメーター調整。
18dBuV のとき、
Sメーターフルスケール
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
ネガタイプの液晶がクールですね。
電源が入りっ放しの状態で、ボタンを押すとビープ音はするものの表示は全くしません。
コントロール部を取り外し。
基板を点検すると電解コンデンサーらの液漏れがあり、ハンダが腐食していました。
この状態はハンダごてで外すのは無理なためコンデンサーを切断します。
パターンはボロボロです。
腐食部分を削ってハンダメッキをしました。
パターンを整えて、電解コンデンサーを交換しました。
しかし、これだけでは症状が改善しませんでした。
前記の電解コンデンサーC8の液漏れにより、電源レギュレーターICであるIC1から5Vの電圧がまわっていないのがわかりました。
IC1は液晶の下にあるため液晶を取り外します。
液晶下のIC1です。
IC1からは5Vの出力が認められました。
動作はOKです。
コンデンサーからの液漏れでパターンのスルーホールが断線していました。
バイパス配線しました。
パネル照明をLED化しました。
電流制限抵抗R8・R9交換。
LED化にあたり回路電圧を実測したところ11Vほどでした。
電流制限抵抗の値をどうするか計算します。
LED取り付け。
R8・R9交換しました。
取り外したムギ球と抵抗です。
バックライトの点灯を確認しました。
ボタン止のスポンジがぼろぼろです。
ゴムシートに交換しました。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,4Khz
スプリアス良好。
145Mhz
同 433MHz
出力
両バンド共に 10W
Sメーター調整。
18dBuV のとき、
Sメーターフルスケール
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
ネガタイプの液晶がクールですね。
TS-1300 パワーが出ない
(2021/12/22 23:35:37)
TS-1300 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
フロントのアンテナコネクタがぐらぐらしていました。
増し締めしました。
フロントアンテナコネクタの配線をやり直しました。
受信基板。
送信基板。
パワーが出ないとのことで送信ファイナルを点検しました。
2SC1306です。
ファイナル2SC1306にハンダクラックがありました。
パターン修復後、再ハンダしました。
ハンダクラックなど、あやしい場所は再ハンダしました。
シールド板を取り外し、電解コンデンサーを交換します。
電解コンデンサーは全交換しました。
半導体トランジスターは2SC460が使われています。
銀マイグレーションにより足が真っ黒になるトランジスターですが、本無線機については大丈夫でした。
交換した電解コンデンサーです。
キャリアの調整。
水晶発振子の周波数を調整しました。
テストポイントからの信号をピックアップします。
順次、規定の周波数に調整します。
発振の出力が最大になるように調整します。
受信感度調整。
ー73dBmを受信し、
受信感度が最大になるように調整します。
ー73dBmを受信のとき、Sメーターの指示9です。
受信感度。
ー128,0dBm
優秀な感度、この無線機はアタリです。
チャンネルインジケータの照明をLED化しました。
インジケータ照明の点灯を確認。
出力 1,6Wに調整。
ファイナルはまだまだ元気です。
13,8Vのとき、送信1,6Wにて、消費電流は0,41Aです。
スプリアス良好です。
キレイな電波です。
メンテナンス完了しました。
フロントのアンテナコネクタがぐらぐらしていました。
増し締めしました。
フロントアンテナコネクタの配線をやり直しました。
受信基板。
送信基板。
パワーが出ないとのことで送信ファイナルを点検しました。
2SC1306です。
ファイナル2SC1306にハンダクラックがありました。
パターン修復後、再ハンダしました。
ハンダクラックなど、あやしい場所は再ハンダしました。
シールド板を取り外し、電解コンデンサーを交換します。
電解コンデンサーは全交換しました。
半導体トランジスターは2SC460が使われています。
銀マイグレーションにより足が真っ黒になるトランジスターですが、本無線機については大丈夫でした。
交換した電解コンデンサーです。
キャリアの調整。
水晶発振子の周波数を調整しました。
テストポイントからの信号をピックアップします。
順次、規定の周波数に調整します。
発振の出力が最大になるように調整します。
受信感度調整。
ー73dBmを受信し、
受信感度が最大になるように調整します。
ー73dBmを受信のとき、Sメーターの指示9です。
受信感度。
ー128,0dBm
優秀な感度、この無線機はアタリです。
チャンネルインジケータの照明をLED化しました。
インジケータ照明の点灯を確認。
出力 1,6Wに調整。
ファイナルはまだまだ元気です。
13,8Vのとき、送信1,6Wにて、消費電流は0,41Aです。
スプリアス良好です。
キレイな電波です。
メンテナンス完了しました。
execution time : 0.065 sec