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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed クラニシNT-272 アンテナチューナー (2022/1/10 21:03:10)
クラニシNT-272 アンテナチューナー。

MからNコネクタへ交換のためお預かりしました。

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V・UHF帯の周波数を扱う製品において、周波数特性の良いN型コネクタを採用する製品があります。

NT-272にはMコネクタが使われていますが、Nコネクタへの交換依頼を受けました。

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現在クラニシはなくなったメーカーですが、良い製品を作っていました。

修理出来る限り直したいと思います。

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アンテナチューナー部。


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シッカリした作りで、まさに測定器ですね。

ほとんどが手作業の組み立てだと思います。

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精密機器ですから、丁寧に外してゆきます。


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取り外しました。


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交換用のNコネクタです。

Nコネクタは周波数特性に優れておりインピーダンスは50Ωです。

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Nコネクタに交換しました。


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組み立てました。


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動作の確認と較正です。


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VHF側

10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。

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UHF側

10Wを指示し、SWR 1,0でOKです。

IMGP4205

無線機も近代化を経て調整することが少なくなりましたが、無線を知れば知るほど、必要な機器を揃えていなければなりませんね。

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feed ICB-880T 受信感度が悪い (2022/1/8 19:48:49)
ICB-880T 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。


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アンテナのぐらつきがあります。


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ゆるくなっていたネジを増し締めしました。


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外部端子のゴムキャップ。

ゴムの破片が穴の中に残っていたので取り除きました。

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ゴムキャップは自作してあり良く出来ています。


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分解です。


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内部を取り外しました。


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電源端子が不安定で、少し動かすだけで電源が切れます。


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電源端子にハンダクラックがありました。


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ハンダ強化しました。

周辺のイヤホン、マイク端子についても強化しました。

IMGP3150

基板を点検。

ハンダ不良のあやしい場所は強化しました。

PLL部のシールド板取り外し。

IMGP3151

PLL部のシールド板取り外し。


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基準発振の調整。


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発振出力が最大になるように調整します。


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PLLの電圧を3Vに調整。


IMGP3152

PLLの出力を最大に調整。


IMGP3154

中間周波数の調整。


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456khzを入力して、


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出力を最大に調整。


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ダブラーの調整。

出力を最大に

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各部が正常に発振したところで、受信感度低下の原因を調べます。

初段のFET(Q1)が不良であることがわかりました。

1

FET(Q1) 2SK107 不良です。

取り外して測定中

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テスターで測定したところFETとしては機能していませんでした。


IMGP3171

2SK107 新品を注文して取り寄せました。


IMGP3167

FETを測定したら、こうでなくてはいけません。


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受信系統の電解コンデンサーを交換しました。

受信感度を調整。

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AF出力が最大になるように調整します。


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受信感度測定。

感度が復活しました。

ー112,5dBm 

IMGP3176

受信感度が復活したところ、Sメーターの振れがおかしいです。

S9を指示したままで、抵抗を交換しても復活しません。


2

Sメーターが物理的にNGでした。

電源ONにてS9で停止、左方向には振れない状態であることがわかりました。

IMGP3163

部品が磁化されているようです。

消磁器にかけました。 マグネタイザー

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これでOK、左まで振れるようになりました。


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ー73dbm入力にてS9指示が業界標準です。


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Sメーター9付近を指示するようになりました。


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スキャンストップのスレッショルドレベルを調整。


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交換部品。


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周波数。

27,144Mhz

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スプリアス良好。


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送信出力調整。

ロッドアンテナを伸ばした状態にて、

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電界強度計の指示が最大になるように調整。


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出力 0,5W


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SONYのCB無線機は音質が良いですね。


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feed IC-275 周波数が変わらない (2022/1/8 1:11:19)
IC-275 周波数が変わらないとのことで、お預かりしました。

ダイヤルエンコーダーの不良です。

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センサーユニットを取り外します。


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ユニットを取り外しました。

光学式のエンコーダーです。

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センサーユニットは、赤外線LEDとフォト半導体からなります。

赤外線LEDから点検を実施します。

回路図からは動作電圧は5Vであることがわかります。

Screenshot from 2022-01-08 00-05-43


5Vの電圧を作って入力します。


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PIN端子を差し込んで5Vを入力。

赤外線LEDが点灯するか調べます。

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赤外線LEDの光は人間の目では見えません。

これは消えている状態です。

ピンク色のものが赤外線LED、透明のものがフォト半導体です。

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デジタルカメラを通して見ると、光っているのがわかります。

5Vを加えた状態です。

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まわりを暗くすると少しハッキリ見えるようになりました。

両方光っていますね。

赤外線LEDの動作はOKです。 壊れていません。

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フォト半導体の動作を点検します。

回路図のようにパルス波形が出るが調べます。

Screenshot from 2022-01-08 00-05-43

SE1から順番に点検してゆきます。

SE1からは波形が出ました。 規定どおりの4VでOKです。

IMGP4156

波形が出るところはこんな感じでOKです。


IMGP4157

波形が出ないところはこのとおりです。


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緑色のリード線からの波形が出ていませんでした。


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緑色リード線のある場所のフォト半導体が不良だとわかりました。


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フォト半導体を交換しました。


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バッチリ波形がでました。 

規定の4Vです。

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周波数が変化するようになりました。


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トランスミットスイッチが無くなっていました。

誤作動で送信することが無くなるので、これで良いかも知れません。

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プリアンプのバイパス改造が施されていました。


IMGP4144

このままとしました。


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メモリーバックアップ電池の電圧。

3Vです。

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パネル照明のLED化です。

シールド板の下に電球があります。

IMGP4168

シールド板を外しました。


IMGP4169

ムギ球をLEDに交換しました。 

LEDの電流制限抵抗はパターンの一部に取り付けてあります。

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LEDの点灯を確認しました。


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周波数調整。


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出力

10W
IMGP4172

スプリアス良好です。


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受信感度。

ー123,8dBm (SINAD)

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固定において愛用している方が多い無線機ですね。

このシリーズは極端に調子の悪くなったものは無いという印象です。

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feed TM-455 LED化 (2022/1/6 23:09:59)
TM-455 LED化のためお預かりしました。


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コントロール部取り外し。


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LED化しました。


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LEDの点灯を確認しました。


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周波数。


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出力。

HI 60W
LO 10W

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スプリアス良好です。


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受信感度測定。

ー121,1dBm (SINAD)

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受信感度スペックシール添付しました。


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LED照明は発熱が少ないので無線機のためにもおすすめです。


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feed TM-255 LED化 (2022/1/6 4:35:11)
TM-255 LED化のためお預かりしました。


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コントロール取り外し。


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液晶バックライトLEDに交換しました。

電流制限抵抗を交換。

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LEDの点灯を確認しました。


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周波数調整。


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出力。

40W

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スプリアス良好。


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受信感度測定。

ー126,2dBm (SINAD)

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受信感度スペックシール添付しました。


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VHFモノバンド、オールモード機としてはこれ以降の新製品発売がありません。

貴重な無線機です。

IMGP4127


feed TM-541 LED化 (2022/1/4 21:06:16)
TM-541 LED化のためお預かりしました。

1200Mhzの無線機で貴重品ですね。

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パネルの取り外し。


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プラスチックの劣化が進んでいます。

車載用の無線機では避けられません。

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ボタン止のスポンジがボロボロです。


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ゴムシートに交換しました。


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液晶パネル照明をLED化します。

LED化前の状態

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LED化後の状態


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LEDの点灯を確認しました。


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Sメーターの調整。

ー93dBm のとき、

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Sメーターフルセグ点灯に調整します。


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周波数調整。


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スプリアス良好。


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受信感度測定。

ー124,0dBm (SINAD)

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SINADメーター 

ー12dBを指示 GO判定です。

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受信感度スペックシール添付しました。


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LED化で真っ白です。

明るいです。

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feed TS-790 パワーが出ない (2021/12/31 2:15:42)
TS-790 パワーが出ないとのことでお預かりしました。


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430Mhz側

PINダイオードが焼損していました。

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145Mhz側

同様にPINダイオードまわりが熱で変色していました。

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145Mhzから修理してゆきます。

基板取り外し。

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PINダイオード裏側の状況です。

パターンが焼損しています。

ハンダは導通状態ではありません。

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PINダイオードを取り外しました。


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レジストを削りパターンを再生しました。


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PINダイオードを測定しました。

壊れていませんでした。 使えます。

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PINダイオードを元どおり取り付けました。

パワーが出てくれるでしょうか。

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パワー復活しました。

145Mhz 50W

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430Mhz側

PINダイオード裏側の状態。

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PINダイオードを取り外しました。

パターンは修正後アルコール洗浄しました。

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PINダイオードの状態です。

塗装が焼けて、ガラス封入の状態が見えています。

相当な熱にさらされたようですね。

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バイアス抵抗は対策済みですね。

R1が100オームの抵抗になっていればOKです。

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パターンを修復してゆきます。

パターンの裏表をつなぐためにスズメッキ線を通します。

IMGP4069

修復しました。


IMGP4070

ガラス封入の状態になったPINダイオードはどうでしょうか。

大丈夫! 生きています。

100Wでも大丈夫な部品ですので強いですね。 使えます。

IMGP4071

アルコール洗浄しましたが、これ以上キレイになりませんでした。

パワーが出てくれるでしょうか。

IMGP4072

430Mhz パワー復活しました。

40W

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Sメーターの照明切れによりLED化しました。


IMGP4076

点灯確認しました。


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SUBディスプレイの照明をLED化しました。


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周波数。


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スプリアス良好です。

145Mhz

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433Mhz


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1295Mhz


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受信感度。

145Mhz ー125,7dBm (SINAD)

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433Mhz 

ー126,3dBm (SINAD)

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1295Mhz

ー126,6dBm (SINAD)

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KENWOODらしいカッチリしたデザインの無線機です。


IMGP4091


feed TR-851 Sメーター振れ (2021/12/28 23:44:52)
TR-851 Sメーターが小刻みに振れるとのことでお預かりしました。


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Sメーターがピクピクと小刻みに振れます。


IMGP4002

原因は、ー6VのHICの不良です。


Screenshot from 2021-12-27 00-19-55

ー6V DC-DCコンバータ基板のトランジスタが不良になるとこの症状が出ます。

Q1・Q2・Q3 を交換します。

Screenshot from 2021-12-27 00-21-22

RX基板を取り外し。


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ー6V DC-DCコンバータ基板を取り外しました。


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不良トランジスタを取り外しました。


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トランジスタを交換しました。


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Sメーターは振れなくなりました。


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周波数調整。


IMGP4008

FMデビエーション調整。

規定の4,6Khz

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出力

HI 25W

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出力

LO 5W

IMGP4011

スプリアス良好。


IMGP4009

受信感度。

ー124,5dBm (SINAD)

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受信感度スペックシール添付しました。


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バックライトLED化済みです。

汎用部品を使って修理が出来るので、長く使える無線機ですね。

IMGP4014


feed TM-732 通電異状 (2021/12/27 21:42:35)
TM-732 通電異状のためお預かりしました。

電源が入りっ放しの状態で、ボタンを押すとビープ音はするものの表示は全くしません。

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コントロール部を取り外し。


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基板を点検すると電解コンデンサーらの液漏れがあり、ハンダが腐食していました。


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この状態はハンダごてで外すのは無理なためコンデンサーを切断します。


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パターンはボロボロです。


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腐食部分を削ってハンダメッキをしました。


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パターンを整えて、電解コンデンサーを交換しました。

しかし、これだけでは症状が改善しませんでした。

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前記の電解コンデンサーC8の液漏れにより、電源レギュレーターICであるIC1から5Vの電圧がまわっていないのがわかりました。


Screenshot from 2021-12-27
20-41-00

IC1は液晶の下にあるため液晶を取り外します。


IMGP4024

液晶下のIC1です。


IMGP4025

IC1からは5Vの出力が認められました。

動作はOKです。

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コンデンサーからの液漏れでパターンのスルーホールが断線していました。

バイパス配線しました。

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パネル照明をLED化しました。

電流制限抵抗R8・R9交換。


Screenshot from 2021-12-27 20-40-25

LED化にあたり回路電圧を実測したところ11Vほどでした。

電流制限抵抗の値をどうするか計算します。

IMGP4028

LED取り付け。

R8・R9交換しました。

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取り外したムギ球と抵抗です。


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バックライトの点灯を確認しました。


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ボタン止のスポンジがぼろぼろです。


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ゴムシートに交換しました。


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周波数調整。


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FMデビエーション調整。

規定の4,4Khz

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スプリアス良好。

145Mhz

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同 433MHz


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出力

両バンド共に 10W

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Sメーター調整。

18dBuV のとき、

IMGP4039

Sメーターフルスケール


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受信感度。

145Mhz ー125,4dBm (SINAD)

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433Mhz ー123,4dBm (SINAD)


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受信感度スペックシール添付しました。


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ネガタイプの液晶がクールですね。


IMGP4045


feed TS-1300 パワーが出ない (2021/12/22 23:35:37)
TS-1300 パワーが出ないとのことでお預かりしました。


IMGP3960

フロントのアンテナコネクタがぐらぐらしていました。

増し締めしました。

IMGP3961

フロントアンテナコネクタの配線をやり直しました。


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受信基板。


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送信基板。


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パワーが出ないとのことで送信ファイナルを点検しました。

2SC1306です。

IMGP3965

ファイナル2SC1306にハンダクラックがありました。

パターン修復後、再ハンダしました。

IMGP3966

ハンダクラックなど、あやしい場所は再ハンダしました。


IMGP3968

シールド板を取り外し、電解コンデンサーを交換します。

電解コンデンサーは全交換しました。

IMGP3967

半導体トランジスターは2SC460が使われています。
銀マイグレーションにより足が真っ黒になるトランジスターですが、本無線機については大丈夫でした。

交換した電解コンデンサーです。

IMGP3969

キャリアの調整。


IMGP3970

水晶発振子の周波数を調整しました。


IMGP3971

テストポイントからの信号をピックアップします。


IMGP3973

順次、規定の周波数に調整します。


IMGP3972

発振の出力が最大になるように調整します。


IMGP3974

受信感度調整。

ー73dBmを受信し、

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受信感度が最大になるように調整します。


IMGP3976

ー73dBmを受信のとき、Sメーターの指示9です。


IMGP3977

受信感度。

ー128,0dBm

優秀な感度、この無線機はアタリです。

IMGP3978

チャンネルインジケータの照明をLED化しました。


IMGP3985

インジケータ照明の点灯を確認。


IMGP3987

出力 1,6Wに調整。

ファイナルはまだまだ元気です。

IMGP3993

13,8Vのとき、送信1,6Wにて、消費電流は0,41Aです。


IMGP3996

スプリアス良好です。

キレイな電波です。

IMGP3988

メンテナンス完了しました。


IMGP3997


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