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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
IC-575 周波数飛び
(2021/12/22 12:46:45)
IC-575 周波数飛びがあるとのことでお預かりしました。
ダイヤルエンコーダーの点検です。
周波数は変化するものの、一部のときだけ周波数が飛んでしまうという症状の場合は、
光学スリットの歪みに原因があります。
ダイヤルエンコーダーを分解しました。
スリット板が歪んでいます。
スリット板が真っ直ぐになるように取り付けました。
エンコーダーの飛びは解消しました。
28Mhzでパワーが出ないとのことです。
パワー調整により、10W出力しました。
50Mhzの出力。
10Wで正常です。
パネル照明切れにより、LED化しました。
フロントパネルのシールド板を外しムギ球をLEDに交換します。
ここまで分解しなくてはならず、メンテナンス性が良いとは言えませんね。
LEDに交換しました。
点灯確認しました。
メモリーバックアップ電池の電圧、3,0Vです。
各部を調整しました。
BFO周波数の調整中。
送信周波数調整。
51Mhzのとき。
スプリアス良好です。
51Mhz
受信感度測定。
ー114,0dBm (SINAD)
修理完了しました。
ダイヤルエンコーダーの点検です。
周波数は変化するものの、一部のときだけ周波数が飛んでしまうという症状の場合は、
光学スリットの歪みに原因があります。
ダイヤルエンコーダーを分解しました。
スリット板が歪んでいます。
スリット板が真っ直ぐになるように取り付けました。
エンコーダーの飛びは解消しました。
28Mhzでパワーが出ないとのことです。
パワー調整により、10W出力しました。
50Mhzの出力。
10Wで正常です。
パネル照明切れにより、LED化しました。
フロントパネルのシールド板を外しムギ球をLEDに交換します。
ここまで分解しなくてはならず、メンテナンス性が良いとは言えませんね。
LEDに交換しました。
点灯確認しました。
メモリーバックアップ電池の電圧、3,0Vです。
各部を調整しました。
BFO周波数の調整中。
送信周波数調整。
51Mhzのとき。
スプリアス良好です。
51Mhz
受信感度測定。
ー114,0dBm (SINAD)
修理完了しました。
クラニシ RW-271W 調整
(2021/12/13 22:21:37)
クラニシ RW-271W 調整のためお預かりしました。
・145Mhz OK
・430Mhz NG
とのことです。
指示値はトリマにて調整します。
パワー調整用のトリマは、HI LO に分かれています。
フジソクの無線機テスターにて指示した値を較正の基準としました。
145Mhzにて10Wを測定します。
無線機テスターのRF POWER計は10Wを指示しました。
433Mhzにて10Wを測定します。
無線機テスターのRF POWER計は10Wを指示しました。
50Ω、0〜2,7Ghz対応の無誘導抵抗(インダクタンス成分が無い)を終端抵抗として測定を実施します。
ダミーロードです。
ダミーロードでのVSWRは1,0を指示。
(433MHzにて実施)
145Mhz 10W送信
20Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(145Mhz)
200Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(145Mhz)
433Mhz 10W送信
20Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(433Mhz)
200Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(433Mhz)
1200Mhzについては環境が無く未実施です。
クラニシの製品は作りが良いですね。
・145Mhz OK
・430Mhz NG
とのことです。
指示値はトリマにて調整します。
パワー調整用のトリマは、HI LO に分かれています。
フジソクの無線機テスターにて指示した値を較正の基準としました。
145Mhzにて10Wを測定します。
無線機テスターのRF POWER計は10Wを指示しました。
433Mhzにて10Wを測定します。
無線機テスターのRF POWER計は10Wを指示しました。
50Ω、0〜2,7Ghz対応の無誘導抵抗(インダクタンス成分が無い)を終端抵抗として測定を実施します。
ダミーロードです。
ダミーロードでのVSWRは1,0を指示。
(433MHzにて実施)
145Mhz 10W送信
20Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(145Mhz)
200Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(145Mhz)
433Mhz 10W送信
20Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(433Mhz)
200Wレンジにて10Wを指示するように調整しました。
(433Mhz)
1200Mhzについては環境が無く未実施です。
クラニシの製品は作りが良いですね。
ICB-87R 受信感度が悪い
(2021/12/5 15:18:54)
ICB-87R 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。
アンテナの緩みを調整しました。
受信感度はかなり低下していました。
ほとんど聞こえない状態です。
受信信号の経路を全て再ハンダしました。
受信コイルを調整。
だいぶ離調しており、感度がぐーんとアップしました。
受信感度は最大です。
受信感度回復しました。
ー106dBm
AGCの調整。
44dBを受信して、
AGCは、Sメーターのレッドゾーンの端にかかるように調整します。
第2局発周波数の調整。
10,240MHz
送信局発の調整。
10,695Mhz
ロッドアンテナを伸ばした状態にて。
アンテナローディングコイルを調整し、電界強度計にて出力が最大になるようにします。
スプリアス良好です。
周波数。
8ch 27,144Mhz
出力 0,5W
オーナー様の希望により、Sメーター照明を追加しました。
点灯確認。
側面の技適マークにて、本機は 後期型 前期型です。 あたりの機種ですね。
・アンテナの長さ
・受信感度・飛びの良さ
・最良のポイントに動きまわれること
など総合的に見て、SONYのCB無線機を1台だけ所有するとしたら、ICB-87Rは最良に属すると思います。
アンテナの緩みを調整しました。
受信感度はかなり低下していました。
ほとんど聞こえない状態です。
受信信号の経路を全て再ハンダしました。
受信コイルを調整。
だいぶ離調しており、感度がぐーんとアップしました。
受信感度は最大です。
受信感度回復しました。
ー106dBm
AGCの調整。
44dBを受信して、
AGCは、Sメーターのレッドゾーンの端にかかるように調整します。
第2局発周波数の調整。
10,240MHz
送信局発の調整。
10,695Mhz
ロッドアンテナを伸ばした状態にて。
アンテナローディングコイルを調整し、電界強度計にて出力が最大になるようにします。
スプリアス良好です。
周波数。
8ch 27,144Mhz
出力 0,5W
オーナー様の希望により、Sメーター照明を追加しました。
点灯確認。
側面の技適マークにて、本機は
・アンテナの長さ
・受信感度・飛びの良さ
・最良のポイントに動きまわれること
など総合的に見て、SONYのCB無線機を1台だけ所有するとしたら、ICB-87Rは最良に属すると思います。
ICB-880 送・受信できない
(2021/11/26 17:16:36)
ICB-880 送・受信できないとのことでお預かりました。
分解です。
PLL部のシールド板を取り外します。
ハンダ跡からは、取り外されて手が入っていますね。
シールド板を取り外しました。
電解コンデンサーからの液漏れにより基板が腐食しています。
液漏れの影響は、隣のトランジスターQ26まで及んでいました。
Q26とC117を交換です。
低電圧制御。
7セグメント、ドット。
電解液の液漏れによりダメージを受けた基板は、ホールをドリルでさらいます。
ドリルには無水アルコールを付けてホールを洗います。
腐食が進んだ緑色のレジストを剥がしてアルコール洗浄したあとにハンダを盛り付けます。
ハンダ吸収線で余分なハンダを吸い取ります。
パターンの導通を確認します。
液漏れで汚れた部品です。
部品交換後、発振などを確認してゆきます。
PLLからの信号が確認できず、発振していません。
局発の水晶発振子を点検します。
水晶発振子に異状はありませんでした。
8Mhzで発振しています。
PLLシンセサイザー
IC2 から信号が出ていません。
IC2 SONY CX-759
分周器、位相比較、ロック、スキャンカウンタ、7セグメントドライバまでが一つのICに入ったカスタムICです。
1番 2番 3番 ピンからの出力がありません。
IC2 ピンのうち位相比較、ロック検出に関係した出力がNGになった可能性があります。
おそらく、ショートしたのでしょう。
シールド板アースのハンダ箇所から近すぎるのです。
特に2番と5番ロック検出はすぐ隣にあります。
シールド板アース。
シールド板が少しでもズレたら、ハンダの盛りが少しはみ出したらアウトです。
SONY CX-759
たくさんの機能を持ったSONY独自のカスタムICです。
これだけの仕事を代替え出来るICも無く、残念ながら修理はストップしました。
水晶発振は生きているのに、じつに惜しいですね。
分解です。
PLL部のシールド板を取り外します。
ハンダ跡からは、取り外されて手が入っていますね。
シールド板を取り外しました。
電解コンデンサーからの液漏れにより基板が腐食しています。
液漏れの影響は、隣のトランジスターQ26まで及んでいました。
Q26とC117を交換です。
低電圧制御。
7セグメント、ドット。
電解液の液漏れによりダメージを受けた基板は、ホールをドリルでさらいます。
ドリルには無水アルコールを付けてホールを洗います。
腐食が進んだ緑色のレジストを剥がしてアルコール洗浄したあとにハンダを盛り付けます。
ハンダ吸収線で余分なハンダを吸い取ります。
パターンの導通を確認します。
液漏れで汚れた部品です。
部品交換後、発振などを確認してゆきます。
PLLからの信号が確認できず、発振していません。
局発の水晶発振子を点検します。
水晶発振子に異状はありませんでした。
8Mhzで発振しています。
PLLシンセサイザー
IC2 から信号が出ていません。
IC2 SONY CX-759
分周器、位相比較、ロック、スキャンカウンタ、7セグメントドライバまでが一つのICに入ったカスタムICです。
1番 2番 3番 ピンからの出力がありません。
IC2 ピンのうち位相比較、ロック検出に関係した出力がNGになった可能性があります。
おそらく、ショートしたのでしょう。
シールド板アースのハンダ箇所から近すぎるのです。
特に2番と5番ロック検出はすぐ隣にあります。
シールド板アース。
シールド板が少しでもズレたら、ハンダの盛りが少しはみ出したらアウトです。
SONY CX-759
たくさんの機能を持ったSONY独自のカスタムICです。
これだけの仕事を代替え出来るICも無く、残念ながら修理はストップしました。
水晶発振は生きているのに、じつに惜しいですね。
ICB-770 受信できない
(2021/11/26 9:46:32)
ICB-770 受信できないとのことでお預かりしました。
強めの信号を受信しても、
Sメーターは振れず、受信ができません。
分解して点検します。
部品点数は少なめにてシンプルです。
ハンダクラックなどを点検します。
水晶発振子は金属ケース入りのものが使われています。
発振を点検するも異状ありませんでした。
電解コンデンサーをオール交換しました。
銀マイグレーションが進んだトランジスターを交換しました。
2SC710は不良になることで有名なトランジスターで、足が真っ黒です。
トランジスターをオール交換しました。
検波ダイオードを交換しました。
電源を入れてしばらくは良いのですが、受信感度が低下する症状が再発しました。
信号を追いかけてゆくと、フィルターでストップしていることが分かりました。
フィルターの手前までは信号がきています。
フィルターの後では信号が全く出てきません。
SSGより455Khzの信号を入れてみたところ復調が有り、明らかにフィルターがNGです。
回路図ではここです。
ムラタのセラミックフィルターがNGです。
10,7Mhz
交換用のセラミックフィルターです。
受信感度が回復しました。
各コイルを感度が最大になるように調整しました。
受信感度。
ー109dBm
トランジスターの交換により、Sメーターの振れ方が変化しました。
最大受信にしてもSメーターが5で止まってしまいます。
Sメーターの振れはQ5 2SC710 のエミッタ電圧によります。
Q5のトランジスターを2SC1815に交換したところ、エミッタ電圧が変わったのが原因です。
R12とR16のベースバイアス量を変えてみました。
結果は、バイアスのR16は変えないほうが良いことがわかりました。
R12をVRのタイプに交換しました。
メーター0点の調整において、持ち上がり方がどうなるかバイアスR16とのバランスを試行錯誤した結果、R16は交換しないほうが良いこととなったのです。
元々のトランジスター2SC710のhfeは300ほどで、手持ちのあった2SC828 hfe250と交換してみましたがバランスは良くありませんでした。
現在は2SC1815 hfe500が付いています(ECBの違いで取付方向は逆向きです)。
カスタマイズです。
マイクアンプの信号経路のコンデンサーをオーディオ用に交換しました。
オーディオ用コンデンサー MUSE
ポリエステルフィルムコンデンサー
いちだんと良い変調です。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯確認。
周波数。
27,144Mhz
ロッドアンテナを伸ばした状態にて出力最大に調整しました。
出力。
ピーク時0,5W以上です。
スプリアス良好。
電池ふた、スポンジがボロボロです。
ボロボロと無線機の内部に落ちてしまうので剥がしました。
現行の新機種にも負けない無線機です。
お楽しみください。
強めの信号を受信しても、
Sメーターは振れず、受信ができません。
分解して点検します。
部品点数は少なめにてシンプルです。
ハンダクラックなどを点検します。
水晶発振子は金属ケース入りのものが使われています。
発振を点検するも異状ありませんでした。
電解コンデンサーをオール交換しました。
銀マイグレーションが進んだトランジスターを交換しました。
2SC710は不良になることで有名なトランジスターで、足が真っ黒です。
トランジスターをオール交換しました。
検波ダイオードを交換しました。
電源を入れてしばらくは良いのですが、受信感度が低下する症状が再発しました。
信号を追いかけてゆくと、フィルターでストップしていることが分かりました。
フィルターの手前までは信号がきています。
フィルターの後では信号が全く出てきません。
SSGより455Khzの信号を入れてみたところ復調が有り、明らかにフィルターがNGです。
回路図ではここです。
ムラタのセラミックフィルターがNGです。
10,7Mhz
交換用のセラミックフィルターです。
受信感度が回復しました。
各コイルを感度が最大になるように調整しました。
受信感度。
ー109dBm
トランジスターの交換により、Sメーターの振れ方が変化しました。
最大受信にしてもSメーターが5で止まってしまいます。
Sメーターの振れはQ5 2SC710 のエミッタ電圧によります。
Q5のトランジスターを2SC1815に交換したところ、エミッタ電圧が変わったのが原因です。
R12とR16のベースバイアス量を変えてみました。
結果は、バイアスのR16は変えないほうが良いことがわかりました。
R12をVRのタイプに交換しました。
メーター0点の調整において、持ち上がり方がどうなるかバイアスR16とのバランスを試行錯誤した結果、R16は交換しないほうが良いこととなったのです。
元々のトランジスター2SC710のhfeは300ほどで、手持ちのあった2SC828 hfe250と交換してみましたがバランスは良くありませんでした。
現在は2SC1815 hfe500が付いています(ECBの違いで取付方向は逆向きです)。
カスタマイズです。
マイクアンプの信号経路のコンデンサーをオーディオ用に交換しました。
オーディオ用コンデンサー MUSE
ポリエステルフィルムコンデンサー
いちだんと良い変調です。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯確認。
周波数。
27,144Mhz
ロッドアンテナを伸ばした状態にて出力最大に調整しました。
出力。
ピーク時0,5W以上です。
スプリアス良好。
電池ふた、スポンジがボロボロです。
ボロボロと無線機の内部に落ちてしまうので剥がしました。
現行の新機種にも負けない無線機です。
お楽しみください。
RJ-450 受信感度低下
(2021/11/26 9:32:28)
RJ-450 正常に動作しているか点検の依頼です。
8チャンネル機です。
電源スイッチです。
SONY の無線機と同様にスタンバイ付きです。
受信感度が低下しているようです。
もう少し良くてもよい気がしますが、ポータブル機としてはこのくらいでしょうか。
工事現場での交通整理、登山時の前列・後列との連絡業務で使うには十分ですが、フリーライセンス無線として我々が使うには楽しめるレベルではないです。
分解。
オーナー様が気にされていた電池ケースの状態です。
サビも無くキレイでした。
基板を取出しました。
1枚基板です。
基板裏側の状況。
トランジスター、抵抗、コンデンサーなどはチップ型が使われています。
水晶発振子は金属ケースのものが使われています。
ひと通りチェックして、動作しているのを確認しました。
調整のみでOKのようです。
サービスガイドにはテストポイントが明記されていますが、基板にはその端子が無いので取り付けます。
端子を10箇所にハンダ付けです。
測定器に接続するためのダミーを作るように回路図が記載されています。
各ポイントで使うため、ジャンク基板の切れ端にて作りました。
・RXダミー
・TXダミー
・TXローディングダミー
順次、調整してゆきます。
37Mhz発振調整。
27Mhz MIX調整。
最大に調整、波形もキレイに整うようにします。
ジッターが見えますが、複数の山を重ねるように輝線を見て整えます。
このような用途ではアナログオシロでなくては無理です、並級のデジタルオシロでは微妙な加減はわかりません。
低下している受信感度を調整します。
SSGより少し強めの信号を受信します。
指定では4チャンネルで実施とのことです。
コイルを調整して、
感度が最大になるように調整しました。
このような用途にはアナログテスターが活躍します。 アナログ大活躍です。
受信感度、ー104dBmまで回復しました。
フリーライセンス無線では実用レベルです。
アンテナ次第ですが、レベルはあるということです。
10,695Mhz 発振調整。
変調がザラつき、良いレベルではない感じです。
原因がわからず難航しましたが、チップコンデンサーに割れがあるのを発見しました。
回路図ではこの場所です。
C94 0,047uF
ロットの違いでしょうか、本機は基板パターンが変更されていました。
回路図ではこの場所に記載されています。
回路図の場所にはC94が無く、丸印に変更されています。
取り外してみると割れています。
基板の左右にはちょうど良い穴が空いています。
基板の穴によりリードタイプの部品が使えそうなので、セラミックコンデンサーを取り付けました。
回路図からはパスコンなので影響はないと思いましたが、改善がありました。
0,047uF
変調が改善したところで、カスタマイズです。
マイクアンプ通過の経路にある電解コンデンサーをオーディオ用では定番のカスタムで、フィルムコンデンサーに交換しました。
フィルムコンデンサーを取り付けました。
AMらしい暖色かつ、シッカリとした変調となりました。
各ポイントで使うダミーにて送信の調整です。
自作のQRPパワーメーターです。
フルスケール1Wで、半分くらい。
製作参考
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/9411249.html
出力 0,5W
スプリアス、高調波が見えます。
マーカーポイントで測定すると、30Mhzでは ー65,27dBmです。
コンパクトで良い無線機です。
8チャンネル機です。
電源スイッチです。
SONY の無線機と同様にスタンバイ付きです。
受信感度が低下しているようです。
もう少し良くてもよい気がしますが、ポータブル機としてはこのくらいでしょうか。
工事現場での交通整理、登山時の前列・後列との連絡業務で使うには十分ですが、フリーライセンス無線として我々が使うには楽しめるレベルではないです。
分解。
オーナー様が気にされていた電池ケースの状態です。
サビも無くキレイでした。
基板を取出しました。
1枚基板です。
基板裏側の状況。
トランジスター、抵抗、コンデンサーなどはチップ型が使われています。
水晶発振子は金属ケースのものが使われています。
ひと通りチェックして、動作しているのを確認しました。
調整のみでOKのようです。
サービスガイドにはテストポイントが明記されていますが、基板にはその端子が無いので取り付けます。
端子を10箇所にハンダ付けです。
測定器に接続するためのダミーを作るように回路図が記載されています。
各ポイントで使うため、ジャンク基板の切れ端にて作りました。
・RXダミー
・TXダミー
・TXローディングダミー
順次、調整してゆきます。
37Mhz発振調整。
27Mhz MIX調整。
最大に調整、波形もキレイに整うようにします。
ジッターが見えますが、複数の山を重ねるように輝線を見て整えます。
このような用途ではアナログオシロでなくては無理です、並級のデジタルオシロでは微妙な加減はわかりません。
低下している受信感度を調整します。
SSGより少し強めの信号を受信します。
指定では4チャンネルで実施とのことです。
コイルを調整して、
感度が最大になるように調整しました。
このような用途にはアナログテスターが活躍します。 アナログ大活躍です。
受信感度、ー104dBmまで回復しました。
フリーライセンス無線では実用レベルです。
アンテナ次第ですが、レベルはあるということです。
10,695Mhz 発振調整。
変調がザラつき、良いレベルではない感じです。
原因がわからず難航しましたが、チップコンデンサーに割れがあるのを発見しました。
回路図ではこの場所です。
C94 0,047uF
ロットの違いでしょうか、本機は基板パターンが変更されていました。
回路図ではこの場所に記載されています。
回路図の場所にはC94が無く、丸印に変更されています。
取り外してみると割れています。
基板の左右にはちょうど良い穴が空いています。
基板の穴によりリードタイプの部品が使えそうなので、セラミックコンデンサーを取り付けました。
回路図からはパスコンなので影響はないと思いましたが、改善がありました。
0,047uF
変調が改善したところで、カスタマイズです。
マイクアンプ通過の経路にある電解コンデンサーをオーディオ用では定番のカスタムで、フィルムコンデンサーに交換しました。
フィルムコンデンサーを取り付けました。
AMらしい暖色かつ、シッカリとした変調となりました。
各ポイントで使うダミーにて送信の調整です。
自作のQRPパワーメーターです。
フルスケール1Wで、半分くらい。
製作参考
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/9411249.html
出力 0,5W
スプリアス、高調波が見えます。
マーカーポイントで測定すると、30Mhzでは ー65,27dBmです。
コンパクトで良い無線機です。
DAIWA PS-33MXⅡ 出力不良
(2021/11/21 1:33:22)
DAIWA PS-33MXⅡ
出力不良とのことでお預かりしました。
V.ADJ 13,8V のとき、
メーターは9V付近を指示します。
出力電圧も9,4Vと不良で、V.ADJと一致しません。
コントロール基板の点検です。
パターンが焼き切れて消失したところを、オーナー様がジャンパー線にて修復した跡があります。
導通が無いパターンがあったので修復しました。
調整ボリュームの不良により全交換しました。
1個については割損していました。
ボリューム交換しました。
出力電圧の調整。
スイッチをVにして、
電圧を13,8Vに調整。
メーターも正常(13,8V)に指示するように調整しました。
出力電流(アンメーター)の調整。
スイッチをAにして。
1Ωの抵抗を負荷にして、ターミナルのプラス、マイナスに接続します。
出力電圧を5Vにしておき、
5Aを指示するように調整すればOKです。
I=E/R 5A=5V/1Ω
1Ωの抵抗に5Aの電流が流れるので、数秒のうちに調整してください。
セメント抵抗から煙が出ます。
電源スイッチが点灯しません。
部品交換しました。
電源スイッチ点灯です。
トランス型の電源は貴重品です。
PS-33XMはファンレスのため静かで良い電源ですね。
出力不良とのことでお預かりしました。
V.ADJ 13,8V のとき、
メーターは9V付近を指示します。
出力電圧も9,4Vと不良で、V.ADJと一致しません。
コントロール基板の点検です。
パターンが焼き切れて消失したところを、オーナー様がジャンパー線にて修復した跡があります。
導通が無いパターンがあったので修復しました。
調整ボリュームの不良により全交換しました。
1個については割損していました。
ボリューム交換しました。
出力電圧の調整。
スイッチをVにして、
電圧を13,8Vに調整。
メーターも正常(13,8V)に指示するように調整しました。
出力電流(アンメーター)の調整。
スイッチをAにして。
1Ωの抵抗を負荷にして、ターミナルのプラス、マイナスに接続します。
出力電圧を5Vにしておき、
5Aを指示するように調整すればOKです。
I=E/R 5A=5V/1Ω
1Ωの抵抗に5Aの電流が流れるので、数秒のうちに調整してください。
セメント抵抗から煙が出ます。
電源スイッチが点灯しません。
部品交換しました。
電源スイッチ点灯です。
トランス型の電源は貴重品です。
PS-33XMはファンレスのため静かで良い電源ですね。
パワーモニター
(2021/11/5 10:45:57)
CB無線を運用する際にどうすれば効率良くパワーが出てゆくか。
無線機のどこを持ったら良い状態のアースが取れているか。
周囲のコンデションや、地面との設置状態は良いか。
自分の無線機から出てゆくパワーを、現場において確認するのに、なにか良いものはないだろうか?
このような要望が寄せられました。
電界強度計にて計測するのが良いのでしょうが、現実的ではありませんね。
電界強度が何(V/m)とか、何ワット(W)であるとか、そのようなことを求めているのではなく、単にスカラー量としてわかれば良いとのことです。
CB無線機の「ロッドアンテナから発信するのが条件」として、0,5Wのパワーでもモニターが可能な機器は何が使えるでしょうか。
使用したCB無線機は HITACHI CH-580 です。
以下は、高周波の強度を確認することができる機器にて試してみました。
・クラニシ電界強度計 LA-300
1メートルの距離にて、メーターは少し振れました。
20センチメートルの距離ではメーターが振り切れたためアッテネータで調整しました。
その用途に特化した機器のため、期待どおりかと思います。
・ディップメーター サガ電子 DM-250
電界強度計としての使途もあるディップメーターです。
1メートルの距離にて、メーターは全く振れませんでした。
20センチメートルの距離ではメーターが良く振れました。
・スペクトラムアナライザー tiny SA
中国製で値段は6000円程度ですが、スペアナとしての性能は十分にあります。
TG付きでこの値段とパフォーマンスにはおどろきです。
1メートルの距離にて、反応は少しありました。
周波数のカウントはできました。
20センチメートルの距離ではOKです。
スプリアス良好です。
・オシロスコープ パナソニック VP-5535
ロッドアンテナにて受信
1メートルの距離にて、安定して受信できました。
周波数のカウントもOKです。
無線機の送信調整をするなら、オシロスコープが一番使いやすいのではないかと思いました。
・アナログテスター カイセ SK-357
パネルには「ダイオードプロテクション」であることが明記されています。
テスターリードが無い状態でも、スイッチがOFFの状態でも、近くでハンディー無線機を送信するとメーターが振れます。
・アナログテスター サンワ YX-360TR
「ダイオードプロテクション」であることが明記されています。
テスターの近くで送信するとメーターが振れます。
テスターからは小さくジーという音がしますが、メーター駆動部からの振動音、またはセラミックコンデンサーからの振動音かも知れません。
高周波の影響は至るところにきています。
「ダイオードプロテクション」のアナログテスターでは、テストリードをアンテナコネクタに当てると、
高周波は検波されてメーターが振れてしまいます。
この手のテスターの落とし穴かも知れませんね。
測定レンジはあえて直流(DC)にしてみました。
トランジスタなどの半導体はダイオードなので、例えば医療機器の近くなどでハイパワー無線の送信が問題になったり、高周波回路の設計がいかに難しいかがわかりますね。
人命に関わります。
デジタルテスターでもこのようにしたら、数値が上がるのが確認できます。壊してしまうので試すのはやめましょう。
テストリードをダイポールアンテナのように広げて、
CB無線機にて送信すると、20センチメートルの距離ではメーターが良く振れました。
1メートルの距離ではあまり振れませんでしたが、なるほどダイポールは水平偏波だ! アンテナを水平にしたほうが振れが良いです。
ロッドアンテナにテストリードをグルグル巻きにしました。
とても良くメーターが振れました。
CB無線機のパワー確認は、ダイオードプロテクションのアナログテスターで良いのではないかと思いました(笑)。
ヒューズプロテクションのテスターではどうでしょうか。
HIOKI 3030−10
メーターはピクリとも振れませんでした。
さすがは日置の製品です、筐体付近からの高周波では影響はありません。
企業におけるシェアが高いのもうなずけますね。
現在、日置のアナログテスターの製品ラインナップはこの3030−10 一台のみです。
電子レンジです。
テスターリードをドアに吊るした状態にて、漏れ高周波を検出しました。
数値は弱いですが、かなりの電力です。
1メートル離れればテスターでは無感となりました。
CB無線機の運用現場において、パワーコンディションを把握するにはどの方法が良いでしょうか。
0,5Wという出力を効率良く受信できて、エネルギーに変換できるにはどうすれば良いでしょう。
機器はなるべくコンパクトなものが良いです。
27MhzのAM波にて実験です。
SSGよりAM変調された 10dBm 10mWを出力しました。
FCZ研究所のQRPパワーメーターに代表される、良く使われるダイオードシングル検波回路を組んでみました。
ダイオードはゲルマニウムです。
良く検波されていますが、ラジケータなどのメーターを十分振らせる力はありません。
倍電圧検波回路を組んでみました。
ダイオードはゲルマニウムです。
0,2V出ました。
ラジケーターを振らせるには十分です。
部品の定数を変えたり、最低限の部品だけにしても動作は大差無いことがわかりました。
検波するダイオードもゲルマニウムダイオードでなくても良いということで、普通のシリコンダイオードでも十分使えます。
シリコンダイオードで試験している画像です。
普通のシリコンダイオードで、スイッチング用途などで使うものです。
たまたま手持ちのあったロームの 1S2473 ですが、マルツ電波で入手できる1N4148で十分です。
検波したものを音声として聞くわけではないのでシリコンダイオードで良いです。
部品はこれだけです。
セラミックコンデンサー0,1uF 2本
ダイオード2本
タカチのケースです。
小型のラジケーターを取り付けました。
CB無線機の0,5Wでも抜群にメーターが振れます。
振れ過ぎて試験中にメーターが振り切れるので、ついにラジケーターが壊れてしまいました。
メーター保護のために100uFのコンデンサーとアッテネータに50kΩのVRを追加しました。
ラジケーターは交換しました。
検出クリップへの配線です。
検出クリップ。
ケースにネジ止めしました。
CB無線機のロッドアンテナに取り付けます。
送信するとメーターが振れます。
保護回路があるにしても、アッテネータは強方向から始めてください。
BNCコネクタ付きのロッドアンテナに取り付けてみました。
近くで送信したところです。
大きさはこのくらいです。
ストラップベルトにクリップして持ち運んでください。
無線機を車の屋根に置いたり、外部電源のアースを強化したり、電波の見える化で確認し、飛びの良さにつながるでしょうか。
希望の用途に合ったものが出来たと思います。
配線図
無線機のどこを持ったら良い状態のアースが取れているか。
周囲のコンデションや、地面との設置状態は良いか。
自分の無線機から出てゆくパワーを、現場において確認するのに、なにか良いものはないだろうか?
このような要望が寄せられました。
電界強度計にて計測するのが良いのでしょうが、現実的ではありませんね。
電界強度が何(V/m)とか、何ワット(W)であるとか、そのようなことを求めているのではなく、単にスカラー量としてわかれば良いとのことです。
CB無線機の「ロッドアンテナから発信するのが条件」として、0,5Wのパワーでもモニターが可能な機器は何が使えるでしょうか。
使用したCB無線機は HITACHI CH-580 です。
以下は、高周波の強度を確認することができる機器にて試してみました。
・クラニシ電界強度計 LA-300
1メートルの距離にて、メーターは少し振れました。
20センチメートルの距離ではメーターが振り切れたためアッテネータで調整しました。
その用途に特化した機器のため、期待どおりかと思います。
・ディップメーター サガ電子 DM-250
電界強度計としての使途もあるディップメーターです。
1メートルの距離にて、メーターは全く振れませんでした。
20センチメートルの距離ではメーターが良く振れました。
・スペクトラムアナライザー tiny SA
中国製で値段は6000円程度ですが、スペアナとしての性能は十分にあります。
TG付きでこの値段とパフォーマンスにはおどろきです。
1メートルの距離にて、反応は少しありました。
周波数のカウントはできました。
20センチメートルの距離ではOKです。
スプリアス良好です。
・オシロスコープ パナソニック VP-5535
ロッドアンテナにて受信
1メートルの距離にて、安定して受信できました。
周波数のカウントもOKです。
無線機の送信調整をするなら、オシロスコープが一番使いやすいのではないかと思いました。
・アナログテスター カイセ SK-357
パネルには「ダイオードプロテクション」であることが明記されています。
テスターリードが無い状態でも、スイッチがOFFの状態でも、近くでハンディー無線機を送信するとメーターが振れます。
・アナログテスター サンワ YX-360TR
「ダイオードプロテクション」であることが明記されています。
テスターの近くで送信するとメーターが振れます。
テスターからは小さくジーという音がしますが、メーター駆動部からの振動音、またはセラミックコンデンサーからの振動音かも知れません。
高周波の影響は至るところにきています。
「ダイオードプロテクション」のアナログテスターでは、テストリードをアンテナコネクタに当てると、
高周波は検波されてメーターが振れてしまいます。
この手のテスターの落とし穴かも知れませんね。
測定レンジはあえて直流(DC)にしてみました。
トランジスタなどの半導体はダイオードなので、例えば医療機器の近くなどでハイパワー無線の送信が問題になったり、高周波回路の設計がいかに難しいかがわかりますね。
人命に関わります。
デジタルテスターでもこのようにしたら、数値が上がるのが確認できます。壊してしまうので試すのはやめましょう。
テストリードをダイポールアンテナのように広げて、
CB無線機にて送信すると、20センチメートルの距離ではメーターが良く振れました。
1メートルの距離ではあまり振れませんでしたが、なるほどダイポールは水平偏波だ! アンテナを水平にしたほうが振れが良いです。
ロッドアンテナにテストリードをグルグル巻きにしました。
とても良くメーターが振れました。
CB無線機のパワー確認は、ダイオードプロテクションのアナログテスターで良いのではないかと思いました(笑)。
ヒューズプロテクションのテスターではどうでしょうか。
HIOKI 3030−10
メーターはピクリとも振れませんでした。
さすがは日置の製品です、筐体付近からの高周波では影響はありません。
企業におけるシェアが高いのもうなずけますね。
現在、日置のアナログテスターの製品ラインナップはこの3030−10 一台のみです。
電子レンジです。
テスターリードをドアに吊るした状態にて、漏れ高周波を検出しました。
数値は弱いですが、かなりの電力です。
1メートル離れればテスターでは無感となりました。
CB無線機の運用現場において、パワーコンディションを把握するにはどの方法が良いでしょうか。
0,5Wという出力を効率良く受信できて、エネルギーに変換できるにはどうすれば良いでしょう。
機器はなるべくコンパクトなものが良いです。
27MhzのAM波にて実験です。
SSGよりAM変調された 10dBm 10mWを出力しました。
FCZ研究所のQRPパワーメーターに代表される、良く使われるダイオードシングル検波回路を組んでみました。
ダイオードはゲルマニウムです。
良く検波されていますが、ラジケータなどのメーターを十分振らせる力はありません。
倍電圧検波回路を組んでみました。
ダイオードはゲルマニウムです。
0,2V出ました。
ラジケーターを振らせるには十分です。
部品の定数を変えたり、最低限の部品だけにしても動作は大差無いことがわかりました。
検波するダイオードもゲルマニウムダイオードでなくても良いということで、普通のシリコンダイオードでも十分使えます。
シリコンダイオードで試験している画像です。
普通のシリコンダイオードで、スイッチング用途などで使うものです。
たまたま手持ちのあったロームの 1S2473 ですが、マルツ電波で入手できる1N4148で十分です。
検波したものを音声として聞くわけではないのでシリコンダイオードで良いです。
部品はこれだけです。
セラミックコンデンサー0,1uF 2本
ダイオード2本
タカチのケースです。
小型のラジケーターを取り付けました。
CB無線機の0,5Wでも抜群にメーターが振れます。
振れ過ぎて試験中にメーターが振り切れるので、ついにラジケーターが壊れてしまいました。
メーター保護のために100uFのコンデンサーとアッテネータに50kΩのVRを追加しました。
ラジケーターは交換しました。
検出クリップへの配線です。
検出クリップ。
ケースにネジ止めしました。
CB無線機のロッドアンテナに取り付けます。
送信するとメーターが振れます。
保護回路があるにしても、アッテネータは強方向から始めてください。
BNCコネクタ付きのロッドアンテナに取り付けてみました。
近くで送信したところです。
大きさはこのくらいです。
ストラップベルトにクリップして持ち運んでください。
無線機を車の屋根に置いたり、外部電源のアースを強化したり、電波の見える化で確認し、飛びの良さにつながるでしょうか。
希望の用途に合ったものが出来たと思います。
配線図
エリート無線 ERB-1200GU
(2021/11/5 1:01:24)
エリート無線 ERB-1200GU
1200Mhz プリアンプ キャビティ
増幅しないとのことでお預かりしました。
改造されて付け足された部品もあるようです。
エリート無線は今は無い会社です。
情報が少ないところ、回路図らしきものがありました。
抵抗のような部品は何でしょうか。
キャパシタのような2枚の金属板は何でしょうか?
いずれも回路図には無いものです。
抵抗のような部品を取り外しました。
テスターにかけると部品が何であるかが分ります。
「わからない、またはダメージパーツ」だそうです。
導通も無くゼロです。
ここにもある回路図に無い部品は何でしょう。
両端がケースにハンダ付けされて意味が無く、スポンジに通してあって何をしようとしているのかわかりません。
導通も無く。
テスターにかけてもダメージパーツとのことです。
Ga-As Nチャンネル J-FET MRG-1202 です。
電圧をかけても増幅せず、NGです。
FETを交換しました。
回路図どおりにもどして(回路図にもやばいところがあり、ツェナーが落ちるとどうなると思います)
付けるところにはコンデンサーを入れて運転です。
とりあえず0,1uFを使いました。
取り外した部品です。
1295Mhz 出力しました。
プリアンプの動作OKです。
1200Mhz プリアンプ キャビティ
増幅しないとのことでお預かりしました。
改造されて付け足された部品もあるようです。
エリート無線は今は無い会社です。
情報が少ないところ、回路図らしきものがありました。
抵抗のような部品は何でしょうか。
キャパシタのような2枚の金属板は何でしょうか?
いずれも回路図には無いものです。
抵抗のような部品を取り外しました。
テスターにかけると部品が何であるかが分ります。
「わからない、またはダメージパーツ」だそうです。
導通も無くゼロです。
ここにもある回路図に無い部品は何でしょう。
両端がケースにハンダ付けされて意味が無く、スポンジに通してあって何をしようとしているのかわかりません。
導通も無く。
テスターにかけてもダメージパーツとのことです。
Ga-As Nチャンネル J-FET MRG-1202 です。
電圧をかけても増幅せず、NGです。
FETを交換しました。
回路図どおりにもどして(回路図にもやばいところがあり、ツェナーが落ちるとどうなると思います)
付けるところにはコンデンサーを入れて運転です。
とりあえず0,1uFを使いました。
取り外した部品です。
1295Mhz 出力しました。
プリアンプの動作OKです。
QRPパワーメーター
(2021/11/2 2:22:35)
QRPパワーメーターを作って欲しいとのことで作りました。
タカチのケースです。
ラジケーターです。
規格は次のとおりです。
フルスケール 500uA
内部抵抗 650Ω
VUメーター DE-1434 秋月電子で購入しました。
ラジケーターの大きさでケガキ線を引きます。
白色の鉛筆は「ダーマトグラフ」というクレヨンのように柔らかい芯のものです。
ピンバイスでザックリと穴を開けます。
穴と穴のブリッジ部分を彫刻刀と金づちで叩いて落とします。
ヤスリで窓の大きさを整えます。
ラジケーターを取り付けました。
BNCコネクタを取り付けます。
テスターリード端子を取り付けます。
双方を取り付けたところです。
平ラグ板に検波部品を取り付けてゆきます。
50Ωのダミーロードです。
100Ωの抵抗2本を並列にします。
帯域特性を改善するためのイコライザー回路です。
抵抗 4,7kΩ
コンデンサー 4pF
検波用ゲルマニウムダイオード。
1S1514
較正用 ボリューム 50kΩ
ラグ板に部品を取り付けました。
検波ダイオードは破損しやすいため、交換できるようにソケット式にしました。
ラジケーターに0,1uFのコンデンサーを取り付けます。
ラジケーター、テスター表示切替えスイッチ。
変調モニター用イヤホンソケット。
組み立て、ケース内の状況。
較正。
10Vの直流電圧(DC)を入力。
較正用50kΩのボリュームを調整。
フルスケールになるように調整します。
フルスケールで1Wです。
検証。
28MhzのFMにて実施。
パワー計の出力は0,5Wを指示。
同条件にて送信すると、ラジケーターは半分付近を指示しました。
0,5Wです。
テスター指示の使い方です。
スイッチをテスター側に切替えます。
スイッチは、ラジケーターの方向かテスターの方向に切替えるので分かりやすいと思います。
テスターリードを差し込みます。
デジタルテスターの直流(V)レンジを選択します。
4,73Vと指示しました。
パワーは計算で求めます。
P=E2条/R
P=(4,7×4,7)÷50 (Rは50Ωで計算します)
P=0,44W
だいたい0,5Wと一致しました。
1W以上の測定は計算で求めてください。
ダミーロードやダイオードの耐性から5Wくらいが限界かと思います。
RCAプラグ。
測定用ケーブル。
カギ式ピックアップにしたので何かと便利です。
耐熱線を使用したので耐久性もOKです。
ロッドアンテナをクリップするための大型ワニくちクリップです。
カギ式ピックアップに引っ掛けて使ってください。
ワイヤーアンテナにロッドを這わせれば、電圧腹の部分と首の部分がどこかがわかります。
最小または最大になったところが共振点なのでそこで切断すれば良いのです。
電界強度計にもなります。
クリスタルイヤホンで変調をモニターすることができます。
AM・SSBで有効 FMでも聞き取れました。
今回のフルセットです。
使ってみてください。
配線図です。
C3は無くても良いです、SSBのときにラジケーターの動きがスローになりピーク点が見やすくなります。
急な過入力によるラジケーターの断線を保護します。
タカチのケースです。
ラジケーターです。
規格は次のとおりです。
フルスケール 500uA
内部抵抗 650Ω
VUメーター DE-1434 秋月電子で購入しました。
ラジケーターの大きさでケガキ線を引きます。
白色の鉛筆は「ダーマトグラフ」というクレヨンのように柔らかい芯のものです。
ピンバイスでザックリと穴を開けます。
穴と穴のブリッジ部分を彫刻刀と金づちで叩いて落とします。
ヤスリで窓の大きさを整えます。
ラジケーターを取り付けました。
BNCコネクタを取り付けます。
テスターリード端子を取り付けます。
双方を取り付けたところです。
平ラグ板に検波部品を取り付けてゆきます。
50Ωのダミーロードです。
100Ωの抵抗2本を並列にします。
帯域特性を改善するためのイコライザー回路です。
抵抗 4,7kΩ
コンデンサー 4pF
検波用ゲルマニウムダイオード。
1S1514
較正用 ボリューム 50kΩ
ラグ板に部品を取り付けました。
検波ダイオードは破損しやすいため、交換できるようにソケット式にしました。
ラジケーターに0,1uFのコンデンサーを取り付けます。
ラジケーター、テスター表示切替えスイッチ。
変調モニター用イヤホンソケット。
組み立て、ケース内の状況。
較正。
10Vの直流電圧(DC)を入力。
較正用50kΩのボリュームを調整。
フルスケールになるように調整します。
フルスケールで1Wです。
検証。
28MhzのFMにて実施。
パワー計の出力は0,5Wを指示。
同条件にて送信すると、ラジケーターは半分付近を指示しました。
0,5Wです。
テスター指示の使い方です。
スイッチをテスター側に切替えます。
スイッチは、ラジケーターの方向かテスターの方向に切替えるので分かりやすいと思います。
テスターリードを差し込みます。
デジタルテスターの直流(V)レンジを選択します。
4,73Vと指示しました。
パワーは計算で求めます。
P=E2条/R
P=(4,7×4,7)÷50 (Rは50Ωで計算します)
P=0,44W
だいたい0,5Wと一致しました。
1W以上の測定は計算で求めてください。
ダミーロードやダイオードの耐性から5Wくらいが限界かと思います。
RCAプラグ。
測定用ケーブル。
カギ式ピックアップにしたので何かと便利です。
耐熱線を使用したので耐久性もOKです。
ロッドアンテナをクリップするための大型ワニくちクリップです。
カギ式ピックアップに引っ掛けて使ってください。
ワイヤーアンテナにロッドを這わせれば、電圧腹の部分と首の部分がどこかがわかります。
最小または最大になったところが共振点なのでそこで切断すれば良いのです。
電界強度計にもなります。
クリスタルイヤホンで変調をモニターすることができます。
AM・SSBで有効 FMでも聞き取れました。
今回のフルセットです。
使ってみてください。
配線図です。
C3は無くても良いです、SSBのときにラジケーターの動きがスローになりピーク点が見やすくなります。
急な過入力によるラジケーターの断線を保護します。
execution time : 0.085 sec