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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed ICB-87h 受信感度が悪い (2021/10/22 0:45:52)
ICB-87h 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。


IMGP3445

アンテナのぐらつきを調整しました。

ICB-87hはヘリカルアンテナ仕様ですが、本機はロッドアンテナに交換されています。

IMGP3446

受信感度がだいぶ低下していました。

各部を調整してゆきます。

IMGP3452

無線機には少しずつ手が加えれられています。

配線が強化してあるところです。 本来はジャンパー線になっています。

他にも変更したところが見られますね。

IMGP3453

中間周波数の調整。

最大になるように調整しました。

IMGP3459

受信感度が低下していた原因はコイルの調整がズレていました。


IMGP3460

受信感度を最大に調整しました。


IMGP3455

受信感度。

ー110,0dBm

感度が回復しました。

IMGP3458

ー73,0dBmを受信したとき、


IMGP3457

Sメーター 9を指示しました。


IMGP3456

周波数。

27,144Mhz

IMGP3461

スプリアス良好。


IMGP3462

アンテナローディングコイル。

調整用のコアが抜かれて無くなっています。

IMGP3451

調整用のコアが無くなっています。

ロッドアンテナに交換したときに外してしまったようです。

どうしようもありませんが、コアを抜いたときが最大ともききますね。

IMGP3450

出力

0,5W

IMGP3463

状態が良い無線機でした。


IMGP3464


feed RJ-570 変調がかからない (2021/10/19 0:37:06)
RJ-570 変調がかからないとのことでお預かりしました。


IMGP3411

オーディオゼネレータより1Khzの信号を出力します。


IMGP3414

オーディオ回路へ信号を直接入力したところ変調がかかりました。

マイクロホンの異状ですね。

IMGP3413

マイクロホンを分解しました。

マイクユニットが断線していました。

IMGP3415

振動膜の接着が剥がれており、ボイスコイルが断線しています。


IMGP3416

マイクユニットを交換します。

右側がNGのユニット、左側が交換するユニットです。 少し小型です。

IMGP3417

緩衝材のスポンジが丁度良い感じでした。


IMGP3418

マイクユニットを固定しました。


IMGP3419

バッチリ。 変調がかかるようになりました。


IMGP3429

受信感度を調整しました。


IMGP3421

受信感度を最大にします。


IMGP3420

受信感度。

ー119,0dBm

IMGP3426

周波数調整しました。


IMGP3424

スプリアスおおむね良好です。


IMGP3425

ロッドアンテナを伸ばし、電界強度が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整しました。


IMGP3427

出力 0,5W弱


IMGP3423

BCLラジオのようなデザインがFBです。


IMGP3428


feed ICB-87h Sメーター振れ弱い (2021/10/13 0:02:39)
ICB-87h Sメーターの振れが弱いとのことで、お預かりしました。


IMGP3340

アンテナのぐらつきを調整しました。


IMGP3341

変調レベルアップの措置がされています。


IMGP3343

チャンネルスイッチの蓋がめくられていますね。曲がっています。

接点復活剤を入れたようです。

ガリも無いのでそのままとしました。

IMGP3344

基板を取出しました。


IMGP3347

Sメーターの振れが悪いとのことで、メーターに関する電解コンデンサーを交換しました。


IMGP3349


IMGP3361

各部を調整してゆきます。


IMGP3348

局部発振周波数の調整。


IMGP3350


IMGP3351

AGCの調整。

44dBを受信し、

IMGP3352

感度を赤ラインの手前になるように調整。


IMGP3353

受信感度が最大になるように調整。


IMGP3354

受信感度測定。

ー106,8dBm 

IMGP3358

ー73,0dBmを受信したときS9を指示するのが標準です。


IMGP3345

Sメーター9プラスです。

メーターの振れは改善しました。

IMGP3357

周波数。

8CH 27,144Mhz

IMGP3363

スプリアス良好。


IMGP3356

ロッドアンテナを伸ばした状態にて、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。

IMGP3360

送信出力。

0,5W強です。

IMGP3355

ICB-87Hはヘリカルアンテナ仕様ですが、ロッドアンテナに交換されています。

音質が良い無線機です。

IMGP3362


feed ICB-707 チャンネルスイッチ不良 (2021/10/12 1:07:08)
SONY ICB-707 チャンネルスイッチ不良のためお預かりしました。


IMGP3292

アンテナにぐらつきがあり、増し締めしました。


IMGP3293

分解してゆきます。


IMGP3294

配線で繋がったところが無く、ケースの切り離しが楽です。


IMGP3295

スタンドがぐらぐらしています。


IMGP3296

スタンドの蝶番が抜けてしまいます。


IMGP3298

反対側は、U字ピンで固定されています。


IMGP3297

クリップをこのような形に曲げて、


IMGP3299

ピンをはめ込んで固定しました。


IMGP3301

分解を進めてゆくと、スピーカーの磁石になにかが付いています。


IMGP3302

見覚えのあるU字ピンでした。


IMGP3303

スタンドに取り付けて固定し、解決しました。


IMGP3304

チャンネルスイッチにガリが出て接触不良になっています。


IMGP3305

チャンネルスイッチを取り外しました。


IMGP3306

アルプス電気製です。


IMGP3307

分解しました。


IMGP3308

接点を洗浄しました。

アルコール浸けです。

IMGP3310

一度分解すると、頭を飛ばしているため元に戻りません。

この足は切断してしまいます。

IMGP3313

センターポンチでガイドになる下穴を開けます。


IMGP3314

ドリルで穴を開けます。


IMGP3315

スライド接点用コンタクトグリスを接点に塗布します。


IMGP3311


IMGP3312

長ねじを通して組み立てます。

何度でも分解清掃ができます。

IMGP3316

チャンネルスイッチを取り付けました。


IMGP3317

Sメーター照明とチャンネル照明をLED化しました。


IMGP3318

点灯を確認しました。


IMGP3319

LEDの電流制限抵抗です。

既存のものを取り外して交換しました。

IMGP3321

変調のかかりが小さくなっている症状が見られます。

変調のSメーターも振れが悪いです。

音声の通り道にある電解コンデンサーを、音質の良いフィルムコンデンサーに交換しました。
ちょっとたカスタマイズです。

左側の茶色のものがフィルムコンデンサーです。

音はガラリと良くなります。

IMGP3322

フィルムコンデンサーの交換場所。

変調トランスまでの間に2箇所で使いました。

IMGP3324

Sメーターの振れ具合を改善。

制限抵抗を交換し振れ方を良くしました。

変調音もバッチリ回復しました。

LEDの照明も明るく、チャンネルスイッチの照明はピンク色です。

IMGP3338

電解コンデンサーをオール交換しました。


IMGP3339

周波数調整。

27,144Mhz 

IMGP3325

スプリアス良好です。


IMGP3327

受信感度を調整。


IMGP3328

受信感度が最大になるように調整しました。


IMGP3329

受信感度。

ー114,0dBm

IMGP3331

ロッドアンテナを伸ばした状態で送信し、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。

IMGP3335

送信出力。

0,5W

IMGP3334

8チャンネルの固定機で、これほど小型な無線機ならカバンに入れて持ってゆけます。

基本性能が良い無線機です。

IMGP3337


feed FT-690mk2 パワーが出ない (2021/10/9 11:51:56)
FT-690mk2 パワーが出ないとのことでお預かりしました。


IMGP3254

パワーが低下しており、MAX2,5Wのところ0,5Wしか出ません。


IMGP3255

出力段は、2SC2053と2SC1971の2段構成です。


IMGP3257

送信波形をオシロスコープで追ってゆきます。


IMGP3258

2SC2053の入力段。

ΔV 35mV

IMGP3259

2SC2053出力段。

ΔV 200mV

増幅されていますので、2SC2053は壊れていません。

IMGP3260

2SC1971出力段。

ΔV 6,8V

増幅されていますので、2SC1971も正常です。

パワー系統の半導体の異状ではないことがわかりました。

IMGP3263

基板を念入りに点検してゆきます。


IMGP3256

パワー低下の原因はバンドパスフィルターがズレていました。


IMGP3264

ALCを調整しました。


IMGP3267

パワーが復活しました。

20Wレンジにて2,5Wです。

IMGP3266

アンテナコネクタが回ってしまいます。

増し締めしようとしましたが、これが大変なことに、ねじリングが接着剤でガッチリ固まり回りません。

IMGP3270

フレーム側で固定されているわけではないので、こうなったらグルグル回り放しです。

アンテナ線が千切れてしまいます。

IMGP3269

フロントパネルがぶら下がった状態では無理なようです。

取り外しました。

IMGP3271

ねじザウルスというペンチ。

縦ミゾがあるので、裏側から強力にコネクタに食いつきます。

IMGP3275

なんとか取り外しました。

接着剤の跡がひどいです。

IMGP3272

接着剤を金ブラシで落とし、ねじリングのミゾはヤスリで修正しました。


IMGP3273

コネクタを取り付け、アンテナ線も剥き直しました。


IMGP3274

周波数の調整。

モトローラ社製、MC145145P 

16番ピンからの信号を取出し、TC02にて調整。

IMGP3282

TC02にて、13,53Mhzに調整します。


IMGP3280

周波数調整コイルを回して、


IMGP3283

51,00Mhzに合わせて調整しました。


IMGP3281

パワーアンプFL-6020を取り付け。

出力 10W

IMGP3277

ALCメーターを調整し、


IMGP3267

グリーンのライン中央に調整。

この位置で10Wとなります。

IMGP3288

受信感度。(FL-6020装着にて)

ー12dB SINAD GO判定 

IMGP3284

受信感度。

ー123,2dBm (SINAD)

たいへん優秀な受信感度です、この無線機は当たりですね。

IMGP3285

ー73dBmのときS9が業界標準です。


IMGP3287

Sメーター9プラスです。


IMGP3288

受信感度スペックシール添付。


IMGP3290

現役復帰ですね。


IMGP3289

feed TR-9500 周波数表示が消える (2021/10/7 0:48:32)
TR-9500 周波数表示が消えるとのことでお預かりしました。

表示が消えたり点滅したりして、操作を受け付けなくなるとのことです。

IMGP3237

コントロール基板を点検。

テスト試験中には症状が出ませんでしたが、電解コンデンサーを交換します。

IMGP3241

基板を取り外し。

ハンダ不良クラックを点検、あやしい場所には再ハンダをしました。

IMGP3242

電解コンデンサーを交換しました。


IMGP3243

コンデンサーから電解液が漏れ出していたので、基板をアルコール洗浄しました。


IMGP3244

無線機に何か液体をこぼしたようでサビが出ていました。

Sメーターの照明をLED化します。

IMGP3238

メーターを分解し電球を取り外しました。


IMGP3239

LEDを取付けました。


IMGP3240

Sメーター照明の点灯を確認しました。


IMGP3245

周波数表示は安定しています。


IMGP3246

送信周波数。


IMGP3248

出力

20W

IMGP3247

スプリアス良好です。


IMGP3249

受信感度。

ー121,0dBm (SINAD)

SSBではー123dBmでも聞こえます。

IMGP3250

受信感度スペックシール添付しました。


IMGP3253

外観の状態が良くキレイです。

受信音が良い無線機です。

IMGP3252


feed IC-820 430Mhzアンロック (2021/10/1 19:51:56)
IC-820 430Mhzアンロックのためお預かりしました。


IMGP3191

430Mhzの周波数表示がーーーーーーー

アンロック状態です。

IMGP3193

PLLの電圧が正常に出ていません。

指で弾いたり揺らしたりしたところロック反応がありました。

接触不良の症状ですね。

IMGP3195

詰めものを取り去ります。


IMGP3198

シールドを外します。


IMGP3197

アンロックの原因は部品のハンダ剥離です。

インダクターが外れて、詰めものに付いてきました。

IMGP3196

部品を取付けました。


IMGP3199

PLL電圧も正常になり、規定の4Vに調整しました。


IMGP3194

430Mhz ロックしました。


IMGP3201

液晶バックライトをLED化しました。


IMGP3203

LED点灯確認。


IMGP3208

バックアップ電池を交換。


IMGP3207

電圧を測定。


IMGP3205

3Vありますが、交換しました。


IMGP3204

前面パネルを取り外し。

パワー HI・LO切替えのインジケータが点灯しません。

IMGP3211

無線機側のインジケー接点を点検。

異状なしです。

IMGP3209

パネル側のインジケータ接点を点検。


IMGP3210

ハンダ離れ対策をします。

ハンダをこってり盛り付けます。

IMGP3213

ハンダ吸い取り線で余分なハンダを吸い取ります。


IMGP3214

アルコール洗浄して終了です。


IMGP3215

LEDインジケータについてもハンダ強化しました。


IMGP3212

パワーインジケータ点灯しました。


IMGP3217

周波数調整。


IMGP3218


IMGP3219

出力 25W


IMGP3222

FMデビエーション調整。

規定の 4,8khz

IMGP3223

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP3221

同、良好 433Mhz


IMGP3220

受信感度。

145Mhz ー126,0dBm (SINAD)

IMGP3224

433Mhz 

ー124,2dBm (SINAD)

IMGP3225

受信感度スペックシール添付。


IMGP3227

基本性能は出ています。


IMGP3226


feed IC-2720 音が出ない (2021/9/25 1:33:46)
IC-2720 音が出ないとのことでお預かりしました。


IMGP3095

湿気の多い場所で使われた無線機のようで、サビが出ていました。


IMGP3107

基板を取り外します。


IMGP3096

基板が破損しており、パターンが断線しています。


IMGP3100


IMGP3101

取付けに長いネジを使ったために、基板が損傷したようです。


IMGP3099

破損したパターンを接続します。

パターンはとても細いため、同軸ケーブルの外皮を利用しました。

IMGP3103

時計の修理に使うルーペ(キズ見)で見ながら行います。


IMGP3102

基板をヤスリで整え、緑色のレジストを剥がしたところへ細線をハンダ付けしました。


IMGP3104


IMGP3105

単三電池の大きさと比較すると、いかに細いかがわかります。

音が出るようになりました。

IMGP3106

周波数。


IMGP3111


IMGP3112

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP3113

同良好。

433Mhz

IMGP3114

出力 50W


IMGP3110

受信感度。

145Mhz ー125,4dBm (SINAD)

IMGP3115

433Mhz ー125,4dBm (SINAD)


IMGP3116

受信感度スペックシール添付。


IMGP3118

独立したスケルチ・ボリュームがGOODです。

操作は左右対称で、使いやすい無線機ですね。

IMGP3117


feed マイクアンプ ノイズが出る (2021/9/24 7:21:52)
マイクアンプにノイズが乗るとのことでお預かりしました。

KATSUMI スピーチプロセッサー MC-902

IMGP3078

自作のマイク切替え器と組み合わせるとノイズが出るとのことです。

確かに「ビーーー」っと言うノイズが派手に乗りますね。

ノイズの種類としては電源のハムノイズではなさそうです。

IMGP3079

自作品ということで、配線がどうなっているか検証することから開始です。


IMGP3080

心得のある方の自作品であることがわかります。

これだけの回路を考える技量もあり、各処置の方法もたいへんいい仕事です。

IMGP3081

自作品には回路図が無いため、テスターで総当りです。


IMGP3082

マイクにあっても、PTTを押す前と押した後がどうなるのか配線をたどります。

配線の検証は頭を悩ましますね、もうわからん!って感じです。

TM−Ⅱというマイクの配線も難解で、こんなふうにしなくても良いのにと思うところがあります。

IMGP3083

TM-Ⅱ側の配線を全く変えること無く、自作の回路を構築したのはたいへんご苦労されたと思います。

配線を検証した結果、理屈ではループしたオレンジ色の配線は必要ないことがわかりました。

IMGP3085

このように、オレンジの配線を外しても動作します。

しかし、ノイズはもっとヒドイことになってしまい、製作者がノイズと戦った際のご苦労がわかりました。 

確かにノイズが軽減されます。

IMGP3084

どんな機器につけ、ノイズが出たときの対策には苦労するのではないかと思います。

2つのマイクを切り替えるというギミックは、双方のマイナス電位を合わせることで解決しました。

IMGP3086

使ってみてください。


IMGP3087


feed TM-702 点検 (2021/9/21 20:48:23)
TM-702 点検のためお預かりしました。


IMGP3059

ボタンが抜けてしまうとのことです。


IMGP3061

ボタン止めのスポンジがボロボロです。


IMGP3060

ゴムシートに交換しました。


IMGP3062

パネルのバックライトをLED化しました。


IMGP3063

点灯確認しました。


IMGP3064

145Mhzのパワーが出ません。

ファイナルIC 三菱M57715R の劣化が進んでいます。

末尾にRのつくものは入手が困難です。

IMGP3074

145Mhzのパワーは最高で5Wです。

オーナー様にはファイナル入手困難により現状にて了承いただきました。

IMGP3066

433Mhzのパワーは10Wです。


IMGP3065

周波数調整。


IMGP3067


IMGP3068

FMデビエーション調整。

規定の4,6Khz

IMGP3071

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP3069

スプリアス良好。

433Mhz

IMGP3070

受信感度。

ー123,4dBm (SINAD)

IMGP3072

433Mhz

ー124,6dBm (SINAD)

IMGP3073

スペックシール添付。


IMGP3077

LEDの照明にするとキレイになりますね。


IMGP3076


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