無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
ICB-87h 受信感度が悪い
(2021/10/22 0:45:52)
ICB-87h 受信感度が悪いとのことでお預かりしました。
アンテナのぐらつきを調整しました。
ICB-87hはヘリカルアンテナ仕様ですが、本機はロッドアンテナに交換されています。
受信感度がだいぶ低下していました。
各部を調整してゆきます。
無線機には少しずつ手が加えれられています。
配線が強化してあるところです。 本来はジャンパー線になっています。
他にも変更したところが見られますね。
中間周波数の調整。
最大になるように調整しました。
受信感度が低下していた原因はコイルの調整がズレていました。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー110,0dBm
感度が回復しました。
ー73,0dBmを受信したとき、
Sメーター 9を指示しました。
周波数。
27,144Mhz
スプリアス良好。
アンテナローディングコイル。
調整用のコアが抜かれて無くなっています。
調整用のコアが無くなっています。
ロッドアンテナに交換したときに外してしまったようです。
どうしようもありませんが、コアを抜いたときが最大ともききますね。
出力
0,5W
状態が良い無線機でした。
アンテナのぐらつきを調整しました。
ICB-87hはヘリカルアンテナ仕様ですが、本機はロッドアンテナに交換されています。
受信感度がだいぶ低下していました。
各部を調整してゆきます。
無線機には少しずつ手が加えれられています。
配線が強化してあるところです。 本来はジャンパー線になっています。
他にも変更したところが見られますね。
中間周波数の調整。
最大になるように調整しました。
受信感度が低下していた原因はコイルの調整がズレていました。
受信感度を最大に調整しました。
受信感度。
ー110,0dBm
感度が回復しました。
ー73,0dBmを受信したとき、
Sメーター 9を指示しました。
周波数。
27,144Mhz
スプリアス良好。
アンテナローディングコイル。
調整用のコアが抜かれて無くなっています。
調整用のコアが無くなっています。
ロッドアンテナに交換したときに外してしまったようです。
どうしようもありませんが、コアを抜いたときが最大ともききますね。
出力
0,5W
状態が良い無線機でした。
RJ-570 変調がかからない
(2021/10/19 0:37:06)
RJ-570 変調がかからないとのことでお預かりしました。
オーディオゼネレータより1Khzの信号を出力します。
オーディオ回路へ信号を直接入力したところ変調がかかりました。
マイクロホンの異状ですね。
マイクロホンを分解しました。
マイクユニットが断線していました。
振動膜の接着が剥がれており、ボイスコイルが断線しています。
マイクユニットを交換します。
右側がNGのユニット、左側が交換するユニットです。 少し小型です。
緩衝材のスポンジが丁度良い感じでした。
マイクユニットを固定しました。
バッチリ。 変調がかかるようになりました。
受信感度を調整しました。
受信感度を最大にします。
受信感度。
ー119,0dBm
周波数調整しました。
スプリアスおおむね良好です。
ロッドアンテナを伸ばし、電界強度が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整しました。
出力 0,5W弱
BCLラジオのようなデザインがFBです。
オーディオゼネレータより1Khzの信号を出力します。
オーディオ回路へ信号を直接入力したところ変調がかかりました。
マイクロホンの異状ですね。
マイクロホンを分解しました。
マイクユニットが断線していました。
振動膜の接着が剥がれており、ボイスコイルが断線しています。
マイクユニットを交換します。
右側がNGのユニット、左側が交換するユニットです。 少し小型です。
緩衝材のスポンジが丁度良い感じでした。
マイクユニットを固定しました。
バッチリ。 変調がかかるようになりました。
受信感度を調整しました。
受信感度を最大にします。
受信感度。
ー119,0dBm
周波数調整しました。
スプリアスおおむね良好です。
ロッドアンテナを伸ばし、電界強度が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整しました。
出力 0,5W弱
BCLラジオのようなデザインがFBです。
ICB-87h Sメーター振れ弱い
(2021/10/13 0:02:39)
ICB-87h Sメーターの振れが弱いとのことで、お預かりしました。
アンテナのぐらつきを調整しました。
変調レベルアップの措置がされています。
チャンネルスイッチの蓋がめくられていますね。曲がっています。
接点復活剤を入れたようです。
ガリも無いのでそのままとしました。
基板を取出しました。
Sメーターの振れが悪いとのことで、メーターに関する電解コンデンサーを交換しました。
各部を調整してゆきます。
局部発振周波数の調整。
AGCの調整。
44dBを受信し、
感度を赤ラインの手前になるように調整。
受信感度が最大になるように調整。
受信感度測定。
ー106,8dBm
ー73,0dBmを受信したときS9を指示するのが標準です。
Sメーター9プラスです。
メーターの振れは改善しました。
周波数。
8CH 27,144Mhz
スプリアス良好。
ロッドアンテナを伸ばした状態にて、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。
送信出力。
0,5W強です。
ICB-87Hはヘリカルアンテナ仕様ですが、ロッドアンテナに交換されています。
音質が良い無線機です。
アンテナのぐらつきを調整しました。
変調レベルアップの措置がされています。
チャンネルスイッチの蓋がめくられていますね。曲がっています。
接点復活剤を入れたようです。
ガリも無いのでそのままとしました。
基板を取出しました。
Sメーターの振れが悪いとのことで、メーターに関する電解コンデンサーを交換しました。
各部を調整してゆきます。
局部発振周波数の調整。
AGCの調整。
44dBを受信し、
感度を赤ラインの手前になるように調整。
受信感度が最大になるように調整。
受信感度測定。
ー106,8dBm
ー73,0dBmを受信したときS9を指示するのが標準です。
Sメーター9プラスです。
メーターの振れは改善しました。
周波数。
8CH 27,144Mhz
スプリアス良好。
ロッドアンテナを伸ばした状態にて、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。
送信出力。
0,5W強です。
ICB-87Hはヘリカルアンテナ仕様ですが、ロッドアンテナに交換されています。
音質が良い無線機です。
ICB-707 チャンネルスイッチ不良
(2021/10/12 1:07:08)
SONY ICB-707 チャンネルスイッチ不良のためお預かりしました。
アンテナにぐらつきがあり、増し締めしました。
分解してゆきます。
配線で繋がったところが無く、ケースの切り離しが楽です。
スタンドがぐらぐらしています。
スタンドの蝶番が抜けてしまいます。
反対側は、U字ピンで固定されています。
クリップをこのような形に曲げて、
ピンをはめ込んで固定しました。
分解を進めてゆくと、スピーカーの磁石になにかが付いています。
見覚えのあるU字ピンでした。
スタンドに取り付けて固定し、解決しました。
チャンネルスイッチにガリが出て接触不良になっています。
チャンネルスイッチを取り外しました。
アルプス電気製です。
分解しました。
接点を洗浄しました。
アルコール浸けです。
一度分解すると、頭を飛ばしているため元に戻りません。
この足は切断してしまいます。
センターポンチでガイドになる下穴を開けます。
ドリルで穴を開けます。
スライド接点用コンタクトグリスを接点に塗布します。
長ねじを通して組み立てます。
何度でも分解清掃ができます。
チャンネルスイッチを取り付けました。
Sメーター照明とチャンネル照明をLED化しました。
点灯を確認しました。
LEDの電流制限抵抗です。
既存のものを取り外して交換しました。
変調のかかりが小さくなっている症状が見られます。
変調のSメーターも振れが悪いです。
音声の通り道にある電解コンデンサーを、音質の良いフィルムコンデンサーに交換しました。
ちょっとたカスタマイズです。
左側の茶色のものがフィルムコンデンサーです。
音はガラリと良くなります。
フィルムコンデンサーの交換場所。
変調トランスまでの間に2箇所で使いました。
Sメーターの振れ具合を改善。
制限抵抗を交換し振れ方を良くしました。
変調音もバッチリ回復しました。
LEDの照明も明るく、チャンネルスイッチの照明はピンク色です。
電解コンデンサーをオール交換しました。
周波数調整。
27,144Mhz
スプリアス良好です。
受信感度を調整。
受信感度が最大になるように調整しました。
受信感度。
ー114,0dBm
ロッドアンテナを伸ばした状態で送信し、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。
送信出力。
0,5W
8チャンネルの固定機で、これほど小型な無線機ならカバンに入れて持ってゆけます。
基本性能が良い無線機です。
アンテナにぐらつきがあり、増し締めしました。
分解してゆきます。
配線で繋がったところが無く、ケースの切り離しが楽です。
スタンドがぐらぐらしています。
スタンドの蝶番が抜けてしまいます。
反対側は、U字ピンで固定されています。
クリップをこのような形に曲げて、
ピンをはめ込んで固定しました。
分解を進めてゆくと、スピーカーの磁石になにかが付いています。
見覚えのあるU字ピンでした。
スタンドに取り付けて固定し、解決しました。
チャンネルスイッチにガリが出て接触不良になっています。
チャンネルスイッチを取り外しました。
アルプス電気製です。
分解しました。
接点を洗浄しました。
アルコール浸けです。
一度分解すると、頭を飛ばしているため元に戻りません。
この足は切断してしまいます。
センターポンチでガイドになる下穴を開けます。
ドリルで穴を開けます。
スライド接点用コンタクトグリスを接点に塗布します。
長ねじを通して組み立てます。
何度でも分解清掃ができます。
チャンネルスイッチを取り付けました。
Sメーター照明とチャンネル照明をLED化しました。
点灯を確認しました。
LEDの電流制限抵抗です。
既存のものを取り外して交換しました。
変調のかかりが小さくなっている症状が見られます。
変調のSメーターも振れが悪いです。
音声の通り道にある電解コンデンサーを、音質の良いフィルムコンデンサーに交換しました。
ちょっとたカスタマイズです。
左側の茶色のものがフィルムコンデンサーです。
音はガラリと良くなります。
フィルムコンデンサーの交換場所。
変調トランスまでの間に2箇所で使いました。
Sメーターの振れ具合を改善。
制限抵抗を交換し振れ方を良くしました。
変調音もバッチリ回復しました。
LEDの照明も明るく、チャンネルスイッチの照明はピンク色です。
電解コンデンサーをオール交換しました。
周波数調整。
27,144Mhz
スプリアス良好です。
受信感度を調整。
受信感度が最大になるように調整しました。
受信感度。
ー114,0dBm
ロッドアンテナを伸ばした状態で送信し、電解強度計の指示が最大になるようにアンテナローディングコイルを調整。
送信出力。
0,5W
8チャンネルの固定機で、これほど小型な無線機ならカバンに入れて持ってゆけます。
基本性能が良い無線機です。
FT-690mk2 パワーが出ない
(2021/10/9 11:51:56)
FT-690mk2 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
パワーが低下しており、MAX2,5Wのところ0,5Wしか出ません。
出力段は、2SC2053と2SC1971の2段構成です。
送信波形をオシロスコープで追ってゆきます。
2SC2053の入力段。
ΔV 35mV
2SC2053出力段。
ΔV 200mV
増幅されていますので、2SC2053は壊れていません。
2SC1971出力段。
ΔV 6,8V
増幅されていますので、2SC1971も正常です。
パワー系統の半導体の異状ではないことがわかりました。
基板を念入りに点検してゆきます。
パワー低下の原因はバンドパスフィルターがズレていました。
ALCを調整しました。
パワーが復活しました。
20Wレンジにて2,5Wです。
アンテナコネクタが回ってしまいます。
増し締めしようとしましたが、これが大変なことに、ねじリングが接着剤でガッチリ固まり回りません。
フレーム側で固定されているわけではないので、こうなったらグルグル回り放しです。
アンテナ線が千切れてしまいます。
フロントパネルがぶら下がった状態では無理なようです。
取り外しました。
ねじザウルスというペンチ。
縦ミゾがあるので、裏側から強力にコネクタに食いつきます。
なんとか取り外しました。
接着剤の跡がひどいです。
接着剤を金ブラシで落とし、ねじリングのミゾはヤスリで修正しました。
コネクタを取り付け、アンテナ線も剥き直しました。
周波数の調整。
モトローラ社製、MC145145P
16番ピンからの信号を取出し、TC02にて調整。
TC02にて、13,53Mhzに調整します。
周波数調整コイルを回して、
51,00Mhzに合わせて調整しました。
パワーアンプFL-6020を取り付け。
出力 10W
ALCメーターを調整し、
グリーンのライン中央に調整。
この位置で10Wとなります。
受信感度。(FL-6020装着にて)
ー12dB SINAD GO判定
受信感度。
ー123,2dBm (SINAD)
たいへん優秀な受信感度です、この無線機は当たりですね。
ー73dBmのときS9が業界標準です。
Sメーター9プラスです。
受信感度スペックシール添付。
現役復帰ですね。
パワーが低下しており、MAX2,5Wのところ0,5Wしか出ません。
出力段は、2SC2053と2SC1971の2段構成です。
送信波形をオシロスコープで追ってゆきます。
2SC2053の入力段。
ΔV 35mV
2SC2053出力段。
ΔV 200mV
増幅されていますので、2SC2053は壊れていません。
2SC1971出力段。
ΔV 6,8V
増幅されていますので、2SC1971も正常です。
パワー系統の半導体の異状ではないことがわかりました。
基板を念入りに点検してゆきます。
パワー低下の原因はバンドパスフィルターがズレていました。
ALCを調整しました。
パワーが復活しました。
20Wレンジにて2,5Wです。
アンテナコネクタが回ってしまいます。
増し締めしようとしましたが、これが大変なことに、ねじリングが接着剤でガッチリ固まり回りません。
フレーム側で固定されているわけではないので、こうなったらグルグル回り放しです。
アンテナ線が千切れてしまいます。
フロントパネルがぶら下がった状態では無理なようです。
取り外しました。
ねじザウルスというペンチ。
縦ミゾがあるので、裏側から強力にコネクタに食いつきます。
なんとか取り外しました。
接着剤の跡がひどいです。
接着剤を金ブラシで落とし、ねじリングのミゾはヤスリで修正しました。
コネクタを取り付け、アンテナ線も剥き直しました。
周波数の調整。
モトローラ社製、MC145145P
16番ピンからの信号を取出し、TC02にて調整。
TC02にて、13,53Mhzに調整します。
周波数調整コイルを回して、
51,00Mhzに合わせて調整しました。
パワーアンプFL-6020を取り付け。
出力 10W
ALCメーターを調整し、
グリーンのライン中央に調整。
この位置で10Wとなります。
受信感度。(FL-6020装着にて)
ー12dB SINAD GO判定
受信感度。
ー123,2dBm (SINAD)
たいへん優秀な受信感度です、この無線機は当たりですね。
ー73dBmのときS9が業界標準です。
Sメーター9プラスです。
受信感度スペックシール添付。
現役復帰ですね。
TR-9500 周波数表示が消える
(2021/10/7 0:48:32)
TR-9500 周波数表示が消えるとのことでお預かりしました。
表示が消えたり点滅したりして、操作を受け付けなくなるとのことです。
コントロール基板を点検。
テスト試験中には症状が出ませんでしたが、電解コンデンサーを交換します。
基板を取り外し。
ハンダ不良クラックを点検、あやしい場所には再ハンダをしました。
電解コンデンサーを交換しました。
コンデンサーから電解液が漏れ出していたので、基板をアルコール洗浄しました。
無線機に何か液体をこぼしたようでサビが出ていました。
Sメーターの照明をLED化します。
メーターを分解し電球を取り外しました。
LEDを取付けました。
Sメーター照明の点灯を確認しました。
周波数表示は安定しています。
送信周波数。
出力
20W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー121,0dBm (SINAD)
SSBではー123dBmでも聞こえます。
受信感度スペックシール添付しました。
外観の状態が良くキレイです。
受信音が良い無線機です。
表示が消えたり点滅したりして、操作を受け付けなくなるとのことです。
コントロール基板を点検。
テスト試験中には症状が出ませんでしたが、電解コンデンサーを交換します。
基板を取り外し。
ハンダ不良クラックを点検、あやしい場所には再ハンダをしました。
電解コンデンサーを交換しました。
コンデンサーから電解液が漏れ出していたので、基板をアルコール洗浄しました。
無線機に何か液体をこぼしたようでサビが出ていました。
Sメーターの照明をLED化します。
メーターを分解し電球を取り外しました。
LEDを取付けました。
Sメーター照明の点灯を確認しました。
周波数表示は安定しています。
送信周波数。
出力
20W
スプリアス良好です。
受信感度。
ー121,0dBm (SINAD)
SSBではー123dBmでも聞こえます。
受信感度スペックシール添付しました。
外観の状態が良くキレイです。
受信音が良い無線機です。
IC-820 430Mhzアンロック
(2021/10/1 19:51:56)
IC-820 430Mhzアンロックのためお預かりしました。
430Mhzの周波数表示がーーーーーーー
アンロック状態です。
PLLの電圧が正常に出ていません。
指で弾いたり揺らしたりしたところロック反応がありました。
接触不良の症状ですね。
詰めものを取り去ります。
シールドを外します。
アンロックの原因は部品のハンダ剥離です。
インダクターが外れて、詰めものに付いてきました。
部品を取付けました。
PLL電圧も正常になり、規定の4Vに調整しました。
430Mhz ロックしました。
液晶バックライトをLED化しました。
LED点灯確認。
バックアップ電池を交換。
電圧を測定。
3Vありますが、交換しました。
前面パネルを取り外し。
パワー HI・LO切替えのインジケータが点灯しません。
無線機側のインジケー接点を点検。
異状なしです。
パネル側のインジケータ接点を点検。
ハンダ離れ対策をします。
ハンダをこってり盛り付けます。
ハンダ吸い取り線で余分なハンダを吸い取ります。
アルコール洗浄して終了です。
LEDインジケータについてもハンダ強化しました。
パワーインジケータ点灯しました。
周波数調整。
出力 25W
FMデビエーション調整。
規定の 4,8khz
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好 433Mhz
受信感度。
145Mhz ー126,0dBm (SINAD)
433Mhz
ー124,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
基本性能は出ています。
430Mhzの周波数表示がーーーーーーー
アンロック状態です。
PLLの電圧が正常に出ていません。
指で弾いたり揺らしたりしたところロック反応がありました。
接触不良の症状ですね。
詰めものを取り去ります。
シールドを外します。
アンロックの原因は部品のハンダ剥離です。
インダクターが外れて、詰めものに付いてきました。
部品を取付けました。
PLL電圧も正常になり、規定の4Vに調整しました。
430Mhz ロックしました。
液晶バックライトをLED化しました。
LED点灯確認。
バックアップ電池を交換。
電圧を測定。
3Vありますが、交換しました。
前面パネルを取り外し。
パワー HI・LO切替えのインジケータが点灯しません。
無線機側のインジケー接点を点検。
異状なしです。
パネル側のインジケータ接点を点検。
ハンダ離れ対策をします。
ハンダをこってり盛り付けます。
ハンダ吸い取り線で余分なハンダを吸い取ります。
アルコール洗浄して終了です。
LEDインジケータについてもハンダ強化しました。
パワーインジケータ点灯しました。
周波数調整。
出力 25W
FMデビエーション調整。
規定の 4,8khz
スプリアス良好。
145Mhz
同、良好 433Mhz
受信感度。
145Mhz ー126,0dBm (SINAD)
433Mhz
ー124,2dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
基本性能は出ています。
IC-2720 音が出ない
(2021/9/25 1:33:46)
IC-2720 音が出ないとのことでお預かりしました。
湿気の多い場所で使われた無線機のようで、サビが出ていました。
基板を取り外します。
基板が破損しており、パターンが断線しています。
取付けに長いネジを使ったために、基板が損傷したようです。
破損したパターンを接続します。
パターンはとても細いため、同軸ケーブルの外皮を利用しました。
時計の修理に使うルーペ(キズ見)で見ながら行います。
基板をヤスリで整え、緑色のレジストを剥がしたところへ細線をハンダ付けしました。
単三電池の大きさと比較すると、いかに細いかがわかります。
音が出るようになりました。
周波数。
スプリアス良好。
145Mhz
同良好。
433Mhz
出力 50W
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433Mhz ー125,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
独立したスケルチ・ボリュームがGOODです。
操作は左右対称で、使いやすい無線機ですね。
湿気の多い場所で使われた無線機のようで、サビが出ていました。
基板を取り外します。
基板が破損しており、パターンが断線しています。
取付けに長いネジを使ったために、基板が損傷したようです。
破損したパターンを接続します。
パターンはとても細いため、同軸ケーブルの外皮を利用しました。
時計の修理に使うルーペ(キズ見)で見ながら行います。
基板をヤスリで整え、緑色のレジストを剥がしたところへ細線をハンダ付けしました。
単三電池の大きさと比較すると、いかに細いかがわかります。
音が出るようになりました。
周波数。
スプリアス良好。
145Mhz
同良好。
433Mhz
出力 50W
受信感度。
145Mhz ー125,4dBm (SINAD)
433Mhz ー125,4dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
独立したスケルチ・ボリュームがGOODです。
操作は左右対称で、使いやすい無線機ですね。
マイクアンプ ノイズが出る
(2021/9/24 7:21:52)
マイクアンプにノイズが乗るとのことでお預かりしました。
KATSUMI スピーチプロセッサー MC-902
自作のマイク切替え器と組み合わせるとノイズが出るとのことです。
確かに「ビーーー」っと言うノイズが派手に乗りますね。
ノイズの種類としては電源のハムノイズではなさそうです。
自作品ということで、配線がどうなっているか検証することから開始です。
心得のある方の自作品であることがわかります。
これだけの回路を考える技量もあり、各処置の方法もたいへんいい仕事です。
自作品には回路図が無いため、テスターで総当りです。
マイクにあっても、PTTを押す前と押した後がどうなるのか配線をたどります。
配線の検証は頭を悩ましますね、もうわからん!って感じです。
TM−Ⅱというマイクの配線も難解で、こんなふうにしなくても良いのにと思うところがあります。
TM-Ⅱ側の配線を全く変えること無く、自作の回路を構築したのはたいへんご苦労されたと思います。
配線を検証した結果、理屈ではループしたオレンジ色の配線は必要ないことがわかりました。
このように、オレンジの配線を外しても動作します。
しかし、ノイズはもっとヒドイことになってしまい、製作者がノイズと戦った際のご苦労がわかりました。
確かにノイズが軽減されます。
どんな機器につけ、ノイズが出たときの対策には苦労するのではないかと思います。
2つのマイクを切り替えるというギミックは、双方のマイナス電位を合わせることで解決しました。
使ってみてください。
KATSUMI スピーチプロセッサー MC-902
自作のマイク切替え器と組み合わせるとノイズが出るとのことです。
確かに「ビーーー」っと言うノイズが派手に乗りますね。
ノイズの種類としては電源のハムノイズではなさそうです。
自作品ということで、配線がどうなっているか検証することから開始です。
心得のある方の自作品であることがわかります。
これだけの回路を考える技量もあり、各処置の方法もたいへんいい仕事です。
自作品には回路図が無いため、テスターで総当りです。
マイクにあっても、PTTを押す前と押した後がどうなるのか配線をたどります。
配線の検証は頭を悩ましますね、もうわからん!って感じです。
TM−Ⅱというマイクの配線も難解で、こんなふうにしなくても良いのにと思うところがあります。
TM-Ⅱ側の配線を全く変えること無く、自作の回路を構築したのはたいへんご苦労されたと思います。
配線を検証した結果、理屈ではループしたオレンジ色の配線は必要ないことがわかりました。
このように、オレンジの配線を外しても動作します。
しかし、ノイズはもっとヒドイことになってしまい、製作者がノイズと戦った際のご苦労がわかりました。
確かにノイズが軽減されます。
どんな機器につけ、ノイズが出たときの対策には苦労するのではないかと思います。
2つのマイクを切り替えるというギミックは、双方のマイナス電位を合わせることで解決しました。
使ってみてください。
TM-702 点検
(2021/9/21 20:48:23)
TM-702 点検のためお預かりしました。
ボタンが抜けてしまうとのことです。
ボタン止めのスポンジがボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
パネルのバックライトをLED化しました。
点灯確認しました。
145Mhzのパワーが出ません。
ファイナルIC 三菱M57715R の劣化が進んでいます。
末尾にRのつくものは入手が困難です。
145Mhzのパワーは最高で5Wです。
オーナー様にはファイナル入手困難により現状にて了承いただきました。
433Mhzのパワーは10Wです。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,6Khz
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
ー123,4dBm (SINAD)
433Mhz
ー124,6dBm (SINAD)
スペックシール添付。
LEDの照明にするとキレイになりますね。
ボタンが抜けてしまうとのことです。
ボタン止めのスポンジがボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
パネルのバックライトをLED化しました。
点灯確認しました。
145Mhzのパワーが出ません。
ファイナルIC 三菱M57715R の劣化が進んでいます。
末尾にRのつくものは入手が困難です。
145Mhzのパワーは最高で5Wです。
オーナー様にはファイナル入手困難により現状にて了承いただきました。
433Mhzのパワーは10Wです。
周波数調整。
FMデビエーション調整。
規定の4,6Khz
スプリアス良好。
145Mhz
スプリアス良好。
433Mhz
受信感度。
ー123,4dBm (SINAD)
433Mhz
ー124,6dBm (SINAD)
スペックシール添付。
LEDの照明にするとキレイになりますね。
execution time : 0.056 sec