無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
STANDARD C550 AM受信のときスケルチ開
(2021/5/9 12:52:37)
STANDARD C550
AMを受信しているとき、スケルチが開放したままになるとのことでお預かりしました。
FMではスケルチが掛かりますが、AM受信ではツマミがどこにあっても開いたままになります。
分解して点検開始です。
基板は3枚構造になっています。
VHF受信のときに、AMのエアバンドが聞けます。
ファイナルを見ると、S-AV22AのほうがVHFの基板とわかります。
この無線機は過去に修理された形跡があります。
電解コンデンサーがオール交換されており、私が見ればすぐに分かります。
場数を踏み、ハンダ付けの出来る方が施した仕事です。
これを見て、この無線機は正常な状態にあるのではないかと思いました。
スケルチとはFM時の不快な雑音を制御するもの。
SSBやAMにはスケルチの概念は無いのかも知れません、少なくともこの無線機には。
AMの受信は周波数間ノイズもなく、とても静かです。
AMのときにスケルチ開は、そういう仕様なのではないでしょうか。
どなたか情報ある方はコメント下さい。
R3/5/9
その後、有力な情報が得られないままでしたが、オーナー様に変換となりました。
AMを受信しているとき、スケルチが開放したままになるとのことでお預かりしました。
FMではスケルチが掛かりますが、AM受信ではツマミがどこにあっても開いたままになります。
分解して点検開始です。
基板は3枚構造になっています。
VHF受信のときに、AMのエアバンドが聞けます。
ファイナルを見ると、S-AV22AのほうがVHFの基板とわかります。
この無線機は過去に修理された形跡があります。
電解コンデンサーがオール交換されており、私が見ればすぐに分かります。
場数を踏み、ハンダ付けの出来る方が施した仕事です。
これを見て、この無線機は正常な状態にあるのではないかと思いました。
スケルチとはFM時の不快な雑音を制御するもの。
SSBやAMにはスケルチの概念は無いのかも知れません、少なくともこの無線機には。
AMの受信は周波数間ノイズもなく、とても静かです。
AMのときにスケルチ開は、そういう仕様なのではないでしょうか。
どなたか情報ある方はコメント下さい。
R3/5/9
その後、有力な情報が得られないままでしたが、オーナー様に変換となりました。
FT-897 液晶交換
(2021/5/9 3:03:30)
FT-897 液晶交換のためお預かりしました。
この機種は、液晶が劣化して表示が見えなくなる持病があります。
本機は全く読めない状態まで悪化しており、こうなると使うのは無理ですね。
フロントを取り外し、液晶がのっている基板を外しました。
FT-897はメーカー修理サポート対象から外れています。
液晶の部品はYAESUにも在庫はなく、ジャンク品から移植するしかありません。
液晶パネルだけを交換できる構造ではなく、基板ごとの交換となります。
取り付け終了。
動作を確認しました。
移動運用を重点において開発され、HFからUHFまで、これ1台でオールモード運用ができる貴重な無線機です。
ガンガン持ち運び、ボコボコになってもこの頑丈な筐体なら大丈夫でしょう。
「装備品」だと言えるくらい需要があるのに、発売終了になったのは惜しいですね。
この機種は、液晶が劣化して表示が見えなくなる持病があります。
本機は全く読めない状態まで悪化しており、こうなると使うのは無理ですね。
フロントを取り外し、液晶がのっている基板を外しました。
FT-897はメーカー修理サポート対象から外れています。
液晶の部品はYAESUにも在庫はなく、ジャンク品から移植するしかありません。
液晶パネルだけを交換できる構造ではなく、基板ごとの交換となります。
取り付け終了。
動作を確認しました。
移動運用を重点において開発され、HFからUHFまで、これ1台でオールモード運用ができる貴重な無線機です。
ガンガン持ち運び、ボコボコになってもこの頑丈な筐体なら大丈夫でしょう。
「装備品」だと言えるくらい需要があるのに、発売終了になったのは惜しいですね。
STANDARD C415 点検
(2021/5/7 10:45:53)
STANDARD C415 点検のためお預かりしました。
送信出力。
13,8Vのとき 5W
13,8V 5Wにて送信のとき、消費電流1,06Aです。
周波数。
スプリアス良好。
433Mhz
145Mhz
145Mhzでも送信できるのはオマケですから、こくらいの振れです。
受信感度。
145Mhz ー123.7dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
基本性能は全く問題ありません。
SANDARDの無線機は、デザインがヨーロッパらしくて格好いいですね。
送信出力。
13,8Vのとき 5W
13,8V 5Wにて送信のとき、消費電流1,06Aです。
周波数。
スプリアス良好。
433Mhz
145Mhz
145Mhzでも送信できるのはオマケですから、こくらいの振れです。
受信感度。
145Mhz ー123.7dBm (SINAD)
433Mhz ー123,4dBm (SINAD)
基本性能は全く問題ありません。
SANDARDの無線機は、デザインがヨーロッパらしくて格好いいですね。
STANDARD C412 DTMF信号が出ない
(2021/5/7 10:32:34)
STANDARD C412 DTMF信号が出ないとのことでお預かりしました。
基板は2枚です。
だいぶ手が入れられていますね。
オプションの DTMF(タッチトーン)ユニットが取付けられています。
CTD 412
ユニットを取り外してフィルム基板の接点を研磨し。
再取り付けしました。
タッチパッドをプッシュしてDTMF信号を送出させます。
「ピポパッ」という音です。
FT-60にて泣き合わせ、DTMF信号が送出されるのを確認しました。
この無線機は、なかなか電池切れにならずにたいへん省エネです。
やっと電池が切れたよ! ですよね。
基板は2枚です。
だいぶ手が入れられていますね。
オプションの DTMF(タッチトーン)ユニットが取付けられています。
CTD 412
ユニットを取り外してフィルム基板の接点を研磨し。
再取り付けしました。
タッチパッドをプッシュしてDTMF信号を送出させます。
「ピポパッ」という音です。
FT-60にて泣き合わせ、DTMF信号が送出されるのを確認しました。
この無線機は、なかなか電池切れにならずにたいへん省エネです。
やっと電池が切れたよ! ですよね。
IC-351 マイクアンプ、レピータートーン実装
(2021/5/6 14:34:44)
IC-351 マイクアンプ、レピータートーン実装のためお預かりしました。
この時代、ICOMの無線機にはアンプ内蔵の専用マイクが付属していました。
普通のマイクを使うと、ゲインが不足して変調が小さくなってしまい、これには苦労している方があるのではないでしょうか。
知らないと無線機が壊れていると思ってしまいますよね。
FCZの寺子屋シーリーズ、マイクコンプレッサキット。
オーナー様が、これを取り付けて欲しいとのことです。
このアンプがそのまま付くほど簡単ではありませんでした。
ICOMのマイク端子のプラスには直流が畳み込まれていますので、これを分離することから始めなくてはなりません。
キットの説明書には回路図がありましたが、コンデンサーで直流をカットしてしまえば良いです。
しかし、出力ゲインのマッチングにはデビエーションに影響を及ぼします。
取付はやめました。
ICOM純正、アンプ付きマイクの回路図。
マイク(+)、マイク(−)の2本しか無いのがわかるでしょうか。
トランジスタを動作させる電源は、マイク+に直流として一緒に畳み込まれています。
作るしかないでしょう。
アンプ部分だけを作成したものです。
本来なら、おにぎりマイクの中に仕込むものです。
アンプは無線機の内部に組み込みました。
ダイナミックマイクであれば、これならいろいろなマイクが使えますね。
純正アンプなので、デビエーションの広がりも心配ありません。
なかなかの音質です。
IC-351はトーン発生器がオプションとなっており、そのままではレピーターにアクセスすることが出来ません。
オーナー様が「YAESU」用のトーン発生器を付けて欲しいとのことです。
ICOMにYAESU用?と思うでしょうが、88.5Hzのトーンさえ発生できれば良いのです。
問題は、どういう仕様になっているのかわからないことです。
動作電圧はどうか、端子はどうなっているかなど、資料は探してもありません。
YAESU FTE-1
参考としたのは、FTE-1を実装する無線機 YAESU FT-730です。
FT-730の回路図です。
トーン発生器のVCCの行く先をたどってゆくと、
行く先は、8VのレギュレータICとなっており、動作電圧は8Vであることが判明しました。
端子から配線を引き出すためにコネクターを取付けます。
電源(+)8V、GND(−)、トーン信号OUT を引き出しました。
電圧は3,3Vから動作しました。
電圧を徐々に上げてゆき、9Vでも大丈夫でした。
発生するトーンは88,5Hzの1波で、綺麗なサイン波です。
発生までは成功ですね、これを実装するにはどうしましょう。。。
IC-351の回路図。
トーンユニットからの出力信号を追ってゆくと、
その先はMIC GAINとなっています。
トーン信号はマイクロホンの信号と合わさり、アンプICのJRC4558Dに入ります。
JRC4558D
FTE-1のトーン信号はMIC GAINに配線しました。
トーン出力の調整です。
大き過ぎるとクリップしてしまいます。
JRC4558Dの出力波形
クリップしないように調整します。
問題が発生しました。
トーン周波数の88,5Hzは人間の耳にはほとんど聞こえませんが、音としては出ているため、常時電源が入ってトーンが出放しだとSSBのときにもキャリアが出てしまいます。
レピーターアクセスの時だけ電源を入れて、その他の時は切らなければいけません。
スイッチを増設しようと思いましたが、FMの時だけ9Vが出る端子がありました。
これなら、SSBでキャリアが出ることはありません。
FTE-1の電源線をFM9のコネクタに配線しました。
結果はSSBの時にはトーンが出ません。
FMに切替えるとトーンがでるようになります。
トーン周波数88,5Hz
1,55〜2V に調整しました。
レピーターへのアクセスも良好です。
トーンデビエーションは500Hzです。
フレームに取付けました。
ICOMの中でYAESUが動作しているのも面白いですね。
受信プリアンプが取り付けられています。
トランジスターの足が浮かされています。
ハンダ付けしてみましたが、残念ながら動作しませんでした。
プリアンプとしては全く変化無しです。
ガリ・ヒソ半導体がNGかと思います。
信号ロスになるため取り外しました。
Sメーター照明をLED化しました。
点灯確認。
パネルアクリルガラスの曇り清掃しました。
周波数調整。
出力 20W
スプリアス良好。
受信感度。
ー122.0dBm (SINAD)
デザインの良い無線機です。
シャックに置かれているだけで、オブジェとしてもサマになりますね。
この時代、ICOMの無線機にはアンプ内蔵の専用マイクが付属していました。
普通のマイクを使うと、ゲインが不足して変調が小さくなってしまい、これには苦労している方があるのではないでしょうか。
知らないと無線機が壊れていると思ってしまいますよね。
FCZの寺子屋シーリーズ、マイクコンプレッサキット。
オーナー様が、これを取り付けて欲しいとのことです。
このアンプがそのまま付くほど簡単ではありませんでした。
ICOMのマイク端子のプラスには直流が畳み込まれていますので、これを分離することから始めなくてはなりません。
キットの説明書には回路図がありましたが、コンデンサーで直流をカットしてしまえば良いです。
しかし、出力ゲインのマッチングにはデビエーションに影響を及ぼします。
取付はやめました。
ICOM純正、アンプ付きマイクの回路図。
マイク(+)、マイク(−)の2本しか無いのがわかるでしょうか。
トランジスタを動作させる電源は、マイク+に直流として一緒に畳み込まれています。
作るしかないでしょう。
アンプ部分だけを作成したものです。
本来なら、おにぎりマイクの中に仕込むものです。
アンプは無線機の内部に組み込みました。
ダイナミックマイクであれば、これならいろいろなマイクが使えますね。
純正アンプなので、デビエーションの広がりも心配ありません。
なかなかの音質です。
IC-351はトーン発生器がオプションとなっており、そのままではレピーターにアクセスすることが出来ません。
オーナー様が「YAESU」用のトーン発生器を付けて欲しいとのことです。
ICOMにYAESU用?と思うでしょうが、88.5Hzのトーンさえ発生できれば良いのです。
問題は、どういう仕様になっているのかわからないことです。
動作電圧はどうか、端子はどうなっているかなど、資料は探してもありません。
YAESU FTE-1
参考としたのは、FTE-1を実装する無線機 YAESU FT-730です。
FT-730の回路図です。
トーン発生器のVCCの行く先をたどってゆくと、
行く先は、8VのレギュレータICとなっており、動作電圧は8Vであることが判明しました。
端子から配線を引き出すためにコネクターを取付けます。
電源(+)8V、GND(−)、トーン信号OUT を引き出しました。
電圧は3,3Vから動作しました。
電圧を徐々に上げてゆき、9Vでも大丈夫でした。
発生するトーンは88,5Hzの1波で、綺麗なサイン波です。
発生までは成功ですね、これを実装するにはどうしましょう。。。
IC-351の回路図。
トーンユニットからの出力信号を追ってゆくと、
その先はMIC GAINとなっています。
トーン信号はマイクロホンの信号と合わさり、アンプICのJRC4558Dに入ります。
JRC4558D
FTE-1のトーン信号はMIC GAINに配線しました。
トーン出力の調整です。
大き過ぎるとクリップしてしまいます。
JRC4558Dの出力波形
クリップしないように調整します。
問題が発生しました。
トーン周波数の88,5Hzは人間の耳にはほとんど聞こえませんが、音としては出ているため、常時電源が入ってトーンが出放しだとSSBのときにもキャリアが出てしまいます。
レピーターアクセスの時だけ電源を入れて、その他の時は切らなければいけません。
スイッチを増設しようと思いましたが、FMの時だけ9Vが出る端子がありました。
これなら、SSBでキャリアが出ることはありません。
FTE-1の電源線をFM9のコネクタに配線しました。
結果はSSBの時にはトーンが出ません。
FMに切替えるとトーンがでるようになります。
トーン周波数88,5Hz
1,55〜2V に調整しました。
レピーターへのアクセスも良好です。
トーンデビエーションは500Hzです。
フレームに取付けました。
ICOMの中でYAESUが動作しているのも面白いですね。
受信プリアンプが取り付けられています。
トランジスターの足が浮かされています。
ハンダ付けしてみましたが、残念ながら動作しませんでした。
プリアンプとしては全く変化無しです。
ガリ・ヒソ半導体がNGかと思います。
信号ロスになるため取り外しました。
Sメーター照明をLED化しました。
点灯確認。
パネルアクリルガラスの曇り清掃しました。
周波数調整。
出力 20W
スプリアス良好。
受信感度。
ー122.0dBm (SINAD)
デザインの良い無線機です。
シャックに置かれているだけで、オブジェとしてもサマになりますね。
IC-275 点検
(2021/5/1 20:05:04)
IC-275 点検のためお預かりしました。
IC-275・375はこれまでに何台も手掛けていますが、不調になっているものが少ない無線機だと思います。
今回お預かりした無線機も、一通り点検するも動作は問題ありません。
この無線機にはプリアンプが取り付けられていました。
バックライトをLED化します。
IC-275はバックライトを交換するまでには随分と分解しなくてはなりません。
この金属板を外したところにムギ球が見えてきます。
金属板が外れました。
LED化しました。
バックアップ電池の電圧は3V以上ありました。
周波数。
出力 MAX
90W弱
RFメーターで80%を指示のとき、
出力
50W
FMデビエーション調整。
規定の4,8Khz
スプリアス良好です。
受信感度。
プリアンプOFFのとき、
−123.0dBm (SINAD)
プリアンプONのとき、
ー127.0dBm (SINAD)
4dBのアップ
−12dB SINAD GO判定
SINAD判定は要求がキビしいですが、これより微弱な信号でも聞こえます。
点検終了しました。
基本性能は出ています。
プリアンプの効きも良いです。
IC-275・375はこれまでに何台も手掛けていますが、不調になっているものが少ない無線機だと思います。
今回お預かりした無線機も、一通り点検するも動作は問題ありません。
この無線機にはプリアンプが取り付けられていました。
バックライトをLED化します。
IC-275はバックライトを交換するまでには随分と分解しなくてはなりません。
この金属板を外したところにムギ球が見えてきます。
金属板が外れました。
LED化しました。
バックアップ電池の電圧は3V以上ありました。
周波数。
出力 MAX
90W弱
RFメーターで80%を指示のとき、
出力
50W
FMデビエーション調整。
規定の4,8Khz
スプリアス良好です。
受信感度。
プリアンプOFFのとき、
−123.0dBm (SINAD)
プリアンプONのとき、
ー127.0dBm (SINAD)
4dBのアップ
−12dB SINAD GO判定
SINAD判定は要求がキビしいですが、これより微弱な信号でも聞こえます。
点検終了しました。
基本性能は出ています。
プリアンプの効きも良いです。
CB無線機などのQRPパワーメーター
(2021/4/22 16:37:30)
0.5WのCB無線機などに使える、QRPパワーメーターの制作依頼です。
私のブログにおいて、測定器のカテゴリにて過去にも作成しました。
1個作って欲しいとの要望により作成です。
タカチのプラスチックケースに白色えんぴつでケガキ線を書きます。
本体になるほうです。
ピンバイスでざっくりと穴を開けます。
ブリッジになった部分を彫刻刀で叩いて落とします。
ヤスリで整えます。
ラジケーターです。
このスケールは針が中央にあるので、
ヒゲゼンマイのヒゲ持ちをピンセットで摘んで移動させます。
これで針が左に寄りました。
ラジケーターを取り付けました。
グルーガンで固定しました。
BNCコネクタです。
コネクタをケースに取り付け。
検波部分の作成です。
平ラグ板を利用します。
51Ωの抵抗。
50KΩのトリマ抵抗。
0.01uFの積層セラミックコンデンサー
検波ダイオードです。
ゲルマニウムダイオードの 1N60
スイッチング整流ダイオードの 1N4148 でも動作しないわけではありませんので、入手の都合で使ってみて下さい。
100Ωの抵抗2本並列の50Ωダミーロードにパワーを食わせます。
検波ダイオードは壊れやすいので、ソケット交換式を採用しました。
トランジスタのB-E・B-C間や、LEDでも検波できるので取り替えて遊べます。
ケースに取り付け。
ラジケータに配線します。
検出用のコードを作りました。
白色のコードは耐熱線を使いましたので、ある程度の曲げに強いです。
赤いクリップはアンテナに、黒いクリップはアースに繋げるか手で握っても良いです。
較正です。
DC10Vの直流電圧を入力して、
針がマックスに振れるように50KΩのトリマ抵抗を調整します。
フルスケール1Wです。
CB無線機の場合、中央付近を指示すれば良好ですね。
クルスタルイヤホンを繋げば変調モニターになります。
AM、SSBはよく聞こえます。
FMも音さえ小さいですが聞こえます。
BNCコネクタにハンディー機のアンテナやワイヤーを付ければ電界強度計として、ファイナルが飛んだ無線機のプリドライブから微弱な電波が出ているかなど、オシロスコープでなければ見ることができない高周波というものを、このような方法で視覚的に見ることができるようになるのです。
アンテナに添わせてスライドさせればアンテナの腹とヘソがどこかがわかりますし、使い方はいろいろです。
配線図
ーーー 検証 ーーーーーーー
今回、CB無線機など27Mhz専用QRPパワーメーターを作成するにあたり、特性等を検証した結果があるので記事にしてみます。
ブレッドボードにて回路を仮組みします。
このQRPパワーメーターは、50Ωのダミーロード両端にかかる電圧を検波してメーターを振らせる仕組みです。
ダミーロードに使う抵抗の違いはどのように影響するでしょうか。
左から→ 金属皮膜抵抗(51Ω)、酸化金属皮膜抵抗(51Ω)、セメント巻線抵抗(50Ω)
較正
直流電圧10Vのとき、
10Vにて較正したときの画像、フルスケール1Wです。
金属皮膜抵抗。
抵抗とメーターの両方を撮影しようとすると画像がピンぼけになってしまうのでゴメンナサイ。
酸化金属皮膜抵抗。
セメント巻線抵抗。
YAESU FT-817ND
28Mhz AM 0.5W (送信は28Mhzで実施です)
2.5Wレンジにて0.5Wであることを確認。
金属皮膜抵抗。
中央付近を指示しました、いい感じです。
酸化金属皮膜抵抗。
いい感じです。
セメント巻線抵抗。
だいぶ誤差が出ますね。
交流における巻線抵抗はインダクタンスを持ち、周波数特性が悪化します。
周波数が上昇するに従い、その影響は顕著となります。
何も付けない状態。
メーターは振り切りました。
同じことを7Mhzでやってみましょう。
金属皮膜抵抗。
7Mhzでの特性は少し上気味ですね。
酸化金属皮膜抵抗。
金属皮膜と同じかな?
セメント巻線抵抗。
あまり変わりませんね。
何も付けいない状態。
こちらもメーターは振り切りました。
次に、
検波部品の違いではどうでしょう。
トランジスタ 2SC1815 B-E間
10Vでの較正。
組み合わせは酸化金属皮膜抵抗。
28Mhz AM 0.5W
検波は問題ないです。
高輝度白色LED。
10Vでの較正。
LEDは光りますね。
28Mhz AM 0.5W
メーターはほとんど振れませんでした。
LEDはボーッと光っています。
結論。
CB無線機など27Mhz専用として、ダミーロードの耐熱性も考慮するとバランスが良いのは。
ゲルマニウムダイオード 1N60 と、
酸化金属皮膜抵抗を組み合わせた、
この組み合わせのとき、周波数27MHzあたりのメーター指示値が最良であると認めました。
100Ωを2本並列にしたらどうなるでしょうか、このたびの制作では抵抗2本並列にて50Ωとしています。
実験中の51Ω1本によるわずか1Ωとの差はあるだろうか。
全く変化はありませんでした。
1Ωの差は誤差程度もありません。
100Ω2本並列にて、0.5W 1分間送信したときの抵抗の温度変化。
開始前の温度。
1分間送信後の温度。
約4度の上昇です。
1分間とは相当長くに感じられましたが、耐熱性もまったく問題ないでしょう。
私のブログにおいて、測定器のカテゴリにて過去にも作成しました。
1個作って欲しいとの要望により作成です。
タカチのプラスチックケースに白色えんぴつでケガキ線を書きます。
本体になるほうです。
ピンバイスでざっくりと穴を開けます。
ブリッジになった部分を彫刻刀で叩いて落とします。
ヤスリで整えます。
ラジケーターです。
このスケールは針が中央にあるので、
ヒゲゼンマイのヒゲ持ちをピンセットで摘んで移動させます。
これで針が左に寄りました。
ラジケーターを取り付けました。
グルーガンで固定しました。
BNCコネクタです。
コネクタをケースに取り付け。
検波部分の作成です。
平ラグ板を利用します。
51Ωの抵抗。
50KΩのトリマ抵抗。
0.01uFの積層セラミックコンデンサー
検波ダイオードです。
ゲルマニウムダイオードの 1N60
スイッチング整流ダイオードの 1N4148 でも動作しないわけではありませんので、入手の都合で使ってみて下さい。
100Ωの抵抗2本並列の50Ωダミーロードにパワーを食わせます。
検波ダイオードは壊れやすいので、ソケット交換式を採用しました。
トランジスタのB-E・B-C間や、LEDでも検波できるので取り替えて遊べます。
ケースに取り付け。
ラジケータに配線します。
検出用のコードを作りました。
白色のコードは耐熱線を使いましたので、ある程度の曲げに強いです。
赤いクリップはアンテナに、黒いクリップはアースに繋げるか手で握っても良いです。
較正です。
DC10Vの直流電圧を入力して、
針がマックスに振れるように50KΩのトリマ抵抗を調整します。
フルスケール1Wです。
CB無線機の場合、中央付近を指示すれば良好ですね。
クルスタルイヤホンを繋げば変調モニターになります。
AM、SSBはよく聞こえます。
FMも音さえ小さいですが聞こえます。
BNCコネクタにハンディー機のアンテナやワイヤーを付ければ電界強度計として、ファイナルが飛んだ無線機のプリドライブから微弱な電波が出ているかなど、オシロスコープでなければ見ることができない高周波というものを、このような方法で視覚的に見ることができるようになるのです。
アンテナに添わせてスライドさせればアンテナの腹とヘソがどこかがわかりますし、使い方はいろいろです。
配線図
ーーー 検証 ーーーーーーー
今回、CB無線機など27Mhz専用QRPパワーメーターを作成するにあたり、特性等を検証した結果があるので記事にしてみます。
ブレッドボードにて回路を仮組みします。
このQRPパワーメーターは、50Ωのダミーロード両端にかかる電圧を検波してメーターを振らせる仕組みです。
ダミーロードに使う抵抗の違いはどのように影響するでしょうか。
左から→ 金属皮膜抵抗(51Ω)、酸化金属皮膜抵抗(51Ω)、セメント巻線抵抗(50Ω)
較正
直流電圧10Vのとき、
10Vにて較正したときの画像、フルスケール1Wです。
金属皮膜抵抗。
抵抗とメーターの両方を撮影しようとすると画像がピンぼけになってしまうのでゴメンナサイ。
酸化金属皮膜抵抗。
セメント巻線抵抗。
YAESU FT-817ND
28Mhz AM 0.5W (送信は28Mhzで実施です)
2.5Wレンジにて0.5Wであることを確認。
金属皮膜抵抗。
中央付近を指示しました、いい感じです。
酸化金属皮膜抵抗。
いい感じです。
セメント巻線抵抗。
だいぶ誤差が出ますね。
交流における巻線抵抗はインダクタンスを持ち、周波数特性が悪化します。
周波数が上昇するに従い、その影響は顕著となります。
何も付けない状態。
メーターは振り切りました。
同じことを7Mhzでやってみましょう。
金属皮膜抵抗。
7Mhzでの特性は少し上気味ですね。
酸化金属皮膜抵抗。
金属皮膜と同じかな?
セメント巻線抵抗。
あまり変わりませんね。
何も付けいない状態。
こちらもメーターは振り切りました。
次に、
検波部品の違いではどうでしょう。
トランジスタ 2SC1815 B-E間
10Vでの較正。
組み合わせは酸化金属皮膜抵抗。
28Mhz AM 0.5W
検波は問題ないです。
高輝度白色LED。
10Vでの較正。
LEDは光りますね。
28Mhz AM 0.5W
メーターはほとんど振れませんでした。
LEDはボーッと光っています。
結論。
CB無線機など27Mhz専用として、ダミーロードの耐熱性も考慮するとバランスが良いのは。
ゲルマニウムダイオード 1N60 と、
酸化金属皮膜抵抗を組み合わせた、
この組み合わせのとき、周波数27MHzあたりのメーター指示値が最良であると認めました。
100Ωを2本並列にしたらどうなるでしょうか、このたびの制作では抵抗2本並列にて50Ωとしています。
実験中の51Ω1本によるわずか1Ωとの差はあるだろうか。
全く変化はありませんでした。
1Ωの差は誤差程度もありません。
100Ω2本並列にて、0.5W 1分間送信したときの抵抗の温度変化。
開始前の温度。
1分間送信後の温度。
約4度の上昇です。
1分間とは相当長くに感じられましたが、耐熱性もまったく問題ないでしょう。
SONY ICB-87R パワーが出ない
(2021/4/15 13:44:43)
SONY ICB-87R パワーが出ないとのことでお預かりしました。
シンプルな構造です。
蓋の側は配線類が付いてくること無く、完全に分離することができます。
横側に貼られた技適マークにより、本機は前期型であることがわかります。
87Rは前期型が当たりですね。
抜群のメンテナンス性です。
メンテナンスを前提に設計されているとしか思えません。
アッと言う間にこの状態です。
ファイナルトランジスタの 2SC2314
廃品種となっていますが、探せばなんとかなりそうです。
トランジスタの確認中にときおりパワーが出たりします。
ローディングコイルにハンダ不良を発見、再ハンダしました。
パワー復活。
1Wのパワーメーターで半分以上。
ネジにてアンテナとの接触部分にくすみあり。
穴の部分です。
少しでも接触抵抗を上げるため、再ハンダメッキしました。
受信感度。
ー110.9dBm
このままでも優秀な感度です。
受信感度調整。
コイルを順次調整してゆきます。
1Khzトーン信号を復調した波形。
ノイズ成分も無くキレイな音質です。
受信性能は間違いなく優秀ですね。 87Rスゴイです。
受信感度調整後。
ー120.0dBm
復調には余裕を見ていますので、これ以上聞こえるレベルです。
たいへん優秀な感度ですが、宇宙・空電ノイズも比例して聞こえてしまうでしょうね(笑)
要望のあった、Sメーターの照明を追加しました。
点灯確認。
少し照度を落として、13mAです。
それでも十分明るく、夜間の運用ではログ帳を照らして書けると思います。
周波数。
8CH 27.144Mhz
スプリアス、おおむね良好です。
ー70dbm
メンテナンス性が良く、飛び・受けともに優秀です。
一台所有するならICB-87R前期型がおすすめですね。
シンプルな構造です。
蓋の側は配線類が付いてくること無く、完全に分離することができます。
横側に貼られた技適マークにより、本機は前期型であることがわかります。
87Rは前期型が当たりですね。
抜群のメンテナンス性です。
メンテナンスを前提に設計されているとしか思えません。
アッと言う間にこの状態です。
ファイナルトランジスタの 2SC2314
廃品種となっていますが、探せばなんとかなりそうです。
トランジスタの確認中にときおりパワーが出たりします。
ローディングコイルにハンダ不良を発見、再ハンダしました。
パワー復活。
1Wのパワーメーターで半分以上。
ネジにてアンテナとの接触部分にくすみあり。
穴の部分です。
少しでも接触抵抗を上げるため、再ハンダメッキしました。
受信感度。
ー110.9dBm
このままでも優秀な感度です。
受信感度調整。
コイルを順次調整してゆきます。
1Khzトーン信号を復調した波形。
ノイズ成分も無くキレイな音質です。
受信性能は間違いなく優秀ですね。 87Rスゴイです。
受信感度調整後。
ー120.0dBm
復調には余裕を見ていますので、これ以上聞こえるレベルです。
たいへん優秀な感度ですが、宇宙・空電ノイズも比例して聞こえてしまうでしょうね(笑)
要望のあった、Sメーターの照明を追加しました。
点灯確認。
少し照度を落として、13mAです。
それでも十分明るく、夜間の運用ではログ帳を照らして書けると思います。
周波数。
8CH 27.144Mhz
スプリアス、おおむね良好です。
ー70dbm
メンテナンス性が良く、飛び・受けともに優秀です。
一台所有するならICB-87R前期型がおすすめですね。
クラニシ BR-510 指示不良
(2021/4/12 11:38:38)
クラニシ BR-510 指示不良でお預かりしました。
インピーダンス、SWRともに正常に指示しません。
発振周波数の点検。
3.5Mhz
周波数カウンターで確認。
異常はありませんでした。
500Mhz 発振の確認。
こちらも異常ありませんでした。
分解、基板のハンダ不良などを点検。
異常のある場所はありませんでした。
V・HFコネクター取り外し。
ダイオードを点検。
ショットキバリアダイオードです。
4本中2本がNGでした。
ショットキバリアダイオードのリード部品の入手は困難になってきました。
シリコンダイオードでの代用は出来ず、整流用ではなく検波用のものでなくてはダメです。
代替品で使えるものを探してみたところ、JRC製の1N270が手持ちであったので採用しました。
ゲルマニウムダイオードです。
1N60でも良いです。
交換しました。
UHFの指示も不良のため、こちらもダイオードを1N270に交換しました。
チップ抵抗の値は破損も無く異常ありませんでした。
アンプ JRC製 4558D 交換しました。
較正。
コネクタに何も接続しない状態で、インピーダンス、SWRとも指示が振り切れるのを確認。
Dレンジに合わせて発振周波数を最低にセットし、
V・HFは左側のトリマ
UHFは右側のトリマにて、
インピーダンスの調整。
較正用の50Ωダミーロードにて、1.8~170Mhzについては右側のMコネクタにて、300~500Mhzについては左側のNコネクタにて50Ωを指示するように調整します。
SWRの調整。
50Ωのダミーロードのとき、1.8~170Mhz及び300~500Mhzの両方とも右側のMコネクタにてSWRが1.0を指示すればOKです。
300~500Mhzについて左側のNコネクタにしてSWRを調整しようとしてもメータが振り切れます。それで正常です。
試しに。
100Ωのダミーロードのとき、SWRが概ね2.0を指示すれば良好です。
100Ωのダミーロードは販売されていないので自作するほかありません。
1KΩの酸化金属被膜抵抗を10本並列にします。
抵抗のW数は大きいものに越したことはなく、使っているのは1本3Wのものですが、調整するだけの数秒なら50Wでも行けます。
セメント抵抗にはW数が大きい10Wのものもありますが、巻き線抵抗が使われているため、交流ではインダクタンスを持ち周波数特性がよくありません、使えても7Mhzくらいが限度です。
抵抗の一端は同軸ケーブルの心線に、もう一端は外側の編線に接続です。
大きいパワーで送信するわけではないので、100Ωの抵抗1本でも良いですね。
1本自作しておけばSWR計の較正などにも使えるでしょう。
50Ωのダミーロードの作り方も同じです。
100Ωを2本並列で50Ωです。
前述のとおり、SWRは1.0を指示します。
作今のアンテナアナライザとしては、Nano VNAによるベクトルネットワークアナライザが安価で購入できますが、ベクトルなんて考え方はもう古いです。
最近はクラニシのアナライザーのように、スカラー量によるほうが直感的で良いのですってね。
インピーダンス、SWRともに正常に指示しません。
発振周波数の点検。
3.5Mhz
周波数カウンターで確認。
異常はありませんでした。
500Mhz 発振の確認。
こちらも異常ありませんでした。
分解、基板のハンダ不良などを点検。
異常のある場所はありませんでした。
V・HFコネクター取り外し。
ダイオードを点検。
ショットキバリアダイオードです。
4本中2本がNGでした。
ショットキバリアダイオードのリード部品の入手は困難になってきました。
シリコンダイオードでの代用は出来ず、整流用ではなく検波用のものでなくてはダメです。
代替品で使えるものを探してみたところ、JRC製の1N270が手持ちであったので採用しました。
ゲルマニウムダイオードです。
1N60でも良いです。
交換しました。
UHFの指示も不良のため、こちらもダイオードを1N270に交換しました。
チップ抵抗の値は破損も無く異常ありませんでした。
アンプ JRC製 4558D 交換しました。
較正。
コネクタに何も接続しない状態で、インピーダンス、SWRとも指示が振り切れるのを確認。
Dレンジに合わせて発振周波数を最低にセットし、
V・HFは左側のトリマ
UHFは右側のトリマにて、
インピーダンスの調整。
較正用の50Ωダミーロードにて、1.8~170Mhzについては右側のMコネクタにて、300~500Mhzについては左側のNコネクタにて50Ωを指示するように調整します。
SWRの調整。
50Ωのダミーロードのとき、1.8~170Mhz及び300~500Mhzの両方とも右側のMコネクタにてSWRが1.0を指示すればOKです。
300~500Mhzについて左側のNコネクタにしてSWRを調整しようとしてもメータが振り切れます。それで正常です。
試しに。
100Ωのダミーロードのとき、SWRが概ね2.0を指示すれば良好です。
100Ωのダミーロードは販売されていないので自作するほかありません。
1KΩの酸化金属被膜抵抗を10本並列にします。
抵抗のW数は大きいものに越したことはなく、使っているのは1本3Wのものですが、調整するだけの数秒なら50Wでも行けます。
セメント抵抗にはW数が大きい10Wのものもありますが、巻き線抵抗が使われているため、交流ではインダクタンスを持ち周波数特性がよくありません、使えても7Mhzくらいが限度です。
抵抗の一端は同軸ケーブルの心線に、もう一端は外側の編線に接続です。
大きいパワーで送信するわけではないので、100Ωの抵抗1本でも良いですね。
1本自作しておけばSWR計の較正などにも使えるでしょう。
50Ωのダミーロードの作り方も同じです。
100Ωを2本並列で50Ωです。
前述のとおり、SWRは1.0を指示します。
作今のアンテナアナライザとしては、Nano VNAによるベクトルネットワークアナライザが安価で購入できますが、ベクトルなんて考え方はもう古いです。
最近はクラニシのアナライザーのように、スカラー量によるほうが直感的で良いのですってね。
エコーチェンバー WX-209
(2021/4/10 11:24:53)
エコーチェンバー WX-209
信和通信機株式会社 SC-905 G7用のエコーチェンバーをお預かりしました。
SINWAパーソナル無線機用ですね。
マイクコンプレッサーとエコーチェンバーの機能があります。
アマチュア無線用に使いたいとのことで、SINWA用のマイクピンの配列からアドニス用に変更の依頼です。
アウト側はオス型コネクタに変更の依頼です。
リグへの接続はストレートケーブルを使って下さい。
ノーマル波形。
コンプレッサー波形。
クリップすること無く、品質の良い波形です。
エコーチェンバー波形。
ロボットのような、バルタン星人のような変調です。
信和通信機株式会社 SC-905 G7用のエコーチェンバーをお預かりしました。
SINWAパーソナル無線機用ですね。
マイクコンプレッサーとエコーチェンバーの機能があります。
アマチュア無線用に使いたいとのことで、SINWA用のマイクピンの配列からアドニス用に変更の依頼です。
アウト側はオス型コネクタに変更の依頼です。
リグへの接続はストレートケーブルを使って下さい。
ノーマル波形。
コンプレッサー波形。
クリップすること無く、品質の良い波形です。
エコーチェンバー波形。
ロボットのような、バルタン星人のような変調です。
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