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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

現在データベースには 506 件のデータが登録されています。

feed TH-77 送信できない (2021/4/3 21:46:52)
TH-77 送信できないとのことでお預かりしました。


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から割りをしてゆきます。


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TH-77の持病とでもいうべき、電解コンデンサーの液漏れがあります。

送信できなくなる原因は、ほぼこのコンデンサーがNGとなって起こります。

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TH-77はフィルム基板のため熱に弱く、長くハンダこてを当てられません。

よって、コンデンサーの取り外しは破壊して取り除きます。

IMGP1419

コンデンサーを取り外したあとのフィルム基板はパターンが腐食して無くなっているため、スズメッキ線にて補修します。


IMGP1417

新しいコンデンサーを抱き合わせにして、あらかじめ基板のパターンに合うようにメッキ線をハンダ付けします。

IMGP1416

こうすれば、失われたパターンに対してもコンデンサーを実装できます。

浮いている状態なのですが配線はOKです。

IMGP1418

送信できる状態になりました。

周波数調整。

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IMGP1420

出力 5W


IMGP1424

FMデビエーション調整。

規定の4.3Khz

IMGP1425

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP1422

同、433Mhz


IMGP1423

受信感度。

ー124.9dBm (SINAD)

IMGP1426

433Mhz

ー122.3dBm (SINAD)

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この無線機で開局したという方も多いのではないでしょうか。


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操作も直感的でわかりやすい無線機です。


IMGP1429


feed TR-50 液晶不良 (2021/3/29 23:01:19)
TR-50 液晶不良のためお預かりしました。


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まだ液晶の強度が弱かった時代のものですね。

現在はだいぶ強くなりました、時計のG-Shockに使われている液晶などは本当に強いです。

Sメーターが見えません。

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液晶パネル取り外し。


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オーナー様がジャンク品を送ってくれたので、そこからパーツを取ります。


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カーボンタイプのフレキシブルケーブルが使われていました。

このタイプは折り曲げ耐性は無いに等しいです。

案の定、ひっくり返しただけで断線しました。

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フレキシブルケーブルは交換するしかないですね。


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液晶パネル外しました。


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カーボンタイプのフレキシブルケーブルを交換します。


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サンハヤト 1mmピッチフレキシブルケーブルです。


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必要な幅と長さに切って、ハンダ付けしました。

難しい!!!

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基板方面にもハンダ付けです。

折り曲げるとハンダ面のところで折れてしまうので慎重に。

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バックライトをLED化しました。


IMGP1352

液晶点灯です。

導電ゴムが劣化しているので、コントラストが悪いですが見えないことはないです。

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バックアップ電池の電圧。

3.0V

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組立て。


IMGP1351

周波数。


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スプリアス良好。


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変調のかかりもOKです。


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受信感度。

ー118.9dBm (SINAD)

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エメラルドブルー色になった照明は連続点灯で良いでしょう。


IMGP1357

feed TM-702 表示しない (2021/3/29 1:34:07)
TM-702 表示しないとのことでお預かりしました。


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電源を入れ直すと表示したり。


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時間が経つと。


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なんかメチャクチャですね。


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液晶基板を取外し。

オーナー様がバックアップ電池をソケット式に交換したとのこと。

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シールのベタベタが原因で基板上に迷走電流が発生し、誤作動をすることがあります。


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洗浄しました。

バックアップ電池の配線をやり直しました。

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ダイヤルエンコーダーにハンダクラックがありました。

グラグラしています。

IMGP1375

再ハンダしました。


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液晶パネルの接触コネクタがハンダ不良です。

表示が出なかったり、メチャクチャになるのはこれが原因です。

再ハンダしました。

IMGP1374

バックライトの照明をLED化しました。


IMGP1377

周波数調整。


IMGP1378


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FMデビエーション調整。

規定の4.6Khz

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出力20W


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スプリアス良好。

145Mhz

IMGP1380

同、433Mhz


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受信感度。

ー118.7dBm (SINAD)

IMGP1384

ー124.7dBm (SINAD)


IMGP1385

修理完了しました。

ピンク色がキレイですね。

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feed KENPRO KP-121 動作しない (2021/3/26 12:11:34)
ケンプロ工業株式会社 KP-121 動作しないとのことでお預かりしました。


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ブロック図はケースに書かれています。

音声信号を10.7MhzのSSBに変換、上下に飛び出したピーク波形をクリップし、クリップによる高調波をIFフィルターで除去し、取り出した信号を再検波して歪が無い音声信号を得ています。

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断線、基板のハンダ不良などを点検。


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10.7Mhzの発振を点検中。

主要な部品を取り外して調べた形跡があります、ご苦労されたようですね。

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10.7Mhzの発振はOKです。


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モトローラ製 MC1496G

同じものが2個、平衡変調器と検波器で使われています。

このICが不良ですが、残念ながら入手は絶望的です。

IMGP1240

機能を実現するにはこのICしかなく、単電源で動作しているわけではないようです。


Screenshot

パーツセンターにも代替品などの取り扱いはありませんでした。


DSC_0005

RFスピーチプロセッサーとは。
人間の音声のピーク値と平均値の差は15〜20dBあると言われています。
このレベル差を均一化してトークパワーを上げ、送信機の定格出力を最大限に利用することで、伝達効率を上げることができるようになります。

IMGP1242

MC1496G

オーナー様から送っていただきました。

IMGP1322

2箇所を交換しました。


IMGP1329

電解コンデンサーの液漏れしたものが流れたあとです。

ICが接触不良を起こしていました。

IMGP1325

TA7061BP

PIN足が電解液で真っ黒に腐食しています。

IMGP1326

研磨してハンダメッキしました。

接触不良も解消しました。

IMGP1327

音声信号をオシロで見るとわずかにノイズがあります。

抵抗2個を取外し点検しましたが、異常ありませんでした。

IMGP1323

こちらも異常なしです。


IMGP1324

検波以降、信号経路の結合コンデンサーを交換しました。

ドライアップ状態です。

オーディオゼネレータから入力した信号の波形もクリップなく良好です。

IMGP1328

修理完了しました。

レベルメーターがビュンビュン振れます。

IMGP1330


feed TM-455 電源が入らない (2021/3/20 0:42:31)
TM-455 電源が入らないとのことでお預かりしました。


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コントロール取り外し。

電源ボタンの接触不良かも知れません。

IMGP1260

セパレートケーブル取り付け部の点検。

PINの曲がりやハンダ不良もなく異常なしです。

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無線機本体のセパレートケーブル取り付けコネクタ点検。

端子に電圧がありません。

どうやら本体に原因があるようです。

IMGP1263

電源ケーブルからたどって各部の電圧の有無を調べてゆきます。

このチップヒューズが飛んでいることが多いです、チョットした電源のスパークでダメになってしまいます。

ヒューズの導通があり異常なしです。

電源レギュレーターICの不良かな?

IMGP1264

CPU基板を点検。


IMGP1265

おやおや、、フレキシブルケーブルが外れています。

これでは電源が来ませんね。

IMGP1266

ケーブルを接続しました。


IMGP1268

電源が入るようになりました。


IMGP1275

メモリーバックアップ電池の電圧が0Vです。


IMGP1276

コイン電池ホルダー。


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ソケット式に交換しました。


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パネル基板点検。


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ダイヤルエンコーダーにハンダクラックを発見しました。

グラグラしています。

IMGP1280

両側とも再ハンダしました。


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パネル照明をLED化しました。


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点灯確認。

真っ白です。

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周波数測定。

異常なしです。

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出力 50W


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FMデビエーション調整。

規定の4.4Khz

IMGP1290

スプリアス良好。


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Sメーター調整。

ー93dBmのとき、

IMGP1286

Sメーター、フルスケールOKです。


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受信感度。

ー124.8dBm

遠くのレピーターも良く聞こえることでしょう。

IMGP1292

TM-455はTR-851の後継となる無線機かと思います。

KENWOODのオールモードのモノバンド機はこの無線機以後は作られていません。

いい無線機ですので、永く使ってください。

IMGP1293

feed CR577 セラミックマイク動作不良 (2021/3/19 2:30:50)
CR577 セラミックマイク動作不良のたお預かりしました。


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ボリューム・トーンコントロール付きです。


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貴重なセラミックエレメントです。

だいぶ手直しの跡があり、ご苦労されたようです。

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結線が細く、ハンダのところで千切れそうです。


IMGP1246

コネクターはオーナー様が用意です。

YAESU用の配線が希望です。

IMGP1248

YAESU用、OKです。


IMGP1249

全く動作しないとのことです。

千切れそうなコントロール部の結線をやり直しました。

IMGP1251

006P 9Vの電池を使う仕様です。

YAESUのマイクには+5Vの電圧が出るPINがあるため、そこから電源を取るようにします。

IMGP1252

電池レスに改造。

電源が無い場合には9Vの電池でも使えるようにダイオードを追加しました。

IMGP1253

無線機から電源を供給したところポコポコ音が出ます。

「モーターボーティングノイズ」というもので、発振している状態です。

電源のデカップリングコンデンサー追加により対策しました。

IMGP1254

諸々の回路を変更。

回路図は無いのでパターンを追いかけます。

抵抗からビニール線で変更の引き出しをしているところ。

IMGP1255

これでOK、動作するようになりました。


IMGP1256

ボリューム・トーンコントロールもOKです。


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セラミックエレメントはSSB・AMでの相性は抜群ですね。

カラッと乾いた硬い音ですが、パイルアップの中からは、いちだんと粒立って聞こえてきます。

IMGP1257

feed IC-970 電源が入らない (2021/3/1 17:45:53)
IC-970 電源が入らないとのことでお預かりしました。

電源スイッチにを入れても、かなりの確率で失敗します。

うまくゆけばこのとおり。

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電源ボタンの点検です。


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電源ボタンの導通の状態はOKです。

電源ユニットに原因があるようです。

IMGP1188

電源ユニットの分解へと進みます。


IMGP1200

引き込み線の取り外し。

爪を押し込みながら抜くのですが、硬くて取り外しには苦労しました。

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外れました。


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電源ユニット取り外し。


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この方法は勘弁です。

爪を押し込みながら、ようやく外れました。

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内部の状況です。


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ハンダ不良を点検。


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リレーが動作していないようです。

電解コンデンサー C9 交換しました。

IMGP1208

電解コンデンサー C34 交換しました。


IMGP1209

C9・C34交換した状況です。

リレーが動作するようになりました。

IMGP1213

ドライアップ状態です。


IMGP1214

内部は埃でイッパイでした。


IMGP1189


IMGP1190

エアーダスターで清掃です。

1本吹き切りました。

IMGP1196

だいたい良好にはなったと思います。


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清掃中に内部からクリップが出てきました。


IMGP1192

未使用の端子類です。

金属のシャーシに触れてショートしそうですね。

IMGP1193

それぞれにカバーを着けて、


IMGP1194

まとめました。


IMGP1195

Sメーターの照明をLED化しました。


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点灯確認。


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周波数測定。


IMGP1168


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出力

145Mhz 10W

IMGP1160

433Mhz 14W強


IMGP1161

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP1162

433Mhz


IMGP1163

Sメーター感度。

145Mhz ー95.0dBm のとき、

IMGP1174

S9 を指示


IMGP1175

433Mhz ー95.0dBm のとき、


IMGP1172

S9 を指示


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受信感度。

145Mhz ー125.0dbm (SINAD)

IMGP1182

433Mhz ー123.0dBm (SINAD)


IMGP1183

SINAD感度。

歪率計 ー12dB を指示した状況。

GO判定。

IMGP1180

基本性能はOKです。

使ってみて下さい。

IMGP1219

feed Hansen FS-300H calダイヤル不具合 (2021/3/1 13:23:59)
Hansen FS-300H calダイヤル不具合のためお預かりしました。


IMGP1078

カバーの取り外し。


IMGP1092

分解。


IMGP1093

SWRの calダイヤルが不具合にて、調整がフラフラして定まりません。

ボリュームのカーボン抵抗帯が寿命です。

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50KΩ Bカーブのボリュームが不良です。

シャフトが長いタイプですが、このタイプはなかなか売っていません。

接点復活剤をかけたようで油でベタベタしています。

IMGP1095

油が垂れた跡ができるくらいです。

拭き取りました。

IMGP1103

シャフトが短いタイプしか無く、これを加工するしかありません。

Linkman製、50KΩ、Bカーブです。

IMGP1106

ドリルにてガイド穴を開けます。


IMGP1107

ガイド穴を徐々に大きくしてゆきます。

真直ぐに開けるにはなかなか難しいのです。

IMGP1109

スペーサーネジです。


IMGP1108

シャフトの継ぎ足しです。


IMGP1110

長さOKです。


IMGP1111

取り付けました。


IMGP1112

較正のやり方は次のとおりです。


Screenshot

調整は各トリマーにて行います。


IMGP1118

FT-757にて実施しました。

7MHz

IMGP1116

出力100Wの指示を確認です。


IMGP1113

SWR値の較正です。

100Ωのダミーロードはありませんので自作品です。

1kΩの酸金抵抗を10本並列にしたものです。

IMGP1096

トランスオイルを冷却液にすれば、連続100Wでも大丈夫です。

トランスオイルなどの電気絶縁油は、シリコンオイルなら使えると思います。

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50Ωのダミーロードを油冷却にすれば100WでもOKです。


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小型のダミーロードはそのままだと100Wは厳しいです。

調整には10秒くらい必要なときがありますので煙が出てしまいます。

IMGP1101

50Ωにて SWR 1.0 を指示したら、

100Ωにて SWR 2.0 を指示するように較正します。

出力は100Wにて実施です。

IMGP1114

calボリュームの動作も良好です。

較正終わりました、使ってみてください。

IMGP1119


feed セイコーAGS・キネティック充電器 (2021/2/28 1:44:45)
セイコーの腕時計、AGS・キネティックには自動巻きのような発電システムが搭載されています。

ローターの回転により発電し、リチウム充電池に充電するしくみです。

IMGP1029

時計を腕につけて生活していれば良いのですが、自宅にいる時には時計を着けないという方は充電不足になってしまいます。

機械式の自動巻き時計についてもそうですが、そいいう使い方だとゼンマイの巻き上げ不足で止まってしまいます。

週末には外して置いておき、月曜日にはめようと思ったら止まっていたなんてこともあります。

そんな腕力発電所なAGS・キネティックを外側から充電する方法があります。

ブラウンのオーラルBという電動歯ブラシ用の充電器です。

これがAGSの充電に使えるらしいとのことで購入してみました。

IMGP0976

単三電池との大きさの比較です。


IMGP0977

裏側の状況です。


IMGP0978

これはどういうものか、リンクコイルを作って調べてみましした。


IMGP0979

リンクコイルを横にして、


IMGP0980

一周して調べます。


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IMGP0983

リンクコイルを縦にして、


IMGP0984


IMGP0985


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発振周波数は37Khzと判明しました。


IMGP0988

縦横どの方向を計測しても誘導電流の強度はほとんど変わりませんでした。

発振波形は矩形波です。

IMGP0994

150mVくらいです。

分解してみないと分かりませんが、NE555などのタイマーICを使った発振回路の波形に似ているようです。

IMGP0998

リンクコイルで受けたスペアナのマーカーカウンンターでは1.5dBmです。

出力は約1.5mW以下です。

IMGP0997

時計を充電するには、


IMGP1023

時計を保持していたスポンジが充電器の受けにちょうど良かったため切断しました。


IMGP1024

スポンジを取り付け文字盤側を下にして置くと、時計の発電機構にあるコイルの電磁誘導により充電されます。


IMGP1025

回転錘(ローター)を外し、リチウム電池を外した状態です。

AGローター(永久磁石)のところにある誘導コイルに電流が流れて充電池を充電します。

矢印の場所、下にはAGローターとコイルがあります。

IMGP1032

電池を取り外すにはプラスチック製や竹製のピンセットを使います。


IMGP1030

外したリチウム電池です。


IMGP1040

リチウム電池の電圧は1.35Vでした。


IMGP1041

誘導電流にはどの位の起電力があるでしょうか。

リチウム電池を外し、ソケット両端の電圧を測ってみました。

IMGP1035

誘導無しの状態です。

0V

IMGP1033

誘導ありの状態です。

0.8V

ブラウンオーラルBの充電器は確かに使えるようです。

IMGP1042

オーラルB充電器の37Khzに従い、37Khzを発振させてみました。

ロジックIC 74HC14AP による発振回路です。

VCC電圧は5Vです。

IMGP1003

ブレッドボードにて仮組みした回路ではC・Rからの計算より発振誤差が大きいですが、だいたい37Khz付近で発振しました。


IMGP1004

電圧だけは5Vあります。


IMGP1002

ダイドー、デカビタCのキャップで送信コイルを作りました。


IMGP1011

受信コイルには、腕時計に内蔵されている巻線コイルに見立てて30uHのインダクタを使ってみました。


IMGP1005

どうでしょうか。


IMGP1014

矩形波がコイルを通すだけでキレイなサイン波になりますね。

IMGP1015

コイルを携帯電話に内蔵されているような効率の良いタイプにしてみました。

非接触タイプの充電器にある形状です。

両面テープに貼り付けながら巻き、ホットメルト(グルーガン)で固めました。

IMGP1016

直径1mmの単線LANケーブルを巻いたものです。

37Khzと言えども表皮効果により高周波は銅線の外側を流れるようになると思います。

なるべく太いほうがFB。

IMGP1017

インダクタンスは54uHとなりました。

時計の大きさに合わせて9回巻きです。

IMGP1018

どうでしょうか。


IMGP1020

波形は少しいびつですが、少し強力になりました。

IMGP1009

場所によってはクルッと波形が上下に反転しますが、そこはコイルだなと思いますね。

上の画像と比較すると分かります。

IMGP1013

誘導電圧を測ってみましょう。


IMGP1036

腕時計の方向により、


IMGP1037

弱い方向では、

0.01V

IMGP1039

強い方向では、

0.06V

とても実用にならん!っていうところです(笑)。

針が動き出したらあっという間に消費されて、供給が間に合わないでしょう。

IMGP1038

増幅アンプが必要ですね、十分な充電ができる可能性があります。

セイコーキネティック オートリレー 5J22-0A50

IMGP1028

セイコー純正、キネティック充電器。

時計店向けに出回ったものですが、現在入手困難でプレミア価格がついています。

発振周波数は1Khz、9Wだそうです。

この手の充電器が無いのに困っている方は多いのが事実でしょう。

41aloTuip4L.__AC_SY300_SX300_QL70_ML2_

100均にスマホ充電器が売っていました。

レモンで買ったものです。

仕事率10Wです。

500円の商品。

IMGP1148

リンクコイルで調べてみました。


IMGP1150

約1秒間隔の間欠動作をしていました。

デジタルオシロの波形ストップ機能で表示しています。

IMGP1149

インダクターで受信してみました。

中央の場所が一番強力です。

IMGP1152

受信効率は良くなり 6Vのサイン波となりました。

発振周波数は170Khz

IMGP1155

キネティックの充電には使えるでしょうか。


IMGP1156

LEDライトの状態で動作確認します。


IMGP1151

どこに置いても、場所や角度を変えても、縦にしても、


IMGP1157

赤色LEDが点滅する状態です。

インジケーターの意味は?

異物検出エラー!  残念。 使えませんでした。

スマホ ihone 10 には充電することができました。

IMGP1158


feed TS-811 点検 (2021/2/27 0:40:26)
TS-811 点検のためお預かりしました。


IMGP1132

Sメーター照明をLED化しました。


IMGP1133

点灯確認しました。


IMGP1134

周波数の調整。

TCXOのため周波数は安定しています。

IMGP1135

周波数調整しました。


IMGP1136

出力は17Wくらい出ます。


IMGP1144

FMデビエーション調整。

規定の4.6Khz

IMGP1139

スピーチプロセッサーON

規定の4.1Khz

IMGP1142

マイクゲイン調整。

規定の3.0Khz

IMGP1143

スプリアス良好です。


IMGP1138

Sメーター調整。


IMGP1145

受信感度。

ー120.2dBm (SINAD)

IMGP1146

基本性能は引き出してあります。

使ってみて下さい。

IMGP1147

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