無線ブログ集
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JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)
現在データベースには 506 件のデータが登録されています。
クラニシ NT-272 調整
(2024/3/9 23:13:18)
クラニシ NT-271 調整のためお預かりしました。
VRにて調整します。
NT-272はアンテナ・チューナーです。
20W
調整20Wを指示。
調整20Wを指示。
キャリブレーション後、SWR 1,0を指示。
調整完了しました。
クラニシ RW-315A 調整
(2024/3/9 23:08:23)
50Wを指示しました。
クラニシ RW-315A 調整のためお預かりしました。
50W
50Wを指示しました。
2Ghz 250W ダミーロードです。
CAL キャリブレーション
SWR 1,0を指示。
正常に指示しました。
異状ありません。
クラニシ RW-151D 調整
(2024/3/9 23:01:29)
クラニシ RW-151D 調整のためお預かりしました。
調整はVRにて行います。
100W
調整100Wを指示。
10W
調整10Wを指示。
5W
調整5Wを指示。
調整完了しました。
TS-811 エンコーダープランジャー不良
(2024/3/9 18:03:41)
TS-811 周波数エンコーダープランジャー不良のためお預かりしました。
CH.Qボタンにより、周波数エンコーダーのスルーとステップ動作を切り替えていますが、停止しないで何回もガチャガチャして止まりません。
CH.Qボタンにチャタリングがあるかも知れません。
ボタンユニットを取り外し。
分解します。
1枚のシートになっていました。
CH.Qボタンの場所です。
カッターにてフィルムを剥がしてゆきます。
全部剥がすと接着がズレてしまうため、必要なところのみにしました。
フィルムの下、ボタン金具を外します。
接点が見えます。
酸化膜があります。
フィルムを剥がした場所、今回はこの一角のみ接点を洗浄します。
研磨剤、サンエーパールで酸化膜を研磨します。
突起しているところを研磨。
緑色ソルダーレジストにてフィルムを貼ります。
ボタンのメンテ終了です。
エンコーダーのスルーとステップの動作はプランジャーリレーにて切り替えています。
プランジャーリレーは、センサー、スイッチング(Q14)、バッファ(Q12・Q13)などで制御されています。
サービスマニュアルには信号経路の方向が記載されています。
プランジャーのおかしな動作、チャタリングのようになる原因は多岐に渡ります。
エンコーダー機構を取り外し。
プランジャーセンサー。
センサー等、ハンダ不良を点検。
再ハンダしました。
プランジャーセンサーを取り外しのため、スリット板を外します。
センサースイッチの取り付けネジはスリット板の奥にあります。
プランジャーセンサー外れました。
スイッチ分解。
接点が酸化しています。
接点を研磨しました。
ポリコールを塗布して組み立て。
スルー、ステップ切り替え機械式機構を洗浄しました。
プランジャースイッチング制御。
Q12、Q13、Q14
Q12、Q13、Q14
Q12、Q13
Q14
基板取り外し。
Q12、Q13、Q14 再ハンダ強化。
Q14 関係周辺の電解コンデンサーを交換しました。
CH.Q ボタンの動作OKです。
Sメーター照明をLED化しました。
Sメーター点灯確認しました。
測定と調整。
周波数。
出力 10W
スプリアス良好。
受信感度。
ー124,0dBm (SINAD)
ー12dB SINAD を指示。
GO判定です。
受信感度スペックシール添付。
直線を基調にしたデザインにて格好良い無線機です。
TS-711 点検
(2024/3/8 16:53:35)
TS-711 長く使っていなかったとのことで、点検のためお預かりしました。
Sメーターの照明が暗いとのことでLED化しました。
白色の発光は見やすくなります。
測定と調整。
周波数OKです。
出力 10W
スプリアス良好。
受信感度。
ー123,3dBm (SINAD)
ー12dB SINADを指示。
GO判定です。
受信感度スペックシール添付。
基本性能は出ています。
点検結果、異状無しです。
IC-706mk2G 液晶不良
(2024/3/7 21:39:24)
IC-706mk2G 液晶ビネガーシンドロームにてお預かりしました。
液晶パネルがビネガーシンドロームにて黒くなっています。
基板を取り外し。
偏光板を剥がします。
酢酸化したものを取ります。
洗浄が終わりました。
偏光板を張替えました。
液晶回復しました。
測定と調整。
周波数など調整。
周波数調整。
7,10Mhz
出力 100W
スプリアスの状態。
7,10Mhz
受信感度。
7,10Mhz SSB ー139,0dBm
受信感度スペックシール添付。
SSBの受信音が良く、HF〜UHFまで広帯域受信機としても使える無線機です。
TM-702 LED化
(2024/3/6 21:08:04)
TM-702 LED化のためお預かりしました。
バックライトをLED化して欲しいとのことです。
車載用のときに昼間の太陽光だと、液晶が見にくいことがあります。
フロント分解。
バックライトをLED化しました。
点灯を確認しました。
太陽光下でも見やすくなります。
ボタン止めのスポンジがボロボロです。
ゴムシートに交換しました。
バックアップ電池の電圧。
3,2V以上ありました。
交換を見送りました。
修理手直しの跡があります。
この状態で動作しているため、再構築するのをやめました。
フロントベゼルのネジが有りません。
ネジ止めしました。
こちらも、フロントベゼルのネジが有りません。
ネジ止めしました。
引っ張られた場合には、フロント部分がスッポ抜けてしまう状態でした。
測定と調整。
周波数調整。
出力。
規定の25W
スプリアス良好。
145Mhz
良好。
433Mhz
受信感度。
145Mhz ー125,5dBm (SINAD)
433MHz ー125,0dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付。
DUAL表示にすると、サブ周波数が小さく表示されるのが良いです。
ボリュームタイプのスケルチも多用される方にはポイントが高いです。
クラニシ NT-272 430Mhz測定できない
(2024/3/5 1:10:28)
クラニシ NT-272 430Mhzが測定できないとのことです。
430Mhzチューナーのエアバリコンに、丸い半田粒が付着しています。
エアバリコンの羽同士が接触しています。
エアバリコンは空気(エア)が絶縁物なので、接触した場合は絶縁になりません。
エアバリコンを取り外します。
バリコンに付けられた配線類を取ろうとして、だいぶ熱を加えたようですね。
羽を固定しているセラミック台座の半田が溶け出したためにズレてしまったのです。
ここにも半田粒が付いています。
すべて取りました。
絶縁になっていません。
分解しました。
粘土にて固定し、羽の間隔を調整しました。
絶縁物が空気の場合の絶縁耐圧は、間隔1㎜につき1KV(1000V)です。
エアバリコンを取り付け、各配線をしました。
50W送信。
50Wを指示しました。
各部を調整。
430MHz側コネクターをNコネに交換して欲しいとのことでした。
クラニシNT-272の取説からの説明です。
空芯同軸タイプM形接栓とのことです。
交換を見送りました。
メンテナンス完了しました。
NEC CQ-P6500 動作点検
(2024/3/3 22:09:29)
NEC CQ-P6500 動作点検にてお預かりしました。
電解コンデンサーは交換済みです。
6m CW・SSBトランシーバーです。
CW
KEYジャックに電鍵を差込み、キーダウンしただけでは送信できません。
CWの送信は、マイクのPTTを押した状態にてキーダウンすると送信します。
スタンバイについてもPTT併用です。
測定。
周波数50,10Mhz
出力 1W
スプリアス良好。
50,10Mhz
受信感度。
50,10Mhz SSB ー128,0dBm
受信感度スペックシール添付。
MIZUHO通信 のOEM無線機です。
MIZUHO SB-2X とほぼ同じなので、取説はSB-2Xのものを参考にしてください。
動作確認、異状無しです。
ENGINEER エンジニア SS-02 を使いやすく
(2024/3/3 14:40:28)
ENGINEER エンジニア SS-02 というハンダ吸い取り器です。
電動のハンダ吸い取り器も使っていましたが、手入れが大変なため、このような単発式ピストンタイプのハンダ吸い取り器の出番が多いです。
先端がシリコンチューブになっていて、スルーホールのハンダもキレイに抜けます。
たいへん優秀な使い心地です。
ハンダ吸い取り器は必需品であり、ヘビーユーザーかも知れません。
まず、この部分が早々と折れてしまいました。
この機器が壊れて使えないとOUTです。
なんとか修理をするしかありません。
ドリルで穴を開けてボルトを通しました。
軸にも穴を開けてネジ込みました。
回り止めの固定ナット。
ピストンのバネが強力なため、連続で何回もピストンを押すと手が疲労して力が入らなくなってきます。
ボディーもツルツルなため滑ってピストンを下げられなくなってきて、なんとも使いにくいわけです。
水道用のバンドをストッパーとして付けました。
使いやすくする工夫です。
これで手が疲労して力が入らなくなっても連続してピストンが押せます。
ENGINEERさんへ。
とても良い製品を使わせていただきありがとうございます。
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