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link jl7gmnのblog jl7gmnのblog (2024/3/11 19:35:35)

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feed ESP32DevKitCでのカラーグラフィックSメータその1 (2023/7/20 1:05:47)
これまた、ふと以前のArduinoNANOでのモノクロSメータを思い出し、カラーbmpファイルよりデータ変換PCデータ化した(.hファイル)データでのSメータに挑戦してみたくなりました。ちょうどよく、同じようなESP8266のモノクロSメータ付きのVFOのスケッチを作成していたJA2GQP OMのブログページよりダウンロードして、スケッチ上のSメータ部分のスケッチのカラーSメータ化を試みることにしました。
JA2GQP OMのESP8266のスケッチはTFTが一回り大きなサイズのものを使用しているので、私の手持ちのカラーTFT 128X160でやってみることにします。また、TFT接続は私のいつものお決まりポートにてESP32DevKitCに配線します。これは間違いなくTFTの表示実績のある端子としていつも使用しているものです。OMのブログにある通り、画像データをスケッチ上で使用するデータへの変換用のツールとして紹介されているカラー画像用の lcd-image-conveterを使用します。ただ、このアプリでのカラーでの使用例が最初Web上でみつけれなくて、設定が正しいのかわからず、しばらく一つずつ条件設定をしてはのカットアンドトライがつづくような暗中模索状態でした。そんな中、あきらめずWeb上でカラーイメージの設定例を見つけることができました。

Converting Images to Flash Memory Icons/Images for TFT(without SD Card)

サンプルスケッチコードもリンクが張られているので、Web通りの設定をすることで、まったく同じように再現できました。この設定情報をもとに自分のSメータ画像bmpファイルを先のツールにて変換しました。
私の手持ちのTFT1.8inch(128x160)では変換画像サイズとしては Size ;113 x 160 のサイズがちょうどよく画面いっぱいに表示できました。このページにもありますが、ST7735のTFTでは16 bit colors:R5G6B5のカラーフォーマットで選択設定する必要があると書いてありますので、その通りに設定して変換しました。設置の画像もあるので同じようにimageから画像をツールにインポートして設定しConversion OKとして、元のツール画面に戻り、FileメニューのなかのConvert(Ctrl+P)を押してcファイルとして保存されます。この保存されたファイルの拡張子を".h"に書き換えて使用します。
なお、カラーSメータの画像はJA2GQP OM公開スケッチ上にあったものを利用させていただきました。
サイズをペイントアプリで簡単に変更できます。私の場合はWebと同じような縦長の画像で準備しました。

オリジナルSメータBMP画像
(JA2GQP OMのESP8266VFOダウンロードファイルの画像です。)

signal.bmp_Image

私の113X160のサイズに加工したBMP画像

smeter
画像をlcd-image-Converterに取り込み、Optionで条件を設定しOKボタンで戻り
下記のConvertをクリックしてデータ変換完了です。Convert AllでもOKです。
lcd-image-converter

”.C”拡張子のファイルとして保管されるので、”.h”に拡張子を変えます。

ファイルの中身全体です。かなり大きいので最初のヘッダー部文字が見えないです。Hi!
hファイル全体

【細部説明】
ヘッダー部です。
このヘッダー部の下方に変換されたデータがあります。

hファイルヘッダー部



黒色主のデータの色加工の段階表示ブロック表示部(データではないです。)コメント的表示です。
カラーブロック表示

一番下のグレーの部分がデータになります。上のブロックデータのあとのデータです
変換された画像データ

変換データの最後は ”};” です。 ほかは不要なので ”//” でコメント化してます。
データエンド

このhファイルで、Sメータのスケッチ部でインクルードファイルとして取り込んでゆきます。もちろんデータとしてスケッチ上に記載しても問題ありません。データ領域が広いので、読み込みするほうがスケッチがすっきりします。

Sメータ部の主なスケッチ箇所です。他は使いません。
Sメータ画像変換データを読み込みするのは #include "smeter.h"です。

#include <SPI.h>
#include <TFT_eSPI.h>
#include "smeter.h"
TFT_eSPI tft = TFT_eSPI () ;


void setup (){
 
 tft . init ( INITR_GREENTAB ) ;
 tft . setRotation ( 0 ) ;
    tft . setTextWrap ( true ) ;
 tft . fillScreen ( TFT_WHITE ) ;


}

メインループスケッチ部です。ここではReceive ルーチン、Transmitルーチンは /*  */で
くくり使用しない設定にします。くくらないとこのルーチン内で止まりTFT表示動作のループ表示ができません。


void loop (){
long d = 0 ;
d= analogRead ( 32 ) ;
signalLevel = d;
//meter_disp(analogRead(32));                 // s-meter,Power meter      
meter_disp ( signalLevel ) ;                 // s-meter,Power meter      
.
.
}


要のSメータ部です。mapコマンド はOMのスケッチではレム化されて未使用でしたが、私は使用ししました。

//----------- s-meter --------------------------------------------------
void meter_disp ( uint16_t signalLevel){
  static int a1b,a2b = 0 ;
  const int hMeter = 128 ;                                   // horizontal center
  const int vMeter = 80 ;                                   // vertical center
  const int rMeter = 115 ;                                   // needle length
signalLevel = map ( signalLevel, 0 , 4095 , - 90 , - 30 ) ;
    float smeterValue = ( signalLevel ) ;
 // smeterValue = smeterValue - 34;                           // shifts needle to zero position
  int a1 = ( hMeter + ( sin ( smeterValue / 35.0 ) * rMeter )) ;   // meter needle horizontal coordinate
int a2 = ( vMeter - ( cos ( smeterValue / 35.0 ) * rMeter )) ;   // meter needle vertical coordinate
  if (( a1 != a1b ) || ( a2 != a2b )){
    tft . drawLine ( a1b, a2b, hMeter, vMeter, TFT_WHITE ) ;          // clear needle
    tft . pushImage ( 5 , 2 , 113 , 160 ,myBitmap ) ;
    a1b = a1;
    a2b = a2;
    tft . drawLine ( a1, a2, hMeter, vMeter, TFT_RED ) ;            // draws needle
    delay ( 1 ) ;
  }
}


このESP32DevKitC用に書き換えたスケッチでSメータのTFT表示ができました。
下の写真は指針が見えていませんが、描画のタイミングとカメラのシャッタータイミングのずれで写っていないのと、A/D変換後のデータが動いているための2つの条件が重なり、映らない状態かと。
ただ、なんとなくうっすらと指針の影が見えてます。


CIMG0193


タイミングよく指針が映った写真です。
CIMG0191

指針の表示がチラつく状態なので、A/D変換でのデータの変換後の出力値のばらつき状態をアベレージングして安定化させることで、指針表示がちらつかなくなると思います。

さっそくスケッチ変更してみました。

アベレージング対応で変更追加する箇所です。アベレージング回数はavtimes の設定値を変えることで調整します。あまり大きくすると、リアルタイム性が欠けるので、実際のSメータ信号で調整するのがよいと思います。現在はちらつかない最低限の値にしています。

■定義部に追加
uint16_t
signalLevel;
uint16_t avtimes = 100 ;   // analoginput avaraging times

■void loop内の変更スケッチ箇所です
void loop (){

long d = 0 ;

for ( int i= 0 ;i<avtimes;i++ ){
  d += analogRead ( 32 ) ;
}
signalLevel = d/avtimes;
meter_disp ( signalLevel ) ;                 // s-meter,Power meter      

■上記のように平均化のスケッチを追加修正後、指針表示がとてもきれいなり、まったくチラつかなくなりました。写真撮影でも何ら問題なく指針が写るようになりました。

アベレージング

抵抗分圧でA/D入力ポートに信号をいれます。現在は0から1.5VのDC電圧でメータ範囲をカバーする設定にしました。

結構手間がかかりましたが、モノクロよりはカラーがいいですね。ひとまずちらつかないカラーSメータができました。

もっと別のグラフィカルなスプライト機能を駆使したSメータにも挑戦したいものです。

つづく?



feed DDS-VFOリニューアル情報その1 (2023/7/18 3:37:39)
ふと、Sメータのデジタル化の情報をESP32のサンプルから試していて、スプライトのサンプルとかをyoutubeで勉強していました。ふとWeb情報からTwitterを覗いたところJF3HZB uebo氏がTFTの多品種対応書き直し版をしていることがわかり、GItHubより、さっそく試しに、ダウンロードしてみました。

tjlab-jf3hzb/Digital_VFO_with_analog_daial_V2

スケッチはVFOsys2_00.inoです。
新たなドライバーのダウンロードが必要でしたので、さっそくzip形式で1つダウンロードして自動組み込みしました。LovyanGFXライブラリです。GitHubからCodeでダウンロードです。ZIPファイルをライブラリマネージャーでインストールです。インストールライブラリをダウンロードしたので選択クリックで下記のインクルードファイルをスケッチに取り込みできます。
#include <LovyanGFX.hpp>

あと、動かすためというか、TFTへの表示を見たくて、取り急ぎ若干のスケッチへの定義追加と数か所の修正をして、TFT表示の確認まではできました。

そのまま何もしないで、ボードをつないでコンパイルすると、エラーがズラズラと出ます。
エラーメッセージを読んで、対応してゆくことになります。

■dial.hppの書き換え少々(各種TFT用のhppファイル)
私の手持ちのTFTはST7735ですのでこの情報に合わせてスケッチを修正です。
オリジナルは 
#include "prm\ST7735S_128x160.hpp"

このhppファイルは階層prmにありますが、VFOSYS2_00.inoと同じ階層に移動しました。
次に書き換えます。階層を別にしないほうが私の場合分かりやすいためです。元のままでも問題はないです。

#include "ST7735S_128x160.hpp"
しかし、このファイルでも下記のエラーを吐きました。
定義がないとのメッセージなので、内容をみて修正してゆきます。

VFOsys2_00\ST7735S_128x160.hpp:111:25: error: 'SPI_DMA_CH_AUTO' was not declared in this scope
cfg.dma_channel = SPI_DMA_CH_AUTO; // 使用するDMAチャンネルを設定 (0=DMA不使用 / 1=1ch / 2=ch / SPI_DMA_CH_AUTO=自動設定)        

このスコープで宣言がされてないとあるので、単に宣言します。内容から0,1,2の内から選ぶ設定のようですが、1と2は推奨しないとあるので必然的に0が設定する値となるので、次のように宣言しました。
#define SPI_DMA_CH_AUTO     0
この宣言を一上の 4行目に入れました。
これでこのエラーは回避できました。

■dial.cppの修正箇所について
ここでのコンパイルエラーは次のメッセージでした。
Compilation error: 'fmax' is not a member of 'std'

このfmax自体はstdのメンバー関数の定義がないとのことなので、ひとまずカーソルをfmaxにおき、右クリックで定義に移動をします。
するとstl_algobase.hのなかにメンバー定義の箇所がありました。
namespace  std   ‗GLIBCXX_VISIBILITY(default) のなかにメンバー関数が定義されているのですが、maxがそれらしきメンバーのようです。。ほかにはminなどもありました。
template < typename _Tp, typename _Compare >
    _GLIBCXX14_CONSTEXPR
    inline const _Tp&
    max ( const _Tp& __a, const _Tp& __b, _Compare __comp )
    {
      //return __comp(__a, __b) ? __b : __a;
      if ( __comp ( __a, __b ))
  return __b;
      return __a;
    }
ということでfmaxをmaxに修正します。
 //int yc = voff + top_margin + (std::fmax(radiusMain, radiusSub));
  int yc = voff + top_margin + ( std:: max ( radiusMain, radiusSub )) ;
数か所fmaxがあるので、全部maxに書き換えます。
上記書き換えでこの数か所エラーも全部回避できました。

ESP32DevKitCとTFT液晶の接続のみしてある状態でのコンパイルです。ほかの接続はまだしていませんが、表示がうまく出ました。

VFO (2)

以前のVFOsysです。TS820Sで組み込みで使わさせていただき、大変お世話になっています。
CIMG8627

初回は820VFOでのVFOsysの使用です。本体のTS820Sとは本体に組んだArduinoNanoよりのシリアル通信周波数情報をESP32で受けて周波数表示を変える仕様でした。ハムログでのシリアル通信での周波数読み取りもESP32では別のシリアル通信を使い行っていました。
CIMG8829

2回目はTS820S本体に組み込みで使用しました。ボタンSWでのRITも付けました。ハムログとの連携も行いました。去年の2月の頃には21MHzでのWとのQSOでも大活躍しました。
20220321_213548

と以前のVFOsysは大活躍しています。


VFO (1)


ロータリーエンコーダだけつないで確認しました。プルアップ2.2kでポート16,17接続で、センターアースにつないで、CW,CCW方向とも周波数表示が問題なく変化しました。DDS-ICはまだ接続してないので、今日はロータリーエンコーダでの周波数表示変化確認だけです。

今回のリニューアルでは周波数の表示がデジタルフォントのような感じですね。他にもルーチン的にバージョンアップしていると思われます。

GitHubにあるreadme.txtの内容です。

"VFOsys2" is the original version of a digital VFO with analog dial display by Tj Lab(JF3HZB),
which can be compiled on Arduino IDE with Board manager "esp32 ver. 2.0.9" and Library "LovyanGFX ver. 1.1.7".

Usable display panel:
 ST7735S (128 x 160,  80 x 160),
 ST7789 (135 x 240, 240 x 240, 240 x 320),
 ILI9341 (240 x 320),
 SSD1331 (64 x 96).

JF3HZB  T. Uebo
Tj Lab

https://tj-lab.org


以前のVFOsysではTS820で利用させていただきました。デジタルサブダイヤルに感激したことからの展開で、次々とスケッチも拡張し、全バンド対応化、ハムログでの周波数の読み取りもDualコア機能を駆使し、ダイヤルを回した時だけシリアル通信でできるようにしたりと、最近のトランシーバーのような使い方をアナログトランシーバー(TS820S)でも+アルファ的にバージョンアップさせることができました。オリジナルのuebo氏の公開スケッチのおかげです。今回は、新しいサイズの大きなTFTも対応しているとのことですので、ますます応用範囲がひろがりますね。素晴らしいDDS-VFOスケッチのリニューアル公開にとても感謝しております。
これから少しまたVFOsysにはまりそうです。古い受信機などがあるので、まずはアナログからデジタルへの展開のDDS-VFO化からやれたら楽しいかと思います。最近わたしのパソコンもある程度のスピードの速いものを購入してありましたので、ESPのスケッチを新しいPCでコンパイルするようにしています。スケッチコンパイルが前のVistaインストールのLinuxと比べると雲泥の差です。早すぎるぐらいです。ストレスがありません。最新のプラットフォームIDEにもしています。少し勝手が変わった感じですが、慣れると問題ありません。Uebo氏も古いボードマネージャーでは新しいものが対応していないということでの新しいボードマネージャーでのリニューアルでもあるようです。新しいものへ対応してゆくことへの準備も必要ですね。まずは情報提供まで!

つづく?




feed JR-310プチレストアその30 (2023/6/27 22:55:00)
JR-310のFM復調回路のスケルチをNチャンネルFETで検討を開始して、POPノイズもノイズの音漏れもなくなって、うまく行ったと思い、パターンまで修正しました。昨日、うまい具合に10mFMがオープンしていましたので、まずは動作確認ということで、FETで作り直したスケルチの動作の確認をしました。ある程度のキャリアが入るとスケルチがポップノイズもまったくなく、うまい具合に動作してくれました。ところが、です。肝心のFM復調音声がAFアンプから聞こえないのです。FM検波出力はオシロスコープで見るときちんと検波出力が出ています。スケルチ回路を通さないでAFアンプ入力に繋ぐと音声信号がちゃんと出ています。このスケルチ回路の問題です。音声電波信号が入っているのですが、キャリアでスケルチが反応するだけで、検波信号が聞こえません。いわゆるアンプ動作していない回路でした。

スケルチのみの動作だけでした。アンプとしての動作でのスケルチにはなっていませんでした。早速他の方法を考えることにします。
よく使われるアナログ信号用のSW−ICでためしてみます。4066系の4016の双方向性型のANALOGスイッチ用ゲートがたくさんあるので、もったいないのですが、4回路中の1回路のみ使いブレッドボードに組みました。1−2PIN間がSWでコントールは13PINです。この4016は入力出力を1/2VCCにする条件があります。抵抗分圧した5Vの半分の2.5Vに470kから1Mぐらいの抵抗でプルアップ接続です。入力と出力はDCカットのCをいれ信号のみ通す様にします。
下記の海外のサイトを参考にしました。


参考箇所は4016を使ったsingle cell swです。

コントロール13PINはトランジスタ2石で現行のノイズ検波回路の論理に合わせました。
HレベルでSQ OFF(FM検波出力ノイズあり)
LレベルでSQ ON動作   (FM検波出力カット)

アナログ信号用だけにON-OFF時の今までのようにな問題は何一つありません。ディスクリート回路で組んだのとは雲泥の差です。音漏れも、ポップノイズもない、メーカー製の無線機のSQ動作と同じ様に動作しました。

SQ動作の問題ない点は最高ですが、ゲートICとコントロール2石のトランジスタや抵抗をパターンに入れるスペースがありません。まずはきれいなSQ動作確認したところで、別のもっとシンプルなSQ回路(MUTE回路、またはSW回路)検討です。今の4016のSWは4回路ありますが、ディスクリートで1回路分できないかと言う点で情報をググって見ました。このページではPチャンネルのFETでのSWがありましたが、手持ちの関係上NチャンネルFETで探してみました。
探せばあるものです。ドレイン−ソース間がSWとなり、ゲートにダイオードのアノード接続そしてカソードは抵抗で電源プルアップ、このカソードを1.5kでGNDへ落とすとSWオフとなる回路がありました。この1.5kの変わりにノイズ検出回路の論理出力が同じなので、ここにつなぐという方法です。早速ブレッドボードで組み上げました。入出力のコンデンサは手持ちで消費したい0.01uF500Vがたくさんあるのでこれでやっています。ボードには秋月購入のコンデンサで実装です。N-CHANNEL FETは2SK19GRですDIODEは1S4148です。この回路ならばかんたんにボードに差し替えて入れられます。
まずは動作についてですが、4016と同じくとても良いSQ動作です。今日も10mFMオープンしていて実験日よりでした。文句ないほどSQのオープンクローズともスムースです。開くとき閉じる時も変な音はありません。スムーズに動作してくれました、音声も歪みなく、レベルももとと同じレベルで出力は出てきました。

【N−チャンネルFETでのアナログSW】
N-CHANNEL-FET-SW

最初から、SQ回路は自作ユーザの回路を使っていましたが、ミュート回路として考え、アナログSW-ICでスケルチ動作に使うのもありですね。ただし実装は他の空きSWもうまく利用する必要がありますね。使うのはとてもいいのですが、今回の基板では別回路で組み上げる必要がありました。組み込みは無理でした。スペースとかの問題です。ディスクリートのN-FETを使ったアナログSWは10mFM信号で十分動作確認できましたので、早速回路図を最終に書き換えしました。(ノイズのバンドバスに直列共振回路を前に追加した状態での確認でした。特に直列共振回路追加による問題はありませんでした。SQレベル設定点も前と変化はありませんでした。)

【N-FETでのSQ回路修正】
【FET-SQ差し替え分のパターン修正実施】
バンドパスの直列共振回路も入れています。

基板切削の準備はできています。
今週末に基板切削できれば、よいかと思っています。
JR-310でも10mFMがよく聞こえます。今日はS9以上の局が結構いました。コンディションもベスト状態のようでした。
早くケースのネジ締めて、シャックに並べて他の無線機で送信、JR-310で受信などができればと思います。そのための検討も必要ですが、Hi !

つづく?

feed JR-310プチレストアその29 (2023/6/22 2:22:00)
JR-310用のFM検波回路とSQ回路基板での10mFMの受信確認ができて、DDS-局発回路と一緒にして組み込もうと思っていましたが、やはりSQのオン、オフ時のポップ音が大きく、多少不快なので、少し検討開始しました。トランジスタでのFM検波信号をノイズ信号抑圧でオン、オフする場合、トランジスタ回路のベースバイアスでのSW処理のため相当のノイズが発生してしまいます。しかも、ほとんどの自作トランジスタ回路を試した人たちもFM検波信号のオフ時の音声漏れで悩まされています。(SQが聞いている時の信号漏れ)ある自作回路ではAFアンプICの信号制御端子を利用してAF信号アンプ自体でAF信号処理する方法で解決している人もいました。他の方法はないかと、色々と探してみたところ、FETでのソース電圧によるオン、オフ回路がありました。ブレッドボードでひとまず確認です。電界効果トランジスタでの音声のオンオフです。意外と定数を選ぶとうまい具合にSQ時のポップオンが消えスケルチのストレスがなくなりました。また高域の漏れもなくなり、とても良い感じです。フレッドボードでの確認回路をトランジスタでのSQオンオフ回路パーツを全部取り外し、同じパターンを利用して、同じ基板に組込してみました。パターンに組み込んでのテストでも実験回路と同じ動作です。SQ動作がかなり改善されました。早速CAD EAGLEで回路図修正とパターン化まで行いました。

【SQ改善対策済み回路】
FETによるFM検波信号のSQ信号(H,L)でのON/OFF

【SQ回路改善済みBOTTOMパターン】
ポリゴン処理もスペース間隔も以前処理より狭くしています。

SQ回路のFM検波信号のオンオフを電界効果トランジスタ(FET)を使う選択は正解のようです。

もう一つ改善プラスアルファとして検波信号前のIF信号のノイズ信号帯域を使うSQ制御回路のバンドパスを更に選択度を上げる対応として同じ共振周波数での直列共振回路を追加し、選択度を上げる実験をしました。ネットワークアナライザでの確認では前のバンドパス(並列回路)を信号−グランド間に入れた場合より、直列共振回路を前段に入れることにより、かなり共振周波数帯域以外のIF信号成分が減衰し、目的の動作に近くなると見込んでいます。(音声や、他の変調信号でのキャリア信号処理上の影響がなくなる)パーツ単体(コイルとコンデンサ)でエアー配線上での確認です。この確認はSQ回路上には入れてますが、実際の動作確認はこれからです。SSB用フィルタ追加時も平均信号レベルが若干さがりましたからSQのバンドパス帯域が狭くなる分、レベル調整が必要となってくるかもしれません。時間を見て、基板に直列共振回路を追加し、確認をしてみたいと思います。バッファーがいるかどうかはこれからとなります。最悪、うまく行かなかった場合はジャンパー処理で対処です。Hi!
やはり、少しでも気になったことがあった場合は、改善を試みる事は、とても大切ですね!

つづく?

feed JR-310プチレストアその28 (2023/6/18 12:26:37)
JR-310に仮ですが、DDS局発回路を組み込みましたので、肝心のFM検波回路とSQ基板もドッキングして実際の10mFMを受信確認してみました。初めての10mFMの本物の信号受信です。今日は10mFMが少しオープンしていてラッキーです。

■10mはバンドSWでは29.1MHzからとなっていますが、DDSでの局発で、29.0MHzとなります。

【10mFM受信動画】
ワイス検波回路がうまく動作してくれて、きれいにFM信号を受信しています。6エリア局あたりが開けているようです。アンテナは7mHの自作ツェップアンテナです。Sで最大55ぐらいでした。

■HL5局が聞こえてました。SQ回路はオープン状態にて受信しました。


10mFMのVFOダイヤルでの周波数は感覚で合わせる感じですが、問題なく復調できました。FM検波のワイス復調回路動作はOKでした。SQ回路は少しポップノイズが多い感じですが、SQを深く設定すると、ポップノイズはなくなります。かかりかけのスレッシュホールドのあたりでは使わないようにすればいい感じかと思いました。Sも深くかけてもS1では開きました。

さて、これから、FM復調回路及びSQ回路基板をJR-310に組み込みを考えたいと思います。

つづく?

feed JR-310プチレストアその27 (2023/6/18 0:03:46)
JR-310の第一局発のDDSの組み込みをやりました。現在のDDS回路基板は最初のFM検波回路のついた基板ですが、DDS回路のみで使うという事で、本体にまずは組み込みしてみました。新しいDDS局発回路飲みの基板パターンも既に作製してあります。機会をみて切削し、仮組み込みと入れ替えをします。
組み込んだ後は、まずは全バンドが受信できるかを最初に確認します。

ArduinoNANAOのバンド入力ポート11個ありますが、これをJR-310の局発用クリスタルのついていたロータリーSWにクリスタルの代わりに全ポートを繋ぎます。もちろん元々付いていた各バンド用の局発発振用クリスタルは全部外します。それと、28MHzと50MHz、28.5Mと50.5MHzはジャンパーされて同じ局発となるようになっていますが、ArduinoNANOの入力ポート11個でそれぞれ判断するので、ロータリーSWについている上記2つの組み合わせは必要ないので、ジャンパーワイヤーは全部取り外します。各端子は単独のバンド検出用のロータリーSWとして使います。そのための作業から開始です。

うまいことにクリスタルは一番後ろの取り外しやすいロータリーSWにつながっているので、固定している金具類をシャーシからはずして、ロータリー固定SWのホルダー金具を外すと取り外しが可能となっています。下記の金具を取り外し、次にワッシャーとスペーサーを外します。この状態でロータリーSW部分が取り外せます。

①ロータリー固定金具類の取り外し

②ロータリーSW部のとりはずし わざと錫メッキ線をつけてあるのは14MHzのマーキング代わりです。
回転部が汚れているので、清掃を兼ねて、少し磨きました。ピカールを少量綿棒につけ、端子には触らない様にリング部のみ磨きます。磨きは細い綿棒が適しています。磨き終わった後、ピカールの汚れた成分は残らないようにきれいな綿棒で拭き取ります。その後エチルアルコールで脂分を取り除きます。
③接点復活スプレー処理します。
吹付けはしてはいけません。綿棒に少量つけて、回転接点部に塗ります。本当に薄く膜がつく程度です。 DDS3

使用した細い綿棒
(太い綿棒では接点に引っかかり糸くずが絡みうまくありませんでした。)

NGな綿棒(太い綿棒)

④ロータリーSWへの配線
共通の局発用のジャンパーを外しと29.1MHzのバンドクリスタル増設用の3Pラグ板も取り外します。
その後にArduinoNANOの入力11ポートに繋ぐワイヤーをSWに配線です。ワイヤーの色は同じものがありますが、中心に常時コンタクトしている端子の左が1で右回りに次が2,3,4,5,6,7,8,9,10,11です。
バンドの対応はArduinoNANOの局発作製時のブログのスケッチのとおりです。

1:1.8MHz OR 1.9MHz
2:3.5MHz
3:7.0MHz
4:14.0MHz
5:21.0MHz
6:28.0MHz
7:28.5MHz
8:29.0MHz(元:29.1MHz)FMバンド復調用に29.0にしています。29.0-29.3MHz :FMバンド
9:50.0MHz(28.0MHz使用)
10:50.5MHz(28.5MHz使用)
11:JJY

⑤配線したバンド用ワイヤーの付いたロータリーSWをもとの場所に取り付けます。
外した逆の順番でもとに戻してゆきます。

⑥シャーシ穴から表にワイヤーを通します。
通した後にオス端子に各端子をバンド順にはんだ付けです。

⑦端子のショート防止用に熱収縮チューブ処理
一番右はアースですが、基板自体がシャーシと金具で繋がるので、わざわざロータリーSWまでのワイヤーはありません。ロータリーSW近くのシャーシアースから繋ぎます。
(各バンドのどれか1つの端子をグランドに落とすとその端子のバンドの第一局発周波数が発振する仕様です。)
DDS10
部品が取り付けありますが、使わない回路で電源は繋がらないので動作しない状態です。DDS部だけ動作します。

⑧上から見た状態
今回は電源はUSBから供給しました。動作確認で、電源部の検討実験が間に合わなかったため暫定処置です。

入力ポートの線材も引き回し箇所を定めて固定が必要ですね。AFアンプの6BM8に触っています。
DDS12

上からの全体像

⑨ArduinoNANOの局発DDS出力は水晶がロータリーSWでつながる1/2の6BL8の3極管のグリッドに接続しました。以下試した結果からです。
一応3極管部を外して、2/2の1’stMIXの6BL8の7ピン(第一グリッド)につながる局発信号注入用の2pFにダイレクトに繋いでみましたが、動作はしますが、受信信号レベルが小さくてSメーターがあまり振れない状態でNGでした。やはり局発の信号出力レベルが足りないようです。3極管部を使う本当のクリスタルの変わりのDDS接続で正常動作してくれました。

⑩各バンドの受信確認。
3.5MHz,7MHZ,14MHz,21MHz,28MHz,28.5MHz,50.0MHz,50.5MHz,WWV(15MHz)
SGを使い確認しました。WWVバンドは確認しませんでしたが、アマチュア無線の全バンドSメータも十分振れる受信調整ができました。今日は7MHzで7エリアのサービス局がとても強力に受信できました。
AMも7MHz帯の北京の日本語放送がフルスケールできれいに受信できました。ワイドではとてもきれいないい音で聞こえました。日中は21MHzも各4,5,6エリアの信号が強力に聞こえてました。最近7MHzは夜遅くまで国内局が聞こえていますね。明日あたりどこかのバンドで久々にQSOに出てみようかと思います。

明日は、JR-310用のDDS基板への配線の引き回し固定をしたいと思います。
もうすぐ明日です。笑!笑!

つづく?


feed FRDX-400 FMモード追加プチレストアその2 (2023/6/13 23:45:11)
FRDX-400のFMオプションを基板を回路図からパターン化したのですが、基板サイズを間違えていました。当初現物の穴ふさぎの鉄板のサイズを図り、基板と同じイメージで進めていましたが、今一度、先のオークションの上からの基板写真を見て長編の80mmを画像のサイズを任意調整合わせてみたところもう片側は50mm丁度の寸法で、既に鉄板サイズで作成した基板サイズは、80mmX53mmと53mmの方が3mm 長いということが判明しました。こうなると、基板のサイズ3mmをつめる必要が出てきます。しかし、実際の基板はパターン幅2mmの穴径0.9mmで作製しています。これ以上に細めると穴の周りの半田領域が少なすぎて上手くないので、結局、部品の位置を入れ替えたりと真空管9Pソケット位置を移動して3mm幅を減らす工面を行いました。今までは斜めのパターンは使っておらず、直角での引き回しでは、不可能に近いほど、ギチギチでしたが、この際、斜めのパターンも数カ所使って、結構考えて何とか80mmX50mmの基板サイズ内にパターンを収めることが出来ました。また、基板取り付け穴も基板端から5mmの位置の各コーナーに穴を開けていましたが、実物台サイズ写真より測定した基板端より4mm位置の穴に変更しました。パターンの引き回し設定で直角なパターンは切削が楽です。ステップモーターが片側のみ回転なのである程度誤差の要素がへるので精度が出やすいため直線をよく使っていました。斜めではX,Yの両方のステッピングモーターが同時に動くので、誤差の不確定要素が2つあることになります。
他には、特に問題となることはないと思いますが、今まで基板取り付け穴の周りはアースパターンがありましたが、今回の3mm幅サイズを小さくした事と穴位置が基板端より4mmの位置なった事により、穴の周りのアースパターンは、一部なくなりました。

■FM検波回路とSQ回路のBOTTOMパターン
一旦完成しましたが、コンデンサのランドが小さいので少し拡張補強をしたいと思っています。
80-50-BOTTOM-PATTERN

■PRESET TOPの部品シルクと穴
80-50-SILK

実物台に写真サイズを合わせ寸法を図り直したことで、寸法違いが判明しました。穴塞ぎの鉄板のサイズは基板サイズとは違っていたということでの、パターン修正でした。FMオプション基板の写真情報からのサイズ確認して良かったということになります。FM-DETECTOR-2
あまりにも強引なパターン作成進行でしたので、やはり、間違いが潜んでいたということです。
あとは、問題は無いとは思うのですが、動くかもわからない試作なので、やってみてだめなら、また修正してという、おきらく対応でやってゆくことにします。

つづく?


feed FRDX-400 FMモード追加プチレストアその1 (2023/6/12 5:03:40)
TRIOのJR-310のFMモード追加を実施中ですが、YAESUのFRDX-400もオークションで落札保管してあります。この機種もFMオプションがあるのですが、落札しておいた受信器には、FMオプションがありません。FM復調回路をやり始めたついでに、回路図があるので、FM復調基板を自分のパターンで作製してみることにしました。FM復調様にはディスクリIFTが必要です。以前に455KHzのディスクリIFTが珍しくオークションで出ていましたので、落札しておきました。OKIの455KC DISCRIと455KC  HFTです。
周波数の記号は通常はKHzですが、このIFTの時代はKC(キロサイクル)表示です。
使うのはDISCRI IFTです。FRDX-400の回路図と同じIFTコイル構造で今回の基板作製に適していると思います。今回は実験も何もしてないで、単に回路図からパターンを起こすだけなので、基板が出来て動く保証は何もありませんが、測定器を使い調整し動作するようにしたいと思っています。

まずは回路図をEAGLE CADで起こすのですが、真空管用のソケットをまず最初に探しました。FRDX-400のFMオプション回路図では,6U8の複合管が使われています。9Pソケットは探したらありました。belton-engineeringのVT9項の中にVT9-PTがパターン用のソケットです。次にIFTですが、これはトランジスタ用の10Kタイプしかありません。なので、現物の足リードの間隔と止めねじサイズ、調整用コア部のナットの寸法を図りました。パターン上で寸法が確認できるので、ディスクリパーツコイルの穴間隔寸法が15mmのインダクタンス(L)を探しました。それと15mmの半分の7.5mmのインダクタンスを2次側様に2つ使いIFTもどきの回路図を作製し代用しました。

■YAESU FRDX-400の回路図よりFMオプション回路をCADで作製(EAGLE)
EAGLE CAD のパターン上での寸法も確認できるので、実際にパターン上のランド間の寸法が現物と同じになるように選択したパーツ寸法が間違いないかパターン配置後に確認します。BOTTOMにもシルクが表示されます。シルク単体表示の方がわかりやすいです。

■回路図からオリジナルパターンで作製したFM復調回路

FRDX-400-FMDET-BOTTOM



■寸法があるところが、ディスクリIFTです。
FM-DET-FRDX-400SILK

実際のFRDX-400のオプション基板もパターン作製が出来てから外見確認してみました。オークションで出ていた時の情報保管画像です。珍しく未使用オプションだったようです。

■FRDX-400 FMオプション(過去のヤフー情報)−1
FM-DETECTOR-1
■FRDX-400 FMオプション(過去のヤフー情報)−2
FM-DETECTOR-3
■FRDX-400 FMオプション(過去のヤフー情報)−3
FM-DETECTOR-2

やはり基板サイズが小さい分、私の作成したパターンと回路構成及び部品配置は似た様になっています。が、ジャンパーワイヤー(赤ワイヤー)がオリジナルではあるようですが、私の作製したパターンではジャンパーを使わない様に考えてありますので、ありません。

パターン切削とパーツの準備もしないといけませんね。回路図からパターンを起こすのはやり始めると止まらないですね。パーツを縦に置いたり、横に置いたり、回転させたりして最適な位置を探すのも面白いものです。

つづく?





feed JR-310プチレストアその26 (2023/6/10 12:42:12)
JR-310のFMモード追加の作製はほぼ完了しました。あとは組み込みを考えることです。その前に、前にSメータのオリジナルの目盛りが消えかかっていたのを思い出しました。既にICOMのSメータにて仮に代替えしてはいますが、オリジナルのSメータを使いたいので、目盛り板の修正を行いたいと思います。目盛り板の修正とはいえ、自分でペイントで作るのはとても時間のかかることです。なので、例のごとくネット情報を頼りにしたいと思い検索開始です。やはり、Sメータの修繕を試みている方はいます。その中でもTRIOのR−820用の目盛り板を作製された方のページがありました。センス抜群の方が作製したSメータです。この方のページ(HAVE A NICE DAY!)にある画像を使わさせていただきました。

HAVE A NICE DAY!のリンク先

使ったアプリケーションは、レーザー処理でも使ったInkscapeです。使いやすいのでいつもこれを使っています。他にGIMPもありますが、操作が厄介で使っていません。

inkscape

画像サイズもかなり大きいので、縮小しても十分きれいです。
実際には同じSメータの幅に縮小しても、針の半径が異なるため弧が会いません。上手くありません。このため描画アプリを使用し、横幅のみの縮小と外形枠線とdB/μV関連が不要なので、枠線と一緒に消し込み修正し、最後にJR-310のSメータと同じ半径になるようにサイズの最終調整を数回行い、ほぼ同じ半径にすることが出来ました。これで印刷です。下の左上はサイズ確認した弧が同じサイズで試し印刷しものです。この後に不要な箇所を描画アプリで消しています。


今回は、単にA4紙に印刷してもとのSメータ目盛り板の裏側を使いました。印刷し切り抜いた目盛りを載せネジ止めしたホントの簡易処理です。最終は光沢紙を使って印刷したもので交換しようと思っています。とりあえず出来ました。

色はプリンタのインクが一部無くなっているためくすんだ赤です。本番ではちゃんとインク交換して光沢紙で印刷します。Hi !

■目盛り板修正したJR-310Sメータ

■仮に交換してあるICOM用Sメータ
JR-310のSメータは本当にシンプルな目盛りです。最近のSメータは本当に盛りだくさん項目の目盛りがあり凝っていますね!

つづく?


feed JR-310プチレストアその25 (2023/6/10 2:23:45)
JR-310のFM復調回路とSQ回路基板の最後のIFTと同調コンデンサを取り付け、基板が完成しましたので、各基板接続し、動作確認を行いました。
DDSは前の基板をそのまま(FM復調回路は電源を使わない接続です。)使いました。電源はAC-DCアダプターを使いました。DC-DCコンバーターで+最終設定電圧+7Vにしました。+1V上げたのは、DDS回路用のレギュレータ供給の前に極性保護ダイオード1本入れてあるため、+6Vではレギュレータ出力が4V台と低めの電圧だったため、+7Vに上げて+5V供給となるようにしました。これで、間違いなくDDS基板のArduinoNANOにはオンボードのレギュレータ+5Vで供給なります。FM復調回路とSQ回路も+7Vで問題ありません。

■JR-310とDDS回路基板+FM復調&SQ回路基板の接続動作テスト

動作は本体のJR-310にアンテナを繋ぎ、7MHzの受信での確認です。交信の無い周波数を選び、SGからキャリア信号を入れてSQの動作確認を行いました。

■使用したSGです。MG3601A(0.1-1040MHz)
■周波数を7MHzの空き周波数に設定し、信号は直接繋がず、粗結合でおこないました。

SQ回路は動作してくれていましたが、SQが効いているときのノイズの漏れが若干ありました。これではSQとしてはあまり良くありません。対策として、SWしているトランジスタTr5のベース・エミッタ間にパスコンC26を(0.01μF)追加しています。それとSQボリューム配線へ手を近づけると誘導でSQ設定変動があったため、対策として、ここにもパスコンC25(150pF)追加しています。これらの対策を基板へは半田面にて、追加配線してあります。

■回路修正
■CAD EAGLE修正(BOTTOM ボード)

SGでのSQ回路動作確認そして、回路修正実施後に実際のトランシーバーでFMワイドとナローの送信をして、それぞれのFM復調回路動作の確認です。確認は単にIFTの同調調整です。SGでも良かったのですが、実機のFM音声信号で確認する方が確実です。IFTの調整は単純に同調を取るだけです。(音量が大きく明瞭に聞こえる(復調する)様にコアを調整)
FM送信ワイド、ナローともに復調、問題ありませんでした。

若干の動作確認で問題も2つありましたが、時間もさほどかからずに対策実施できて、動作確認は完了しました。

別途、動作確認も終わったので、EAGLE CADで第一局発用DDSとFM復調回路を単独の第一局発DDS回路にする修正も行いました。

■DDS回路修正(DDS回路のみ)単にFM復調回路全部削除するだけの作業です。
■DDS回路 基板修正
電源の入力だけ位置を修正してあります。

最終のJR-310への組み込みでは、このDDS回路基板で行いたいですね。

ツイートは要約された、簡潔な文面ですが、、ブログ機能にTwitter投稿機能がついてましたのでまるごとブログ放り投げで使い始めました。ブログなので内容的にはツイートでは無いですが! m(_ _)m !

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つづく?


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