無線ブログ集
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JH6JRN (2024/7/3 7:06:18)
現在データベースには 58 件のデータが登録されています。
今回はいよいよダミーロードとアナライザを使っての性能試験である。
「
QRPアンテナチューナーキットの製作 2動作確認 」でおおよその性能は3.5-14MHzと思われる。
当局のブログの中で現在最もアクセスの多い記事は(本人の意思とは裏腹に)
「
QRPアンテナチューナーキットの製作 1組立 」である。
安価で高性能(1-30MHz)なうたい文句ではあるが真相はいかに?
あ、絶縁破壊されたポリバリコンは学生時代に作ったディップメーターから部品取りをして交換しました。(余談:当時は発振した周波数を読み取るすべもなく、ただディップするだけのメーターでした。(^^;;;)
1.測定方法
(1)接続:ダミーロード50Ω→QRPアンテナチューナー→NanoVNA
(2)単体で同調点を正確に割り出し、中心周波数とスパンを表示しやすい状態に設定する。
(3)キャリブレーション:nanovna-saverを立ち上げ、本体とconnect、(2)の中心周波数とスパンに設定してキャリブレーションを行う。
(4)Sweepをすると測定できるので、この画面をキャプチャする。
(5)nanovna-saverでSweepをするとNanoVNA本体が[PAUSE
SWEEP]の状態になり、画面が止まっているのでこのチェックボックスを外して単体で測定できるようにする。
(6)次の周波数を中心周波数に設定し、スパンを広めにとる。
(7)(2)から繰り返す。
2.測定結果
やはり1.9MHz以下および18MHz以上の周波数で同調点を見つけることはできませんでした。
当局の作成したものでは、実用周波数は3.5MHz~14MHzという範囲になりました。
3.5MHz TuneTRX: 95° A TuneANT:160°
7MHz TuneTRX:100° G TuneANT:130°
10MHz TuneTRX:130° H TuneANT:170°
14MHz TuneTRX:125° J TuneANT:180°
3.実用は?
まだ実用実験はしていません。調整は結構クリティカルです。
当局が考えるに、QRPに対してはやはりきっちり同調したアンテナを用いたい。
きっちり同調したアンテナでインピーダンスマッチングのために用いるのならよいかもしれません。
CIPスペシャルに使ってみようかな...
2021/05/28 追記
ダメです。(IC-705→チューナ→SWR計→CIPスペシャル)
つないだとたん受信レベルが落ちます。送信も減衰するようです。
やり方が悪いのかもしれませんが、アンテナを調整した方がはるかにいいようです。
実験は続く~
先に作成したバランをNanoVNAで測定し比較する。
1:1バランの平衡出力にダミーロードを接続し、他の接続ケーブルもできるだけ短くして測定します。
測定結果を画面キャプチャしたかったので NanoVNA Saver をインストールしました。
※測定にいまひとつ自身がないので、参考までにご覧ください。
0.ダミーロードの測定
ダミーロード(50Ω BNC LANケーブル終端用)は手持ち部品。
300MHzまでほぼフラット、相当古いものですがいいのがありました。
1.BU-50 第一電波工業(DIAMOND) 1.7-40MHz広帯域バラン
1.8~28MHzまでSWR<1.5 良好です。
2.FT-114#43 細い同軸(型番不明、1.5D-2Vと思われる)手巻き8回
1.8~25MHzまでSWR<1.5 もう少し改善の余地あり
3.FT-140#43 エナメル線手巻き10回
1.8~7MhzまでSWR<1.5 改善要。
先日のAll-JAで使用したもので、アンテナとしては14MHzまで良好だったものです。
■まとめ
メーカー製のBU-50が良くできているのが再確認できました。
アンテナエレメントを接続する必要がなく、自室でバランの特性が分かるようになりました。
自作のバランも作り方を試しながら改善を図りたいと思います。
実験は続く~
IC-705のボイスメモリーを使用します。
コンテストやニューイヤーパーティなど、繰り返しCQを出す場面で重宝します。
1.構想
(1)IC-705のボイスメモリーを使用する。
(2)スピーカーマイクロホン(HM-243)のA/Bキーと▲▼キーで操作を完結する。
キー割り当て案 A:Call B:ボイスメモリー送出 ▲:UP ▼:Down
2.設定方法
(1)ボイスメモリーチャンネルへの録音(取説8)
MODEをFMやSSBなどのPhoneモードにする。
MENU > >
VOICE > > REC/SET > > REC > > T1 > >
録音ボタン(赤丸●ボタン) > > マイクに向かって
「CQ CQ CQ2m
こちらは JH6JRN ... どうぞ」 > > 停止ボタン(■ボタン) > > 戻る
▶ボタンで録音状況を確認する。
T1(長押し) > > ネーム編集 > > CQ(などのタイトル) > > 戻る
T1を押すと送信状態となり、録音内容が送信され、同時に再生内容がモニターできる。
(2)マイクロホンキーの設定(取説13-6)
MENU > > SET > > 機能設定 > > リモコンマイクキー > >
A: [A] > > CALL
B: [B] > > ボイス/キーヤー/RTTYメモリー 1
▲ [△] > > UP(VFO:kHz)
▼ [▽] > > DOWN(VFO:kHz)
以上で設定は終了。
■動作テストをします。
A/Bキーは良好です。しかし▲▼キーが効きません。???
設定には問題がなさそうでしたが、何度見直してもうまくいきません。
原因は・・・
▲▼キーがパドルの設定になっていたのでした。
この機能は使う予定がありませんので設定を解除します。(取説4-18)
※初期設定ではOFFになっています。
MODEをCWにします。
MENU > > KEYER > > EDIT/SET > > CW-KEY SET > > MIC Up/Down Keyer > > OFF
うまく外れました。これで予定通りのキー操作ができます。
3.実運用手順
(1)▲▼キーとチャンネルチェックでサブチャンネルを探します。
(2)Aキーでコールチャンネルへ移動し、CQおよびサブチャンネルへの誘導を行う。
Aキーでサブチャンネルへ戻る。
(3)Bキーを押して録音したCQを流す。
(4)応答があるまで(3)を、ときどき(2)(3)を行う。
4.その他
上記の設定で操作が大変楽になりました。
IC-7300でもUpDownキーのカスタマイズが可能ですが、こちらはPCと共に使うことがほとんどで単体で使うことがほぼありませんので、上記の設定は利用する機会がありません。
その後、T-80#6の巻き数を変えてみたが、6回巻きは全然ダメ。10回巻きでは少し改善されたが、今一つすっきりしない。
調べてみるとバランの記事ではFTシリーズの使用例はあるが、Tシリーズの使用例は少ないようだ。そもそもコア選定でつまづいていたということか???
部品箱をごそごそやってみると、ずいぶん前にOMさんから頂いたコアが出てきた。
サイズを測ってみるとどうやらフェライトコアの FT-140#43(Yahooオークションで@360程度)らしい。
早速コイルを巻いてみることに。
↑左からT-80#6の6回巻き、T-80#6の10回巻き、FT-140#43の10回巻き。
並べてみるとT-80に比べるとだいぶでかい。T-80相当の大きさではFT-82というのがあるようだ。
ケースに組み込み、ギボシダイポールと組み立て式支柱を抱えていざ測定場所へ♪
7MHz
同調点が少し高くなった、SWRも落ちてCWにはちょうどよいくらいか。
10MHz
バンド内SWR≒1.0。いうことなし。
14MHz
バンド内SWR≒1.0。いうことなし。
18MHz
エレメントが長いのだろうSWRが落ちていないが、T-80より改善している。
21MHz
SWR<1.5。エレメントを短くすればもう少し改善しそうだ。
24MHz
バンド内SWR<1.5。T-80より少しSWRが高くなった。
28MHz
28.5MHz以下ではSWR<1.5。T-80より改善している。
というわけでFT-140を使用したところ、測定した7-28MHzの範囲内ではバランとして機能をはたしていることが確認できた。
ギボシアンテナもコンテスト周波数では使用できるのが再確認できたわけで、一安心といったところだ。
さて、これまでいろいろと揃えてきた移動グッズは3年ぶりの「フェリーでGo! 垂水移動運用」のために他ならない。
天気のよい日曜日にでも早朝から移動したいものだ。
2021/04/28追記
先日のAll-JAに参加しました。
本バランを用いて14MHzでCQ。134局と交信できました。
IC-7300M 50W DP6mH
JCC4621 南さつま市金峯山
交信いただきました各局、ありがとうございました。
3年前記念に購入したIC-7300M。この頃時計がリセットされる現象がしばしば。
メーカーサイトでは「充電が足りないので丸2日間充電するように」とのことであるが、普通の使用方法では、そんなに長いこと電源を入れておいたりしないだろう。
Webを調べると出るわ出るわ、人気機種だけに影響も大きいようでみなさん経験されているようである。
メーカー修理代が 技術料¥3000、部品代¥200、消費税¥256、合計¥3456 とのこと。
地方では送料が別途必要になるかもしれません。
通常は移動でもCtestWinを使っているのでリグの時計を見ることはまずありません。
スクリーンキャプチャをするときにはファイル名に日付時刻が入ってくれた方が良い。
しかしながら、自作派としてはこれくらい自前で修理(電池交換)したいもの。
1.RTC(RX-8803LC)について
VDD=3V時消費電流:0.75μA
計時(保持)動作電源電圧:Min.1.6V
2.オリジナルの電池(ML414HIV01E)について
公称電圧:3V 最大使用電圧:3.1V 公称容量:1.0mAh
電池と直列に入れる抵抗:3KΩ
3.代替品
電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ):5.5V1F(@100) ・・・手持ち部品(自作のためRTC用に買っておいたもの)
構想としてはLi電池を電気二重層コンデンサに置き換える。コンデンサなので長寿命♪
直列抵抗は取り除いてキャパシタをRTC電源に直接接続したいが、配線や部品が極小のチップ部品のため、やむを得ず抵抗を入れたままにしておく。
■部品交換
1.IC-7300Mの裏ブタのネジを外して裏ブタを開ける。
2.目的の電池の場所を確認する。
3.Webで調べると、電池を取り外す際、パターンをはがしてしまう例がいくつか見受けられた。
後が大変になるので、ここは気を付けて部品を外していく。
ポイントとしては半田をじかに溶かそうと思わず、電極に半田を追加して盛ってやり、この盛った半田を溶かして電極を温め、部品と基板との間の半田を溶かすことであろう。
(1)電池の電極にHOZANのフラックスH-728を塗り付ける。半田のノリが良くなります。
(2)半田を追加して盛る。+-両電極に対して同様に行う。
(3)盛り付けた半田を-から溶かして(-の方が時間がかかる)、次に+を溶かす、30W半田ごての先で電池を軽く(あくまで軽く)押してみる。これを電池が動き始めるまで繰り返す。
(4)何度か繰り返すと電池が動き始めるので、さらに同様に繰り返す。
(5)そのうち基板の半田から片側の電極が外れるので、この後は残った電極のみ温めて電池をやさしく取り除く。
以上の方法で、パターンを傷つけずに電池を取り外すことに成功しました。
4.電気二重層コンデンサの端子を基板のパターンの幅に合わせて折り曲げ、予備半田をしてから基板に半田付けする。+-の電極があるので間違えないように。
■充電
電池に直列に入っている3KΩを残してるので、充電はゆっくりだ。4~5時間ほど充電すると2.5V程度になり、電源を落としてもRTCが動いているようになったので、この日はこれで電源を落とした。
翌日曜日の朝、電源を入れると時計はリセットされていなかったので、この日はなるべくリグの電源を落とさないようにした。
電源を入れるたびに時計を見るが、リセットされることはなかった。
この後はどれくらい持つのかわからないので、後日レポートすることにしよう。
2021/04/07 21:46 追記
2日ほど電源を入れずにいて、先ほど電源を入れてみた。
時計はしっかりリセットされていた。orz
2021/04/09 23:18 追記
毎日電源を入れると時計がリセットされることがない。1日はもつようである。
今のところ不便がないので、せめて充電時間を早めるために3KΩの抵抗を短絡してみる。
電源を入れるとすぐに2.6V程度まで上がったので、充電時間を早める効果があった。
この状態でしばらく様子を見てみよう。
2021/04/13 23:28 追記
2日間放置で電源を入れたが、時計はリセットされていなかった。
2021/04/16 21:34 追記
3日間放置で電源を入れたが、時計はリセットされていなかった。
■2021/04/24 05:47 追記
4/19
23:00~5日間放置で電源を入れたが、時計はリセットされていなかった。
電気二重層コンデンサに置き換え3KΩの抵抗も短絡したので充電時間も短く、寿命は格段に延びたはず。
これで不便がなくなったと思われる。またなにかあったら報告したい。
実験は続く~
今年もALL-JAの季節がやってきました。
前哨戦として3年ぶりに、人気の高い垂水市4615に移動運用を行います。
急ですが、2021/04/11(日)を予定しています。
鴨池港7:10発、8:00頃から設営、8:30頃運用開始予定
前回の様子はこちら↓
第2回フェリーでGo! 車を使わず垂水4615移動運用
運用道具は次の写真の他にアンテナポールが追加されます。
総重量11.6Kg (参考:第1回目の重量=25Kg)
前回のTS-690Vに比べるとIC-705は比較にならないほど小さくて軽いので、小さなバッグにパドルと一緒に運びます。
またバッテリーも鉛電池から自作Li電池2セットへと進化し、もはやコロコロは不要。
4~5時間程度の運用を見込んでいます。
フルサイズDP+10W、7-28MHzでQRVできる予定です。
まとめ
1.鴨池港まで車で荷物を運ぶ。駐車場は無料。
2.人間だけ往復運賃¥1,000(前回¥960)で荷物をフェリーにのせ、垂水港で下船。
3.垂水港のすぐ近くにある公園を運用場所にする。
4.電源はLiバッテリー(前回は鉛)、アンテナはギボシアンテナ(7M〜28M)、リグはIC-705(10W運用)(前回はTS-690V)
5.PCは使用せず、KeyPad(前回メモリーキーヤー)でCWを出し、ログは手書き紙ログ。
6.昼食は弁当+水筒。トイレは公園トイレ
---------- 2021/04/14追記 ----------
■移動運用報告
1.いざ垂水へ
予定より30分ほど遅れて5:30起床。昨日中に準備が整っていたので何とか6:35のフェリーに間に合いました。
フェリーから北方向に見た桜島↓
フェリーから南方向、中央付近遠くに開聞岳が見えます。いい天気です♪
このあたりを航行中。
公園について目的の東屋へ行くと、なんと老朽化のため使用禁止になっているようでした。(T^T)
2.移動局設営
公園の隅の方に遠慮してアンテナを張りました。
6mHギボシダイポール。バランは先日作った1:1バランです。
ポールはつなぎ式ステンレス物干しざお、園芸ロープで作ったステーで4方向へ張ります。風にも強いです。
いつも公園を利用しているターゲット・バード・ゴルフの皆さんに「アンテナが邪魔になりませんか?」と問うと、
「丁度コースの真ん中にアンテナがある」とのこと。あらら。
「もっと中ほどならいいよ」とのことで内側へ約6mほど移動しました。
アンテナの真下にブルーシートを広げてリグをセッティングしました。
3.運用
8:57 7MHzCWでスタート。
しばらくするとパイルになり、10Wにもかかわらずたくさんの局に呼んでいただきました。
普段のコンテストで聞かないようなコールサインも多く、1stの方も多かったような気がします。
4.QRP局
この日は福岡県大牟田市で「三池高校JA6YJK無線部時代の相棒」がFT-818でモニターしていました。
始めは届いていないようでしたが、10:40ころから急に九州6エリアが強力に入ってくるようになりました。長崎、山鹿・・・
携帯で「6エリアが入ってくるようになったから聞いてみてくれ」と連絡すると、なんと彼のコールサインが聞こえてくるではありませんか!
初めてのCW交信だったそうで、若干たどたどしくはありましたが、私の初交信よりずいぶん上手だったと思います。(笑)
5.Li電池の消耗は?
なんと1台目(2000mAh×8本)の電圧が15V程度に下がったものの、まだまだ余力のある状態でした。
もう1台は使用せず帰宅しました。
6.データ分析
紙ログからCTESTWINのオフラインモードでデータ入力し、データの分析と、HamLog用データを作成します。
全エリア交信できましたが、6エリアが以外に多い。
11:29から10MHzに移動しました。
なんと30分ほどの間に30局ほど交信しています♪
その後、14MHzに行きたかったのですが、DXコンテスト真っ盛りで私の力量では対応できなさそうでしたし、疲れも出てきたので今回はこれで引き上げることにしました。
また機会を作って14MHz以上をサービスしたいと思います。
交信いただいた各局ありがとうございました。
あ~腰いたい。テーブルと椅子が欲しい。
移動用に1:1バランを製作したい。
目標:入力電力50W以下、使用周波数3.5~28MHz
■これまでの経緯
HAMを再開したころハムショップにあった材料:T-80#6で以前21MHzVDPのバランを作ったことがあり、当時14~28MHzで使用できていたもの。トリファイラー巻きで5回巻いたものだったと思う。アンテナハンドブックの記事からみようみまねで作った割にはアメリカ西海岸とSSB交信実績あり。
このバランを使ってギボシダイポールを作ったのだが、その後DiamondのBU-50(1.7~40MHz)を入手したためバランのみ入れ替えて使用してきた。移動して参加する各種コンテストで長年使用してきたものだが、先日アンテナアナライザをお借りして調べてみるとハイバンドの整合性が悪い。同調周波数が希望するところとずれているのは理解できるが、SWRもすとんと落ち切っていないではないか。
これはいかん!アンテナチューナーでごまかしている場合ではない。
というかIC-705ではチューナーを使わない方針なので、アンテナをきちんと整合させたいのである。
■バランの概要
トロイダルコア:アミドンT-80#6(手持ち。黄色) Optimum:10MHz-90MHz, Typical:1-120MHz
線材 :Φ0.8mmエナメル線(手持ち)
巻線長:計算値27cm+余裕10cm=約40cm
※参考:jf1vruさんのトロイダルコアの計算(カーボニル鉄コア)
巻き方:トリファイラー巻き ※参考:アンテナハンドブック
巻き数:12T ローバンドでは使用実績がない。アンテナハンドブックでは10Tと書かれており、3.5MHzで巻き数が足りないといけないのでまずは12Tとしてみる。
コアが大きくないのでこれ以上は巻くことが困難である。
■巻き方 ※参考:大進無線さんのHP
1.材料をそろえます。
2.線材を半分に折り、コアに通して丁寧に巻いていきます。
3.固定用の基板に線材を通します。
基板の穴を通すときに一つずらすことで配線がしやすくなります。
両側の線材は外側に、真ん中の線材を内側に倒すとトリファイラーの配線が簡単にできます。
4.基板から線材を通すとコイルが基板に固定され扱いやすくなります。
5.ケースに組み込むよう線材の長さを切りそろえ、ラグを取り付けます。
6.ケースに入れてラグをねじ止めします。Mコネの心線は直接半田付け。いい感じになりました。
実験は続く~
製作したバランを6mhギボシダイポールに組み込み、IC-705のSWR測定画面で各周波数での特性を測定した。
7MHz アナライザで測った同調点は 6.98MHz
同調点ではしっかりSWRが落ちている。
10MHz アナライザで測った同調点は10.26MHz
バンド内ではいまひとつあっている気がしない。
14MHz アナライザで測った同調点は14.20MHz
同調点ではしっかりSWRが落ちている。
18MHz アナライザで測った同調点は17.86MHz
バンド内ではいまひとつあっている気がしない。
21MHz アナライザで測った同調点は20.86MHz
同調点ではSWRが落ちているが、落ち切っていない。
24MHz アナライザで測った同調点は24.23MHz
SWRは低い値だが、いまひとつあっている気がしない。
28MHz アナライザで測った同調点は28.47MHz
同調点でSWRが落ち切っていない。
まとめ
どうも高い周波数の特性が良くない。
巻き数が多かったのかもしれない。
(それにしてもワークバンドの特性は不思議な感じがする。)
もう一度巻き数を減らしてトライしたい。
実験は続く~