無線ブログ集
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de JA1GGQ TOKYO (2024/7/3 7:06:19)
現在データベースには 50 件のデータが登録されています。
SONY ICB-650 送信周波数が大きくズッコケて使えない
(2022/10/12 12:59:14)
令和4年7月31日
SONY ICB-650 周波数ズレ 送信周波数が大きくズッコケています。
送信周波数 CH-1・・・・26.956MHz と、 大きくズレてます 。
このズレは、致命的な劣化です。
水晶発振子を交換する必要が。
ジャンク 部品どりの ICB-700A から、 駄目もとで、水晶を移植してみよう。
ICB-700Aの水晶発振子
回路図に示されたクリスタル
摘出手術作業
ICB-700Aから摘出した水晶発振子 を、ICB-650の上に乗せて、記念撮影
ICB-650の開腹作業
分解の手順、本体のSメーターを取り外します
外部電源入力ジャックを取り外します
銅板のシールド板を外します
周波数がズッコケてる 水晶発振子を摘出 をしました。
部品どりのICB-700Aの送信用水晶 を 移植をしたところ 、 これも、完全に周波数がズッコケ てました。
アナログ基板に触れていると、気持ちが落ち着きますね。
デジタル基板を見ると、修理してみようか・・・改造をしてみようか等々、気持ちが全く起きません。
プラスチックのケースで出来ているクリスタルは、耐久性が無いんだねぇ・・
ICB-700Aのクリスタルの経年劣化で失敗でしたから・・・ 部品どりの ICB-650 から、 送信用の水晶発振子を移植してみました。
周波数ズレが、ほぼ無く、移植成功
下記は、部品取りのICB-650です。
まだまだ、部品取りのパーツが、宝の山のように残ってます。
水晶を取り外しても、 移植価値が高いICB-650
通常に交信が可能になりました。
部品取りを落札する場合のポイント
赤錆で腐食 したリグや、 水没 のものは、 避けるべきです 。
ヤフーオークションで、 動作未確認機・不動機のジャンクを落札 して、 部品どりメンテナンス用に確保 しておくと、色々と保守作業を楽しめますね。
今回のリペアでは、部品取りが無かったら、リペアは出来ませんでした。
これも、10mアマチュア無線機として、オリジナル回路を残しつつ、改造予定です。
PTTを機械式から 、12V動作のリレー式に改造を計画中。
令和4年7月31日
SONY ICB-650 周波数ズレ 送信周波数が大きくズッコケています。
送信周波数 CH-1・・・・26.956MHz と、 大きくズレてます 。
このズレは、致命的な劣化です。
水晶発振子を交換する必要が。
ジャンク 部品どりの ICB-700A から、 駄目もとで、水晶を移植してみよう。
ICB-700Aの水晶発振子
回路図に示されたクリスタル
摘出手術作業
ICB-700Aから摘出した水晶発振子 を、ICB-650の上に乗せて、記念撮影
ICB-650の開腹作業
分解の手順、本体のSメーターを取り外します
外部電源入力ジャックを取り外します
銅板のシールド板を外します
周波数がズッコケてる 水晶発振子を摘出 をしました。
部品どりのICB-700Aの送信用水晶 を 移植をしたところ 、 これも、完全に周波数がズッコケ てました。
アナログ基板に触れていると、気持ちが落ち着きますね。
デジタル基板を見ると、修理してみようか・・・改造をしてみようか等々、気持ちが全く起きません。
プラスチックのケースで出来ているクリスタルは、耐久性が無いんだねぇ・・
ICB-700Aのクリスタルの経年劣化で失敗でしたから・・・ 部品どりの ICB-650 から、 送信用の水晶発振子を移植してみました。
周波数ズレが、ほぼ無く、移植成功
下記は、部品取りのICB-650です。
まだまだ、部品取りのパーツが、宝の山のように残ってます。
水晶を取り外しても、 移植価値が高いICB-650
通常に交信が可能になりました。
部品取りを落札する場合のポイント
赤錆で腐食 したリグや、 水没 のものは、 避けるべきです 。
ヤフーオークションで、 動作未確認機・不動機のジャンクを落札 して、 部品どりメンテナンス用に確保 しておくと、色々と保守作業を楽しめますね。
今回のリペアでは、部品取りが無かったら、リペアは出来ませんでした。
これも、10mアマチュア無線機として、オリジナル回路を残しつつ、改造予定です。
PTTを機械式から 、12V動作のリレー式に改造を計画中。
IC-μ3 送信出力が、数ミリW パワー調整
(2022/10/12 12:57:50)
令和3年4月30日
コレクションのIC-μ3 定期健康診断
パワー計にダミーロードに接続して、周波数カウンターで送信周波数の計測、概ね良好・・
しかし、重大な症状を発症してます。
なんと、 送信出力が出てない
Hi ポジション・・・・1.5W のところ 0.2W弱
Loポジション・・・・0.1W のところ 0.1W以下
まるで、電波が出てない
息、絶え絶えの心筋梗塞状態になってます。
前回、リチウムバッテリーを交換した時には、気が付きませんでした。
昔 むかし 大昔の 30年程の前の備忘録・・・・
IC-μ3 の メンテナンス備忘録 を書棚から やっと見つけてきました。
小生オリジナルのメンテナンス・備忘録
この備忘録を見ながら、送信のパワー出力調整をすることにしました。
はじめに・・・
本体に、パワー計とダミーロードを接続させて、 Hi ポジション で、送信状態にしながら
トリマーを回すと 、
パワー計の針 が、 自動車のワイパーの様 に 左右に激しく振れ だしました。
トリマーが ガリマー 状態になってる
3個のトリマーを、それぞれ、ゆっくり、左右にクリクリをと回すと、ガリマー状態から回復しました。
ガリマー状態が消退したので、 再度、 3個のトリマーを回しながら 、 送信出力をピーク にしました。
IC-μ3 そろそろ、この個体も限界かなあ ・・・・
Hi ポジションの トリマー調整
最大で2.8W の出力が出ますが、老朽化を考慮して
2.5W → 2.2W → 2.0W → 1.5W→ 1.0W ・・・1.5W
と 3個のトリマーとVRを再調整し 1.5W に設定
Lo ポジションの VR 調整
VRは、ガリュームになっていませんでした。
VRを左右に回して、
0.0Wから 最大で 0.9W の範囲で調整可能・・・・
取扱説明書では 0.1W ですが・・
可変抵抗のVRを回して
0.5Wに設定
備忘録って、大切ですよね。
27.8年から35年前頃に記録した備忘録です
その頃、50MHz帯で夜な夜な、無線機のトラブル調整要領やら、送信拡張・受信拡張等々の改造要領やら変調の調整要領等々の経験値だけでの、不安要素が残る・・・
技術的な会話が飛び交ってましたね
まさか、私の備忘録を見て、調整する人などいないと思いますが、トリマーを回す時は、金属のドライバーは、厳禁ですよ。
高周波的にも、電気的にも、絶縁体を使いましょう。
急遽 自作した 絶縁体のマイナスドライバーです。
スポンジ付きの「 口腔ケアー用品 」を使いました。
スポンジ付きの「口腔ケアー用品」 アマゾンでも売ってます
これは、無線機器のメンテナンスをする時は、非常に便利です。
自作要領 は、「口腔ケアー用品」のステックの 先端 を
カッターナイフで削り 、マイナスドライバーにいたしました。
道具がなければ、身近なところに、必ず代用品が有るもんだ
送信出力調整トリマーを調整し
最大出力 2.8W から 1.5 W
最小出力 0.5W
調整完了
まだまだ、現役の IC-μ3 です。
他にも IC-μ2・・・2台が、パワー計の針がピクリと触れるだけ・・調整しましょう
ブログでアップいたします。
令和3年4月30日
コレクションのIC-μ3 定期健康診断
パワー計にダミーロードに接続して、周波数カウンターで送信周波数の計測、概ね良好・・
しかし、重大な症状を発症してます。
なんと、 送信出力が出てない
Hi ポジション・・・・1.5W のところ 0.2W弱
Loポジション・・・・0.1W のところ 0.1W以下
まるで、電波が出てない
息、絶え絶えの心筋梗塞状態になってます。
前回、リチウムバッテリーを交換した時には、気が付きませんでした。
昔 むかし 大昔の 30年程の前の備忘録・・・・
IC-μ3 の メンテナンス備忘録 を書棚から やっと見つけてきました。
小生オリジナルのメンテナンス・備忘録
この備忘録を見ながら、送信のパワー出力調整をすることにしました。
はじめに・・・
本体に、パワー計とダミーロードを接続させて、 Hi ポジション で、送信状態にしながら
トリマーを回すと 、
パワー計の針 が、 自動車のワイパーの様 に 左右に激しく振れ だしました。
トリマーが ガリマー 状態になってる
3個のトリマーを、それぞれ、ゆっくり、左右にクリクリをと回すと、ガリマー状態から回復しました。
ガリマー状態が消退したので、 再度、 3個のトリマーを回しながら 、 送信出力をピーク にしました。
IC-μ3 そろそろ、この個体も限界かなあ ・・・・
Hi ポジションの トリマー調整
最大で2.8W の出力が出ますが、老朽化を考慮して
2.5W → 2.2W → 2.0W → 1.5W→ 1.0W ・・・1.5W
と 3個のトリマーとVRを再調整し 1.5W に設定
Lo ポジションの VR 調整
VRは、ガリュームになっていませんでした。
VRを左右に回して、
0.0Wから 最大で 0.9W の範囲で調整可能・・・・
取扱説明書では 0.1W ですが・・
可変抵抗のVRを回して
0.5Wに設定
備忘録って、大切ですよね。
27.8年から35年前頃に記録した備忘録です
その頃、50MHz帯で夜な夜な、無線機のトラブル調整要領やら、送信拡張・受信拡張等々の改造要領やら変調の調整要領等々の経験値だけでの、不安要素が残る・・・
技術的な会話が飛び交ってましたね
まさか、私の備忘録を見て、調整する人などいないと思いますが、トリマーを回す時は、金属のドライバーは、厳禁ですよ。
高周波的にも、電気的にも、絶縁体を使いましょう。
急遽 自作した 絶縁体のマイナスドライバーです。
スポンジ付きの「 口腔ケアー用品 」を使いました。
スポンジ付きの「口腔ケアー用品」 アマゾンでも売ってます
これは、無線機器のメンテナンスをする時は、非常に便利です。
自作要領 は、「口腔ケアー用品」のステックの 先端 を
カッターナイフで削り 、マイナスドライバーにいたしました。
道具がなければ、身近なところに、必ず代用品が有るもんだ
送信出力調整トリマーを調整し
最大出力 2.8W から 1.5 W
最小出力 0.5W
調整完了
まだまだ、現役の IC-μ3 です。
他にも IC-μ2・・・2台が、パワー計の針がピクリと触れるだけ・・調整しましょう
ブログでアップいたします。
KENWOOD TH-45 送受信 共に周波数ズレ 修正完了
(2022/10/2 23:07:02)
令和3年5月20日
送信も受信も、周波数が 「−20Kc」下方にずっこけてます。
つまり、周波数表示上では
433.00MHz と、示しているのに、 送信周波数をカウンターで計測すると
432.98MHz 送受信共に 、 同一方向に周波数が「ずっこけてしまってます。」
これでは、非常に運用上、都合が悪い。
英文のサービスマニュアルを、Google検索から、ダウンロードして来ました。
調整するポイントを読み出して、さっそく、調整の開始をいたします
この資料から、 TC51 を 竹串の先で、ツンツンと押しても、変化無し
更に、 プラスチック製の柄のついた古い歯ブラシ を、 カッターナイフ を使って、 マイナス・ドライバー状に削り出し ました。
再度 TC51 自作したマイナス・ドライバーで、 ツンツンと軽打、周波数カウンターを確認しながら、 極わずか、左右に回し、 周波数を微調整・・・・
433.001MHz
送信・受信共に、運用上は問題なく、修理・調整完了
やれやれです。
メモリー用バックアップバッテリー が、完全に ドロップアウト
ヤフオクに出品されている物を、即決落札
断捨離なのに、まったく、作業が進んでいません。
また 一台、古い TH-45が社会復帰をいたしました。
///////////////////////////////////////////
このブログは、 自己の備忘録 として、アップしております。
このブログを参考に、作業される方などは、いないと思いますが、 自己責任 でお願いします。
令和3年5月20日
送信も受信も、周波数が 「−20Kc」下方にずっこけてます。
つまり、周波数表示上では
433.00MHz と、示しているのに、 送信周波数をカウンターで計測すると
432.98MHz 送受信共に 、 同一方向に周波数が「ずっこけてしまってます。」
これでは、非常に運用上、都合が悪い。
英文のサービスマニュアルを、Google検索から、ダウンロードして来ました。
調整するポイントを読み出して、さっそく、調整の開始をいたします
この資料から、 TC51 を 竹串の先で、ツンツンと押しても、変化無し
更に、 プラスチック製の柄のついた古い歯ブラシ を、 カッターナイフ を使って、 マイナス・ドライバー状に削り出し ました。
再度 TC51 自作したマイナス・ドライバーで、 ツンツンと軽打、周波数カウンターを確認しながら、 極わずか、左右に回し、 周波数を微調整・・・・
433.001MHz
送信・受信共に、運用上は問題なく、修理・調整完了
やれやれです。
メモリー用バックアップバッテリー が、完全に ドロップアウト
ヤフオクに出品されている物を、即決落札
断捨離なのに、まったく、作業が進んでいません。
また 一台、古い TH-45が社会復帰をいたしました。
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このブログは、 自己の備忘録 として、アップしております。
このブログを参考に、作業される方などは、いないと思いますが、 自己責任 でお願いします。
SONY ICB-700A 2台目 マイクPTT改造 の実験と研究 成功
(2022/10/2 11:40:09)
更に、2台目のICB-700AもマイクPTT改造をいたしました。
今回の改造実験ポイント は、
①オリジナルマイクを業務用のダイナミックハンドマイクに交換
②外部スピーカーマイクも使えるように、回路を改造しました。
PTT部分のハード的な改造です。
機械式のPTTを取り外して、リレーと交換を致しました。
マイクは、スタンダード社の業務用500Ωダイナミックマイクを使用しました。
マイクのカールコードの口径が大きいので、カールコードが通る口径に拡大改造
マイクホルダー付近の改造作業
この マイクには、送信時に点灯するLEDがあのません ので、 LEDを追加改造 しました。
マイクに取り付けるLEDは、 ジャンク精米機の基板 から 移植 します。
経年劣化し廃棄処分をした精米機から取り外して、ジャンク箱に保管していた基板です。
この基板のLEDをマイクに移植させました。
LEDを取り付ける前のダイナミックマイク
改造に使用したマイク
マイク 簡易業務機GX5300VHF 用のものです。
メーカー スタンダード
インピーダンス 500Ω・・と思います
改造費用 ジャンク部品を使ったので、 0円
数十年前からジャンク箱に眠っていたマイクを再利用いたしました。
改造に使用した部材は、全て100%ジャンク物を再利用しましたので、部品代の出費はありません。
マイク内部の配線も、ICB-700A用に改造
ジャンク精米機の基板から移植したLEDを取り付けました。
マイクと本体の配線
シャーシーにアースを落とせば、電気回路が成立するんですが、このICB-700Aは、シャーシーは、アースとなっていない回路になってるので、少々戸惑いながら、改造研究実験をしてました。
外部マイクの取り出し付近の状況
リード線は、仮止め状態
マイクPTTを押すと、 赤色LEDが点灯・・・ いいもんですねぇ。
基板回路のアンテナ ローディングコイルの手前 から、 1.5D-2Vの同軸ケーブルを使って、ダミーロード に接続させて、送信試験中。
改造機の動作確認結果
周波数カウンターで観測しましたが、周波数のズレ無し
送信出力は、約450mW
A3変調も良好
実験成功マイクPTTに改造された ICB-700A
コレクションのICB-700A 左から2番目の物は、部品取り
今回の改造実験について
オリジナルのマイクと業務用無線機のマイクを交換。
音は、本体のスピーカーから出ます。
このマイクの方が、オリジナルマイクと比較すると、より無線機らいし姿になりました。
この機種でCB無線を楽しむ事やQRV等は、全く考えておりません。
アマチュア無線にしても、実際のQRVは、ほぼほぼQRT状態です。
CB無線を否定しているのではなく、アナログ回路基板を楽しんでいるんです。
マイクのPTTを押すと、本体内部に改造し設置をしたリレーが働き、送信に切り替わります。
外部マイクのジャックにスピーカーマイクを接続させることも可能で、この時は、改造マイク回路は、切断されます。
次の実験は、ICB-33Hを実験研究教材として、改造をしてみようかなぁ
1950年代生まれの小生は、老眼に鞭打って、アマチュア無線技士を楽しんでおります。
・・・・IC-706を使って、CB無線をワッチしてますが、他局の無線は、全くありません。
更に、2台目のICB-700AもマイクPTT改造をいたしました。
今回の改造実験ポイント は、
①オリジナルマイクを業務用のダイナミックハンドマイクに交換
②外部スピーカーマイクも使えるように、回路を改造しました。
PTT部分のハード的な改造です。
機械式のPTTを取り外して、リレーと交換を致しました。
マイクは、スタンダード社の業務用500Ωダイナミックマイクを使用しました。
マイクのカールコードの口径が大きいので、カールコードが通る口径に拡大改造
マイクホルダー付近の改造作業
この マイクには、送信時に点灯するLEDがあのません ので、 LEDを追加改造 しました。
マイクに取り付けるLEDは、 ジャンク精米機の基板 から 移植 します。
経年劣化し廃棄処分をした精米機から取り外して、ジャンク箱に保管していた基板です。
この基板のLEDをマイクに移植させました。
LEDを取り付ける前のダイナミックマイク
改造に使用したマイク
マイク 簡易業務機GX5300VHF 用のものです。
メーカー スタンダード
インピーダンス 500Ω・・と思います
改造費用 ジャンク部品を使ったので、 0円
数十年前からジャンク箱に眠っていたマイクを再利用いたしました。
改造に使用した部材は、全て100%ジャンク物を再利用しましたので、部品代の出費はありません。
マイク内部の配線も、ICB-700A用に改造
ジャンク精米機の基板から移植したLEDを取り付けました。
マイクと本体の配線
シャーシーにアースを落とせば、電気回路が成立するんですが、このICB-700Aは、シャーシーは、アースとなっていない回路になってるので、少々戸惑いながら、改造研究実験をしてました。
外部マイクの取り出し付近の状況
リード線は、仮止め状態
マイクPTTを押すと、 赤色LEDが点灯・・・ いいもんですねぇ。
基板回路のアンテナ ローディングコイルの手前 から、 1.5D-2Vの同軸ケーブルを使って、ダミーロード に接続させて、送信試験中。
改造機の動作確認結果
周波数カウンターで観測しましたが、周波数のズレ無し
送信出力は、約450mW
A3変調も良好
実験成功マイクPTTに改造された ICB-700A
コレクションのICB-700A 左から2番目の物は、部品取り
今回の改造実験について
オリジナルのマイクと業務用無線機のマイクを交換。
音は、本体のスピーカーから出ます。
このマイクの方が、オリジナルマイクと比較すると、より無線機らいし姿になりました。
この機種でCB無線を楽しむ事やQRV等は、全く考えておりません。
アマチュア無線にしても、実際のQRVは、ほぼほぼQRT状態です。
CB無線を否定しているのではなく、アナログ回路基板を楽しんでいるんです。
マイクのPTTを押すと、本体内部に改造し設置をしたリレーが働き、送信に切り替わります。
外部マイクのジャックにスピーカーマイクを接続させることも可能で、この時は、改造マイク回路は、切断されます。
次の実験は、ICB-33Hを実験研究教材として、改造をしてみようかなぁ
1950年代生まれの小生は、老眼に鞭打って、アマチュア無線技士を楽しんでおります。
・・・・IC-706を使って、CB無線をワッチしてますが、他局の無線は、全くありません。
DR-135H にクーリングファンを取り付けました
(2022/9/30 23:26:43)
令和4年4月28日
コレクションのアルインコ DR-135Hを改造 して、 冷却用クーリングファン を取り付けました。
OUTPUT 50W 本体がかなりの高温になります。
素手では、触れないほどの高温になることから、冷却装置を検討しました。
パソコン用のCPU水冷式冷却装置やらラジコン自動車電気モーター空冷式冷却等々を検討いたしましたが、たまたまジャンク箱にあった TM-732Sのクーリングファン を取り付けることにしました
クーリングファンの取り付け位置の検討
パワーモジュールに直付け
ボディの下部冷却フィンに直付け
定番の後部への取付
仮止めをし、動作確認をしながら、 定番の後部へ取付ることに決定 。
しかし、 クーリングファン を 固定 させるための、 ネジ穴が無い
冷却用のフィンの間に、 エポキシパティを埋め込んで、ネジ穴を作る ことにしました。
このパティが硬化すると、石のように固くなります
エポキシパティを必要な量を切り出して、指先で練り込み、薄い灰色状態になったら作業開始
練り込んだパティを空冷用フィンの間に、押し込む
パティを、自動車用の黒色タッチペイントで黒く塗りました
クーリングファンの 電源は、 3端子レギュレーターの出力端子 から供給 しました。
3端子レギュレーターの出力端子
電源をONと同時に、クーリングファンが回ってしまうので 、 常時回っているのも、無駄ですよね。
筐体の温度が40度を超えたら、クーリングファンのスイッチが入るように回路を考え・・・・ バイメタルスイッチ をAmazonで購入
パワーモジュールの温度が 40度を超えると、バイメタルスイッチが 「ON」となって、クーリングファンを回転させスイッチ
このバイメタルスイッチの設置場所を どこにするか・・・
パワーモジュールに直付けすることに
取り付け方法は、エポキシパティで固定させます
バイメタルスイッチを取付完了
動作確認をすると
ありゃ 電源ON・・・いきなりファンが回転しだした。
筐体の 温度が40度を超えたとき 、バイメタルスイッチがONとなって、 ファンが回転する計画 なのに・・・ バイメタルの規格を見たら、
常時 ON で、40度を超えたら スイッチが OFF になる規格を買ってしまった。
私が求めたのは、 常時 OFF で、40度を超えたら スイッチ ON になるものをAmazonに求めたんですが、ミスで誤注文してしまいました。
誤って購入したバイメタルスイッチは、取り外しました。
筐体が熱を帯びた時、 その肝心な時に、スイッチがOFFとなって、ファンが停止 してしまいます。
バイメタルスイッチには
常時ON 常時OFFの規格がありますが、思い込みで、Amazonをワンクリック
やっちまいましたねぇ 大笑い
バイメタルスイッチを取り外しました。
クーリングファンへの電源供給
バイメタルスイッチを切除した跡がパワーモジュールに白く残ってしまいました。
3端子レギュレーターの出力端子から、電源を確保し、ファンを回します
ファンが回った時、受信・送信ともに、ノイズの回り込みは、ありませんでした。
ファンが回転し、水色矢印方向へ空冷効果を狙っています。
ダミーロードに接続させて、冷却効果の実験をしました。
50Wの出力で開始
30秒・・送信
30秒・・受信
を1回として実験
1 クーリングファンを停止状態にして実験
送信と受信を 5回繰り返した時点で、筐体を素手で触れなくなった 。
2 クーリングファンを回転させて実験
筐体が発熱をはじめるも、 15回繰り返したが、常に、素手で筐体を把持することが出来た。
クーリングファンの効果が認められました
デジタル温度計モジュールを次回 Amazonで購入しましょう。
客観的な温度上昇の数値が見られ また 冷却効果がみられますね
この無線機は、増設変更申請を3月中旬に TSS へ 変更届の書類を提出しましたが
4月27日現在、変更届に基づく免許が届きませんので、ダミーロードで使っております。
かれこれ 一ヶ月は、とっくに過ぎてますが、まだ届きません
コレクションのアルインコ DR-135Hを改造 して、 冷却用クーリングファン を取り付けました。
OUTPUT 50W 本体がかなりの高温になります。
素手では、触れないほどの高温になることから、冷却装置を検討しました。
パソコン用のCPU水冷式冷却装置やらラジコン自動車電気モーター空冷式冷却等々を検討いたしましたが、たまたまジャンク箱にあった TM-732Sのクーリングファン を取り付けることにしました
クーリングファンの取り付け位置の検討
パワーモジュールに直付け
ボディの下部冷却フィンに直付け
定番の後部への取付
仮止めをし、動作確認をしながら、 定番の後部へ取付ることに決定 。
しかし、 クーリングファン を 固定 させるための、 ネジ穴が無い
冷却用のフィンの間に、 エポキシパティを埋め込んで、ネジ穴を作る ことにしました。
このパティが硬化すると、石のように固くなります
エポキシパティを必要な量を切り出して、指先で練り込み、薄い灰色状態になったら作業開始
練り込んだパティを空冷用フィンの間に、押し込む
パティを、自動車用の黒色タッチペイントで黒く塗りました
クーリングファンの 電源は、 3端子レギュレーターの出力端子 から供給 しました。
3端子レギュレーターの出力端子
電源をONと同時に、クーリングファンが回ってしまうので 、 常時回っているのも、無駄ですよね。
筐体の温度が40度を超えたら、クーリングファンのスイッチが入るように回路を考え・・・・ バイメタルスイッチ をAmazonで購入
パワーモジュールの温度が 40度を超えると、バイメタルスイッチが 「ON」となって、クーリングファンを回転させスイッチ
このバイメタルスイッチの設置場所を どこにするか・・・
パワーモジュールに直付けすることに
取り付け方法は、エポキシパティで固定させます
バイメタルスイッチを取付完了
動作確認をすると
ありゃ 電源ON・・・いきなりファンが回転しだした。
筐体の 温度が40度を超えたとき 、バイメタルスイッチがONとなって、 ファンが回転する計画 なのに・・・ バイメタルの規格を見たら、
常時 ON で、40度を超えたら スイッチが OFF になる規格を買ってしまった。
私が求めたのは、 常時 OFF で、40度を超えたら スイッチ ON になるものをAmazonに求めたんですが、ミスで誤注文してしまいました。
誤って購入したバイメタルスイッチは、取り外しました。
筐体が熱を帯びた時、 その肝心な時に、スイッチがOFFとなって、ファンが停止 してしまいます。
バイメタルスイッチには
常時ON 常時OFFの規格がありますが、思い込みで、Amazonをワンクリック
やっちまいましたねぇ 大笑い
バイメタルスイッチを取り外しました。
クーリングファンへの電源供給
バイメタルスイッチを切除した跡がパワーモジュールに白く残ってしまいました。
3端子レギュレーターの出力端子から、電源を確保し、ファンを回します
ファンが回った時、受信・送信ともに、ノイズの回り込みは、ありませんでした。
ファンが回転し、水色矢印方向へ空冷効果を狙っています。
ダミーロードに接続させて、冷却効果の実験をしました。
50Wの出力で開始
30秒・・送信
30秒・・受信
を1回として実験
1 クーリングファンを停止状態にして実験
送信と受信を 5回繰り返した時点で、筐体を素手で触れなくなった 。
2 クーリングファンを回転させて実験
筐体が発熱をはじめるも、 15回繰り返したが、常に、素手で筐体を把持することが出来た。
クーリングファンの効果が認められました
デジタル温度計モジュールを次回 Amazonで購入しましょう。
客観的な温度上昇の数値が見られ また 冷却効果がみられますね
この無線機は、増設変更申請を3月中旬に TSS へ 変更届の書類を提出しましたが
4月27日現在、変更届に基づく免許が届きませんので、ダミーロードで使っております。
かれこれ 一ヶ月は、とっくに過ぎてますが、まだ届きません
ICB-700 落札 コレクションが増えました。
(2022/9/28 23:41:06)
令和4年7月13日
ヤフーオークションで ICB-700が出品されている。
多分・・完全不動機であろう
コレクションの部品取機として、ロックオン、入札
出品者の商品説明は
定番説明の
「通電・動作確認をしていないので、ジャンクノークレーム、ノーリターン画像をよく見て、判断してください。」
出品されている方の品物に説明で、 「画像をよく見て、判断してください。」 とありますが、これはいかがなものか。
「壊れてます。」「電源入りません。」「電源を入れても、動作しません、」と、説明があった方が、部品どり目的に入札を考える小生にとっては、非常に都合が良いのだが。
ジャンクであろうが、ぶっ壊れていても、補修メンテナンス用に
2台 1組 3,200円で落札。
落札月日 令和4年7月13日
品物が届いて
「 あっ びっくり 」
外部電源を入れて、動作確認をすると、 なんと なんと 落札したこれは
酷く汚れていたものの、未使用状態、驚くほど完全な状態でした。
筐体の凹み、傷 一切無し
無改造、アンテナの曲がり、欠損、無し。
乾電池収納ケース内・・・赤錆無し、接点不良無し、ボリュームのガリ無し、周波数カウンターで、送信周波数を確認すると・・Fズレ・・・ほとんど無し。
元箱、取扱説明書があったら、コレクションに最高でした 残念
出品者は、電気製品、雑貨等々、数多く出品されている方でした。
完全動作をしていました。
大当たりです
マイクのロゴマークは、使い込むと、薄れて、消えてしまいますが、 SONY の ロゴ が残ってます
送信出力の確認
2台共に、 約 400mW
調整をすれば、500mWに近づくでしょうね
乾電池ケース
新品同様‼️
残念・・・乾電池をホールドする筒状のケースが欠品。
殆ど、使われていなかったのではないだろか、 乾電池ケースを頻繁に、出し入れをすれば・・・ 、 擦れキズが、残りますが・・・全く見当たりません。
大当たり の落札で 大満足
完全美品動作機として、コレクションに加えます。
ヤフオクで落札した 動作未確認ジャンク機 ・・・ICB-700 2台
思いがけなく完全動作機でしたので、感動もんです
美品コレクションが増えて、3台 になってしまいました。
このリグについての考察
ICB-700 ・ ICB-700A
送受信の周波数は 2チャンネルだけですから 人気がないようですね。
アマチュア無線においては、高齢化が進んで、ハム人口が減り続けてます。
合法CB無線を聞いていても、全く信号が飛び交っていませんね
だから、2チャンネルでも、十分と思います。
今更、このリグで交信なんて、考えてもいません。
ビンテージ機を手にして、接点部分には、ナノカーボンを塗布し、金属部分の本体は、フッ素樹脂を塗布しコーティング、防錆対策、ロッドアンテナを磨いて、 点検整備している時間が、老人には楽しい時間です。
どうするんだ こんなビンテージ機 小生は道楽者です 大笑い
令和4年8月24日
令和4年7月13日
ヤフーオークションで ICB-700が出品されている。
多分・・完全不動機であろう
コレクションの部品取機として、ロックオン、入札
出品者の商品説明は
定番説明の
「通電・動作確認をしていないので、ジャンクノークレーム、ノーリターン画像をよく見て、判断してください。」
出品されている方の品物に説明で、 「画像をよく見て、判断してください。」 とありますが、これはいかがなものか。
「壊れてます。」「電源入りません。」「電源を入れても、動作しません、」と、説明があった方が、部品どり目的に入札を考える小生にとっては、非常に都合が良いのだが。
ジャンクであろうが、ぶっ壊れていても、補修メンテナンス用に
2台 1組 3,200円で落札。
落札月日 令和4年7月13日
品物が届いて
「 あっ びっくり 」
外部電源を入れて、動作確認をすると、 なんと なんと 落札したこれは
酷く汚れていたものの、未使用状態、驚くほど完全な状態でした。
筐体の凹み、傷 一切無し
無改造、アンテナの曲がり、欠損、無し。
乾電池収納ケース内・・・赤錆無し、接点不良無し、ボリュームのガリ無し、周波数カウンターで、送信周波数を確認すると・・Fズレ・・・ほとんど無し。
元箱、取扱説明書があったら、コレクションに最高でした 残念
出品者は、電気製品、雑貨等々、数多く出品されている方でした。
完全動作をしていました。
大当たりです
マイクのロゴマークは、使い込むと、薄れて、消えてしまいますが、 SONY の ロゴ が残ってます
送信出力の確認
2台共に、 約 400mW
調整をすれば、500mWに近づくでしょうね
乾電池ケース
新品同様‼️
残念・・・乾電池をホールドする筒状のケースが欠品。
殆ど、使われていなかったのではないだろか、 乾電池ケースを頻繁に、出し入れをすれば・・・ 、 擦れキズが、残りますが・・・全く見当たりません。
大当たり の落札で 大満足
完全美品動作機として、コレクションに加えます。
ヤフオクで落札した 動作未確認ジャンク機 ・・・ICB-700 2台
思いがけなく完全動作機でしたので、感動もんです
美品コレクションが増えて、3台 になってしまいました。
このリグについての考察
ICB-700 ・ ICB-700A
送受信の周波数は 2チャンネルだけですから 人気がないようですね。
アマチュア無線においては、高齢化が進んで、ハム人口が減り続けてます。
合法CB無線を聞いていても、全く信号が飛び交っていませんね
だから、2チャンネルでも、十分と思います。
今更、このリグで交信なんて、考えてもいません。
ビンテージ機を手にして、接点部分には、ナノカーボンを塗布し、金属部分の本体は、フッ素樹脂を塗布しコーティング、防錆対策、ロッドアンテナを磨いて、 点検整備している時間が、老人には楽しい時間です。
どうするんだ こんなビンテージ機 小生は道楽者です 大笑い
令和4年8月24日
ナショナル RJ-270 ジャンク落札 修理完了
(2022/9/25 18:48:29)
令和4年9月17日
今日から、全国的に3連休でが、台風14号で大荒れの天気です。
今回の治療患者は、 ヤフオク から
ナショナル RJ-270
2台1組 の ジャンク機 を興味本意で 落札 してみた。
出品されていた時の画像を引用しました。
品物が手元に届き、ジャンク機を ワクワク しながら健康診断 チェック 。
ジャンク機をワクワクしながら、動作確認なんて、小生ぐらいだろうなぁ。
動作確認
2台の内の一台 の症状について
① スケルチVRを回しても、 スケルチが閉じたままで、開かない状態
② 電源が 突然落ちる・入ったり落ちたり と不安定
③ 電源が入ると、 Sメーターが左側に振り切れる (受信状態)
※②と③の症状 は、ボディを 強く握った り、 把持した時の角度 で 症状 が出る。
動作が不安定で使い物にならない 状態で、 ワクワク感、盛り上がりです 。
この状態だから、出品者のストア担当者の方は、 「ジャンク」 と 判断 をしたのでしょうね。
早速、開腹手術の開始。
どこが原因なのか、 老眼鏡を手に取り作業開始 。
ボディを開くと、 半固定ボリューム の 部品 が、本体の中から ポロリと落ち てきました。
この部品には、 抵抗値の数値が打刻されている のに、紛失してしまいました。
痛恨のミス・・・
この筐体は、 既に「封印」が 剥がされていたので、 前オーナーOMが修復を試みた んでしょうね。
ボディーを開くと 、目に飛び込んできたのは、 空中分解をした基板上の半固定ボリューム です。
ボディを開いた時に、ポロリと落ちて来た部品の物だと、直ぐに分かりました。
基板表面 をルーペで拡大して観察をすると、 何かの工具でグリグリと擦った跡 が痛々しく残っている 。
半固定ボリュームをグリグリと強く回したり、突っついたりと、こねくりまわしたのかなぁ。
小生の所見は、 「慢性虚血性信号不全、慢性電圧不全」全治2〜5日間の入院加療を要す 。
電源の不具合について
電源を入れた状態で、基板を取り回していると、 電源が落ちる症状
(原因結果・・主電源基板回路のハンダクラック)
Sメーターが振り切れる不具合について
画像の状態で基板を取り回していると、 受信状態 で 「Sメーター」が左側に振り切れる症状
(原因結果・・基板回路のハンダクラック)
スケルチの不具合について
基板上の部品を観察すると、 不具合箇所は、この半固定ボリュームだけ なので、 スケルチ回路の物と推測できました。
(原因結果・・スケルチ半固定VRの破損)
この抵抗値 は、 回路図が無いので確認できません から、資料が無いと、一番困る状態です。
ここでまた「推測・推定」で、 抵抗値 は、 経験値から 、 10KΩ・・20KΩ・・30KΩ当たりだろうと判断。
抵抗の数値については、 頼りなく、根拠のない、 経験値 ですが・・・
この時点で、 複合的にトラブルが起きている事を確認 しました。
とりあえず、 スケルチ の トラブルから修復作業 を始める ことに
ジャンク箱の中から半固定ボリュームを探してみましたが、同等の大きさの 半固定VRが見当たらなかったので、 ネットショッピングを利用して、 秋月電子通商に半固定をオーダー しました。
品物が届きました。
自分では、10kΩ / 20kΩ /30kΩ の半固定VRをオーダーしたつもり何ですが・・・
部品代金・・・ 20円
送料代引き・・800円
この総額が「安い」「高い」の価値観は、人により様々だと思います。
自動車で秋葉原まで行けば、ガソリン代、駐車場料金。
電車で行けば、往復の電車賃・・
私は、「安い」 と 判断 をしてオーダーを致しました。
オーダーした方が、生活経済上効率が良いと思いました。
回路図 も サービスマニュアル等の資料一切無く 、 一か八かの「開腹手術」 の開始 。
基板上に残っている 、空中分解した 半固定ボリュームを取り除く 作業の開始。
空中分解 をしてしまった 半固定ボリューム の 残骸の摘出手術
摘出した残骸 を見分しましたが、 抵抗値 の 刻印が入っていません 。
抵抗の数値の刻印があれば 、抵抗値は確定できたのですが・・・・・。
ビンテージ・リグに良くあるトラブルですねぇ。
ネットショッピングから届いた 半固定ボリュームを移植作業 。
前のオーナー が、何か、 修理を試みた のか、 基板に傷が残ってますが、 なぜ、このような傷を付ける作業をしたのか、 「 スケルチの効き具合を調整しようとして、壊してしまったのかなぁ 」 等と想像しながら、 新しい半固定VRを基板に差し込んで 、 高さの様子を確認 しました。
十分に高さには、余裕があり❗️
抵抗値20KΩの半固定ボリューム の半田付けを終えました。
この作業をしながら、基板上のハンダクラックの点検もしている時に
他の回路部分にも、 非常に怪しく、危ういハンダ箇所もありました 。
このクラックの影響で、 電気回路、信号回路が動作不全を起こしている ものと確信。
ハンダクラックの位置です。
画像からでは、 クラック がハッキリと見えませんが、「 スケルチボリュームの直近の周囲 」ここが原因の一部のようです。
基板の表側の画像です。
前オーナーOMが 、修復を試みた時に、 基板へ無理な力を入れてしまった ようですね。
とりあえずは、 すべての怪しげな部分 に、 ハンダコテを当てて、修復完了 。
ボディを組み上げた後に、症状が出て、またボディを開くのは、非常に面倒ですからね・・・
交換 をしたスケルチ用の 半固定ボリューム (20KΩ)、 この抵抗値が正しいかは、 回路図が無いので、わかりません 。
今後、この基板を観察する事は無いだろうから、記念撮影をしたしました。
ロータリースイッチ、PTT接点、電源スイッチ接点等、回路上の接点へ、ナノカーボンを塗布。
他の 半固定ボリューム の 状態を観察 したところ、 劣化は無い ようです。
コンデンサーの不具合も無いようです。
修復後に、 基板に 力を入れて、 歪みを加えても 、 正常に動作 するようになりました 。
老眼鏡での作業 は・・・・・・、眼球の疲労感が半端じゃないです 。
1950年代生まれの小生・・・アナログ基板を大いに楽しんでおります。
ボディを仮組みし、電源を入れ、 スケルチの動作確をした結果 、 ツマミの 回転 位置 が、 12時ほどの所 で、 無事にスケルチ回路が動作 するようになり、 Sメーターも、 左側に振り切れる症状もなくなりました 。
1台目の動作不安定とスケルチ回路のトラブルは、半固定ボリューム交換で修復完了。
2台目の 「電源入らず」 は、外部電源を加えれば動作をするので、乾電池の電源系統を再点検。
乾電池を利用した時 に 電源が入らない ことから、 乾電池との接点端子を
① 綿棒に トイレの洗浄剤の サンポール を湿らせて、接点磨き
② 重曹液で サンポールの 酸を中和後
「CRC556」 を少量を吹きかけ、 接点部分 を磨いたら、安定して電源が入りました。
日帰り手術により、経過観察で退院となりました 。。
落札した 2台のRJ270 の健康診断結果
周波数は、2ch
1ch---------26.968MHz
2ch---------26.976MHz
周波数カウンターで 送信周波数を観測・・・・ズレ は、 殆どなし 。
1.5D-2V同軸ケーブル を利用して、 送信出力を観測・・・約100mW
診断時の電源は、外部安定化電源を使用しました。
外見の状態について
外見は、2台共に、 擦り傷が 無く、 凹み も無く、アンテナの 曲がり 無し、元箱付き、取扱説明書付き、当時のオリジナル状態のようです。
少々、経年劣化した元箱ですが、コレクションとしては、満足です。
取扱説明書が元箱に入っていました。
電波管理局宛の開局届け申請用紙まで入っています。
2箱の元箱の中には、オリジナルイヤホン有り、取扱説明書あり、無線局開局申請書有あり、そして電気回路的にも、高周波的にも 現用機として使用が十分可能 で、コレクションに加えます。
落札額
5,000円
2台・一組の動作不良の ジャンク機 として、 出品者 は ストア から出品されていたものです。
修理費用
部品代・・・・・・ 20円
送料、代引き・・・ 800円
もう一台は、電源が入らない とのコメントでしたが、 乾電池ケース内のスプリング接点部の汚れ から、導通していなかっただけで、ストア出品者の方は、不動機と認識して、出品したんでしょうね。
2台は、共に、元気を取り戻し、社会復帰可能です 。
敬老の日を含んで3連休中の楽しみにしていたのに、あと2日間、何をしようか・・・・
アナログ回路基板に触れていると、クロスワードパズルを解いているようで、楽しいですね。
いずれは、28MHz帯に改造を楽しんでみましょう。
いじくりまわして、しくじり、壊してしまうことが多いんですが・・・・
集積回路基板は、見ただけで、手も足も出す事が出来ない 1950年代生まれの小生は、アナログ基板と「たわむれ」ております。
こんな古いCB無線機を落札して、電波を飛ばす気は全く無く、アナログ基板をいじくり回しているのが楽しいだけです。
次は、どんなジャンク無線機をヤフオクで狙ってみましょうかねぇ
今更、なぜCB無線機なのか・・・ 理由は、レストアをしたCB無線機で交信を楽しむ事が、メインではありません。
昔々のアナログ回路基板の合法CB無線機に触れていると楽しいんです、懐かしいんです。
楽しい リペア作業の半日でした。
今日から、全国的に3連休でが、台風14号で大荒れの天気です。
今回の治療患者は、 ヤフオク から
ナショナル RJ-270
2台1組 の ジャンク機 を興味本意で 落札 してみた。
出品されていた時の画像を引用しました。
品物が手元に届き、ジャンク機を ワクワク しながら健康診断 チェック 。
ジャンク機をワクワクしながら、動作確認なんて、小生ぐらいだろうなぁ。
動作確認
2台の内の一台 の症状について
① スケルチVRを回しても、 スケルチが閉じたままで、開かない状態
② 電源が 突然落ちる・入ったり落ちたり と不安定
③ 電源が入ると、 Sメーターが左側に振り切れる (受信状態)
※②と③の症状 は、ボディを 強く握った り、 把持した時の角度 で 症状 が出る。
動作が不安定で使い物にならない 状態で、 ワクワク感、盛り上がりです 。
この状態だから、出品者のストア担当者の方は、 「ジャンク」 と 判断 をしたのでしょうね。
早速、開腹手術の開始。
どこが原因なのか、 老眼鏡を手に取り作業開始 。
ボディを開くと、 半固定ボリューム の 部品 が、本体の中から ポロリと落ち てきました。
この部品には、 抵抗値の数値が打刻されている のに、紛失してしまいました。
痛恨のミス・・・
この筐体は、 既に「封印」が 剥がされていたので、 前オーナーOMが修復を試みた んでしょうね。
ボディーを開くと 、目に飛び込んできたのは、 空中分解をした基板上の半固定ボリューム です。
ボディを開いた時に、ポロリと落ちて来た部品の物だと、直ぐに分かりました。
基板表面 をルーペで拡大して観察をすると、 何かの工具でグリグリと擦った跡 が痛々しく残っている 。
半固定ボリュームをグリグリと強く回したり、突っついたりと、こねくりまわしたのかなぁ。
小生の所見は、 「慢性虚血性信号不全、慢性電圧不全」全治2〜5日間の入院加療を要す 。
電源の不具合について
電源を入れた状態で、基板を取り回していると、 電源が落ちる症状
(原因結果・・主電源基板回路のハンダクラック)
Sメーターが振り切れる不具合について
画像の状態で基板を取り回していると、 受信状態 で 「Sメーター」が左側に振り切れる症状
(原因結果・・基板回路のハンダクラック)
スケルチの不具合について
基板上の部品を観察すると、 不具合箇所は、この半固定ボリュームだけ なので、 スケルチ回路の物と推測できました。
(原因結果・・スケルチ半固定VRの破損)
この抵抗値 は、 回路図が無いので確認できません から、資料が無いと、一番困る状態です。
ここでまた「推測・推定」で、 抵抗値 は、 経験値から 、 10KΩ・・20KΩ・・30KΩ当たりだろうと判断。
抵抗の数値については、 頼りなく、根拠のない、 経験値 ですが・・・
この時点で、 複合的にトラブルが起きている事を確認 しました。
とりあえず、 スケルチ の トラブルから修復作業 を始める ことに
ジャンク箱の中から半固定ボリュームを探してみましたが、同等の大きさの 半固定VRが見当たらなかったので、 ネットショッピングを利用して、 秋月電子通商に半固定をオーダー しました。
品物が届きました。
自分では、10kΩ / 20kΩ /30kΩ の半固定VRをオーダーしたつもり何ですが・・・
部品代金・・・ 20円
送料代引き・・800円
この総額が「安い」「高い」の価値観は、人により様々だと思います。
自動車で秋葉原まで行けば、ガソリン代、駐車場料金。
電車で行けば、往復の電車賃・・
私は、「安い」 と 判断 をしてオーダーを致しました。
オーダーした方が、生活経済上効率が良いと思いました。
回路図 も サービスマニュアル等の資料一切無く 、 一か八かの「開腹手術」 の開始 。
基板上に残っている 、空中分解した 半固定ボリュームを取り除く 作業の開始。
空中分解 をしてしまった 半固定ボリューム の 残骸の摘出手術
摘出した残骸 を見分しましたが、 抵抗値 の 刻印が入っていません 。
抵抗の数値の刻印があれば 、抵抗値は確定できたのですが・・・・・。
ビンテージ・リグに良くあるトラブルですねぇ。
ネットショッピングから届いた 半固定ボリュームを移植作業 。
前のオーナー が、何か、 修理を試みた のか、 基板に傷が残ってますが、 なぜ、このような傷を付ける作業をしたのか、 「 スケルチの効き具合を調整しようとして、壊してしまったのかなぁ 」 等と想像しながら、 新しい半固定VRを基板に差し込んで 、 高さの様子を確認 しました。
十分に高さには、余裕があり❗️
抵抗値20KΩの半固定ボリューム の半田付けを終えました。
この作業をしながら、基板上のハンダクラックの点検もしている時に
他の回路部分にも、 非常に怪しく、危ういハンダ箇所もありました 。
このクラックの影響で、 電気回路、信号回路が動作不全を起こしている ものと確信。
ハンダクラックの位置です。
画像からでは、 クラック がハッキリと見えませんが、「 スケルチボリュームの直近の周囲 」ここが原因の一部のようです。
基板の表側の画像です。
前オーナーOMが 、修復を試みた時に、 基板へ無理な力を入れてしまった ようですね。
とりあえずは、 すべての怪しげな部分 に、 ハンダコテを当てて、修復完了 。
ボディを組み上げた後に、症状が出て、またボディを開くのは、非常に面倒ですからね・・・
交換 をしたスケルチ用の 半固定ボリューム (20KΩ)、 この抵抗値が正しいかは、 回路図が無いので、わかりません 。
今後、この基板を観察する事は無いだろうから、記念撮影をしたしました。
ロータリースイッチ、PTT接点、電源スイッチ接点等、回路上の接点へ、ナノカーボンを塗布。
他の 半固定ボリューム の 状態を観察 したところ、 劣化は無い ようです。
コンデンサーの不具合も無いようです。
修復後に、 基板に 力を入れて、 歪みを加えても 、 正常に動作 するようになりました 。
老眼鏡での作業 は・・・・・・、眼球の疲労感が半端じゃないです 。
1950年代生まれの小生・・・アナログ基板を大いに楽しんでおります。
ボディを仮組みし、電源を入れ、 スケルチの動作確をした結果 、 ツマミの 回転 位置 が、 12時ほどの所 で、 無事にスケルチ回路が動作 するようになり、 Sメーターも、 左側に振り切れる症状もなくなりました 。
1台目の動作不安定とスケルチ回路のトラブルは、半固定ボリューム交換で修復完了。
2台目の 「電源入らず」 は、外部電源を加えれば動作をするので、乾電池の電源系統を再点検。
乾電池を利用した時 に 電源が入らない ことから、 乾電池との接点端子を
① 綿棒に トイレの洗浄剤の サンポール を湿らせて、接点磨き
② 重曹液で サンポールの 酸を中和後
「CRC556」 を少量を吹きかけ、 接点部分 を磨いたら、安定して電源が入りました。
日帰り手術により、経過観察で退院となりました 。。
落札した 2台のRJ270 の健康診断結果
周波数は、2ch
1ch---------26.968MHz
2ch---------26.976MHz
周波数カウンターで 送信周波数を観測・・・・ズレ は、 殆どなし 。
1.5D-2V同軸ケーブル を利用して、 送信出力を観測・・・約100mW
診断時の電源は、外部安定化電源を使用しました。
外見の状態について
外見は、2台共に、 擦り傷が 無く、 凹み も無く、アンテナの 曲がり 無し、元箱付き、取扱説明書付き、当時のオリジナル状態のようです。
少々、経年劣化した元箱ですが、コレクションとしては、満足です。
取扱説明書が元箱に入っていました。
電波管理局宛の開局届け申請用紙まで入っています。
2箱の元箱の中には、オリジナルイヤホン有り、取扱説明書あり、無線局開局申請書有あり、そして電気回路的にも、高周波的にも 現用機として使用が十分可能 で、コレクションに加えます。
落札額
5,000円
2台・一組の動作不良の ジャンク機 として、 出品者 は ストア から出品されていたものです。
修理費用
部品代・・・・・・ 20円
送料、代引き・・・ 800円
もう一台は、電源が入らない とのコメントでしたが、 乾電池ケース内のスプリング接点部の汚れ から、導通していなかっただけで、ストア出品者の方は、不動機と認識して、出品したんでしょうね。
2台は、共に、元気を取り戻し、社会復帰可能です 。
敬老の日を含んで3連休中の楽しみにしていたのに、あと2日間、何をしようか・・・・
アナログ回路基板に触れていると、クロスワードパズルを解いているようで、楽しいですね。
いずれは、28MHz帯に改造を楽しんでみましょう。
いじくりまわして、しくじり、壊してしまうことが多いんですが・・・・
集積回路基板は、見ただけで、手も足も出す事が出来ない 1950年代生まれの小生は、アナログ基板と「たわむれ」ております。
こんな古いCB無線機を落札して、電波を飛ばす気は全く無く、アナログ基板をいじくり回しているのが楽しいだけです。
次は、どんなジャンク無線機をヤフオクで狙ってみましょうかねぇ
今更、なぜCB無線機なのか・・・ 理由は、レストアをしたCB無線機で交信を楽しむ事が、メインではありません。
昔々のアナログ回路基板の合法CB無線機に触れていると楽しいんです、懐かしいんです。
楽しい リペア作業の半日でした。
FT-101E ハイ・インピーダンス マイクへの改造
(2022/9/24 9:58:08)
FT-101/FT-201等 のマイクは、
ハイ・インピーダンス 50KΩ 仕様となってます。
ジャンク箱から、OKI電気のハンドマイク 500Ωを引っ張り出してきました。
500Ωのままでは 、FT-101 / FT-201に繋げても、マイクの インピーダンスが異なる ので、 変調が上手く乗りません。
ジャンク箱の中から
サンスイ社製 型式 ST-75
があったので、このトランスを使って、インピーダンスを変えることにしました。
トランスの規格
ST-75 規格
1次側 10KΩ : 2次側 600Ω
1次側 10KΩ : 2次側 600Ω の規格ですが、これが
1次側 50KΩ : 2次側 600Ωであれば、オリジナルと同様のマイクインピーダンスになるんですが、世の中、都合の良いことばかりじゃ無いです
妥協も必要ですね
ハイ・インピーダンスに改造しました。
FT-101/FT-201等は 50KΩ ですが・・・
トランスを回路上に挟み込んだので
500Ω が 10KΩ に変換となりました。
画像に写っているプリモのハンドマイクは、全て500Ωなのでハイ・インピーダンスに改造しまた。
FT-101/FT-201等 のマイクは、
ハイ・インピーダンス 50KΩ 仕様となってます。
ジャンク箱から、OKI電気のハンドマイク 500Ωを引っ張り出してきました。
500Ωのままでは 、FT-101 / FT-201に繋げても、マイクの インピーダンスが異なる ので、 変調が上手く乗りません。
ジャンク箱の中から
サンスイ社製 型式 ST-75
があったので、このトランスを使って、インピーダンスを変えることにしました。
トランスの規格
ST-75 規格
1次側 10KΩ : 2次側 600Ω
1次側 10KΩ : 2次側 600Ω の規格ですが、これが
1次側 50KΩ : 2次側 600Ωであれば、オリジナルと同様のマイクインピーダンスになるんですが、世の中、都合の良いことばかりじゃ無いです
妥協も必要ですね
ハイ・インピーダンスに改造しました。
FT-101/FT-201等は 50KΩ ですが・・・
トランスを回路上に挟み込んだので
500Ω が 10KΩ に変換となりました。
画像に写っているプリモのハンドマイクは、全て500Ωなのでハイ・インピーダンスに改造しまた。
SONY ICB-700A リレー式 PTT改造 の実験と研究 (4)
(2022/9/23 17:52:45)
令和4年8月11日
今更、CB無線機。
なぜかと言うと、「アナログ基板」に触れていると、心地よい。
不動ジャンクICB-700A の基盤 を使って、 シュミレーションをしております。
リレー式PTTに改造を計画 、充分に実施検証してきましたので、いよいよ 本実験・研究の実施開始 です。
下記の画像は、 ジャンク不動 ICB-700Aの基板
黄色の枠内の基板 は、送・受信切替回路です
機械式 PTT
完全、正常動作をしている ICB-700A
このリグの機械式PTTから、 外部マイクPTT操作可能 にする、計画です。
分解の開始
スピーカー配線に気をつけて、本体から基板ユニットを引き抜きます。
スピーカーと基板は、リード線で直接ハンダ付けされてますから、半田コテを使って、取り外します。
Sメーターの配線も、基板から配線が繋がってるので、半田コテを使って、配線を外します。
ロッドアンテナと基板は、赤色のリード線で繋がっているので、半田コテを使って、取り外します。
機械式のPLLのアルミ製カバーを取り外します。
カバーの足が基板に半田付けされてます。
カ バーを取り外しました。
次に、機械式のPLL本体の取り外し作業。
シュミレーションを行なっていたので、短時間で取り外し完了。
老眼・・・・眼球が重くなって、辛い
基板上のパターンを壊していないか、ルーぺを使って、目視点検をしました。
リレーを置いて、配置の確認
配置が決まったので、ゴム系のボンドを使って、リレーを基板に接着させます。
リレーは オムロン G6S-2
テプラーの誤字 D6S-2となってますが・・・G6S-2に訂正。
メーカー オムロン 国産
外国製の同じ型式のリレーがあるから要注意
外国製品には、「OMRON」の社名が無く、見た目は全く同じです。
型式は G6S-2
動作電圧は 12V
このテプラーは、明日、張替えします。
ボンドが完全に硬化するまで、作業は、一旦中止。
金属の防錆スプレーを塗布させて、コーティング作業。
このコーティング剤は、バイク・自転車のレストアでも大活躍
作業を終えたら、再び基板を見ることはないでしょうから、防錆コーティング作業をしております。
VR 右側・・・・音量
VR 左側・・・・スケルチ
封印は、剥がさずに、分解できます
本日のリレー式 PTT改造の実験研究は、一旦終了。
今後の実験・研究作業計画
(1) PTT回路とリレーの接続
(2) リレー動作用のDC12Vは、電源回路から供給
(3) 外部スピーカーマイク回路の変更
(4) Sメーター照明を黄色LEDに交換予定
(5) 送信時、Sメーターを、赤色LEDで点灯させましょう。
とりあえず、リレーのボンドが硬化するまで、作業は一旦、中止。
この続きは、下記ブログに続きます。
完結 PTT改造 成功
http://blog.livedoor.jp/ja1ggq-ja1ggq/archives/86570383.html
令和4年8月11日
今更、CB無線機。
なぜかと言うと、「アナログ基板」に触れていると、心地よい。
不動ジャンクICB-700A の基盤 を使って、 シュミレーションをしております。
リレー式PTTに改造を計画 、充分に実施検証してきましたので、いよいよ 本実験・研究の実施開始 です。
下記の画像は、 ジャンク不動 ICB-700Aの基板
黄色の枠内の基板 は、送・受信切替回路です
機械式 PTT
完全、正常動作をしている ICB-700A
このリグの機械式PTTから、 外部マイクPTT操作可能 にする、計画です。
分解の開始
スピーカー配線に気をつけて、本体から基板ユニットを引き抜きます。
スピーカーと基板は、リード線で直接ハンダ付けされてますから、半田コテを使って、取り外します。
Sメーターの配線も、基板から配線が繋がってるので、半田コテを使って、配線を外します。
ロッドアンテナと基板は、赤色のリード線で繋がっているので、半田コテを使って、取り外します。
機械式のPLLのアルミ製カバーを取り外します。
カバーの足が基板に半田付けされてます。
カ バーを取り外しました。
次に、機械式のPLL本体の取り外し作業。
シュミレーションを行なっていたので、短時間で取り外し完了。
老眼・・・・眼球が重くなって、辛い
基板上のパターンを壊していないか、ルーぺを使って、目視点検をしました。
リレーを置いて、配置の確認
配置が決まったので、ゴム系のボンドを使って、リレーを基板に接着させます。
リレーは オムロン G6S-2
テプラーの誤字 D6S-2となってますが・・・G6S-2に訂正。
メーカー オムロン 国産
外国製の同じ型式のリレーがあるから要注意
外国製品には、「OMRON」の社名が無く、見た目は全く同じです。
型式は G6S-2
動作電圧は 12V
このテプラーは、明日、張替えします。
ボンドが完全に硬化するまで、作業は、一旦中止。
金属の防錆スプレーを塗布させて、コーティング作業。
このコーティング剤は、バイク・自転車のレストアでも大活躍
作業を終えたら、再び基板を見ることはないでしょうから、防錆コーティング作業をしております。
VR 右側・・・・音量
VR 左側・・・・スケルチ
封印は、剥がさずに、分解できます
本日のリレー式 PTT改造の実験研究は、一旦終了。
今後の実験・研究作業計画
(1) PTT回路とリレーの接続
(2) リレー動作用のDC12Vは、電源回路から供給
(3) 外部スピーカーマイク回路の変更
(4) Sメーター照明を黄色LEDに交換予定
(5) 送信時、Sメーターを、赤色LEDで点灯させましょう。
とりあえず、リレーのボンドが硬化するまで、作業は一旦、中止。
この続きは、下記ブログに続きます。
完結 PTT改造 成功
http://blog.livedoor.jp/ja1ggq-ja1ggq/archives/86570383.html
FT-780 不動・修理・リペア 完了 出力調整完了
(2022/9/21 15:59:48)
2022 令和4年1月19日
「動作未確認」 の ヤエス FT-780 10W機 をヤフオクにて落札。
出品者は、リサイクル業者さん・・・
出品時のコメントは、「動作未確認、ノークレーム。画像を良くみて、判断してください。」
入札競争者も無く 3,100円 で落札。
品物が届き、ワクワクしながら、早速、動作確認すると 電源が入りません
部品取り目的だから、動作未確認であろうが、ジャンクであろうが、 不問 。
「 動作未確認 」とのコメント・・・ですが、 「電源入りません」とコメント があれば、部品取りを探している小生には、たまらない品物なのに。
酷い汚れがあります 素手で触る・・・ちょっと勇気が必要な汚れ
メイン周波数へワンタッチでQSYが出来る押し ボタンが欠落 してます。
部品取りで落札したので、まったく不問
モービル用のブラケットが付いてます
オリジナルのブラケットは、手に入らないので、 これだけでも、収穫ありです
電源が入らない・・・・原因 は なんだろう
小生の悪い癖が・・・ 「何が、トラブってるんだろうかぁ」
全てのコネクターを引き抜いて、 部品取り解体の前に 、 トラブルの原因究明 をすることになってしまった。
製造から、30年は経過してるから、
①基板の目視点検
②各コネクターの目視点検
③リレー接点の目視点検
④各回路の電圧点検
⑤コンデンサーの目視点検
どうして・・・、電源が入らないんだろう・・・、と思案しながら、コネクターを引き抜いていきます
部品取り機として落札したFT-780の洗浄
全てのコネクターを抜いて・・・・洗浄、ボリューム、 基板上のVRも、おそらく「ガリューム」 になってるだろうね
タバコのヤニ臭と経年の強いこびり付いた汚れ の洗浄中
ひどい汚れを洗浄、ボディ・ツマミ等々、取り外せるものは、徹底的に洗いました。
洗剤は、マイペットです。
筐体がベトベト していて、 浮浪者の体臭のような・・・匂いが
出品者さんへのクレームではありません。
私にとっては、この電気的な不具合を解明するのが、楽しいんですよ。
マイペットで洗うと、 水道水が瞬時に 汚水に変化してしまった。
製造から40年ぶりの入浴だろうね
押しボタンは、 マイペットの原液に漬け置き このまま、暫く・・・放置
ガッチリとこびり付いていた汚れが・・・ ドロドロと溶解 してきました。
押しボタンの表面に固着した汚れが軟化、ドロドロに溶解をはじめました
もう少し、マイペットの原液に漬け込みします。
サンポールの「酸」を使って 溶かしてもよかったかなぁ・・・・ プラスチック表面のメッキが溶けると困る ので、マイペットだね
洗浄後は、プラスチッククリーナー を使って、押しボタンの 表面を研磨 します
竹串の先 に、 プラスチック用クリーナー を付けて、 磨き込み を続けます
マイクコネクターの表面
マイクコネクターの劣化は、交換レベルの状態ですが、 洗浄目的で、CRC556 を吹きかけて、 表面の炭化物が柔らかく なって来たところで、竹串の先に 研磨クリーナー を塗りつけ、磨き込みをしております。
部品取りで落札したのに、何やってんだろう、完全に レストアのモードに入ってしまってます
本体内は、パンクしたコンデンサー等を、ルーぺを使って、目視確認をしました。
先に洗浄をしてしまうと、 パンクしたコンデンサーの電解液のシミとか、ショート跡が分からなくなてしまいます。
無水アルコールを使って、基板の表面を徹底的に洗浄 しました。
基板上の怪しげなハンダ劣化をルーペで確認しながら、半田コテで補修。
タバコのヤニとホコリで、真っ黄色でしたが・・・
強いタバコのヤニ臭 が、 すっかりと消失 しました。
際立つ傷もなく、ほぼ無傷なフロントパネルだ
ANTコネクターの状態 は、交換レベルですが、 サンポールの原液 を、 綿棒に湿らせ て、磨き込みをしました
電源コネクターも交換レベルですが、 サンポールの原液を使って、 アンテナコネクター同様に磨き込み
端子も劣化してるのか・・・汚れているのか 判別できません
サンポールを使って磨き上げたコネクター が、ピカピカになりました
コネクター類は、 サンポールの原液を塗布して、放置 しておくと、 酸の力 で、炭化物が分解されて、ピカピカになります。
※ 炭化物が分解され、消失したらば、直ちにスポンジなどを使って、 コネクターを十分に水洗いします。
本体に水がかからないようにすることも重要です。
注意・・・・
長い時間、酸に触れていると、コネクターの金属が腐食します。
サンポールが飛び散って「目に入ると」危険があるので、メガネで保護しましょう
サンポールの酸を中和する方法もあります、ネットで確認してください。
硫黄温泉場の硫黄臭 がしたら、それは 「硫化水素ガス」
死に至る危険なガスなので、窓を開けて、退避すること
さて 引き続き、レストア作業の続きです
スライドスイッチ、各基板接続コネクター、リレーの接点、ボリューム等、 ガリガリの接点不良を起こしているだろうから、全て接点箇所を サンポールで洗浄 しました。
サンポールで洗浄後は、 「酸」を中和 するか、もしくは、十分に水洗いします。
中和 については、重曹液またはマジックリンを使いました。
レピーターユニット類のスイッチ
あらゆる接点箇所を、 水道水でサンポールの酸を洗い流し、 無水アルコールで洗浄 後、 ナノカーボンを塗布 しました。
酸で接点の表面が炭化物が溶けて、綺麗になりますが、非常に「サビ」が出やすくなるので、接点の表面を保護目的で、
1 綿棒に湿らした CRC556 の 油分をコーティング
2 注射器を使って、極微量の油分を流し、綿棒でふき取る
油分は、接点の金属部分にピンポイントで塗布します >
ベーク板に付着すると、耐久性が無くなり、割れてしまいます >
3 最後に、ナノカーボンを金属部分に、微量塗布します。
老眼でのこの作業は、非常に辛く、手間が掛かります。
今回、落札したFT-780には、 レピーター対応のトーンユニットが組み込まれていて、ラッキーです
トーンユニットの接写
欠落したボタンのリペア
押しボタンのストッパーが劣化してます。
本体を下に向けると、簡単に抜け落ちてしまう構造 ですから、脱落防止作を考えておきましょう
電源が入らない不動機なのに、徹底して洗浄中
プラスチック用 エポキシパテ
これを使って、失われたボタンをリペアすることにしました。
ストッパーが劣化すると ・・・・ スルリと、パネルから抜け落ちてしまう構造です。
古い FT-280 FT-780 FT-680 を所有されている方は、このツマミを、指でつまんで、引っ張ってみると、抜けてしまいますから、気をつけてください。
KENWOODのT M-732も同じ様な構造 で、ボタンがスルリと落下しますね
※ 小生は、完全に、レストアモードになってしまってます
欠落したボタンのリペア
本体に残った「押しボタン」の大きさを計測して、エポキシパテを整形させます
かなり、大きいサイズですが・・・・、ヤスリを使って削り、整形するので、大きく作りました
CALLボタンのスイッチ部です
エポキシが まだ十分に硬化していないので、 明日以降に、ヤスリとサンドペーパー ( 600番 )を使って、 削り出しです
エポキシパテが硬化してませんので、明日まで放置。
ここで、回路接続のコネクターを全て接続させて、電源を投入してみました。
ありゃ・・ FM 特有のノイズがスピーカーから聞こえます
とりあえずは・・・ 電源が入ることを確認 しました。
ボリュームが、 ガリガリ状態で接触不良 になってる
周波数を表示する 電光ガラスの表面 は、 とんでもないほどのホコリ まみれでしたので、無水アルコールで洗浄しました。
欠落し、無くなったボタンのリペアの状態
リペアをしたCALLボタンを本体に取り付けました
しばらく、この仮作成したボタンを使って、動作点検をすることにしました。
リペアした CALLボタンの動作確認
反応し、メイン周波数へ、 ワンタッチQSY
再び CALLボタンを押下
接点部分の電導ゴムの導通は、良好です
繰り返し操作しても、何もトラブルもなく、反応してます。
VFOモードへ
もう少し、 オリジナルのボタンに酷似 させてリペアをしてみましょう
ダミーロードに接続、 送信出力・・・
FMモード / CWモード / SSBモード
ありゃりゃ・・・・ 出力 が フラフラ して不安定
送信出力が安定していない、 本体を傾ける角度によって、送信出力が変化してしまう。
送信出力が不安定の原因は何だ
送受信 切替リレー の 接点不良 を疑い・・・・接点磨き、ナノカーボンを接点部分に塗布させて、具合を点検
送信出力を調整する半固定ボリュームを回すと 、 パワー計の針も、激しく左右に振れまくり です。
送信出力が不安定な原因は、ここだ RF出力の半固定VRのガリでした。
送信出力調整用の半固定ボリューム に CRC556 を注射器を使って注油し、 接点を洗浄後 、無水アルコールを使って洗浄した後、ナノカーボンを塗布させました。
暫く、絶縁ドライバーを使って、半固定VRを「クリクリ」と回しているうちに 送信出力調整用の半固定ボリュームが、 すっかり改善 できました。
送信出力もピタリと安定しました 。
複合的にトラブルが起きてました。
上記画像の調整ポイント以外は、オシロスコープ・周波数カウンター等々の測定器がないと、正しい調整は無理だから、触るべからず。
送信周波数は正しいか SSBモード で、CQを出されていたローカル局を呼び止め、IC9700を使われているとのことで、周波数カウンター的に回答を頂くと
430.190.8MHzでゼロインしているのであるが、
0.005MHzマイナスで、私の送信周波数が下方にずれているとのレポートを頂戴した。
ノーマルの範囲のズレのようだ
FMモード でも、運用をしてみるも、問題なさそうだ
CWモード については、誰もQRVされていないので、未確認
別のトランシーバーで受信して確認、キークリック等のトラブルは無さそうだが・・・
ヤフオクで落札したボロボロ 不動のFT-780が復活 しました。
落札当時と比較すると、完全に別物になりました。
上下の画像は、 リペア前とリペア後 のものです。
見違えるほど、綺麗に、そして、不動機が復活いたしました。
ヤフオクで不動・動作未確認 3,100円で落札したFT-780
楽しくリペア作業をいたしました。
(1)CALLボタンの欠落
(2)送受信切替レリーの接点不良
(3)電源コネクターの不良
(4)電源スイッチの不良
(5)ボリュームの半固定ボリュームの接点不良
(6)スケルチの半固定ボリュームの接点不良
(7)マイクコネクターの接点不良
(8)RF送信出力 OUTPUTの調整用半固定VRの接点不良
それぞれの VR08 と VR09 と VR10
半固定VRの状態を経過観察 して、悪化するようであれば、交換する予定です・・・・
最大送信出力、 約19.5W のパワーを計測しましたが・・・・ 10Wジャスト にセットして、終了。
トランス・コイル等々は、絶対に触りません。 測定器が無ければ、触ってはいけません。
アンテナ調整をする場合、SWR計で調整しますよね。
それと同じでね、コイル等の調整を要する場合は、きっぱりとリペアを断念、解体して部品取りにしましょう。
接写画像
この調整を行って
Hi 出力 10W
Low 出力 2W
に設定いたしました。
結果:不動原因については、 単純に・・・・ 複合箇所 で起きていた 接点不良が原因 だったようです。
とりあえず、ここで終了します
不動機 を 部品取り目的 で 落札したのに 、 ピッカピカ に 復活 させちゃいました
増設する場合は、この書類を作成するんですが・・・、簡単のようで、なかなか難しいですね。
更新手続きにしたって、四苦八苦しながら、書き上げても、次の更新時には、すっかり、書き方を忘れる。
「増設・取替」となると、これまた 一苦労も二苦労もしながら、提出すると・・・必ず、訂正が入ります。
まぁ それもまた、アマチュア無線のルールですね
最新機種、高性能機種を買い求めるのも・・・道楽
旧式をレストア・リペアを楽しむのも・・・・道楽
どちらを選んでも、 自分が求める満足度を満たせれば、最高ですね
さて、リペアをしたリグで、アマチュア無線局と数多くQSOをしたいのですが・・・・
こんなジャンク機をいじくりまわしている時間が楽しくて、交信局数は、年間・・・・20〜30局程度かなぁ
本来の目的である 「不動部品取り用のFT-780」 を、 更に探すことになりました。
最後に、 このブログを参考に調整しようとしているOM諸氏へ
記載内容に誤りがあるかもしれませんので・・・自己責任 でお願いします。
今回のリペアは、大変に良い「リペア教材」となりました。
35数年前に・・・測定器を処分してしまいました。
もう一度、各種の測定器を揃えたいが・・・・・
今回の調整に使った 測定器は、1950年代生まれの小生の ボケた聴力 ・ ボケボケの経験値とボケた感覚で、 なんとか復活できましたが、測定器で測定すれば、ボケボケのリペアとなってることは、容易に想像できます。
JA1GGQ / JA1-10761 CU
2022 令和4年1月19日
「動作未確認」 の ヤエス FT-780 10W機 をヤフオクにて落札。
出品者は、リサイクル業者さん・・・
出品時のコメントは、「動作未確認、ノークレーム。画像を良くみて、判断してください。」
入札競争者も無く 3,100円 で落札。
品物が届き、ワクワクしながら、早速、動作確認すると 電源が入りません
部品取り目的だから、動作未確認であろうが、ジャンクであろうが、 不問 。
「 動作未確認 」とのコメント・・・ですが、 「電源入りません」とコメント があれば、部品取りを探している小生には、たまらない品物なのに。
酷い汚れがあります 素手で触る・・・ちょっと勇気が必要な汚れ
メイン周波数へワンタッチでQSYが出来る押し ボタンが欠落 してます。
部品取りで落札したので、まったく不問
モービル用のブラケットが付いてます
オリジナルのブラケットは、手に入らないので、 これだけでも、収穫ありです
電源が入らない・・・・原因 は なんだろう
小生の悪い癖が・・・ 「何が、トラブってるんだろうかぁ」
全てのコネクターを引き抜いて、 部品取り解体の前に 、 トラブルの原因究明 をすることになってしまった。
製造から、30年は経過してるから、
①基板の目視点検
②各コネクターの目視点検
③リレー接点の目視点検
④各回路の電圧点検
⑤コンデンサーの目視点検
どうして・・・、電源が入らないんだろう・・・、と思案しながら、コネクターを引き抜いていきます
部品取り機として落札したFT-780の洗浄
全てのコネクターを抜いて・・・・洗浄、ボリューム、 基板上のVRも、おそらく「ガリューム」 になってるだろうね
タバコのヤニ臭と経年の強いこびり付いた汚れ の洗浄中
ひどい汚れを洗浄、ボディ・ツマミ等々、取り外せるものは、徹底的に洗いました。
洗剤は、マイペットです。
筐体がベトベト していて、 浮浪者の体臭のような・・・匂いが
出品者さんへのクレームではありません。
私にとっては、この電気的な不具合を解明するのが、楽しいんですよ。
マイペットで洗うと、 水道水が瞬時に 汚水に変化してしまった。
製造から40年ぶりの入浴だろうね
押しボタンは、 マイペットの原液に漬け置き このまま、暫く・・・放置
ガッチリとこびり付いていた汚れが・・・ ドロドロと溶解 してきました。
押しボタンの表面に固着した汚れが軟化、ドロドロに溶解をはじめました
もう少し、マイペットの原液に漬け込みします。
サンポールの「酸」を使って 溶かしてもよかったかなぁ・・・・ プラスチック表面のメッキが溶けると困る ので、マイペットだね
洗浄後は、プラスチッククリーナー を使って、押しボタンの 表面を研磨 します
竹串の先 に、 プラスチック用クリーナー を付けて、 磨き込み を続けます
マイクコネクターの表面
マイクコネクターの劣化は、交換レベルの状態ですが、 洗浄目的で、CRC556 を吹きかけて、 表面の炭化物が柔らかく なって来たところで、竹串の先に 研磨クリーナー を塗りつけ、磨き込みをしております。
部品取りで落札したのに、何やってんだろう、完全に レストアのモードに入ってしまってます
本体内は、パンクしたコンデンサー等を、ルーぺを使って、目視確認をしました。
先に洗浄をしてしまうと、 パンクしたコンデンサーの電解液のシミとか、ショート跡が分からなくなてしまいます。
無水アルコールを使って、基板の表面を徹底的に洗浄 しました。
基板上の怪しげなハンダ劣化をルーペで確認しながら、半田コテで補修。
タバコのヤニとホコリで、真っ黄色でしたが・・・
強いタバコのヤニ臭 が、 すっかりと消失 しました。
際立つ傷もなく、ほぼ無傷なフロントパネルだ
ANTコネクターの状態 は、交換レベルですが、 サンポールの原液 を、 綿棒に湿らせ て、磨き込みをしました
電源コネクターも交換レベルですが、 サンポールの原液を使って、 アンテナコネクター同様に磨き込み
端子も劣化してるのか・・・汚れているのか 判別できません
サンポールを使って磨き上げたコネクター が、ピカピカになりました
コネクター類は、 サンポールの原液を塗布して、放置 しておくと、 酸の力 で、炭化物が分解されて、ピカピカになります。
※ 炭化物が分解され、消失したらば、直ちにスポンジなどを使って、 コネクターを十分に水洗いします。
本体に水がかからないようにすることも重要です。
注意・・・・
長い時間、酸に触れていると、コネクターの金属が腐食します。
サンポールが飛び散って「目に入ると」危険があるので、メガネで保護しましょう
サンポールの酸を中和する方法もあります、ネットで確認してください。
硫黄温泉場の硫黄臭 がしたら、それは 「硫化水素ガス」
死に至る危険なガスなので、窓を開けて、退避すること
さて 引き続き、レストア作業の続きです
スライドスイッチ、各基板接続コネクター、リレーの接点、ボリューム等、 ガリガリの接点不良を起こしているだろうから、全て接点箇所を サンポールで洗浄 しました。
サンポールで洗浄後は、 「酸」を中和 するか、もしくは、十分に水洗いします。
中和 については、重曹液またはマジックリンを使いました。
レピーターユニット類のスイッチ
あらゆる接点箇所を、 水道水でサンポールの酸を洗い流し、 無水アルコールで洗浄 後、 ナノカーボンを塗布 しました。
酸で接点の表面が炭化物が溶けて、綺麗になりますが、非常に「サビ」が出やすくなるので、接点の表面を保護目的で、
1 綿棒に湿らした CRC556 の 油分をコーティング
2 注射器を使って、極微量の油分を流し、綿棒でふき取る
油分は、接点の金属部分にピンポイントで塗布します >
ベーク板に付着すると、耐久性が無くなり、割れてしまいます >
3 最後に、ナノカーボンを金属部分に、微量塗布します。
老眼でのこの作業は、非常に辛く、手間が掛かります。
今回、落札したFT-780には、 レピーター対応のトーンユニットが組み込まれていて、ラッキーです
トーンユニットの接写
欠落したボタンのリペア
押しボタンのストッパーが劣化してます。
本体を下に向けると、簡単に抜け落ちてしまう構造 ですから、脱落防止作を考えておきましょう
電源が入らない不動機なのに、徹底して洗浄中
プラスチック用 エポキシパテ
これを使って、失われたボタンをリペアすることにしました。
ストッパーが劣化すると ・・・・ スルリと、パネルから抜け落ちてしまう構造です。
古い FT-280 FT-780 FT-680 を所有されている方は、このツマミを、指でつまんで、引っ張ってみると、抜けてしまいますから、気をつけてください。
KENWOODのT M-732も同じ様な構造 で、ボタンがスルリと落下しますね
※ 小生は、完全に、レストアモードになってしまってます
欠落したボタンのリペア
本体に残った「押しボタン」の大きさを計測して、エポキシパテを整形させます
かなり、大きいサイズですが・・・・、ヤスリを使って削り、整形するので、大きく作りました
CALLボタンのスイッチ部です
エポキシが まだ十分に硬化していないので、 明日以降に、ヤスリとサンドペーパー ( 600番 )を使って、 削り出しです
エポキシパテが硬化してませんので、明日まで放置。
ここで、回路接続のコネクターを全て接続させて、電源を投入してみました。
ありゃ・・ FM 特有のノイズがスピーカーから聞こえます
とりあえずは・・・ 電源が入ることを確認 しました。
ボリュームが、 ガリガリ状態で接触不良 になってる
周波数を表示する 電光ガラスの表面 は、 とんでもないほどのホコリ まみれでしたので、無水アルコールで洗浄しました。
欠落し、無くなったボタンのリペアの状態
リペアをしたCALLボタンを本体に取り付けました
しばらく、この仮作成したボタンを使って、動作点検をすることにしました。
リペアした CALLボタンの動作確認
反応し、メイン周波数へ、 ワンタッチQSY
再び CALLボタンを押下
接点部分の電導ゴムの導通は、良好です
繰り返し操作しても、何もトラブルもなく、反応してます。
VFOモードへ
もう少し、 オリジナルのボタンに酷似 させてリペアをしてみましょう
ダミーロードに接続、 送信出力・・・
FMモード / CWモード / SSBモード
ありゃりゃ・・・・ 出力 が フラフラ して不安定
送信出力が安定していない、 本体を傾ける角度によって、送信出力が変化してしまう。
送信出力が不安定の原因は何だ
送受信 切替リレー の 接点不良 を疑い・・・・接点磨き、ナノカーボンを接点部分に塗布させて、具合を点検
送信出力を調整する半固定ボリュームを回すと 、 パワー計の針も、激しく左右に振れまくり です。
送信出力が不安定な原因は、ここだ RF出力の半固定VRのガリでした。
送信出力調整用の半固定ボリューム に CRC556 を注射器を使って注油し、 接点を洗浄後 、無水アルコールを使って洗浄した後、ナノカーボンを塗布させました。
暫く、絶縁ドライバーを使って、半固定VRを「クリクリ」と回しているうちに 送信出力調整用の半固定ボリュームが、 すっかり改善 できました。
送信出力もピタリと安定しました 。
複合的にトラブルが起きてました。
上記画像の調整ポイント以外は、オシロスコープ・周波数カウンター等々の測定器がないと、正しい調整は無理だから、触るべからず。
送信周波数は正しいか SSBモード で、CQを出されていたローカル局を呼び止め、IC9700を使われているとのことで、周波数カウンター的に回答を頂くと
430.190.8MHzでゼロインしているのであるが、
0.005MHzマイナスで、私の送信周波数が下方にずれているとのレポートを頂戴した。
ノーマルの範囲のズレのようだ
FMモード でも、運用をしてみるも、問題なさそうだ
CWモード については、誰もQRVされていないので、未確認
別のトランシーバーで受信して確認、キークリック等のトラブルは無さそうだが・・・
ヤフオクで落札したボロボロ 不動のFT-780が復活 しました。
落札当時と比較すると、完全に別物になりました。
上下の画像は、 リペア前とリペア後 のものです。
見違えるほど、綺麗に、そして、不動機が復活いたしました。
ヤフオクで不動・動作未確認 3,100円で落札したFT-780
楽しくリペア作業をいたしました。
(1)CALLボタンの欠落
(2)送受信切替レリーの接点不良
(3)電源コネクターの不良
(4)電源スイッチの不良
(5)ボリュームの半固定ボリュームの接点不良
(6)スケルチの半固定ボリュームの接点不良
(7)マイクコネクターの接点不良
(8)RF送信出力 OUTPUTの調整用半固定VRの接点不良
それぞれの VR08 と VR09 と VR10
半固定VRの状態を経過観察 して、悪化するようであれば、交換する予定です・・・・
最大送信出力、 約19.5W のパワーを計測しましたが・・・・ 10Wジャスト にセットして、終了。
トランス・コイル等々は、絶対に触りません。 測定器が無ければ、触ってはいけません。
アンテナ調整をする場合、SWR計で調整しますよね。
それと同じでね、コイル等の調整を要する場合は、きっぱりとリペアを断念、解体して部品取りにしましょう。
接写画像
この調整を行って
Hi 出力 10W
Low 出力 2W
に設定いたしました。
結果:不動原因については、 単純に・・・・ 複合箇所 で起きていた 接点不良が原因 だったようです。
とりあえず、ここで終了します
不動機 を 部品取り目的 で 落札したのに 、 ピッカピカ に 復活 させちゃいました
増設する場合は、この書類を作成するんですが・・・、簡単のようで、なかなか難しいですね。
更新手続きにしたって、四苦八苦しながら、書き上げても、次の更新時には、すっかり、書き方を忘れる。
「増設・取替」となると、これまた 一苦労も二苦労もしながら、提出すると・・・必ず、訂正が入ります。
まぁ それもまた、アマチュア無線のルールですね
最新機種、高性能機種を買い求めるのも・・・道楽
旧式をレストア・リペアを楽しむのも・・・・道楽
どちらを選んでも、 自分が求める満足度を満たせれば、最高ですね
さて、リペアをしたリグで、アマチュア無線局と数多くQSOをしたいのですが・・・・
こんなジャンク機をいじくりまわしている時間が楽しくて、交信局数は、年間・・・・20〜30局程度かなぁ
本来の目的である 「不動部品取り用のFT-780」 を、 更に探すことになりました。
最後に、 このブログを参考に調整しようとしているOM諸氏へ
記載内容に誤りがあるかもしれませんので・・・自己責任 でお願いします。
今回のリペアは、大変に良い「リペア教材」となりました。
35数年前に・・・測定器を処分してしまいました。
もう一度、各種の測定器を揃えたいが・・・・・
今回の調整に使った 測定器は、1950年代生まれの小生の ボケた聴力 ・ ボケボケの経験値とボケた感覚で、 なんとか復活できましたが、測定器で測定すれば、ボケボケのリペアとなってることは、容易に想像できます。
JA1GGQ / JA1-10761 CU
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