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link シズオカAR96/JR2GUI シズオカAR96/JR2GUI (2024/4/29 23:05:06)

現在データベースには 275 件のデータが登録されています。

feed 27MHz 受信機 AR-02の製作 Vol.04 ひとまず仮組み (2016/11/9 22:34:09)
NE612を使ったクリスタルコンバータ(周波数変換)、ラダー型クリスタルフィルタを組み合わせて周波数変換とフィルタリングがきっちり行われているか確認。

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NE612の出力を測定したときは色んな周波数が混ざっていて不安定でしたが、クリスタルフィルタを通すと綺麗な正弦波になっていて思わずニヤリ。

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フィルタの後段にLMF501を使った短波ラジオ、NJM386を使ったオーディオアンプを組み合わせ、ひとまず仮組み。あれ・・・ボリューム全開にしてもほとんどノイズが聞こえないぞ(汗。しかし至近距離でICB-88H(ヘリカル機)から送信してみると、非常に良好に受信(^^) 屋外でも試してみましたが、アンテナを縮めると受信しなくなるので配線から飛び込んでいるわけではなく、きちんとアンテナから周波数変換を経て受信されていることが確認できました。

しかし距離が離れていくにつれ音量が少しずつ小さくなっていく。ん~これじゃまだ全然感度足りないなぁ。少なくとも8chのプープー音やキュルキュルノイズが余裕で聞こえるレベルでないと実用にはならない。計算上はNE612の変換利得14dB+LMF501の増幅70dB+NJM386の増幅46dB=合計130dBで利得は充分なはず。ただし実測してみたところNE612はほぼ0dBだったのでその分を考慮すると116dB。それにしては感度低すぎます。

感度低いからといってRF増幅やIF増幅をするとS/N比悪くなったり異常発振を起こしたりというリスクが高まりそう。今のところアンテナも1.5mのロッドアンテナだし、各段のインピーダンスマッチングもバラバラ。まずはこのへんから先に手を入れていきますか!

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~つづく~





feed 市民ラジオ・FT-817用 可変電源システムの製作 (2016/11/6 18:30:13)
某局より依頼があり、鉛バッテリーを使った電圧可変電源を作りました。

構成は
12Vのバッテリー2個直列で24V 三端子レギュレータLM338Tで11~14Vに降圧 出力
といたってシンプル。レギュレータは秋月電子のキットです。放熱をしっかりすれば最大5Aまで出力できるようです。依頼主はバッテリー充電器を持っていないとのことなので同じく秋月電子の「鉛蓄電池充電器キット」を内蔵し、ACアダプタを挿すだけで充電できるようにしました。この充電器キットは¥1,000と安価なわりに優れもので、満充電になると自動的にフローティング充電に切り替わってくれます。

 大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用
 鉛蓄電池充電器キット


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回路図はこんな感じです。基本的にキットの組み合わせですが、LM338Tの出力電圧を決める抵抗VR1,R2,Rv1,Rv2は出力が11.4~14.4Vの範囲になるようにしました。あまり高電圧を出力するとリグを壊してしまう恐れがあるので上限を決めておけば安心ですね。充電回路と2個のバッテリーの切り替えはトグルスイッチで行います。切り替え部に電圧計を付け、運用中に個々のバッテリーの電圧を監視したり充電中の電圧をチェックできるようにしました。

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電圧計はaitendoの7セグLED表示のものを使いましたが、これがかなりのノイズを発生しており市民ラジオ運用には致命的。ダイナミック点灯の影響でしょうか。急遽電圧計のON/OFFスイッチを追加しました(上の写真はスイッチ追加前のもの)。運用しながらON/OFFしてみるとS2つくらいメーターの振りが変化し、聴いた感じも明らかにノイズレベルが変わります。オシロで見ても電圧計ONでは色んな周波数成分が出ていましたが電圧計をOFFにするとほぼ消えました。電圧計がここまで激しいノイズを出すとは意外でした。

出力電圧が14.4Vまで上げられるので、RJ-580のような定格電圧が高い(13.5V)機種でも出力低下を気にすることなく運用できます。エネループだとすぐに12V台まで下がっちゃいますからね。

※鉛バッテリーは短絡するととてつもない大電流が流れます。製作の際は絶縁や振動対策などに充分すぎるほど注意を払ってください。


feed 全国各地一斉オンエアデーは萩太郎山から (2016/11/3 16:56:00)
ライセンスフリー無線の一斉運用イベントは年末年始一斉オンエアデーを除くとこれがラスト!秋オンが全く運用できず不完全燃焼だったので今回のオンエアデーはたくさん交信するぞ!

・・・と気合いを入れていたのに起きられず(^^;) 予定よりだいぶ出遅れて愛知県北設楽郡豊根村の萩太郎山(標高1358m)に到着。愛知県最高峰の茶臼山のすぐ南側にある山で、萩太郎山という名前があるにも関わらず斜面は「茶臼山高原スキー場」と名付けられている可哀想な山です(笑。

駐車場は紅葉見物の客でごった返しています。500円払えばリフトに乗って山頂まで行けますが、大した距離ではないのでゲレンデを歩いて登り15分ほどで山頂に到着。

なんだこの暴風は!?

まっすぐ歩けないほどの暴風 鷲ヶ岳方面 から 吹き荒れており、ロッドアンテナを伸ばすとしなるしなる。風を遮るものもないので吹きっさらしの中運用開始。立て続けに18局さんと交信できたところで寒さに耐えられなくなり撤収(^^;) 1時間ほどの短時間運用でしたが、賑やかなオンエアデーを楽しむことができました。各局QSO TNX!
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先週買ったばかりのiPhone7のメインカメラが壊れてしまい、自撮り用のサブカメラをあっちに向けて撮影したのでビミョーな写真ですがお許しください(^^;) 


<ログ>
市民ラジオ SONY ICB-870T
移動地:愛知県北設楽郡豊根村 萩太郎山

1215 なごやCE79局 51/51 長野県王滝村
1217 アイチAB326局 51/M5 愛知県蒲郡市三ケ根山
1219 ギフKZ501局 51/52 奈良県大台ケ原
1221 ながおかHR420局 56/56 岐阜県郡上市瓢ヶ岳
1225 ヒョウゴTF246局 56/56 岐阜県郡上市鷲ヶ岳
1233 シズオカRT219局 56/55 岐阜県郡上市鷲ヶ岳
1238 ハママツHM21局 55/55 浜松市北区三岳山
1240 ギフBA4局 51/51 岐阜県加茂郡白川町
1243 イワテB73局 51/54 三重県四日市港
1245 ハママツWY237局 51/51 浜松市北区尉ヶ峰
1248 ギフBK44局 51/M5 岐阜県加茂郡白川町
1252 ミエTK39局 52/52 岐阜県瑞浪市山岡町
1255 アイチTA606局 53/54 愛知県新城市
1259 ギフRS102局 54/54 岐阜県郡上市鷲ヶ岳
1302 ギフYK331局 53/51 岐阜県関市
1305 ナラSX65局 51/52 奈良県大台ケ原
1310 なごやCL84局 51/52 奈良県大台ケ原
1312 シガAZ79局 51/52 奈良県大台ケ原




feed 27MHz 受信機 AR-02の製作 Vol.03 ラダー型クリスタルフィルタ (2016/11/2 20:11:03)
LMF501で短波ラジオも出来た NE612でクリスタルコンバータもできた 、となればあとはこの2つをフィルターでつなぐのみ。以前から自作記事でよく目にしていた ラダー型クリスタルフィルタ というものを作ってみます。
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大きく分けるとパラレル型とシリーズ型があるようですが、後々帯域を可変にすることも視野に入れパラレル型で製作することにしました。実はここで大きなミスを犯していたのですが、このときはまだ気付いていませんでした。

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こんな感じでトグルスイッチで水晶の数切り替えたらスカート特性変わるんじゃねぇか?と考え組んでみたものの・・・例によってアンテナアナライザから信号を入力しても出力が全然出てこない。数10dBレベルで減衰しています。周波数を変えスイープしてみてもダメ。何が悪いんだ??としばらく悩みました。


後日、ネットで調べていたらラダー型フィルタの計算式を発見!

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Cb={(2Ca・Fs)/Fp}-2Ca [pF]
Zb=1/(ω・Cb)

 Ca:水晶端子間の容量[pF]
 Cb:負荷の容量[pF]
 Fs=直・並列共振周波数の差[kHz]
 Fp=フィルターの帯域幅[kHz]
 ※Fsは水晶表示周波数の0.21%

これで狙いの帯域幅のときのCの値と入出力インピーダンスが求められるようです。早速作製したフィルターの帯域幅を計算してみたらなんと 0.39kHz (笑。そりゃ出力が出ないわけだ(^^;) 入出力インピーダンスを50Ωにしときゃいいだろう と300pFを使ったのですが、それじゃダメなんですね。

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改めて計算し直したところ、C=3pFで帯域幅15kHzになることが分かったのでCを交換。手持ちのセラコンが足りなかったので容量が揃ってませんが、アンテナアナライザで11MHz近辺の信号を入力し出力をオシロで測定してみると凸凹ながらも一応フィルターっぽい感じの特性になりました。
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~つづく~




feed 宮津ハーバーに遊びに行ってきた ~前編~ (2016/10/31 23:12:38)

京都府宮津市のマリントピアリゾート宮津ハーバーにある戸建てヴィラへ遊びに行ってきました。





feed 27MHz 受信機 AR-02の製作 Vol.02 クリスタルコンバータ (2016/10/28 19:32:29)
LMF501で短波ラジオが完成したところで次はクリスタルコンバータを!となるわけですが、とその前に 局発とIFの周波数いくつにしようか?

◆案1 :クリコン→455kHzセラミックフィルター
 ⇒28MHzのCWがイメージ混信するので却下。RJ-360とかICB-880とかコンディション上がるとプープー混信してくるアレです。

◆案2 :予備実験はしたもののLMF501のデータシート的には3MHzまでなので局発24MHz、IF3MHz
 ⇒イメージ周波数はアマチュア50MHz帯。フィルターで除けるでしょうけど、局発24MHzとなると水晶発振の場合オーバートーンになりそう。あまり高い周波数にすると何かと大変なので却下。

◆案3 :aitendoで16.144MHzの水晶を発見!27.144MHzとMIXすればIFは11MHzか。イメージ周波数は43MHzなので問題なさそう。局発も基本波でいけそうだし、11MHzの水晶も格安で販売されているのでフィルターも安く作れる。 これに決定!

周波数の構成が決まったところで早速コンバータの製作に取りかかります。以前にもダイレクトコンバージョン受信機などに使ったNE612というミキサーICを使います。このICは発振回路も内蔵されており、水晶やLCタンク回路を外付けするだけで局発が出来上がるという便利なもの。さらに入力レベルを適正にすると変換利得も14dBも得られるようです。
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局発の発振確認中


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局発の発振も確認できたのでこんな感じに。水晶とGND間のトリマコンデンサは周波数の微調整用です。入力・出力はシングルエンドにしました。

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アンテナアナライザを27.144MHzにセットし、これまた自作のステップアッテネータをかまして入力してみると11MHzの出力が得られました。※このときは周波数が不安定だったりしましたが、後にフィルターを通したらビシッと安定しました。局発のレベルが不適切なのか、残念ながら変換利得はなし。入力とほぼ同じくらいのレベルで出力しているのでとりあえずOKとします。

~つづく~




feed 27MHz 受信機 AR-02の製作 Vol.01 構想・予備実験 (2016/10/26 20:39:31)
コンセプトは「極力シンプルに!」

ラジオIC LA1600を使った7MHzや50MHzの受信機、ダイレクトコンバージョンなどこれまでいくつか受信機は作ってきましたが、実用的な感度に達したものはLA1600の7MHz受信機くらい。それも人様の回路をほとんど丸パクリなので、未だ自力でちゃんとした受信機を仕上げたことはありません。そこで今回は極力シンプルに部品点数を少なく作れるように頑張ってみます。


<三端子ラジオIC LMF501>
できるだけ部品点数を少なくと考えてすぐに浮かんだのが3端子ラジオICのLMF501。見た目は2SC1815なんかのトランジスタそっくりですが、これ1つで 70dB もゲインがあるすごいヤツ。30dBのAGCも付いてます。スピーカーの鳴るAMラジオを作るならこれとLM386やTA7368あたりのAFアンプさえあればOKです。ネットの製作記事も豊富です。

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台紙に付いているのがLMF501のセカンドソース品UTC7642、一番右に転がっているのが2SC1815。

LMF501はセカンドソース品も多く、 LA1050 (こっちが本家?)とか UTC7642 TA7642 などがピン番号が異なるだけで互換品として使えるようです。※ただしUTC7642はちょっとクセがあるようで、同調回路のQを下げてしまい分離が非常に悪くなるとか。バーアンテナの二次コイルから取り出すかタップダウンしてやればOKのようです。LMF501は入手困難になりつつありますが、LA1050とTA7642はaitendoで、UTC7642は秋月電子で購入可能です。


<予備実験>
LMF501のデータシートを見ると上限の周波数は 3MHz と記載されています。しかしネットの製作記事を見ると 20MHzくらいまではそこそこ実用的になる という情報も少なくない。そこでまずは短波帯でどのくらいの感度なのかを試してみます。

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とりあえず最初は中波帯で動作確認。バーアンテナとポリバリコンを繋ぐとローカル局も遠距離局も賑やかに聞こえます。選択度は悪いですが、ここでは受信できることさえ確認できれば良いのでOK。LMF501の動作電圧は1.4Vなので赤色LEDをツェナーダイオード代わりに使ってます。1.8Vとちょっと高めですがまぁ大丈夫でしょう。

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データシートでは上のような回路になっているのでこちらも試してみました。同調回路の接続の仕方が異なります。選択度が向上するとのネット情報もありましたが軽く聴いただけでは良く分かりませんでした(^^;) 回路図描いてて思ったけどアンテナの接続位置はバーアンテナのタップとかコールド側の方が良かったのかも?

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続いてコイルをFCZ9MHzに、コンデンサは100pFのセラコンに交換して9MHz付近の感度確認。アンテナは屋根の上に放り投げたワイヤーです。相変わらず選択度は悪いですが、複数の海外局が入り乱れて聞こえます。他の受信機で確認したところ 受信範囲は7420~9650kHz でした。聴こえ方にも明確な差は感じられず、充分実用レベルの感度があることが確認できました。よしよしこれならいけそうだ(^^)


~つづく~




feed 市民ラジオの受信機を作ってみた (2016/10/25 22:25:44)

ひとまず仮組みですが、無事に動作してくれて一安心(^^) 各段のインピーダンスマッチングもしてませんし、暫定なところがたくさんありますので実用レベルの感度目指して少しずつ進めていこうと思います。回路図や詳細はまた後日・・・。






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