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feed 2015年に飲んだお酒たち(広島富久長、福岡若波編) (2016/1/27 10:49:28)
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2015年に飲んだお酒たちの西日本最後のお酒たちの紹介をします。
そもそも西日本地区のお酒をいただく機会はそれほど多くはありませんが、それでも今年はいくつか新しい蔵のお酒にも挑戦いたしました。

まずは広島県の杜氏の里「安芸津町」にある今田酒造で醸す富久長です。

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新緑が清々しい初夏の頃、ラベル買いしたのが 「富久長 辛口夏吟醸プラスX」 です。
なんだかよくわからないネーミングですが、一口飲んでなんとなく納得がいきました。
北海道ぎょれんの紅鮭切込み糀漬けと一緒にいただきましたが、基本何にでも合う食中酒という感じです。
確かに夏らしい爽やかな飲み口で、上立ち香や含み香は抑え目、食事を美味しくするための努力が感じられるお酒でした。

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次は九州福岡県南部の大川市にある若波酒造さんが醸す若波の純米吟醸「壽限無」を紹介します。
若波酒造は日本酒ファンなら皆さんご存知の、当時まだ珍しかった女性杜氏(昨年からは製造統括)の今村友香さんとその弟である4代目嘉一郎さんたち若き蔵人たちが頑張っておいしいお酒を醸している元気のいい蔵です。(今村友香さんのブログは こちら 、プロフィールは こちら をご参考にされてください)

若波というとたくさんの方がフルーティとか魅惑の甘みとか表現されていますが、この壽限無というお酒、冷やして飲む分にはそれほどの甘さは感じません。
かといって端麗辛口のようなお酒とは全く違います。
上品な甘みとほのかな香りがすごくバランスよく、思わずほっぺたが緩んでしまうような瑞々しい感じのするお酒です。
また、燗をつけると甘さがフワッと浮き上がって来てお米の香りも立ち上がります。
壽限無は 山田錦 と福岡特産の 夢一献 を掛け合わせた新しい酒米です。(参考ページは こちら
今年は壽限無だけでなくいろんな銘柄の若波に出会いたいと思っています。

ところで上の写真、サバの味噌煮は味噌が女房の手作り、お皿は2013年の夏に行った 鴨川陶芸館 で次男坊が作った作品です。(その時の記事は こちら 。)

美味しいお酒と美味しい肴、今年も幸せな時間をたくさん作りたいと思います。
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feed 2015年に飲んだお酒たち(山口編) (2016/1/26 13:50:16)
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昨年末、2015年に飲んだお酒たちを記事にしていたのですが、時間が無くて年内に書き上げられなくて年を越してしまいました。
あと少しですので、今月中には完成させたいと思います。

まずは、山口県の 五橋
正直なところ地元ではあまり見かけなくてなじみがなかったのですが、趣味の無線でいつもお世話になっている やまぐちLX16さん に教えていただき、それからというものファンになりました。
もちろん、山口県の 岩国市のお酒 です。

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最初にいただいたのは写真右の 「五橋 立春朝搾り 純米吟醸 生原酒」 です。
LX16さんのご厚意でこんなにも美味しいお酒に出会えることが出来ました。
この時の感想などはブログに詳しく書かせていただきましたのでそちらをどうぞご覧ください。
その時の記事は こちら

その一月後、写真右の「旨し酒 友と語りて 美酒となる」をいただきました。
そちらの記事は こちら です。

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そしてついに地元の千葉市内で五橋を見つけることが出来ました。
千葉そごう地下の酒コーナーで売っていたのです。
嬉しくて二本買ってしまいました。
まずは 五橋の「純米酒」と「純米吟醸酒」

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そして、 「五橋 ride? 純米酒濃醇仕込 生」 です。
こちらは東京駅にあるはせがわ酒店グランスタ店にありました。
どちらもちょっと遠回りになりますが会社帰りに寄り道してお店に足を運べるので、とても嬉しいです。
三本まとめての記事 はこちら

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五橋の次は、宇部市にある永山本家酒造場が醸している「貴」。
名前くらいはよく日本酒特集が組まれている雑誌などで見ましたが、飲むのは初めてでした。
飲んだお酒は、 「貴 山廃純米 蔵付天然酵母 雄町 SAKAMAI VINTAGE 2012」
選んだお酒が 「山廃」 だったこともあり、米の旨み重視の男らしいガツンと来る系の印象でした。
これはふだん飲まれているLX16さんの持つ貴の印象とはまったく違うとのことなので、次回は純米吟醸あたりをいただいてみたいと思っています♪
そういえば宇部市も市民ラジオが昔から盛んな街。
良いお酒と市民ラジオは関係しているのでしょうか(笑)
当時の貴の記事は こちら です。

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そして私が昨年飲んだ山口最後の蔵は、やはり岩国のお酒、 雁木 です。
五橋とおそらく同じ水脈の仕込水を使っていると思いますが、酒造りの目指す方向性も近く感じられるお酒です。
(あくまで個人の感想です)

我が家(といっても女房と私の二人だけですが)では、 同じ銘柄の日本酒で「あらばしり」、「中取り」、「せめ」の三種類があった場合、「あらばしり」を選びます。
もちろん中取りも安定して良いとは思いますが、力強さやフレッシュな香りはあらばしりならではと感じます。

この「雁木 ゆうなぎ 純米大吟醸 無濾過生原酒 槽出あらばしり」も素晴らしいお酒でした。
その時の記事は こちら です。

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そして最後はこちら。
雁木の「活性にごり 発泡純米生原酒」です。

こちらは女房が会社帰りに東京駅で「おいしそう!」と言って買ってきました。

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飲んだ感想は、もうコレ、日本酒とかなんとかわざわざ表記しなくてもいいんじゃない?
と言うくらいにモダンで香り高く、でも鼻にツンとこない上品でエレガントなスパークリングワインのようです。
いやこれ、本当に美味しいです。
しかもカツオのたたきみたいにクセのある赤身の魚から、チーズや生ハムといった洋風つまみにぴったり。
逆に煮物や冷やっこみたいなものにはちょっと合わないかなあ。
いずれにしても美味しい斬新なお酒でした。

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山口のお酒というとあまりにも蔵として急成長した感のある世界的日本酒の獺祭や全国にファンを持つ東洋美人が有名ですが、こちらで紹介したお酒は自信を持って美味しいと言えるものばかりです。

実はつい先ほど、今日五橋のFacebookサイトで紹介されたFB80本限定酒を注文したばかりです。
最初、HPから注文しようとしたのですが、サイトに不具合があって電話で対応、確認してもらって1分で修正!
無事注文できました。今から到着が待ち遠しいです。




feed 次男坊の受験と幕張の浜でのEs交信 (2016/1/22 18:49:32)
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今日は次男坊の中学受験千葉3戦目。
天候が悪かった場合を想定して、 次男と女房は学校近くのホテルに前泊。
自分は一昨日のメッセ、昨日の某校に続いて早朝から電車を乗り継いで学校へ。
しっかりと激励をして送り出しました。

昨日までの二日間は受験会場の保護者待合会場で窮屈になりながら13時頃までじっとしていましたが、今日は女房達の宿泊したホテルの計らいでレイトチェックアウトの14時まで部屋で待機して良いことに。
校門で次男を見送った後、女房は東京の職場へ、自分はそのままホテル・Nへ。
14階のオーシャンビューからはメッセとQVCマリンスタジアム、その向こうにはキラキラ光る東京湾が見えます。

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部屋に入る前に廊下に出してあったルームサービスの朝食ワゴンが気になりましたが、今日はゆっくりとくつろぎながら試験終了を待つことが出来ます。

2時間ほどして、一昨日受験した学校の合格発表の時間になりました。
本人の弁に寄れば最後の教科、 理科の大問1がまったく解らずパニクったため時間を取られ、多くの空欄を作ってしまった とのこと。
塾で行った再現答案を分析した先生からもボーダー上と笑顔はありませんでした。

ところがダウンロードしたPDFには次男の受験番号がきちんと載っており、女房からのLINEも信じられないといった感じ(笑)
女房は思わず塾に電話して、1戦目がダメだった場合に予定していた土曜日の受験をどうするか相談する始末。先生曰く、受かったことは喜ばしいけれど、きちんと再現できなかったことは問題。今日、次男とよく話をして2月1日の都内受験に備えてもう1戦するかどうかを決めたいとのこと。
まあ、たしかに次男のことだから調子に乗ってあとはいい加減になっちゃうかもしれないですし(笑)

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とにもかくにも一安心して、久しぶりに無線運用することにしました。
ホテルから海岸まで歩いて10分。風は冷たくて強いけれど、青空が気持ちイイ!
市民ラジオを聴いてみるもノイズがS2前後とやや厳しい条件。
ランチタイムには少し早いですが、チャンネルチェックからCQを出してみると、 ねやがわCZ18さん が呼んできてくださいました。どうやら東京出張されているようです。52のレポートをいただきましたが、やはりノイズでやや厳しい感じ。
これではSがギリギリの方が呼んでくださっても取れないと思い、CQをやめてワッチ専念にチェンジ。

しばらくするとコンディションが上がってきたようで、明らかに電離層反射と思われる信号が飛び込んできました。
よく耳を澄まして聞くと、 やまぐちLX16さん です!
これは嬉しい!さっそく呼んでみますがガクンとQSBの谷間に入ってしまい、声がカスカス。
なんとなく取ってくださったようで「5と2、5と2」とレポートを送っているのが分かりますが、それが私に対してかどうかは確信できません。
「こちらはアイチAC623、こちらででよろしいでしょうか、同じく5と2、5と2」 と応答すると、PTTを話したタイミングできちんと返事がありますが、どうしても肝心な部分が自信ありません。
一応、ファイナルをしてそのままワッチをするとしずおか局数局と交信を続けられました。
LX16さんは何局か交信された後、CQに応答がないとみるや 「8chオープンします。ありがとうございました」 と、スマートに運用を終了されましたがさっきよりも安定して強くなったことをお知らせするために 、「今、強く来ていますよ。どうぞお続けください」 と、おせっかいな声掛けをしたところ 「AC623局ですか~?」 と、今度ははっきりと入感。
「先ほどの52は当局でよろしかったでしょうか?」 と確認したところ間違っていなかったようで嬉しかったです。

その後、 ヤマグチAA123局 やまぐちYN24局 も強力に入感。
AA123局は何日か前のEs発生時、聴こえていたのですが交信出来なかったので今日が2016年初交信。

ICB680も持って行ったのですが、電池が空だったので、 久しぶりに770を肩に担いで波打ち際で運用いたしました。

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寒いけどやっぱりこの時期のEsは楽しいです。
我が家から一番手軽に行ける波打ち際の海浜幕張。(距離的には九十九里の方が近いかもしれませんが)
また近いうちに運用したいと思います。

追記
先ほど次男の塾のお迎えに行きがてらDCRでモービル運用したところ、ローカルの千葉ポートタワーBB73011さんと今年初の交信。
同じ千葉市緑区管内同士の交信でした♪
DCRの交信自体が久しぶりなのでラグチュー楽しかったです。

平成28年1月22日(金) 千葉市 幕張の浜
1155くらい ねやがわCZ18局 52/52 8ch
1215 やまぐちLX16局 52/52 8ch 岩国市錦川河口
1223 ヤマグチAA123局 56/53 8ch 宇部市
1234 やまぐちYN24局 54/52 8ch 下関港

1655 千葉ポートタワーBB73011局 M5/M5 DCR18ch

feed 今年初の夜間Es! (2016/1/13 0:00:15)
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自分にとって今年の初Esは元旦の午前に6エリアがオープンしたとき、幸運にも交信するチャンスが巡って来て成功しております。

しかしながら冬場のEsって夜間早足で駆けていくことが多いんですよね。
昨年の1月は10日~12日まで3夜連続で比較的近距離とEsで交信することが出来ました。
その時のブログは次のリンクのとおりです。
1/10 「間に合った!真冬のEスポ」
1/11 「連荘!真冬の夜間Eスポ」
1/12 「まさかの1月夜間Eスポ3連荘!」

そして今晩、仕事から帰宅して晩御飯の後、次男坊の塾が早く終わったので迎えに行って帰ってきたのが8時40分。
風呂に入ろうと思って服を脱いで足を湯船に付けたら、なんと水!!!
沸かすのを忘れていました。

しかたがないので、風呂が沸くまで新しい服に着替えようと2階の寝室に行き、何気なくIC-706をつけてみたら27.005が唸ってる!おまけに49.750のバズもUFOサウンドガンガンです。
急いで服を着て、クルマを村田川に向けて走らせました。

到着してすぐに8chを聴いてみると、なんとなく日本語らしい変調が!
でもS2~3近く変な信号が入感していてよっぽど強い信号でないと交信は困難です。
それでもヤマグチAA123局がいつもの落ち着いたCQで強力に聞こえてきました。
AA123局とはこういうシチュエーションでよくお相手いただいているので、なんとなく懐かしい感じがしました。
過去のこの時期の交信記事は こちら。

しかしやっぱりはっきりとは復調することが出来ず、いつの間にか聞こえなくなってしまいました。
しかたなく、8chにて3ch QSYのアナウンス後3chにてCQを出したところ、こちらを呼んでくださる局がいました。
ところが信号が弱いのと深いQSBのおかげで「数字の6」までしか取れません。
聞き覚えのある声なのですが、ど忘れしてしまって思い出せませんでした。

そして今度は6chで同じ作戦をとったところ、はっきりと「かがわマイクチャーリー36ポータブル5」と聞こえてきました。
お互いに51QSBのレポートを交換して、この時期の交信を喜び合うことが出来ました。

昨年同様、また連荘発生するのかな?

平成28年1月12日(火) 市原市村田川中流
2108 かがわMC36局 51/51 6ch 香川県丸亀市移動

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feed 謹賀新年 (2016/1/2 9:52:39)
新年あけましておめでとうございます。
昨年中はブログやツイッター、フェイスブックでお世話になった方々、無線交信、アイボールで楽しい時を一緒に過ごしてくださった方々みなさんありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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さて、元旦の昨日、久しぶりに家でゆっくりできましたので、近所の公園へむさしと散歩に行ってきました。
昨年と違ってとても暖かく、陽ざしもぽかぽかしていてとても気持ち良かったです。

そんな中、持って行った市民ラジオのスイッチを入れてみると、かなり高めのノイズの中から日本語が聞こえてきました。
最初はどこか山に登られている移動運用局さんかなと思っていたのですが、他エリアを呼んでいます。
かごしまNB79局でした。
交信終了を待って、コールしましたがどうも東海から西のエリアに移っているようで、取ってはいただけませんでした。
NB79局は非常に華麗な捌きをされていて、何回かコールできるチャンスがあったのですが10分くらいしてフェードアウトしていまいました。

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半分は諦めて、むさしと遊んだりしていたのですが、またまた8chでNB79局が聴こえだして、パイルに参加するのですが、今度は東北、北海道の方と繋がっているようで、関東では分が悪い感じです。
それでもかなり強く聞こえるようになっていよいよと思ったら今度はBB747局がNB79局をコール。
勝てるわけもなくお二人の交信をじっと待ち続けて、ファイナルと同時にコール!(笑)

最初に聴こえてから一時間近く経っての交信が叶いました。
この時期の昼間にこんなに長くコンディションが続いたのは初めてです。
イオノを見てもまったくと言っていいほどEsの気配はなかったのですが、本当にEs?
まさかFなんてことはないですよね?

毎年だいたい1月は4エリアや6エリアと夕方Esで交信するチャンスがありますが、これだけ長い時間というのはびっくりです。
(一番びっくりは昨年の1月で、3日間連続のEs、そのうち3エリアと2回交信出来たことでしょうか)
ハイシーズンンも楽しいですが、この時期の運用は寒くて厳しいのででオープンした時の喜びようはこの季節ならではですね。

今年も何回かチャンスがあることを期待しています!

平成28年1月1日(金) 市原市北部M公園
10:43 かごしまNB79局 57/57 8ch 鹿児島市

feed 2015年、今年飲んだお酒たち(滋賀、兵庫編) (2015/12/29 15:59:43)
近畿地方は古くから酒造りの盛んな地域ですが、意外と自分は飲んでいないことに気が付きました。
今回は近畿地方から代表的な二つの蔵のお酒を紹介します。

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まずは 滋賀県木之本の七本槍 から。
「七本槍 無濾過純米生酒 吟吹雪 中取り」 です。
説明は以前ブログの記事にいたしましたので省きますが、とにかく男らしくて力強さを感じるお酒でありました。
(その時の記事はこちら)
私よりも、女房がこのお酒を気に入っており、今度ご機嫌取りをする際には調達してこようと思います。


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次は全国でも屈指の酒所 灘五郷 を配する兵庫県から、 櫻正宗 を紹介します。
会社帰りに寄った千葉そごうの酒売り場にちょうど櫻正宗さんが試飲販売のため来ていて、熱心な蔵人さんにいろいろとお話を聞くことが出来ました。
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櫻正宗さんは私も勉強不足で知らなかったのですが、協会一号酵母発祥の蔵だそうで昭和10年まではたくさんの蔵に頒布されていたそうです。しかし醸造技術の変遷や戦争の混乱を経て全国各地から姿が消えてしまい、すでにどこにも存在しないと思われていたものが近年、協会に保存されていたことが分かり復活を遂げたらしいのです。 (櫻正宗さんのホームページ参照)
そのあたりのお話や合わせる料理、飲み方など蔵人ならではの会話ができるので、このような試飲販売は大好きです。

試飲では純米酒の焼稀と本醸造の朱稀という櫻正宗のレギュラーシリーズを中心に行われていました。
中でも特に蔵の方が推していたのが本醸造である朱稀でした。
四合瓶で税込み991円という普通酒並みの価格でありながら、全量山田錦を使って醸したお酒は本当に美味しい毎日でも飲みたくなるようなお酒です。

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このとき購入したお酒は頂き物の商品券を持っていたこともあり、 特A地区・吉川町産山田錦 を使って醸した
「櫻正宗 純米吟醸 金稀」 にいたしました。
最近流行の甘さや酸に頼ることなく、だけれども決して淡麗な感じではない、お米本来の旨みや優しさをもう一度見直すことのできる、本当に美味しい一品でありました。

千葉そごうのお酒売り場には岩国の銘酒、五橋も置いてあって時々顔を出すようになりました。
また今度、美味しいお酒を探しに行きたいと思います。

feed 2015年、今年飲んだお酒たち(奈良・風の森編) (2015/12/29 14:49:35)
奈良県の油長酒造が醸す風の森。
今年飲んだ日本酒の中では新政、仙禽、千歳鶴に続いて4番目にたくさん飲んだお酒です。
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まずは 風の森ALPHA タイプ2 です。
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このお酒は正月用にちょっとだけ高級なお酒をと、女房が悩みに悩んで選んだお酒です。
(その時の記事はこちら)
秋津穂を22%まで磨きこんだ純米大吟醸無濾過無加水生酒です。

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風の森はいつも栓を開けたばかりのひと口目は炭酸がきつめで、ちょっとピーキーな口当たりなのですが、こちらはフレッシュ感はそのままに、甘い香りと素晴らしい透明度の爽やかな舌触りですうーっと身体に入っていきます。
間違いなく風の森で一番精錬された美しいお酒です。

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3月には ALPHAシリーズのタイプ1 をいただきました。

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こちらは酒米に 奈良県産キヌヒカリを使った精米歩合65%、アルコール分14度 の中精米、低アルコール度のお酒です。
アルコールが14度と低いため飲み疲れしにくく、それでいて風の森らしい酸味を利かした瑞々しくもしっかりしたボリュームのあるお酒に仕上がっています。
これで 税込み1200円 ほどですから、コストパフォーマンスはとても良いと思います。

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お次は、 「風の森 Petit プチ」 です。
なんとラベルデザイン(カラー)が10色もあって楽しいです。
料理やシチュエーションに合わせて選んで飲んでほしいとのこと。
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このお酒もタイプ1と同じく 奈良県産キヌヒカリを使った純米吟醸生酒 です。
アルコールは17度と普通ですが、可愛いボトルデザインとフレッシュな飲み味に騙されてあっという間に飲み切ってしまいそうです。
近所のいまでやさんにもたくさんいろんな色のPetitが並んでいると、とても楽しいです。

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そして最後は 風の森 ALPHA タイプ3 です。
今月(12月)初めに買ってきて、その日の晩に飲んでしまいました。
(写真がこれだけでごめんなさい)
いよいよ風の森が世界戦略に打って出たお酒です、
風の森は基本的に全銘柄純米無濾過無加水生原酒で通してきたお酒ですが、このタイプ3だけは1回火入れされたお酒です。
もちろん酒造りの方向性はまったくブレもなく、安定して高品質なお酒をいただけることは喜ばしいことだと思います。

これからも風の森らしいシュワシュワピチピチで栓を開けてから一週間近くで飲み切るまでの味の変化がすごく楽しいお酒に期待しています。
(風の森のALPHAシリーズについては、こちらの油長酒造のリンクへどうぞ)






feed 2015年、今年飲んだお酒たち(愛知・三重編) (2015/12/29 0:19:35)
さて、次は実家のある愛知県とお隣三重県のお酒です。
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まずは三河の銘酒、 蓬莱泉の最高峰、「空」 です。
今までに2本しか飲んだことがないのですが、いずれも妹夫婦からの頂き物で、ありがたくいただきました。
もう説明の必要が無い、今や地元でもなかなか手に入れることのできない銘酒です。
最近は甘さと酸味を利かしたモダンな日本酒を好んで飲んでいますので、空の落ち着いた静かな味わいは貴重な存在です。来年は久しぶりに稲武の工房へ行ってみたいと思います。

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愛知の二本目は 義侠 五百万石 純米生原酒 です。
義侠というと熟成を通じて山田錦の持つポテンシャルを最大限に引き出す手法のお酒のイメージが強いですが、これは富山県南砺農業協同組合のコメ作りに共感した蔵が応援の意味も込めて、南砺五百万石を使用した義侠唯一のお酒です。

上立香はほとんど感じず、フルーティっぽさとかほとんどありません。
しかしながら少しだけ酸を感じますし、フレッシュな生酒でありながら力強さと深いコクはさすが義侠の酒造りと感じました。

次回は是非とも義侠の良さをさらに感じることのできる山田錦の熟成酒をいただきたいなと感じました。

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毎年必ず何種類か飲んでいる愛知の醸し人九平次は2015年に限っていただいていませんでした。
代わりに、今まで飲んだことのなかった三重県の 「作(ざく)」 を二本いただきました。

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まずは 「作 雅乃智 中取り 純米大吟醸」 です。
昨年に続いて全米日本酒歓評会で金賞を獲ったお酒です。
まあ、この手の鑑評会って出展してなんぼって感じがしないでもないので、あまり参考にいたしませんが(笑)
初めていただいた感じは山田錦の純米大吟醸のわりに磨き抜かれたという感じはなく、きちんと味わいがあるお酒です。
ひと口目から何回か飲み続けいていくと香りや酸味より米の旨みを感じるようになってきます。
インパクトはあまり感じませんが、食中酒としてもイケる素直なお酒でした。

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続いて 「Z」 のロゴもかっこよく、ちょっとモダンなデザインの 「作 Zラベル 純米吟醸」 です。
ぜったいガ〇ダムを狙っているよな、このラベルって感じです(笑)

こちらは 雅乃智 中取り 純米大吟醸と違って、青リンゴのような華やかな香りと爽やかな酸味が口の中いっぱいに広がる、モダン系な日本酒に仕上がっています。

内容量も世界標準の750mlで価格もお手頃(1350円前後)なので、手軽に作の個性を楽しむことが出来ます。
三重県にはまだまだおいしいお酒がたくさんあると聞きます。
有名な 「而今」など
は今や抽選販売とかでないと手に入らないですし、自分も日本酒に強い居酒屋でしか飲んだことがありません。

これからも美味しいお酒を探してみたいと思います。

feed 2015年、今年飲んだお酒たち(北信越編) (2015/12/28 17:59:49)
2015年に飲んだお酒、次は北信越地方のお酒を紹介します。


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まずは能登の銘酒、遊穂から 「遊穂 山おろし 純米 生詰め原酒」 です。
石川県というと天狗舞や手取川、常きげんといった有名どころが目白押しですが、今年私がいただいたのは能登の御祖酒造が醸す遊穂です。
遊穂の穂は生まれも育ちも東京世田谷っ子の現蔵元藤田美穂さんの穂、稲穂の穂から、あとUFOからの当て字とも(笑) (遊穂と美穂さんのお話はこちらの「能登スタイル」さんのリンクへどうぞ)

なかなか置いてある酒屋さんを探すのは難儀いたしますが、酸味がありながら米の美味しさを味わうことのできるお酒は食中酒としてもイケてしまうほど素直なお酒だと思います。
来年はもっとたくさんの遊穂に出会えるといいなあ。
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お次は日本酒をあまり飲まない人でもご存知な、新潟のお酒、 八海山 です。
昨年12月初めにはせがわ酒店のグランスタ店に寄ったところ、ちょうど蔵から出して二日しかたっていない 「越後で候 しぼりたて原酒」 をたくさん抱えてやってきた蔵人の方が試飲会を開いていて、一口飲んだところその美味しさとコストパフォーマンスに驚いて、赤白セットで購入してしまいました。
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実はこの越後で候、近所のいまでやさんにもやって来て、試飲会を開かれました。
そちらでお会いした時にはすでに赤白ともに無くなっていましたので、追加で購入したのは言うまでもありません。
今年もすでに酒屋さんに並んでいますので、年内に仕入れておきたいと思っています。
ちなみに赤と白、女房と自分の好みはコストパフォーマンスが秀逸な本醸造の青です。
普段、純米以外はめったに口にしない自分でも、この越後で候の青はイケます!
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次は長野県の小布施ワイナリーが醸す日本酒、その名も
ソガペール エフィス セットゥ(7) サケエロティック です。
ワイナリーといい、酒のネーミングといい、ボトルデザインといい、本当にこれ日本酒?
って思っちゃいます。
けれども地元長野県産の美山錦を100%つかって59%に精米して醸した生酛造りの立派な生酒です。
裏ラベルの文句も面白いです。
「エロティックというエキセントリックな名は、世にギミックと揶揄されるでしょう。が、辛い恋慕や狂おしい恋愛を経た大人の男女しか解らない小布施の酒の香味はオコチャマの大人に間違ってあるため敢えて刺激的にしました」 とのことです。

雪と厳寒でワイン畑の仕事が出来ない数週間にしか造られないSAKE。
来年もいただいてみようと思います。

feed 2015年、今年飲んだお酒たち(栃木・鳳凰美田編) (2015/12/28 15:29:35)
前回、栃木のお酒、仙禽を紹介しました。
今回は栃木県でもうひとつ、以前からとても気になっていたお酒である鳳凰美田を記事にします。

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鳳凰美田は栃木県の南部、小山市に構える小林酒造さんが醸しています。
仙禽でもドルチェロッソという赤ワイン酵母を使用したお酒を紹介しましたが、我が家(特に女房)がワイン酵母で醸したお酒を好むようになったきっかけを作ったのがこの 鳳凰美田 純米吟醸 WINE CELL

暑い季節に冷やして飲むととても爽やかにいただけますし、少し室温にならすと旨味も増してきて楽しいお酒です。
来年も見つけ次第手に取っていただこうと思います。

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次は 鳳凰美田 Black Phoenix 瓶燗火入れ 純米吟醸 です。
酒米に愛山を使ったお酒ですが、思ったよりも酸味が抑えられていて、フルーティでいながら落ち着いた味わいのあるお酒に仕上がっていました。
このブラックフェニックスは生タイプもあるようなので、来年見かけたらぜひとも飲んでみたいと思います。

鳳凰美田は個人的には仙禽と比べるとほんの少し個性に欠けるというか万人受けする感じがいたします。
それが安心感につながるし、仙禽のようにかなり甘酸っぱいお酒は苦手という人には、ちょうど良いくらいかもしれません。(それでも十分に個性的ですし、酸味もあります)

いずれにいたしましても、栃木県の代表的な二つの蔵が醸すお酒はこれからも飲み続けていきたい美味しいお酒です。


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