無線ブログ集
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JG6DMH・ふくおかNX47のブログ (2024/12/4 2:35:13)
現在データベースには 198 件のデータが登録されています。
先日、下記のブログを投稿しました。
デジコミに最適かも。格安な固定用アンテナをテストしてみた。その1
デジコミに最適かも。格安な固定用アンテナをテストしてみた。その2
Twitterでそのことを投稿すると、デジコミで自作のアンテナは違法だという指摘を受けました。
以前、あるアンテナメーカーの方から、自作でも問題ないという話を聞いていたのですが、少し心配になりました。もちろん、アンテナの形式や利得は守る必要がありますが。
違法だと指摘を受けた直後、ある方より詳しい説明をいただきました。少し手を加えますが、その方の説明を下記に備忘録として掲載しておきます。
結論は、自作もオッケーと言うことです!
こんばんは。
仕事で通信機器の技適を多く取得してきた者です。
そもそもアンテナに技適というものはなく、無線機器の認証を申請する際に記入したアンテナの形式・利得が使用可能なアンテナとなります。
デジコミは絶対利得2.14dBiまでのアンテナしか使用できないので、基準アンテナである1/4λ接地型、1/2λ非接地型が使用できる最大利得のアンテナとなります。
デジコミのアンテナに認定品という物は存在しません。そんな認定制度自体ありません。パーソナル無線ではメーカー団体がやっていましたけどね。で、 自作は可能です 。その際に 利得測定も不要です 。
なぜなら1/4λ GPは基準アンテナです。理論値で絶対利得2.14dBiなのです。
そもそもメーカー品のアンテナであってもバラツキはありますし、1本1本測定して出荷している訳でも無い…横道に逸れました。
無線機器の認証を受けた際のアンテナでなければならないと言う方がいますが、認証時はあくまでも書類で形式・利得を記入しているだけ。無線機の検定時にアンテナを検査してもらってもいない。
そもそも、認証を受けた際にアンテナ…というのであれば、無線機より後に商品化されるアンテナは使えないという理論になりますよね。そんなことはありません。申請時のアンテナ形式・利得に合致したアンテナならば使用可。自作も可能です。
実際に私はデジコミもデジ簡も自作1/4λアンテナです。
管轄部署である総通の陸上部に勤めている友人に見せましたし、フリラ界のアンテナ警察の話をしたら笑っていましたよ。
無線機器メーカーは変なものを使われてそのとばっちりを食らってもいけないし、変な物つないで故障しても行けないので自作アンテナを推奨するような事はしない。
面白いのはデジコミではアイコムとアルインコの対応にも差がある。
アルインコはメーカー製以外については凄く否定的なスタンス。この辺りはメーカーの考え方、そしてOEMというアルインコとしては何らの責任を負いたくない考えが出ているのかも知れません。エレメントを切り詰めて行って1/4λにしてデジコミに使う事は”法的には”問題ありません。それを使って無線機が故障した場合は保証の対象にならない。
そういうことです。そうそう。ついでに… 最近古い市民ラジオに手を加えて技適取り直してる方達がいますよね。その方に聞いてみたら分かりますが、認証機関での測定は無線機のアンテナを使っての測定はしません。内部に設けた測定端子に測定器を接続します。アンテナは書類に仕様を記入します。一緒のことですね。
デジ簡もそうだったというのは驚きでした。たぶん、デジ簡で自作アンテナ使っている人がいたら、私も違法だよって注意したかもしれません。(ただし、絶対利得2.14dBiを超えるアンテナのような場合、注意が必要ですね)
その後、少し調べてみたら、ある方が総通から「1/4λや1/2λのフルサイズでしたら誰が作っても理論値2.14dBiですから自作もOK、配布もOKとのことです。技適の範囲内でやってくれとのことです」というのを引き出しているではないですか! もうそれで充分でしょう。またわざわざ別の総通に問い合わせて、グレーな返事をもらっても仕方ないように思いませんか。
アンテナ自作する人は、自己責任。メーカー品しか使わない人は、それで結構。
それよりパワーアップしたり、高利得アンテナを付けたり、明らかな違法を無くしましょう。 無理かな?
ヤフオク!で「同軸/基台付50MHz帯/70MHz帯のデュアルGP未使用稀少品 No3」というタイトルで売られているアンテナがあります。3,900円スタートの4,200円即決。これ、エレメントカットすればデジコミに使えるじゃん、と思って買ってみました。数ヶ月ほっといて、ようやくテストになった次第です。
このアンテナ、米国向けのコードレスフォンに使われていたものだと思います。CBトランシーバーと同じで、日本のメーカーが作っていたのでしょうね。アナライザーで測定すると、74MHzと48MHzでマッチングしています。
ちょこっとカットすれば、50MHzのGPとしても使えそうです。
さて、145MHz帯にあわせるにはエレメントを半分くらいにしなくてはなりません。エレメントはそこそこの太さのステンレス棒でして、ペンチ程度で切断できるようなものではありません。
このエレメント、一本ものではありません。太さの違うものがジョイントでつなげられています。どうも見た目感覚的にジョイントを外して、一本だけ付ければ145MHz帯に合うのではないか? と、実験してみた結果がこの前のブログです。
実は、このページを参考にしました。
宮城県 28MHz AM & SSB & FM JR7EQW CB機
ジャンクの部屋
http://jr7eqw28855.sakura.ne.jp/2019.01.26.html
このOMさんは、エレメント付け足して28MHz用にしたという! いやいや、素晴らしいです!
http://jr7eqw28855.sakura.ne.jp/2020.07.03.html
久しぶりにデジコミで声を出してみました。モービルホイップに比較するとやはり高さもあるしFBでした。
デジタル小電力コミュニティ無線は、外部アンテナが認められていますが、どんなアンテナでも良いわけではなく、利得で制限されています。2.14dBi
ですね。
1/4λのグランドプレーンであれば、問題ないようでして、現在私もサガ電子さん製造のアローラインを使っています。
今回、格安、まぁ激安とまではいかないかもしれませんが、怪しいアンテナを手に入れまして、そのアンテナに手を加える、いや、手抜きをしてデジコミ用アンテナに使えないかテストしてみました。
アローラインよりもラジアルの角度が高く?なています。45度くらいでしょうかね。さっそくSWRをアンテナアナライザーで測定。
なんと、145MHzプラスマイナス5MHzでSWR1.5以下でした。優秀!
このアンテナには、ケーブルも付属しています。というより、給電部に直接ケーブルが接続されていまして、簡単には取り外しできそうにありません。
肝心の購入価格は4000円程度でした。格安と思いませんか?
もちろんアマチュア無線にも使えますね。
続く…
ヤフオク!で「同軸/基台付50MHz帯/70MHz帯のデュアルGP未使用稀少品 No3」というタイトルで売られているアンテナがあります。3,900円スタートの4,200円即決。これ、エレメントカットすればデジコミに使えるじゃん、と思って買ってみました。数ヶ月ほっといて、ようやくテストになった次第です。
このアンテナ、米国向けのコードレスフォンに使われていたものだと思います。CBトランシーバーと同じで、日本のメーカーが作っていたのでしょうね。アナライザーで測定すると、74MHzと48MHzでマッチングしています。
ちょこっとカットすれば、50MHzのGPとしても使えそうです。
さて、145MHz帯にあわせるにはエレメントを半分くらいにしなくてはなりません。エレメントはそこそこの太さのステンレス棒でして、ペンチ程度で切断できるようなものではありません。
このエレメント、一本ものではありません。太さの違うものがジョイントでつなげられています。どうも見た目感覚的にジョイントを外して、一本だけ付ければ145MHz帯に合うのではないか? と、実験してみた結果がこの前のブログです。
実は、このページを参考にしました。
宮城県 28MHz AM & SSB & FM JR7EQW CB機
ジャンクの部屋
http://jr7eqw28855.sakura.ne.jp/2019.01.26.html
このOMさんは、エレメント付け足して28MHz用にしたという! いやいや、素晴らしいです!
http://jr7eqw28855.sakura.ne.jp/2020.07.03.html
久しぶりにデジコミで声を出してみました。モービルホイップに比較するとやはり高さもあるしFBでした。
WSPRというのは、交信はしないんですね。私の場合、基本、受信しています。どっかの局の信号を受信できたらインターネットに自動的にアップしてくれる。今日24時間で受信できた局を地図表示( http://wsprd.vk7jj.com/ )するとこうなりました。
南米以外、結構受信できています。ヨーロッパはWSPRやってる局も多いのだと思います。
受信だけではなく、たまには送信もします。私の場合、送信の割合を10%にしていまして、WSPRは1回の送信が2分ですから1時間30、その10%で3回くらいになります。
前回のブログでも書きましたが、WSPRっていうのはともかくSN比が半端なくすぐれていて、微弱な電波でも恐ろしいほど届くのです。ならばと、パワーをどんどん絞って特定小電力トランシーバーと同じ10mWで数日チャレンジ。レポートがあったのは国内と近場の国からだけでした。さすがにさびしいので、100mWにパワーアップ。アンテナは適当に張った30m程のロングワイヤーにアンテナチューナーAH-4です。この24時間で当局のビーコンを受信してくれたのがこれ。
500mWの時とあんまり変わらない感じです。アフリカ大陸アルジェリアの先にも届いています。アメリカのKFSという局は、素晴らしいロケーションにある受信専門の局のようです。
私が使っているのはFT8の時と同じでJTDXです。FT8をやっているならモードをWSPRに変更し、パワーをdBm表示でセットするだけです。ただ1W以上はヒンシュクもののような気がします。
使っているIC-7300Mでは、パワー設定を0%にしましたが、それでも100mWを軽く越えましたので、JTDX画面右のパワー設定スライドバーで調整しました。確認はミリワットのパワー計で行っています。
たった100mWの電波が、テキトーなアンテナから世界中に飛んでいっていることが本当に不思議でなりません。SSBだと1kWくらいに相当するのでしょうね。
今月号のCQ誌別冊「FT8運用マニュアル」を読んでいて、最も相対感度に優れているのがWSPRということで、ここ数日は0.5Wでやってみた。
ちなみにWSPRの2Wは、FT8だと20W、CWだと2000W、SSBだと25kWに相当するらしい。ホンマかいな。 https://www.qsl.net/kp4md/wsprmodes.htm
結構便利なサイトがあった。 http://wsprd.vk7jj.com/
現在朝の7時。現在からさかのぼって12時間の状況。0.5Wにロングワイヤーでもこんなに受信してくれている。
0.5Wもいらないかもしれない。他のサイトで、1Wあたりの距離ランキングをみていたら、1位の局は1mWの送信だ。0.5Wがハイパワーに思えてくるから可笑しい。
フィーバーという言葉も古くさく感じるんだけど、ともかく熱狂しているらしい。
先日、2,640円で販売されたこの本が、Amazonで熱狂価格なのである。
お、でも中には、定価の2,640円で新品も販売されているではないか!
と、思ったら、配送料2,440円とのことらしい。合計5,000円超えている。
安心、安全をPRしているようだけどねぇ。
https://www.cqcqde.com/fs/cqohm/radionoseisaku_2020
CQオームさんのサイトでは、予約受け付けている。「 9月末~10月初旬にはもう一回入荷しますのでご希望の方はご予約下さい」 とある。あっという間に売り切れたので、再出版するんでしょうね。
電波新聞社のお知らせにもこうある。
「皆様のご要望が想像以上に多く、初版の在庫は現在残っていない状態です。
現在、増刷に向けて準備を進めているところですので、今しばらくお待ちください。」
近いうち、またAmazonで普通に買えるのではないかな。
実は、定価でも結構良い値段だったので、買うつもり無かったのだけど、ちょっと心が動いているのであります。
追記
結局、アマゾンで定価で購入しました。
今、中古が新品より高いというヘンな状況です。
強烈な台風10号が来るというので、前のブログ通り高良山のレピーターを撤去しました。その際、ソーラーパネルまわりの劣化がひどく、新調することにしました。
ソーラーパネルと架台をここから注文。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kausmedia/
ところが、ソーラーパネルと架台のネジ穴が合わない。片方だけ合わせても、電源部分にひっかかってしまう。
説明書を良く読むと、何と、両面テープで貼り付けろとある。不良品かと思っていたが、そういうことだったのね。失礼しました。
しかし、10年はもたせようと考えているのに、両面テープのみでは心もとない。ということで、ソーラーパネルに穴を開けてネジ止めすることにした。
いい加減な作業なので、やりかぶる(失敗する)ことが多い。で、今回の失敗は、穴が貫通して下のソーラーパネル部分までドリルで傷つけてしまった。ちょっと敷物でもしておけばいいのに。
テスターで当たったら、0V。チーン お亡くなりになった。
やっちゃった。まぁ、安いからいいか、と涙目の自分に言い聞かせ、何気なくパネル裏のボックスを開けてみた。
何とまあ!どうしたことでしょう! これぞ中華クオリティーなのか。プラスラインが半田付けされていなかった。自由な身であった赤ラインは、はずれてしまっている。テスターで調べると問題なし。どうせ別コードを使うので、既存コードを外して半田し直し。
15日夕方、高良山へ。この場所は許可を得ているところです。(昔の勤務先)
今回は、単管パイプ2本でがっしり固定しました。
今まではアルミの収縮ポールで上に上げていましたが、風でゆらゆら、ゲートウェイとの間でQSBが発生していました。今回は少し低くなりましたが、QSBは無くなると思います。
ちなみにレピーター本体のブログはこちらです。
DJ-R200Dで新しいレピーターを製作